JP2001353441A - 金属化合物担持粒状体、その製法及び用途 - Google Patents

金属化合物担持粒状体、その製法及び用途

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の悪臭成分に対して広範な消臭スペクト
ルを有し、消臭容量が大きく、しかも固体の状態で安定
に悪臭成分を吸着し、且つこれと反応して消臭性能を発
現でき、消臭剤として有用な金属化合物担持スメクタイ
ト及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 カチオン交換容量が50meq/g以上
のスメクタイト系粘土鉱物40乃至90重量%と、BE
T比表面積100m/g以上、吸油量100ml/1
00g以上の多孔性無機粉体10乃至60重量% との
組成物の造粒物であって、その粒子表面に、銅及び亜鉛
からなる群の金属化合物より選択された少なくとも1種
を担持させてなり、前記金属化合物は110℃乾燥基準
でRO(Rは銅又は亜鉛を表す)として複合粒状物当た
り0.001乃至2.0重量%の量で担持され、且つ5
0倍量の水で抽出した時の上記銅及び/又は亜鉛の抽出
量が3ppm以下であることを特徴とする金属化合物担
持粒状体及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属化合物担持粒
状体及びその用途に関するもので、少量の金属成分を含
有しながら、高い消臭容量と広い消臭スペクトルとを有
し、金属イオンの水抽出量が低く抑制されており、しか
もスメクタイト本来の機能も備えており、消臭剤や、ペ
ット用トイレ砂として有用な金属化合物担持粒状体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、悪臭成分を低減する方法として
は、活性炭、アルミナ、ゼオライト等の多孔質吸着剤に
よる吸着法、触媒燃焼法、オゾンによる酸化法、化学薬
品を用いた中和法、あるいはバクテリアによる分解法等
が知られている。しかし、吸着剤を用いた吸着法の場合
は、吸着容量が小さく吸着速度も遅い。また、触媒燃焼
法、オゾンによる酸化法、あるいはバクテリア分解法で
は装置が複雑で、ランニングコストも高い。さらに、化
学薬品を用いて中和する中和法は、消臭容量が比較的小
さい。
【0003】化学的消臭剤の有効成分として、銅化合物
を用いることについても既に幾つかの提案がなされてお
り、例えば特開平1−262868号公報(公知例1)
には、シアノ基及び該シアノ基と錯体結合した塩基性炭
酸銅から成る消臭剤が記載されている。また、特開昭6
3−132661号公報には、明礬、有機酸、アスコル
ビン酸及び銅化合物から成る消臭剤が記載され、更に特
開昭63−41408号公報(公知例2)には、銅化合
物とオキソカルボン酸とから成る消臭剤が記載されてい
る。
【0004】本出願人の提案にかかる特開平5−237
375号公報(公知例3)には、下記一般式(1): nCuO・MY2/X ・mHO ‥‥(1) 式中、nは1/3〜9の数であり、Mは2価の金属原子
を表わし、Yは1価乃至3価アニオンを表わし、xはア
ニオンの価数であり、mは0〜18の数である、で表わ
される銅化合物を、酸強度凾数Hoが+4.8以下の酸
量が0.2meq/g以上である無機固体酸に担持させ
た消臭剤が記載されている。
【0005】また、特開平7−185324号公報(公
知例4)には、Cu、Zn、Al、Fe、Ag、Mg、
Ni、Mn及びCoから選ばれる元素の水溶性金属塩
を、平均細孔径が5〜50nmで、細孔容積が0.5〜
2.0ml/gで且つ平均粒子径が0.001〜2mm
であるシリカゲルに含有させてなることを特徴とする脱
臭剤が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知例
1にみられる塩基性炭酸銅錯体は、硫化水素やメチルメ
ルカプタンには比較的高い消臭効果を示すものの、アン
モニアやアミン類のような塩基性悪臭成分に対する消臭
効果が比較的弱く、消臭スペクトルが比較的狭く、実用
上の消臭性能に劣るという問題がある。
【0007】一方、公知例2や公知例4に係る消臭剤組
成物は、本質的に水溶性の系であるため、金属イオンが
水中に溶出する傾向があるため、環境保全の意味で好ま
しくない。
【0008】公知例3に示される塩基性フマール酸銅な
どは、本質的に水不溶性であると共に、無機固体酸に担
持させることにより、広い消臭スペクトルが得られると
いう利点があるが、固体の状態での吸着法的用途に使用
することが困難であり、一方液体による中和法的使用で
は効果の持続性に欠けるという問題がある。各種の悪臭
成分に対して広範な消臭スペクトルを示すと共に、大き
な消臭容量を有し、しかも固体の状態で安定に吸着法的
用途に使用し得る消臭剤は、家庭,事務所,病院,汚物
処理場,各種畜産設備,工場等において広く望まれてい
るところである。
【0009】本発明の目的は、銅化合物或いは亜鉛化合
物を消臭成分として含有しながら安全であり、各種の悪
