JP2001355317A - 新生瓦の補修塗装方法 - Google Patents
新生瓦の補修塗装方法Info
- Publication number
- JP2001355317A JP2001355317A JP2000175895A JP2000175895A JP2001355317A JP 2001355317 A JP2001355317 A JP 2001355317A JP 2000175895 A JP2000175895 A JP 2000175895A JP 2000175895 A JP2000175895 A JP 2000175895A JP 2001355317 A JP2001355317 A JP 2001355317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic solvent
- solvent
- coating
- paint
- modified acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
充分に浸透し、密着性、耐水性に優れた塗膜を形成で
き、かつ臭気の問題のない塗装方法を提供する。 【解決手段】 表面に塗装した塗膜が劣化した新生瓦を
補修塗装する方法であって、該劣化塗膜を有する新生瓦
の表面の劣化層を、必要に応じて除去した後、(A)シ
リコン変性アクリルポリオール、(B)ポリイソシアネ
ート化合物及び(C)有機溶剤を含有する塗料であっ
て、かつ該有機溶剤(C)が、脂肪族炭化水素系溶剤及
び高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系
溶剤を95重量%以上含有する有機溶剤である下塗塗料
を塗装し、ついで上記有機溶剤(C)として規定の有機
溶剤成分を溶媒とするか又は水性である上塗塗料を塗装
することを特徴とする新生瓦の補修塗装方法。
Description
した新生瓦の補修塗装方法に関する。
上げ層が劣化した新生瓦を補修塗装して塗り替える場合
には、サンダーによるケレン、水洗などにより、新生瓦
表面の劣化層を、必要に応じて除去し、下塗り塗装し、
乾燥後、上塗塗装を行う工程が一般に行われている。こ
の場合、下塗塗料としては、周辺住民への臭気による影
響を考慮して水性下塗塗料が一般に使用されている。
斜した屋根でのケレン作業は危険であり、ケレン精度の
悪い場合が多い。また、ケレン作業は騒音の問題がある
ため密集住宅地区では採用できず、水洗い、清掃だけ
で、次の塗装工程を行わざるを得ない場合もある。この
ように下地処理が充分でない場合、上記水性下塗塗料を
塗装すると、浸透力が小さいため、劣化層への浸透、固
化作用が不十分となって劣化層の層内凝集破壊を起こ
し、短期間で剥離事故が発生するといった問題があっ
た。
て、劣化層の除去などの下地処理が不十分な場合におい
ても劣化層に充分に浸透し固化して劣化層を補強でき、
基材である新生瓦への密着性、耐水性に優れた塗膜を形
成でき、しかも臭気の問題のない塗装方法を提供するこ
とである。
を達成するため鋭意検討を行った結果、シリコン変性ア
クリルポリオールとポリイソシアネート化合物との樹脂
系であって、弱溶剤を溶剤成分とする下塗塗料を塗装
し、ついで上塗塗装を行うことによって上記目的を達成
できることを見出し本発明を完成するに至った。
が劣化した新生瓦を補修塗装する方法であって、該劣化
塗膜を有する新生瓦の表面の劣化層を、必要に応じて除
去した後、(A)シリコン変性アクリルポリオール、
(B)ポリイソシアネート化合物及び(C)有機溶剤を
含有する塗料であって、かつ該有機溶剤(C)が、脂肪
族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族
炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95重量
%以上含有する有機溶剤である下塗塗料を塗装し、つい
で上記有機溶剤(C)として規定の有機溶剤成分を溶媒
とするか又は水性である上塗塗料を塗装することを特徴
とする新生瓦の補修塗装方法を提供するものである。
リルポリオール、(B)ポリイソシアネート化合物、
(C)有機溶剤、及び必要に応じてシランカップリング
剤を含有する塗料であって、かつ該有機溶剤(C)が、
脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳
香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95
重量%以上含有するものであることを特徴とする新生瓦
の補修塗装用下塗塗料を提供するものである。
クリルポリオール、(E)ポリイソシアネート化合物、
(F)着色顔料、(G)有機溶剤、及び必要に応じて有
機重合体微粒子を含有する塗料であって、かつ該有機溶
剤(G)が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以
上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素
系溶剤を95重量%以上含有するものであることを特徴
とする新生瓦の補修塗装用上塗塗料を提供するものであ
る。
説明する。
ート系瓦の総称で、乾式製法スレート瓦、フレキシブル
ボード瓦、化粧セメント瓦、天然スレート瓦、石綿スレ
ート瓦のことである。
ために化粧仕上げ層が形成されているが、経時で化粧仕
