JP2001348779A - スプレー用繊維製品処理剤 - Google Patents

スプレー用繊維製品処理剤

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JP2001348779A JP2000171560A JP2000171560A JP2001348779A JP 2001348779 A JP2001348779 A JP 2001348779A JP 2000171560 A JP2000171560 A JP 2000171560A JP 2000171560 A JP2000171560 A JP 2000171560A JP 2001348779 A JP2001348779 A JP 2001348779A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高湿度下での蒸れた状態でも、衣料の風合い
を損なうことなく着心地が良好に保たれるような賦形効
果を維持できるスプレー用繊維製品処理剤を提供する。 【解決手段】 重量平均分子量が1万〜100万で、メ
タクリル酸由来の構成単位が、全構成単位の60モル%
以上を占めるメタクリル酸系重合体(I)及び、重量平
均分子量が1万〜100万で、スルホン酸基を有する構
成単位が、全構成単位の60モル%以上を占めるスルホ
ン酸系重合体(II)を、特定の比率で含有するスプレー
用繊維製品処理剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアイロンがけの際に
使用するスプレー用繊維製品処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】衣料等の繊維製品に対し適度に張り性を
与え、且つ形を整える(以下、賦形効果という。)ため
に使用される家庭用の繊維製品処理剤の1つとして、ア
イロンがけの際に、繊維製品に直接スプレーして使用す
るスプレー用繊維製品処理剤が知られている。かつてス
プレー方法としては、エアゾール式が普及していたが、
高圧ガスを使用することによる安全性の問題や、容器が
金属製であることによるゴミの問題が懸念され、家庭用
として不都合な点があった。
【0003】これらの問題点に対し、最近では高圧ガス
を使用しない手動式のスプレー用の繊維製品処理剤が開
発されている。例えば、特開平9−241973号公報
には、カルボキシル基を有する水溶性ポリマーをpH
3.5〜7.5の範囲で使用することにより、シリコー
ン系アイロン滑り剤を用いなくとも良好なアイロン滑り
性が得られるスプレー用処理剤が開示されている。また
特開平7−119042号公報には水溶性ポリマーと無
機塩を含有する処理剤が開示されており、水溶性ポリマ
ーの1つとして、アクリル酸及び又はメタクリル酸のホ
モ又はコポリマーが挙げられている。更に、特開平11
−189768号公報には、親水基含有ポリマーと多価
アルコールを含有する化学繊維用帯電防止剤組成物が開
示されている。
【0004】しかしながら、従来のスプレー用繊維製品
処理剤は、十分な賦形効果を与えること及び賦形効果が
着用時の高湿度下においても維持できること(以下、保
形効果という。)の両者を十分に満足させるものではな
かった。また、エアゾール式の場合は、高圧ガスを充填
するため金属製の容器を用いるものであり、従って充填
される処理剤は、耐腐食性のためpHを8以上にしなけ
ればならず、その配合が極めて限定され、賦形効果と保
形効果の両者を十分に満足させるのは困難であった。上
記の特開平9−241973号公報、特開平7−119
042号公報、特開平11−189768号公報に記載
された発明は、手動式及びエアゾール式の双方に使用で
きる処理剤が開示されているが、十分な賦形効果と保形
効果の双方を得るために必要な配合組成を開示するもの
ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、スプ
レー用繊維製品処理剤に関し、高湿度下での蒸れた状態
でも衣料の風合いを損なうことなく着心地が良好に保た
れるよう賦形効果を維持でき、かつ低湿度下では帯電防
止性を衣料へ付与することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量平均分子
量が1万〜100万であり、メタクリル酸由来の構成単
位が、全構成単位の60モル%以上を占めるメタクリル
酸系重合体(I)〔以下、重合体(I)という〕及び、
重量平均分子量が1万〜100万であり、スルホン酸基
を有する構成単位が、全構成単位の60モル%以上を占
めるスルホン酸系重合体(II)〔以下、重合体(II)と