臭成分に対して広範な消臭スペクトルを有すると共に、
消臭容量が大きく、しかも固体の状態で安定に悪臭成分
を吸着し、且つこれと反応して消臭性能を発現でき、消
臭剤として有用な金属化合物担持粒状体及びその製造方
法を提供することにある。本発明の他の目的は、上記金
属化合物担持粒状体から成る消臭剤及びペット用トイレ
砂を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カチオ
ン交換容量50meq/g以上のスメクタイト系粘土鉱
物40乃至90重量%と、BET比表面積100m
g以上、吸油量100ml/100g以上の多孔性無機
粉体10乃至60% との組成物の造粒物の粒子表面
に、銅及び亜鉛からなる群の金属化合物より選択された
少なくとも1種を担持させてなり、前記金属化合物は1
10℃乾燥基準でRO(式中Rは銅又は亜鉛を表す)と
して粒状物当り0.001乃至2.0重量%の量で担持
され、且つ50倍量の水で抽出したときの上記銅及び/
又は亜鉛の抽出量が3ppm以下であることを特徴とす
る金属化合物担持粒状体が提供される。本発明によれば
また、カチオン交換容量50meq/g以上のスメクタ
イト系粘土鉱物40乃至90重量%と、BET比表面積
100m/g以上、吸油量100ml/100g以上
の多孔性無機粉体10乃至60% との組成物の造粒物
を80乃至300℃の温度に加熱保持し、この加熱粒状
物に、銅及び亜鉛からなる群の金属化合物より選択され
た少なくとも1種の水溶液乃至水分散液を噴霧すること
により、該金属化合物を、110℃乾燥基準でRO(式
中Rは銅又は亜鉛を表す)として粒状物当り0.001
乃至2.0重量%の量で粒状物に担持させることを特徴
とする金属化合物担持粒状体の製造方法が提供される。
本発明によれば更に、上記金属化合物担持粒状体から成
る消臭剤或いはペット用トイレ砂が提供される。
【0011】
【発明の実施形態】[作用]本発明は、化学的消臭性を
有する銅或いは亜鉛の化合物を、カチオン交換容量50
meq/g以上のスメクタイト系粘土鉱物40乃至90
重量%と、BET比表面積100m/g以上、吸油量
100ml/100g以上の多孔性無機粉体10乃至6
0% との組成物の造粒物に担持させたことが重要な特
徴である。即ち、この粒状物中のスメクタイトは、物理
的吸着作用による物理的消臭性と共に化学的消臭性をも
有しており、このような粒状物の物理的、化学的消臭性
と銅又は亜鉛化合物の化学的消臭性とが相乗的に作用す
ることにより、本発明の金属化合物担持粒状体は、広い
消臭スペクトルを示し、種々の悪臭成分に対して強力な
消臭性を有するものである。一方、粒状物中の多孔性無
機粉体は、比較的大きな比表面積を有していて、物理的
吸着作用により消臭性に寄与すると共に、比較的大きな
吸油量を有していて、銅或いは亜鉛の化合物の担持に寄
与し、更に液体汚物を吸収し保持するという作用をも有
している。しかも、本発明の金属化合物担持粒状体は、
銅又は亜鉛の化合物が、上記の複合粒状物にしっかりと
担持されているため、50倍量の水で抽出したときの銅
或いは亜鉛の抽出量が3ppm以下と極めて低く、環境
保全の点でも優れている。
【0012】即ち、本発明で粒状物に用いるカチオン交
換容量が50meq/g以上のスメクタイトは、モンモ
リロナイトに代表される様に、SiO四面体層−Al
八面体層−SiO四面体層から成る層状構造、或
いはこれらの四面体層、八面体層が異種金属で同型置換
された層状構造を基本骨格として有しており、これらの
層間に、水や金属カチオン、プロトン(水素イオン)が
存在している。かかる層状構造において、層間に存在す
る金属カチオン、四面体層或いは八面体層中の置換金属
成分などが、硫化水素やメルカプタン類、或いは有機酸
由来の悪臭成分の化学吸着に役立っており、層間に存在
するプロトンは、アンモニアやアミン類の化学吸着に役
立っていると信じられる。
【0013】上記スメクタイトと組み合わせで用いる多
孔性無機粉体は、悪臭成分を物理吸着するという点で
は、100m/g以上のBET比表面積を有すること
が重要であり、また銅或いは亜鉛の化合物を強固に担持
し、更にペットの尿などの液体汚物を吸収し保持すると
いう点では100ml/100g以上の吸油量を有する
ことが重要である。
【0014】また本発明においては、銅或いは亜鉛の化
合物が、上記複合粒状物の粒子表面に担持されているこ
とも極めて重要である。即ち、粒状物中のスメクタイト
は、上述した層状構造を有していることに関連して、担
持される銅乃至亜鉛化合物が層間に侵入していると、こ
れら化合物の化学的消臭性の持続性の点では問題はない
が、特に強力な消臭性が要求される用途、例えばペット
用トイレ砂の様に、強い悪臭を消臭することが要求され
るような用途では問題を生じてしまう。しかるに本発明
では、銅乃至亜鉛化合物は、悪臭乃至異臭成分との接触
頻度の最も高い粒子表面に優先的に分布しており、層間
には殆ど侵入していない。この結果、本発明の金属化合
物担持粒状体は、金属化合物の担持量が極めて少量であ
るにもかかわらず、複合粒状物の消臭能力との相乗的作
