JP2001350385A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001350385A
JP2001350385A JP2000166723A JP2000166723A JP2001350385A JP 2001350385 A JP2001350385 A JP 2001350385A JP 2000166723 A JP2000166723 A JP 2000166723A JP 2000166723 A JP2000166723 A JP 2000166723A JP 2001350385 A JP2001350385 A JP 2001350385A
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JP2000166723A
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Toru Yoshioka
徹 吉岡
Nobuhiko Nakano
暢彦 中野
Junji Morimoto
順治 森本
Mitsuhiro Hasegawa
充宏 長谷川
Keizo Kitamura
圭三 北村
Toshitaka Yui
勇飛 油井
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成終了後の除電工程において、感光体に
現像剤が付着するのを防止し、接触タイプの転写帯電装
置を使用しても転写紙の裏汚れを発生させずに良好な画
像形成を可能とする画像形成装置を提供する。 【解決手段】現像バイアス電圧印加時には、現像装置に
対向する感光体ドラム1の表面電位と現像バイアス電圧
Vb(−350V)が印加された現像ローラ41の電位
との電位差を0V〜100Vとなるように帯電させ、ま
た、現像バイアス電圧Vbを遮断後は、現像装置に対向
する感光体ドラム1の表面電位を、露光装置からのレー
ザ光3によって露光され、第4レベルの電位V4(−1
20V〜−220V)にするので、感光体ドラム1への
キャリア上がり及びトナーの付着は発生しないので、転
写紙の裏面汚れを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いて用紙上に画像・文字等を形成する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた画像形成装
置では、画像形成動作終了後に感光体ドラムの表面の残
留電位は除電ランプにより除去され、次のサイクルに移
行する。感光体ドラムを除電するには、除電ランプや露
光装置の光素子などを常時点灯させて、感光体ドラムの
表面に光を照射して、一気に感光体ドラムの表面電位を
下げて除電を行っていた。
【0003】転写工程終了後に行われる感光体ドラムの
表面における残留電位の除去は、必須の工程であり、こ
の除電工程がないと次のサイクルでの画像形成動作時
に、露光メモリや反射画像濃度低下等の画像不良を引き
起こす。
【0004】しかし、除電ランプのような専用の除電装
置を設けることは、装置の小型化及びコストダウンを阻
む原因となる。そこで、専用の除電装置を設けることな
く、除電工程を行う画像形成装置に関する技術が提案さ
れている。例えば、特開昭56−16155号公報に
は、転写チャージャにて除電を行う電子複写機の転写−
除電方式に関する技術が開示されている。また、特開昭
59−105673号公報には、露光装置から出射され
るレーザ光を分割し、このレーザ光により感光体の除電
を行う電子写真記録装置に関する技術が開示されてい
る。
【0005】上記公報に開示された技術においては、専
用の除電装置を設けることなく画像形成を行うことがで
きる。ところが、2成分現像剤を用いた反転現像方式を
用いて画像形成を行う場合、反転現像方式特有の問題で
ある画像形成動作終了後に、感光体ドラムに2成分現像
剤中のキャリアが付着するキャリア上がりやトナー付着
が発生するという問題がある。
【0006】このような問題を解決する技術として、特
開平3−23471号公報には、電子写真装置について
の技術が開示されている。すなわち、この電子写真装置
では、画像形成動作終了後に、感光体の電位を所定のハ
イレベルにする電圧が主帯電器に供給される。そして、
感光体の表面を逆帯電させて表面電位をローレベルにす
る電圧が接触転写帯電器に供給されると、感光体の表面
をキャリア上がりしないレベルの電位に帯電させる電圧
が主帯電器に供給される。
【0007】また、この電子写真装置は、現像装置の現
像バイアスがOFFされるように電源を制御する制御手
段と、上記検出手段により検出された露光装置の動作タ
イミングに基づいて、現像バイアスがOFFされた後、
露光装置から出射される光により感光体の表面電位がグ
ランド電位付近まで低下するように露光装置を作動させ
る露光装置制御手段と、を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−23471号公報に開示された電子写真装置では、
除電工程において感光体の表面電位がグランド電位付近
まで低下することから、感光体の表面にトナーが付着し
てしまう。そのため、用紙に印字する画像の本来トナー
が付着しない部分にもトナーが付着するカブリ現象が発
生する。また、このカブリ現象のためにトナー消費量が
増加する。特に、画像形成装置を使用する際に、主に数
枚の印字または複写のみを行うユーザの場合は、この現
象が顕著に現れる。
【0009】また、上記電子写真装置において、転写帯
電装置としてコロトロン・スコロトロンのような非接触
タイプのものを使用する場合は問題ないものの、転写ロ
ーラのような接触タイプのものを使用する場合は、感光
体ドラムに付着したトナーが転写部材に付着し、転写を
行う際に用紙の裏面にトナーが付着する裏面汚れを引き
起こすという不具合が発生する。
【0010】本発明は、上記不具合を解決するためのも
のであり、その目的は、画像形成終了後の除電工程にお
いて、接触タイプの転写帯電装置を使用しても転写紙の
裏汚れを発生させずに良好な画像形成を可能とする画像
形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1) 感光体の表面を帯電させる主帯電手段
と、該主帯電手段によって帯電された該感光体の表面を
露光して静電潜像を形成する露光手段と、該感光体の表
面に形成された静電潜像を現像して可視像化する現像手