いう〕を含有し、メタクリル酸系重合体(I)とスルホ
ン酸系重合体(II)の合計が0.1〜20重量%、メタ
クリル酸系重合体(I):スルホン酸系重合体(II)の
重量比が1:9〜9:1であるスプレー用繊維製品処理
剤に関する。
【0007】また、本発明は、上記本発明の繊維製品処
理剤を、手動式スプレーヤーを備えた容器に充填してな
る繊維製品処理剤物品に関する。
【0008】なお、ここで言う「構成単位」とは、重合
体の原料モノマー1モルに相当する構造である。例え
ば、「メタクリル酸由来の構成単位」は、重合体中のメ
タクリル酸又はその塩1モルに相当する構造を指す。ま
た「スルホン酸基を有する構成単位」は、スルホン酸基
を有するモノマー1モルに相当する構造を指し、後述の
ようにスルホン酸基含有モノマーに由来するものでも、
重合後、スルホン化することにより導入されたものでも
何れでも良い。重合体の全構成単位におけるこれらの構
成単位のモル比は、通常、原料モノマーの仕込量(モル
比)から容易に算出できる。
【0009】また、以下、場合により「…酸又はその
塩」を「…酸(塩)」と表記する。例えば「メタクリル
酸(塩)」は「メタクリル酸又はその塩」を指すものと
する。
【0010】
【発明の実施の形態】<重合体(I)>重合体(I)
は、メタクリル酸由来の構成単位を全構成単位中に60
モル%以上、賦形効果の耐湿性の点から、好ましくは7
5モル%以上、より好ましくは90モル%以上、最も好
ましくは100モル%有するものである。
【0011】重合体(I)は、メタクリル酸(塩)の単
一重合体であるか、又はメタクリル酸(塩)と下記のビ
ニル系モノマーの共重合体であってもよい。
【0012】メタクリル酸と共重合可能なビニル系モノ
マーとしては、アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、無水イタコン酸、クロトン酸、ブテン
−2−カルボン酸等のカルボキシ基含有モノマー及びこ
れらの塩が挙げられる。これらの中でも、アクリル酸、
マレイン酸及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、ト
リエタノールアミン塩が好ましい。また、これらカルボ
キシ基含有モノマー及びメタクリル酸のカルボキシ基に
炭素数1〜20の直鎖又は分岐アルキル基、ヒドロキシ
エチル基、ヒドロキシプロピル基、N,N−ジメチルア
ミノエチル基、N,N−ジメチルアミノプロピル基、
N,N−ジメチルアミノブチル基、N,N−ジエチルア
ミノエチル基、N,N−ジエチルアミノプロピル基、
N,N−ジエチルアミノブチル基がエステル結合で連結
されたもの、或いはこれらの官能基が炭素数2又は3の
オキシアルキレン単位からなるオリゴマー鎖或いはポリ
マー鎖を介して連結されたものが挙げられる。オキシア
ルキレン鎖はオキシエチレン鎖が好ましく、付加モル数
は2〜200モルが好ましく、10〜100モルがさら
に好ましい。これらの中でも、アクリル酸やメタクリル
酸に炭素数2〜18の直鎖又は分岐鎖アルキル基、ヒド
ロキシエチル基、N,N−ジメチルアミノメチル基、
N,N−ジメチルアミノエチル基が直接或いはオキシエ
チレン鎖を介して連結されたものが好ましい。また、ア
ルキル基の炭素数1〜10のN,N−ジアルキル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノブ
チル(メタ)アクリルアミド、エチレン、プロピレン、
n−ブチレン、イソブチレン、ブタジエン、ジイソブチ
レン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン、n
−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n
−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−
1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル
−1−ブテン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン、ビニルナフタレン、インデン、酢酸ビニル、
N−ビニル−2−カプロラクタム等が挙げられる。これ
らの中でも、アルキル基の炭素数1〜10のN,N−ジ
アルキル(メタ)アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニ
ルが好ましい。
【0013】重合体(I)の重合法は特に限定されず、
従来公知の方法で得られる。例えば、公知のラジカル重
合或いはリビングラジカル重合によって合成される。こ