用により強力な消臭性を示し、ペット用トイレ砂の様に
強力な消臭性が要求される用途に用いられる消臭剤とし
て極めて有用となる。
【0015】[スメクタイト]本発明において、複合粒
状物の一方の成分であるスメクタイトとしては、上述し
た範囲のカチオン交換容量を有する公知のスメクタイト
族粘土鉱物、例えば、モンモリロナイト(酸性白土やベ
ントナイトなど)、バイデライト、ノントロナイトなど
のジオクタヘドラル型スメクタイト;サポナイト、ヘク
トライト、ソーコナイト、フライポンタイトなどのトリ
オクタヘドラル型スメクタイト;スチブンサイト等を使
用することができる。これらのスメクタイト系粘土鉱物
は、単独でも或いは2種以上の組み合わせでも用いるこ
とができる。
【0016】スメクタイトの代表例である酸性白土は、
モンモリロナイトを主成分とするものであるが、それ以
外に、石英、長石、α−クリストバライト等の不純物を
含有している。モンモリロナイトの基本的層構成は、前
に述べたのと同様であるが、酸性白土では、基本三層構
造中の AlO八面体層中のAl原子の一部が、マグネシ
ウムやカルシウム等のアルカリ土類金属で置換され、そ
の原子価を補うように水素イオンが結合されていること
が化学構造上の特徴である。この化学構造上の特徴によ
り、酸性白土は食塩水中に懸濁させ、そのpHを測定する
と、前記水素イオンがNa イオンで置換されるため酸性
を示す。
【0017】酸性白土の代表的なものとして、アルカリ
金属成分をRとして、アルカリ土類金属成分をMとして
表して、酸化物モル基準で、モル組成が RO/SiO=0.1×10−2乃至1.5×10
−2 特にNaO/SiO=0.3×10−2乃至1.0
×10−2 であり、且つ MO/SiO=4.5×10−2乃至10.5×1
−2 である酸性白土を挙げることができる。
【0018】一方、スメクタイトの他の例としては、モ
ンモリロナイトを主成分とし、酸化物基準のモル比で表
して、 Al/SiO=0.095乃至0.16 NaO/SiO=0.3×10−2乃至4.5×1
−2 MO/SiO=4.5×10−2乃至10.5×10
−2 式中、Mはアルカリ土類金属である、で表される化学組
成を有するベントナイトを挙げることができる。特に、
吸水性や固化性が要求される用途には、ACC法膨潤度
が20ml/2g以上のベントナイトが最も好適に使用
される。
【0019】即ち、上記のベントナイトは、吸水性が高
く、しかも吸水により膨潤し、固化するという特性を有
しており、廃棄処理性に極めて優れている。上記のベン
トナイトに水が混合されると、スメクタイトの持つ層構
造の基本層(板状体)同士の層間に水が入り膨潤する
が、やがては基本層がばらばらなコロイド状に分散し、
流動性を示す様になる。これを放置すると、基本層同士
の吸引反発により、カードハウス構造が形成され、高度
に増粘されるか或いはゲル化した状態となる。これがベ
ントナイトによる吸水性及び固化性の原理である。
【0020】上述した組成及びACC法膨潤度を有する
ベントナイトは、粒子内部に空隙を有しており、例えば
0.15ml/g以上、特に0.2乃至0.35ml/
gの細孔容積(水銀圧入法)を有しており、他のベント
ナイト等に比して消臭性能が向上していると共に、水を
急速に吸収し、迅速に膨潤し且つ固化するものとなる。
尚、ACC法膨潤度は、以下の方法で測定される。即
ち、イオン交換水100mlを入れた100mlの共栓
付メスシリンダーに、試料2gを内壁に殆ど付着しない
様に約10回に分けて加える。(先に加えた試料が殆ど
沈着した後に次の試料を加える。)加え終わったら栓を
して24時間静置し、容器内に堆積した試料の見掛け容
積を読み取る。読み取った容積を、膨潤力として、「m
l/2g」の単位で示す。
【0021】上記の様な組成及びACC法膨潤度を有す
るベントナイトを用いた金属化合物担持粒状体は、これ
に水を加えることにより、迅速に吸水して固化し、固化
物は崩壊しない程度の強度を有している。従って、この
金属化合物担持粒状体は、塊状物として容易に廃棄する
ことができる。また、吸水して固化することから、スメ
クタイト粒子表面に担持されている銅乃至亜鉛化合物
は,該固化物内にしっかりと捕捉されており、水への銅
乃至亜鉛の抽出量も低く抑制され、環境保全の点でも極
めて有利となる。また、このようなベントナイトを用い
た金属化合物担持粒状体は、特に猫砂等のペット用トイ
レ砂として、極めて有用である。即ち、ペットの尿によ
り、容易に固化するため、尿がかかった部分のみを取り
除き、容易に廃棄することができるからである。
【0022】また上述した化学組成及びACC法膨潤度
を有するベントナイトは、天然産でも、或いは半合成品
(所謂活性ベントナイト)の何れであってもよいが、入
手の容易さから、活性ベントナイトであることが好適で
ある。この活性ベントナイトは、例えば、アルカリ金属
をA、アルカリ土類金属をMで表して、酸化物基準のモ
ル比が、 AO/SiO=0.1×10−2乃至1.5×10
−2 (特にNaO/SiO=0.3×10−2乃至1.
