JP2001345973A - 画像処理システム及びその制御方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理システム及びその制御方法、並びに記憶媒体

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JP2001345973A JP2000168843A JP2000168843A JP2001345973A JP 2001345973 A JP2001345973 A JP 2001345973A JP 2000168843 A JP2000168843 A JP 2000168843A JP 2000168843 A JP2000168843 A JP 2000168843A JP 2001345973 A JP2001345973 A JP 2001345973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のドキュメントを出力する場合におけ
る、ユーザからの様々なニーズに対応する画像処理シス
テム及びその制御方法、並びに記憶媒体を提供する。 【解決手段】 1つまたは複数の画像を1ドキュメント
として扱い、複数のドキュメントを結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のドキュメン
トを一度に出力することが可能な画像処理システム及び
その制御方法、並びに記憶媒体等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写装置やプリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置を有す画像処理システムでは、蓄
積した画像を出力する際に、複数のドキュメントを選択
しても別々のジョブとして処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の画像処理システムでは、例えば、複数のドキュメン
トを選択しプリントする場合でも別々のジョブとして扱
っていた為、ステイプル等のフィニッシングの単位がド
キュメント単位になってしまい、複数のドキュメントを
まとめてステイプルするなどの処理が行えなかった。
【0004】又、両面時の処理も別ジョブとして扱われ
るため、ドキュメント毎に両面処理を行っており、例え
ば、1ドキュメント目が3ページで、2ドキュメント目
が1ページの場合、両面出力指定をしても、1ドキュメ
ント目の両面出力で2枚の紙が出力され2枚目の紙の裏
は白紙であり、2ドキュメン目の両面出力で1枚の紙が
出力され1枚目の紙の裏は白紙となり、結局3枚分の白
紙を含む紙が出力されることになり、白紙部分をつめて
次のドキュメント出力を行えないため紙の無駄となって
いた。
【0005】本発明は上述したような従来の技術の有す
るこのような問題点に鑑みなされたものであり、本発明
の目的は、複数のドキュメントを出力する場合におけ
る、ユーザからの様々なニーズに対応する画像処理シス
テム及びその制御方法、並びに記憶媒体を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明は、1つまたは複数の画像を1ドキュメント
として扱うドキュメントハンドリング手段と、複数のド
キュメントを結合し、1ジョブとして扱うドキュメント
結合手段を有する画像処理システムを提供するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1に本形態における画像処
理システムの形態を示す。本形態の画像処理システム
は、画像入力ユニットとしての、白黒原稿読み取り可能
な白黒スキャナ100、や、カラー原稿読み取り可能な読
み取りのカラースキャナ200、画像出力ユニットとして
の、低速の白黒プリンタ300や、中速の白黒プリンタ40
0、高速の両面印刷可能な白黒プリンタ500及びカラープ
リンタ600、オフラインでシートに対するステイプル処
理やパンチ処理、製本処理等のシート加工処理が実行可
能なシート処理装置としてのオフラインフィニッシャ70
0、大容量ストレージを有するサーバコンピュータ800、
個人ユーザ向けのパーソナルコンピュータ900、公知の
ネットワーク構築の伝送手段であるイーサネット(登録
商標)1000、白黒スキャナ100と低速白黒プリンタ300を
接続する白黒専用ビデオバス1100、カラースキャナ200
とカラープリンタ700を接続するカラー専用ビデオバス1
200とを有している。又、スキャナ100、200に
は、画像読み取り制御と画像転送制御を行う画像制御装
置2000が図示しない専用バスにより接続されている。
又、各種のプリンタ300、400、500、600には、夫々、上
述したような各種のシート加工処理が実行可能な、オン
ラインのシート処理装置としての、オンラインフィニッ
シャが接続されている。尚、例えば、画像制御装置2000
及びスキャナ100及びプリンタ300等の各種のユニット
は、夫々、互いに遠隔した場所に設置し、所定の通信媒
体を介して、データのやり取りを行うようなリモートタ
イプの構成でも良いし、デジタル複合機等の画像形成装
置のように、一体型の構成でもどちらの場合でも本形態
を適用できる。
【0008】以後、スキャナ100及び画像制御装置(以
後、コントローラ部)2000、プリンタ200を例に挙げ、
当該システムについて説明する。
【0009】図2は、コントローラ部2000の構成図であ
る。コントローラ部 2000は画像入力デバイスであるス
キャナ100や画像出力デバイスであるプリンタ300と接続
し、一方ではLAN1000や公衆回線(WAN)2051接続すること
で、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコント
ローラである。CPU2001はシステム全体を制御するコン
トローラであり、各種のユニット(スキャナ100、プリ
ンタ300、プリンタ300に接続されたフィニッシャ等)に
対する全体制御を行っており、操作部2012を介して入力
されるオペレータからの指示や設定情報に基づいて、各
種のユニットを動作させる。RAM2002はCPU2002が動作す
るためのシステムワークメモリであり、画像データを一
時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブー
トROMであり、システムのブートプログラム(後述する
フローチャート等の処理等を実行する為のプログラムを
含む)が格納されている。ROM2003に格納されている
プログラムをCPU2001により読出実行することで各種
の処理(後述する図16〜図18に示すフローチャートの処
理等を含む)が実行される。
【0010】又、コントローラ部2000と、スキャナ10
0、プリンタ300、フィニッシャ等は、夫々互いに、信号
線2071、2096を介して、各種のデータ(例えば、画像デ
ータや、後述する操作部2012等から入力される指示デー
タ、自装置のステータス情報や制御データ等)を送受信
可能に構成される。そして、操作部2012にてオペレータ
により入力された指示や設定情報に基づいて当該コント
ローラ部2000のCPU2001が各種のユニットに指示を出
す。又、信号線2071を介して入力されるスキャナ100か
らの画像データや、Lan1000、WAN2051を介して入
力されるホストコンピュータ等の遠隔の外部装置からの
画像データを、信号線2096を介してプリンタ300に出力
し、プリンタ300にて当該画像データに基づいた画像形
成動作を実行させることが可能であると共に、大容量メ
モリのHDD2004に、上述の各種の画像発生源からの画
像データを、各ボックス毎(ボックスについては後述す
る)に夫々互いに区別して記憶管理することが出来る。
【0011】HDD2004はハードディスクドライブで、シ
ステムソフトウェア、上述の各種の画像発生源からの画
像データを記憶管理する。尚、スキャナ100やNetwork20
10から入力された一つまたは複数の画像は、ドキュメン
トとして扱われ、HDD2004内のボックスと呼ばれる画
像記録エリアに格納することができる。そして、操作部
2012等からのオペレータの指示により、当該ボックスか
ら、オペレータの所望する1又は複数ドキュメントを取
り出して、例えば、プリントしたり、遠隔の外部装置に
送信したりすることが出来る。ボックス内の画像や属性
データはHDD2004に記録される。