の場合の重合開始剤には、2,2’−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル)その他のアゾ系化合物、
過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウ
ムその他の過硫酸塩、t−ブチルヒドロペルオキシド、
ジt−ブチルペルオキシド、過酸化水素等の過酸化物系
化合物、或いは亜硫酸水素ナトリウムと酸素との組み合
わせによるレドックス反応が用いられ、重合溶媒には
水、有機溶剤、或いはそれらの混合物が用いられる。重
合手法例としては、モノマーと重合開始剤とを一括して
重合溶媒に仕込んで加熱して重合させる方法、モノマー
を含む溶液と開始剤を含む溶液とを既に加熱されている
重合溶媒に1〜10時間掛けて滴下して仕込み、加熱を
続けて重合させる方法等である。この場合、重合終了時
に均一溶液を保つ場合と精製ポリマーが析出してくる場
合とがあり、いずれでも構わない。これらの重合系に
は、分子量を適度に低下させるための連鎖移動剤とし
て、炭素数1〜6の飽和脂肪族1価〜多価アルコール、
或いはドデカンジオール、2−メルカプトエタノール、
チオグリコール酸、3−メルカプト−1,2−プロパン
ジオール、チオ酢酸等のメルカプタン類を共存させるこ
ともできる。
【0014】なお、マレイン酸、イタコン酸、或いはク
ロトン酸を共重合する場合には、それらを一部中和して
加熱して溶解してある水溶液に、メタクリル酸とその他
のモノマーと重合開始剤とを1〜10時間掛けて仕込
み、さらに加熱を続けて行う重合方法もある。さらに、
ポリメタクリル酸及びその塩とも任意の割合で混合して
使用することもできる。メタクリル酸又は塩のいずれを
用いて重合しても良いし、重合後に中和によってメタク
リル酸塩としても良い。
【0015】重合体(I)は、重量平均分子量1万〜1
00万、好ましくは5万〜50万、より好ましくは10
万〜25万のものが使用される。分子量が1万以上であ
れば十分な賦形効果が得られ、100万以下であればミ
ストの細かさや、液だれ・ボタ落ち等の点で良好なスプ
レー特性が得られる。なお、重合体(I)の重量平均分
子量は、ポリエチレングリコール(以下PEGと記載)
を標準物質とした場合の重量平均分子量であり、ゲル浸
透式液体クロマトグラフィ(以下GPCと記載)法で測
定される。
【0016】重合体(I)は、異なる重合方法によって
得られらた重合体や異なる重量平均分子量の重合体を任
意の割合で混合して使用することもできる。また、上記
の重合体もしくは共重合体の製造にあたっては、メタク
リル酸は酸もしくは塩のいずれを用いて重合しても良い
し、重合後に中和によって塩としても良い。重合体
(I)の塩としては、ナトリウム、カリウム、リチウム
等のアルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウム等のア
ルカリ土類金属塩、アンモニア、トリエタノールアミ
ン、モノエタノールアミン等のアミン類の塩、テトラエ
チルアンモニウム、セチルピリジニウム等の4級アンモ
ニウム塩等の化合物を単独又は混合して使用できる。中
でもナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン
塩が好ましい。
【0017】<重合体(II)>重合体(II)は、スルホ
ン酸基を有する構成単位が、全構成単位の60モル%以
上、好ましくは75モル%以上、より好ましくは90モ
ル%以上、最も好ましくは100モル%を占める。重合
体(II)のスルホン酸基は塩の形態であってもよい。
【0018】重合体(II)は、スルホン酸基を有するビ
ニル系モノマーの1種以上からなる単一重合体または共
重合体であってもよく、前記モル比を満たす限り、スル
ホン酸基を有するビニル系モノマーの1種以上のスルホ
ン酸基を有さないビニル系モノマーの1種以上の共重合
体であってもよい。具体的には、以下の方法(イ)又は
方法(ロ)によって得ることができる。
【0019】・方法(イ) スルホン酸基を有するビニル系モノマーをモノマー
(A)とし、またモノマー(A)と共重合可能であり且
つスルホン酸基を有さないビニル系モノマーをモノマー
(B)とするとき、方法(イ)は、モノマー(A)の1
種以上を単一又は共重合するか、或いは1種以上のモノ
マー(A)と1種以上のモノマー(B)とを共重合する
方法である。
【0020】(イ)の方法で用いるモノマー(A)とし
ては、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸、ビニル
スルホン酸、メタリルスルホン酸、スルホプロピルメタ
クリレート、α−メチルスチレンスルホン酸、ビニルト