0×10−2) MO/SiO=4.5×10−2乃至10.5×10
−2 である酸性白土の含水物に、無水物換算で1乃至5重量
%の炭酸ナトリウムを添加混合し、該混合物を、水分の
保持条件下、40℃以上、特に50乃至100℃、最も
好適には60乃至100℃の温度で、1.0乃至20時
間程度混練し、該混合物中の酸性白土を活性ベントナイ
トに転化させることによりうることができる。
【0023】[多孔性無機粉体]一方、複合粒状物に用
いる多孔性無機粉体としては、BET比表面積100m
/g以上、吸油量100ml/100g以上の多孔性
無機粉体が何れも使用される。多孔性無機粉体の適当な
例は、非晶質シリカ、非晶質アルミナ、非晶質シリカア
ルミナ、各種ケイ酸塩、フィロケイ酸塩、アルミノケイ
酸塩、フィロアルミノケイ酸塩、テクトアルミノケイ酸
塩などであり、これらは単独でも或いは2種以上の組み
合わせで用いることができる。粉体の粒度は、特に限定
されないが、一般にレーザ回折法による体積基準メジア
ン径(中位径)が1乃至100μm、特に5乃至30μ
mの範囲にあるものが粒状物の製造上好都合である。
【0024】[複合粒状物]本発明に用いる複合粒状物
は、カチオン交換容量50meq/g以上のスメクタイ
ト系粘土鉱物を、二成分基準で、40乃至90重量%、
一層好適には40乃至85重量%の量で、BET比表面
積100m/g以上、吸油量100ml/100g以
上の多孔性無機粉体を10乃至60重量%、一層好適に
は15乃至40重量%の量で含有する。
【0025】スメクタイト系粘土鉱物の量が上記範囲を
下回ると、消臭性能が低下する傾向があり、一方多孔性
無機粉体の量が上記範囲を下回ると、銅或いは亜鉛の化
合物の担持性能が低下する傾向があるが、上記範囲の量
比では、銅或いは亜鉛の化合物の担持性能、消臭性能、
吸水性及び固化性の組み合わせに関して最適の性能が発
現される。
【0026】複合粒状物は、スメクタイト系粘土鉱物と
多孔性無機粉体との混合物を、それ自体公知の手段で造
粒することにより、製造することができる。例えば、造
粒媒体としては水を使用し、混合物を柱状に押し出し成
形し、乾燥することにより、複合粒状物とすることがで
きる。更に、別法として、活性ベントナイトの混練物と
多孔性無機粉体とを混合し、この混合物を引き続き造粒
し、乾燥することにより、複合粒状物とすることもでき
る。
【0027】この複合粒状物は、短径が0.5乃至8m
mであり、アスペクト比が1乃至20の範囲にあること
が好ましい。あまり小粒径のものは、後述する噴霧処理
によって微量の銅乃至亜鉛化合物を均一に担持させるこ
とが困難となる傾向があり、また飛散し易くなり、処理
性や環境保全の点で適当でない。さらにあまり大粒径の
ものでも、微量の銅乃至亜鉛化合物を均一に担持させる
ことが困難となるし、少量の水を吸水しての固化が十分
に行われなくなる傾向があるためである。
【0028】また、上述した複合粒状物は、BET比表
面積が70m/g以上の範囲にあることが、物理的消
臭性や金属化合物担持性の点で好適である。
【0029】[銅乃至亜鉛化合物の担持]本発明におい
て、複合粒状物に担持させる銅乃至亜鉛化合物として
は、中和或いは酸化等により異臭乃至悪臭成分を捕捉分
解する化学的消臭性を有するもの、例えば硫酸銅、硝酸
銅、塩基性硫酸銅、所謂ボルドー液として知られる塩基
性硫酸銅カルシウム塩、塩化銅、炭酸銅、硫酸亜鉛、硝
酸亜鉛、塩化亜鉛等の塩化合物、酸化銅、酸化亜鉛等の
酸化物、或いは、ジカルボン酸銅、ジカルボン酸亜鉛等
の有機酸塩などを1種単独又は2種以上の組み合わせで
使用することができるが、特に微量の化合物を均一に粒
状物に担持させるという見地から、水溶性塩が好まし
く、特に消臭スペクトルが広く、種々の悪臭乃至異臭成
分に対して消臭効果を示すことから、硫酸銅が最も好適
である。
【0030】また上記銅乃至亜鉛化合物は、粒状物の粒
子表面に担持されることから、その担持量は極めて微量
でよく、110℃乾燥基準でRO(式中Rは銅又は亜鉛
を表す)として粒状物当り0.001乃至2.0重量
%、特に0.005乃至1.8重量%の範囲とする。即
ち、担持量が上記範囲よりも少ないと、十分に強力な消
臭効果が発現しない。一方、上記範囲よりも多量にして
も、一定以上の消臭効果は発現せず、コストの点で不利
となる。これは、粒状物表面に担持される化合物量には
一定の限度があり、それ以上となると、担持物以外の遊
離の銅乃至亜鉛化合物を生じ、それ以上に消臭効果が向
上しないものと考えられる。
【0031】このように粒状物表面に銅乃至亜鉛化合物
が担持された本発明の金属化合物担持粒状体は、一定の
粒度に調整された粒状物を加熱保持し、この状態で、銅
乃至亜鉛化合物の水溶液乃至水分散液を噴霧し、必要に
より乾燥することによって製造される。この場合、重要
なことは、銅乃至亜鉛化合物の水溶液乃至水分散液を噴
霧することであり、例えば、銅乃至亜鉛化合物の水溶液
乃至水分散液と粒状物とを混合した場合には、後述する
比較例5に示す様に、噴霧による銅乃至亜鉛化合物の担
持に比べ消臭性が落ちる。これは、銅乃至亜鉛化合物が
粒状物の内部に入り込んでしまうために、粒状物の表面
に担持される銅乃至亜鉛量が少なく消臭性能の発現が少
ないためと考えられる。従って、上記の様な噴霧によっ
てはじめて粒状物の表面に優先的に銅乃至亜鉛化合物を
担持させることが可能となる
【0032】粒状物の加熱温度は、80乃至300℃、
特に100乃至200℃の範囲とする。即ち、このよう
に加熱された粒状物に銅乃至亜鉛化合物の水溶液乃至水
分散液を噴霧することにより、直ちに水が揮散し、銅乃
至亜鉛化合物を粒子表面に担持させることが可能とな
る。加熱温度が、上記範囲よりも低いと、水が十分に揮
散しないため、銅乃至亜鉛化合物が粒状物の表面に固定
されず、粒状物の内部に銅乃至亜鉛化合物が入り込み易
くなるばかりか、場合によっては、必要量の銅乃至亜鉛
化合物が粒状物に担持されないおそれがある。また、上
記範囲よりも加熱温度が高いと、粒状物の基本層内の水
分子が揮散して層間の収縮を生じ、その膨潤特性等が損
なわれたり、消臭特性が低下するおそれがある。
【0033】また、銅乃至亜鉛化合物の水溶液乃至水分
散液は、前述した範囲の少量の銅乃至亜鉛化合物が粒状
物に担持されるような量で使用されるが、この場合、留
意すべきことは、必要以上に多量の水を用いると、粒状
物の膨潤、固化が生じるおそれがあるということであ
る。従って、可及的に少量の水で銅乃至亜鉛化合物の水
溶液乃至水分散液を使用し(即ち、可及的に銅乃至亜鉛
化合物の濃度を高くする)、加熱された粒状物を湿らせ
る程度の噴霧により担持処理を行うべきである。
【0034】更に、銅乃至亜鉛化合物として、例えば硫
酸銅等の水溶性塩を用いる場合は特に問題はないが、酸
化銅などの水不溶性化合物の場合には、できるだけ微粉
末の形で用いるのがよい。大粒径の形で使用すると、粒
状物表面への担持を有効に行うことが困難となるからで
ある。
【0035】上述した噴霧による担持処理により得られ
た金属化合物担持粒状体は、粒状物が加熱された状態で
噴霧が行われ且つ用いる水分量も少量であることから、
ほとんどの水分は揮散しているため、これをそのまま使
用に供することができる。勿論、必要により更に乾燥工
程を設けることもできるが、この場合にも粒状物中のス
