JP2001352195A - 電子部品供給装置 - Google Patents

電子部品供給装置

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JP2001352195A
JP2001352195A JP2000167332A JP2000167332A JP2001352195A JP 2001352195 A JP2001352195 A JP 2001352195A JP 2000167332 A JP2000167332 A JP 2000167332A JP 2000167332 A JP2000167332 A JP 2000167332A JP 2001352195 A JP2001352195 A JP 2001352195A
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
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    • H05K13/028Simultaneously loading a plurality of loose objects, e.g. by means of vibrations, pressure differences, magnetic fields

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成がシンプル且つ安価であり、しかも、電
子部品の供給を的確に行える電子部品供給装置を提供す
る。 【解決手段】 操作レバー12の第1ローラー12aを
所定ストローク押し下げた後に操作レバー12を復帰さ
せる動作を利用してエアーシリンダー15のロッド15
aを後退及び前進させ、ロッド15aが前進するときの
エアー吸引力を利用して部品通路8aとエアー補助通路
8bとこれらと連続する後側の部品通路6bとエアー補
助通路6cにも部品ストッパー10に向かう方向のエア
ーの流れを発生させ、このエアーの流れによって部品通
路6b及び8a内の電子部品ECを整列状態のまま前方
に移動させて、先頭の電子部品ECを部品ストッパー1
0の吸着壁10cに当接させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品等の電
子部品を整列状態で搬送して部品取出位置に供給する電
子部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子部品供給装置を開示
するものとして特開平6−232596号公報がある。
同公報に開示された装置は、貯蔵室内にバルク状態で収
納されたチップ部品を部品搬送管を通じてベルト上に排
出し、排出されたチップ部品をベルトによって前方に搬
送して、搬送されたチップ部品をストッパによって所定
の部品取出位置に停止させる機能を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記装置では、チップ
部品を前方に搬送するためにベルトを用いているため、
ベルトを移動させるための機構、例えば、ベルトを間欠
的に移動させるためのラチェット機構が別途必要とな
る。最近ではこの種の装置に対して価格低減が求められ
ているが、部品搬送のためにベルト及びその移動機構を
要する前記装置では装置価格を低減するにも自ずと限界
がある。前記装置とは別に、チップ部品を前方に搬送す
るためのエアー吸引を利用したものも知られているが、
真空ポンプ等の大型の吸引源が別途必要となると共に、
吸引源からのエアー配管も複雑になることから装置価格
の低減には不向きである。
【0004】本発明は前記事情に鑑みて創作されたもの
で、構成がシンプル且つ安価であり、しかも、電子部品
の供給を的確に行える電子部品供給装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、電子部品を整列状態で搬送するための部
品通路と、部品通路の先端部を開閉自在に覆うシャッタ
ーと、部品通路の先端と向き合うように配置され、部品
通路の先端と連通するエアー吸引経路を有する部品スト
ッパーと、吸気口を有するエアー吸引器と、エアー吸引
器の吸気口と部品ストッパーのエアー吸引経路とを結ぶ
エアーチューブと、部品通路の先端部がシャッターによ
って閉じられているときにエアーチューブを介して部品
ストッパーのエアー吸引経路にエアー吸引力が作用し、
且つ、部品ストッパーのエアー吸引経路にエアー吸引力
が作用しなくなったときにシャッターを開放して部品通
路の先端部が露出するようにシャッター及びエアー吸引
器を動作させるレバー機構とを備えることをその主たる
特徴とする。
【0006】この電子部品供給装置によれば、エアー吸
引器で発生したエアー吸引力をエアーチューブ及び部品
ストッパーのエアー吸引経路を介して部品通路の先端に
作用させることにより、このエアー吸引力を利用して部
品通路内に部品ストッパーに向かう方向のエアーの流れ
を発生させ、このエアーの流れによって部品通路内の電
子部品を整列状態のまま搬送して、先頭の電子部品を部
品ストッパーに当接させることができるので、部品搬送
のために従来のようなベルト及びその移動機構や真空ポ
ンプ等の大型の吸引源及びこの吸引源からのエアー配管
等を必要としない。
【0007】また、部品ストッパーのエアー吸引経路に
エアー吸引力が作用しなくなったときにシャッターを開
放して部品通路の先端部が露出するようにシャッター及
びエアーシリンダーを動作できるので、部品通路に実際
にエアーの流れが生じているときに部品通路の先端部を
シャッターによって確実に覆うことができ、これによ
り、エアー吸引による部品搬送を的確に実行できる。
【0008】本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構
成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって
明らかとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1〜図22は
本発明の第1実施形態を示すもので、以下の説明では図
1の左側を前、右側を後、手前側を左、奥側を右として
表記する。
【0010】図1は電子部品供給装置の左側面図、図2
は図1に示した装置に適用可能な電子部品の形状例を示
す斜視図、図3は図1に示した装置の部分拡大縦断面
図、図4は図1に示した装置の第1部品ガイド部分の部
品通路を示す部分拡大縦断面図、図5は図1に示した装
置の部分拡大上面図、図6は図5からシャッター及び支
持シャフトを除外した図、図7は図6から部品ストッパ
ー及び支持シャフトを除外した図、図8は図7のA−A
線矢視図、図9は部品ストッパーの上面図と左側面図と
一部破断の左側面図と一部破断の前面図、図10はシャ
ッターの上面図と左側面図、図11は操作レバーの左側
面図、図12は駆動レバーの左側面図、図13は駆動プ
レートの左側面図、図14〜図22は図1に示した装置
の動作説明図である。
【0011】図中の符号1はフレーム、2は貯蔵庫、3
は固定パイプ、4は可動パイプ、5はパイプホルダー、
6は第1部品ガイド、7は第1部品ガイド用の第1カバ
ー、8は第2部品ガイド、9は第2部品ガイド用の第2
カバー、10は部品ストッパー、11はシャッター、1
2は操作レバー、13は駆動レバー、14は駆動プレー
ト、15はエアーシリンダー、16は制御バルブ、17
はエアーチューブである。
【0012】フレーム1は、ステンレス等の金属板を所
定形状に打ち抜くことによって得られた板材を屈曲等に
よって整形することにより形成されている。図示例のも
のでは下端縁と後端縁にフレーム剛性を高めるための屈
曲部が設けられているが、これら屈曲部は必ずしも必要
なものではない。フレーム1の左側面には、操作レバー
12の復帰位置を規定するための第1ストッパー1a
と、駆動レバー13の復帰位置を規定するための第2ス
トッパ1bが設けられている。
【0013】貯蔵庫2は、前後方向の寸法よりも左右方
向の寸法が小さく、且つ、略V字状の傾斜底面を有する
貯蔵室2aを有している。貯蔵庫2の上部には、貯蔵室
2a内に部品補給を行うための補給口2bと、この補給
口2bを開閉するためのスライド蓋2cが設けられてい
る。また、貯蔵室2aの最深部には、円形孔2dが貫通
形成されており、この円形孔2dには略円筒形状のブッ
シュ2eが嵌め込まれている。ブッシュ2eは、すり鉢
形状の案内面2e1を上端に有し、可動パイプ4の上部
外径よりも僅かに小さな横断面円形の内孔2e2を中心
に有しており、第1コイルバネCS1の上部を収容する
ための環状凹部2e3と円形孔2dへの嵌め込み位置を
規定するためのカラー2e4を下部に有する。貯蔵庫2
は少なくとも左側面部分を透明な部品から構成されてお
り、外部から部品貯蔵量を確認できるようになってい
る。また、貯蔵庫2は、止めネジによってフレーム1に
着脱自在に取り付けられている。
【0014】前記貯蔵室2a内には図2(A)に示すよ
うな四角柱形状の電子部品ECが多数個バルク状に収納
されている。この電子部品ECは、例えば、チップコン
デンサやチップインダクタやチップ抵抗器等のチップ部
品で、長さ方向の両端部に外部電極ECaを有してい
る。図2(A)に示した電子部品ECは長さ>幅=高さ
の寸法関係を有するが、図2(B)に示すような長さ>
幅>高さの寸法関係を有する電子部品ECを取り扱うこ
とも可能である。
【0015】固定パイプ3は、金属や硬質樹脂等から形
成された所定長の円形パイプ材から成り、横断面円形の
内孔を中心に有している。固定パイプ3の内孔横断面形
は電子部品ECの端面対角線長さよりも僅かに大きく、
電子部品ECを長さ向きで自重落下させることができ
る。この固定パイプ3は、その下端部をパイプホルダー
5の挟持スリット5aを介して第1部品ガイド6のパイ
プ装着孔に差し込まれている。パイプホルダー5は第1
部品ガイド6にネジ止めされていて、挟持スリット5a
のクリアランスをネジ締め操作によって狭めることによ
り固定パイプ3を保持することができる。固定パイプ3
の上端はブッシュ2eの上端よりも僅かに低い位置にあ
るが、ブッシュ2eの上端と一致した位置、或いは、ブ
ッシュ2eの上端よりも僅かに高い位置にあってもよ
い。
【0016】可動パイプ4は、ブッシュ4dを除く部分
を金属や硬質樹脂等から形成されており、すり鉢形状の
案内面4aを上端に有し、固定パイプ3の外径よりも僅
かに大きな横断面円形の内孔4bを中心に有している。
また、可動パイプ4の下部内側にはブッシュ装着用の孔
4cが形成され、この孔4cには、固定パイプ3との間
の運動摩擦抵抗を低減するために無給油性樹脂等から形
成されたブッシュ4dが装着されている。さらに、可動
パイプ4の外面には第1カラー4eと第2カラー4fが
形成されており、可動パイプ4の第1カラー4eより上
側部分の外径はブッシュ2eの内孔2e2の内径よりも
僅かに小さい。この可動パイプ4はブッシュ2eと固定
パイプ3との間の環状スペースに上下移動可能に配置さ
れている。また、ブッシュ2eと第1カラー4eとの間
には第1コイルバネCS1が介装され、第1カラー4e
と第2カラー4fとの間には第2コイルバネCS2が介
装されており、第2コイルバネCS2と第2カラー4f
との間には駆動レバー13のU字形の係合部13cが挿