ルエンスルホン酸、ビニルナフタレンスルホン酸、イン
デンスルホン酸及びこれらの塩等が挙げられる。(イ)
の方法で用いるモノマー(B)としては、(メタ)アク
リル酸、(メタ)アクリルアミド、マレイン酸、無水マ
レイン酸、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、エ
チレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン、ペンテ
ン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセ
ン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブ
テン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルナフタレン、インデン、ブタジエン、シクロ
ペンタジエン、ジシクロペンタジエン等が挙げられる。
これらの中でも、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸及びこれらの塩、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、スチレンが好ましく、さらに(メ
タ)アクリル酸、マレイン酸及びこれらの塩、スチレン
が好ましい。(イ)の方法において、1種以上のモノマ
ー(A)のみからなる単一または共重合体としては、ポ
リスチレンスルホン酸(塩)が好ましく、またモノマー
(A)とモノマー(B)とを共重合させて共重合体を得
る場合の組み合わせとしては、スチレンスルホン酸とア
クリル酸、スチレンスルホン酸とスチレン、アリルスル
ホン酸とアクリル酸の組み合わせが好ましい。
【0021】・方法(ロ) スルホン酸基を有しないが、重合後スルホン化すること
が可能なビニル系モノマーをモノマー(A’)とし、モ
ノマー(A’)と共重合可能な他のビニル系モノマーを
モノマー(C)とするとき、方法(ロ)は、1種以上の
モノマー(A’)を単一重合又は共重合した後スルホン
化するか、1種以上のモノマー(A’)と1種以上のモ
ノマー(C)とを共重合した後にスルホン化する方法で
ある。
【0022】(ロ)の方法で用いるモノマー(A’)と
しては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルナフタレン、インデン等を挙げることがで
き、これらの中でもスチレンが好ましい。(ロ)の方法
で用いるモノマー(C)としては、(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリルアミド、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、エチレ
ン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン、ペンテン、
イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、
2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテ
ン、ブタジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタ
ジエン等が挙げられる。(ロ)の方法において、重合体
のスルホン化は例えば下記の方法によって行うことがで
きる。まず、モノマー(A’)の単一又は共重合体又は
モノマー(A’)とモノマー(C)の共重合体、例えば
ポリスチレン、スチレン・エチレン共重合体、スチレン
・ジイソブテン共重合体、スチレン・ビニルトルエン共
重合体、α−メチルスチレン・インデン共重合体を得
る。これらの中でもポリスチレンが好ましい。次に得ら
れたポリマーを常法により、無水硫酸、クロルスルホン
酸、無水硫酸・ルイス塩基錯体等のスルホン化剤を用い
てスルホン化することによって、最終的にスルホン酸基
が導入された重合体を得ることができる。なお、このよ
うな後からスルホン化することによって得られる重合体
(II)の場合、前記モル比率は、スルホン化された部位
を有するモノマー(A’)を構成単位として求められ
る。
【0023】本発明の重合体(II)は、市販の重合体を
使用してもよい。例えばスチレンスルホン酸(塩)の構
成単位を有する重合体が、東ソー(株)よりPS−1、
PS−5、PS−35又はPS−50として、またライ
オン(株)よりポリティPS−2000として市販され
ており、本発明ではこれらを用いても優れた効果を得る
ことができる。
【0024】重合体(II)は、重量平均分子量1万〜1