メクタイトの層間収縮が生じない様に、乾燥温度を接触
時間にもよるが一般的に150℃以下に設定するのがよ
い。
【0036】(用途)かくして得られる本発明の金属化
合物担持粒状体は、銅乃至亜鉛化合物の担持量が少量で
あるにもかかわらず、該化合物が粒子表面に担持され且
つ粒状物との相乗的作用により、種々の悪臭乃至異臭成
分に対して強力な消臭作用を示し、しかも固体状で消臭
作用を発揮するため、極めて取り扱いが容易である。ま
た、水分の吸収により膨潤して粒子同士が固まって崩壊
しない程度の強度を有する固形物を形成し、且つ銅又は
亜鉛の水分抽出量も極めて少ないことから、廃棄処分も
容易であり、環境保全の点でも極めて有利である。従っ
て、このような特性を有する本発明の金属化合物担持粒
状体は、特に悪臭乃至異臭成分の強い場所、例えばトイ
レや病院内などで使用される消臭剤として極めて有用で
あり、また猫砂等のペット用トイレ砂として極めて有用
である。特に、ペット用トイレ砂として使用した場合に
は、ペットの尿や糞により容易に固化し、取り扱い可能
な固形物を形成することから、その交換や廃棄を容易に
行うことができるという顕著な利点を有する。尚、ペッ
ト用トイレ砂として用いる場合には、粒状ベントナイト
は、一般に短径が0.5乃至8mmであり、アスペクト
比が1乃至20の範囲にあることが、吸収及び吸着剤の
取り扱いや、水分吸収の際の固結性や、凝固物の取り除
き性の点で好ましい。粒子形状は、球状、立方体状、円
柱状、角柱状、顆粒状、タブレット状、不定形状等の任
意の形状であってよい。
【0037】また、本発明品をペット用トイレ砂として
用いる場合には、必要に応じて、天然ゼオライト、合成
ゼオライトの粒状品、川砂、シリカゲル、新聞紙、製紙
スラッジ成型品、大鋸屑、鹿沼土(アロフェン)、1乃
至10mmの粒状パルプ或いは粒状化した紙等を併用し
て用いることも出来る。
【0038】更に、本発明の金属化合物担持粒状体は、
消臭性の持続性を高めるために、複合体100重量部当
り0.5乃至10重量部、特に1乃至5重量部の表面処
理剤で表面処理して被覆層を形成することができる。こ
のような表面処理剤としては、以下のものが好適であ
る。 (1)シリコーンオイル。 (2)炭素数が8〜22の高級脂肪酸またはその金属塩
(アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、Zn塩、Al
塩。 (3)アマイド、アミン、一価乃至多価アルコールの脂
肪酸エステル:例えば、高級脂肪酸アマイド、エルカ酸
アミド、ステアリルエルカミド、2−ステアロミドエチ
ルステアレート、エチレンビス脂肪酸アマイド、脂肪酸
ジエタノールアミン、ステアリン酸n−ブチル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール、ポリエチ
レングリコールジステアレート、ポリエチレングリコー
ルジラウレート、ジエチレングリコールステアリン酸ジ
エステル。 (4)ワックス類:例えば、トリグリセライドワック
ス、ポリエチレンワックス、エポキシ変性ポリエチレン
ワックス。 (5)融点或いは軟化点が40乃至160℃の低融点乃
至低軟化点樹脂:例えば、エポキシ樹脂、キシレン−ホ
ルムアルデヒド樹脂、スチレン系樹脂、アルキッド樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、低融点アクリル樹
脂、ポリビニルブチラール、テルペン樹脂、石油樹脂。 上記の表面処理剤は,単独でも2種以上を組み合わせて
使用することができる。
【0039】特に上記のような表面処理により消臭性の
持続性が高められたものは、居間、寝室、タンスや押し
入れ内、事務所内、自動車内などの所定の空間内,或い
はエアコンデショナー内のフィルター内に詰めて消臭剤
として使用可能である。また、無機繊維、動植物繊維、
合成樹脂繊維等から成る通気性の織布又は不織布に、或
いはこれらの間に充填して抗菌性乃至消臭性のシート、
フィルターとして使用することもできる。
【0040】
【実施例】本発明を次の実施例及び比較例で詳細に説明
する。尚、実施例及び比較例における測定は、以下の方
法で行った。
【0041】(1)エチルメルカプタン消臭容量測定方
法:試料10gを100mlのガラス瓶に取り、ゴム製
注入口のついた蓋で密栓する。それにエチルメルカプタ
ン1μlをマイクロシリンジを用いて注入する。24時
間後のエチルメルカプタン残存濃度が10ppm以下に
なったら同じ操作を繰り返す。10ppm以下に下がら
なくなった時点の合計注入量を消臭容量とする。
【0042】(2)アンモニア消臭容量測定方法:試料
10gを100mlのガラス瓶に取り、ゴム製注入口の
ついた蓋で密栓する。それに100%アンモニアガス
(液化アンモニアガスを気化させたもの)1mlをシリ
ンジを用いて注入する。24時間後のアンモニア残存濃
度が100ppm以下になったら同じ操作を繰り返す。
100ppm以下に下がらなくなった時点の合計注入量
を消臭容量とする。
【0043】(3)エチルメルカプタン消臭速度測定方
法 試料10gを1800mlのガラス瓶に取り、ゴム製注
入のついた蓋で密栓する。それにエチルメルカプタン
0.08w/v%エタノール溶液1mlを滴下し、5分
後の残存ガス濃度をガス検知管で測定した。同様にして
試料を入れないで同様の操作を行いブランクガス濃度を
測定し、次式により消臭率を計算した。 消臭率(%)=100−{残存ガス濃度(ppm)/ブ
ランクガス濃度(ppm)×100}
【0044】(4)アンモニア消臭速度測定方法 試料10gを1800mlのガラス瓶に取り、ゴム製注
入のついた蓋で密栓する。それに1%アンモニア水1m
lを滴下し、10分後の残存ガス濃度をガス検知管で測
定した。同様にして試料を入れないで同様の操作を行い
ブランクガス濃度を測定し、次式により消臭率を計算し
た。 消臭率(%)=100−{残存ガス濃度(ppm)/ブ
ランクガス濃度(ppm)×100}
【0045】(5)崩壊性評価方法 スメクタイトと多孔性ケイ酸塩の混合成形体に金属塩溶
液を吹き付ける工程において、溶液量や成形体の性質に
より、溶液を吸収しきれずに、表面に溶液がにじみ出し
たり、成形体が崩壊するかどうかを肉眼で観察し評価す
る。崩壊の状態を下記に基準で評価する。 ◎ 水溶液が吸収され、外観的に変化が認められない。 ○ 溶液の滲みだしがあるが、成形体は崩壊しない。 × 溶液の滲みだしがあり、成形体の崩壊が認められ
る。
【0046】(6)金属分の水分抽出量測定方法 試料2gをイオン交換水98gに分散させ、ヒーター状
で10分間煮沸させる。冷却後イオン交換水にて蒸発分
を補填し遠沈管に入れ24時間室温にて放置する。それ
を遠心分離器(20000rpm×10分間)にかけ上
澄液を採取し、原子吸光方法にて金属分の水分抽出量を
測定した。
【0047】(7)固化性能評価方法 300mlのトールビーカーに深さ6cmに成る様に試
料を入れる。次いで、ペットの尿の代替えとして1%食
塩水7mlを10秒かけて滴下し、試料を固化させ、下
記の基準で固化性を評価する。 ◎:手や指により圧力を加えても容易に崩れない。 ○:手や指により圧力を加えると容易に崩れる。 △:そのままでは固化状態を維持しているが、手で持ち
上げると崩れる。 ×:固化しない。