段と、可視像を転写材上に転写する転写帯電手段と、を
備えた画像形成装置において、画像形成終了後に、画像
形成時に該主帯電手段で該感光体表面を帯電させる電位
である第1レベルの電位V1に該主帯電手段で該感光体
表面を帯電させ、第1レベルの電位V1に帯電した該感
光体表面を該転写帯電手段で第1の時間t1だけ除電さ
せ、除電された該感光体表面を該主帯電手段で第2の時
間t2(<t1)だけ、現像バイアス電圧を印加された
現像手段に対向した感光体表面へキャリアが付着しない
電位である第2レベルの電位V2に帯電させ、第2の時
間t2が経過後に該感光体表面を主帯電手段で第3レベ
ルの電位V3(|V3|>|V1|)に帯電させ、第2
レベルの電位V2に帯電された該感光体表面の終端部が
該露光手段の対向位置を通過すると略同時に、第3レベ
ルの電位V3に帯電された該感光体表面を該露光手段に
よって露光させて、現像バイアス電圧を遮断された現像
手段に対向した感光体表面へトナーが付着しない電位で
ある第4レベルの電位V4に除電させ、第2レベルの電
位V2に帯電された該感光体表面が該現像手段の対向位
置を通過中に該現像手段に印加された現像バイアス電圧
を遮断し、第2レベルの電位V2に帯電された該感光体
表面を主帯電手段で第3レベルの電位V3に帯電させ、
この部位が少なくとも再度該露光手段に対向する位置を
通過後に各手段での除電及び帯電処理を終了する制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0013】この構成においては、画像形成終了後に画
像形成装置の制御部は、主帯電手段によって第1レベル
の電位V1に帯電された感光体表面を第1の時間t1だ
け転写帯電手段に除電させ、除電が行われた感光体表面
を第1の時間t1より短い第2の時間t2だけ主帯電手
段によって第2レベルの電位V2に帯電させ、第2の時
間t2経過後に主帯電手段によって感光体表面を第3レ
ベルの電位V3に帯電させ、第2レベルの電位V2に帯
電された該感光体表面の終端部が該露光手段の対向位置
を通過すると略同時に、第3レベルの電位V3に帯電さ
れた該感光体表面を該露光手段によって露光させて、現
像バイアス電圧を遮断された現像手段に対向した感光体
表面へトナーが付着しない電位である第4レベルの電位
V4に除電させ、第2レベルの電位V2に帯電された該
感光体表面が該現像手段の対向位置を通過中に該現像手
段に印加された現像バイアス電圧を遮断し、第2レベル
の電位V2に帯電された該感光体表面を主帯電手段で第
3レベルの電位V3に帯電させ、この部位が少なくとも
再度該露光手段に対向する位置を通過後に、各手段での
除電及び帯電処理を終了する。したがって、主帯電手段
と転写帯電手段とによって、除電及び帯電されて、現像
バイアス電圧を印加された現像手段に対向した感光体表
面へキャリアが付着しない電位である第2レベルの電位
となった感光体表面が、現像バイアス電圧が印加された
現像手段に対向位置を通過中に現像バイアス電圧が遮断
され、現像バイアス電圧の遮断後は、現像バイアス電圧
を遮断された現像手段に対向した感光体表面へトナーが
付着しない電位である第4レベルの電位となった感光体
表面が現像手段に対向するので、現像バイアス電圧の遮
断前後において、感光体表面へキャリアやトナーが付着
することがなく、カブリ現象や転写紙の裏面汚れを防止
することができる。
【0014】(2) 前記第2レベルの電位V2は、現像バ
イアス電圧が印加された現像手段の電位をVbとする
と、 100V≧|V2−Vb|≧0V で示される関係を有することを特徴とする。
【0015】この構成においては、現像バイアス電圧が
印加された現像手段の電位Vbと感光体表面における第
2レベルの電位V2との差の絶対値は、0〜100Vで
ある。したがって、第2レベルの電位V2の感光体表面
が現像手段に対向した際に、感光体表面へのキャリア上
がりの発生を防ぐことができる。
【0016】(3) 前記第4レベルの電位V4は、 220V≧|V4|≧120V で示される関係を有することを特徴とする。
【0017】この構成においては、第3レベルの電位に
帯電した感光体に露光手段から露光光が照射されると、
感光体は220V≧|V4|≧120Vの範囲である第
4レベルの電位に帯電する。したがって、第4レベルの
電位に帯電した感光体表面が、現像バイアス電圧を遮断
された現像手段に対向しても、感光体から転写帯電手段
にトナーやキャリアが付着することがないので、転写紙
の裏面汚れ等を防止することができる。
【0018】(4) 前記第2の時間t2は、少なくとも現
像領域を感光体が通過するのに要する時間よりも長いこ
とを特徴とする。
【0019】この構成においては、除電された感光体表
面を該主帯電手段で、現像バイアス電圧を印加された現
像手段に対向した感光体表面へキャリアが付着しない電
位である第2レベルの電位V2に帯電させる第2の時間
t2は、少なくとも現像領域を感光体が通過するのに要
する時間よりも長い。したがって、第2レベルの電位V
2に帯電した感光体の表面が現像手段の対向位置を通過
中に、現像手段に印加した現像バイアス電圧を遮断して
も、確実に感光体表面へのキャリア上がりの発生を防ぐ
ことができる。
【0020】(5) 前記第1の時間t1と前記第2の時間
t2とは、環境によって決定する定数をkとして、 t2+k≦t1 で示される関係を有することを特徴とする。
【0021】この構成においては、転写帯電手段が第1
レベルの電位に帯電された感光体表面を除電する時間で
ある第1の時間t1は、主帯電手段が該感光体表面を第
2レベルの電位に帯電させる時間である第2の時間t2
と、環境によって決定する定数kと、の合計時間と等し
いか、または長い。したがって、制御部は、画像形成装
置を設置した周囲の環境により変化する転写帯電手段の
出力の立ち上がりに対応して、第1の時間t1を変更す
ることができる。
【0022】(6) 温度、湿度及び前記感光体の使用時間
のうち少なくともいずれか1つを検知する検知手段を備
え、前記制御部は、該検知手段で検知した検知値と前記
制御部に予め格納されている補正データとを比較して、
前記第3レベルの電位V3を制御することを特徴とす
る。
【0023】この構成においては、制御部によって、感
光体の周囲温度、周囲湿度及び感光体の使用時間のうち
少なくともいずれか1つが検知されて、制御部に予め格
納されている補正データを用いて、主帯電手段へ印加す
る第3レベルの電位が制御される。したがって、補正デ
ータに基づいて確実に第3レベルの電位を制御すること