【0012】操作部I/F2006は操作部(UI)2012とのイン
ターフェース部で、操作部2012に表示する画像データを
操作部2012に対して出力する。これにより、後述する図
12〜図15等に示す各種の操作画面が操作部2012の表示部
に表示される。又、操作部2012から本システム使用者が
入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network
2010はLAN1000に接続し、情報の入出力を行う。Modem20
50は公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上
のデバイスがシステムバス2007上に配置される。Image
Bus I/F2005はシステムバス2007と画像データを高速で
転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換する
バスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスなどの
高速バスで構成される。画像バス2008上には以下のデバ
イスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)2
060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デ
バイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャ
ナ100やプリンタ300とコントローラ2000を接続し、画像
データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像
処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集
を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像デー
タに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画
像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部20
40は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBI
G、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0013】また、HDD2004には、ネットワーク(LAN100
0)に接続されているノードに関する画像出力速度、設置
位置などの情報がアドレス毎に保存されている。尚、プ
リンタ300には、ステイプル処理や、パンチ処理等を行
う不図示のシート処理装置(以下、フィニッシャ)が接
続されており、信号線2096等を介して、コントローラ部
2000と上記フィニッシャの制御部とがデータの送受信が
可能に構成されている。そして、例えば、操作部からの
オペレータの設定により、例えば、当該制御装置2000か
らフィニッシャの制御部に対して、上記信号線2096等を
介して、ステイプル処理の実行指示に関するデータを送
信したり、当該イメージコントローラ部2000からプリン
タ300に対して、両面印刷処理の実行指示に関するデー
タを送出したりすることができ、これにより、各ユニッ
トは指示された処理を夫々実行する。
【0014】図3にスキャナ100の外観図を示す。画像入
力ユニットの一例としての、原稿画像の読取処理を行う
スキャナ100は、原稿となる紙上の画像を照明し、CC
Dラインセンサ(不図示)を走査することで、ラスターイ
メージデータとして電気信号に変換し、当該原稿の画像
データをコントローラ部2000に信号線2071を介して出力
する(図2参照)。原稿用紙は原稿フィーダ2072の原稿
トレイ2073にオペレータによりセットされ、オペレータ
が操作部2012から読み取り起動指示することにより、コ
ントローラCPU2001がスキャナ100に信号線2071を介して
指示を与える。これにより、スキャナ100は、原稿トレ
イ2073上の原稿束を先頭ページから1枚ずつフィードし
て原稿画像の読取動作を行い、読取った画像データを信
号線2071を介してコントローラ部2000に出力する。
【0015】図4にプリンタ300の外観図を示す。画像出
力デバイスとしての、片面印刷モード、及び両面印刷モ
ードを実行可能なプリンタ300は、信号線2096を介し
て入力されるコントローラ部2000からのラスターイメー
ジデータ(画像データ)に基づいた画像をシート上に形
成するものであり、その方式は感光体ドラムや感光体ベ
ルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからイン
クを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェッ
ト方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動
作の起動は、信号線2096を介して、コントローラ部のCP
U2001からの指示2096によって開始する。プリンタ300
は、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択でき
るように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセ
ット2101、2102、2103、2104がある。又、排紙トレイ21
11は印字し終わった用紙を受けるものである。当該プリ
ンタ300は不図示のフィニッシャが接続されており、例
えば、操作部2012からのオペレータの指示に応じて、プ
リンタ300にて画像形成されたシートを、当該フィニッ
シャにより、ステイプル処理等のシート加工処理を実行
する。
【0016】両面印字する場合は片面印字後、プリンタ
300内部のシート搬送パスにより、シートの表裏を反転
し、再度、画像形成部へと当該シートを搬送し、印字さ
れていない面に、再度コントローラCPU2001からの指示
によって印字し、そのままの裏面を上にした状態でシー
ト排出口に搬送し、排紙トレイに積載ささせる。尚、片
面印刷の場合は、装置内部の搬送パスを用いて、画像形
成されたシートの表裏を反転し、画像形成面が下向きの
状態のシートをそのままの状態で、装置本体から排出
し、排紙トレイに積載する(ファイスダウン排紙)。
【0017】次に、図2に示したコントローラ部2000の
スキャナ画像処理部2080について図5を用いて説明す
る。図5は、スキャナ画像処理部2080の構成を示す図で
ある。画像バスI/Fコントローラ2081は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2080内の各デバイスの制御及び
タイミングを発生させる。フィルタ処理部2082は、空間
フィルタでコンボリューション演算を行う。編集部2083
は、例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた
閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対し
て、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を
行う。変倍処理部2084は、読み取り画像の解像度を変え
る場合にラスターイメージの主走査方向について補間演
算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変倍について
は、画像読み取りラインセンサ(図示せず)を走査する速
度を変えることで行う。テーブル2085は、読み取った輝
度データである画像データを濃度データに変換するため
に、行うテーブル変換である。2値化2086は、多値のグ
レースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン
処理によって2値化する。処理が終了した画像データ
は、再び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス
上に転送される。
【0018】次に、図2に示したコントローラ部2000の
プリンタ画像処理部2090について図6を用いて説明す
る。図6は、プリンタ画像処理部2090の構成を示す図で
