JP2001346003A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2001346003A JP2001076824A JP2001076824A JP2001346003A JP 2001346003 A JP2001346003 A JP 2001346003A JP 2001076824 A JP2001076824 A JP 2001076824A JP 2001076824 A JP2001076824 A JP 2001076824A JP 2001346003 A JP2001346003 A JP 2001346003A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の大型化や複雑化を招くことなく原稿の画
像情報を良好に読み取ることができる画像読取装置、ま
たこの画像読取装置を用いた画像形成装置を提供する。
また、不要なトナーの消費を抑制することができる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】フラットベットタイプの原稿台ガラス14
と接触転写方式の転写部材(転写ローラ)3を採用する
複写機100は、原稿露光装置として低光量光学ユニッ
ト18を内蔵する。原稿露光量が原稿台ガラス上での外
光光量(例えば2000ルクス)以下であれば、非原稿
部は白画像であると認識することにより、非通紙部の転
写部材の汚れによる裏汚れの発生、ひいては長期使用後
の転写不良の発生を防止し、転写ローラの長寿命化を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像情報を
読み取る画像読取装置に関し、例えば、スキャナー、F
AX等の画像読取装置に関する。また、複写機等の画像
読取装置を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置を搭載した画像形成
装置は、原稿を載置する透明な原稿台ガラス(原稿ガラ
ス)の下に原稿の画像情報を読み取る画像読取部を備え
た構造を有し、原稿の画像情報をこの画像読取部によっ
て電気信号に変換した後、画像形成部にて例えば記録紙
等の記録材に画像を形成する。こうした画像形成プロセ
スにあたっては、まず画像読取部に搭載された原稿露光
装置が原稿台ガラスを通して原稿を露光し、この原稿露
光装置によって露光された原稿からの反射光が同じく読
み取り部に搭載された画像読取センサに読み取られる。
また、原稿台ガラスを(原稿を介して)に外光が入るの
を遮断するための開閉可能な圧板を有する構成となって
いる。
【0003】たとえば、図8には従来の画像形成装置の
一例を概略的に示す。
【0004】図8に示すように,画像形成装置200に
内蔵された光学系は、原稿照射のための発光光源として
蛍光灯10、原稿からの反射光を集光しCCD13に入
射するための反射鏡11とレンズ群12、レンズ群12
によって集光された画像反射光の輝度を電気信号に変換
するためのCCD13からなる。原稿面照度は読み取り
速度、画像読み取りセンサの感度、レンズ系の光量減衰
率などからるものであり、図8の装置では画像読み取り
速度は90mm/secであり、蛍光灯10による原稿
面照度は10000ルクスである。一方、通常複写機が
使用される環境では周囲の外光は500〜1500ルク
ス程度である事が多い。
【0005】そのため、このような装置において原稿圧
板を開放した状態で原稿画像を読み取る場合、画像読み
取りセンサによる画像読み取り領域であって、かつ、原
稿が載置されていない領域では原稿に照明した照明光が
反射せず、照明光よりも光量の低い外光が画像読み取り
センサに入射されてしまう。このため、その領域の部分
は「高濃度」部分と判断され、この情報に基づいて感光
ドラム上に静電潜像が形成されてしまうので、トナーが
感光ドラム上に大量に余計に現像(消費)されてしまう
場合があった。
【0006】従来、上記のような圧板解放時に非原稿部
が高濃度部と認識され大量にトナーが消費されてしまう
現象を防ぐために、光学センサによる原稿台上に載置さ
れた原稿のサイズ検知や、ユーザーによる原稿サイズの
指示入力機構を有し、その結果に応じサイズブランク露
光を行う装置、方法や、画像処理により原稿領域以外の
読み取り可能な領域を「白画像」と認識させる装置、方
法が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿サ
イズ検知機構を用いたり、サイズブランク露光を行う装
置・方法は、装置の複雑化や高コスト化を招く。また、
画像処理により原稿領域以外の読み取り可能な領域を
「白画像」と認識させる装置・方法は、誤って原稿の黒
部分を白画像化する懸念を生じせしめ、さらには画像メ
モリの容量アップによるコストアップや、処理時間の増
加による生産性低下を招く等の問題を有している。
【0008】本発明の目的は、画像読取装置の大型化や
複雑化を招くことなく原稿の画像情報を良好に読み取る
ことができる画像読取装置、またこの画像読取装置を用
いた画像形成装置を提供することである。また、本発明
の他の目的は、不要なトナーの消費を抑制することがで
きる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、透光部を備えて該透光部に原稿を載
置する原稿載置手段と、前記透光部に載置された原稿を
照明する照明手段と、前記照明手段により照明された原
稿からの反射光を受光することで原稿の画像情報を読み
取る画像読取手段と、を有する画像読取装置において、
前記照明手段による前記透光部での照明量は2000ル
クス以下であることを要旨とする。
【0010】また、前記照明手段による前記透光部での
照明量は1000ルクス以下であるのが好ましい。
【0011】また、前記照明手段による前記透光部での
照明量は500ルクス以上であるのが好ましい。
【0012】また、当該画像読取装置は、前記透光部を
遮蔽可能な遮蔽手段を更に有し、前記遮蔽手段により前
記透光部が遮蔽されていない状態で、前記画像読取手段
は前記反射光を受光可能であるのが好ましい。
【0013】また、前記画像読取手段は、最大読み取り
領域よりも小さいサイズの原稿を読み取り可能であるの
が好ましい。
【0014】また、前記画像読取手段は、原稿に対して
移動することにより画像情報を読み取り可能であるのが
好ましい。
【0015】また、前記画像読取手段は、前記透光部の
裏面に接触しながら移動可能であるのが好ましい。
【0016】上記構成によれば、原稿露光光量を外光よ
り小さく設定することとなるため、圧板開放時の非原稿
部が白画像として認識される。このため、原稿サイズ検
知機構やサイズブランク機構などが不要で、かつ画像処
理による誤判定やコストアップ、生産性の低下を招くこ
となく、圧板解放時の非原稿部を白画像と認識すること
が可能となる。よって、当該画像読取装置の読み取った
画像情報に基づいて画像形成等を行うに際し、その非原
稿部分での不要なトナー消費を抑えることができるよう
になる。
【0017】また、第2の発明は、透光部を備えて該透
光部に原稿を載置する原稿載置手段と、前記透光部に載
置された原稿を照明する照明手段と、前記照明手段によ
り照明された原稿からの反射光を受光することで原稿の
画像情報を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段
により読み取られた原稿の画像情報に基づいて記録材に
画像を形成する画像形成手段と、を有する画像形成装置
において、前記照明手段による前記透光部での照明量は
2000ルクス以下であることを要旨とする。
【0018】また、前記照明手段による前記透光部での
照明量は1000ルクス以下であるのが好ましい。
【0019】また、前記照明手段による前記透光部での
照明量は500ルクス以上であるのが好ましい。
【0020】また、当該画像形成装置は、前記透光部を
遮蔽可能な遮蔽手段を更に有し、前記遮蔽手段により前
記透光部が遮蔽されていない状態で、前記画像読取手段
は前記反射光を受光可能であるのが好ましい。
【0021】また、前記画像読取手段は最大読み取り領
域よりも小さいサイズの原稿を読み取り可能であるのが
好ましい。
【0022】また、前記画像読取手段は原稿に対して移
動することにより画像情報を読み取り可能であるのが好
ましい。
【0023】また、前記画像読取手段は前記透光部の裏
面に接触しながら移動可能であるのが好ましい。
【0024】また、前記画像形成手段は、前記画像読取
手段により読み取られた原稿の画像情報に基づいて現像
剤像が形成される像担持体と、前記像担持体上の現像剤
像を記録材に転写する転写手段と、を備え、前記転写手
段は前記像担持体に接触するように設けられることとし
てもよい。
【0025】上記構成によれば、同じく原稿露光光量を
外光より小さく設定することとなるため、圧板開放時の
非原稿部が白画像として認識される。このため、原稿サ
イズ検知機構やサイズブランク機構などが不要で、かつ