ができる。
【0024】(7) 前記制御部は、前記感光体の回転速度
を変化させて、前記主帯電手段で感光体の表面を帯電さ
せる電位の制御を行うことを特徴とする。
【0025】この構成においては、感光体の回転速度を
変化させて、制御部は主帯電手段による感光体表面の帯
電電位の制御を行う。したがって、感光体の回転速度を
変化させることで、感光体の帯電電位の制御を行うこと
ができる。
【0026】(8) 前記制御部は、前記主帯電手段の電圧
制御信号としてON/OFF信号を送り、該電圧制御信
号のデューティ比を変化させて、前記主帯電手段の前記
感光体表面を帯電させる電位を制御することを特徴とす
る。
【0027】この構成においては、制御部によって、主
帯電手段の電圧制御信号としてON/OFF信号が送ら
れて、電圧制御信号のデューティ比が変化されて、主帯
電手段の前記感光体表面を帯電させる電位が制御され
る。したがって、電圧制御信号であるON/OFF信号
のデューティ比が変化されることにより、容易に主帯電
手段に印加する電圧を変化させて、感光体表面の帯電電
位を制御することができる。
【0028】(9) 前記制御部は、前記主帯電手段の電圧
制御信号としてスイッチング回路で該電圧制御信号のデ
ューティ比を変化させて、前記主帯電手段の前記感光体
表面を帯電させる電位を制御することを特徴とする。
【0029】この構成においては、制御部によって、主
帯電手段の電圧制御信号としてスイッチング回路で電圧
制御信号のデューティ比が変化されて、主帯電手段の前
記感光体表面を帯電させる電位が制御される。したがっ
て、容易に主帯電手段に印加する電圧を変化させて、感
光体表面の帯電電位を制御することができる。
【0030】(10)前記主帯電手段は接触タイプであり、
前記制御部は、前記感光体との前記主帯電手段の接触時
間、接触面積及び接触圧力の少なくとも1つを変化させ
て、前記主帯電手段による感光体の帯電電位の制御を行
うことを特徴とする。
【0031】この構成においては、画像形成装置は、接
触タイプの転写帯電手段を用い、接触タイプの転写帯電
手段における感光体との接触時間、接触面積及び接触圧
力を変化させて、制御部は主帯電手段による感光体の帯
電電位の制御を行う。したがって、オゾンを発生させる
ことなく、感光体の除電を行うことができる。また、感
光体ドラムの表面領域における帯電量の制御を簡単な構
成を用いて行うことができる。
【0032】(11)前記主帯電手段は非接触タイプであ
り、前記制御部は、前記主帯電手段の前記感光体に対向
する開口部の面積を変化させて、前記主帯電手段による
感光体の帯電電位の制御を行うことを特徴とする。
【0033】この構成においては、画像形成装置は、非
接触タイプの転写帯電手段を用い、転写帯電手段の前記
感光体に対向する開口部の面積を変化させて、制御部は
主帯電手段による感光体の帯電電位の制御を行う。した
がって、感光体ドラムの表面に対向する放電開口部の面
積を変化させる制御で、容易に感光体ドラムの表面領域
における帯電量の制御を行うことができる。
【0034】(12)温度、湿度及び前記感光体の使用時間
のうち少なくともいずれか1つを検知する検知手段を備
え、前記制御部は、該検知手段で検知した検知値と前記
制御部に予め格納されている補正データとを比較して、
前記第4レベルの電位V4を制御することを特徴とす
る。
【0035】この構成においては、制御部によって、温
度、湿度または感光体の使用時間のうち少なくともいず
れか1つが検知されて、制御部に予め格納されている補
正データを用いて露光手段から照射される露光光によっ
て第4レベルの電位V4が制御される。したがって、補
正データに基づいて確実に第4レベルの電位V4を制御
することができる。
【0036】(13)前記制御部は、前記露光手段を所定の
周期で明滅させて、前記露光手段の出力を調整すること
を特徴とする。
【0037】この構成においては、露光手段の出力を調
整するために、制御部は露光手段を所定の周期で明滅さ
せる。したがって、露光手段の明滅周期を変更すること
で、容易に露光手段の出力を調整することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像形成
装置の画像形成部は、帯電、露光、現像、転写、クリー
ニング、定着及び除電の各工程を有する電子写真法によ
って、感光体ドラムにトナー像を形成してシートに転写
する機能を有するものであり、複写機やレーザプリン
タ、ファクシミリ装置等に応用できるものである。
【0039】まず、本画像形成装置の構成について説明
する。図1は、2成分現像方式を採用した画像形成装置
の画像形成部における概略の構成図である。この図に示
すように、本画像形成装置は、感光体ドラム1、主帯電
手段である帯電装置2、露光手段である図外の露光装
置、現像手段である現像装置4、転写帯電手段である転
写帯電装置5、クリーニング装置6、定着ローラ8等を
備えている。
【0040】感光体ドラム1は、アルミ等の非磁性の金
属または樹脂からなる円筒形状の導電性基体と、その表
面に形成される下引き層と、この下引き層の上層に形成
される感光体層とからなり、矢印S1で示す方向に回転
するように設置されている。また、感光体層は、キャリ
ア発生層(CGLとも称する。)と、キャリア移動層
(CTLとも称する。)と、から構成されている。キャ
リア移動層は、ポリカーボネイトを主成分とした比較的
薄い層であり、感光体ドラム1の最外殻となる層であ
る。
【0041】帯電装置2は、帯電電源21から印加され
る電圧により、感光体ドラム1の表面を均一にマイナス
帯電させるためのものである。この帯電装置2として
は、例えば、コロナチャージャや接触ローラ帯電器を用
いることができる。
【0042】図外の露光装置は、帯電された感光体ドラ
ム1をレーザ光3によって露光することによって、キャ
リア発生層から電荷を発生させ、その表面に、画像デー
タに応じた静電潜像(静電潜像ポテンシャル)を形成す
るものである。すなわち、感光体ドラム1では、露光領
域においてキャリア発生層から正電荷が発生し、帯電装
置2により与えられた負電荷が相殺される。したがっ
て、露光領域は、静電的なポテンシャルが相対的に上昇
して静電潜像となる。なお、この図外の露光装置として
は、半導体レーザを光源として有するレーザスキャニン
グユニット(LSU)を用いることができる。
【0043】現像装置4は、現像領域GAにおいて、感
光体ドラム1の静電潜像にトナーを供給して現像を行
