JP2009086650A - 情報処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内部の部品に関する情報と用紙に関する情報とを共通の情報読取手段を用いて取得することにより、情報読取手段の個数を削減し、コストを低減できるようにする。
【解決手段】第1RFID102は、トナーボトル101に関する情報を記憶する不揮発性メモリを具備し、その近傍にはRFID情報読取部103が設けられ、第1RFID102との間で非接触にて通信を行う不図示のアンテナ(第1のアンテナ)が接続されている。第2RFID104は、用紙105の特性に関する情報を記憶する不揮発性メモリを具備し、用紙105を包装するパッケージ106に添付されている。用紙105をセットする給紙トレイ107a,107bには、第2RFID104との間で非接触にて通信を行うアンテナ109a,109b(第2のアンテナ)が配置され、RFID情報読取部103にそれぞれ接続され、これらを切り替えながら情報を取得し、自動設定が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置および画像形成装置に関し、詳細には、RFIDの不揮発性メモリに記憶された装置部品に関する情報および対象装置が使用する用品特性に関する情報を共通の情報読取手段を用いて取得する情報処理装置および画像形成装置に関する。
近年、物流や在庫管理などを簡素化するため、商品に非接触の不揮発性記憶手段を添付することが増えてきている。例えば、不揮発性メモリが内蔵され電磁誘導により非接触で情報伝達が可能なRFID(Radio Frequency Identification)が商品等に添付されている。
また、電子写真方式を用いた画像形成装置などでは、ユーザやサービス担当者が消耗品や寿命部品を容易に交換できるようにカートリッジ方式が広く用いられている。近年ではこれらのカートリッジ情報やリサイクルや消耗品の残量を管理するためにRFIDを搭載したものが使用されるようになってきた。このRFIDは、カートリッジの使用時間やトナー等の消耗品の残量データ等を逐次記憶させておき、これらのデータを読み取ることでカートリッジの交換時期等を判断するのに使用されている。
例えば、特許文献1および2では、印刷用紙にRFIDチップを組み込み、そのRFIDチップより用紙の特性情報を取得することで印刷条件を最適化する等の処理を行なうことが提案されている。また、特許文献3では、RFIDメモリに使用する用紙の特性や印刷条件を書き込んでおき、RFIDメモリを給紙トレイにセットして、そのRFIDメモリから用紙の特性情報を取得して印刷条件の最適化等の処理を行なうことが提案されている。
特開2006−258947号公報 特開2005−035144号公報 特開2004−325770号公報
しかしながら、このようなRFIDを用いた画像形成装置などでは、用紙にRFIDチップを搭載すると用紙コストが大幅に上がる上、RFIDチップを搭載した部分に突起ができることから搬送経路にあるローラやベルトを傷めてしまい、それらの部品寿命が大幅に低下するという問題があった。
また、RFIDチップから用紙情報を取得してもユーザ側で書き換え作業を行う必要があるため、用紙の種類を変更する場合などは操作が煩雑となり、作業ミスが発生し易くなるという問題があった。
そこで、これらの問題を改善するため、用紙のパッケージに用紙情報を記憶したRFIDを搭載し、給紙部に用紙情報を取得するためのRFID情報読取手段を設けるという構成も考えられる。しかし、消耗品の残量データやカートリッジの使用時間などの情報を取得するRFID情報読取手段と、用紙情報を取得するRFID情報読取手段とをそれぞれ画像形成装置に搭載するとなると、情報の取得箇所が増えるに従ってRFID情報読取手段の搭載個数が増加してしまい、コストが上がるという問題を生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、情報処理を行う対象装置内部の部品に関する情報と対象装置に使用する用紙や記録媒体などの用品特性に関する情報とを共通の情報読取手段を用いて取得することにより、情報読取手段の個数を削減し、コストを低減することが可能な情報処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、情報処理の対象である対象装置内部の部品に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第1RFIDの近傍に設けられた第1のアンテナと、情報処理の対象である対象装置が使用する用品の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナと、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナがそれぞれ接続され、前記第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶されている情報を読み取るRFID情報読取手段と、を備え、前記RFID情報読取手段で読み取った情報に基づいて前記対象装置の設定を行うことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、消耗品の残量を示すデータであることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、寿命部品が搭載された部品の使用時間であることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第2RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、前記対象装置に用品をセットする際に前記第2のアンテナを介して前記RFID情報読取手段が読み取ることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記RFID情報読取手段に対し前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとを切り替えて接続する切替手段をさらに備え、前記切替手段によって前記RFID情報読取手段が取得する情報を切り替え可能にすることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の情報処理装置において、前記対象装置に用品をセットする際に、用品のセット位置を選択すると、前記切替手段により複数ある前記第2のアンテナの中で最も近傍のアンテナに切り替え、前記第2RFIDの不揮発性メモリから当該用品特性に関する情報を取得することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の情報処理装置において、操作情報を表示する表示手段をさらに備え、前記用品のセット位置を選択した後、一定時間経過しても前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品特性に関する情報が取得できない場合は、前記表示手段にエラー表示を行うことを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記用品の品番毎の特性に関する情報を記憶する特性情報記憶手段をさらに備え、前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の品番情報を取得すると、前記特性情報記憶手段と照合して用品設定を変更することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の種類情報を取得すると、用品の種類情報を変更することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の寸法情報を取得すると、用品の寸法情報を変更することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項9または10に記載の情報処理装置において、操作情報を表示する表示手段をさらに備え、前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから取得した前記用品の種類や寸法が前記対象装置に対応していない場合は、前記表示手段にエラー表示あるいはガイダンス表示を行うことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項9または10に記載の情報処理装置において、操作情報を表示する表示手段をさらに備え、前記用品の種類や寸法が選択された前記対象装置の用品セット位置に対応していないが、他の用品セット位置に対応している場合に、前記表示部に対応可能な用品セット位置の情報を表示することを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記用品の特性に関する情報が記憶された不揮発性メモリを有する第2RFIDは、用品の流通・在庫管理用のIDタグと共用していることを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記対象装置に用品をセットする際に、前記第2のアンテナを介して用品の特性に関する情報が読み取られた前記第2RFIDを破棄するスペースを用品のセット位置近辺に設けたことを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第2RFIDの不揮発性メモリから取得した用品の特性に関する情報に基づいて前記対象装置の設定を行うのを停止する設定停止手段をさらに備え、不揮発性メモリに用品特性情報が記憶された第2RFIDが添付されていない用品を使用する場合は、前記設定停止手段により設定処理を停止することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項16にかかる発明は、画像形成装置内部の部品に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第1RFIDの近傍に設けられた第1のアンテナと、画像形成装置が使用する用紙の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナと、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナがそれぞれ接続され、前記第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶されている情報を読み取るRFID情報読取手段と、を備え、前記RFID情報読取手段で読み取った情報に基づいて設定を行うことを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、請求項16に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置に用紙をセットする際に、前記第2のアンテナを介して用紙の特性に関する情報を読み取った前記第2RFIDを保管するスペースが用紙のセット位置近辺に設けられ、前記RFID情報読取手段は、前記画像形成装置が使用する用紙の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDに対して所定の情報を書き込み可能とする書込み機能をさらに有し、前記画像形成装置に用紙がセットされた際に、前記RFID情報読取手段が前記用紙に設けられた前記第2RFIDから用紙の特性に関する情報を読み取った後、用紙がセットされた画像形成装置の機種情報と、当該機種のトナー情報とを前記第2RFIDに書き込むことを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、請求項17に記載の画像形成装置において、前記RFID情報読取手段は、前記画像形成装置に用紙がセットされた際に、当該用紙と共に管理される第2RFIDから用紙の特性に関する情報と、書き込まれている画像形成装置の機種情報と、当該機種のトナー情報とを読み取り、その読み取った情報に基づいて、セットされた画像形成装置における当該用紙の使用可否を判断する判断手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、請求項16に記載の画像形成装置において、前記RFID情報読取手段によって前記第2RFIDの不揮発性メモリに記憶されている用紙の特性に関する情報を読み取り、その用紙の特性に関する情報に基づいて印刷条件に関する設定値を変更するものであって、前記用紙をセットする各給紙トレイに用紙切れを検知する検知手段を備え、前記RFID情報読取手段は、前記検知手段により用紙切れを検知する前に前記給紙トレイに用紙が補給された場合、既にセットされている用紙の用紙情報と、補給された用紙の用紙情報とを読み取り、両方の用紙情報を比較して、印刷条件に関する設定値を変更する必要が有るか否かを判断することを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、請求項19に記載の画像形成装置において、前記給紙トレイにセットされている用紙の用紙情報と、補給された用紙の用紙情報とを比較して、印刷条件に関する設定値を変更する必要が有ると判断した場合は、その旨をガイダンス表示することを特徴とする。
本発明にかかる情報処理装置によれば、情報処理の対象装置内部の部品に関する情報が記憶された第1RFIDの近傍に設けられた第1のアンテナと、対象装置が使用する用品特性に関する情報が記憶された第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナとがRFID情報読取手段に接続され、第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶された情報を読み取ることができるので、RFID情報読取手段の個数を削減することが可能となり、コストを低減することができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる画像形成装置によれば、画像形成装置内部の部品に関する情報が記憶された第1RFIDの近傍に設けられた第1のアンテナと、画像形成装置が使用する用紙の特性に関する情報が記憶された第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナとがRFID情報読取手段に接続され、第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶された情報を読み取ることができるので、画像形成装置内のRFID情報読取手段の個数を削減することが可能となり、コストを低減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置および画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成図であり、ここではフルカラーデジタル複写機100を用いて実施している。図2は、図1の給紙トレイ部分の平面図であり、図3は、RFIDとRFIDの不揮発性メモリに記憶された情報を読み取るRFID情報読取部の構成図であり、図4は、フルカラーデジタル複写機の主要部の構成を説明するブロック図である。