00万、好ましくは2万〜50万、より好ましくは10
万〜25万のものが使用される。分子量が1万以上であ
れば十分な賦形効果が得られ、100万以下であればミ
ストの細かさや、液だれ・ボタ落ち等の点で良好なスプ
レー特性が得られる。なお、重合体(II)の重量平均分
子量は、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム換算の重量
平均分子量であり、GPC法で測定される。
【0025】重合体(II)は、異なる重合方法によって
得られらた重合体や異なる重量平均分子量の重合体を任
意の割合で混合して使用することもできる。塩について
は重合体(I)と同様である。
【0026】<スプレー用繊維製品処理剤>本発明の処
理剤は、重合体(I)と(II)とを、重合体(I)と
(II)の合計で0.1〜20重量%、好ましくは0.5
〜10重量%の比率で含有する。賦形効果とスプレー特
性及びコストを鑑み、配合量はこの範囲で任意に設定す
ることができる。また、本発明の処理剤は、重合体
(I)と(II)とを、(I):(II)=1:9〜9:
1、好ましくは2:8〜8:2の重量比で含有する。重
量比がこの範囲であれば、帯電防止性と賦形効果の耐湿
性が両立できる。
【0027】また、本発明のスプレー用繊維製品処理剤
の20℃におけるpHは3.0〜7.0であると賦形効
果の耐湿性が向上し、さらに3.5〜6.0であると耐
湿性が格段に向上するので好ましい。
【0028】本発明のスプレー用繊維製品処理剤には、
アイロン滑り成分を配合することが好ましい。アイロン
滑り成分としては、シロキサン結合を分子内に有する化
合物や炭化水素系化合物がある。シロキサン結合を有す
る化合物としては、ポリジメチルシロキサン、ポリメチ
ルフェニルシロキサン、ポリメチルハイドロジェンシロ
キサンやこれらの一部がアミノ変性、エポキシ変性、カ
ルボキシ変性、長鎖アルキル変性、ポリエーテル変性等
の1種類以上の官能基で変性されているものが挙げられ
る。これらの中でもポリジメチルシロキサン、アミノ変
性ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメ
チルシロキサンが好ましい。また、特開昭58−126
378号公報に開示されているビニル基含有オルガノポ
リシロキサンとSi−H基含有オルガノポリシロキサン
とビニルモノマーの共重合体や特開平7−243173
号公報に開示されているオルガノポリシロキサン鎖を側
鎖として有するビニルポリマーも使用できる。これらは
適当な界面活性剤により水中で乳化状態にあるものや自
己乳化性の物質が好ましく配合される。長期保存安定性
を考慮するとこれらの乳化粒子は粒子径0.001〜1
μm、好ましくは0.005〜0.1μm、さらに好ま
しくは0.01〜0.08μmの範囲である。また、炭
化水素系化合物としては、分岐炭素鎖を有するアルコー
ルのエトキシレートや2級アルコールのエトキシレート
やプルロニック型(旭電化商標)非イオン性界面活性剤
が挙げられる。分岐炭素鎖を有するアルコールのエトキ
シレートとしては、アルコール部分の炭素数が8〜20
でオキシエチレン鎖の平均付加モル数が15〜80の範
囲のものが好ましい。2級アルコールのエトキシレート
としては、アルコール部分の炭素数が10〜18でオキ
シエチレン鎖の平均付加モル数が7〜80の範囲のもの
が好ましい。プルロニック型非イオン性界面活性剤とし
ては、ポリプロピレングリコールを疎水基として、その
両側にオキシエチレン鎖を親水基として付加重合させた
ブロックポリマー型非イオン性界面活性剤であり、HL
Bが6〜10の範囲のものが好ましい。
【0029】また、本発明のスプレー用繊維製品処理剤
には、保存安定性を向上するために上記以外の界面活性
剤を0.01〜5重量%、好ましくは0.02〜2重量
%配合することができる。このような界面活性剤として
は、平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し、1〜20モルのオキシエチレン鎖を付加した
ポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル
や、平均炭素数9〜13のアルキル基を有し、1〜20
モルのオキシエチレン鎖を付加したポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテルや、平均炭素数8〜18のア
ルキル基を有し、糖重合度が1.1〜3.0のアルキル
グリコシド等の非イオン性界面活性剤、平均炭素数10
〜20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩、平均炭素