入されている。可動パイプ4は第1コイルバネCS1に
よって下方に付勢されており、待機状態における可動パ
イプ4の上端は固定パイプ3の上端よりも低い位置にあ
る。図面では第1コイルバネCS1と第2コイルバネC
S2の力関係をCS1<CS2としたものを例示してあ
るが、第1コイルバネCS1と第2コイルバネCS2の
力関係はCS1=CS2或いはCS1>CS2であって
も構わない。
【0017】第1部品ガイド6は、図3に示すように、
パイプ装着孔用の溝6aとこれと連続した部品通路用の
溝6bを左側面に有しており、フレーム1の左側面にネ
ジ止めされている。溝6bは湾曲部分と横長部分とから
成り、電子部品ECの端面形状よりも僅かに大きな矩形
断面を有している。また、溝6bの横長部分の開口縁に
は、その前端から湾曲部分の手前にかけて溝6bよりも
深さが小さいエアー補助通路用の溝6cが形成されてい
る。この第1部品ガイド6の左側面には、パイプ装着孔
用の溝6aと部品通路用の溝6bとエアー補助通路用の
溝6cのそれぞれの側面開口を塞ぐように、透明な第1
カバー7が着脱自在にネジ止めされている。つまり、パ
イプ装着孔用の溝6aはその側面開口を第1カバー7に
よって閉塞されることによってパイプ装着孔となってお
り、図4に示すように、部品通路用の溝6bはその側面
開口を第1カバー7によって閉塞されることによって部
品通路(以下溝6bと同じ符号6bを引用する)となっ
ており、エアー補助通路用の溝6cはその側面開口を第
1カバー7によって閉塞されることによってエアー補助
通路(以下溝6cと同じ符号6cを引用する)となって
いる。
【0018】第2部品ガイド8は、図6及び図7に示す
ように、部品通路用の溝8aを上面に有しており、溝8
aが先に述べた部品通路6bと段差なく連続するように
フレーム1の左側面にネジ止めされている。溝8aは横
長部分と湾曲部分とから成り、電子部品の端面形状より
も僅かに大きな矩形断面を有している。また、溝8aの
横長部分と湾曲部分の開口縁には、その前端から後端に
亘って溝8aよりも深さが小さいエアー補助通路用の溝
8bが、先に述べたエアー補助通路6bと連通するよう
に形成されている。図5に示すように、第2部品ガイド
8の上面の約左半分には、部品通路用の溝8aとエアー
補助通路用の溝8bの先端部以外の上面開口を塞ぐよう
に、透明な第2カバー9が止めネジFSによって着脱自
在に取り付けられている。つまり、図5及び図8に示す
ように、部品通路用の溝8aは先端部以外の上面開口を
第2カバー9によって閉塞されることによって部品通路
(以下溝8aと同じ符号8aを引用する)となってお
り、エアー補助通路用の溝8bは先端部以外の上面開口
を第2カバー9によって閉塞されることによってエアー
補助通路(以下溝8bと同じ符号8bを引用する)とな
っている。
【0019】また、第2部品ガイド8の上面右側には部
品ストッパー収納用の凹部8cが形成されている。この
凹部8cは図7に示すような上面形状を有しており、部
品通路用の溝8aとエアー補助通路用の溝8bは凹部8
cの幅狭部分の左側面まで延設されている。凹部8cの
深さは部品ストッパー10の厚みよりも僅かに大きく、
幅狭部分の底面にはエアー流通孔8dが形成され、その
下側にはエアーチューブ用の接続孔8eが貫通形成され
ており、また、凹部8cの幅広部分の底面には支持シャ
フトSS1を取り付けるためのネジ穴8fが形成されて
いる。さらに、第2部品ガイド8の上面には、第2カバ
ー用の止めネジFSを取り付けるためのネジ穴8gと、
支持シャフトSS2を取り付けるためのネジ穴8hが形
成されている。
【0020】部品ストッパー10は図9(A)に示すよ
うな上面形状と所定の厚みを有している。図9(B)〜
図9(D)からも分かるように、部品ストッパー10の
前端部には、横断面半円形状のエアー流通孔10aが所
定間隔をおい貫通形成され、2つのエアー流通孔10a
の間には凹部10bが形成されている。この凹部10b
にはサマリウム−コバルト磁石等から成る永久磁石MG
が、N極またはS極の一方が吸着壁10cと向き合うよ
うに固着されている。永久磁石MGの厚みは凹部10b
の深さよりも小さく、吸着壁10cの上面高さはこの永
久磁石MGの上面高さと一致している。つまり、永久磁
石MGと吸着壁10cの上側には、部品ストッパー10
の上面をシャッター11によって覆った状態において、
2つのエアー流通孔10aの上部と連通するエアー流路
10dが形成されており、部品ストッパー10にはこの
エアー流通孔10aとエアー流路10dによって部品通
路8aの先端と連通し得るエアー吸引経路が構成されて
いる。また、部品ストッパー10の後端部左側面には第
3コイルバネCS3を収容するための穴10eが形成さ
れ、その右側面には曲面部10fが形成されている。さ
らに、部品ストッパー10の中央には、支持シャフトS
S1を挿通するための孔10gが形成されている。この
部品ストッパー10は、図6に示すように、穴10eに
第3コイルバネCS3を装着してから、孔10gに挿通
された支持シャフトSS1を第2部品ガイド8のネジ穴
8fに取り付けることによって、第2部品ガイド8の凹
部8c内に配置されている。支持シャフトSS1に回転
自在に支持された部品ストッパー10は、第3コイルバ
ネCS3によって反時計回り方向に付勢され、吸着壁1
0cを凹部8cの幅狭部分の左側面に接している。
【0021】シャッター11は図10(A)に示すよう
な上面形状と所定の厚みを有している。図10(B)か
らも分かるように、シャッター11の前端部には前側の
支持シャフトSS2を挿通するためのガイド溝11aが
形成され、後部には後側の支持シャフトSS2を挿通す
るためのガイド孔11bが形成されている。また、シャ
ッター11のガイド溝11aの後側には、部品通路用の
溝8aとエアー補助通路用の溝8bの先端部を開放可能
な部品取出口11cが形成されている。さらに、シャッ
ター11のほぼ中央には部品ストッパー10を回転変位
させるための斜面付きの突起11dが下面側に突出する
ようにして設けられている。さらにまた、シャッター1
1のガイド孔11bの後側には、駆動プレート14の係
合部14aが挿入される係合孔11eが形成されてい
る。このシャッター11は、図5に示すように、ガイド
溝11aとガイド孔11bに挿通された支持シャフトS
S2を第2部品ガイド8のネジ穴8hに取り付けること
によって、凹部8cの上面開口と、部品通路用の溝8a
とエアー補助通路用の溝8bの先端部とを塞ぐように第
2部品ガイド8の上面に配置されている。つまり、部品
通路用の溝8bの先端部はその上面開口をシャッター1
1によって閉塞されることによって部品通路(以下溝8
aと同じ符号8aを引用する)となっており、エアー補
助通路用の溝8bの先端部はその上面開口をシャッター
11によって閉塞されることによってエアー補助通路
(以下溝8bと同じ符号8bを引用する)となってい
る。シャッター11は2つの支持シャフトSS2によっ
て方向規制を受けつつ前後方向の移動を可能としてい
る。待機状態におけるシャッター11の部品取出口11
cは、部品通路8aとエアー補助通路8bの先端部から
前方に外れている。
【0022】操作レバー12は図11に示すような左側
面形状と所定の厚みを有している。操作レバー12の上
端部の左側面には第1ローラー12aが回転自在に設け
られ、その下側の右側面には駆動レバー用の第2ローラ
ー12bと駆動プレート用の第3ローラー12cが設け
られている。また、操作レバー12の第2ローラー12
bと第3ローラー12cとの間には第4コイルバネCS
4の一端を係合するための孔12dが形成され、操作レ
バー12の下端にはエアーシリンダ15のロッド15a
に設けられた連結プレート15bを連結するための孔1
2eが形成されている。さらに、操作レバー12の屈曲
部には支持シャフトSS3を挿通するための孔12fが
形成されている。この操作レバー12は、図1に示すよ
うに、孔12fに挿通された支持シャフトSS3をフレ
ーム1のネジ穴(図示省略)に取り付け、第4コイルバ
ネCS4を孔12dとフレーム1との間に張設すること
によって、フレーム1の左側面側に配置されている。支
持シャフトSS3に回転自在に支持された操作レバー1
2は、第4コイルバネCS4によって時計回り方向に付
勢されて第1ストッパー1aに接している。
【0023】駆動レバー13は図12に示すような左側
面形状と所定の厚みを有している。駆動レバー13の前
端には傾斜面13aが形成され、後部には90度折れ曲
がった板状部分13bが一体に形成されており、板状部
分13bの後端部にはU字形の係合部13cが形成され
ている。また、駆動レバー13の中央には、支持シャフ
トSS4を挿通するための孔13dが形成されている。
この駆動レバー13は、図1に示すように、孔13dに
挿通された支持シャフトSS4をフレーム1のネジ穴
(図示省略)に取り付けることによって、フレーム1の
左側面側に配置されている。支持シャフトSS4に回転
自在に支持された駆動レバー13の係合部13cは第2
コイルバネCS2と第2カラー4fとの間に挿入されて
おり、駆動レバー13は、第1コイルバネCS1によっ
て時計回り方向に付勢されて第1ストッパー1bに接し
ている。また、駆動レバー13の平坦面13aは、操作
レバー12の第2ローラー12bの下側に接触或いは非
接触で位置している。
【0024】駆動プレート14は図13に示すような左
側面形状と所定の厚みを有している。駆動プレート14
の前端下側にはシャッター11の係合孔11eに挿入可
能な係合部14aが形成されている。また、駆動プレー
ト14の前部と後部には、支持シャフトSS5を挿通す
るためのガイド孔14bが形成されている。さらに、駆
動プレート14の前側のガイド孔14bの後側には、第
5コイルバネCS5を収容するための長孔14cが形成
され、その後側には第5コイルバネCS5の一端を係合
するための孔14dが形成されている。さらにまた、駆
動プレート14の後側のガイド孔14bの後側には、操
作レバー12の第3ローラー12cが挿入可能な横長の
制御孔14eが形成されている。この駆動プレート14
は、図1に示すように、2つのガイド孔14bに挿通さ
れた支持シャフトSS5をフレーム1のネジ穴(図示省
略)に取り付け、長孔14cを利用して第5コイルバネ
CS5を孔14dとフレーム1との間に張設すると共
に、係合部14aをシャッター11の係合孔11eに挿
入し、制御孔14eに操作レバー12の第2ローラー1
2cを挿入することによって、フレーム1の左側面側に
配置されている。駆動プレート14は2つの支持シャフ
トSS5によって方向規制を受けつつ前後方向の移動を
可能としており、第5コイルバネCS5によって前方向
に付勢されて両ガイド孔14bの後端を支持シャフトS
S5に接している。また、制御孔14eに挿入された操
作レバー12の第2ローラー12cは制御孔14eの前
側に位置している。
【0025】エアーシリンダー15は給排気ポートを2
つ備えた複動型のもので、フレーム1のネジ穴(図示省
略)に取り付けられた支持シャフトSS6によってその
前端部を回転自在に支持されている。エアーシリンダー
15のロッド15aの先端には連結プレート15bが取
り付けられており、この連結プレート15bは操作レバ
ー12の孔12eに回転自在に連結されている。また、
エアーシリンダー15の一方の給排気ポートには、吸気