図1に示すフルカラーデジタル複写機100内部の部品例としては、ここではトナーボトル101を示している。第1RFID102は、このトナーボトル101に関する情報を記憶する不揮発性メモリを具備している。そして、この第1RFID102の近傍には、RFID情報読取手段としてのRFID情報読取部103が設けられていて、第1RFID102との間で非接触にて通信を行う不図示のアンテナ(第1のアンテナ)が接続されている。RFID情報読取部103による第1RFID102からの情報取得は、定期的あるいは必要に応じていつでも行うことができる。取得する情報としては、ここではトナーボトル101内のトナー残量を示すデータであって、不図示のトナー残量検出センサから常に最新のトナー残量データが第1RFID102の不揮発性メモリに上書きされている。
なお、上記した装置内部の部品例としてトナーボトル101をあげたが、これに限定されず、感光体ドラムのように一定時間使用することで寿命となる寿命部品が搭載されたプロセスカートリッジなども部品情報の取得対象とすることができる。この場合、部品の寿命が到来したか否かの判断は、種々の方法を用いて行うことができるが、例えば用紙カウンタの枚数をカウントし、一定枚数に達することにより、感光体ドラムの交換時期と判断することができる。感光体ドラムが交換されると用紙カウンタはリセットされ、新たな感光体ドラムの寿命がカウントされる。
また、図1のフルカラーデジタル複写機100で使用される用品例としては、ここでは用紙105を示しているが、これに限定されず、情報処理装置一般で用いられる用品例として用紙の他、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体などがあり、この記録媒体の特性情報(媒体品番、製造年月日、媒体種類、記録容量、対応するリーダ/ライタ、書き換え回数、保存期間、残容量、データ内容等)をRFIDの不揮発性メモリに記憶させることができる。第2RFID104の場合は、この用紙105の特性に関する情報を記憶する不揮発性メモリを具備していて、用紙105を包装するパッケージ106に添付されている。この第2RFID104には、用紙設定を自動的に行う制御に必要な情報などが記憶されている。例えば、用紙品番、製造年月日、用紙種類、用紙厚さ、用紙色情報、枚数、第2RFID104のリサイクル回数、リサイクル回数の上限、保存期間、第2RFID104へのアクセス回数等の情報を記憶させることができる。また、本体側のメモリに用紙品番に対応させて各種用紙の情報が登録されている場合は、用紙品番情報のみを取得するだけで用紙の特性情報を取得することができる。
一方、用紙105をセットする給紙トレイ107a,107bには、第2RFID104との間で非接触にて通信を行うアンテナ109a,109b(第2のアンテナ)がそれぞれ配置され、上記RFID情報読取部103に接続されることで非接触にて情報の取得可能としている。また、RFID情報読取部103による第2RFID104からの情報取得は、用紙105を給紙トレイ107aまたは107bへのセット時にのみに限定すれば、複数のアンテナ109a,109bを一つにまとめることもできる。パッケージ106上の第2RFID104から用紙特性に関する情報を読み取った後は、第2RFID104を再利用できるようにするため、用紙セット後にパッケージ106から取り外して、給紙トレイ107a,107bに設けられた廃棄スペース108a,108bに廃棄するようにする。
図2に示すように、給紙トレイ107を上から見ると、セットされた用紙105の近くにRFID読取部103に接続されたアンテナ109(第2のアンテナ)が配置されており、使用済みの第2RFID104を廃棄する廃棄スペース108が給紙トレイ107の引き出しノブ付近に設けられている。
続いて、図3では、情報が記憶されたRFIDとその情報を読み取るRFID情報読取部の構成について説明する。図3に示すように、RFID200は、不揮発性メモリ201、RFID側非接触通信回路202、送信用アンテナ203、受信用アンテナ204などで構成されている。このRFID側非接触通信回路202は、さらに受信回路300、復調回路301、制御回路302、変調回路303、送信ドライバ304、電源回路305などで構成されている。また、本体側のRFID情報読取部は、本体側非接触通信回路400と本体側のCPU403などで構成され、本体側非接触通信回路400には送信用アンテナ401と受信用アンテナ402が設けられている。この送信用アンテナ401と受信用アンテナ402は、1組しか図示していないが、本実施の形態では、図1に示すように、必要な情報が記憶されたRFIDが配置される近傍に読み取り用のアンテナが設置され、それぞれのアンテナをRFID情報読取部103に接続することで、1つのRFID情報読取部103を共通に使用できる点に特徴がある。通信時には、後述する切替手段を用いて複数あるアンテナを切り替えながら使用することが可能である。なお、電源回路305は、受信用アンテナ204の電磁波を整流することにより電源を供給するものである。
図3のRFID側非接触通信回路202と本体側非接触通信回路400とは同じ回路構成になっている。本体側のCPU403から出力された信号は、本体側非接触通信回路400で伝送用の所定信号に変調され、送信用アンテナ401に送られる。プロセスカートリッジなどの部品や用紙パッケージに添付されたRFID側非接触通信回路202は、受信用アンテナ204で受けた受信信号を受信回路300で増幅して復調回路301に送る。復調回路301は、伝送用の所定信号に復調した後、制御回路302に送る。制御回路302は、不揮発性メモリ201に記憶する信号であれば、不揮発性メモリ201に送信する。制御回路302は、本体側から受信した信号が不揮発性メモリ201に記憶された情報を送信する指令であれば、不揮発性メモリ201の情報を変調回路303に送信する。変調回路303では、伝送用の所定信号に変調し、送信用アンテナ203に送る。
本体側非接触通信回路400では、受信用アンテナ402で受けた受信信号を受信回路(300に相当)で増幅し、復調回路(301に相当)に送る。復調回路は、伝送用の所定信号に復調した後、制御回路(302に相当)に送られ、本体側のCPU403に送られる。
次に、図4を用いて本実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の構成を詳細に説明する。図4に示すフルカラーデジタル複写機は、装置全体を制御するシステムコントローラボード500、操作パネルを制御する操作部制御ボード510、各種プログラムデータや画像データなどを記憶する大容量記憶部のHHD520、原稿画像の読み取りを行うスキャナ550、画像データを用紙に印字出力するプリンタ590などの各ユニットで構成されている。
システムコントローラボード500には、スキャナ550とプリンタ590と操作部制御ボード510とが接続されると共に、PC(パーソナルコンピュータ)などが接続された社内LAN(Local Area Network)とLANインターフェースボード530を介して接続されている。さらに、システムコントローラボード500には、PCIバスを介してプリンタ590に接続されると共に、電話回線(ファクシミリ通信回線)に接続されたFCU(ファクシミリコントロールユニット)540がPCIバスを介して接続されている。
プリンタ590は、エンジン制御ボード560と、画像データが表わす画像光を感光体ドラム上に投射して光書込みを行うLDB(レーザダイオードボード)570などで構成されている。また、PSU(電源装置)580は、フルカラーデジタル複写機を制御する電源を供給するユニットであり、メインSW582がオン(閉)されると、商用電源が供給され、その商用電源からAC制御回路581に商用ACが供給される。