い、感光体ドラム1にトナー像(可視像)を形成するも
のである。そして、表面に誘電体層を備え、矢印S2の
方向に回転しながら感光体ドラム1にトナーを供給する
現像ローラ41、トナーを収容するためのトナー収容
槽、トナーとキャリアとを撹拌する図外の撹拌ローラ、
及び現像ローラ41に現像バイアス電圧Vbを与える図
外の電源等を備えている。
【0044】転写帯電装置5は、図外の給紙装置から供
給される転写紙Pにトナー像を転写させ、定着ローラ8
に排出するものであり、転写部15及び剥離部19から
構成されている。
【0045】転写部15は、所定の転写領域に搬送され
た転写紙Pを感光体ドラム1のトナー像と接触させ、こ
のトナー像を転写紙Pに転写するものである。なお、転
写領域への転写紙Pの搬送は、図外の搬送部材により、
感光体ドラム1の回転と同期されて行われる。すなわ
ち、転写部15は、高圧の転写電源16及び放電ワイヤ
54を備え、この電源の電力を用いたコロナ放電によ
り、転写領域に搬送された転写紙Pに、トナーと逆極性
の正電荷を与えるように設定されている。これにより、
転写紙Pを感光体ドラム1に吸着し、トナー像を転写で
きるようになっている。なお、転写部15としては、例
えば、高圧の電源を備えたチャージャ型や接触ローラ型
の放電器を使用することができる。
【0046】剥離部19は、感光体ドラム1上に吸着さ
れた転写紙Pを、感光体ドラム1から剥離するためのも
のである。すなわち、剥離部19は、高圧の交流電源で
ある剥離電源20及び放電ワイヤ94を備え、この電源
の電力を用いた交流コロナ放電により、トナーと同極性
の電荷を転写紙Pに与えるものである。これにより、転
写紙Pは除電され、その剛性と自重とによって、感光体
ドラム1から剥がれ落ちるようになっている。
【0047】また、剥離部19の下流側には、図外の剥
離爪が設けられている。この剥離爪は、その鋭利な先端
を感光体ドラム1に接触させている。そして、除電だけ
では剥がれなかった転写紙Pを、感光体ドラム1から強
制的に引き剥がすように配置されている。
【0048】定着ローラ8は、熱融解によって、転写紙
P上にトナー像を定着させるものである。また、定着ロ
ーラ8は、転写紙Pを本画像形成装置の外部に排出する
機能も有している。
【0049】クリーニング装置6は、トナー像の転写
後、感光体ドラム1に残留したトナーを回収するため
に、感光体ドラム1の表面を清掃するものである。
【0050】また、本画像形成装置は、図外のCPUを
備えた制御部を備えており、上記各装置の制御を行う。
【0051】次に、本画像形成装置における画像形成動
作終了後の動作を説明する。図2は、感光体ドラム1の
表面電位と現像バイアス電圧Vbが印加された現像ロー
ラ41の電位との電位差によるキャリア及びトナーの付
着の関係を示す図である。
【0052】なお、本発明を検討するのにあたって、図
1に示した構成と同じ構成の画像形成部を備えた画像形
成装置であるシャープ(株)製のAR200を使用し
た。検討に使用した上記画像形成装置の画像作成条件
は、プロセススピード88mm/秒、現像領域GA(ニ
ップ部)は10mmである。したがって、この画像形成
装置において、現像領域GAを感光体ドラム1の表面に
おける任意の点が通過するのに要する時間は、約0.1
14秒である。
【0053】まず、感光体ドラム1の表面電位と現像バ
イアス電圧Vbに印加された現像ローラ41の電位との
電位差によるキャリア及びトナーの付着の関係を説明す
る。図2(A)において、転写紙上のトナー付着量は、
感光体ドラム1の表面電位と現像バイアス電圧が印加さ
れた現像ローラ41の電位との電位差が、−120V未
満では著しいが、−120V〜−320Vではごく少量
である。そして、−320V以下では、電位差が低下す
るのに伴い徐々にトナー付着量が増加する。
【0054】また、図2(B)において、感光体ドラム
1上のトナー付着量は、−220V以上ではごく少量で
あり、−220V以下では、電位差が低下するのに伴い
トナー付着量は徐々に増加する。
【0055】さらに、図2(C)において、感光体ドラ
ム1上のキャリア付着量は、−220V以上ではほとん
どなく、−220V〜−420Vでは、電位差が低下す
るのに伴い、キャリア付着量は徐々に増加する。そし
て、−420V以下では、キャリア付着量が急激に増加
する。
【0056】上記のような結果が得られたので、本画像
形成装置において画像形成終了後に、各装置の電圧出力
タイミングを以下に述べるように設定して、感光体ドラ
ム1の表面における帯電電位レベルを制御する。
【0057】〔第1実施形態〕次に、本発明の第1実施
形態に係る画像形成装置における画像形成終了後の動作
を説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る画像
形成装置における画像形成動作終了後の各装置における
電圧出力のタイミング、及び感光体ドラムの現像装置に
対向する位置における表面電位の推移を示す図である。
また、図4は、各タイミングにおける感光体ドラムの帯
電状態を示す図である。
【0058】まず、図4(A)に示すように、画像形成
装置の制御部は、感光体ドラム1の表面電位を画像形成
時と同電位の第1レベルの電位V1(−600V)にす
るための電圧を、帯電電源21から帯電装置2に印加さ
せて、感光体ドラム1の表面電位を第1レベルの電位V
1に帯電させる。そして、図3及び図4(B)に示すよ
うに、第1レベルの電位V1に帯電した感光体ドラム1
の表面が、転写帯電装置5の転写部15に対向する位置
(転写作用部位)を通過した後のあるタイミングts1
から第1の時間t1の間、継続して転写電源16から転
写部15に所定の電圧を印加させる。この電圧印加によ
り、感光体ドラム1の表面が除電され、感光体ドラム1
の表面電位はグランド電位近く(約−50V)に低下さ
れる。このとき、第1の時間t1は、感光体ドラム1が
現像領域GAを通過するのに要する時間よりも長い時間
(例えば0.200秒)である。
【0059】そして、図3及び図4(C)に示すよう
に、除電された感光体ドラム1の表面領域が帯電装置2
に対向する直前に、制御部は感光体ドラム1の表面電位
を第2レベルの電位V2(−450V)とするための電
圧を帯電電源21から帯電装置2に印加する。除電され
た感光体ドラム1の表面領域は、第2レベルの電位V2
(−450V)に帯電される。そして、除電された感光
体ドラム1の表面領域が、帯電装置2に対向する位置
(作用領域)に差し掛かった後のタイミングts2から