口と排気口を分岐するための制御バルブ16が接続され
ている。詳しくは、図1に弁記号を示すように、ロッド
15aが後退するときには制御バルブ16の後側が排気
口となり、ロッド15aが後退位置から前進するときに
は制御バルブ16の前側が吸気口となるような弁構造を
有する。ちなみに、エアーシリンダー15の他方の給排
気ポートは外気に開放されている。
【0026】エアチューブ17は一端を制御バルブ16
の吸気口に接続され、他端を適当な接続金具を介して第
2部品ガイド8の接続孔8eに接続されている。つま
り、第2部品ガイド8のエアー流通孔8dには、エアー
シリンダー15のロッド15aが前進するときのみエア
ー吸引力が作用する。
【0027】以下に、第1実施形態の装置の動作を図1
4〜図22を引用して説明する。
【0028】第1実施形態の装置は、図14と図15に
示すように、図1に示した待機状態から操作レバー12
の第1ローラー12aを所定ストローク押し下げて、こ
の後に操作レバー12を復帰させる動作を所定サイクル
(図22の記号tt参照)、例えば0.1秒前後で繰り
返すことにより所期の部品供給を行う。
【0029】操作レバー12の第1ローラー12aを押
し下げると、図14に示すように、操作レバー12が反
時計回り方向に回転し、この操作レバー12の第2ロー
ラー12bによって駆動レバー13の傾斜面13aが下
方に押されて、駆動レバー13が反時計回り方向に回転
する。
【0030】駆動レバー13が反時計回り方向に回転す
ると、第1コイルバネCS1を圧縮しながら可動パイプ
4が所定ストローク上昇し、この可動パイプ4の上昇に
より、図16に示すように、可動パイプ4の上側にある
電子部品ECが上方に持ち上げられて貯蔵室2a内の電
子部品ECが撹拌作用を受け、これにより、貯蔵部品E
Cが案内面4aの傾斜を利用して或いは直接に固定パイ
プ3の内孔上端に長さ向きで1個ずつ入り込む。固定パ
イプ3の内孔に入り込んだ電子部品ECは自重によって
内孔を下方に移動して部品通路6bに入り込み、湾曲部
分を自重通過するときにその姿勢を縦向きから横向きに
変更されて横長部分に入り込む。部品通路6bの湾曲部
分と横長部分は何れも横断面が矩形であるため、電子部
品ECの長手方向両端面を除く4側面の向きは主に湾曲
部分を通過するときに矯正され、横長部分に入り込むと
きには部品通路6bの4つの内面とほぼ整合する。
【0031】操作レバー12の第1ローラー12aの押
し下げを開始してから所定時間(図22の記号t1参
照)が経過すると、換言すれば、押し下げ動作が完了す
る直前になると、操作レバー12の第3ローラー12c
が駆動プレート14の制御孔14eの後端に接し、これ
以後は操作レバー12の回転変位に伴って駆動プレート
14が後退する。
【0032】駆動プレート14が後退すると、図17に
示すように、駆動プレート14の係合部14aによって
係合孔11eが後方に引き込まれてシャッター11が所
定ストローク後退し、これにより、シャッター11の部
品取出口11cが部品通路8aとエアー補助通路8bの
先端部に合致して、部品通路8aの先端部が部品取出口
11cを通じて露出する。
【0033】シャッター11が後退するときには、図1
8に示すように、シャッター11の突起11dの斜面が
部品ストッパー10の曲面部10fに接触して曲面10
fが左方向に押され、これにより、部品ストッパー10
が第3コイルバネCS3の付勢力に抗して時計回り方向
に僅かな角度、例えば3度程度回転し、吸着壁10cが
凹部8cの幅狭部分の左側面から離れる。図19(A)
に示すように、部品通路8a内の先頭の電子部品ECが
永久磁石MGの磁力によって吸着壁10cに吸着されて
いるときには、図19(B)及び図20に示すように、
先頭の電子部品ECが部品ストッパー10の回転変位に
伴って吸着壁10cと一緒に右方向に僅かに移動し、こ
れにより、先頭の電子部品ECが後続部品から引き離さ
れる。ちなみに、図22の時間t2は、吸着ノズル等に
よって部品取出口11cから先頭の電子部品ECを取り
出すための時間である。
【0034】また、操作レバー12の第1ローラー12
aを押し下げるときには、操作レバー12の回転変位と
連動して、図14に示すように、操作レバー12に連結
されているエアーシリンダー15のロッド15aが後退
する(図22のPOSITION1からPOSITION2への動きを参
照)。このときは制御バルブ16の後側が排気口となる
ため、ロッド15aの後退に伴って破線矢印で示すよう
にエアーが外部に放出される。
【0035】一方、操作レバー12の第1ローラー12
aの押し下げが完了してから所定時間(図22の記号t
2参照)が経過すると、図15に示すように操作レバー
12の第1ローラー12aの押し下げが解除されて操作
レバー12が第4コイルバネCS4の付勢力によって復
帰する。
【0036】操作レバー12が復帰すると、これと連動
して駆動レバー13が第1コイルバネCS1の付勢力に
よって復帰して可動パイプ4が上昇位置から所定ストロ
ーク下降する。この可動パイプ4の下降により、図3に
示すように、可動パイプ4の上側にある電子部品ECが
降下して貯蔵室2a内の電子部品ECが前記と同様の撹
拌作用を受け、これにより、貯蔵部品ECが案内面4a
の傾斜を利用して或いは直接に固定パイプ3の内孔上端
に長さ向きで1個ずつ入り込む。固定パイプ3の内孔に
入り込んだ電子部品ECは自重によって内孔を下方に移
動して部品通路6bに入り込み、湾曲部分を自重通過す
るときにその姿勢を縦向きから横向きに変更されて横長
部分に入り込む。部品通路6bの湾曲部分と横長部分は
何れも横断面が矩形であるため、電子部品ECの長手方
向両端面を除く4側面の向きは主に湾曲部分を通過する
ときに矯正され、横長部分に入り込むときには部品通路
6bの4つの内面とほぼ整合する。
【0037】また、操作レバー12が復帰を開始する
と、これと連動して駆動プレート14が第5コイルバネ
CS5の付勢力によって前進する。この駆動プレート1
4の前進により、図5に示すように、駆動プレート14
の係合部14aによってシャッター11が前方に押し込
まれて所定ストローク前進し、これにより、部品取出口
11cが部品通路8aとエアー補助通路8bの先端部か
ら前方に外れて、再び部品通路8aの先端部が閉塞され
る。また、シャッター11が前進するときには、シャッ
ター11の突起11dが部品ストッパー10の曲面部1
0fから離れて部品ストッパー10が第3コイルバネC
S3の付勢力によって反時計回り方向に回転して復帰
し、吸着壁10cが再び凹部8cの幅狭部分の左側面に
接する。
【0038】さらに、操作レバー12が復帰すると、こ
れと連動してエアーシリンダー15のロッド15aが後
退位置から前方に変位する(図22のPOSITION2からPO
SITION1への動きを参照)。このときは制御バルブ16
の前側が吸気口となるため、ロッド15aの前進に伴っ
てエアー吸引力がエアーチューブ17を介して第2部品
ガイド8のエアー流通孔8dに作用する。この第2部品
ガイド8のエアー流通孔8dは、部品ストッパー10の
エアー流通孔10a及びエアー流路10dを介して部品
通路8aとエアー補助通路8bの先端部に連通している
ため、図21(A)及び図21(B)に破線矢印で示す
ように、部品通路8aとエアー補助通路8bとこれらと
連続する後側の部品通路6bとエアー補助通路6cにも
部品ストッパー10に向かう方向のエアーの流れが発生
する。
【0039】このエアーの流れはエアーシリンダー15
のロッド15aが前進を開始すると同時に発生するわけ
ではなく、実際のところは図22に示すようにロッド1
5aの前進が完了した直後当たりから発生し始め、その
流量は零値から緩く立ち上がってMAX値に達した後に
再び零値に下がるような曲線的な変化を示す。図22に
示したものではエアーの流れが生じている時間範囲が、
操作レバー12が復帰してから再び第1ローラー12a
の押し下げが開始される直後までとなっているが、同時
間範囲ではシャッター11の後退が開始しておらず、部
品通路8aとエアー補助通路8bの先端部はシャッター
11に覆われているため動作上で支障を生じることはな
い。
【0040】部品通路8aとエアー補助通路8bとこれ
らと連続する後側の部品通路6bとエアー補助通路6c
にも部品ストッパー10に向かう方向のエアーの流れが
発生すると、部品通路6bの横長部分に入り込んでいる
電子部品ECがエアーの流れによって前方に移動して部
品通路8aに入り込み、さらに部品通路8aに入り込ん
だ電子部品ECのうち先頭の電子部品ECが部品ストッ
パー10の吸着壁10cに当接して永久磁石MGの磁力
によって吸着壁10cに吸着保持される。
【0041】操作レバー12の復帰が完了してから所定
時間(図22の記号t3参照)が経過すると、再び操作
レバー12の第1ローラー12aが所定ストローク押し
下げられて前記と同様の動作を行う。ちなみに、図22
の時間t3は、復帰した操作レバー12の第1ローラー
12aを再び押し下げるときのウェイト時間である。
【0042】このように前述の装置では、操作レバー1
2の第1ローラー12aを所定ストローク押し下げた後
に操作レバー12を復帰させる動作を利用してエアーシ
リンダー15のロッド15aを後退及び前進させ、ロッ
ド15aが前進するときのエアー吸引力を利用して部品
通路8aとエアー補助通路8bとこれらと連続する後側
の部品通路6bとエアー補助通路6cにも部品ストッパ
ー10に向かう方向のエアーの流れを発生させ、このエ
アーの流れによって部品通路6b及び8a内の電子部品
ECを整列状態のまま前方に移動させて、先頭の電子部
品ECを部品ストッパー10の吸着壁10cに当接させ
ることができる。つまり、四角柱形状の電子部品ECの
供給を的確に実行できることに加え、部品搬送のために
従来のようなベルト及びその移動機構や真空ポンプ等の
大型の吸引源及びこの吸引源からのエアー配管等を必要
としないため、装置自体をシンプル且つ安価に構成でき
る。
【0043】また、部品通路8a内の先頭の電子部品E
Cを永久磁石MGの磁力によって部品ストッパー10の
吸着壁10cに吸着保持することができ、しかも、部品
通路8aの先端部がシャッター11の部品取出口11c
を通じて露出するときには部品ストッパー10の回転変
位によって先頭の電子部品ECが後続部品から引き離す
ことができるので、吸着ノズル等によって部品取出口1
1cから先頭の電子部品ECを取り出すとき、取り出さ
れる電子部品ECが後続部品と干渉することを防止して
部品取出動作を良好に行うことができる。
【0044】さらに、操作レバー12の第1ローラー1
2aの押し下げが完了する直前でシャッター11を後退
させるようにしてあるので、部品通路8a及び6bに実
際にエアーの流れが生じているときに部品通路8aとエ
アー補助通路8bの先端部をシャッター11によって確
実に覆うことができ、これにより、エアー吸引による部
品搬送を的確に実行することができる。また、部品取り
出しに対応する時間だけ部品通路8aの先端部を露出で
きるので、部品通路8aの先端部が長時間不要に露出す
ることによる問題、例えば塵埃等の侵入を防止すること
ができる。
【0045】さらにまた、エアーチューブ17が接続さ
れた第2部品ガイド8の接続孔8eの上側にエアー流通
孔8dを設け、このエアー流通孔8dを部品ストッパー