【0048】(8)BET比表面積 カルロエルバ社製Sorptomatic Serie
s 1800を使用し、BET法により測定した。
【0049】(9)吸油量 JIS.K.5101.19に準拠して測定した。
【0050】(10)カチオン交換容量の測定方法 日本鋳物協会・東海支部・無機砂型研究部会試験方法TI
KS-414に準じて行った。アンモニアの定量は、JIS K 00
99の吸光光度法によって行った。
【0051】(11)ACC法膨潤度 イオン交換水100mlを入れた100mlの共栓付メ
スシリンダーに、試料2g(水分4〜10.0%のも
の)を内壁に殆ど付着しないように加える。先に加えた
試料が殆ど沈着したのち次の試料を加える。加え終わっ
たら栓をして24時間静置し容器内に推積した試料の見
掛け容積を読みとる。膨潤力の単位を(ml/2g)と
して表示する。
【0052】[実施例1]新潟県小戸産酸性白土400
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)400g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)200g、イオン交換水980
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(C
uO6.37%)135mlを噴霧器を用いて、成形体
の表面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属
化合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体の
CuO含有量は1.7%であった。この試料の消臭性
能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成
形体の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を
表1に、結果を表2に示す。
【0053】[実施例2]新潟県小戸産酸性白土700
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)200g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)100g、イオン交換水730
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(C
uO6.37%)40mlを噴霧器を用いて、成形体の
表面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属化
合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体のC
uO含有量は0.5%であった。この試料の消臭性能、
金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成形体
の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を表1
に、結果を表2に示す。
【0054】[実施例3]新潟県小戸産酸性白土700
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)200g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)100g、イオン交換水730
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(C
uO6.37%)40mlを噴霧器を用いて、成形体の
表面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属化
合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体のC
uO含有量は0.5%であった。この試料の消臭性能、
金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成形体
の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を表1
に、結果を表2に示す。
【0055】[実施例4]新潟県小戸産酸性白土850
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)100g、亜鉛アルミノケイ酸塩(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)50g、イオン交換水700g
をよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファイ
ン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱状
に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥品
500gを平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(Cu
O6.37%)40mlを噴霧器を用いて、成形体の表
面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属化合
物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体のCu
O含有量は0.5%であった。この試料の消臭性能、金
属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成形体の
崩壊性について評価した。使用した試料の物性を表1
に、結果を表2に示す。
【0056】[実施例5]新潟県小戸産酸性白土700
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)200g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)100g、イオン交換水780
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、2%硫酸銅溶液(Cu
O0.64%)40mlを噴霧器を用いて、成形体の表
面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属化合
物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体のCu
O含有量は0.05%であった。この試料の消臭性能、
金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成形体
の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を表1
に、結果を表2に示す。
【0057】[実施例6]新潟県小戸産酸性白土700
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)200g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)100g、イオン交換水780