ある。画像バスI/Fコントローラ2091は、画像バス2008
と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き
と、スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制御及び
タイミングを発生させる。解像度変換部2092は、Networ
k1000あるいは公衆回線2051から来た画像データを、プ
リンタ2095の解像度に変換するための解像度変換を行
う。スムージング処理部2093は、解像度変換後の画像デ
ータのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像の
がさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0019】次に、図2に示したコントローラ部2000の
画像圧縮部2040について図7を用いて説明する。図7は、
画像圧縮部2040の構成を示す図である。画像バスI./Fコ
ントローラ2041は、画像バス2008と接続し、そのバスア
クセスシーケンスを制御する働き、入力バッファ2042・
出力バッファ2045とのデータのやりとりを行うためのタ
イミング制御及び、画像圧縮部2043に対するモード設定
などの制御を行う。以下に画像圧縮処理部2040の処理手
順を示す。
【0020】画像バス2008を介して、CPU2001から画像
バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設定
を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041
は画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(たと
えばMMR圧縮・JBIG伸長等の)を行う。必要な設定を行っ
た後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントローラ2041
に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従
い、画像バスI/Fコントローラ2041はRAM2002もしくは画
像バス2008上の各デバイスから画像データの転送を開始
する。受け取った画像データは入力バッファ2042に一時
格納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一
定のスピードで画像を転送する。この際、入力バッファ
は画像バスI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043両
者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断し、
画像バス2008からの画像データの読み込み及び、画像圧
縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合は、デ
ータの転送を行わないような制御を行う(以後このよう
な制御をハンドシェークと呼称する)。画像圧縮部2043
は受け取った画像データを、一旦RAM2044に格納する。
これは画像圧縮を行う際には行う画像圧縮処理の種類に
よって、数ライン分のデータを要するためであり、最初
の1ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像デ
ータを用意してからでないと画像圧縮が行えないためで
ある。画像圧縮を施された画像データは直ちに出力バッ
ファ2045に送られる。出力バッファ2045では、画像バス
I/Fコントローラ2041及び画像圧縮部2043とのハンドシ
ェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ2
041に転送する。画像バスI/Fコントローラ2041では転送
された圧縮(もしくは伸長)された画像データをRAM2002
もしくは画像バス2008上の各デバイスにデータを転送す
る。こうした一連の処理は、CPU2001からの処理要求が
無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、
もしくはこの画像圧縮部から停止要求が出るまで(圧縮
及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
【0021】次に、図2に示したコントローラ部2000の
画像回転部2030について図8を用いて説明する。図8は、
画像回転部2030の構成を示す図である。画像バスI/Fコ
ントローラ2031は、画像バス2008と接続し、そのバスシ
ーケンスを制御する働き、画像回転部2032にモード等を
設定する制御及び、画像回転部2032に画像データを転送
するためのタイミング制御を行う。以下に画像回転部20
30の処理手順を示す。
【0022】画像バス2008を介して、CPU2001から画像
バスI/Fコントローラ2031に画像回転制御のための設定
を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041
は画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(たと
えば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設
定を行った後に、再度CPU2001から画像バスI/Fコントロ
ーラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許
可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031はRAM2002もし
くは画像バス2008上の各デバイスから画像データの転送
を開始する。尚、ここでは32bitをそのサイズとし回転
を行う画像サイズを32×32(bit)とし、又、画像バス200
8上に画像データを転送させる際に32bitを単位とする画
像転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0023】上述のように、32×32(bit)の画像を得る
ためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があ
り、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必
要がある(図9参照)。不連続アドレッシングにより転送
された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転さ
れているように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90
度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bitの
画像データを、図10に示すように、Y方向に書き込んで
いく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回
転される。32×32(bit)の画像回転(RAM2033への書き込
み)が完了した後、画像回転部2032はRAM2033から上述し
た読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/F
コントローラ2031に画像を転送する。回転処理された画
像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ2031
は、連続アドレッシングを以て、 RAM2002もしくは画像
バス2008上の各デバイスにデータを転送する。こうした
一連の処理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
【0024】次に、図2に示したコントローラ部2000の
デバイスI/F部2020について図11を用いて説明する。図1
1は、デバイスI/F部2020の構成を示す図である。画像バ
スI/Fコントローラ2021は、画像バス2008と接続し、そ
のバスアクセスシーケンスを制御する働きと、デバイス
I/F部2020内の各デバイスの制御及びタイミングを発生
させる。また、スキャナ100及びプリンタ300への制御信
号を発生させる。スキャンバッファ2022は、信号線2071