10のエアー流通孔10a及びエアー流路10dを介し
て部品通路8aとエアー補助通路8bの先端部に連通し
ているため、圧力損失や流量損失の少ないシンプルなエ
アー吸引経路を構成することができる。
【0046】尚、前述の第1実施形態では、給排気ポー
トを2つ備えた複動型のものエアーシリンダー15とし
て使用し、一方の給排気ポートに制御バルブ16を接続
し、他方の給排気ポートを外気に開放したが、ロッド1
5aが後退するときに他方の給排気ポートからエアーシ
リンダー15内にエアーと一緒に塵埃等が吸い込まれる
ことを防止するために、他方の給排気ポートにフィルタ
ーを配置するようにしてもよい。また、エアーチューブ
17を通じて制御バルブ16にエアーが吸引されるとき
に制御バルブ16内及びエアーシリンダー15内にエア
ーと一緒に塵埃等が吸い込まれることを防止するため
に、制御バルブ16の吸気口にフィルターを配置するよ
うにしてもよい。勿論、エアーシリンダー15として単
一の給排気ポートを有する単動型のものを用いても構わ
ない。
【0047】また、前述の第1実施形態で示した部品通
路6b,8aとエアー補助通路6c,8bとの断面積比
は、エアー吸引によって部品搬送を行う場合において適
切に設定する必要がある。種々の実験の結果、好ましい
エアー補助通路の断面積比率は部品通路の断面積を10
0とした場合で20〜120であり、取り扱う電子部品
ECのサイズにもよるがエアー補助通路の断面積比率が
小さすぎるとエアー吸引時に部品搬送を行うに十分なエ
アーの流れを確保することが難しくなるし、逆にエアー
補助通路の断面積比率が大きすぎると流速低下等を原因
として部品搬送を行うことが難しくなる。
【0048】[第2実施形態]図23〜図45は本発明
の第2実施形態を示すもので、以下の説明では図23の
左側を前、右側を後、手前側を左、奥側を右として表記
する。
【0049】図23は電子部品供給装置の左側面図、図
24は図23に示した装置の部分拡大縦断面図、図25
は図23に示した装置の第1部品ガイド部分の部品通路
を示す部分拡大縦断面図、図26は図23に示した装置
の部分拡大上面図、図27は図26から固定シャッター
及び支持シャフトを除外した図、図28は図27から可
動シャッターを除外した図、図29は図28から部品ス
トッパー及び支持シャフトを除外した図、図30は図2
9のB−B線矢視図、図31は部品ストッパーの上面図
と左側面図と一部破断の後面図、図32は可動シャッタ
ーの上面図と左側面図、図33は固定シャッターの上面
図と左側面図、図34は操作レバーの左側面図と第1リ
ンクの左側面図と第3リンクの左側面図と第4リンクの
左側面図、図35は第2リンクの左側面図と第5リンク
の左側面図、図36は第1駆動レバーの左側面図、図3
7は第2駆動レバーの左側面図、図38はマニホールド
の上面図と縦断面図、図39〜図47は図23に示した
装置の動作説明図である。
【0050】図中の符号21はフレーム、22は貯蔵
庫、23は固定パイプ、24は可動パイプ、25はパイ
プホルダー、26は第1部品ガイド、27は第1部品ガ
イド用の第1カバー、28は第2部品ガイド、29は第
2部品ガイド用の第2カバー、30は部品ストッパー、
31は可動シャッター、32は固定シャッター、33は
操作レバー、34は第1リンク、35は第2リンク、3
6は第3リンク、37は第4リンク、38は第1駆動レ
バー、39は第2駆動レバー、40は第5リンク、41
はエアーシリンダー、42は制御バルブ、43はエアー
チューブである。
【0051】フレーム21は、ステンレス等の金属板を
所定形状に打ち抜くことによって得られた板材を屈曲等
によって整形することにより形成されている。図示例の
ものでは下端縁と後端縁にフレーム剛性を高めるための
屈曲部が設けられているが、これら屈曲部は必ずしも必
要なものではない。フレーム21には第2リンク35の
連結部分を前後移動を許容する長孔21aが形成され、
また、フレーム21の左側面には操作レバー33の復帰
位置を規定するための第1ストッパー21bが設けられ
ている。
【0052】貯蔵庫22は、前後方向の寸法よりも左右
方向の寸法が小さく、且つ、略V字状の傾斜底面を有す
る貯蔵室22aを有している。貯蔵庫22の上部には、
貯蔵室22a内に部品補給を行うための補給口22b
と、この補給口22bを開閉するためのスライド蓋22
cが設けられている。また、貯蔵室22aの最深部に
は、円形孔22dが貫通形成されており、この円形孔2
2dには略円筒形状のブッシュ22eが嵌め込まれてい
る。ブッシュ22eは、すり鉢形状の案内面22e1を
上端に有し、可動パイプ24の上部外径よりも僅かに小
さな横断面円形の内孔22e2を中心に有しており、第
1コイルバネCS11の上部を収容するための環状凹部
22e3と円形孔22dへの嵌め込み位置を規定するた
めのカラー22e4を下部に有する。貯蔵庫22は少な
くとも左側面部分を透明な部品から構成されており、外
部から部品貯蔵量を確認できるようになっている。ま
た、貯蔵庫22は、止めネジによってフレーム21に着
脱自在に取り付けられている。
【0053】前記貯蔵室22a内には図2(A)に示し
たような四角柱形状の電子部品ECが多数個バルク状に
収納されている。この電子部品ECは、例えば、チップ
コンデンサやチップインダクタやチップ抵抗器等のチッ
プ部品で、長さ方向の両端部に外部電極ECaを有して
いる。図2(A)に示した電子部品ECは長さ>幅=高
さの寸法関係を有するが、図2(B)に示したような長
さ>幅>高さの寸法関係を有する電子部品ECを取り扱
うことも可能である。
【0054】固定パイプ23は、金属や硬質樹脂等から
形成された所定長の円形パイプ材から成り、横断面円形
の内孔を中心に有している。固定パイプ23の内孔横断
面形は電子部品ECの端面対角線長さよりも僅かに大き
く、電子部品ECを長さ向きで自重落下させることがで
きる。この固定パイプ23は、その下端部をパイプホル
ダー25の挟持スリット25aを介して第1部品ガイド
26のパイプ装着孔に差し込まれている。パイプホルダ
ー25は第1部品ガイド26にネジ止めされていて、挟
持スリット25aのクリアランスをネジ締め操作によっ
て狭めることにより固定パイプ23を保持することがで
きる。固定パイプ23の上端はブッシュ22eの上端よ
りも僅かに低い位置にあるが、ブッシュ22eの上端と
一致した位置、或いは、ブッシュ22eの上端よりも僅
かに高い位置にあってもよい。
【0055】可動パイプ24は、ブッシュ24dを除く
部分を金属や硬質樹脂等から形成されており、すり鉢形
状の案内面24aを上端に有し、固定パイプ23の外径
よりも僅かに大きな横断面円形の内孔24bを中心に有
している。また、可動パイプ24の下部内側にはブッシ
ュ装着用の孔24cが形成され、この孔24cには、固
定パイプ23との間の運動摩擦抵抗を低減するために無
給油性樹脂等から形成されたブッシュ24dが装着され
ている。さらに、可動パイプ24の外面には第1カラー
24eと第2カラー24fが形成されており、可動パイ
プ24の第1カラー24eより上側部分の外径はブッシ
ュ22eの内孔22e2の内径よりも僅かに小さい。こ
の可動パイプ24はブッシュ22eと固定パイプ23と
の間の環状スペースに上下移動可能に配置されている。
また、ブッシュ22eと第1カラー24eとの間には第
1コイルバネCS11が介装され、第1カラー24eと
第2カラー24fとの間には第2コイルバネCS12が
介装されており、第2コイルバネCS12と第2カラー
24fとの間には第1駆動レバー38のU字形の係合溝
38bが挿入されている。可動パイプ24は第1コイル
バネCS11によって下方に付勢されており、待機状態
における可動パイプ24の上端は固定パイプ23の上端
よりも低い位置にある。図面では第1コイルバネCS1
1と第2コイルバネCS12の力関係をCS11<CS
12としたものを例示してあるが、第1コイルバネCS
11と第2コイルバネCS12の力関係はCS11=C
S12或いはCS11>CS12であっても構わない。
【0056】第1部品ガイド26は、図24に示すよう
に、パイプ装着孔用の溝26aとこれと連続した部品通
路用の溝26bを左側面に有しており、フレーム21の
左側面にネジ止めされている。溝26bは湾曲部分と横
長部分とから成り、電子部品ECの端面形状よりも僅か
に大きな矩形断面を有している。また、溝26bの横長
部分の開口縁には、その前端から湾曲部分の端部にかけ
て溝26bよりも深さが小さいエアー補助通路用の溝2
6cが形成されている。この第1部品ガイド26の左側
面には、パイプ装着孔用の溝26aと部品通路用の溝2
6bとエアー補助通路用の溝26cのそれぞれの側面開
口を塞ぐように、透明な第1カバー27が着脱自在にネ
ジ止めされている。つまり、パイプ装着孔用の溝26a
はその側面開口を第1カバー27によって閉塞されるこ
とによってパイプ装着孔となっており、図25に示すよ
うに、部品通路用の溝26bはその側面開口を第1カバ
ー27によって閉塞されることによって部品通路(以下
溝26bと同じ符号26bを引用する)となっており、
エアー補助通路用の溝26cはその側面開口を第1カバ
ー27によって閉塞されることによってエアー補助通路
(以下溝26cと同じ符号26cを引用する)となって
いる。
【0057】第2部品ガイド28は、図28及び図29
に示すように、部品通路用の溝28aを上面に有してお
り、溝28aが先に述べた部品通路26bと段差なく連
続するようにフレーム21の左側面にネジ止めされてい
る。溝28aは横長部分と湾曲部分とから成り、電子部
品ECの端面形状よりも僅かに大きな矩形断面を有して
いる。また、溝28aの横長部分と湾曲部分の開口縁に
は、その前端から後端に亘って溝28aよりも深さが小
さいエアー補助通路用の溝28bが、先に述べたエアー
補助通路26bと連通するように形成されている。図2
6及び図27に示すように、第2部品ガイド28の上面
の約左半分には、部品通路用の溝28aとエアー補助通
路用の溝28bの先端部以外の上面開口を塞ぐように、
透明な第2カバー29が止めネジFSによって着脱自在
に取り付けられている。つまり、図26,図27及び図
30に示すように、部品通路用の溝28aは先端部以外
の上面開口を第2カバー29によって閉塞されることに
よって部品通路(以下溝28aと同じ符号28aを引用
する)となっており、エアー補助通路用の溝28bは先
端部以外の上面開口を第2カバー29によって閉塞され
ることによってエアー補助通路(以下溝28bと同じ符
号28bを引用する)となっている。
【0058】また、第2部品ガイド28の上面には部品
ストッパー収納用の凹部28cが形成されている。この
凹部28cは図29に示すような上面形状を有してお
り、部品通路用の溝28aとエアー補助通路用の溝28
bは凹部28cの後側幅狭部分の左側面まで延設されて
いる。凹部28cの深さは部品ストッパー30の厚みよ
りも僅かに大きく、後側幅狭部分の底面にはエアー流通
孔28dが貫通形成され、また、凹部28cの幅広部分
の底面には支持シャフトSS11を取り付けるためのネ
ジ穴28eが形成されている。さらに、第2部品ガイド
28の凹部28cの後側には、第2操作レバー39のU
字形の係合部39bの前後移動を許容する長孔28fが
貫通形成されている。さらにまた、第2部品ガイド28
