JP2001354343A - 帯状物のロール体及びプリンタ並びに印字方法 - Google Patents

帯状物のロール体及びプリンタ並びに印字方法

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JP2001354343A
JP2001354343A JP2000178008A JP2000178008A JP2001354343A JP 2001354343 A JP2001354343 A JP 2001354343A JP 2000178008 A JP2000178008 A JP 2000178008A JP 2000178008 A JP2000178008 A JP 2000178008A JP 2001354343 A JP2001354343 A JP 2001354343A
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printer
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Masanori Otsuka
正則 大塚
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Sato Corp
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Publication date
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/009Detecting type of paper, e.g. by automatic reading of a code that is printed on a paper package or on a paper roll or by sensing the grade of translucency of the paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/182Identification means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2701/00Handled material; Storage means
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字に関する各種設定や、品質保証期間等の管
理を自動で行うことのできる帯状物のロール体及びプリ
ンタ並びに印字方法を提供する。 【解決手段】本発明に係るロール体22は、巻き芯24
に帯状ラベル20を巻回して構成され、巻き芯24の内
部にICチップ42とアンテナ44が配設される。IC
チップ42には、帯状ラベル20に関する情報が記憶さ
れ、該情報は、プリンタ10の供給部12に設けたアン
テナ46を介して読み取られる。プリンタ10は、この
情報に基づいて、印字に関する各種設定や、品質保証期
間等の管理を自動で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの各種設定
を自動で行うための帯状物のロール体及びプリンタ並び
に印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラベルに印字するプリンタは、通常、帯
状ラベルのロール体を供給部に装着する。帯状ラベルの
ロール体は、厚紙等から成る筒状の巻き芯に帯状ラベル
をロール状に巻回したものである。この帯状ラベルは、
供給部から繰り出され、サーマルヘッド等を有する印字
部において印字される。
【0003】ところで、前記帯状ラベルのラベル基材
は、クラフト紙、上質紙等の紙基材、プラスチックフィ
ルム等、多種にわたっており、ラベル基材の種類に応じ
て印刷適正が異なっている。
【0004】例えば、上質紙の表面に顔料を塗布したコ
ート紙は、上質紙よりも表面が平滑であり、印刷適正は
上質紙よりも良い。したがって、コート紙に最適な印字
速度や印字濃度の設定で上質紙に印字すると、印字不良
を発生することになる。そこで、従来のプリンタは、帯
状ラベルのロール体をプリンタの供給部に装着した後、
帯状ラベルのラベル基材の種類に応じて、印字速度、印
字濃度等を設定し直す必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタでは、多種にわたるラベル基材の種類を作業者
が確認して各種設定を行うため、設定作業に多大な時間
を費やしていた。
【0006】また、従来のプリンタは、その設定を間違
えた際に、それを検出することができず、多くの印字不
良を発生することがあった。
【0007】さらに、従来のプリンタは、インキや帯状
ラベルの品質保証期間を管理する手段がないため、品質
保証期間を過ぎたインキや帯状ラベルを使用した、印字
品質の劣る不良品を発生することもあった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、印字に関する各種設定や、品質保証期間等の管