システムコントローラボード500は、CPU501、CPU501が使用する作業用メモリであるSRAM503、リチウム電池などを内蔵し、SRAM503のバックアップと時計を内蔵したNV−RAM502、システムコントローラボード500の制御を行うプログラムが格納されたROM504、システムコントローラボード500のシステムバス制御、フレームメモリ制御、FIFO等のCPU周辺を制御するASIC505、ワークメモリ506、およびフレームメモリ507などで構成されている。
このシステムコントローラボード500は、スキャナアプリケーション、ファクシミリアプリケーション、プリンタアプリケーション、およびコピーアプリケーション等の複数アプリケーション機能を有しており、システム全体の制御を行う。さらに、このシステムコントローラボード500は、操作部制御ボード510からの入力を解読して、本システムの設定とその状態内容を操作部制御ボード510の表示部に表示する。
操作部制御ボード510には、LCDおよびキー入力を制御するASIC(LCDC)511、操作部制御ボード510を制御するCPU512、CPU512で使用する作業用メモリとしてのRAM513、および操作部制御ボード510の入力読込み、および表示出力を制御する操作部制御ボード510の制御プログラムが書き込まれたROM514などが搭載されている。この操作部制御ボード510には、図示していないが、システムコントローラボード500との通信によりパネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行う入力部と、使用者にシステムの設定内容および状態を表示する表示部とを備え、入力の制御などを行っている。
HDD520は、システムのアプリケーションプログラム、並びにプリンタや作像プロセス機器の機器付勢情報を格納するアプリケーションデータベース、あるいは、読取り画像や書込み画像のイメージデータとしての画像データ、並びにドキュメントデータを蓄える画像データベースとして用いられる。物理インターフェース、電気的インターフェースと共に、ATA/ATAPI−4に準拠したインターフェースによりシステムコントローラボード500に接続されている。
スキャナ550は、カラーCCD551とSBU(Sensor Board Unit)552で構成されている。カラーCCD551は、3ラインカラーCCDであり、EVENch(偶数画素チャンネル)/ODDch(奇数画素チャンネル)のR、G、B画像信号を生成し、SBU552のアナログASIC(Application Specific IC)553〜555に入力される。SBU401は、アナログASIC553〜555、アナログASICの駆動タイミングを発生するタイミング発生回路/制御回路556、および出力I/F557を備えている。カラーCCD551の出力は、アナログASIC553〜555内部のサンプルホールド回路によりサンプルホールドされ、A/D変換されてR、G、Bの画像データに変換されると共に、シェーディング補正され、出力I/F(インターフェース)557から画像データバスを介して、後述するエンジン制御ボード560の画像データ処理器(IPP:Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)561へ送出される。
エンジン制御ボード560は、画像形成の作像制御を主として行い、CPU403、画像処理を行うIPP561、NV−RAM562、複写およびプリントアウトを制御するため必要なプログラムを内蔵したROM566、その制御に必要なSRAM563、I/O ASIC564,565およびインターフェース回路567を備えている。
そして、NV−RAM562には、SRAMと、電源OFFを検知してSRAMの内容をEEPROMにストアするメモリが搭載されている。また、他の制御を行うCPU403との間で信号を送受信するシリアルインターフェースを備えたI/OASIC564,565は、エンジン制御ボード560が実装された近くのI/O(ソレノイド、クラッチ、モータ等)を制御するASICである。
IPP561は、画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段であり、階調処理等を行う。SBU552からIPP561に転送された画像データは、IPP561にて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)が補正されて、フレームメモリ507に書き込まれる。
インターフェース回路567は、プロセスカートリッジ、トナーボトル、あるいは給紙トレイなどに搭載された非接触式のRFIDに対してアクセスを行う場合のインターフェース回路である。また、接触式のメモリタグを使用する場合は、このインターフェース回路567を介してプロセスカートリッジなどのメモリタグに対してアクセスが行われる。
本体側非接触通信回路400は、非接触式のRFIDを使用する場合のインターフェースである。図1に示すように、フルカラーデジタル複写機100内の所定位置にそれぞれ送受信用アンテナが設置され(トナーボトルなどの部品関係はRFID情報読取部103に設けられたアンテナ、用紙などの用品関係は給紙トレイ107a,107bに設けられたアンテナ109a,109b)、それらのアンテナがRFID情報読取部103に接続されている。本体側制御部のCPU403と本体側非接触通信回路400との間の通信は非同期のシリアルインターフェースで行われ、CPU403と本体側非接触通信回路400とによりRFID情報読取部103が構成されている。
これを図4で見ると、本体側非接触通信回路400には、複数の送受信用アンテナが接続され、フルカラーデジタル複写機内の部品に関する情報を記憶する第1RFID200aの近傍、あるいは、フルカラーデジタル複写機が使用する用紙の特性に関する情報を記憶する第2RFID200bの近傍にそれぞれアンテナが配置されている。
この本体側非接触通信回路400に接続された複数の送受信用アンテナを切り替える切替手段としては、ユーザが操作パネルを使ってRFID情報読取手段としての本体側非接触通信回路400に接続されている複数の送受信用アンテナの中から使用するアンテナを指定すると、操作部制御ボード510からシステムコントローラボード500を介して、エンジン制御ボード560のCPU403が本体側非接触通信回路400を制御することによって、ユーザの指定した送受信用アンテナへ切り替わる。このように操作パネルを使ってユーザがアンテナを直接指定する以外に、ユーザがフルカラーデジタル複写機の使用位置を指定するだけでその指定位置に最も近いアンテナへ切り替わるように制御することも可能である。例えば、フルカラーデジタル複写機の給紙トレイに新しい用紙をセットしたい場合は、ユーザが給紙トレイ位置を操作パネル上で選択することにより、その給紙トレイの近傍に設置されたアンテナへ切り替えることができる。
また、用品の品番毎の特性に関する情報を記憶する特性情報記憶手段としては、図4に示すHDD520などを用いて予め用紙の品番毎の特性に関する情報を記憶させておくことで、用紙105のパッケージ106に添付された第2RFID104から読み取る情報を用紙の品番や型番情報のみとし、用紙の特性値は装置内のHDD520を使用することにより、用紙の適合性の判断や用紙設定の自動変更等を実施することができる。
また、第2RFID104から読み取った情報が用紙の種類に関する情報の場合は、この用紙の種類情報に基づいて用紙の設定を自動的に変更することができる。さらに、第2RFID104から読み取った情報が用紙の厚さやサイズに関する寸法情報の場合は、この用紙の寸法情報に基づいて用紙の設定を自動的に変更することができる。