を介して入力されるスキャナ100からの画像データを一
時保存し、画像バス2008に同期させて当該画像データを
出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換20
23は、スキャンバッファ2022に保存された画像データを
順番に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送
できる画像データのデータ幅に変換する。パラレルシリ
アル・シリアルパラレル変換2024は、画像バス2008から
転送された画像データを分解して、あるいは順番に並べ
て、プリントバッファ2025に保存できる画像データのデ
ータ幅に変換する。プリントバッファ2025は、画像バス
2008から送られてくる画像データを一時保存し、プリン
タ2095に同期させて、信号線2096を介して、当該画像デ
ータをプリンタ300に出力する。
【0025】画像スキャン時の処理手順を以下に示す。
スキャナ100から送られてくる画像データをスキャナ100
から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャ
ンバッファ2022に保存する。そして、画像バス2008がPC
Iバスの場合には、バッファ内に画像データが32ビット
以上入ったときに、画像データを先入れ先出しで32ビッ
ト分、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリア
ル変換2023に送り、32ビットの画像データに変換し、画
像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2008上に
転送する。また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、
バッファ内の画像データを先入れ先出しで、バッファか
らシリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023に送
り、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコント
ローラ2021を通して画像バス2008上に転送する。
【0026】画像プリント時の処理手順を以下に示す。
画像バス2008がPCIバスの場合には、画像バスから送ら
れてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントロ
ーラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル
変換2024に送り、プリンタ2095の入力データビット数の
画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存す
る。また、画像バス2008がIEEE1394の場合には、画像バ
スからおくられてくるシリアル画像データを画像バスI/
Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリア
ルパラレル変換2024に送り、プリンタ2095の入力データ
ビット数の画像データに変換し、プリントバッファ2025
に保存する。そして、プリンタ2095から送られてくるタ
イミング信号に同期させて、バッファ内の画像データを
先入れ先出し(ファーストイン・ファーストアウト)
で、プリンタ300に送る。
【0027】次に、図12〜図18を用いて、本形態の特
徴的な制御について説明する。上述したように、本形態
では、スキャナ100やNetwork2010から入力された一つま
たは複数の画像を、ドキュメントとして扱い、HDD2004
内のボックスと呼ばれる画像記録エリアに格納すること
ができる。ボックス内の画像や属性データはHDD2004に
記録される。
【0028】図12は、操作部2012に表示されるボック
ス選択画面である。当該画面の12001は各ボックスの番
号の列であり、00〜99まで100ボックスある。12002は各
ボックスに付けられた名称の列であり、ユーザが必要に
応じて設定できる。
【0029】このように、本形態では、HDD20004内
に100個のボックスを設け、各ボックス毎(各ユーザ
毎)に、1又は複数の画像データを属性データと共に記
憶させることが出来る。
【0030】12003は各ボックス毎の画像データのハー
ドディスク使用量の列であり、HDD2004をどれだけ占有
しているかが表示される。12004はボックス表示の矢印
ボタンであり、画面に表示されていないボックスを表示
する場合に使用する。12005はメモリ残量表示であり、
ボックスや他のプリント処理や画像処理等で一時的に使
用している量も含めたトータルのハードディスク使用残
量を表示する。12006は各ボックスの状態を表した行で
あり、これを押下することにより、押下されたボックス
が選択され、次に説明する図13の文書選択画面が操作
部2012に表示される。この例では、「仕様書」という名
称のボックスが、ボックス番号「00」に格納されてお
り、15%使用していることが表示されている。
【0031】図13は操作部2012に表示される文書選択
画面である。図の表示例では、ボックス番号「00」の1
つのボックス内に、「IEEE1394」という文書名の25
ページからなるLTRサイズのドキュメント(一連の画
像データ)と、「XXX-001」という文書名の3ページ
からなるA4サイズのドキュメント(一連の画像デー
タ)と、「XXX-002」という文書名の1ページ(一連
の画像データ)からなるA4サイズのドキュメントの、
計3つのドキュメントが格納されている。
【0032】13001は各ドキュメントの選択と選択順序
をあらわす列であり、選択されたドキュメントには選択
順に番号がふられる。選択されたドキュメントを再度選
択すると選択は解除され、他のドキュメントの選択順序
も更新される。つまり、当該画面を用いて、ドキュメン
トの出力(印刷)順序を設定することが出来る。13002
は各ドキュメントの文書名をあらわす列であり、ユーザ
は必要に応じて任意の文書名を各ドキュメントにつける
ことができる。13003は各ドキュメント内の画像のサイ
ズ情報をあらわす列である。13004は各ドキュメントの
ページ数を表す列である。13005は各ドキュメントの格
納された日付と時刻をあらわす列である。
【0033】13006、13007、13008は各ドキュメントの
状態を表した行であり、これを押下することにより、先
ほど説明したように、各ドキュメントが選択され、選択
順に番号がふられていく。再度同じドキュメントを選択
すると選択は解除される。13009は選択したドキュメン
トのプリントボタンであり、これを押下することによ
り、次に図14をもちいて説明する出力設定画面に進
み、選択したドキュメントを選択順にプリント処理を行
う。
【0034】図13の表示例では、3つのドキュメントの
うちの、「XXX-001」という文書名の3ページからな
るドキュメントと、「XXX-002」という文書名の1ペ
ージからなるドキュメントが選択され、「XXX-001」
を1番目に印刷し、「XXX-002」を2番目に印刷する
よう画像形成順序が設定されている。
【0035】本形態では、当該画面上にてオペレータに
より、1つのドキュメント(尚、本形態の1つのドキュメ
ントとは、例えば、3頁からなる文書等、一連の画像デ
ータに相当する)が選択され、ボタン13009が押下され
た場合は、選択された1つのドキュメントのみプリンタ
にて出力させ、図13の表示例のように、複数のドキュメ
ントが選択され、ボタン13009が押下された場合は、選
択された複数のドキュメントを、当該画面等を用いてオ
ペレータにより設定された順序に応じた順番で連続して
プリントすることができる(一括指示で、選択された複
数のドキュメントを指定した順序で一度に連続出力する
ことが出来る)。
【0036】13010はこの文書選択画面を閉じ、図12
のボックス選択画面に戻るためのボタンである。
【0037】図14は出力設定画面であり、図13の画
面上のボタン13009がオペレータにより押下された場合
に操作部2012に表示される画面である。14001は文書結
合するかどうかのチェックボックスであり、これがチェ
ックされていない場合は、図13の画面にてオペレータに
より複数のドキュメントが選択されプリント指示されて
も、別ジョブとして扱うモードを実行する。
【0038】チェックボックスがチェックされている場