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、0.2%硫酸銅溶液
(CuO0.064%)40mlを噴霧器を用いて、成
形体の表面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、
金属化合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形
体のCuO含有量は0.005%であった。この試料の
消臭性能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程にお
ける成形体の崩壊性について評価した。使用した試料の
物性を表1に、結果を表2に示す。
【0058】[実施例7]新潟県小戸産酸性白土700
g、非晶質アルミノケイ酸塩(東ソ−製トヨエスタ)2
00g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工業製ミズカ
ナイトHP)100g、イオン交換水750gをよく混
合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファイン デス
クペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱状に成形す
る。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥品500g
を平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(CuO6.3
7%)40mlを噴霧器を用いて、成形体の表面に添着
する。150℃ にて3時間乾燥し、金属化合物担持成
形体を得た。この金属化合物担持成形体のCuO含有量
は0.5%であった。この試料の消臭性能、金属化合物
の水溶出量、金属塩添着工程における成形体の崩壊性に
ついて評価した。使用した試料の物性を表1に、結果を
表2に示す。
【0059】[実施例8]新潟県小戸産酸性白土700
g、P型ゼオライト(水澤化学工業製)200g、アル
ミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工業製ミズカナイトHP)
100g、イオン交換水750をよく混合し、押し出し
成型機(不二パウダル製ファイン デスクペレッタ−)
を用いて、直径2mmの円柱状に成形する。それを15
0℃で5時間乾燥する。乾燥品500gを平型の容器に
取り、20%硫酸銅溶液(CuO6.37%)40ml
を噴霧器を用いて、成形体の表面に添着する。150℃
にて3時間乾燥し、金属化合物担持成形体を得た。こ
の金属化合物担持成形体のCuO含有量は0.5%であ
った。この試料の消臭性能、金属化合物の水溶出量、金
属塩添着工程における成形体の崩壊性について評価し
た。使用した試料の物性を表1に、結果を表2に示す。
【0060】[実施例9]変成ベントナイト(黒崎白土
工業製)700g、ホワイトカーボン(水澤化学工業製
ミズカシルP−766)200g、アルミノケイ酸塩亜
鉛(水澤化学工業製ミズカナイトHP)100g、イオ
ン交換水750をよく混合し、押し出し成型機(不二パ
ウダル製ファイン デスクペレッタ−)を用いて、直径
2mmの円柱状に成形する。それを150℃で5時間乾
燥する。乾燥品500gを平型の容器に取り、2%硫酸
銅溶液(CuO0.64%)40mlを噴霧器を用い
て、成形体の表面に添着する。150℃ にて3時間乾
燥し、金属化合物担持成形体を得た。この金属化合物担
持成形体のCuO含有量は0.5%であった。この試料
の消臭性能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程に
おける成形体の崩壊性について評価した。使用した試料
の物性を表1に、結果を表2に示す。
【0061】[比較例1]新潟県小戸産酸性白土380
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)420g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)200g、イオン交換水102
0gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製フ
ァイン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円
柱状に成形する。それを150℃で5時間乾燥し成形体
を得た。この試料の消臭性能について評価した。使用し
た試料の物性を表1に、結果を表3に示す。
【0062】[比較例2]新潟県小戸産酸性白土300
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)400g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)300g、イオン交換水950
gをよく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製ファ
イン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円柱
状に成形する。それを150℃で5時間乾燥する。乾燥
品500gを平型の容器に取り、20%硫酸銅溶液(C
uO6.37%)135mlを噴霧器を用いて、成形体
の表面に添着する。150℃ にて3時間乾燥し、金属
化合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体の
CuO含有量は1.7%であった。この試料の消臭性
能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成
形体の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を
表1に、結果を表3に示す。
【0063】[比較例3]新潟県小戸産酸性白土950
g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工業製ミズカナイ
トHP)50g、イオン交換水710gをよく混合し、
押し出し成型機(不二パウダル製ファイン デスクペレ
ッタ−)を用いて、直径2mmの円柱状に成形する。そ
れを150℃で5時間乾燥する。乾燥品500gを平型
の容器に取り、20%硫酸銅溶液(CuO6.37%)
135mlを噴霧器を用いて、成形体の表面に添着す
る。150℃ にて3時間乾燥し、金属化合物担持成形
体を得た。この金属化合物担持成形体のCuO含有量は
1.7%であった。この試料の消臭性能、金属化合物の
水溶出量、金属塩添着工程における成形体の崩壊性につ
いて評価した。使用した試料の物性を表1に、結果を表
3に示す。
【0064】[比較例4]新潟県小戸産酸性白土350
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)650gをよく混合し、押し出し成型機(不二
パウダル製ファイン デスクペレッタ−)を用いて、直
径2mmの円柱状に成形する。それを150℃で5時間
乾燥する。乾燥品500gを平型の容器に取り、20%
硫酸銅溶液(CuO6.37%)135mlを噴霧器を