このように、第2RFID104から読み取った情報に基づいて用紙の設定を自動的に変更する際に、当該フルカラーデジタル複写機で設定可能な用紙の種類や用紙の寸法に限りがあるため、用紙の種類や寸法が対応していない場合は、操作パネルの操作表示部などを使って用紙の規格が対応していないことを示すエラー表示やガイダンス表示を行うようにする必要がある。また、設定可能な用紙の種類や用紙の寸法が給紙トレイによって異なることがあるため、指定された給紙トレイでは規格外であっても、他の給紙トレイを使えば用紙の設定が可能な場合は、操作パネルの表示部などを使って設定可能な給紙トレイの位置情報等を表示する。
なお、この実施の形態にかかる第2FRID200bは、用紙設定を行うための専用のタグとして用紙105のパッケージ106に添付したものを用いている。しかし、用紙の特性に関する情報が記憶されたRFID例としては、流通や在庫管理用のIDタグがパッケージに添付されていることがある。そこで、新たな第2FRID200bを添付することなく、既存の流通・在庫管理用のIDタグを共用することで、第2FRID200bを用いた時と同様に用紙の特性に関する情報を取得し、用紙設定を行うことも可能である。これにより、FRIDにかかるコストを低減することができる。
本実施の形態のかかるフルカラーデジタル複写機は、以上のように構成されており、以下その動作について説明する。図5は、第1の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機におけるRFIDからの読み取り情報に基づいて自動設定を行う動作を説明するフローチャートである。図5に示す情報読取制御動作は、通常はRFID情報読取部としての本体側非接触通信回路を使って、装置内部の部品に関する情報を取得するモードで動作している。
そこで、ステップS100において、用紙が給紙トレイにセットされたか否かが判断され、用紙が給紙トレイにセットされていない場合は、ステップS106に移行して、通常の装置内部の部品に関する情報を取得するモードに戻り、動作を継続する。
また、ステップS100において、ユーザが給紙トレイに用紙をセットする場合は、ステップS101に移行して、用紙の特性に関する情報を取得するモードに切り替わる。ここでユーザは、用紙をセットする給紙トレイを操作パネルを使って選択すると(ステップS102)、切替手段により図4の本体側非接触通信回路400が読み取る情報を、第1RFID200aの情報から第2RFID200bの情報へと切り替える。例えば、図1に示す給紙トレイ107aに用紙105をセットする際に、給紙トレイ107aを選択すると、本体側非接触通信回路400に接続されるアンテナが切り替わり、取得される情報も第1RFID102のトナー残量情報から第2RFID104の用紙の特性に関する情報に切り替わる。
次のステップS103では、第2RFID104から一定時間内に情報が取得できたか否かが判断される。情報が取得できた場合は、ステップS104に移行して、取得した用紙の種類や厚さに関するデータに基づいて、当該用紙がフルカラーデジタル複写機に適合しているか否かを判断する。用紙が適合している場合は、用紙の設定が自動的に更新され(ステップS105)、その後通常の装置内部の部品に関する情報取得モードに戻る(ステップS106)。
また、上記ステップS103において、第2RFID104から一定時間内に情報取得が行われなかった場合は、操作パネルの表示部などにエラー表示を行って、ユーザに用紙情報の読取動作を再度実行するように促す(ステップS107)。
また、上記ステップS104において、当該用紙が給紙トレイに不適合であった場合は、ステップS108で他に適合する給紙トレイがないか否かを調べる。全給紙トレイで用紙が不適合であった場合は、操作パネルの表示部にエラー表示や不適合である旨のガイダンス表示を実施して使用禁止とする(ステップS110)。また、選択された給紙トレイでは不適合であるが(例えば、インクジェット紙等の特殊紙や適応外の厚さの紙などによる)、手差し給紙トレイや他の給紙トレイに適合する場合は、ステップS109で操作パネルの表示部にガイダンス表示を行う(例えば、「給紙トレイ107aでは本用紙は使用できません。手差トレイで使用して下さい」など)。これにより、ユーザの作業性を向上させることができると共に、紙詰まりや装置の破損を未然に防止することができる。
また、上記ステップS103において、第2RFID104から一定時間内に情報取得が行われない場合は、ステップS107でエラー表示を行ってユーザに用紙情報の読取動作を再度実行するように促すが、そもそも第2RFID104が添付されていない用紙を使用するユーザの場合は、図5に示す用紙の自動設定動作を行うことができないため、第2RFID104からの情報取得とそれに基づく用紙の自動設定動作を事前に停止させる自動設定停止手段を備えている。この用紙の自動設定動作の停止は、ユーザが操作パネルから自動設定動作を停止する指示を出すことで行われる。
このように、第1の実施の形態によれば、画像形成装置内部の部品に関する情報を記憶する第RFID200aと、使用する用紙の特性に関する情報を記憶する第2RFID200bの近傍に配置されたアンテナを切替手段により切り替え、共通の本体側非接触通信回路400を用いて情報を取得することにより、情報読取手段の個数を削減することが可能となり、装置コストを低減することができる。また、この切替手段により本体側非接触通信回路400が取得する情報を容易に切り替えることができる。さらに、用紙データの更新を用紙セット時のみに限定すれば、個々の給紙トレイに配置していたアンテナを1つにまとめることも可能となり、給紙トレイ間におけるアンテナの切り替え動作も不要になる。
また、第1の実施の形態によれば、本体側非接触通信回路400を用いて取得した情報に基づいて、用紙あるいは部品に関する設定を自動的に行うことができる。例えば、用紙の種類情報や厚さ情報から用紙設定や印刷条件の変更を行うことにより、用紙の搬送速度や定着部の温度あるいは高圧電源の出力値等が最適値に自動設定できるため、ユーザの作業を大幅に低減することが可能となる。さらに、第2RFID200bからの情報取得時間に制限を設けることにより、ユーザに用紙特性情報の読取作業を再度実行させて、誤設定を防止すると共に、ユーザの誤操作により用紙特性情報の取得モードに切り替わったとしても、部品に関する情報の取得モードに自動的に戻すことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる画像形成装置の特徴は、RFID情報読取手段としての本体側非接触通信回路400が、第1RFID200aおよび第2RFID200bの不揮発性メモリに記憶されている情報を読み取る機能に加え、第2RFID200bの不揮発性メモリに対して用紙がセットされた画像形成装置の機種情報と、その機種のトナー情報とを書き込む機能を備えている。また、第1の実施の形態では、図1に示すように、用紙セット後に第2RFID104をパッケージ106から取り外して、給紙トレイ107a,107bに設けられた廃棄スペース108a,108bに廃棄していた。しかし、第2の実施の形態では、用紙を裏紙として再利用する場合、用紙から取り外した第2RFID104を用紙と一緒に管理する必要があるため、この廃棄スペース108a,108bを保管スペース108a,108bとして利用している。
本体側非接触通信回路400は、図3で説明したように、送信用アンテナ401と受信用アンテナ402とが設けられていて、RFID側非接触通信回路202と本体側非接触通信回路400とは同様に構成されている。このため、本体側非接触通信回路400は、RFID200の不揮発性メモリ201の情報を読み取る情報読み取り機能と、RFID200の不揮発性メモリ201に所定の情報を書き込む情報書き込み機能の両方を具備している。