合は、図13の画面にてオペレータにより選択された複数
のドキュメントを1ジョブとして扱うモードを実行す
る。この場合1ジョブとして扱われるため、ジョブに対
する中断・再開・キャンセル指定がジョブ内の全ドキュ
メントに対しての操作となる。
【0039】例えば、ある3つのドキュメントを連続し
て像形成するよう動作している最中に、操作部からのオ
ペレータの中断要求指示により、2番目のドキュメント
を印刷した時点で、画像形成動作を中断したとする(即
ち、1番目のドキュメントと2番目のドキュメントの画
像形成は完了しており、3番目のドキュメントは未だ画
像形成していない状態)。そして、その後、オペレータ
から画像形成再開要求指示が入力されたとする。このよ
うな場合において、図14の画面上にて14001が予めチェ
ックされていた場合(文書結合指示が設定されていた場
合)は、これら3つのドキュメントを1つのジョブとして
扱うようオペレータから予め指示されているので、1番
目のドキュメントから画像形成動作を再開し、3つのド
キュメントを連続して画像形成する。一方、図14の画面
上にて14001がチェックされていない場合は、これら3つ
のドキュメントを別のジョブとして扱うようオペレータ
から予め指示されているので、画像形成を行っていない
3番目のジョブから画像形成動作を再開し、3番目のド
キュメントのみを画像形成する。
【0040】又、上述の例を用いて別の例について説明
する。例えば、ある3つのドキュメントを連続して像形
成する場合において、2番目のドキュメントを印刷して
いる最中に、操作部からオペレータによりキャンセル
(中止)指示が入力されたとする。このような場合にお
いて、図14の画面上にて14001が予めチェックされてい
ない場合(文書結合指示が設定されていない場合)は、
これら3つのドキュメントはそれぞれ別のジョブとして
扱うようオペレータから予め指示されているので、最終
ページまで印刷しているか否かに関係なく、当該2番目
のドキュメントの画像形成動作のみ強制終了する。そし
て、3番目のドキュメントの画像形成動作を開始する。
【0041】一方、図14の画面上にて14001が予めチェ
ックされている場合(文書結合指示が設定されている場
合)は、これら3つのドキュメントを、1つのジョブとし
て扱うようオペレータから予め指示されているので、2
番目のドキュメントの画像形成動作も、3番目のドキュ
メントの画像形成動作も行なわず、キャンセル指示が入
った時点で画像形成動作を完全にストップする。
【0042】このように、複数のドキュメントを連続し
て像形成する場合において、複数のドキュメントを1つ
のジョブとして扱うか、別のジョブとして扱うかをオペ
レータにより選択することが出来る。
【0043】14002はステイプル指定のチェックボック
スであり、チェックされている場合は、部の最終紙が出
力された時点で、当該プリンタに接続された不図示のフ
ィニッシャが有するステイプラユニットによるステイプ
ル処理を行うよう装置内部のCPUは、フィニッシャを
制御する。
【0044】即ち、例えば、図14に示す操作画面に先行
して操作部に表示される図12や13等に示す画面にお
いて、オペレータにより、Aとういう名の文書名の3ペ
ージからなるドキュメントA及び、Bという名の文書名
の2ページからなるドキュメントBと、これら2つのドキ
ュメントが、画像形成すべきドキュメントとして、選択
され、且つ、ドキュメントB、ドキュメントAという順
番で出力順序が設定され、ボタン13009が押下されたと
する。すると図14に示す操作画面に切り替わる。そし
て、オペレータにより、チェックボックス14001にて文
書結合指示が行われず、且つ、チェックボックス14002
にてステイプル指示が行われた場合、プリンタにより、
先ず、ドキュメントBの画像形成を開始し、当該ドキュ
メントBのすべてのページ(2ページ分)を画像形成し
たら、当該ドキュメントBの画像が形成されたシート束
(2枚分)をステイプラによりステイプル処理する。そ
の後、ドキュメントAの印刷を開始し、当該ドキュメン
トAのすべてのページ(3ページ分)を画像形成した
ら、当該ドキュメントAの画像が形成されたシート束
(3枚分)をステイプラによりステイプル処理する。
【0045】このように、画像形成すべきドキュメント
が複数選択され、これら複数のドキュメントを1度に印
刷する場合において、文書結合指示が行われず、且つ、
ステイプル指示が行われたことに応じて、各ドキュメン
ト毎にステイプル処理を行うことを許可する。
【0046】一方、図14に示す操作画面にて、オペレー
タにより、チェックボックス14001にて文書結合指示が
行われ、且つ、チェックボックス14002にてステイプル
指示が行われた場合、プリンタにより、先ず、ドキュメ
ントBの画像形成を開始し、当該ドキュメントBのすべ
てのページ(2ページ分)を画像形成したら、この時点
では、ステイプル処理を行うことを禁止して、ドキュメ
ントAの印刷を引き続き行い、当該ドキュメントAのす
べてのページ(3ページ分)を画像形成したら、この時
点で、ステイプル処理を行うことを許可する。つまり、
ドキュメントBの画像が形成されたシート2枚及び,ド
キュメントAの画像が形成されたシート3枚からなる5枚
のシートを1つのシート束として、ステイプル処理す
る。
【0047】このように、画像形成すべきドキュメント
が複数選択され、これら複数のドキュメントを1度に印
刷する場合において、文書結合指示が行われず、且つ、
ステイプル指示が行われたことに応じて、各ドキュメン
ト毎にステイプル処理を行うことを許可し、一方、文書
結合指示が行われ、且つ、ステイプル指示が行われたこ
とに応じて、各ドキュメント毎にステイプル処理を行う
ことを禁止すると共に、選択されたドキュメントの画像
形成が全て完了した時点でステイプル処理を行うようC
PU2001はフィニッシャを制御する。
【0048】又、これに限らず、例えば、画像形成され
たシートを収納する収納トレイを複数有するフィニッシ
ャやソータ等の装置が接続されている場合において、ソ
ートモードの実行指示及び文書結合指示が入力されたこ
とに応じて、選択された複数のドキュメントのシートを
1つのジョブとして扱うべく、1つのトレイにすべて排出
し、一方、ソートモードの実行指示のみの場合は、別々
のジョブとして扱うべく、各ドキュメント毎にトレイを
切り換えて、1つのトレイに1つのドキュメントを排出す
る等、文書結合指示が入力されたか否かに応じたトレイ
の選択を行うようCPU2001により制御しても良い。
【0049】又、複数のトレイはなくても、各部の切れ
目を識別可能にすべく、画像形成されたシートを各部毎
にずらすようなシフトモードを実行可能な場合におい
て、文書結合指示が入力されない場合は、選択された複
数のドキュメントのシートを、各ドキュメント毎にずら
して、トレイ上に積載し、一方、文書結合指示が入力さ
れた場合は、選択された複数のドキュメントのシート
を、1つのジョブとして扱うべく、ずらさずに、1つのシ
ート束としてトレイに積載する等、文書結合指示が入力
されたか否かに応じて、シートのシフト動作を選択的に
切り換えるようCPU2001により制御しても良い。
【0050】又、フィニッシャ等のシート処理装置内部
の処理トレイ上で、一旦、シート束をスタックし、当該
処理トレイ上でシートに対する整合処理や、ステイプル
処理等を行い、その後、積載トレイ等にシート束を排出
するような束排出モードを実行可能な場合において、文
書結合指示が入力されない場合は、選択された複数のド
キュメントのうちの1つのドキュメントのシートが処理
トレイ上に積載される毎に積載トレイへの束排出動作を
行ない、文書結合指示が入力された場合は、選択された
複数のドキュメントのすべてのドキュメントのシートが
処理トレイ上に積載されたことに応じて、積載トレイへ
の束排出動作を行なう等、文書結合指示が入力されたか
否かに応じて束排出動作を選択的に切り換えるようCP
U2001により制御しても良い。
【0051】14003は両面設定のボタンである。初期設
定では片面設定になっているため、両面出力を行いたい
場合はこのボタンを押下する。両面設定ボタンが押下さ
れた場合は図15の両面設定画面が表示され両面設定を
行う。14004は部数設定を行うところである。初期値は
1部になっている。複数部出力したい場合はこの部数設
定を変更する。
【0052】14005は出力設定画面を閉じるボタンであ
り、このボタンが押下された場合は、プリント出力は行