数10〜20のアルキル基を有し、1〜8モルのオキシ
エチレン鎖を付加したアルキルエーテル硫酸塩、平均炭
素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数
10〜20のアルカンスルホン酸塩、平均炭素数10〜
16のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸
塩等の陰イオン性界面活性剤等が使用できる。
【0030】さらに必要に応じて特開平8−60549
号公報の11頁、右欄13行目から27行目に記載の成
分や特開平9−241973号公報の3頁、左欄23行
目から右欄8行目に記載の成分を配合することができ
る。また、安息香酸デナトニウム、8−アセチル化蔗
糖、ブルシン、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オ
ン、ジチオビスベンザミド、ポリヘキサメチレンビグア
ニド酸付加塩、5−クロロ−2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−
3−オン、ブロモニトロプロパンジオールから選ばれる
1種以上の化合物を配合することもできる。また特開平
7−119042号公報で開示されている水溶性無機塩
や、特開平8−60549号公報で開示されている非イ
オン性界面活性剤や、特開平7−216744号公報と
特開平10−110386号公報で開示されている多価
アルコールや、特開平10−195773号公報で開示
されている香料組成物を配合することができる。
【0031】本発明の処理剤の残部は水又は水と水溶性
低分子量有機溶媒の混合液であり、処理剤中に50〜9
9.9重量%配合されるのが好ましい。水溶性低分子量
有機溶媒としては、炭素数1〜3の1価アルコール、炭
素数2〜6の多価アルコール、アルキレングリコール、
ポリアルキレングリコール、アルキレンカーボネート等
とこれらの混合物が挙げられる。中でも、エタノール、
プロパノール、イソプロパノールが好ましい。コスト、
安全性等の点から、水が最も好ましく、蒸留水、脱イオ
ン水、水道水等のいずれも使用できる。
【0032】〔スプレー容器〕本発明のスプレー用繊維
製品処理剤は、LPG等の噴射剤を使用しない手動式の
スプレー用処理剤として使用することに適している。本
発明でいう手動式スプレー装置とは噴射剤を使用せず、
且つ手動の加圧によりスプレーすることができるものを
指し、トリガー式又はポンプ式と呼ばれるものが挙げら
れる。本発明ではトリガー式が好ましく、特に実開平4
−17855号公報、実開平4−37554号公報、特
開平8−84945号公報及び特開平9−122547
号公報記載の蓄圧機構を備えたトリガー式のスプレー装
置が、液のボタ落ち防止やスプレー特性の点からより好
ましい。
【0033】一回の噴霧量は、好ましくは0.1〜1.
2g、より好ましくは0.2〜1.0g、最も好ましく
は0.25〜0.8gであり、さらには、繊維製品から
15cm離れた場所から噴霧した時、一回の噴霧で繊維
製品に該処理剤が付着する面積が好ましくは50〜80
0cm2、より好ましくは100〜600cm2になるス
プレー特性を有するものがよい。
【0034】
【実施例】(合成例1:a−1の合成)メタクリル酸3
00部、エタノール(純度99.5%、無変性)1,2
50部及び2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)1.73部をこの順に混合して溶かし、6
5℃にて4時間攪拌した。得られた溶液を、室温で激し
く攪拌しているアセトン20,000部に、1時間かけ
て滴下した。生成した白色沈殿を濾過によって採取し、
10,600〜13,300Pa/60〜65℃で15
時間減圧乾燥して白色粉末状ポリメタクリル酸245部
を得た。GPCにて測定した重量平均分子量は1.9×
105であった。測定条件は以下の通りである。 カラム:東ソー(株)製 TSK GMPWXL 2本 溶離液:リン酸二水素カリウムを0.1mol/Lとリ
ン酸水素二ナトリウムを1mol/Lとを含む水溶液
と、アセトニトリルとの9:1の容量比混合物 検出器:示差屈折率計 流速:1.0mL/分 温度:40℃ 標準:PEG(重量平均分子量9.20×105、5.1
0×105、2.50×105、9.50×104、4.
60×104、3.90×104) 検体濃度:0.20g/100mL溶離液 検体溶液注入量:0.20mL。
【0035】(合成例2:a−2の合成)2−プロパノ
ール810部と水540部とを混合し、窒素雰囲気下で
83℃に加熱して撹拌した。ここに、メタクリル酸44
3.7部の水810部溶液と、過硫酸ナトリウム98.