図6は、第2の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の用紙のRFIDに対して情報の読取書込制御を行って書き込まれた情報に基づいて用紙の適否を判断する動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS200において、用紙が給紙トレイにセットされたか否かを判断し、用紙が給紙トレイにセットされていない場合は、ステップS207に移行して、通常の装置内部の部品に関する情報を取得するモードに戻って、動作を継続する。
また、ステップS200において、ユーザが給紙トレイに用紙をセットした場合は、ステップS201に移行して、用紙の特性に関する情報を取得するモードに切り替わる。ユーザは、用紙をセットする給紙トレイをフルカラーデジタル複写機の操作パネルで選択すると(ステップS202)、切替手段により図4の本体側非接触通信回路400が読み取る情報を、第1RFID200aの情報から第2RFID200bの情報へと切り替える。例えば、図1に示す給紙トレイ107aに用紙105をセットする際に、給紙トレイ107aを選択すると、本体側非接触通信回路400に接続されるアンテナが切り替わり、取得される情報も第1RFID102のトナー残量情報から第2RFID104の用紙の特性に関する情報に切り替わる。
ステップS203では、第2RFID104から一定時間内に情報が取得できたか否かが判断される。情報が取得できた場合は、ステップS204に移行して、取得した用紙の種類や厚さに関するデータに基づいて、当該用紙がフルカラーデジタル複写機に適合しているか否かを判断する。用紙が適合している場合は、用紙の設定が自動更新される(ステップS205)。
続くステップS206では、第2の実施の形態に特徴的な処理が行われる。つまり、ステップS203で本体側非接触通信回路400が第2RFID104から用紙の特性に関する情報を取得した後、この第2RFID104に対して用紙をセットしたフルカラーデジタル複写機の機種情報と、トナー情報とを書き込む。そして、その後は、通常の装置内部の部品に関する情報取得モードに戻る(ステップS207)。
上記ステップS203において、第2RFID104から一定時間内に情報取得が行われなかった場合は、操作パネルの表示部などにエラー表示を行い、ユーザに用紙情報の読取動作を再度実行するように促す(ステップS208)。
また、上記ステップS204において、用紙が適合していないと判断すると、ステップS209で他に適合する用紙の給紙トレイが有るか否かを判断する。全ての給紙トレイの用紙が不適合である場合は、操作パネルの表示部にエラー表示や不適合である旨のガイダンスを表示して、用紙の使用を禁止する(ステップS211)。また、選択された給紙トレイは不適合であったが、手差し給紙トレイや他の給紙トレイに適合する用紙があった場合は、ステップS210で操作パネルの表示部にその旨のガイダンスを表示する(例えば、「給紙トレイ107aでは本用紙は使用できません。手差トレイで使用して下さい」など)。これにより、ユーザの作業性を向上させることができると共に、紙詰まりや装置の破損を未然に防止することができる。
このように、第2RFID104には、使用するフルカラーデジタル複写機の機種情報と、トナー情報とを書き込んだ後、給紙トレイ107に設けた保管スペース108に保管する。そして、当該フルカラーデジタル複写機にて片面印刷した用紙と、片面印刷時のトナー情報等を記憶した第2RFID104とは、一緒に管理される。その用紙を裏紙として再利用する場合は、再利用する画像形成装置にて上記図6の処理が行われる。
つまり、片面印刷した用紙を給紙トレイ107にセットすると共に(ステップS200)、一緒に管理する第2RFID104は保管スペース108に保管し、ステップS203において、第2RFID104が記憶している情報を読み取る。この第2RFID104には、片面印刷時におけるフルカラーデジタル複写機の機種情報と、トナー情報とが書き込まれていて、そのトナー情報のトナー融点が、裏面印刷時における画像形成装置の融点よりも低いか否かをシステムコントローラボード500のCPU501によって照合して判断する。仮に、片面印刷時のトナー融点が裏面印刷時の融点よりも低い場合は、片面印刷時の低融点トナーが裏面印刷の定着時に再融解して定着ローラに巻き付き、紙詰りが発生する恐れがある。このため、CPU501は、その用紙が裏面印刷に適合しない用紙として、ステップS211において操作パネル上に不適合である旨の表示を行い、ユーザに知らせる。この不適合表示には、単に「用紙が不適合である」旨のエラー表示の他、「片面印刷時のトナー融点が裏面印刷時の融点よりも低い」といった具体的な不適合理由をガイダンス表示しても良い。
また、上記とは逆に、片面印刷時のトナー融点が裏面印刷時の融点よりも高い場合は、片面印刷時のトナーが裏面印刷の定着時に再融解する恐れがないため、ステップS204では用紙適合と判断され、裏面印刷が行われる。
このように、第2の実施の形態によれば、用紙を給紙トレイにセット後、本体側非接触通信回路400を使い用紙の第2RFID104から用紙の特性に関する情報を読み取った後、画像形成装置の機種情報と、トナー情報とが書き込まれる。このため、片面印刷後、別の画像形成装置で裏面印刷を行う場合であっても、片面印刷用紙と第2RFID104とを保管スペース108を使って一緒に管理し、用紙の第2RFID104から用紙の特性に関する情報を読み取ることによって、片面印刷時におけるトナー融点が分かり、裏面印刷時の画像形成装置の融点と比較するだけで、裏面印刷への使用の可否判断を正確に行うことができる。これにより、片面印刷時の低融点トナーが裏面印刷の定着時に再融解して定着ローラに巻き付いて、紙詰りが発生することを未然に防止することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態にかかる画像形成装置の特徴は、給紙トレイの用紙切れを検知する検知手段を備え、その検知手段が給紙トレイの用紙切れを検知する前に給紙トレイに用紙が補給された場合、RFID情報読取手段としての本体側非接触通信回路400がセットされている用紙の用紙情報と、これから補給する用紙の用紙情報とを読み取って比較し、印刷条件に関する設定値を変更する必要が有るか否かを判断する点にある。
検知手段は、給紙トレイ内にセットされた用紙の有無を検知するものであって、既存の画像形成装置の給紙トレイに設置されている非接触式の光センサ、あるいは可動レバーによる接触式の用紙センサなどを利用することができる。
図7は、第3の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の給紙トレイに用紙を補給した際に印刷条件に関する設定値を変更するか否かを判断する動作を説明するフローチャートである。
図7に示す情報読取制御動作は、通常はRFID情報読取手段としての本体側非接触通信回路を使って、装置内部の部品に関する情報を取得するモードで動作しているため、まず、ステップS300では、用紙情報の取得機能がオンになっているか否かを判断する。より詳しくは、用紙パッケージに添付された第2RFIDから用紙の特性に関する情報を取得して印刷条件を自動的に設定するという機能がオンになっているか否かを判断する。
用紙情報の取得機能がオフになっている場合は、ステップS300からステップS308に移行し、本体側非接触通信回路400を第1RFIDから装置内部品(ここでは、トナーボトル)の情報取得用として動作する。
ステップS300において、用紙情報の取得機能がオンになっている場合は、ステップS301に移行し、用紙が給紙トレイにセットされているか否かが判断される。用紙が給紙トレイにセットされていない場合は、上記と同様にステップS308に移行する。
ステップS301において、用紙が給紙トレイにセットされた場合は、ステップS302に移行し、操作パネルの切替手段を使って本体側非接触通信回路400が読み取る情報を、第1RFIDの情報(装置内部品に関する情報)から第2RFIDの情報(用紙特性に関する情報)へと切り替える。