われず、出力設定画面を閉じ文書選択画面に戻る。
【0053】14006は出力開始ボタンであり、このボタ
ンが押下された場合、図16、図17、図18のフロー
チャートをもちいて説明するシーケンスが処理されドキ
ュメントを選択順にプリント出力する。文書結合しない
でプリント出力する場合は、上述したように、各ドキュ
メントが選択順に1ジョブ、1ドキュメントとして、図
16、図17、図18の処理をそれぞれ行う。
【0054】図15は両面設定画面であり、図14のボタ
ン14003がオペレータにより押下された際に表示される
画面である。
【0055】15001、15002は両面の左右開きか上下開き
かを選択するボタンである。初期設定では左右開きが選
択されており、ボタンが選択を示す色で表示されてい
る。15001と15002は連動しており、両方を選択すること
はできず、両方選択した場合は後から選択したほうが有
効となり、前の選択は解除される。
【0056】15003と15004は14001の文書結合チェック
ボックスをチェックした場合の、ドキュメント間の両面
の連続・連続しないの選択ボタンである。初期設定では
連続しないが選択されており、ボタンが選択を示す色で
表示されている。15003と15004は連動しており、両方を
選択することはできず、両方選択した場合は後から選択
したほうが有効となり、前の選択は解除される。15003
が選択されている場合は、ドキュメント間の両面は続け
て処理され、前のドキュメントが表ページで終わった場
合は、次のドキュメントの先頭ページは裏面にレイアウ
トされる。したがって、各ドキュメントの先頭ページが
必ず表面からはじまるとは限らない。15004が選択され
ている場合は、ドキュメント間の両面は続けて処理され
ず、各ドキュメントの先頭ページは必ず表面からはじま
る。前のドキュメントが表ページで終わった場合は、そ
の紙の裏面は白紙となる。
【0057】例えば、図12や13等に示す画面におい
て、オペレータにより、Cとういう名の文書名の2ペー
ジからなるドキュメントC及び、Dという名の文書名の
3ページからなるドキュメントDと、これら2つのドキュ
メントが、画像形成すべきドキュメントとして、選択さ
れ、且つ、ドキュメントD、ドキュメントCという順番
で出力順序が設定されたとする。このような場合におい
て、図14や図15に示す操作画面にて、オペレータによ
り、チェックボックス14001(又は図15のボタン15003)
にて文書結合指示が行われず、且つ、ボタン14003等を
用いて、両面印刷モードが指示されたとする。この場
合、プリンタにより、先ず、ドキュメントDの画像形成
を開始し、1枚目の記録シートの表面と裏面に、ドキュ
メントDの1ページ目の画像、2ページ目の画像を、夫
々形成する。そして、2枚目の記録シートの表面にドキ
ュメントDの3ページ目の画像を形成する。そして、当
該2枚目の記録シートの裏面には、画像を形成すること
を禁止する。そして、3枚目の記録シートの表面と裏面
に、ドキュメントCの1ページ目の画像、2ページ目の
画像を、夫々形成する。
【0058】一方、図14や図15に示す操作画面にて、オ
ペレータにより、チェックボックス14001(又は図15の
ボタン15003)にて文書結合指示が行われ、且つ、ボタ
ン14003等を用いて、両面印刷モードが指示されたとす
る。この場合、プリンタにより、先ず、ドキュメントD
の画像形成を開始し、1枚目の記録シートの表面と裏面
に、ドキュメントDの1ページ目の画像、2ページ目の
画像を、夫々形成する。そして、2枚目の記録シートの
表面にドキュメントDの3ページ目の画像を形成する。
そして、当該2枚目の記録シートの裏面に、画像を形成
することを許可し、ドキュメントCの1ページ目の画像
を形成する。そして、3枚目の記録シートの表面に、残
りの画像、即ち、ドキュメントCの2ページ目の画像を
形成する。
【0059】このように、画像形成すべきドキュメント
が複数選択され、これら複数のドキュメントを1度に印
刷する場合において、文書結合指示が行われず、且つ、
両面印刷指示が行われたことに応じて、あるドキュメン
トの画像を形成したシートの裏面に別のドキュメントの
画像を形成することを禁止し、一方、文書結合指示が行
われ、且つ、両面印刷指示が行われたことに応じて、あ
るドキュメントの画像を形成したシートの裏面に別のド
キュメントの画像を形成することを許可するようCPU
2001はプリンタ300を制御する。
【0060】15005は設定取消ボタンであり、このボタ
ンが押された場合は、両面設定は取り消され片面設定に
戻され、両面設定画面を閉じ出力設定画面に戻る。
【0061】15006は両面設定画面を閉じるボタンであ
り、この画面で設定した両面設定を有効にして、両面設
定画面を閉じ出力設定画面に戻る。
【0062】図16はドキュメント結合のフローチャー
トであり、操作部2012に表示される図14に示す操作画
面上でオペレータにより出力開始ボタン14006が押下さ
れると、このフローチャートに制御がうつる。尚、図1
6、図17、図18に示すフローチャートの処理を含む各種
の処理を実行する為のプログラムはROM2003に格納さ
れており、CPU2001により読出実行される。又、図1
2〜15等の操作画面等にて入力された操作部からの指
示データや設定情報、画像形成状況等に基づいて各処理
は実行される。
【0063】まず、Step101で初期化処理を行う。現在
処理しているドキュメントをあらわす変数iに1を代入
し、処理すべきドキュメント数をあらわす変数nに1ジ
ョブとしてプリントするドキュメント数を代入する。そ
して、図17のフローチャートで使用するレイアウト面
をあらわす変数の次レイアウト面を表面に設定し、Step
102にすすむ。
【0064】Step102ではi番目の選択順のドキュメン
トを検索し、このドキュメントをカレントドキュメント
とする。以降の処理はこのカレントドキュメントに対し
てなされる。次にStep103にすすむ。Step103ではカレン
トドキュメント内のページ番号をあらわす変数pに1を
代入し、Step104にすする。Step104ではp番目のページ
をカレントドキュメントから取り出し、Step105にすす
む。
【0065】Step105ではページを紙に対してレイアウ
トするレイアウト処理を行う。詳細は図17のフローチ
ャートで説明する。ページレイアウトが終わったらStep
106にすすむ。Step106ではまだカレントドキュメントに
レイアウトしていないページがあるかどうかをチェック
する。ある場合はStep107へ、ない場合はStep108へそれ
ぞれすすむ。Step107ではページ番号pを1つインクリ
メントし、Step104に戻る。
【0066】Step108では変数iと変数nを比較し等し
い場合はStep109へ、等しくない場合はStep110へそれぞ
れすすむ。Step109では全ページのレイアウトが終わっ
たため、レイアウトしたページのプリント処理を行う。
詳細は図18のフローチャートで説明する。Step110で
は次のドキュメントの処理のため、変数iを1つインク
リメントしStep102にもどる。
【0067】図17はページレイアウト処理のフローチ
ャートである。図16のStep105のレイアウト処理がこの
フローチャートで行われる。
【0068】まず、Step201で、図14、15等に示す操
作画面上にて設定されたオペレータからの指示に基づい
て、両面出力か否かの判断を行い、両面出力の場合はSt
ep202へ、片面出力の場合はStep208へそれぞれすすむ。
Step202ではレイアウトするページがドキュメントの先
頭ページかどうかの判断を行う。先頭ページの場合はSt
ep206へ、先頭ページ以外の場合はStep203へそれぞれす
すむ。Step203では一つ前にレイアウトしたページが、
今回レイアウトするページとサイズが等しいかどうかを
チェックする。サイズが等しい場合はStep204へ、等し
くない場合はStep207へそれぞれすすむ。
【0069】Step204では次レイアウト面にページをレ
イアウトしStep205にすすむ。Step205では次レイアウト
面を次の面に設定する。具体的には次レイアウト面が表
面だった場合は裏面に、次レイアウト面が裏面だった場
合は表面にそれぞれ設定する。そして、このフローチャ
ートを抜ける。
【0070】Step206では、図14、15等に示す操作画
面上におけるオペレータの設定(ボタン15003、15004の