第2の時間t2(例えば0.114秒)が経過した後
に、図3及び図4(D)に示すように、制御部は感光体
ドラム1の表面電位を第3レベルの電位V3(−800
V)とするための電圧を帯電電源21から帯電装置2に
供給して、感光体ドラム1の表面を第3レベルの電位V
3(−800V)に帯電させる。
【0060】この時、t1とt2とは、画像形成装置を
設置した周囲の環境によって決定する定数をkとする
と、 t2+k≦t1 の式で表される関係を有する。即ち、制御部は、画像形
成装置を設置した周囲の環境により変化する転写帯電装
置5の出力の立ち上がりに対応して、第1の時間t1を
変更する。
【0061】制御部は感光体ドラム1をさらに回転させ
て、図外の露光装置からレーザ光3が照射される位置
(露光部位)を、第2レベルの電位V2(−450V)
に帯電した表面領域の終端部が通過すると略同時に、図
外の露光装置からレーザ光3を照射させて感光体ドラム
1の表面の露光を開始させる。この時、図3及び図4
(E)に示すように、第3レベルの電位V3(−800
V)に帯電した感光体ドラム1の表面は、レーザ光3に
露光されて第4レベルの電位V4(−170V)とな
る。
【0062】その後、現像領域GAに第2レベルの電位
V2(−450V)に帯電された表面領域の終端が差し
掛かる直前に、制御部は現像装置4に印加されたバイア
ス電圧Vb(−350V)を遮断する。そして、少なく
とも前記第2レベルの領域が、再び図外の露光装置から
レーザ光3が照射される位置(露光部位)を通過した後
に、上記工程を終了する。
【0063】なお、感光体ドラムの表面電位を第3レベ
ルの電位V3(−800V)にするのは、第4レベルの
電位V4(−170V)を得るために、上記のようにレ
ーザ光3を感光体ドラムに照射することによる除電可能
な電位分(−630V)を考慮したものである。
【0064】上記のように、感光体ドラム1の現像バイ
アス電圧Vb(−350V)の遮断時、感光体ドラム1
の表面電位は、現像バイアス電圧Vbとの電位差が予め
キャリア上がりしない電位差となるように、第2レベル
の電位V2(−450V)に設定されているので、現像
バイアス電圧VbをOFFすることによる感光体ドラム
1へのキャリア及びトナーの付着を生じないことがわか
る。なお、現像バイアス電圧Vbが印加された現像ロー
ラ41の電位と、感光体ドラム1の第2レベルの電位V
2と、の電位差は、0V〜100Vであれば、感光体ド
ラム1の表面にキャリア上がりは発生しない。
【0065】また、現像バイアス電圧Vbを遮断後の感
光体ドラム1の残留電位除去時において、従来方法のよ
うに感光体ドラム1の表面電位をグランド付近まで下げ
ると、トナーが転写部材等に付着するが、表面電位をト
ナーの付着しない第4レベルの電位V4としては、−1
20V〜−220Vにすることで、表1に示すとおり、
トナーの付着を生じない良好な結果が得られた。
【0066】
【表1】
【0067】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態に係る画像形成装置において、環境条件が変化した
際に帯電装置2に印加する電圧を制御して第3レベルの
電位V3を変化させて、レーザ光3を感光体ドラム1に
照射した際に、その表面電位を所定の第4レベルの電位
V4に維持できるようにする方法を説明する。図5は、
本発明の第2実施形態に係る画像形成装置における画像
形成動作終了後の各装置における電圧出力のタイミン
グ、及び感光体ドラムの現像装置に対向する位置におけ
る表面電位の推移を示す図である。
【0068】通常、環境条件、特に温度条件によって、
感光体ドラム1の特性(特に光応答特性)は大きく影響
される。そのため、本発明の第2実施形態に係る画像形
成装置では、図1に示した画像形成装置に、環境条件の
検知手段として、例えば、温度検出器を設ける。そし
て、温度検出器によって検出された温度に対して、画像
処理装置の制御部に予め格納されている5℃から40℃
の温度範囲での補正データを用いて補正を行い、図5に
示したように、コントロール信号を画像形成装置の制御
部から帯電装置2の帯電電源21に出力して、帯電装置
2に印加する電圧を制御する。なお、温度検出装置の代
わりに湿度検出装置を設けて、検出された湿度に応じて
補正を行うことにより、上記のように電圧制御を行って
もよい。
【0069】また、他の環境条件の検知手段として、感
光体ドラム1の表面電位を画像形成装置内に設けた表面
電位計で測定し、得られた感光体特性のデータを基に補
正データを用いて補正を行う方法や、トナーパッチを用
いた反射濃度測定を行い、得られた反射濃度データを基
に補正データにより補正を行う制御方法によって、帯電
装置2に印加する電圧を制御してもよい。
【0070】上記のように帯電装置2に印加する電圧を
制御することにより、環境条件の変化に左右されなくな
り、第1実施形態と同様に良好な結果が得られた。
【0071】また、感光体ドラム1は使用時間により、
感光体の感光体特性(特に光応答特性)は大きく変化す
る。ここでは、感光体ドラム1の使用時間を検知・判別
し、帯電装置2を用いて第3レベルの電位V3を制御し
て、感光体ドラム1の表面電位を第4レベルの電位V4
に維持できるようにする方法を説明する。
【0072】図1に示した画像処理装置において、感光
体ドラム1の使用時間検知手段として、感光体駆動手段
である感光体ドラム1の図外の駆動装置をモニタし、駆
動装置の駆動と停止の回数により回転時間を計測し、予
め画像処理装置の制御部に格納されている回転時間に対
する補正データを用いて補正を行い、コントロール信号
を制御部から帯電装置2の電源装置21に出力する。
【0073】また、感光体ドラム1の他の使用時間検知
手段として、図外の印字率積算器を用いて印字されたパ
ターン(印字面積)により制御を行っても良い。上記の
制御により、使用時間による感光体ドラム1の変化に左
右されなくなり、第1実施形態と同様に良好な結果が得
られた。
【0074】〔第3実施形態〕本発明の第2実施形態に
係る画像形成装置において、帯電装置2を用いて第3レ
ベルの電位V3を制御して、異なる環境条件においても
感光体ドラム1の表面電位を第4レベルの電位V4に維
持できる方法を示したが、ここでは、設定された基準と
なる第3レベルの電位V3に対して、図外の露光装置に
より、感光体ドラム1の表面電位を第4レベルの電位V
4に維持できるようにする方法を示す。図6は、本画像
形成装置の第3実施形態における画像形成動作終了後の