画像処理による誤判定やコストアップ、生産性の低下を
招くことなく、圧板解放時の非原稿部を白画像と認識す
ることが可能となり、その部分での不要なトナー消費を
抑えることができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる低光量光学
系を有する画像読取装置を搭載した画像形成装置(複写
機)の実施の形態について説明する。
【0027】図1は、本実施の形態における低光量光学
系を有する画像読取装置を搭載した複写機を概略的に示
す側断面図である。また、図2には同複写機に搭載され
た低光量光学ユニット(画像読み取りユニット)の側断
面図を示す。そしてさらに、図3には同低光量光学ユニ
ットに内蔵された発光部を主走査方向からみた正面断面
図を示す。
【0028】図1に示すように、複写機100は、原稿
載置手段としての、原稿を載置する平板状の原稿台ガラ
ス14(透光部)と、原稿台ガラスに外光が入射するの
を防止するための、開閉可能な遮蔽手段としての原稿圧
板15(原稿圧板15は原稿を介して遮蔽可能である)
とを最上部に備える。そして、その下部に原稿の画像情
報を読み取る画像読取ユニット(以下、低光量光学ユニ
ット)18を、さらにこの低光量光学ユニット18の下
部に露光手段(発光光源)としてのLED8、感光ドラ
ム1、帯電器6、露光装置9、現像装置2などの各種構
成部材を備えて構成され、原稿の画像情報に基づくトナ
ー像を所定の記録材(記録シート)に形成する画像形成
装置である。なお、原稿台ガラス14に対してサイズ
(面積)が小さい種々の原稿を光学ユニット18により
読み取ることが可能な構成となっている。即ち、光学ユ
ニット18は、原稿読み取り可能領域(最大読み取り領
域)よりも小さいサイズ(面積)の種々の原稿を読み取
ることが可能な構成となっている。
【0029】次に、図2に拡大して示すように、低光量
光学ユニット18は、その内部に照明手段としての発光
部19を内蔵しており、この発光部19から放射された
照明光が(また、上記照明光には、発光部からの放射光
がリフレクタ22により反射されて原稿台ガラス14上
の原稿載置部に到達するものも含まれる場合がある(本
実施例ではこのような構成となっている))原稿台ガラ
ス14上の原稿載置部に向けてその下面より照明される
構成となっている。
【0030】原稿圧板を開放した状態では、原稿台ガラ
スに載置、停止された原稿に対して画像読み取りユニッ
ト18自身が移動することにより、原稿の画像情報を副
走査方向に画像読み取りユニット18により順次読み込
む構成となっている。画像読み取り時の画像読み取りユ
ニットの移動速度は、画像読み取りのスループット、C
CDの光感度特性を考慮すると、40〜200mm/s
ecであるのが好ましい。本実施例では80mm/se
cとなっている。
【0031】また、原稿圧板上に周知のADF(オート
ドキュメントフィーダー)を搭載した構成としても良
い。この場合、原稿圧板を閉じた状態で、複数枚の原稿
の画像情報を連続して読み込むことができる。また、画
像読み取り時、画像読み取りユニットは、上記したよう
に往復移動する構成でも、原稿が移動するのに対して原
稿載置部の副走査方向の所定の位置に停止する構成(所
謂、流し読み)であっても良い。
【0032】そして、原稿からの反射光(原稿の画像情
報を持っている)は、光学系、即ち、レンズアレイ21
を介して、画像読取手段としての、輝度を電気信号に変
換する(光電変換する)センサ(以下、CCD)をライ
ン状に配置したコンタクトセンサ(以下CS)20に集
光され、そこで画像情報が電気信号に変換される。ま
た、図3に正面図として示すように、発光部19は主走
査方向の非画像部に配置されたLED24と、LEDか
らの光を伝搬させ長手方向の光量分布を均一化させる導
光管25からなる。
【0033】発光光源(照明光源)としてのLED24
は導光管の端部に5チップを直列に接続している。各L
EDをPWM制御することにより、原稿面照度で200
0ルクスとしている。即ち、原稿台ガラス表面でのLE
D24による照度が約2000ルクスとなっている。C
S20の解像度は600dpi、4チップを接続して1
ラインを形成する。駆動周波数は約5MHzである。
【0034】ここで、再度図1に基づき、本実施の形態
における複写機100の動作について説明する。
【0035】画像読取部はフラットベッドタイプであ
り、原稿台ガラス14上にセットされた原稿に対し、低
光量光学ユニット18が副走査方向に移動することによ