ユーザは、操作パネルを使って用紙をセットする給紙トレイを選択した後(ステップS303)、第2RFIDの不揮発性メモリにアクセスして用紙の特性に関する各種情報(用紙の種類や用紙の厚さなど)を取得する。給紙トレイの選択後一定時間内に情報が取得できた場合は(ステップS304)、当該用紙が本画像形成装置に適合しているか否かを判断する(ステップS305)。
ステップS305において、用紙が適合していると判断した場合、続くステップS306以下で、第3の実施の形態に特徴的な処理が行われる。すなわち、ステップS306では、上記検知手段を使って当該給紙トレイがペーパーエンド状態か否かが確認される。ここで、ペーパーエンド状態の場合は、用紙の設定(用紙の種類や用紙の厚さなど)および印刷条件に関する設定値(定着温度目標値や用紙線速など)を自動的に更新した後(ステップS307)、ステップS308に移行する。
また、上記ステップS306において、指定された給紙トレイがペーパーエンド状態になく、用紙がまだ残っている状態で新たな用紙をセットした場合は、既にセットされている用紙と、新たに補給される用紙のそれぞれのパッケージに貼付された第2RFIDの不揮発性メモリから用紙の特性に関する情報を本体側非接触通信回路400が読み取り、両方の情報を比較して、用紙の設定(用紙の種類や用紙の厚さなど)および印刷条件(定着温度目標値や用紙線速など)の設定値の変更が必要か否かを判断する(ステップS313)。
ステップS313において、設定値の変更が必要な場合は、操作パネルに設定値の変更の可否を確認する表示を行う(ステップS314)。例えば、「給紙トレイに残っていた用紙と補給用紙とが異なります。補給用紙に対応した設定値に変更しても宜しいですか?」などの表示を行う。ここで、ユーザが設定値の変更を可とした場合(ステップS315でYES)は、ステップS307に移行して設定値が更新される。
また、上記ステップS315において、設定値の変更に問題があって不可とした場合(ステップS315でNO)は、ステップS316に移行し、ガイダンス表示が行われる。例えば、「給紙トレイに残っている用紙と補給用紙とで用紙設定や印刷条件設定が異なるため、残っている用紙を取り除くか、ペーパーエンド後に用紙を補給して下さい。」などの表示を行い、ステップS308に移行する。
また、上記ステップS304では、給紙トレイ選択後に一定時間が経過しても不揮発性メモリから情報取得できない場合は、ステップS309に移行し、操作パネルにエラー表示を行って、ユーザに対し用紙特性に関する情報を再度取得するように催促して、ステップS308に移行する。
また、上記ステップS305では、選択された給紙トレイの用紙が画像形成装置に適合していない(例えば、インクジェット紙などの特殊紙、あるいは適応外の厚さの用紙など)と判断すると、ステップS310に移行し、他の給紙トレイに適合する用紙が有るか否かを調べる。適合する用紙の給紙トレイが他に有る場合は、操作パネルに適合する用紙の給紙トレイを指示したり、手差しトレイを使うようガイダンス表示して、ステップS308に移行する。これにより、ユーザの作業性が向上すると共に、紙詰まりや装置の破損等を防止することができる。
また、上記ステップS310において、全ての給紙トレイで用紙が不適合と判断された場合は、ステップS312に移行し、操作パネルに全用紙が不適合である旨のエラー表示やガイダンス表示を実施して用紙の使用を禁止し、ステップS308に移行する。
このように、第3の実施の形態によれば、検知手段によって給紙トレイの用紙切れ検知前に給紙トレイに用紙が補給されたか、用紙切れ検知後に補給されたのかを判別できることから、どの時点で用紙の補給を行っても良いため、ユーザの作業性が良くなると共に、補給用紙の特性が以前の用紙と異なっていたとしても、設定値の更新やガイダンス表示を適切に行うことができる。
また、第3の実施の形態によれば、検知手段によって給紙トレイの用紙切れ検知前に給紙トレイに用紙が補給された場合は、給紙トレイに残っている用紙の第2RFIDの用紙情報と、補給された用紙の第2RFIDの用紙情報とを本体側非接触通信回路400が読み取ることができるため、これらを比較することによって、用紙設定や印刷条件に関する設定値の変更の要否を的確に判断することが可能となり、その判断に基づいて適切なガイダンス表示をユーザ側に提示できるため、ユーザをサポートすることによって、データの設定ミスや作業ミスによる異常画像の発生や機器の故障等を未然に防止することができる。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置および画像形成装置は、部品や用紙あるいは記録媒体等の用品に関する情報に基づいてリアルタイムに設定を行う必要のある装置に有効であり、特に、複写機、ファクシミリ、プリンタ、およびそれらの機能を併せ持つ複合機などの部品や用紙特性に関する情報を取得し、これらの情報に基づいて設定を自動的に行うことのできる装置に適している。
本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図1の給紙トレイ部分の平面図である。 RFIDとRFIDの不揮発性メモリに記憶された情報を読み取るRFID情報読取部の構成図である。 フルカラーデジタル複写機の主要部の構成を説明するブロック図である。 第1の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機におけるRFIDからの読み取り情報に基づいて自動設定を行う動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の用紙のRFIDに対して情報の読取書込制御を行って書き込まれた情報に基づいて用紙の適否を判断する動作を説明するフローチャートである。 第3の実施の形態にかかるフルカラーデジタル複写機の給紙トレイに用紙を補給した際に印刷条件に関する設定値を変更するか否かを判断する動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 フルカラーデジタル複写機
101 トナーボトル
102 第1RFID
103 RFID情報読取部
104 第2RFID
105 用紙
106 パッケージ
107,107a,107b 給紙トレイ
108,108a,108b 廃棄スペース(保管スペース)
109,109a,109b アンテナ
200 RFID
200a 第1RFID
200b 第2RFID
201 不揮発性メモリ
202 RFID側非接触通信回路
203 送信用アンテナ
204 受信用アンテナ
300 受信回路
301 復調回路
302 制御回路
303 変調回路
304 送信ドライバ
305 電源回路
400 本体側非接触通信回路
401 送信用アンテナ
402 受信用アンテナ
403 CPU
500 システムコントローラボード
510 操作部制御ボード
520 HDD
550 スキャナ
560 エンジン制御ボード
590 プリンタ

Claims (20)

  1. 情報処理の対象である対象装置内部の部品に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第1RFIDの近傍に設けられた第1のアンテナと、
    情報処理の対象である対象装置が使用する用品の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナがそれぞれ接続され、前記第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶されている情報を読み取るRFID情報読取手段と、