上げ層が劣化する。本発明方法は、その劣化層を有する
新生瓦の補修塗装(塗り替え)に関する。
に、必要に応じて、新生瓦表面の劣化層を除去する。劣
化層を除去する方法としては、サンダー掛け、高圧水
洗、ワイヤブラシでの手研ぎなどが挙げられる。劣化層
を除去することが補修塗装後の耐久性の面から好適であ
る。
層を除去した上記新生瓦の表面に下記の下塗塗料を塗装
する。
(A)、(B)及び(C)成分を含有する。
(1)アルコキシシリル基含有オルガノポリシロキサン
と水酸基含有アクリル樹脂とを脱アルコール反応させて
なる縮重合体、(2)オルガノポリシロキサン鎖と重合
性不飽和基を有するポリシロキサンマクロモノマーと他
の重合性不飽和単量体との共重合体などを挙げることが
できる。
シリル基含有オルガノポリシロキサンと水酸基含有アク
リル樹脂との配合比率は、前者/後者の重量比で、通
常、3/97〜50/50、好ましくは5/95〜30
/70の範囲内にあることが好適である。
サンマクロモノマーと他の重合性不飽和単量体との共重
合比率は、前者/後者の重量比で、通常、3/97〜5
0/50、好ましくは5/95〜30/70の範囲内に
あることが好適である。
は、水酸基価が20〜100mgKOH/gの範囲内に
あり、数平均分子量が10,000〜50,000の範
囲内にあることが好適である。
リルポリオール(A)の硬化剤として働くものであり、
ポリイソシアネート化合物(B)としては、例えば、リ
ジンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トリメチルヘキサンジイソシアネートなどの脂肪族
ジイソシアネート類;水素添加キシリレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、メチルシクロヘキ
サン−2,4(または2,6)−ジイソシアネート、
4,4´−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、1,3−(イソシアナトメチル)シクロヘキサン
などの環状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネ−ト、ジフェニル
メタンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート
類;リジントリイソシアネ−トなどの3価以上のポリイ
ソシアネートなどの如き有機ポリイソシアネートそれ自
体、又はこれらの各有機ポリイソシアネートと多価アル
コール、低分子量ポリエステル樹脂もしくは水等との付
加物、あるいは上記した如き各有機ジイソシアネート同
志の環化重合体(例えば、イソシアヌレート)、ビウレ
ット型付加物などが挙げられる。これらは、単独で又は
2種以上を組合せて使用することができる。
溶剤成分が有機溶剤(C)からなる。有機溶剤(C)
は、塗料組成物の各成分の均一溶解又は分散化、粘度調
整などの目的で使用される。有機溶剤(C)は、脂肪族
炭化水素系溶剤及び沸点150℃以上の高沸点芳香族炭
化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を、該有機溶
剤(C)中、95重量%以上含有するものである。
族炭化水素系溶剤の具体例としては、例えば、VM&P
ナフサ、ミネラルスピリット、ソルベント灯油、芳香族
ナフサ、ソルベントナフサ、ソルベッソ100、ソルベ
ッソ150、ソルベッソ200[「ソルベッソ」はエッ
ソ石油社の登録商標]、スワゾール310、スワゾール
1000、スワゾール1500[「スワゾール」はコス
モ石油社の登録商標]などの比較的溶解力の小さい脂肪
族系又は芳香族系炭化水素類;n−ブタン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソノナン、n−デ
カン、n−ドデカン、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロブタンなどの脂肪族炭化水素類などが用いら
れる。
肪族炭化水素系溶剤又は高沸点芳香族炭化水素系溶剤で
あることが最も好ましいが、有機溶剤中に、脂肪族炭化
水素系溶剤及び高沸点芳香族炭化水素系溶剤以外のその
他の有機溶剤を5%以下、好ましくは3%以下含有して
いてもよい。その他の有機溶剤量が増すと、溶剤臭の問
題が発生したり、塗り重ね時に旧塗膜のリフティングを
起こしやすくなるといった問題がある。
において、前記シリコン変性アクリルポリオール(A)
とポリイソシアネート化合物(B)との配合割合は、特
に制限されるものではないが、通常、両者の合計固形分
100重量部に基づき、固形分量で、シリコン変性アク
リルポリオール(A)が、60〜95重量部、好ましく
は65〜90重量部の範囲内にあり、ポリイソシアネー
ト化合物(B)が、5〜40重量部、好ましくは10〜
35重量部の下記の範囲内にあることが好適である。
(C)の含有量は、特に限定されるものではなく、塗料
状態や塗料粘度を適性範囲に保持できる量であればよ
く、通常、塗料中に20〜80重量%となる量である。
応じてシランカップリング剤を含有することができる。
このシランカップリング剤の具体例としては、例えば、
γ−N−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラ
ン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキル)エチルト
リメトキシシランなどを挙げることができる。シランカ