用いて、成形体の表面に添着する。150℃ にて3時
間乾燥し、金属化合物担持成形体を得た。この金属化合
物担持成形体のCuO含有量は1.7%であった。この
試料の消臭性能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工
程における成形体の崩壊性について評価した。使用した
試料の物性を表1に、結果を表3に示す。
【0065】[比較例5]新潟県小戸産酸性白土400
g、ホワイトカ−ボン(水澤化学工業製ミズカシルP−
766)400g、アルミノケイ酸塩亜鉛(水澤化学工
業製ミズカナイトHP)183g、イオン交換水850
gに硫酸銅溶液(CuO6.37%)135mlを加え
た後、よく混合し、押し出し成型機(不二パウダル製フ
ァイン デスクペレッタ−)を用いて、直径2mmの円
柱状に成形する。それを150℃にて3時間乾燥し、金
属化合物担持成形体を得た。この金属化合物担持成形体
のCuO含有量は1.7%であった。この試料の消臭性
能、金属化合物の水溶出量、金属塩添着工程における成
形体の崩壊性について評価した。使用した試料の物性を
表1に、結果を表3に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】
【表3】
【0069】
【発明の効果】本発明の金属化合物担持粒状体は、銅乃
至亜鉛化合物の担持量が少量であるにもかかわらず、粒
状物粒子表面に担持された銅或いは亜鉛化合物と、スメ
クタイト及び多孔性無機粉体の複合粒状物との相乗的作
用により、種々の悪臭乃至異臭成分に対して強力な消臭
作用を示し、しかも固体状で消臭作用を発揮するため、
消臭剤として極めて取り扱いが容易である。また、水分
の吸収により膨潤して粒子同士が固まって崩壊しない程
度の強度を有する固形物を形成し、且つ銅又は亜鉛の水
分抽出量も極めて少ないことから、廃棄処分も容易であ
り、環境保全の点でも極めて有利である。本発明の金属
化合物担持粒状体は、強力な消臭性を有していることか
ら、特に悪臭や異臭の強い場所で使用される消臭剤とし
て有用であり、また猫砂等のペット用トイレ砂として、
極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 21/16 B01J 21/16 M (72)発明者 田中 正範 新潟県新発田市大手町1丁目14番15号 黒 崎白土工業株式会社内 (72)発明者 宮村 政志 新潟県新発田市大手町1丁目14番15号 黒 崎白土工業株式会社内 Fターム(参考) 2B101 AA13 GB05 4C080 AA05 AA06 BB02 CC13 HH05 JJ04 KK08 LL03 LL10 MM02 NN01 NN03 NN06 4G066 AA15B AA18B AA20B AA20C AA22B AA22C AA30B AA30C AA47B AA63B AA63C AA64B AA64C AE06B AE06C AE10B BA09 BA20 BA26 BA36 BA38 CA02 DA11 FA03 FA11 FA21 FA26 FA27 FA34 FA37 FA38 4G069 BA01A BA02A BA02B BA03A BA07A BA07B BA08B BA10A BA10B BA15A BA15B BB10A BB10B BC31A BC31B BC35A CA10 CA17 DA05 EA02X EA02Y EB14X EB14Y EB18X EB18Y EC27 ED05 FC08 ZA43A ZA43B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン交換容量50meq/g以上の
    スメクタイト系粘土鉱物40乃至90重量%と、BET
    比表面積100m/g以上、吸油量100ml/10
    0g以上の多孔性無機粉体10乃至60重量% との組
    成物の造粒物であって、その粒子表面に、銅及び亜鉛か
    らなる群の金属化合物より選択された少なくとも1種を
    担持させてなり、前記金属化合物は110℃乾燥基準で
    RO(Rは銅又は亜鉛を表す)として複合粒状物当たり
    0.001乃至2.0重量%の量で担持され、且つ50
    倍量の水で抽出した時の上記銅及び/又は亜鉛の抽出量
    が3ppm以下であることを特徴とする金属化合物担持
    粒状体。
  2. 【請求項2】 スメクタイトがモンモリロナイトを主成
    分とし、酸化物基準のモル比で表して Al/SiO=0.095乃至0.16 NaO/SiO=0.3×10−2乃至4.5×1
    −2 MO/SiO=4.5×10−2乃至10.5×10
    −2 式中、Mはアルカリ土類金属である、の化学組成を有す
    るベントナイトであることを特徴とする請求項1に記載
    の金属化合物担持粒状体。
  3. 【請求項3】 ACC法膨潤度が5ml/2g以上であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の金属化合
    物担持粒状体。
  4. 【請求項4】 前記金属化合物が硫酸銅であることを特
    徴とする請求項1に記載の金属化合物担持粒状体。
  5. 【請求項5】 前記金属化合物担持粒状体の短径が0.
    5乃至8mmであり、アスペクト比が1乃至20の範囲
    にあることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
    の金属化合物担持粒状体。
  6. 【請求項6】 多孔性無機粉体が非晶質シリカ、非晶質
    アルミナ、非晶質シリカアルミナ、各種ケイ酸塩、フィ
    ロケイ酸塩、アルミノケイ酸塩、フィロアルミノケイ酸
    塩、及びテクトアルミノケイ酸塩からなる群より選択さ
    れた少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃
    至5の何れかに記載の金属化合物担持粒状体。
  7. 【請求項7】 カチオン交換容量50meq/g以上の
    スメクタイト系粘土鉱物40乃至90重量%と、BET
    比表面積100m/g以上、吸油量100ml/10
    0g以上の多孔性無機粉体10乃至60% との組成物
    の造粒物を80乃至300℃の温度に加熱保持し、この
    加熱粒状体に、銅及び亜鉛からなる群の金属化合物より
    選択された少なくとも1種の水溶液乃至水分散液を噴霧
    することにより、該金属化合物を、110℃乾燥基準で
    RO(式中Rは銅又は亜鉛を表す)として粒状物当り
    0.001乃至2.0重量%の量で粒状体に担持させる
    ことを特徴とする金属化合物担持粒状体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6の何れかに記載の金属化
    合物担持粒状体からなることを特徴とする消臭剤。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6の何れかに記載の金属化
    合物担持粒状体からなることを特徴とするペット用トイ
    レ砂。
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