    を備え、前記RFID情報読取手段で読み取った情報に基づいて前記対象装置の設定を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、消耗品の残量を示すデータであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、寿命部品が搭載された部品の使用時間であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2RFIDの不揮発性メモリに記憶された情報は、前記対象装置に用品をセットする際に前記第2のアンテナを介して前記RFID情報読取手段が読み取ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記RFID情報読取手段に対し前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとを切り替えて接続する切替手段をさらに備え、
    前記切替手段によって前記RFID情報読取手段が取得する情報を切り替え可能にすることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記対象装置に用品をセットする際に、用品のセット位置を選択すると、前記切替手段により複数ある前記第2のアンテナの中で最も近傍のアンテナに切り替え、前記第2RFIDの不揮発性メモリから当該用品特性に関する情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 操作情報を表示する表示手段をさらに備え、
    前記用品のセット位置を選択した後、一定時間経過しても前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品特性に関する情報が取得できない場合は、前記表示手段にエラー表示を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記用品の品番毎の特性に関する情報を記憶する特性情報記憶手段をさらに備え、
    前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の品番情報を取得すると、前記特性情報記憶手段と照合して用品設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の種類情報を取得すると、用品の種類情報を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから用品の寸法情報を取得すると、用品の寸法情報を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 操作情報を表示する表示手段をさらに備え、
    前記RFID情報読取手段が前記第2RFIDの不揮発性メモリから取得した前記用品の種類や寸法が前記対象装置に対応していない場合は、前記表示手段にエラー表示あるいはガイダンス表示を行うことを特徴とする請求項9または10に記載の情報処理装置。
  12. 操作情報を表示する表示手段をさらに備え、
    前記用品の種類や寸法が選択された前記対象装置の用品セット位置に対応していないが、他の用品セット位置に対応している場合に、前記表示部に対応可能な用品セット位置の情報を表示することを特徴とする請求項9または10に記載の情報処理装置。
  13. 前記用品の特性に関する情報が記憶された不揮発性メモリを有する第2RFIDは、用品の流通・在庫管理用のIDタグと共用していることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記対象装置に用品をセットする際に、前記第2のアンテナを介して用品の特性に関する情報が読み取られた前記第2RFIDを破棄するスペースを用品のセット位置近辺に設けたことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  15. 前記第2RFIDの不揮発性メモリから取得した用品の特性に関する情報に基づいて前記対象装置の設定を行うのを停止する設定停止手段をさらに備え、
    不揮発性メモリに用品特性情報が記憶された第2RFIDが添付されていない用品を使用する場合は、前記設定停止手段により設定処理を停止することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 画像形成装置内部の部品に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第1RFID の近傍に設けられた第1のアンテナと、
    画像形成装置が使用する用紙の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDの近傍に設けられた第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナと前記第2のアンテナがそれぞれ接続され、前記第1および第2RFIDの各不揮発性メモリに記憶されている情報を読み取るRFID情報読取手段と、
    を備え、前記RFID情報読取手段で読み取った情報に基づいて設定を行うことを特徴とする画像形成装置。
  17. 前記画像形成装置に用紙をセットする際に、前記第2のアンテナを介して用紙の特性に関する情報を読み取った前記第2RFIDを保管するスペースが用紙のセット位置近辺に設けられ、
    前記RFID情報読取手段は、前記画像形成装置が使用する用紙の特性に関する情報を記憶した不揮発性メモリを有する第2RFIDに対して所定の情報を書き込み可能とする書込み機能をさらに有し、
    前記画像形成装置に用紙がセットされた際に、前記RFID情報読取手段が前記用紙に設けられた前記第2RFIDから用紙の特性に関する情報を読み取った後、用紙がセットされた画像形成装置の機種情報と、当該機種のトナー情報とを前記第2RFIDに書き込むことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記RFID情報読取手段は、前記画像形成装置に用紙がセットされた際に、当該用紙と共に管理される第2RFIDから用紙の特性に関する情報と、書き込まれている画像形成装置の機種情報と、当該機種のトナー情報とを読み取り、
    その読み取った情報に基づいて、セットされた画像形成装置における当該用紙の使用可否を判断する判断手段を備えたことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記RFID情報読取手段によって前記第2RFIDの不揮発性メモリに記憶されている用紙の特性に関する情報を読み取り、その用紙の特性に関する情報に基づいて印刷条件に関する設定値を変更するものであって、
    前記用紙をセットする各給紙トレイに用紙切れを検知する検知手段を備え、
    前記RFID情報読取手段は、前記検知手段により用紙切れを検知する前に前記給紙トレイに用紙が補給された場合、既にセットされている用紙の用紙情報と、補給された用紙の用紙情報とを読み取り、
    両方の用紙情報を比較して、印刷条件に関する設定値を変更する必要が有るか否かを判断することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  20. 前記給紙トレイにセットされている用紙の用紙情報と、補給された用紙の用紙情報とを比較して、印刷条件に関する設定値を変更する必要が有ると判断した場合は、その旨をガイダンス表示することを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
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