の上面には、シャッター用の支持シャフトSS12を取
り付けるためのネジ穴28gと、第2カバー用の止めネ
ジFSを取り付けるためのネジ穴28hが形成されてい
る。さらにまた、エアー流通孔28dの下側にはマニホ
ールド44を取り付けるための凹部28iが形成されて
いる。
【0059】部品ストッパー30は図31(A)に示す
ような上面形状と所定の厚みを有している。図31
(B)及び図31(C)からも分かるように、部品スト
ッパー30の後端部には、横断面円形状のエアー流通孔
30aが所定間隔をおい貫通形成され、2つのエアー流
通孔30aの間には、各エアー流通孔30aの約1/4
と重なるように凹部30bが形成されている。この凹部
30bにはサマリウム−コバルト磁石等から成る永久磁
石MGが、N極またはS極の一方が吸着壁30cと向き
合うように固着されている。永久磁石MGの厚みは凹部
30bの深さよりも小さく、吸着壁30cの上面高さは
この永久磁石MGの上面高さと一致している。つまり、
永久磁石MGと吸着壁30cの上側には、部品ストッパ
ー30の上面を可動シャッター31によって覆った状態
において、2つのエアー流通孔30aの上部と連通する
エアー流路30dが形成されており、部品ストッパー3
0にはこのエアー流通孔30aとエアー流路30dによ
って部品通路28aの先端と連通し得るエアー吸引経路
が構成されている。また、吸着壁30cには前側のエア
ー流通孔30aの上端開口と下端開口とを繋ぐ溝30e
が形成されている。さらに、部品ストッパー30の前部
後面には第3コイルバネCS13を収容するための穴3
0fが形成され、また、部品ストッパー30の前部左端
部には、支持シャフトSS11を挿通するための孔30
gが形成されている。この部品ストッパー30は、図2
8に示すように、穴30fに第3コイルバネCS13を
装着してから、孔30gに挿通された支持シャフトSS
11を第2部品ガイド28のネジ穴28eに取り付ける
ことによって、第2部品ガイド28の凹部28c内に配
置されている。支持シャフトSS11に回転自在に支持
された部品ストッパー30は、第3コイルバネCS13
によって反時計回り方向に付勢されているが、待機状態
では可動シャッター31の第1突起31bによって後方
に押されているため、吸着壁30cが凹部38cの後側
幅狭部分の左側面に接している。
【0060】可動シャッター31は図32(A)に示す
ような上面形状と所定の厚みを有している。図32
(B)からも分かるように、可動シャッター31のほぼ
中央左側には、部品通路用の溝28aとエアー補助通路
用の溝28bの先端部を開放可能な部品取出口31aが
形成されている。また、可動シャッター31の部品取出
口31aの前側には、突出片を下側に屈曲して構成され
た第1突起31bが設けられている。さらに、可動シャ
ッター31の部品取出口31aの後側には、突出片を下
側に屈曲して構成された第2突起31cが設けられてお
り、この第2突起31cの内側にはローラー31c1が
設けられている。さらにまた、可動シャッター31の前
端部と後端部には、支持シャフトSS12を挿通するた
めのガイド孔31dがそれぞれ形成されている。
【0061】固定シャッター32は図33(A)に示す
ような上面形状と所定の厚みを有している。図33
(B)からも分かるように、固定シャッター32のほぼ
中央左側には、部品通路用の溝28aとエアー補助通路
用の溝28bの先端部に位置的に合致する部品取出口3
2aが形成されている。また、固定シャッター32の前
端部と後端部には、支持シャフトSS12を挿通するた
めの位置決め孔32bがそれぞれ形成されている。
【0062】前記の可動シャッター31と固定シャッタ
ー32は、図26に示すように、ガイド孔31dと位置
決め孔32bが合致するように可動シャッター31の上
に固定シャッター33を重ねた状態で、前側のガイド孔
31d及び位置決め孔32bに挿通された支持シャフト
SS12と後側のガイド孔31d及び位置決め孔32b
に挿通された支持シャフトSS12を第2部品ガイド2
8のネジ穴28gに取り付けることによって、凹部28
cの上面開口の約右半分と、長孔28fの上面開口と、
部品通路用の溝28aとエアー補助通路用の溝28bの
先端部とを塞ぐように第2部品ガイド28の上面に配置
されている。このとき可動シャッター31の第1突起3
1bは凹部28cの前側幅狭部分に挿入され、第2突起
31cは長孔28fに挿入される。つまり、部品通路用
の溝28aの先端部はその上面開口を可動シャッター3
1によって閉塞されることによって部品通路(以下溝2
8aと同じ符号28aを引用する)となっており、エア
ー補助通路用の溝28bの先端部はその上面開口を可動
シャッター31によって閉塞されることによってエアー
補助通路(以下溝28bと同じ符号28bを引用する)
となっている。可動シャッター31の上側に位置する固
定シャッター32は2つの支持シャフトSS12によっ
て前後方向の移動を規制されて固定状態となるが、可動
シャッター31は2つの支持シャフトSS12によって
方向規制を受けつつ前後方向の移動を可能としている。
待機状態における固定シャッター32の部品取出口32
aは、部品通路28aとエアー補助通路28bの先端部
と合致しているが、待機状態における可動シャッター3
1の部品取出口31aは、部品通路28aとエアー補助
通路28bの先端部から後方に外れている。
【0063】操作レバー33は図34(A)に示すよう
な左側面形状と所定の厚みを有している。操作レバー3
3の中央後側にはフレーム21の第1ストッパー21b
と当接可能な突起33aが形成され、中央と下部には連
結孔33bが形成されている。
【0064】第1リンク34は図34(B)に示すよう
な左側面形状と所定の厚みを有している。L字形状を成
す第1リンクの両端部には連結孔34aが形成され、屈
曲部には支持シャフトSS13を挿通するための孔34
bが形成されている。また、第1リンク34の上側端部
に形成された連結孔34aと孔34bとの間の右側面に
はローラー34cが設けられている。
【0065】第2リンク35は図35(A)に示すよう
な左側面形状と所定の厚みを有している。第2リンク3
5は長さ方向の前後端部を屈曲形成されており、各屈曲
部には連結孔35aが形成されている。
【0066】第3リンク36は図34(C)に示すよう
な左側面形状と所定の厚みを有している。第3リンク3
6の下端部には連結孔36aが形成されており、上端部
には支持シャフトSS14を挿通するための孔36bが
形成されている。
【0067】第4リンク37は図34(D)に示すよう
な左側面形状と所定の厚みを有している。第4リンク3
7の上端部には連結孔37aが形成され、ほぼ中央には
支持シャフトSS15を挿通するための孔37bが形成
されている。また、第4リンク37の下端部にはローラ
ー37cが設けられている。
【0068】ここで、前記の操作レバー33と第1リン
ク34〜第4リンク37との連結構成について説明す
る。図23に示すように、操作レバー33の上側の連結
孔33bには第1リンク34の上側の連結孔34aが回
転自在に連結され、第1リンク34は孔34bに挿通さ
れた支持シャフトSS13をフレーム21のネジ穴(図
示省略)に取り付けることによってフレーム21の左側
面側に配置されている。第1リンク34の下側の連結孔
34aには、フレーム21の右側面側に配置された第2
リンク35の前側の連結孔35aが回転自在に連結され
ており、第2リンク35の後側の連結孔35aには第3
リンク36の連結孔が回転自在に連結されている。第3
リンク36は孔36bに挿通された支持シャフトSS1
4をフレーム21のネジ穴(図示省略)に取り付けるこ
とによってフレーム21の左側面側に配置されている。
操作レバー33の下側の連結孔33bには第4リンク3
7の連結孔37aが回転自在に連結され、第4リンク3
7は孔37bに挿通された支持シャフトSS15をフレ
ーム21のネジ穴(図示省略)に取り付けることによっ
てフレーム21の左側面側に配置されている。
【0069】第1駆動レバー38は図36に示すような
左側面形状と所定の厚みを有している。第1駆動レバー
38の後部には90度折れ曲がった板状部分38aが一
体に形成されており、板状部分38aの後端部にはU字
形の係合部38bが形成されている。また、第1駆動レ
バー38の屈曲部には、支持シャフトSS16を挿通す
るための孔38cが形成されている。この第1駆動レバ
ー38は、図23に示すように、孔38cに挿通された
支持シャフトSS16をフレーム21のネジ穴(図示省
略)に取り付けることによってフレーム21の左側面側
に配置されている。支持シャフトSS16に回転自在に
支持された第1駆動レバー38の係合部38bは第2コ
イルバネCS12と第2カラー24fとの間に挿入され
ており、第1駆動レバー38は、第1コイルバネCS1
1によって時計回り方向に付勢されてその前端を第1リ
ンク34のローラー34cの下側に接触或いは非接触で
位置している。
【0070】第2駆動レバー39は図37に示すような
左側面形状と所定の厚みを有している。第2駆動レバー
39の後端部には90度折れ曲がった板状部分39aが
一体に形成されており、上端部にはU字形の係合部39
bが形成されている。また、第2駆動レバー39の板状
部分39aの前側には第4コイルバネCS14の一端を
係合するための突起39cが形成され、下端部には支持
シャフトSS17を挿通するための孔39dが形成され
ている。この第2駆動レバー39は、図23に示すよう
に、孔39dに挿通された支持シャフトSS17をフレ
ーム21のネジ穴(図示省略)に取り付け、第4コイル
バネCS14を突起39cとフレーム21との間に張設
することによって、フレーム21の左側面側に配置され
ている。図26〜図29から分かるように、第2駆動レ
バー39の係合部39bは第2部品ガイド28の長孔2
8fに下側から挿入されており、係合部39bは可動シ
ャッター31の第2突起31cのローラー31c1に係
合している。支持シャフトSS17に回転自在に支持さ
れた第2駆動レバー39は第4コイルバネCS14によ
って時計回り方向に付勢されており、待機状態では、第
2駆動レバー39の係合部39bにローラー31c1を
係合している可動シャッター31が後方に移動して、こ
の可動シャッター31の第1突起31bによって部品ス
トッパー30が後方に押されて部品ストッパー30の吸
着壁30cが凹部38cの後側幅狭部分の左側面に接し
ている第5リンク40は前端部に連結孔40aを有し、
後端屈曲部に連結孔40bを有している。この第5リン
ク40は、フレーム21の背面側において前側連結孔4
0aを第2リンク35の後側の連結孔35aに回転自在
に連結されており、後側の連結孔40bをエアーシリン
ダー41のロッド41aに取り付けられている。
【0071】エアーシリンダー41は給排気ポートを2
つ備えた複動型のもので、フレーム21のネジ穴(図示
省略)に取り付けられた支持シャフトSS18によって
その後端部を回転自在に支持されている。エアーシリン
ダー41のロッド41aの先端にはバネフック41bが
取り付けられており、このバネフック41bとフレーム
21との間には第5コイルバネ15が調節されている。
この第5コイルバネCS15はロッド41aを後退位置
に復帰させる役目を果たすと共に、第5リンク40を介
して第2リンク35を後方に引き寄せることで、第1リ