各装置における電圧出力のタイミング、及び感光体ドラ
ムの現像装置に対向する位置における表面電位の推移を
示す図である。
【0075】環境条件の検知手段は、第2実施形態と同
様の温度検出器を用い、第2実施形態とは異なる補正デ
ータを用いて補正を行い、図6に示したように、コント
ロール信号を画像処理装置の制御部から図外の露光装置
における図外の電源に出力し、光強度の強弱により制御
を行う。
【0076】また、図外の露光装置における図外の電源
の制御を行わずとも、図外の露光装置を所定の間隔で明
滅させて制御を行うことができ、明滅は主走査方向の明
滅と副走査方向の明滅、または両者を併用したものより
行う。
【0077】上記の制御により、環境条件の変化に左右
されなくなり、第1実施形態と同様に良好な結果が得ら
れた。
【0078】また、第2実施形態において、使用時間を
検知し、帯電装置2を用いて第3レベルの電位V3を制
御して、感光体ドラム1の表面電位を第4レベルの電位
V4に維持できるようにする方法を示したが、図外の露
光装置により感光体ドラム1の表面電位を第4レベルの
電位V4に維持できるようにする方法を用いて制御を行
うことにより、使用時間による感光体ドラム1の変化に
左右されなくなり、第1実施形態と同様に良好な結果が
得られた。
【0079】〔第4実施形態〕第1実施形態の画像処理
装置に用いる帯電装置2として、接触タイプの帯電ロー
ラまたは帯電ブラシを用いて検討を行った。図8は、検
討に用いた接触タイプの帯電装置である帯電ローラ及び
帯電ブラシの外観を示す斜視図である。
【0080】その結果、チャージャタイプではオゾンが
発生していたが、接触タイプではオゾンは発生しなくな
った。
【0081】また、接触タイプの帯電装置2として帯電
ローラまたは帯電ブラシを用いた場合、感光体ドラム1
に対する周速比を変えて接触時間を変化させたり、帯電
ローラまたは帯電ブラシの感光体ドラム1の当接部にお
ける圧力を変えたりして接触面積を変化させることによ
り、感光体ドラム1の表面領域における帯電量の制御を
行うことができた。
【0082】〔第5実施形態〕第1実施形態の画像処理
装置に用いる帯電装置2として非接触のチャージャタイ
プであるコロトロン・スコロトロン方式を使用して検討
を行った。図9は、非接触タイプの帯電装置であるコロ
トロン及びスコロトロンの概略の構成を示す断面図であ
る。
【0083】その結果、ケース端部に設けた可動式の金
属板を用いて、感光体ドラムの表面に対向する放電開口
部の面積を変化させることにより、感光体ドラム1の表
面領域における帯電量の制御を行うことができた。
【0084】〔第6実施形態〕第1実施形態の画像処理
装置に用いる帯電装置2の制御方法として、帯電電源2
1を制御する制御信号にON/OFF信号を用いて検討
を行った。図7は、帯電装置2に供給する電圧印加方法
を示す図である。
【0085】帯電電源21を制御する制御信号は、ON
/OFFの回数や時間の長短を変えることにより、感光
体ドラム1の表面領域における帯電量の制御を行うこと
が可能である。例えば、制御信号として従来は、図7
(B)に示すようにON信号を継続して送ることによ
り、帯電装置2から感光体ドラム1の表面領域を帯電さ
せていた。しかし、本発明においては、図7(C)に示
すように制御信号を所定のデューティ比でON/OFF
することにより、帯電装置2から感光体ドラム1を帯電
させる帯電量を制御することができた。すなわち、常に
制御信号をONしていた場合の帯電量を100%とし
て、ON時間/OFF時間の比を8/2とすると、図7
(A)に示すように、80%の帯電量に制御できた。ま
た、ON時間/OFF時間の比を3/7とすると、図7
(A)に示すように、30%の帯電量に制御できた。ま
た、図7(D)に示すように、スイッチング回路機構を
用いて、出力を調整することによって、感光体ドラム1
の帯電量を調整することが可能である。
【0086】〔第7実施形態〕第1実施形態の画像処理
装置において、帯電装置2を用いた第3レベルの電位V
3を制御する方法として、感光体ドラム1の回転速度を
変えて制御することにより、感光体ドラム1の表面領域
における帯電量を制御することができた。
【0087】また、この方法は、図外の露光装置を用い
た第4レベルの制御方法にも適用できる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0089】(1) 画像形成終了後に画像形成装置の制御
部は、主帯電手段によって第1レベルの電位V1に帯電
された感光体表面を第1の時間t1だけ転写帯電手段に
除電させ、除電が行われた感光体表面を第1の時間t1
より短い第2の時間t2だけ主帯電手段によって第2レ
ベルの電位V2に帯電させ、第2の時間t2経過後に主
帯電手段によって感光体表面を第3レベルの電位V3に
帯電させ、第2レベルの電位V2に帯電された該感光体
表面の終端部が該露光手段の対向位置を通過すると略同
時に、第3レベルの電位V3に帯電された該感光体表面
を該露光手段によって露光させて、現像バイアス電圧を
遮断された現像手段に対向した感光体表面へトナーが付
着しない電位である第4レベルの電位V4に除電させ、
第2レベルの電位V2に帯電された該感光体表面が該現
像手段の対向位置を通過中に該現像手段に印加された現
像バイアス電圧を遮断し、第2レベルの電位V2に帯電
された該感光体表面を主帯電手段で第3レベルの電位V
3に帯電させ、この部位が少なくとも再度該露光手段に
対向する位置を通過後に、各手段での除電及び帯電処理
を終了するため、主帯電手段と転写帯電手段とによっ
て、除電及び帯電されて、現像バイアス電圧を印加され
た現像手段に対向した感光体表面へキャリアが付着しな
い電位である第2レベルの電位となった感光体表面が、
現像バイアス電圧が印加された現像手段に対向位置を通
過中に現像バイアス電圧が遮断され、現像バイアス電圧
の遮断後は、現像バイアス電圧を遮断された現像手段に
対向した感光体表面へトナーが付着しない電位である第
4レベルの電位となった感光体表面が現像手段に対向す
るので、現像バイアス電圧の遮断前後において、感光体
表面へキャリアやトナーが付着することがなく、カブリ
現象や転写紙の裏面汚れを防止することができる。
【0090】(2) 現像バイアス電圧が印加された現像手
段の電位Vbと感光体表面における第2レベルの電位V
2との差の絶対値は、0〜100Vであるので、第2レ
ベルの電位V2の感光体表面が現像手段に対向した際