16部の水530部溶液とを2時間掛けて滴下した。滴
下中も撹拌液の内温を81〜83℃に保ち、滴下後は8
1〜83℃で5時間撹拌を続けた。その後大気圧下でさ
らに加熱して2−プロパノールを留出させ、蒸気温度が
上昇しなくなる(101℃付近)まで留出を行ってから
室温に戻し、ポリメタクリル酸を33%含む水溶液1,
640部を得た。この一部を凍結乾燥して取り出したポ
リマーを用いて測定した重量平均分子量は2.1×10
4であった。重量平均分子量の測定方法は合成例1と同
じである。
【0036】(合成例3:a−3の合成)イオン交換水
366部と2−プロパノール548部との混合物を窒素
雰囲気下で攪拌しながら81〜84℃に保っているとこ
ろに、メタクリル酸250部とアクリル酸52.3部と
イオン交換水548部とを混合した溶液と、過硫酸ナト
リウム34.6部とイオン交換水223部とを混合した
溶液とを、別々に同時に2時間掛けて滴下し、滴下終了
後81〜84℃で5時間攪拌を続けた。その後、大気圧
下のままで温度を上げて2−プロパノールを留出させ、
蒸気温度が上昇しなくなるまで(101℃付近)留出を
行った後に室温に戻し、メタクリル酸/アクリル酸コポ
リマー(80/20モル比)を23.4重量%の無色透
明水溶液として得た。この一部を凍結乾燥して取り出し
たポリマーを用いて測定した重量平均分子量は1.7×
104であった。重量平均分子量の測定条件は合成例1
と同じである。
【0037】(合成例4:a−4の合成)メタクリル酸
300部、エタノール(純度99.5%、無変性)83
0部、メタクリル酸エチル20.9部及び2,2’−ア
ゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1.80部
をこの順に混合して溶かし、65℃にて7時間攪拌し、
室温に戻した。得られた溶液をエタノール(純度99.
5%、無変性)1,200部で希釈し、室温で激しく攪
拌しているアセトン20,000部に、1時間かけて滴
下した。生成した白色沈殿を濾過によって採取し、1
0,600〜13,300Pa/60〜65℃で16時
間減圧乾燥して白色粉末状メタクリル酸/メタクリル酸
エチルコポリマー(95/5モル比)291部を得た。
合成例1と同じ測定条件で求めた重量平均分子量は1.
6×105あった。
【0038】(合成例5:a−5の合成)メタクリル酸
70部、アクリル酸234.4部、エタノール(純度9
9.5%、無変性)800部、イオン交換水700部及
び過硫酸ナトリウム1.94部をこの順に混合して溶か
し、75℃にて5時間攪拌した。その後、大気圧のまま
で温度を上げてエタノールを留出させ、蒸気温度が上昇
しなくなるまで(101℃付近)留出を行った後に室温
に戻し、メタクリル酸/アクリル酸コポリマー(20/
80モル比)を35.2重量%の無色透明水溶液として
858部得た。この一部を凍結乾燥して取り出したポリ
マーを用いて、合成例1と同じ測定条件で求めた重量平
均分子量は1.8×105あった。
【0039】(合成例6:a−6の合成)メタクリル酸
100部、エタノール(純度99.5%、無変性)86
0部、メタクリル酸エチル198.9部及び2,2’−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1.44
部をこの順に混合して溶かし、65℃にて7時間攪拌
し、室温に戻した。得られた溶液をエタノール(純度9
9.5%、無変性)1200部で希釈し、室温で激しく
攪拌している酢酸エチル24,000部に、1時間かけ
て滴下した。生成した白色沈殿を濾過によって採取し、
10,600〜13,300Pa/60〜65℃で16
時間減圧乾燥して白色粉末状メタクリル酸/メタクリル
酸エチルコポリマー(40/60モル比)277部を得
た。合成例1と同じ測定条件で求めた重量平均分子量は
1.7×105であった。
【0040】上記の合成例で得られた(共)重合体a−
1〜a−5(重合体(I))を以下にまとめた。 ・a−1:ポリメタクリル酸(重量平均分子量190,
000) ・a−2:ポリメタクリル酸(重量平均分子量21,0
00) ・a−3:メタクリル酸/アクリル酸共重合体(モル比
80/20、重量平均分子量17,000) ・a−4:メタクリル酸/メタクリル酸エチル共重合体
(モル比95/5、重量平均分子量160,000) ・a−5:メタクリル酸/アクリル酸共重合体(モル比
20/80、重量平均分子量180,000) ・a−6:メタクリル酸/メタクリル酸エチル共重合体
(モル比40/60、重量平均分子量170,00
0)。
【0041】また、(共)重合体b−1〜b−3(重合