設定)状況をチェックし、連続プリントかどうかの判断
を行う。連続プリントの場合はStep203にすすみ、連続
しないプリントの場合はStep207にすすむ。Step207では
表面にページをレイアウトし、次レイアウト面を裏面に
設定し、このフローチャートを抜ける。Step208では片
面ジョブのため表面にページをレイアウトしこのフロー
チャートを抜ける。
【0071】本形態では、文書結合指示及び両面印刷指
示がオペレータにより入力されたことに応じて、あるド
キュメント(第1のドキュメントと称す)の画像を形成
したシートの裏面に、別のドキュメント(第2のドキュ
メントと称す)の画像を形成することを許可するが、上
述のステップS203を参照しても分かるように、第1の
ドキュメントの画像サイズと第2のドキュメントの画像
のサイズとが異なる場合(例えば、第1のドキュメント
の画像サイズA4で、第2のドキュメントの画像サイズが
B5の場合等)は、オペレータから文書結合指示が入力
されたか否かに関係なく、第1のドキュメントの画像を
形成したシートの裏面に第2のドキュメントの画像を形
成することは禁止して、別の記録シートの表面に第2の
ドキュメントの画像を形成するようCPU2001は制御す
る。又、ユーザによりドキュメントを形成する為の記録
シートのサイズ指定が予め設定されているような場合に
おいて、第1のドキュメント用の記録シートのサイズ
と、第2のドキュメント用の記録シートのサイズが異な
るような場合も、オペレータから文書結合指示が入力さ
れたか否かに関係なく、第1のドキュメントの画像が形
成されたシートの裏面に第2のドキュメントの画像を形
成することを禁止する。
【0072】図18はプリント処理のフローチャートで
あり、図16のフローチャートの処理の実行後に実行さ
れる。
【0073】まず、Step301で初期化処理を行う。現在
処理している部数をあらわす変数jに1を代入し、プリ
ントする部数をあらわす変数mに14004の部数の設定値
を代入する。次にStep302にすすむ。Step302では部の先
頭処理としてプリントする紙を示すカレント紙情報の初
期化を行い、カレント紙情報が部の先頭ページをさすよ
うにする。次にStep303にすすむ。
【0074】Step303ではカレント紙情報は最終紙かど
うかの判断を行い、最終紙だと判断した場合はStep304
へ、最終紙ではない場合はStep305にそれぞれすすむ。S
tep304ではステイプル指定のチェックを行い、図14に
示すような操作部に表示される操作画面の設定欄14002
の設定がステイプル指定(チェックボックスにチェック
されている場合がステイプル指定)の場合はStep306
へ、ステイプル指定されていない場合はStep305へそれ
ぞれすすむ。
【0075】Step305ではカレント紙情報の紙のプリン
トを行い、Step307に進む。
【0076】Step306ではフィニッシャにステイプル命
令を出し、カレント紙情報の紙をプリントする。これに
より、紙の排出時にステイプルされる。次にStep308に
すすむ。
【0077】Step307ではカレント紙情報は最終紙かど
うかの判断を行い、最終紙だと判断した場合は、この部
について全ページ出力したことになるので、次の部の出
力のためStep308にすすむ。最終紙ではない場合は、Ste
p310にすすむ。
【0078】Step308では変数jと変数mを比較し、等
しい場合は、全部数プリントしたため、このフローチャ
ートを抜ける。等しくない場合は次の部の出力のためSt
ep309にすすむ。Step309では変数jを1つインクリメン
トし、Step302にもどる。Step310では次の紙の出力のた
め、カレント紙情報を1つすすめ、Step303にもどる。
【0079】上述の処理により、画像形成すべきドキュ
メントが複数選択され、これら複数のドキュメントを1
度に印刷する場合において、文書結合指示が行われず、
且つ、ステイプル指示が行われたことに応じて、各ドキ
ュメント毎にステイプル処理を行うことを許可し、一
方、文書結合指示が行われ、且つ、ステイプル指示が行
われたことに応じて、各ドキュメント毎にステイプル処
理を行うことを禁止すると共に、選択されたドキュメン
トの画像形成が全て完了した時点でステイプル処理を行
うようCPU2001はフィニッシャを制御する。
【0080】このように、本形態によれば、複数のドキ
ュメントを指定順にまとめて1ジョブとして出力するこ
とができるようになり、ステイプルなどのフィニッシン
グがまとめてでき、両面出力も同じ用紙サイズの場合は
白紙部分をつめて印刷が可能となり、また通常のよう
に、ドキュメントの先頭ページは両面の表面にレイアウ
トする指定も可能であり、ユーザが細かな出力指定を行
うことが可能となる。更に、複数ドキュメントをまとめ
て1ジョブとして扱うため、該当ジョブの中断・再開・
キャンセル処理が複数のドキュメントに対してなされる
ため、これら一連の動作が簡単になる効果がある。
【0081】尚、本形態は、スキャナ100及びプリンタ3
00、操作部2012、コントローラ2000等が一体型の例え
ば、デジタル複写機等の画像形成装置においても適用で
きるし、ホストコンピュータ等の外部装置及びネットワ
ークプリンタとのシステムにおいても適用できる。例え
ば、図12〜図15に示すような画面をホストコンピュータ
で表示させ、当該画面上にて設定された指示データと、
ホストにて作成されたドキュメント(画像データ)とを
対応付けて、画像形成装置側に、当該指示データ及び複
数のドキュメントを出力し、画像形成装置側にて、これ
ら複数のドキュメントを1つのジョブとして扱うよう動
作させてもよい。又、自装置内の所定のメモリをボック
スとして使用し、当該ボックスに、スキャナ100や外部
のコンピュータからの画像データを保管するような構成
について説明したが、これに限らず、例えば、管理サー
バ等の外部装置が有するメモリをボックスとして使用
し、出力する時点で、該外部装置からネットワークを介
して適宜取り出すような構成でも良い。
【0082】尚、本形態で述べた処理(機能)を実現す
る為のプログラムは、当該装置のROMにプログラムコ
ードとして記憶されており、当該装置のCPUが該コー
ドを読み出してその機能を実行するものとするが、本形
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCP
UやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0083】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0084】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0085】又、コンピュータが読出したプログラムコ
ードを実行することにより、前述した実施形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレー
ティングシステム)などが実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、複数のドキュメントを指定順にまとめて1ジョ
ブとして出力することが可能になり、ステイプル等のフ
ィニッシングがまとめてでき、両面出力も同じ用紙サイ
ズの場合は白紙部分をつめて印刷が可能となり、また通
常通りドキュメントの先頭ページは両面の表面にレイア
ウトする指定も可能であり、ユーザが細かな出力指定を
行うことが可能となる。更に、複数ドキュメントをまと
めて1ジョブとして扱うため、該当ジョブの中断・再開
・キャンセル処理が複数のドキュメントに対してなされ
るため、これら一連の動作が簡単になる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムの一例を示す全体構成図であ
る。
【図2】画像制御装置のブロック図である。
【図3】画像入力装置の外観。
【図4】画像出力装置の外観。
【図5】画像入力装置(スキャナ)の画像処理ブロック
図。
【図6】画像出力装置(プリンタ)の画像処理ブロック
図。
【図7】画像圧縮処理部のブロック図。
【図8】画像回転処理部のブロック図。
【図9】画像回転の説明図その1。
【図10】画像回転の説明図その2。
【図11】デバイスI/F部のブロック図。
【図12】操作部に表示されるボックス選択画面を示す
図である。
【図13】操作部に表示される文書選択画面を示す図で