理を自動で行うことのできる帯状物のロール体及びプリ
ンタ並びに印字方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記目的を達成するために、芯部材に巻回された帯状物の
ロール体において、前記帯状物に関する情報を記憶する
記憶手段を、前記芯部材に設けたことを特徴としてい
る。
【0010】請求項2記載の発明は前記目的を達成する
ために、芯部材に巻回された帯状物のロール体を装着
し、該ロール体から前記帯状物を繰り出して印字を行う
プリンタであって、前記芯部材に設けられ、前記帯状物
に関する情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶
した情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が
読み取った情報に基づいて、印字に関する各種設定を行
う制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は前記目的を達成する
ために、芯部材に巻回された帯状物のロール体から該帯
状物を繰り出して印字するプリンタにおいて、前記芯部
材に設けられ、帯状物に品質保証期間を記憶する記憶手
段と、該記憶手段に記憶した品質保証期間を読み取る読
み取り手段と、該読み取り手段が読み取った品質保証期
間が過ぎたか否かを判断する判断手段と、該判断手段が
品質保証期間が過ぎたと判断した際に警告する警告手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0012】本発明によれば、帯状物の情報を記憶する
記憶手段(例えばICチップ)を、ロール体の芯部材に
設けたので、記憶手段から前記情報を読み取ることによ
り、プリンタの各種設定や品質保証期間の管理を自動で
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る帯状物のロール体及びプリンタ並びに印字方法の好ま
しい実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本実施の形態のプリンタ10の全
体構造を示す概略構造図である。同図に示すように、プ
リンタ10は、供給部12と印字部14を備えている。
【0015】供給部12は、固設された円柱状の固定軸
16と、該固定軸16に回動自在に支持された筒状の回
転筒18とから成り、この回転筒18に帯状ラベル20
のロール体22が装着される。ロール体22は、後に詳
説するが、巻き芯24の回りに帯状ラベル20をロール
状に巻回したものである。帯状ラベル20は、印字部1
4のプラテンローラ26を回転駆動することにより供給
部12から繰り出され、ガイドローラ30にガイドされ
て印字部14に送り出される。
【0016】印字部14は、対向配置されたプラテンロ
ーラ26とサーマルヘッド28とから成り、このプラテ
ンローラ26とサーマルヘッド28との間に前記帯状ラ
ベル20とインクリボン34が供給される。インクリボ
ン34は、供給リール36にロール状に巻回されて装着
され、巻き取りリール38を回転駆動することにより、
プラテンローラ26とサーマルヘッド28の間を通って
巻き取りリール38に巻き取られる。上記の如く構成さ
れた印字部14は、サーマルヘッド28の発熱素子を発
熱・冷却制御することにより、インクリボン34を溶融
し、溶融したインキを帯状ラベル20に熱転写して印字
する。印字する際の印字速度は、プラテンローラ26の
回転速度を制御することにより調節され、また、印字濃
度は、サーマルヘッド28の各発熱素子に印加する印加
エネルギーを制御することにより調節される。図1の符
号32は、台紙20B(図2参照)に印字されたマーク
21を検出するセンサであり、該センサ32がマーク2
1を検出したタイミングに基づいて印字が行われる。な
お、印字部14の印字方式は、熱転写式に限定するもの
ではなく、感熱式やインクジェット式であってもよい。
また、印字部14と取出口40との間に切断装置(不図
示)を設け、該切断装置で帯状ラベル20を切断して取
出口40から繰り出してもよい。また、台紙付きの帯状
ラベルを用いた場合には、印字部14と取出口40との
間に剥離板(不図示)を設け、該剥離板によって台紙を
転向させ、台紙から剥離した帯状ラベル20を取出口か
ら繰り出してもよい。
【0017】図2は、本発明の特徴部分である、帯状ラ
ベル20のロール体22と、プリンタ10の供給部12
とを示す斜視図である。同図に示すように、ロール体2
2は、帯状ラベル20を巻き芯24に巻回して構成され
る。
【0018】帯状ラベル20は、該帯状ラベル20の基
本を成すラベル基材20Aと、該ラベル基材20Aの裏
面に粘着剤層(不図示)を介して仮着された台紙20B
とから構成される。ラベル基材20Aとしては、例え
ば、クラフト紙、上質紙等の紙基材や、これらをポリエ
チレンフィルム等でラミネートしたもの、さらにはプラ
スチックフィルム等が使用される。また、ラベル基材2
0Aの表面には、必要に応じて商品名、コード、金額、
年月日、社名、応募要項等の印刷が予め施される。な
お、帯状ラベル20は、上述した構成に限定されず、例
えば、帯状の台紙20Bに複数のラベル片を所定の間隔
で仮着した構成でもよい。また、ラベル基材20Aの表
面に剥離剤を塗布して剥離剤層を形成し、台紙を用いず
に巻き芯24に巻回した構造でもよい。
【0019】巻き芯24は、図3に示すように、内筒2
4Aと外筒24Bとを重ね合わせた2重構造の円筒状に
形成される。内筒24Aは、非金属の材質、例えば厚紙
から成り、この内筒24Aと外筒24Bとの間に、IC
チップ42とアンテナ44とが配設される。アンテナ4
4は、リング状に形成され、内筒24Aの回りに全周に
わたって配置される。ICチップ42は、アンテナ44
に接続され、MPU、通信手段、RAM等の機能を備え
ている(図5参照)。
【0020】一方、供給部12の回転筒18は、非金属
の材質、例えば、プラスチックから成り、軸受け(不図
示)を介して固定軸16に回転自在に支持される。固定
軸16の周りには全周にわたってリング状のアンテナ4
6が配置され、該アンテナ46は、プリンタ10の制御
部本体(不図示)に接続される。
【0021】この供給部12に、前記ロール体22を装
着すると、アンテナ44とアンテナ46との間には、非
金属の内筒24A、回転筒18のみが配置される。した
がって、アンテナ44、46の間で電波を介して信号を
送受信することができる。なお、アンテナ44、46の
形状は、リング状に限定されず、例えばC字状でもよ
い。
【0022】図4は、インクリボン34の供給リール3
6を示す斜視図である。同図に示すように、インクリボ
ン34は帯状に形成され、供給リール36に巻回されて
いる。供給リール36の側板36Aには、凸部36Bが
円柱状に突出形成される。この凸部36Bを支持部材4
8に係合することにより、供給リール36は支持部材4
8に回動自在に支持される。
【0023】前記側板36Aには、ICチップ50とア
ンテナ52が組み込まれている。アンテナ52はC字状
に形成され、その両端部がICチップ50に接続され
る。
【0024】一方、支持部材48には、矩形状のアンテ
ナ54が設けられている。アンテナ54は、前記アンテ
ナ52と対向する位置に配設され、プリンタ10の制御
部本体(不図示)に接続される。これにより、供給リー
ル36を支持部材48に装着すると、アンテナ52、5
4の間で電波を介して信号を送受信することができる。
なお、アンテナ52、54の形状は、上述したものに限
定されず、アンテナ52を矩形状に形成したり、アンテ
ナ54を環状に形成してもよい。
【0025】図5は、プリンタ10、ロール体22、供
給リール36の要部を示すブロック図である。
【0026】同図に示すように、プリンタ10の制御部
本体を構成するCPU56は、バス58を介してROM
60、RAM62と接続される。ROM60にはプログ
ラムデータが記憶され、RAM62には各種メモリのエ
リアが形成される。
【0027】また、CPU56は、ヘッドコントローラ
64に接続され、このヘッドコントローラ64によって
サーマルヘッド28の発熱素子(不図示)に付加する印
加エネルギーが制御される。
【0028】また、CPU56は、バス58を介して駆
動制御コントローラ66に接続され、この駆動制御コン
トローラ66によってモータドライバ68が制御され、
パルスモータ70が駆動される。これにより、プラテン
ローラ26の回転速度を制御し、帯状ラベル20の送り
速度、即ち、印字速度を調節することができる。
【0029】前記駆動制御コントローラ66は、A/D
変換器72を介してセンサ32に接続されており、セン
サ32が台紙20Bのマーク21を検出したタイミング
に基づいて前記パルスモータ70を駆動する。
【0030】また、CPU56は、通信手段76を介し
て前記アンテナ46に接続されるとともに、通信手段7
7を介して前記アンテナ54に接続され、これらのアン
テナ46、54を介して信号を送受信する。
【0031】一方、ロール体22に設けたICチップ4
2は、マイクロプロセッサ(MPU)78を備えてい
る。このMPU78はバス80を介してRAM82に接
続され、RAM82には帯状ラベル20に関する情報が
記憶される。ここで、帯状ラベル20に関する情報と
は、ラベル基材20Aの種類、帯状ラベル20の大きさ
や厚さ、商品保証期間などである。MPU76は、通信
手段84を介して前記アンテナ44に接続され、該アン
テナ44を介してアンテナ46に信号を送受信する。な
お、前記通信手段84には、同調コンデンサ(不図示)
が設けられており、この同調コンデンサによって電波の
周波数と通信手段84の回路とを共振させて大きな出力
を得ている。
【0032】供給リール36に設けたICチップ50
も、ICチップ42と同様に構成され、MPU86がバ
ス88を介してRAM90に接続される。RAM90に
は、インクリボン34に関する情報、例えば、インキの
種類や品質保証期間等が記憶される。また、MPU86
は、同調コンデンサを有する通信手段92を介して前記
アンテナ52に接続され、該アンテナ52からアンテナ
54に信号を送受信する。
【0033】次に上記の如く構成されたプリンタ10の
作用について説明する。
【0034】ラベル基材20Aやインクリボン34のイ
ンキは、種類が多種にわたっており、この種類によって
印刷適正も異なっている。したがって、ラベル基材20
Aやインキの種類に応じて、印字に関する各種設定を変
える必要がある。本実施のプリンタ10は、帯状ラベル
20のロール体22を供給部12に装着し、インクリボ
ン34の供給リール36を支持部材48に装着すること
により、自動的に各種設定が行われる。
【0035】即ち、帯状ラベル20のロール体22を供
給部12に装着すると、供給部12に設けたアンテナ4
6の通信可能範囲内に、ロール体22に設けたアンテナ
44が配置される。これにより、プリンタ10のCPU
56と、ロール体22のMPU78とが通信可能な状態
になり、帯状ラベル20の情報がロール体22のMPU
78からプリンタ10のCPU56にアンテナ44、4
6を介して送信される。
【0036】同様に、インクリボン34の供給リール3
6を支持部材48に取り付けると、アンテナ52、54
を介してCPU56とMPU86とが通信可能になり、
インクリボン34の情報が自動的にCPU56に送信さ
れる。
【0037】CPU56は、帯状ラベル20やインクリ
ボン34に関する情報を受信すると、この情報をRAM
62に記憶するとともに、この情報に応じた設定に自動
的に変更する。即ち、ラベル基材20Aの種類やインキ
の種類に応じて、プラテンローラ26の回転速度を適正
な範囲に設定するとともに、サーマルヘッド28の発熱
素子への印加エネルギーを適正な範囲に設定する。これ
により、帯状ラベル20やインクリボン34に応じた、
適切な印字速度、適切な印字濃度で印字が行われる。
【0038】また、プリンタ10のCPU56は、帯状
ラベル20の情報、インクリボン34の情報、入力され
た印字データの情報を照合し、各種検証を行う。例え
ば、インクリボン34のインキの種類とラベル基材20
Aの種類とを照合し、その組み合わせが適切かどうかを
検証する。そして、印字に適さない組み合わせの場合に
は、警告音や警告表示等により作業者に警告する。ま
た、帯状ラベル20のサイズと、印字データのサイズを
照合し、印字データのサイズが帯状ラベル20のサイズ
よりも大きい場合には、警告音や警告表示によって作業
者に警告する。これにより、印字不良の発生を防止する
ことができる。
【0039】また、CPU56は、インクリボン34や
帯状ラベル20の品質保証期間が過ぎた場合に、警告音
や警告表示等によって作業者に警告する。これにより、
品質保証期間が過ぎて性能が落ちたインクリボン34や
帯状ラベル20の使用を防止することができ、印字品質
の劣る不良品の発生を防止できる。
【0040】このように本実施の形態のプリンタ10
は、帯状ラベル20の情報を記憶したICチップ42を
ロール体22に設けるとともに、インクリボン34の情
報を記憶したICチップ50を供給リール36に設け、
これらのICチップ42、50から前記情報を読み取る
ようにしたので、ロール体22や供給リール36を装着
するだけで、その帯状ラベル20やインクリボン34に
適した設定を自動的に行うことができる。したがって、
作業者が、印字に関する各種設定を行う必要がないの
で、設定作業を含めた印字準備を短時間で行うことがで
きる。また、各種設定を自動で行うので、正確に設定す
ることができ、設定ミスに伴う印字不良の発生を防止す
ることができる。
【0041】また、プリンタ10は、巻き芯24の内部
にICチップ42やアンテナ44を配設し、供給リール
36の側板36AにICチップ50やアンテナ52を組
み込んだので、ICチップ42、50やアンテナ44、
52の設置スペースが不要である。したがって、プリン
タ10を大きくすることなく、各種設定の自動化を図る
ことができる。
【0042】また、プリンタ10は、帯状ラベル20の
情報、インクリボン34の情報、印字データ等を照合
し、検証するので、不適合な帯状ラベルやインクリボン
の装着を防止することができる。
【0043】さらに、プリンタ10は、帯状ラベル20
やインクリボン34の品質保証期限を管理しているの
で、品質保証期限切れに伴う印字不良の発生も防止する
ことができる。
【0044】なお、アンテナ44、46の形状や配置
は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、ア
ンテナ44、46を介して信号を送受信できる形状や配
置であればよい。例えば、図4に示したインクリボン3
4の供給リール36のように、巻き芯24の側面にアン
テナ44を配置し、これと対向するような位置にアンテ
ナ46を配置してもよい。
【0045】また、図6に示すように、巻き芯24の軸
方向に沿って直線状のアンテナ94を配設するととも
に、固定軸16の軸に沿って直線状のアンテナ95を、
非金属の固定軸16の内部に配設してもよい。このよう
な形状及び配置のアンテナ94、95は、その間隔が常
に等しいので、安定して情報を送受信できる。
【0046】また、供給部12の内部にアンテナ46を
設ける代わりに、図7に示すように、ロール体22の外
側にアンテナ96を配設してもよい。なお、図7に示し
た巻き芯24は、内筒24Aと内筒24Bが樹脂等によ
って一体形成された例である。また、図7に示した供給
部は、回転自在に支持された円柱状の回転軸97によっ
てロール体22を支持する例である。この回転軸97
は、側面に突出形成した凸部98を本体側に係合するこ
とにより、回転自在に支持される。
【0047】供給リール36に設けたアンテナ52、支
持部材48に設けたアンテナ54も、上述したアンテナ
44、46と同様、送受信可能な限り、任意の形状、任
意の配置にしてよい。
【0048】また、上述したプリンタ10は、ICチッ
プ42、50から帯状ラベル20やインクリボン34の
情報を読み取るだけであったが、使用日時や使用量の履
歴をICチップ42、50に書き込んでもよい。これに
より、帯状ラベルの残量等を管理することもできる。
【0049】なお、本発明は、芯部材に帯状物を巻回し
たロール体全てに適用することができる。したがって、
帯状物は、前述した帯状ラベル20やインクリボン34
に限定するものではなく、粘着剤層のない印字用紙や、
金属ウェブ等であってもよい。この場合にも、印字用紙
や金属ウェブの材質、大きさ、品質保証期限等を記憶す
ることにより、これらのロール体を装着する装置の設定
を自動化できる。また、帯状ラベル20のロール体を装
着して使用する装置も、上述したプリンタ10に限定さ
れるものではなく、例えば、金属ウェブを表面処理して
所定長さに切断する加工装置等に適用してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、帯
状物の情報を記憶する記憶手段をロール体の芯部材に設
け、該記憶手段から前記情報を読み取るようにしたの
で、帯状物の種類や大きさに適した設定を自動で行うこ
とができるとともに、品質保証期間等の管理を確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの全体構造を示す概略構
造図
【図2】帯状ラベルのロール体、及びプリンタの供給部
を示す斜視図
【図3】図2のロール体、供給部の構造を示す分解図
【図4】インクリボンの供給リールを示す斜視図
【図5】図1のプリンタの要部を示すブロック図
【図6】図3と異なる構造の帯状ラベルのロール体を示
す斜視図
【図7】図2と異なる構造の供給部を示す斜視図
【符号の説明】
10…プリンタ、12…供給部、14…印字部、24…
巻き芯、26…プラテンローラ、28…サーマルヘッ
ド、34…インクリボン、36…供給リール、42、5
0…ICチップ、44、46、52、54、94、9
5、96…アンテナ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯部材に巻回された帯状物のロール体にお
    いて、 前記帯状物に関する情報を記憶する記憶手段を、前記芯
    部材に設けたことを特徴とする帯状物のロール体。
  2. 【請求項2】芯部材に巻回された帯状物のロール体から
    該帯状物を繰り出して印字するプリンタにおいて、 前記芯部材に設けられ、前記帯状物に関する情報を記憶
    する記憶手段と、 該記憶手段に記憶した情報を読み取る読み取り手段と、 該読み取り手段が読み取った情報に基づいて、印字に関
    する各種設定を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】芯部材に巻回された帯状物のロール体から
    該帯状物を繰り出して印字するプリンタにおいて、 前記芯部材に設けられ、帯状物に品質保証期間を記憶す
    る記憶手段と、 該記憶手段に記憶した品質保証期間を読み取る読み取り
    手段と、 該読み取り手段が読み取った品質保証期間が過ぎたか否
    かを判断する判断手段と、 該判断手段が品質保証期間が過ぎたと判断した際に警告
    する警告手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】前記帯状物は、ラベル、タグ、インクリボ
    ン等の印字媒体であることを特徴とする請求項2又は3
    記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】芯部材に巻回された帯状物のロール体から
    該帯状物を繰り出して印字する印字方法において、 前記芯部材に設けた記憶手段から、前記帯状物の品質保
    証期間を読み取り、該読み取った帯状物の品質保証期間
    が過ぎたか否かを判断し、品質保証期間が過ぎたと判断
    した際に警告することを特徴とする印字方法。
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