り原稿の画像情報を読み取る。低光量光学系18に配置
されたCS20から出力されたアナログデータはA/D
変換、シェーディング補正、フィルター処理、輝度/濃
度変換、濃度入出力変換等の画像処理を施され、画像デ
ータとしてメモリコピー用の画像メモリ(ページメモ
リ)に保持、もしくは画像読み取りと画像形成を略同時
に処理するための画像メモリ(ラインメモリ)を介し順
次画像形成部(以下、プリンタ部)に転送される。
【0036】電子写真方式を用いて画像形成を行うプリ
ンタ部では、ページメモリまたはラインメモリから送ら
れてきた画像データに基づいて、帯電器6によって一様
に表面が帯電された感光ドラム1上に、露光装置9によ
り露光して原稿の画像情報に対応した静電潜像が形成さ
れる。この感光ドラム上に形成された静電潜像は現像装
置2によって現像剤(トナー)を用いて現像される。そ
して、レジストローラ17により所定のタイミングで感
光ドラムと転写ローラとにより形成される転写ニップ部
に搬送される記録材Pに、接触式の転写手段としての転
写ローラ3によって転写した後、同記録材Pを分離し、
定着器7によって定着するといった所定の電子写真画像
形成プロセスにより画像を形成する。
【0037】転写ローラ3は、感光ドラム1に当接し
て、感光ドラムに対して従動回転することにより像転写
と同時に転写材に搬送力を付与する機能を有している。
【0038】本実施の形態における複写機は最大通紙サ
イズはA4縦送り、プロセススピード75mm/se
c、A4縦送りで毎分12枚の画像形成が可能な構成と
なっている。
【0039】また、本機においてはA4サイズ、全面が
白い用紙に対して画像部(黒部)が5%を占める原稿
(以下、標準原稿)を使用した場合、現像装置2により
感光ドラム上の静電潜像を現像するのに約50mgのト
ナーが消費される。次に本例において、照明装置による
原稿面での照明光強度(照度)と画像形成部で転写材に
出力される画像濃度の関係について図4を用いて説明す
る。画像読み取り部は原稿の反射光量をCCDにて読み
込み、A/D変換回路にて8bitの輝度信号として処
理を行う。
【0040】ここで、CCDによる読み取り可能な原稿
からの反射光強度(反射濃度)の最小値は、シェーディ
ング補正のための基準濃度部からの所定の反射光強度
(反射濃度)、即ち、所定の白濃度を規定の信号値に補
正することにより調整される値であり、この装置例では
反射濃度0.1を輝度信号の255に変換している。
【0041】さらに言えば、原稿照明装置による原稿載
置部での照明光量(照度)がこの濃度に対応することと
なる。輝度信号は図中の輝度濃度変換部に示された変換
により濃度信号に変換される。さらに濃度信号は図中の
入出力濃度変換部に示された変換により出力目標濃度信
号に変換される。通常のコピー出力では文字の再現性が
重視され、かつ白地部が完全な白として再現されること
が望ましく、入出力濃度変換部は図4のような関係を持
つことが好ましい。
【0042】本例における原稿面照度は約2000ルク
スであり、図4の原稿面照度Aに相当する。従来タイプ
の複写機においては原稿面照度が10000ルクス程度
であり、図4の原稿面照度Bがそれに対応している。
【0043】ところで通常のオフィス環境においては蛍
光灯、太陽光などによる複写機周囲の外光照度はおおよ
そ500〜1500ルクス程度である。圧板を開放して
画像読込みを行なった場合を考えると、図4に示したよ
うに500〜1500ルクスの外光は本例における原稿
面照度2000ルクスの場合概ね「白画像」と認識され
る。一方、従来タイプの原稿面照度10000ルクスの
場合、外光はほぼ完全に「黒画像」とされる。
【0044】ここで、従来の画像形成装置(複写機)と
比較して奏される本実施の形態にかかる画像形成装置
(複写機)による効果を以下のように検証した。
【0045】図5(a)のように、A5縦サイズ(幅W
1)の原稿30を原稿台ガラスにセットし、原稿圧板を
開放した状態でA5縦サイズの転写材31にコピーを行
った後、図5(b)のようにA4縦サイズ(幅W2>W
1)の原稿32を圧板を閉じた状態でA4縦サイズの転
写材33にコピーした。ここで排紙された転写材を以下
サンプル34と呼ぶことにする。
【0046】従来タイプの複写機においては、上記理由
で非原稿部が黒となるため、図5(c)のようにサンプ
ル34の裏面は幅W1の外枠部で黒く汚れてしまう。
【0047】それに対し、本実施の形態による複写機で
は非原稿部が概ね白となるためサンプルの裏面に汚れは
見られなかった。
【0048】また、A4サイズのコピーを続ける中で、
500枚毎に圧板を開放しA5縦サイズのコピーを10
枚行う操作を続けた場合、約8000枚のコピーが終了
し、A4サイズの文字画像をコピーしたところA5縦サ
イズ幅よりも外側の部分において画像の飛び散りや転写
抜けが生じた。
【0049】これはA5サイズよりも外の部分において
転写ローラにトナーが付着して汚れてしまうからであ
る。即ち、その部分における転写ローラの抵抗値がトナ
ー付着分アップし、部分的に転写電流が不足して転写抜
けが発生したためである。
【0050】これに対し、同様の操作を本実施の形態の
複写機100で行ったところ、15万枚をコピーした時
点においても特に問題は生じなかった。
【0051】上記のように、フラットベットタイプの原
稿台ガラスと転写ローラ等の接触転写方式を用いる複写
機において、原稿台ガラス面での原稿照明光の照度を2
000ルクス以下とすれば、非原稿部は概ね白画像と認
識されるため、従来のように転写材の幅サイズの検知機
構やサイズブランク機構などを用いることなく、非通紙
部の転写手段の汚れによる裏汚れの発生が防げるととも
に、長期使用後の転写不良の発生を防ぎ、転写ローラの
長寿命化を図ることができるようになる。
【0052】また望ましくは原稿面での照明光の照度を
1000ルクス以下とすれば、図6に示すように、先程
述べた外光500〜1500ルクスを常に「白画像」と
認識することが可能となり、より効果が確かなものとな
る。なお、原稿面での照明光の照度の下限値は、CCD
の光感度特性や画像読み取りユニット18の副走査方向
への移動速度を考慮すると500ルクス以上であるのが
好ましい。
【0053】なお、照明手段としての発光部19から放
射された照明光(なお、上述したように、上記照明光に
は、発光部19からの放射光がリフレクタ22により反
射されて原稿台に到達するものも含まれる場合がる)
の、原稿台ガラス14表面上の原稿載置部での照明光強
度、即ち、照度は、以下に説明する方法で測定すること
ができる。
【0054】まず、画像読み取りユニット18を副走査
方向の所定の位置に停止させた状態にする。
【0055】次に、この状態で、副走査方向において発
光部19からの照明光の強度が最大となる原稿台ガラス
14表面上の位置に密着するように、照度計(ミノルタ
(株)製のデジタル照度計T−1M)を設置する。
【0056】そして、照度計を含めた画像読取装置に対
して照明光以外の外光が入らないように、暗幕等で外光
を遮断する。
【0057】上述したような、測定のためのセッティン
グが終了した後、照度の測定を開始し、照度計からの測
定値を読み取ることで本発明における照度を測定するこ
とができる。
【0058】(他の実施の形態)上記実施の形態にかか
る複写機のように、転写ローラ等の接触転写方式を採用
する画像形成装置に限らず、例えばコロナ帯電器等を用
いた非接触転写方式を採用する画像形成装置に本発明を
適用することもできる。
【0059】図7には、本発明をコロナ帯電器を転写手
段として用いる複写機に適用した他の実施の形態を概略
的に示す側断面図である。なお、同図に示す複写機10
0’は、転写ローラ3(図1参照)をコロナ帯電器3’
に替える他、上記実施の形態にかかる複写機100(図
1参照)とそのハードウエア構成を同じくする。このた
め、同等の構造及び機能を有する各構成部材については
同一の符号を付し、ここでの重複する説明は省略する。
【0060】ここでも、当該他の実施の形態にかかる複
写機100’と、例えば図8で説明した装置200のよ
うな従来の複写機とによる動作態様の比較として、各々
の複写機について、圧板開放でA5サイズの5%原稿を
コピーした場合のトナー消費量を測定した。以下、その
結果を示す。
【0061】上述した、従来タイプの複写機において
は、A5サイズ原稿部分で (標準原稿/2)=25mg/枚 のトナーを消費し、また非原稿部はすべて黒(100%
原稿)となるので、 (標準原稿)×(100%/5%))/2=500mg
/枚 であるから、525mg/枚のトナー消費となる。
【0062】一方、本実施の形態の複写機100’では
圧板解放時、非原稿部は白(0%原稿)となるので、2
5mg/枚のトナー消費となる。
【0063】例えば、厚手の本などをコピーするために
圧板開放で100枚コピーすると、従来タイプでは、 52.5mg/枚×100枚=52.5g 本実施の形態にかかる複写機100’では、 25mg/枚×100枚=2.5g となり、トナー消費量で 52.5−2.5=50g の差が生じる。
【0064】これは標準原稿にすると、 50g/(50mg/枚)=1000枚 となり、従来の複写機に対して、1000枚多くのコピ
ーが可能となる。
【0065】また、本例での光量設定では外光光量が低
下した場合は白ではなく中間調(グレー)と判断される
が、その場合でも従来複写機は黒と判定するため、従来
例と比較するとトナーの消費量が十分少なくなり、効果
が認められる。
【0066】すなわち、当該他の実施の形態によるよう
に、非接触転写方式を採用する複写機(画像形成装置)
にあっても、先の実施の形態、言い換えれば転写ローラ
3を転写手段として採用する装置構成に準じ、原稿サイ
ズ検知機構やサイズブランク機構などを不要とし、かつ
画像処理による誤判定やメモリコストアップ、処理時間
増加による生産性の低下を招くことなく、原稿圧板解放
時の非原稿部を低濃度域として処理することを可能と
し、さらにその部分での不要なトナー消費を抑えるとい
った効果を奏することはできる。以上説明したように、
上記各実施の形態によれば、画像形成装置に搭載される
原稿読取部の光学系を原稿面反射光量が外光光量より小
さなものとする構成を適用し、圧板開放時の非原稿部に
ついては、同原稿読取部が白画像もしくは低濃度画像と
認識する。
【0067】このような構成を適用すれば、画像処理に
よる誤判定やコストアップ、画像形成の生産性(画像形
成のスループット)の低下を招くことなく、圧板解放時
の非原稿部を低濃度域として処理することで不要なトナ
ー消費を抑えることが、原稿サイズ検知機構やサイズブ
ランク機構などの機構を用いることなく可能となる。
【0068】また、フラットベットタイプの原稿台ガラ
スと転写ローラ等の接触転写方式を用いる画像形成装置
にあっては、非通紙部の転写ローラ等のトナー汚れによ
る転写材の裏汚れの発生が防止され、ひいては長期使用
後の転写不良の発生が低減され、転写ローラ等の長寿命
化が図られることとなる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿露光光量を外光より小さく設定することとなるた
め、圧板開放時の非原稿部が白画像として認識される。
このため、原稿サイズ検知機構やサイズブランク機構な
どが不要で、かつ画像処理による誤判定やコストアッ
プ、生産性の低下を招くことなく、圧板解放時の非原稿
部を白画像と認識することが可能となり、その非原稿部
分での不要なトナー消費を抑えることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる画像読取装置を
搭載した画像形成装置を概略的に示す側断面図。
【図2】同実施の形態にかかる低光量光学系の断面図。
【図3】同実施の形態にかかる低光量光学系の主走査方
向断面図。
【図4】同実施の形態にかかる画像読取装置及び従来の
タイプにおける原稿面照度と出力濃度の関連図。
【図5】同実施の形態に関して行った裏汚れ実験を説明
する略図。
【図6】原稿面照度500〜1000ルクス時の原稿面
照度と出力濃度の関連図。
【図7】本発明の他の実施の形態にかかる複写機を概略
的に示す側断面図。
【図8】従来の画像形成装置の一例を概略的に示す側断
面図。
【符号の説明】
10 蛍光灯 11 反射鏡 12 レンズ 13 CCD 14 原稿台ガラス(原稿載置手段) 15 原稿圧板(遮蔽手段) 18 低光量光学ユニット 19 発光部(照明手段) 20 コンタクトセンサ(CS;画像読取手段) 21 レンズアレイ 22 リフレクタ 23 原稿照射および反射光 24 LED 25 導光管 100,100' 複写機(画像形成装置)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光部を備えて該透光部に原稿を載置する
    原稿載置手段と、 前記透光部に載置された原稿を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明された原稿からの反射光を受光
    することで原稿の画像情報を読み取る画像読取手段と、 を有する画像読取装置において、 前記照明手段による前記透光部での照明量は2000ル
    クス以下であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記照明手段による前記透光部での照明量