ある。
【図14】操作部に表示される出力設定画面を示す図で
ある。
【図15】操作部に表示される両面設定画面を示す図で
ある。
【図16】ドキュメント結合のフローチャートを示す図
である。
【図17】ページレイアウト処理のフローチャートを示
す図である。
【図18】プリント処理のフローチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 スキャナ 300 プリンタ 2000 コントローラ部 2001 CPU 2002 RAM 2003 ROM 2004 HDD 2012 操作部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を蓄積し出力できる画像処理システ
    ムにおいて、1つまたは複数の画像を1ドキュメントと
    して扱うドキュメントハンドリング手段と、複数のドキ
    ュメントを結合し、1ジョブとして扱うドキュメント結
    合手段を 有する事を特徴とした画像処理システム。
  2. 【請求項2】 複数のドキュメントを結合することに応
    じて、ユーザの選択順にドキュメントを結合する選択順
    結合手段を更に有する事を特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  3. 【請求項3】 両面出力時に各ドキュメントの先頭ペー
    ジを必ず両面の表面に出力させるかどうかを選択させる
    両面処理選択手段と、両面処理選択手段で選択された条
    件に応じて各ドキュメントの両面出力を制御する両面出
    力制御手段を更に有する事を特徴とする請求項1記載の
    画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記結合手段により結合される複数のド
    キュメントを1つのジョブとして綴じ処理させる為の設
    定手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記画像処理システムは、シート上に画
    像形成する画像形成装置を有すことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 互いに異なる複数の一連の画像が選択さ
    れたことに応じて、前記複数の一連の画像を連続して像
    形成することが可能な画像形成装置を有す画像処理シス
    テムの制御方法であって、選択された順番に応じた順序
    で、前記複数の一連の画像を連続的に像形成させるステ
    ップを有することを特徴とする画像処理システムの制御
    方法。
  7. 【請求項7】 複数のシートからなるシート束に対する
    シート加工処理を実行可能なシート処理装置に接続可能
    であって、互いに異なる複数の一連の画像が選択された
    ことに応じて、前記複数の一連の画像を連続して像形成
    することが可能な画像形成装置を有す画像処理システム
    の制御方法であって、複数の一連の画像が選択された場
    合に、前記複数の一連の画像を1つのジョブとして処理
    させる第1の指示を入力する第1ステップと、 前記シート加工処理を実行させる為の第2の指示を入力
    する第2ステップと、 前記第1の指示及び前記第2の指示のうちの、前記第2の
    指示のみが入力されたことに応じて、前記複数の一連の
    画像の各一連の画像毎のシート加工処理を実行すること
    を許可し、前記第1の指示及び前記第2の指示の両者が入
    力されたことに応じて、前記複数の一連の画像の各一連
    の画像毎の前記シート加工処理を実行することを禁止す
    ると共に、選択された前記複数の一連の画像のシートを
    1つのシート束としてシート加工処理を実行する第3ステ
    ップと、を有することを特徴とする画像処理システムの
    制御方法。
  8. 【請求項8】 シートの表裏に画像形成するモードを有
    し、互いに異なる複数の一連の画像が選択されたことに
    応じて、前記複数の一連の画像を連続して像形成するこ
    とが可能な画像形成装置を有す画像処理システムの制御
    方法であって、 複数の一連の画像が選択された場合に、前記複数の一連
    の画像を1つのジョブとして処理させる第1の指示を入力
    する第1ステップと、 前記モードを実行させる為の第2の指示を入力する第2ス
    テップと、を有し、 第1の一連の画像及び第2の一連の画像が選択された場合
    において、前記第1の指示及び前記第2の指示のうちの、
    前記第2の指示のみが入力されたことに応じて、前記第
    1の一連の画像のシートに前記第2の一連の画像を形成す
    ることを禁止し、前記第1の指示及び前記第2の指示の両
    者が入力されたことに応じて、前記第1の一連の画像の
    シートの何れか一方の面に前記第2の一連の画像を形成
    することを許可する第3ステップと、を有することを特
    徴とする画像処理システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 互いに異なる複数の一連の画像が選択さ
    れたことに応じて、前記複数の一連の画像を連続して像
    形成することが可能な画像形成装置を有する画像処理シ
    ステムに、 選択された順番に応じた順序で、前記複数の一連の画像
    を連続的に像形成させるステップを実行させる為のプロ
    グラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読取可
    能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 複数のシートからなるシート束に対す
    るシート加工処理を実行可能なシート処理装置に接続可
    能であって、互いに異なる複数の一連の画像が選択され
    たことに応じて、前記複数の一連の画像を連続して像形
    成することが可能な画像形成装置を有する画像処理シス
    テムに、 複数の一連の画像が選択された場合に、前記複数の一連
    の画像を1つのジョブとして処理させる第1の指示を入力
    する第1ステップと、 前記シート加工処理を実行させる為の第2の指示を入力
    する第2ステップと、 前記第1の指示及び前記第2の指示のうちの、前記第2の
    指示のみが入力されたことに応じて、前記複数の一連の
    画像の各一連の画像毎のシート加工処理を実行すること
    を許可し、前記第1の指示及び前記第2の指示の両者が入
    力されたことに応じて、前記複数の一連の画像の各一連
    の画像毎の前記シート加工処理を実行することを禁止す
    ると共に、選択された前記複数の一連の画像のシートを
    1つのシート束としてシート加工処理を実行する第3ステ
    ップと、を実行させる為のプログラムを記憶したことを
    特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 シートの表裏に画像形成するモードを
    有し、互いに異なる複数の一連の画像が選択されたこと
    に応じて、前記複数の一連の画像を連続して像形成する
    ことが可能な画像形成装置を有する画像処理システム
    に、 複数の一連の画像が選択された場合に、前記複数の一連
    の画像を1つのジョブとして処理させる第1の指示を入力
    する第1ステップと、 前記モードを実行させる為の第2の指示を入力する第2ス
    テップと、を有し、 第1の一連の画像及び第2の一連の画像が選択された場合
    において、前記第1の指示及び前記第2の指示のうちの、
    前記第2の指示のみが入力されたことに応じて、前記第
    1の一連の画像のシートに前記第2の一連の画像を形成す
    ることを禁止し、前記第1の指示及び前記第2の指示の両
    者が入力されたことに応じて、前記第1の一連の画像の
    シートの何れか一方の面に前記第2の一連の画像を形成
    することを許可する第3ステップと、を実行させる為の
    プログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読
    取可能な記憶媒体。
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