に、感光体表面へのキャリア上がりの発生を防ぐことが
できる。
【0091】(3) 第3レベルの電位に帯電した感光体に
露光手段から露光光が照射されると、感光体は220V
≧|V4|≧120Vの範囲である第4レベルの電位に
帯電するため、第4レベルの電位に帯電した感光体表面
が、現像バイアス電圧を遮断された現像手段に対向して
も、感光体から転写帯電手段にトナーやキャリアが付着
することがないので、転写紙の裏面汚れ等を防止するこ
とができる。
【0092】(4) 除電された感光体表面を該主帯電手段
で、現像バイアス電圧を印加された現像手段に対向した
感光体表面へキャリアが付着しない電位である第2レベ
ルの電位V2に帯電させる第2の時間t2は、少なくと
も現像領域を感光体が通過するのに要する時間よりも長
いので、第2レベルの電位V2に帯電した感光体の表面
が現像手段の対向位置を通過中に、現像手段に印加した
現像バイアス電圧を遮断しても、確実に感光体表面への
キャリア上がりの発生を防ぐことができる。
【0093】(5) 転写帯電手段が第1レベルの電位に帯
電された感光体表面を除電する時間である第1の時間t
1は、主帯電手段が該感光体表面を第2レベルの電位に
帯電させる時間である第2の時間t2と、環境によって
決定する定数kと、の合計時間と等しいか、または長い
ため、制御部は、画像形成装置を設置した周囲の環境に
より変化する転写帯電手段の出力の立ち上がりに対応し
て、第1の時間t1を変更することができる。
【0094】(6) 制御部によって、感光体の周囲温度、
周囲湿度及び感光体の使用時間のうち少なくともいずれ
か1つが検知されて、制御部に予め格納されている補正
データを用いて、主帯電手段へ印加する第3レベルの電
位が制御されるので、補正データに基づいて確実に第3
レベルの電位を制御することができる。
【0095】(7) 感光体の回転速度を変化させて、制御
部は主帯電手段による感光体表面の帯電電位の制御を行
うので、感光体の回転速度を変化させることで、感光体
の帯電電位の制御を行うことができる。
【0096】(8) 制御部によって、主帯電手段の電圧制
御信号としてON/OFF信号が送られて、電圧制御信
号のデューティ比が変化されて、主帯電手段の前記感光
体表面を帯電させる電位が制御されるため、電圧制御信
号であるON/OFF信号のデューティ比が変化される
ことにより、容易に主帯電手段に印加する電圧を変化さ
せて、感光体表面の帯電電位を制御することができる。
【0097】(9) 制御部によって、主帯電手段の電圧制
御信号としてスイッチング回路で電圧制御信号のデュー
ティ比が変化されて、主帯電手段の前記感光体表面を帯
電させる電位が制御されるため、容易に主帯電手段に印
加する電圧を変化させて、感光体表面の帯電電位を制御
することができる。
【0098】(10)画像形成装置は、接触タイプの転写帯
電手段を用い、接触タイプの転写帯電手段における感光
体との接触時間、接触面積及び接触圧力を変化させて、
制御部は主帯電手段による感光体の帯電電位の制御を行
うため、オゾンを発生させることなく、感光体の除電を
行うことができる。また、感光体ドラムの表面領域にお
ける帯電量の制御を簡単な構成を用いて行うことができ
る。
【0099】(11)画像形成装置は、非接触タイプの転写
帯電手段を用い、転写帯電手段の前記感光体に対向する
開口部の面積を変化させて、制御部は主帯電手段による
感光体の帯電電位の制御を行うので、感光体ドラムの表
面に対向する放電開口部の面積を変化させる制御で、容
易に感光体ドラムの表面領域における帯電量の制御を行
うことができる。
【0100】(12)制御部によって、温度、湿度または感
光体の使用時間のうち少なくともいずれか1つが検知さ
れて、制御部に予め格納されている補正データを用いて
露光手段から照射される露光光によって第4レベルの電
位V4が制御されるため、補正データに基づいて確実に
第4レベルの電位V4を制御することができる。
【0101】(13)露光手段の出力を調整するために、制
御部は露光手段を所定の周期で明滅させるので、露光手
段の明滅周期を変更することで、容易に露光手段の出力
を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2成分現像方式を採用した画像形成装置の画像
形成部における概略の構成図である。
【図2】感光体ドラムの表面電位と現像バイアス電圧が
印加された現像ローラの電位との電位差によるキャリア
及びトナーの付着の関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置にお
ける画像形成動作終了後の各装置における電圧出力のタ
イミング、及び感光体ドラムの現像装置に対向する位置
における表面電位の推移を示す図である。
【図4】画像形成装置の画像形成動作終了後の各タイミ
ングにおける感光体ドラムの表面電位の推移を示す図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態に係る画像形成装置にお
ける画像形成動作終了後の各装置における電圧出力のタ
イミング、及び感光体ドラムの現像装置に対向する位置
における表面電位の推移を示す図である。
【図6】本画像形成装置の第3実施形態における画像形
成動作終了後の各装置における電圧出力のタイミング、
及び感光体ドラムの現像装置に対向する位置における表
面電位の推移を示す図である。
【図7】帯電装置に供給する電圧印加方法を示す図であ
る。
【図8】接触タイプの帯電装置である帯電ローラ及び帯
電ブラシの外観を示す斜視図である。
【図9】非接触タイプの帯電装置であるコロトロン及び
スコロトロンの概略の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1−感光体ドラム 3−レーザ光 41−現像ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/06 G03G 21/00 340 (72)発明者 森本 順治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 長谷川 充宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 北村 圭三 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 油井 勇飛 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H003 AA12 BB11 BB14 CC01 CC05 CC06 DD03 EE03 2H027 DA13 DA14 DA39 EA01 EA03 EA05 EA10 EA13 EA20 EB00 EC06 EC15 EC20 ED03 ED07 ED09 ED15 ED24 ED26 EE07 EF13 EG08 2H032 AA05 BA01 BA19 BA23 BA30 CA13 CA14 2H035 AA06 AA08 AA15 AA24 AB01 AB06 AC01 AC03 AZ05 2H073 AA03 BA03 BA09 BA23 CA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の表面を帯電させる主帯電手段