ップリング剤は、下塗塗膜の新生瓦との密着性向上など
に寄与することができる。シランカップリング剤の配合
量は、通常、下塗塗料中の樹脂固形分100重量部に対
して、通常10重量部以下、好ましくは5重量部以下の
範囲内にあることが塗面外観、塗料安定性などの観点か
ら適当である。
は、さらに必要に応じて、硬化触媒、着色顔料、体質顔
料、塗料用としてそれ自体既知の消泡剤、塗面調整剤、
流動性調整剤などの添加剤を含有していてもよい。
刷毛塗り、ローラー塗りなどそれ自体既知の塗装方法に
よって行うことができる。下塗塗料の塗布量は特に制限
されるものではないが、通常、乾燥塗膜量が30〜70
g/m2の範囲内にあることが好適である。塗布された
下塗塗料は下塗塗膜を形成するが、その一部は新生瓦の
内部に浸透し新生瓦の強度向上にも役立つことができ
る。塗布された下塗塗料膜は、通常、常温で2〜16時
間程度乾燥させることによって上塗塗料を塗装可能な状
態に乾燥させることができる。
層の除去などの下地処理が不十分な場合においても劣化
層に充分に浸透し固化して劣化層を補強でき、基材であ
る新生瓦への密着性、耐水性に優れた塗膜を形成でき、
しかも臭気の問題をなくすことができる。
おける有機溶剤(C)として規定した有機溶剤成分であ
るか、又は水性である塗料であって、上塗塗膜として必
要な塗膜性能、塗膜外観を有する塗膜を形成可能な塗料
であれば、特に制限なく使用することができる。本発明
方法における上塗塗料は、上記特定の有機溶剤である
か、又は水性であるので臭気の問題のないものである。
アクリルポリオール(D)、ポリイソシアネート化合物
(E)、着色顔料(F)、有機溶剤(G)を含有する本
発明の上塗塗料が下塗塗膜との密着性、塗膜性能などの
面から好適である。
しては、前記下塗塗料におけるシリコン変性アクリルポ
リオール(A)として使用可能なシリコン変性アクリル
ポリオールを同様に使用することができる。
は、前記下塗塗料におけるポリイソシアネート化合物
(B)として使用可能なポリイソシアネート化合物を同
様に使用することができる。
自体既知の着色顔料を挙げることができ、具体例とし
て、例えばキナクリドンレッド等のキナクリドン系、ピ
グメントレッド等のアゾ系、フタロシアニンブル−、フ
タロシアニングリ−ン、ペリレンレッド等のフタロシア
ニン系等の有機顔料、酸化チタン、カ−ボンブラック等
の無機顔料、アルミニウムフレ−ク、銅フレ−ク、真鍮
フレ−ク等のメタリック系顔料等を挙げることができ
る。
おける有機溶剤(C)として記載した、脂肪族炭化水素
系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族炭化水素系
溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95重量%以上含有
する有機溶剤が使用される。
合体微粒子を含有することができる。有機重合体微粒子
としては、例えば、非水分散重合法による有機重合体微
粒子、水性エマルション重合による内部架橋樹脂微粒子
などを挙げることができる。
て、硬化触媒、体質顔料、塗料用としてそれ自体既知の
消泡剤、塗面調整剤、流動性調整剤などの添加剤を含有
していてもよい。
刷毛塗り、ローラー塗りなどそれ自体既知の塗装方法に
よって行うことができる。下塗塗料の塗布量は特に制限
されるものではないが、通常、乾燥塗膜量が30〜70
g/m2の範囲内にあることが好適である。塗布された
上塗塗料膜は、通常、常温で4〜16時間程度乾燥させ
ることによって硬化させることができる。
する。以下、「部」及び「%」は特に断りのない限り、
いずれも重量基準によるものとする。
(株)製、シリコン変性アクリルポリオール、固形分5
0%)40部、ミネラルスピリット60部及び「バーノ
ックDN−990S」(大日本インキ化学工業(株)
製、ポリイソシアネート化合物、固形分100%)10
部を混合し、下塗塗料(U−1)を調製した。
0」(東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製、シラ
ンカップリング剤、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン)1部、ミネラルスピリット59部及び「バ
ーノックDN−990S」10部を混合し、下塗塗料
(U−2)を調製した。
(株)製、シリコン変性アクリルポリオール、固形分5
0%)70部、ミネラルスピリット20部及び着色顔料
10部(チタン白5部とベンガラ3部とカーボンブラッ
ク2部からなる)を混合分散し、このものに「バーノッ
クDN−990S」(大日本インキ化学工業(株)製、
ポリイソシアネート化合物、固形分100%)20部を
混合し、ブラウン色の上塗塗料(T−1)を調製した。
た。この補修塗装方法において使用した試験素材、素地
調製方法、下塗塗料、上塗塗料は下記のとおりである。
れた新生瓦 (2)素地調製方法:(A)、(B)2種 素地調製方法(A)は、高圧水洗処理(圧力:10MP
a、水量:10L/分)、素地調製方法(B)は、手水
洗処理(ワイヤブラシで軽ケレン) (3)下塗塗料:実施例1の下塗塗料(U−1)、実施
例2の下塗塗料(U−2)及び(U−3)(注1)の3
種 (4)上塗塗料:実施例3の上塗塗料(T−1)、(T
−2)(注2)の2種。
る。
製、商品名「アクアシリコンシーラー」(アクリルシリ
コン系水性下塗塗料) (注2)(T−2):関西ペイント(株)製、商品名