ンク34と第3リンク36を反時計回り方向に付勢し、
この第1リンク34によって操作レバー33を上方に付
勢してその突起33aを第1ストッパー21bに当接さ
せる役目を果たしている。
【0072】また、エアーシリンダー41の一方の給排
気ポートには、吸気口と排気口を分岐するための制御バ
ルブ42が接続されている。詳しくは、図23に弁記号
を示すように、ロッド41aが前進するときには制御バ
ルブ42の後側が排気口となり、ロッド41aが前進位
置から後退するときには制御バルブ42の前側が吸気口
となるような弁構造を有する。ちなみに、エアーシリン
ダー41の他方の給排気ポートは外気に開放されてい
る。
【0073】エアチューブ43は一端を制御バルブ42
の吸気口に接続され、他端を適当な接続金具を介してマ
ニホールド44の接続孔44aに接続されている。ちな
みに、マニホールド44は図38に示すような上面形状
を有しており、図30に示すように第2部品ガイド28
の凹部28iにネジ止めされている。このマニホールド
44は、接続孔44aと連通する溝44bとネジ挿通孔
44cとを有しており、溝44bの幅広部分の形状は第
2部品ガイド28のエアー流通孔28dの形状とほぼ一
致している。つまり、第2部品ガイド28のエアー流通
孔28dには、エアーシリンダー41のロッド41aが
後退するときのみエアー吸引力が作用する。
【0074】以下に、第2実施形態の装置の動作を図3
9〜図47と第1実施形態で用いた図22を引用して説
明する。
【0075】第2実施形態の装置は、図39と図40に
示すように、図23に示した待機状態から操作レバー3
3の上端を所定ストローク押し下げて、この後に操作レ
バー33を復帰させる動作を所定(図22の記号tt参
照)、例えば0.1秒前後で繰り返すことにより所期の
部品供給を行う。
【0076】操作レバー33の上端を押し下げると、図
39に示すように、操作レバー33に連結されている第
1リンク34が時計回り方向に回転し、第1リンク34
のローラー34cによって第1駆動レバー38の前端が
下方に押されて、第1駆動レバー38が反時計回り方向
に回転すると共に、操作レバー33に連結されている第
4リンク37が時計回り方向に回転する。
【0077】第1駆動レバー38が反時計回り方向に回
転すると、第1コイルバネCS11を圧縮しながら可動
パイプ24が所定ストローク上昇し、この可動パイプ2
4の上昇により、図41に示すように、可動パイプ24
の上側にある電子部品ECが上方に持ち上げられて貯蔵
室22a内の電子部品ECが撹拌作用を受け、これによ
り、貯蔵部品ECが案内面24aの傾斜を利用して或い
は直接に固定パイプ23の内孔上端に長さ向きで1個ず
つ入り込む。固定パイプ23の内孔に入り込んだ電子部
品ECは自重によって内孔を下方に移動して部品通路2
6bに入り込み、湾曲部分を自重通過するときにその姿
勢を縦向きから横向きに変更されて横長部分に入り込
む。部品通路26bの湾曲部分と横長部分は何れも横断
面が矩形であるため、電子部品ECの長手方向両端面を
除く4側面の向きは主に湾曲部分を通過するときに矯正
され、横長部分に入り込むときには部品通路26bの4
つの内面とほぼ整合する。
【0078】操作レバー33の上端の押し下げを開始し
てから所定時間(図22の記号t1参照)が経過する
と、換言すれば、押し下げ動作が完了する直前になる
と、時計回り方向に回転する第4リンク37のローラー
37cが第2駆動レバー39の板状部分39aの下面に
接し、これ以後は第4リンク37の回転変位に伴って第
2駆動レバー39が第4コイルバネCS14の付勢力に
抗して反時計回り方向に回転する。
【0079】第2駆動レバー39が反時計回り方向に回
転すると、図42及び図43に示すように、第2駆動レ
バー39の係合部39bによってローラー31c1が前
方に押されて可動シャッター31が所定ストローク前進
する。この可動シャッター31の前進により、可動シャ
ッター31の部品取出口31aが部品通路28aとエア
ー補助通路28bの先端部と固定シャッター32の部品
取出口32aに合致して、部品通路28aの先端部が両
部品取出口31a及び32aを通じて露出する。
【0080】可動シャッター31が前進するときには、
図44に示すように、可動シャッター31の第1突起3
1bが部品ストッパー30から前方に離れ、これによ
り、部品ストッパー30が第3コイルバネCS13の付
勢力によって反時計回り方向に僅かな角度、例えば3度
程度回転し、吸着壁30cが凹部28cの後側幅狭部分
の左側面から離れる。図45(A)に示すように、部品
通路28a内の先頭の電子部品ECが永久磁石MGの磁
力によって吸着壁30cに吸着されているときには、図
45(B)及び図46に示すように、先頭の電子部品E
Cが部品ストッパー30の回転変位に伴って吸着壁30
cと一緒に右方向に僅かに移動し、これにより、先頭の
電子部品ECが後続部品から引き離される。ちなみに、
図22の時間t2は、吸着ノズル等によって部品取出口
31a及び32aから先頭の電子部品ECを取り出すた
めの時間である。
【0081】また、操作レバー33の上端を押し下げる
ときには、操作レバー33の回転変位と連動して、図3
9に示すように、第1リンク34に連結されている第2
リンク35を介して第5リンク40が前方に移動し、こ
の第5リンク40に連結されているエアーシリンダー4
1のロッド41aが前進する(図22のPOSITION1から
POSITION2への動きを参照)。このときは制御バルブ4
2の後側が排気口となるため、ロッド15aの後退に伴
って破線矢印で示すようにエアーが外部に放出される。
【0082】一方、操作レバー33の上端の押し下げが
完了してから所定時間(図22の記号t2参照)が経過
すると、図40に示すように操作レバー33の上端の押
し下げが解除されて第1リンク34が第5コイルバネC
S15の付勢力によって復帰すると共に操作レバー33
及び第4リンク37も復帰する。
【0083】第1リンク34が復帰を開始すると、これ
と連動して第1駆動レバー38が第1コイルバネCS1
1の付勢力によって復帰して可動パイプ24が上昇位置
から所定ストローク下降する。この可動パイプ24の下
降により、図24に示すように、可動パイプ24の上側
にある電子部品ECが降下して貯蔵室22a内の電子部
品ECが前記と同様の撹拌作用を受け、これにより、貯
蔵部品ECが案内面24aの傾斜を利用して或いは直接
に固定パイプ23の内孔上端に長さ向きで1個ずつ入り
込む。固定パイプ23の内孔に入り込んだ電子部品EC
は自重によって内孔を下方に移動して部品通路26bに
入り込み、湾曲部分を自重通過するときにその姿勢を縦
向きから横向きに変更されて横長部分に入り込む。部品
通路26bの湾曲部分と横長部分は何れも横断面が矩形
であるため、電子部品ECの長手方向両端面を除く4側
面の向きは主に湾曲部分を通過するときに矯正され、横
長部分に入り込むときには部品通路26bの4つの内面
とほぼ整合する。
【0084】また、第4リンク37が復帰を開始する
と、これと連動して第2駆動レバーが第4コイルバネC
S14の付勢力によって時計回り方向に回転して、第2
駆動レバー39の係合部39bによってローラー31c
1が後方に押されて可動シャッター31が所定ストロー
ク後退する。この可動シャッター31の後退により、図
26に示すように、可動シャッター31の部品取出口3
1aが固定シャッター32の部品取出口32aから後方
に外れて、再び部品通路28aの先端部が閉塞される。
また、可動シャッター31が後退するときには、可動シ
ャッター31の第1突起31bによって部品ストッパー
30が後方に押されて時計回り方向に回転し、吸着壁3
0cが再び凹部28cの後側幅狭部分の左側面に接す
る。
【0085】さらに、第1リンク34が復帰すると、こ
れと連動して第1リンク34に連結されている第2リン
ク35を介して第5リンク40が後方に移動し、この第
5リンク40に連結されているエアーシリンダー41の
ロッド41aが前進位置から後退する(図22のPOSITI
ON2からPOSITION1への動きを参照)。このときは制御
バルブ42の前側が吸気口となるため、ロッド41aの
後退に伴ってエアー吸引力がエアーチューブ43及びマ
ニホールド44を介して第2部品ガイド28のエアー流
通孔28dに作用する。この第2部品ガイド28のエア
ー流通孔28dは、部品ストッパー30のエアー流通孔
30a及びエアー流路30dを介して部品通路28aと
エアー補助通路28bの先端部に連通しているため、図
47(A)及び図47(B)に破線矢印で示すように、
部品通路28aとエアー補助通路28bとこれらと連続
する後側の部品通路26bとエアー補助通路26cにも
部品ストッパー30に向かう方向のエアーの流れが発生
する。
【0086】このエアーの流れはエアーシリンダー41
のロッド41aが後退を開始すると同時に発生するわけ
ではなく、実際のところは図22に示すようにロッド4
1aの後退が完了した直後当たりから発生し始め、その
流量は零値から緩く立ち上がってMAX値に達した後に
再び零値に下がるような曲線的な変化を示す。図22に
示したものではエアーの流れが生じている時間範囲が、
操作レバー33が復帰してから再び操作レバー33の上
端の押し下げが開示される直後までとなっているが、同
時間範囲では可動シャッター31の前進が開始しておら
ず、部品通路28aとエアー補助通路28bの先端部は
可動シャッター31に覆われているため動作上で支障を
生じることはない。
【0087】部品通路28aとエアー補助通路28bと
これらと連続する後側の部品通路26bとエアー補助通
路26cにも部品ストッパー30に向かう方向のエアー
の流れが発生すると、部品通路26bの横長部分に入り
込んでいる電子部品ECがエアーの流れによって前方に
移動して部品通路28aに入り込み、さらに部品通路2
8aに入り込んだ電子部品ECのうち先頭の電子部品E
Cが部品ストッパー30の吸着壁30cに当接して永久
磁石MGの磁力によって吸着壁30cに吸着保持され
る。
【0088】操作レバー33の復帰が完了してから所定
時間(図22の記号t3参照)が経過すると、再び操作
レバー33の上端が所定ストローク押し下げられて前記
と同様の動作を行う。ちなみに、図22の時間t3は、
復帰した操作レバー33の上端を再び押し下げるときの
ウェイト時間である。
【0089】このように前述の装置では、操作レバー3
3の上端を所定ストローク押し下げた後に操作レバー3
3を復帰させる動作を利用してエアーシリンダー41の
ロッド41aを前進及び後退させ、ロッド41aが後退
するときのエアー吸引力を利用して部品通路28aとエ
アー補助通路28bとこれらと連続する後側の部品通路
26bとエアー補助通路26cにも部品ストッパー30
に向かう方向のエアーの流れを発生させ、このエアーの
流れによって部品通路26b及び28a内の電子部品E
Cを整列状態のまま前方に移動させて、先頭の電子部品
ECを部品ストッパー30の吸着壁30cに当接させる
ことができる。つまり、四角柱形状の電子部品ECの供
給を的確に実行できることに加え、部品搬送のために従
来のようなベルト及びその移動機構や真空ポンプ等の大
型の吸引源及びこの吸引源からのエアー配管等を必要と
しないため、装置自体をシンプル且つ安価に構成でき
る。
【0090】また、部品通路28a内の先頭の電子部品