    と、該主帯電手段によって帯電された該感光体の表面を
    露光して静電潜像を形成する露光手段と、該感光体の表
    面に形成された静電潜像を現像して可視像化する現像手
    段と、可視像を転写材上に転写する転写帯電手段と、を
    備えた画像形成装置において、 画像形成終了後に、 画像形成時に該主帯電手段で該感光体表面を帯電させる
    電位である第1レベルの電位V1に該主帯電手段で該感
    光体表面を帯電させ、 第1レベルの電位V1に帯電した該感光体表面を該転写
    帯電手段で第1の時間t1だけ除電させ、 除電された該感光体表面を該主帯電手段で第2の時間t
    2(<t1)だけ、現像バイアス電圧を印加された現像
    手段に対向した感光体表面へキャリアが付着しない電位
    である第2レベルの電位V2に帯電させ、 第2の時間t2が経過後に該感光体表面を主帯電手段で
    第3レベルの電位V3(|V3|>|V1|)に帯電さ
    せ、 第2レベルの電位V2に帯電された該感光体表面の終端
    部が該露光手段の対向位置を通過すると略同時に、第3
    レベルの電位V3に帯電された該感光体表面を該露光手
    段によって露光させて、現像バイアス電圧を遮断された
    現像手段に対向した感光体表面へトナーが付着しない電
    位である第4レベルの電位V4に除電させ、 第2レベルの電位V2に帯電された該感光体表面が該現
    像手段の対向位置を通過中に該現像手段に印加された現
    像バイアス電圧を遮断し、 第2レベルの電位V2に帯電された該感光体表面を主帯
    電手段で第3レベルの電位V3に帯電させ、この部位が
    少なくとも再度該露光手段に対向する位置を通過後に各
    手段での除電及び帯電処理を終了する制御手段を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2レベルの電位V2は、現像バイ
    アス電圧が印加された現像手段の電位をVbとすると、 100V≧|V2−Vb|≧0V で示される関係を有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第4レベルの電位V4は、 220V≧|V4|≧120V で示される関係を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の時間t2は、少なくとも現像
    領域を感光体が通過するのに要する時間よりも長いこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の時間t1と前記第2の時間t
    2とは、環境によって決定する定数をkとして、 t2+k≦t1 で示される関係を有することを特徴とする請求項4に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 温度、湿度及び前記感光体の使用時間の
    うち少なくともいずれか1つを検知する検知手段を備
    え、 前記制御部は、該検知手段で検知した検知値と前記制御
    部に予め格納されている補正データとを比較して、前記
    第3レベルの電位V3を制御することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記感光体の回転速度を
    変化させて、前記主帯電手段で感光体の表面を帯電させ
    る電位の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記主帯電手段の電圧制
    御信号としてON/OFF信号を送り、該電圧制御信号
    のデューティ比を変化させて、前記主帯電手段の前記感
    光体表面を帯電させる電位を制御することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、前記主帯電手段の電圧制
    御信号としてスイッチング回路で該電圧制御信号のデュ
    ーティ比を変化させて、前記主帯電手段の前記感光体表
    面を帯電させる電位を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記主帯電手段は接触タイプであり、
    前記制御部は、前記感光体との前記主帯電手段の接触時
    間、接触面積及び接触圧力の少なくとも1つを変化させ
    て、前記主帯電手段による感光体の帯電電位の制御を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記主帯電手段は非接触タイプであ
    り、前記制御部は、前記主帯電手段の前記感光体に対向
    する開口部の面積を変化させて、前記主帯電手段による
    感光体の帯電電位の制御を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 温度、湿度及び前記感光体の使用時間
    のうち少なくともいずれか1つを検知する検知手段を備
    え、 前記制御部は、該検知手段で検知した検知値と前記制御
    部に予め格納されている補正データとを比較して、前記
    第4レベルの電位V4を制御することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、前記露光手段を所定の
    周期で明滅させて、前記露光手段の出力を調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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