「アクアヤネシリコン」、アクリルシリコン系水性上塗
塗料、塗色はブラウン色。
素地調整された試験素材へ下塗塗料を中毛ローラーで、
約50g/m2の乾燥塗膜量にて1回塗り塗装し、室温
で4時間放置して乾燥させた後、上塗塗料を中毛ローラ
ーで、1回の乾燥塗膜量約90g/m2にて2回塗り塗
装(乾燥塗膜量合計約180g/m2)し、室温(約2
0℃)で7日間乾燥させて試験塗板を得た。
に基づいて各種試験を行った。試験結果を後記表1に示
す。
スカット傷(60度で交差する長さ約6cmの傷)を入
れ、クロスカット傷部分にガムテープを貼着し、瞬時に
剥がしたときの塗膜外観を下記基準により評価した。ま
た、試験塗板を水中に3日間浸漬した浸水塗板について
も同様にクロスカット傷を入れ、付着性試験を行った。 ○:塗膜の剥離が認められず良好、 ×:塗膜の剥離が認められる。
間浸漬した後、引き上げて塗膜の剥離状況を調べ、下記
基準にて評価した。 ○:塗膜にワレ、剥離、フクレ、変色などの異常が認め
られない、 ×:塗膜に異常が認められる。
909 5.9に準じ、〔(約20℃の水中18時間浸
漬)−(約−20℃の恒温槽で3時間冷却)−(約50
℃の恒温槽で3時間加温)〕を1サイクルとして10サ
イクル試験を行い、下記基準にて評価した。 ○:塗膜にワレ、剥離、フクレ、変色などの異常が認め
られない、 ×:塗膜に異常が認められる。
66A法に準じ、100サイクル試験を行い、下記基準
にて評価した。 ○:塗膜にワレ、剥離、フクレ、変色などの異常が認め
られない、 ×:塗膜に異常が認められる。
る。 (注3):塗膜の剥離がみられ、剥離箇所は新生瓦表面
と下塗塗膜との間である。
において、劣化層の除去などの下地処理が不十分な場合
においても劣化層に充分に浸透し固化して劣化層を補強
でき、基材である新生瓦への密着性、耐水性に優れた塗
膜を形成でき、しかも臭気の問題のない塗装方法を提供
することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に塗装した塗膜が劣化した新生瓦を
補修塗装する方法であって、該劣化塗膜を有する新生瓦
の表面の劣化層を、必要に応じて除去した後、 (A)シリコン変性アクリルポリオール、 (B)ポリイソシアネート化合物及び (C)有機溶剤を含有する塗料であって、かつ該有機溶
剤(C)が、脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以
上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素
系溶剤を95重量%以上含有する有機溶剤である下塗塗
料を塗装し、ついで上記有機溶剤(C)として規定の有
機溶剤成分を溶媒とするか又は水性である上塗塗料を塗
装することを特徴とする新生瓦の補修塗装方法。 - 【請求項2】 上記下塗塗料が、さらにシランカップリ
ング剤を含有するものである請求項1記載の塗装方法。 - 【請求項3】 上記上塗塗料が、 (D)シリコン変性アクリルポリオール、 (E)ポリイソシアネート化合物、 (F)着色顔料、 (G)有機溶剤、及び必要に応じて有機重合体微粒子を
含有する塗料であって、かつ有機溶剤(G)が、脂肪族
炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族炭
化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95重量%
以上含有するものであることを特徴とする請求項1又は
2記載の塗装方法。 - 【請求項4】 (A)シリコン変性アクリルポリオー
ル、 (B)ポリイソシアネート化合物、 (C)有機溶剤、及び必要に応じてシランカップリング
剤を含有する塗料であって、かつ該有機溶剤(C)が、
脂肪族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳
香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95
重量%以上含有するものであることを特徴とする新生瓦
の補修塗装用下塗塗料。 - 【請求項5】 (D)シリコン変性アクリルポリオー
ル、 (E)ポリイソシアネート化合物、 (F)着色顔料、 (G)有機溶剤、及び必要に応じて有機重合体微粒子を
含有する塗料であって、かつ該有機溶剤(G)が、脂肪
族炭化水素系溶剤及び沸点148℃以上の高沸点芳香族
炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を95重量
%以上含有するものであることを特徴とする新生瓦の補
修塗装用上塗塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000175895A JP4707211B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 新生瓦の補修塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000175895A JP4707211B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 新生瓦の補修塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001355317A true JP2001355317A (ja) | 2001-12-26 |