ECを永久磁石MGの磁力によって部品ストッパー30
の吸着壁30cに吸着保持することができ、しかも、部
品通路28aの先端部が可動シャッター31と固定シャ
ッター32の部品取出口31a及び32aを通じて露出
するときには部品ストッパー30の回転変位によって先
頭の電子部品ECが後続部品から引き離すことができる
ので、吸着ノズル等によって部品取出口31a及び32
aから先頭の電子部品ECを取り出すとき、取り出され
る電子部品ECが後続部品と干渉することを防止して部
品取出動作を良好に行うことができる。
【0091】さらに、操作レバー33の上端の押し下げ
が完了する直前で可動シャッター31を前進させるよう
にしてあるので、部品通路28a及び26bに実際にエ
アーの流れが生じているときに部品通路28aとエアー
補助通路28bの先端部を可動シャッター31によって
確実に覆うことができ、これにより、エアー吸引による
部品搬送を的確に実行することができる。また、部品取
り出しに対応する時間だけ部品通路28bの先端部を露
出できるので、部品通路28bの先端部が長時間不要に
露出することによる問題、例えば塵埃等の侵入を防止す
ることができる。
【0092】さらにまた、エアーチューブ43が接続さ
れたマニホールド44の溝44bの上側にエアー流通孔
28dを設け、このエアー流通孔28dを部品ストッパ
ー30のエアー流通孔30a及びエアー流路30dを介
して部品通路28aとエアー補助通路28bの先端部に
連通しているため、圧力損失や流量損失の少ないシンプ
ルなエアー流通経路を構成することができる。
【0093】尚、前述の第2実施形態では、給排気ポー
トを2つ備えた複動型のものエアーシリンダー41とし
て使用し、一方の給排気ポートに制御バルブ42を接続
し、他方の給排気ポートを外気に開放したが、ロッド4
1aが前進するときに他方の給排気ポートからエアーシ
リンダー41内にエアーと一緒に塵埃等が吸い込まれる
ことを防止するために、他方の給排気ポートにフィルタ
ーを配置するようにしてもよい。また、エアーチューブ
43を通じて制御バルブ42にエアーが吸引されるとき
に制御バルブ42内及びエアーシリンダー41内にエア
ーと一緒に塵埃等が吸い込まれることを防止するため
に、制御バルブ42の吸気口にフィルターを配置するよ
うにしてもよい。勿論、エアーシリンダー41として単
一の給排気ポートを有する単動型のものを用いても構わ
ない。
【0094】また、前述の第2実施形態で示した部品通
路26b,28aとエアー補助通路26c,28bとの
断面積比は、エアー吸引によって部品搬送を行う場合に
おいて適切に設定する必要がある。種々の実験の結果、
好ましいエアー補助通路の断面積比率は部品通路の断面
積を100とした場合で20〜120であり、取り扱う
電子部品ECのサイズにもよるがエアー補助通路の断面
積比率が小さすぎるとエアー吸引時に部品搬送を行うに
十分なエアーの流れを確保することが難しくなるし、逆
にエアー補助通路の断面積比率が大きすぎると流速低下
等を原因として部品搬送を行うことが難しくなる。
【0095】[他の実施形態]図48〜図58は前述の
第1実施形態と第2実施形態のそれぞれに適用可能な他
の実施形態を示すものである。
【0096】図48(A)は第1実施形態の部品ストッ
パー10の変形例を示すもので、エアー吸引時に部品ス
トッパー10の下面と凹部8cの底面との隙間から外気
が侵入して圧力損失や流量損失を生じることを防止する
ために、部品ストッパー10の下面にエアー流通孔10
aの下端開口を囲むようにしてシール材51を設け、こ
のシール材51を凹部8cの底面に接触させている。シ
ール材51として摩擦抵抗の低い樹脂材料等を利用すれ
ば、部品ストッパー10の回転変位に支障を生じること
はない。
【0097】また、図48(B)は第2実施形態の部品
ストッパー30の変形例を示すもので、エアー吸引時に
部品ストッパー30の下面と凹部28cの底面との隙間
から外気が侵入して圧力損失や流量損失を生じることを
防止するために、部品ストッパー30の下面に、エアー
流通孔30aの下端開口を囲むようにしてシール材52
を設け、このシール材52を凹部28cの底面に接触さ
せている。シール材52として摩擦抵抗の低い樹脂材料
等を利用すれば、部品ストッパー30の回転変位に支障
を生じることはない。
【0098】図49(A)は第1実施形態の部品ストッ
パー10の変形例を示すもので、エアー吸引時に部品ス
トッパー10の上面とシャッター11の下面との隙間か
ら外気が侵入して圧力損失や流量損失を生じることを防
止するために、部品ストッパー10の上面にエアー流通
孔10aの上端開口及びエアー流路10dを囲むように
してシール材53を設け、このシール材53をシャッタ
ー11の下面に接触させている。シール材53として摩
擦抵抗の低い樹脂材料等を利用すれば、部品ストッパー
10の回転変位に支障を生じることはない。
【0099】また、図49(B)は第2実施形態の部品
ストッパー30の変形例を示すもので、エアー吸引時に
部品ストッパー30の上面と可動シャッター31の下面
との隙間から外気が侵入して圧力損失や流量損失を生じ
ることを防止するために、部品ストッパー30の上面に
エアー流通孔30aの上端開口及びエアー流路30dを
囲むようにしてシール材54を設け、このシール材54
を可動シャッター31の下面に接触させている。シール
材54として摩擦抵抗の低い樹脂材料等を利用すれば、
部品ストッパー30の回転変位に支障を生じることはな
い。
【0100】図50(A)は第1実施形態の部品ストッ
パー10の変形例を示すもので、エアー吸引時に部品ス
トッパー10の上面とシャッター11の下面との隙間か
ら外気が侵入して圧力損失や流量損失を生じることを防
止するために、部品ストッパー10の上面にエアー流通
孔10aの上端開口及びエアー流路10dを覆うように
したカバー55を取り付けている。カバー55としてス
テンレス等の薄い非磁性板等を用いれば、部品ストッパ
ー10の厚み寸法が増加することはない。また、カバー
55とシャッター11との間に隙間があっても圧力損失
や流量損失を的確に防止できる。
【0101】また、図50(B)は第2実施形態の部品
ストッパー30の変形例を示すもので、エアー吸引時に
部品ストッパー30の上面と可動シャッター31の下面
との隙間から外気が侵入して圧力損失や流量損失を生じ
ることを防止するために、部品ストッパー30の上面に
エアー流通孔30aの上端開口及びエアー流路30dを
覆うようにしてカバー56を設けている。カバー56と
してステンレス等の薄い非磁性板等を用いれば、部品ス
トッパー30の厚み寸法が増加することはない。また、
カバー56と可動シャッター31との間に隙間があって
も圧力損失や流量損失を的確に防止できる。
【0102】図51(A)及び図51(B)は第1実施
形態の部品ストッパー10の変形例を示すもので、部品
ストッパー10におけるエアー流通経路をよりシンプル
なものとしてエアー吸引時の圧力損失を低減するため
に、永久磁石MGの右側に横断面半円形状のエアー流通
孔10aを1つ形成し、このエアー流通孔10aの上部
をエアー流路10dと連通させてある。
【0103】また、図52(A)及び図52(B)は第
2実施形態の部品ストッパー30の変形例を示すもの
で、部品ストッパー30におけるエアー流通経路をより
シンプルなものとしてエアー吸引時の圧力損失を低減す
るために、永久磁石MGの右側に横断面半円形状のエア
ー流通孔30aを1つ形成し、このエアー流通孔30a
の上部をエアー流路30dと連通させてある。
【0104】図53(A)は第1実施形態の部品ストッ
パー10の変形例を示すもので、部品ストッパー10に
形成されたエアー流通経路におけるエアー吸引時のエア
ーの流れを良くするために、エアー流通孔10a1の横
断面積を拡大して、第2部品ガイド8のエアー流通孔8
dと部品ストッパー10のエア流通孔10a1との断面
積差を低減してある。
【0105】また、図53(B)は第2実施形態の部品
ストッパー30の変形例を示すもので、部品ストッパー
30に形成されたエアー流通経路におけるエアー吸引時
のエアーの流れを良くするために、エアー流通孔30a
1の横断面積を拡大して、第2部品ガイド28のエアー
流通孔28dと部品ストッパー30のエア流通孔30a
1との断面積差を低減してある。
【0106】図54(A)は第1実施形態の部品ストッ
パー10の変形例を示すもので、部品ストッパー10の
吸着壁10cに、部品通路8aの先端部に挿入可能な凸
部分10c1を設け、この凸部分10c1で先頭の電子
部品ECを吸着保持するようにしてある。部品ストッパ
ー10が回転変位して先頭の電子部品ECが後続部品が
引き離されるときでも、凸部分10c1の先端が部品通
路8aから完全に抜け出ないようにしておけば、分離さ
れた先頭の電子部品ECの下面全体を部品通路8aの底
面で安定に支えることができ、分離動作によって先頭の
電子部品ECの姿勢に乱れを生じ難くすることができ
る。
【0107】また、図54(B)は第2実施形態の部品
ストッパー30の変形例を示すもので、部品ストッパー
30の吸着壁30cに、部品通路28aの先端部に挿入
可能な凸部分30c1を設け、この凸部分30c1で先
頭の電子部品ECを吸着保持するようにしてある。部品
ストッパー30が回転変位して先頭の電子部品ECが後
続部品が引き離されるときでも、凸部分30c1の先端
が部品通路28aから完全に抜け出ないようにしておけ
ば、分離された先頭の電子部品ECの下面全体を部品通
路28aの底面で安定に支えることができ、分離動作に
よって先頭の電子部品ECの姿勢に乱れを生じ難くする
ことができる。
【0108】図55(A)は第1実施形態の後側の部品
通路6bの変形例を示すもので、部品通路6b及びエア
ー補助通路6cとその前側の部品通路8a及びエアー補
助通路8bにおけるエアー吸引時のエアーの流れを良く
するために、第1カバー7の部品通路6bの湾曲部分に
対応する箇所にエアー吸気口57を形成してある。この
場合には、エアー吸気口57から部品通路6b等にエア
ーと一緒に塵埃等が吸い込まれることを防止するため
に、エアー吸気口57にフィルターを配置してもよい。
勿論、前記のエアー吸気口57は第1カバー7の部品通
路6bの横長部分の後部やエアー補助通路6cの後部に
対応する箇所に形成されていてもよい。
【0109】また、図55(B)は第2実施形態の後側
の部品通路26bの変形例を示すもので、部品通路26
b及びエアー補助通路26cとその前側の部品通路28
a及びエアー補助通路28bにおけるエアー吸引時のエ
アーの流れを良くするために、第1カバー27の部品通
路26bの湾曲部分に対応する箇所にエアー吸気口58
を形成してある。この場合には、エアー吸気口58から
部品通路26b等にエアーと一緒に塵埃等が吸い込まれ
ることを防止するために、エアー吸気口58にフィルタ
ーを配置してもよい。勿論、前記のエアー吸気口58は
第1カバー27の部品通路26bの横長部分の後部やエ
アー補助通路26cの後部に対応する箇所に形成されて
いてもよい。
【0110】図56(A)は第1実施形態の後側の部品
通路6bの変形例を示すもので、部品通路6b及びエア
ー補助通路6cとその前側の部品通路8a及びエアー補
助通路8bにおけるエアー吸引時のエアーの流れを良く
するために、エアー補助通路6cの後側にエアー補助通
路6cと連続し、且つ、端部を外気に開放したエアー吸
気通路59を形成してある。この場合には、エアー吸気
通路59から部品通路6b等にエアーと一緒に塵埃等が
吸い込まれることを防止するために、エアー吸気通路5
9の開放端にフィルター60を配置してもよい。
【0111】また、図56(B)は第2実施形態の後側
の部品通路26bの変形例を示すもので、部品通路26
b及びエアー補助通路26cとその前側の部品通路28
a及びエアー補助通路28bにおけるエアー吸引時のエ
アーの流れを良くするために、エアー補助通路26cの
後側にエアー補助通路26cと連続し、且つ、端部を外
気に開放したエアー吸気通路61を形成してある。この
場合には、エアー吸気通路61から部品通路26b等に
エアーと一緒に塵埃等が吸い込まれることを防止するた
めに、エアー吸気通路61の開放端にフィルター62を
配置してもよい。
【0112】図57は第1,第2実施形態におけるエア
ーシリンダー15,41の変形例を示すもので、不使用
の他方の給排気ポートに制御バルブ16,42と同様の
弁構造を有する制御バルブ63を接続し、この制御バル
ブ63の排気口にエアーチューブ64の一端を接続し、
このエアーチューブ64の他端を図55(A)及び図5
5(B)に示したエアー吸気口57,58や、図56
(A)及び図56(B)に示したエアー吸気通路59,
61の開放端に接続してある。この実施形態では、一方
の制御バルブ16,42の吸気口にエアーが吸い込まれ
るときに他方の制御バルブ64の排気口から放出される
エアーをエアーチューブ64を介して部品通路6b及び
エアー補助通路6c、或いは部品通路26b及びエアー
補助通路26cに送り込むことができる。つまり、第
1,第2実施形態ではエアー吸引力のみを利用して部品
搬送を行うようにしたが、本実施形態によれば前側から
のエアー吸引と後側からのエアー吐出を併用して部品搬
送を行うことができる。
【0113】図58(A)〜図57(C)は第1,第2
実施形態におけるエアー補助通路の変形例をそれぞれ示
すもので、図58(A)では部品ガイド71に形成され
た部品通路72の図中左上と右下にエアー補助通路72
aを形成してある。また、図58(B)では部品ガイド
71に形成された部品通路72の図中左下と右下にエア
ー補助通路72bを形成してある。さらに、図58
(C)では部品ガイド71に形成された部品通路72の
図中左下と右下に横断面三角形状のエアー補助通路72
cを形成してある。
【0114】図59(A)及び図59(B)は第1,第
2実施形態におけるエアー補助通路の変形例をそれぞれ
示すもので、図59(A)では部品通路73の両側に略
半円形凹部の連続から成るエアー補助通路73aを対称
に形成してある。また、図59(B)では部品通路73
の両側に略半円形凹部の連続から成るエアー補助通路7
3aを略半円形凹部の半径分だけ長さ方向にずらして形
成してある。図59(A)及び図59(B)に示したエ
アー補助通路73aでは隣接する略半円形凹部相互は連
通していないが、各略半円形凹部が部品通路73に連通
しているためエアーの通り道としての役目は十分に果た
せる。
【0115】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
部品搬送のために従来のようなベルト及びその移動機構
や真空ポンプ等の大型の吸引源及びこの吸引源からのエ
アー配管を必要としないため装置自体をシンプル且つ安
価に構成できると共に、エアー吸引による部品搬送を的
確に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す電子部品供給装置
の左側面図
【図2】図1に示した装置に適用可能な電子部品の形状
例を示す斜視図
【図3】図1に示した装置の部分拡大縦断面図
【図4】図1に示した装置の第1部品ガイド部分の部品
通路を示す部分拡大縦断面図
【図5】図1に示した装置の部分拡大上面図
【図6】図5からシャッター及び支持シャフトを除外し
た図
【図7】図6から部品ストッパー及び支持シャフトを除
外した図
【図8】図7のA−A線矢視図
【図9】部品ストッパーの上面図と左側面図と一部破断
の左側面図と一部破断の前面図
【図10】シャッターの上面図と左側面図
【図11】操作レバーの左側面図
【図12】駆動レバーの左側面図
【図13】駆動プレートの左側面図
【図14】図1に示した装置の動作説明図
【図15】図1に示した装置の動作説明図
【図16】図1に示した装置の動作説明図
【図17】図1に示した装置の動作説明図
【図18】図1に示した装置の動作説明図
【図19】図1に示した装置の動作説明図
【図20】図1に示した装置の動作説明図
【図21】図1に示した装置の動作説明図
【図22】図1に示した装置の動作説明図
【図23】本発明の第2実施形態を示す電子部品供給装
置の左側面図
【図24】図23に示した装置の部分拡大縦断面図
【図25】図23に示した装置の第1部品ガイド部分の
部品通路を示す部分拡大縦断面図
【図26】図23に示した装置の部分拡大上面図
【図27】図26から固定シャッター及び支持シャフト
を除外した図
【図28】図27から可動シャッターを除外した図
【図29】図28から部品ストッパー及び支持シャフト
を除外した図
【図30】図29のB−B線矢視図
【図31】部品ストッパーの上面図と左側面図と一部破
断の後面図
【図32】可動シャッターの上面図と左側面図
【図33】固定シャッターの上面図と左側面図
【図34】操作レバーの左側面図と第1リンクの左側面
図と第3リンクの左側面図と第4リンクの左側面図
【図35】第2リンクの左側面図と第5リンクの左側面
【図36】第1駆動レバーの左側面図
【図37】第2駆動レバーの左側面図
【図38】マニホールドの上面図と縦断面図
【図39】図23に示した装置の動作説明図
【図40】図23に示した装置の動作説明図
【図41】図23に示した装置の動作説明図
【図42】図23に示した装置の動作説明図
【図43】図23に示した装置の動作説明図
【図44】図23に示した装置の動作説明図
【図45】図23に示した装置の動作説明図
【図46】図23に示した装置の動作説明図
【図47】図23に示した装置の動作説明図
【図48】第1,第2実施形態の部品ストッパーの変形
例を示す図
【図49】第1,第2実施形態の部品ストッパーの変形
例を示す図
【図50】第1,第2実施形態の部品ストッパーの変形
例を示す図
【図51】第1実施形態の部品ストッパーの変形例を示
す図
【図52】第2実施形態の部品ストッパーの変形例を示
す図
【図53】第1,第2実施形態の部品ストッパーの変形
例を示す図
【図54】第1,第2実施形態の部品ストッパーの変形
例を示す図
【図55】第1,第2実施形態の後側の部品通路の変形
例を示す図
【図56】第1,第2実施形態の後側の部品通路の変形
例を示す図
【図57】第1,第2実施形態におけるエアーシリンダ
ーの変形例を示す図
【図58】第1,第2実施形態におけるエアー補助通路
の変形例を示す図
【図59】第1,第2実施形態におけるエアー補助通路
の変形例
【符号の説明】
1…フレーム、2…貯蔵庫、EC…電子部品、3…固定
パイプ、4…可動パイプ、5…パイプホルダー、6…第
1部品ガイド、7…第1部品ガイド用の第1カバー、8
…第2部品ガイド、9…第2部品ガイド用の第2カバ
ー、10…部品ストッパー、MG…永久磁石、11…シ
ャッター、11c…部品取出口、12…操作レバー、1
3…駆動レバー、14…駆動プレート、15…エアーシ
リンダー、16…制御バルブ、17…エアーチューブ、
21…フレーム、22…貯蔵庫、EC…電子部品、23
…固定パイプ、24…可動パイプ、25…パイプホルダ
ー、26…第1部品ガイド、27…第1部品ガイド用の
第1カバー、28…第2部品ガイド、29…第2部品ガ
イド用の第2カバー、30…部品ストッパー、MG…永
久磁石、31…可動シャッター、31a…部品取出口、
32…固定シャッター、32a…部品取出口、33…操
作レバー、34…第1リンク、35…第2リンク、36
…第3リンク、37…第4リンク、38…第1駆動レバ
ー、39…第2駆動レバー、40…第5リンク、41…
エアーシリンダー、42…制御バルブ、43…エアーチ
ューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 智史 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 CC01 CC02 CC03 CC09 DD01 DD02 DD10 DD11 DD19 DD22 DD23 DD42 DD50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を整列状態で搬送するための部
    品通路と、 部品通路の先端部を開閉自在に覆うシャッターと、 部品通路の先端と向き合うように配置され、部品通路の
    先端と連通するエアー吸引経路を有する部品ストッパー
    と、 吸気口を有するエアー吸引器と、 エアー吸引器の吸気口と部品ストッパーのエアー吸引経
    路とを結ぶエアーチューブと、 部品通路の先端部がシャッターによって閉じられている
    ときにエアーチューブを介して部品ストッパーのエアー
    吸引経路にエアー吸引力が作用し、且つ、部品ストッパ
    ーのエアー吸引経路にエアー吸引力が作用しなくなった
    ときにシャッターを開放して部品通路の先端部が露出す
    るようにシャッター及びエアー吸引器を動作させるレバ
    ー機構とを備える、 ことを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記部品ストッパーは、部品通路の先端
    と向き合う部品停止位置と同位置から離れた部品分離位
    置との間の変位を可能とし、且つ、部品通路内の先頭の
    電子部品を吸着保持可能な永久磁石を備えており、 前記シャッターには、開動作途中で部品ストッパーを部
    品停止位置から部品分離位置に変位させ、且つ、閉動作
    途中で部品ストッパーを部品分離位置から部品停止位置
    に変位させる駆動部位が設けられている、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記部品通路は単一または複数部品から
    構成された部品ガイドに形成され、この部品ガイドの部
    品通路先端側には前記部品ストッパーを配置するための
    凹部が形成され、この凹部底面には部品ストッパーのエ
    アー吸引経路と連通するエアー流通孔が形成され、この
    エアー流通孔には前記エアーチューブの一端が接続され
    ている、 ことを特徴とする請求項2に記載の電子部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記部品通路の基端は、多数の電子部品
    をバルク状に収納可能な貯蔵室の底部に配置された部品
    取込機構に接続されており、この部品取込機構は前記レ
    バー機構によって動作し得る、 ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電
    子部品供給装置。
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