    は1000ルクス以下であることを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記照明手段による前記透光部での照明量
    は500ルクス以上であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記透光部を遮蔽可能な遮蔽手段を更に有
    し、 前記遮蔽手段により前記透光部が遮蔽されていない状態
    で、前記画像読取手段は前記反射光を受光可能であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載の
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記画像読取手段は、最大読み取り領域よ
    りも小さいサイズの原稿を読み取り可能であることを特
    徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載の画像読
    取装置。
  6. 【請求項6】前記画像読取手段は、原稿に対して移動す
    ることにより画像情報を読み取り可能であることを特徴
    とする請求項1〜5のうち何れか1項に記載の画像読取
    装置。
  7. 【請求項7】前記画像読取手段は、前記透光部の裏面に
    接触しながら移動可能であることを特徴とする請求項6
    記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】透光部を備えて該透光部に原稿を載置する
    原稿載置手段と、 前記透光部に載置された原稿を照明する照明手段と、 前記照明手段により照明された原稿からの反射光を受光
    することで原稿の画像情報を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取られた原稿の画像情報に
    基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、 を有する画像形成装置において、 前記照明手段による前記透光部での照明量は2000ル
    クス以下であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記照明手段による前記透光部での照明量
    は1000ルクス以下であることを特徴とする請求項8
    記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記照明手段による前記透光部での照明
    量は500ルクス以上であることを特徴とする請求項8
    又は9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記透光部を遮蔽可能な遮蔽手段を更に
    有し、前記遮蔽手段により前記透光部が遮蔽されていな
    い状態で、前記画像読取手段は前記反射光を受光可能で
    あることを特徴とする請求項8〜10のうち何れか1項
    に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記画像読取手段は最大読み取り領域よ
    りも小さいサイズの原稿を読み取り可能であることを特
    徴とする請求項8〜11のうち何れか1項に記載の画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】前記画像読取手段は原稿に対して移動す
    ることにより画像情報を読み取り可能であることを特徴
    とする請求項8〜12のうち何れか1項に記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】前記画像読取手段は前記透光部の裏面に
    接触しながら移動可能であることを特徴とする請求項1
    3記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】前記画像形成手段は、前記画像読取手段
    により読み取られた原稿の画像情報に基づいて現像剤像
    が形成される像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を
    記録材に転写する転写手段と、を備え、前記転写手段は
    前記像担持体に接触するように設けられることを特徴と
    する請求項8〜14のうち何れか1項に記載の画像形成
    装置。
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