JP4707211B2 JP4707211B2 (ja) | 2011-06-22 |
Family
ID=18677697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000175895A Expired - Lifetime JP4707211B2 (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 新生瓦の補修塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4707211B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014112946A1 (en) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | Esuan Concept Pte Ltd | Coating compound for resurfacing damaged wall/tiles and the method of using the same |
JP2017534710A (ja) * | 2014-09-24 | 2017-11-24 | ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBASF Coatings GmbH | サーフェーサーコートを製造するために適切なコーティング組成物用接着促進剤 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5815566A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-28 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | スレ−ト用塗料 |
JPS60171280A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-04 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 瓦の塗装方法 |
JPS63234068A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-09-29 | Nippon Paint Co Ltd | 被覆組成物 |
JPH03243675A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-30 | Hitachi Chem Co Ltd | 塗料用ウレタン系樹脂組成物 |
JPH041254A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-06 | Dainippon Ink & Chem Inc | 塗料用樹脂組成物 |
WO1994006870A1 (en) * | 1992-09-24 | 1994-03-31 | Kansai Paint Co., Ltd. | Finish coating composition and method of forming its coating film |
JPH07304842A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 樹脂組成物 |
JPH08253542A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-10-01 | Showa Denko Kk | ビニル共重合体樹脂組成物、コーティング剤および該コーティング剤から塗布形成された被膜 |
JPH11106470A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 硬化性組成物及びこれを用いた塗料 |
-
2000
- 2000-06-12 JP JP2000175895A patent/JP4707211B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5815566A (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-28 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | スレ−ト用塗料 |
JPS60171280A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-04 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 瓦の塗装方法 |
JPS63234068A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-09-29 | Nippon Paint Co Ltd | 被覆組成物 |
JPH03243675A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-30 | Hitachi Chem Co Ltd | 塗料用ウレタン系樹脂組成物 |
JPH041254A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-06 | Dainippon Ink & Chem Inc | 塗料用樹脂組成物 |