体(II))を以下にまとめた。 ・b−1:ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(PS−
5、東ソー(株)) ・b−2:ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(PS−
35、東ソー(株)) ・b−3:ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(ポリテ
ィPS−2000、ライオン(株))。
【0042】また、これらを配合する処方例1、2を下
記表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】重合体(I)、(II)を表2に示すように
処方例の組成物に配合し、それぞれトリガー式スプレー
容器(花王(株)製、スムーザーの容器)に充填し、下
記の方法で処理布の賦形効果と保形効果(剛軟度)並び
に帯電防止性を評価した。その結果を表2に示す。
【0045】<評価方法> (試験布の調製)剛軟度評価用として木綿100%ブロ
ード#60を、帯電防止性評価用としてポリエステル1
00%タフタ(いずれも染色試材(株)谷頭商店より入
手)を、花王(株)製衣料用洗剤「アタック」で、家庭
用全自動洗濯機を用いて洗浄12分−ためすすぎ1回−
脱水3分の行程を5サイクル繰り返した後、家庭用二槽
式洗濯機で15分流水すすぎ−脱水5分を行い自然乾燥
させた後、約15cm×25cm(長方向が縦糸と平行
方向)に裁断したものを試験布とする。
【0046】(剛軟度の評価)木綿試験布にトリガー式
スプレーヤーで100%o.w.f.(on the weight
of fabrics)になるように均一にスプレーし、家庭用ア
イロン(松下電器製NI−A55自動アイロン、温度は
木綿設定)でアイロンがけ処理を行った。処理布を20
℃/65%R.H.の恒温室と30℃/80%R.H.
の恒温室にそれぞれ12時間以上放置し、調湿した後、
カンチレバー法(JIS L1096)により測定した
値から剛軟度を判定した。
【0047】(判定基準) ◎:剛軟度が120mm超である。 ○:剛軟度が90mm以上120mm以下である。 △:剛軟度が60mm以上90mm未満である。 ×:剛軟度が60mm未満である。
【0048】(帯電防止性の評価)ポリエステル試験布
にトリガー式スプレーヤーで50%o.w.f.(on t
heweight of fabrics)になるように均一にスプレー
し、家庭用アイロン(松下電器製NI−A55自動アイ
ロン、温度はポリエステル設定)でアイロンがけ処理を
行った。処理布を20℃/65%R.H.の恒温室に1
2時間以上放置し、調湿した後、表面抵抗値を測定し
た。測定は、HIGH RESISTANCE METER(横河ヒューレ
ットパッカード社製)により行い、表面抵抗値の常用対
数で示した。
【0049】(判定基準) ×:表面抵抗値の常用対数が12を超える。 ○:表面抵抗値の常用対数が10を超え12以下であ
る。 ◎:表面抵抗値の常用対数が10以下である。
【0050】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 靖 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4L033 AB01 AC15 BA28 BA29 CA18 CA58

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が1万〜100万であ
    り、メタクリル酸由来の構成単位が、全構成単位の60
    モル%以上を占めるメタクリル酸系重合体(I)及び、
    重量平均分子量が1万〜100万であり、スルホン酸基
    を有する構成単位が、全構成単位の60モル%以上を占
    めるスルホン酸系重合体(II)を含有し、メタクリル酸
    系重合体(I)とスルホン酸系重合体(II)の合計が
    0.1〜20重量%、メタクリル酸系重合体(I):ス
    ルホン酸系重合体(II)の重量比が1:9〜9:1であ
    るスプレー用繊維製品処理剤。
  2. 【請求項2】 20℃におけるpHが3.0〜7.0で
    ある請求項1記載のスプレー用繊維製品処理剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の繊維製品処理剤
    を、手動式スプレーヤーを備えた容器に充填してなる繊
    維製品処理剤物品。
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