WO1994006870A1 (en) * | 1992-09-24 | 1994-03-31 | Kansai Paint Co., Ltd. | Finish coating composition and method of forming its coating film |
JPH07304842A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-21 | Dainippon Ink & Chem Inc | 樹脂組成物 |
JPH08253542A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-10-01 | Showa Denko Kk | ビニル共重合体樹脂組成物、コーティング剤および該コーティング剤から塗布形成された被膜 |
JPH11106470A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 硬化性組成物及びこれを用いた塗料 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014112946A1 (en) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | Esuan Concept Pte Ltd | Coating compound for resurfacing damaged wall/tiles and the method of using the same |
JP2017534710A (ja) * | 2014-09-24 | 2017-11-24 | ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBASF Coatings GmbH | サーフェーサーコートを製造するために適切なコーティング組成物用接着促進剤 |
US10870764B2 (en) | 2014-09-24 | 2020-12-22 | Basf Coatings Gmbh | Adhesion promoter for coating compositions suitable for producing surfacer coats |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4707211B2 (ja) | 2011-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5261089B2 (ja) | リコート用水性プライマー及び塗膜形成方法 | |
JPH08512338A (ja) | 水性の二成分系ポリウレタン被覆剤、その製造法および重ね塗り塗装の製造法の際の該被覆剤の使用 | |
CN106459365B (zh) | 用于金属和塑料基底的可选择性剥离涂层 | |
JP4625498B2 (ja) | 改善した層間接着を有するポリウレタンコーティング | |
JP5059288B2 (ja) | 水性塗料組成物 | |
JP2001355317A (ja) | 新生瓦の補修塗装方法 | |
US20120269964A1 (en) | Method for the spot repair of scrath-resistant paint films | |
JP3768838B2 (ja) | 水性塗料組成物及びこれを用いた塗装仕上げ方法 | |
JP3262658B2 (ja) | 建築外装用汚れ防止上塗り塗膜の形成方法 | |
JPH01282174A (ja) | コンクリート素地面の被覆方法 | |
JP2004076008A (ja) | 下塗材組成物及びこれを用いた塗装方法 | |
JP2009155396A (ja) | クリヤー塗料組成物及び複層塗膜形成方法 | |
JP2512907B2 (ja) | 塗装法 | |
JP4942983B2 (ja) | 塗料用組成物、塗料、塗料用キットおよび塗装物品 | |
JPH10316923A (ja) | 塗り替え用水性塗料および塗り替え方法 | |
JP2002113418A (ja) | 塗膜の部分補修方法 | |
JP4050852B2 (ja) | 打放しコンクリートの化粧仕上げ方法 | |
JP2004089784A (ja) | 複層塗膜形成方法 | |
JPH01294895A (ja) | 電着塗装方法 | |
JP3863709B2 (ja) | クリヤー塗料組成物、塗膜形成方法および積層塗膜 | |
JPS6261679A (ja) | 鋼材塗装方法 | |
JP2944124B2 (ja) | 自動車車体の再塗装方法 | |
JP2001058156A (ja) | 塗膜の部分補修方法 | |
JPS58112073A (ja) | 自動車補修塗装方法 | |
JP2022186298A (ja) | 水性塗料組成物および塗装物品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090409 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101019 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4707211 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |