JP2001028662A - 画像形成システムの制御方法及び画像形成システム、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成システムの制御方法及び画像形成システム、並びに記憶媒体

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JP2001028662A
JP2001028662A JP2000138823A JP2000138823A JP2001028662A JP 2001028662 A JP2001028662 A JP 2001028662A JP 2000138823 A JP2000138823 A JP 2000138823A JP 2000138823 A JP2000138823 A JP 2000138823A JP 2001028662 A JP2001028662 A JP 2001028662A
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image
image forming
sheet
forming apparatus
color
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JP2000138823A
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Satoshi Kaneko
敏 金子
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 互いにタイプの異なる複数種の画像が混在す
るデータを出力する場合において、オペレータによる煩
雑な介入動作を必要としないで生産性及びコストパフォ
ーマンスを向上させることを可能とする。 【解決手段】 カラープリンタ400、白黒プリンタ3
00と、フィニッシャ500とが互いにデータ通信可能
となるようデータ通信路1000、1100で接続する
と共に、各プリンタから排出されるシートを、フィニッ
シャ500の搬送路に搬送可能となるよう各装置を機械
的に接続し、画像制御装置2000により、一連の画像
のうちの、カラー画像のページは前記カラープリンタ4
00で像形成させ、白黒画像のページは白黒プリンタ3
00で像形成させると共に、フィニッシャ500で、カ
ラープリンタからのシートと白黒プリンタからのシート
を、連続したページ順で1つのシート束にまとめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート上に画像を
形成する画像形成システム、及び画像形成システムの制
御方法、画像形成システムを制御するための制御プログ
ラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、所定の伝送媒体上にスキャナ等の
画像入力装置とプリンタ等の画像形成装置等が接続さ
れ、画像入力装置により入力された画像を、ユーザの所
望の画像形成装置において出力可能にする画像形成シス
テムが提案されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
ジョブ内に、例えば、カラーデータや白黒データ等の、
互いにタイプの異なる複数種のデータが混在しているに
もかかわらず、従来のシステムでは、例えば、カラープ
リンタ及び白黒プリンタ等の画像形成装置の何れかでし
かプリントすることができなかった。カラープリンタは
フルカラーでプリントできるが、スピード、コストなど
の面から考えれば白黒プリンタのほうが優れている。そ
こで、白黒画像のみのページは白黒プリンタにプリント
させること等が考えられるかもしれないが、このような
場合、オペレータがページ毎に、カラープリンタにプリ
ントさせるか白黒プリンタにプリントさせるか判断し
て、ページ毎にページ印刷指定を行って、この時にプリ
ンタをその都度選択する等の作業が必要であり、煩雑な
作業となってしまう。
【0004】又、上述のような場合、カラープリンタ及
び白黒プリンタでそれぞれプリントされたシートをペー
ジ順に並べ替えて1つの製本物として纏める作業等もオ
ペレータにより行わなければならず、オペレータに対す
る負荷が増大する虞がある。そこで、この点の省略化を
図るべく、例えば、各プリンタにて像形成されたシート
群を各々の排紙部から、オペレータ自らが取り出して、
これを、ページ順に自動的に並べ替える処理が可能な特
殊なシート処理装置にセットして、当該装置により、1
つのデータとして纏め後処理等を実行させる等のシステ
ムも一案として考えられるかもしれないが、この場合も
結局、1つの製本物を作成するまでの、一連の作業工程
において、オペレータによる介入動作が必要不可欠とな
る。従って、オペレータに負担がかかり、例えば、操作
に不慣れなオペレータが、各画像形成装置にて出力され
たシート群をシート処理装置にどのようにセットすれば
良いのか分からずに、誤操作する等の不具合が発生する
虞があり、又、これに起因して、各画像形成装置からの
シートを1つに纏める為の処理がシート処理装置におい
て適切に行なわれずに、その状態のままステイプル処理
等が実行されてしまい、紙を無駄にしてしまう等の不具
合をも発生する可能性がある。このように、操作に不慣
れなオペレータがこのようなシステムを運用することは
困難である。
【0005】又、上述したような状況を踏まえて、例え
ば、製本物を作成するまでの、一連の作業工程におい
て、ユーザによる介入動作を削減し、運用の自動化を図
ることが望ましいが、どのような機器を使用し、どのよ
うに各機器を動作、協働させ、調停、制御すれば良いの
か等、従来では提案すらなされていないので、ユーザの
所望のデータを出力でき、且つ、上述のような不具合を
解消することは困難である。
【0006】本発明は、上述の問題を解決した画像形成
システムの制御方法及び画像形成システム、並びに記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0007】本発明は、互いにタイプの異なる複数種の
画像が混在するデータを出力する場合において、オペレ
ータによる煩雑な介入動作を必要としないで生産性及び
コストパフォーマンスを向上させることが可能な、画像
形成システムの制御方法及び画像形成システム、並びに
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の画像形成システムの制御方法は、画像
制御装置を介して入力される画像入力部からのカラー画
像及び白黒画像を含む一連の画像を、カラー画像を形成
する第1の画像形成装置と白黒画像を形成する第2の画
像形成装置とを協働させて、シート上に形成させる画像
形成システムの制御方法であって、前記画像入力部へ入
力された画像がカラーか白黒かを判別する入力画像判別
工程と、前記第1及び第2の画像形成装置の画像形成可
能な色を把握する色把握工程と、前記画像入力部へ入力
された画像の色と前記画像形成可能な色とに応じて前記
第1及び第2の画像形成装置に対して画像形成の配分を
行う配分工程と、前記第1及び第2の画像形成装置の画
像形成後のシートを同時に後処理する後処理工程とを有
することを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために請求項2
記載の画像形成システムの制御方法は、請求項1記載の
画像形成システムの制御方法において、前記後処理工程
がシートを後処理可能なタイミングで前記第1及び第2
の画像形成装置の動作タイミングを制御する制御工程を
有することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項3
記載の画像形成システムの制御方法は、請求項1または
2記載の画像形成システムの制御方法において、前記画
像入力部はスキャナであることを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために請求項4
記載の画像形成システムの制御方法は、請求項1または
2記載の画像形成システムの制御方法において、前記画
像形成装置はプリンタであることを特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するために請求項5
記載の画像形成システムは、画像制御装置を介して入力
される画像入力部からのカラー画像及び白黒画像を含む
一連の画像を、カラー画像を形成する第1の画像形成装
置と白黒画像を形成する第2の画像形成装置とを協働さ
せて、シート上に形成させる画像形成システムであっ
て、前記画像入力部へ入力された画像がカラーか白黒か
を判別する入力画像判別手段と、前記第1及び第2の画
像形成装置の画像形成可能な色を把握する色把握手段
と、前記画像入力部へ入力された画像の色と前記画像形
成可能な色とに応じて前記第1及び第2の画像形成装置
に対して画像形成の配分を行う配分手段と、前記第1及
び第2の画像形成装置の画像形成後のシートを同時に後
処理する後処理手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項6
記載の画像形成システムは、請求項5記載の画像形成シ
ステムにおいて、前記後処理手段がシートを後処理可能
なタイミングで前記第1及び第2の画像形成装置の動作
タイミングを制御する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項7
記載の画像形成システムは、請求項5または6記載の画
像形成システムにおいて、前記画像入力部はスキャナで
あることを特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項8
記載の画像形成システムは、請求項5または6記載の画
像形成システムにおいて、前記画像形成装置はプリンタ
であることを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項9
記載の記憶媒体は、画像制御装置を介して入力される画
像入力部からのカラー画像及び白黒画像を含む一連の画
像を、カラー画像を形成する第1の画像形成装置と白黒
画像を形成する第2の画像形成装置とを協働させて、シ
ート上に形成させる画像形成システムを制御するための
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御
プログラムは、前記画像入力部へ入力された画像がカラ
ーか白黒かを判別とし、前記第1及び第2の画像形成装
置の画像形成可能な色を把握し、前記画像入力部へ入力
された画像の色と前記画像形成可能な色とに応じて前記
第1及び第2の画像形成装置に対して画像形成の配分を
行う配分し、前記第1及び第2の画像形成装置の画像形
成後のシートを同時に後処理するように制御する制御モ
ジュールを有することを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項1
0記載の記憶媒体は、請求項9記載の記憶媒体におい
て、前記制御プログラムは、前記シートを後処理可能な
タイミングで前記第1及び第2の画像形成装置の動作タ
イミングを制御する制御モジュールを有することを特徴
とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項1
1記載の記憶媒体は、請求項9または10記載の記憶媒
体において、前記画像入力部はスキャナであることを特
徴とする。
【0019】更に、上記目的を達成するために請求項1
2記載の記憶媒体は、請求項9または10記載の記憶媒
体において、前記画像形成装置はプリンタであることを
特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するために請求項1
3記載の画像形成システムは、画像発生源からの、カラ
ー画像及び白黒画像を含む複数ページからなる連続した
ページ順の一連の画像を、シート上に形成する為の画像
形成システムであって、前記画像形成システムは、シー
ト上に前記カラー画像を形成可能な第1の画像形成装置
と、シート上に前記白黒画像を形成可能な第2の画像形
成装置と、前記第1の画像形成装置にて前記カラー画像
が形成されたシート及び前記第2の画像形成装置にて白
黒画像が形成されたシートを、1つのシート束として、
まとめることが可能なシート処理装置とを有し、前記第
1、第2の画像形成装置と前記シート処理装置とが互い
にデータ通信可能となるようデータ通信路を介して前記
画像形成装置とシート処理装置とを電気的に接続すると
共に、前記第1、第2の画像形成装置から排出されるシ
ートを、オペレータによる手作業を介入させることな
く、前記シート処理装置の具備するシート搬送路に搬送
可能となるよう前記画像形成装置と前記シート処理装置
とを機械的に接続しており、前記一連の画像のうちの、
カラー画像のページは前記第1の画像形成装置により画
像形成させ、白黒画像のページは前記第2の画像形成装
置により画像形成させるよう制御すると共に、前記シー
ト処理装置において、前記第1の画像形成装置からのシ
ートと前記第2の画像形成装置からのシートを、前記連
続したページ順を維持しながら、1つのシート束にまと
めるべく、前記第1の画像形成装置における画像形成動
作及び前記第2の画像形成装置における画像形成動作を
選択的に待機状態にさせることを特徴とする。
【0021】また、上記目的を達成するために請求項1
4記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記一連の画像を、ページ単位
で、カラー画像か白黒画像かを判定する判定手段と、前
記判定手段による判定結果に応じて、画像形成動作の準
備を実行させる為の指示を含む第1指示データを、シー
ト上に形成すべき画像のページ番号情報と対応付けて、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置に
選択的に送信する第1送信手段と、前記第1の画像形成
装置に具備された、前記第1指示データと前記ページ番
号情報、及び前記ページ番号情報に対応する画像を受信
する第1受信手段と、前記第1の画像形成装置に具備さ
れた、前記第1受信手段による前記第1指示データの受
信に応じて、前記ページ番号情報に対応するページのカ
ラー画像をシート上に形成する為の準備を行い、その旨
を、前記ページ番号情報に対応付けて、前記データ通信
路を介して、前記シート処理装置に通知する第1通知手
段と、前記第2の画像形成装置に具備された、前記第1
の指示データと前記ページ番号情報、及び前記ページ番
号情報に対応する画像を受信する第2受信手段と、前記
第2の画像形成装置に具備された、前記第2受信手段に
よる前記第1指示データの受信に応じて、前記ページ番
号情報に対応する白黒画像をシート上に形成する為の準
備を行い、その旨を、前記ページ番号情報に対応付け
て、前記データ通信路を介して、前記シート処理装置に
通知する第2通知手段と、前記シート処理装置に具備さ
れた、前記第1通知手段および前記第2通知手段からの
前記ページ番号情報を、前記データ通信路を介して、受
信する第3受信手段と、前記シート処理装置に具備され
た、前記第3受信手段により受信した前記ページ番号情
報に基づいて、画像形成動作の開始を許可する為の指示
を含む第2指示データを、前記データ通信路を介して、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置に
選択的に送信する第2送信手段と、を更に有することを
特徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために請求項1
5記載の画像形成システムは、請求項14記載の画像形
成システムにおいて、前記第2送信手段からの前記第2
指示データを受信すること無く、画像形成動作を開始し
ないよう前記第1、第2の画像形成装置を制御すること
を特徴とする。
【0023】また、上記目的を達成するために請求項1
6記載の画像形成システムは、請求項14記載の画像形
成システムにおいて、前記第2送信手段は、前記第1の
画像形成装置に前記第2の指示データを出力するのか、
前記第2の画像形成装置に前記第2の指示データを出力
するのかに応じて、前記第2指示データを出力するタイ
ミングを異ならせることを特徴とする。
【0024】また、上記目的を達成するために請求項1
7記載の画像形成システムは、請求項16記載の画像形
成システムにおいて、前記第2送信手段は、前記第1の
画像形成装置に前記第2の指示データを出力する場合に
おける前記第2指示データの出力タイミングよりも、前
記第2の画像形成装置に前記第2の指示データを出力す
る場合における前記第2指示データの出力タイミングを
遅延させることを特徴とする。
【0025】また、上記目的を達成するために請求項1
8記載の画像形成システムは、請求項14記載の画像形
成システムにおいて、前記第2送信手段は、前記第3受
信手段により受信した前記ページ番号情報及び、前記シ
ート処理装置におけるシート処理状況に基づいて、前記
第2指示データを出力するタイミングを決定することを
特徴とする。
【0026】また、上記目的を達成するために請求項1
9記載の画像形成システムは、請求項18記載の画像形
成システムにおいて、前記第2送信手段は、前記第3受
信手段により受信した前記ページ番号情報及び、前記シ
ート処理装置におけるシート処理状況、及び、前記第
1、第2の画像形成装置のどちらの画像形成装置に対し
て前記第2の指示データを出力するのか、に基づいて、
前記第2指示データを出力するタイミングを決定するこ
とを特徴とする。
【0027】また、上記目的を達成するために請求項2
0記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記第1の画像形成装置及び前記
第2の画像形成装置の何れかにより画像形成され、前記
シート処理装置の前記シート搬送路に搬送された、シー
トのページ番号に基づいて、前記第1、第2の、どちら
の画像形成装置の画像形成動作を待機状態にするのか決
めることを特徴とする。
【0028】また、上記目的を達成するために請求項2
1記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記シート処理装置に具備され
た、前記シート搬送路を介して搬送された前記第1、第
2の画像形成装置からのシートを積載する積載手段を更
に有することを特徴とする。
【0029】また、上記目的を達成するために請求項2
2記載の画像形成システムは、請求項21記載の画像形
成システムにおいて、どちらの画像形成装置において画
像形成されたシートであるのか否かに関係なく、前記第
1、第2の画像形成装置からのシートを画像形成面が下
向きの状態で前記積載手段に積載することを特徴とす
る。
【0030】また、上記目的を達成するために請求項2
3記載の画像形成システムは、請求項21記載の画像形
成システムにおいて、前記シート処理装置に具備され
た、前記積載手段上の、前記第1、第2の画像形成装置
からのシートからなる前記シート束に対するステイプル
処理を行うステイプル手段を更に有することを特徴とす
る。
【0031】また、上記目的を達成するために請求項2
4記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記シート処理装置に具備され
た、前記シート搬送路を介して搬送された前記第1、第
2の画像形成装置からのシートを積載する積載手段を更
に有し、 前記一連の画像の先頭ページから順番に画像
形成するべく、前記第1の画像形成装置における画像形
成動作及び前記第2の画像形成装置における画像形成動
作を選択的に待機状態にさせると共に、どちらの画像形
成装置において画像形成されたシートであるのか否かに
関係なく、前記第1、第2の画像形成装置からのシート
を画像形成面が下向きの状態で前記積載手段に積載する
ことを特徴とする。
【0032】また、上記目的を達成するために請求項2
5記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記第1の画像形成装置と前記第
2の画像形成装置との間に前記シート処理装置を介在さ
せるよう前記第1、第2の画像形成装置、及びシート処
理装置を夫々機械的に接続することを特徴とする。
【0033】また、上記目的を達成するために請求項2
6記載の画像形成システムは、請求項13記載の画像形
成システムにおいて、前記画像形成動作に先行して、前
記画像発生源からの前記画像に対する回転処理を行う画
像処理手段を更に有することを特徴とする。
【0034】また、上記目的を達成するために請求項2
7記載の画像形成システムは、請求項26記載の画像形
成システムにおいて、前記画像処理手段は、前記第1の
画像形成装置および前記第2の画像形成装置の何れかの
装置で像形成される画像に対してのみ前記回転処理を行
うことを特徴とする。
【0035】また、上記目的を達成するために請求項2
8記載の画像形成システムは、請求項27記載の画像形
成システムにおいて、前記画像処理手段は、前記第1、
第2の画像形成装置及び前記シート処理装置をどのよう
に配置して接続したかに応じて、前記第1の画像形成装
置および前記第2の画像形成装置の何れかの装置で像形
成される画像に対して前記回転処理を行うことを特徴と
する。
【0036】また、上記目的を達成するために請求項2
9記載の画像形成システムの制御方法は、画像発生源か
らの、カラー画像及び白黒画像を含む複数ページからな
る連続したページ順の一連の画像を、シート上に形成す
る為の画像形成システムの制御方法であって、前記画像
形成システムは、シート上に前記カラー画像を形成可能
な第1の画像形成装置と、シート上に前記白黒画像を形
成可能な第2の画像形成装置と、前記第1の画像形成装
置にて前記カラー画像が形成されたシート及び前記第2
の画像形成装置にて白黒画像が形成されたシートを、1
つのシート束として、まとめることが可能なシート処理
装置とを有し、前記第1、第2の画像形成装置と前記シ
ート処理装置とが互いにデータ通信可能となるようデー
タ通信路を介して前記画像形成装置とシート処理装置と
を電気的に接続すると共に、前記第1、第2の画像形成
装置から排出されるシートを、オペレータによる手作業
を介入させることなく、前記シート処理装置の具備する
シート搬送路に搬送可能となるよう前記画像形成装置と
前記シート処理装置とを機械的に接続しており、前記一
連の画像のうちの、カラー画像のページは前記第1の画
像形成装置により画像形成させ、白黒画像のページは前
記第2の画像形成装置により画像形成させるよう制御す
るステップと、前記シート処理装置において、前記第1
の画像形成装置からのシートと前記第2の画像形成装置
からのシートを、前記連続したページ順を維持しなが
ら、1つのシート束にまとめるべく、前記第1の画像形
成装置における画像形成動作及び前記第2の画像形成装
置における画像形成動作を選択的に待機状態にさせるス
テップと、を備えることを特徴とする。
【0037】また、上記目的を達成するために請求項3
0記載の記憶媒体は、画像発生源からの、カラー画像及
び白黒画像を含む複数ページからなる連続したページ順
の一連の画像を、シート上に形成する為の画像形成シス
テムを制御するための制御プログラムを記憶したコンピ
ュータ読取可能な記憶媒体であって、前記画像形成シス
テムは、シート上に前記カラー画像を形成可能な第1の
画像形成装置と、シート上に前記白黒画像を形成可能な
第2の画像形成装置と、前記第1の画像形成装置にて前
記カラー画像が形成されたシート及び前記第2の画像形
成装置にて白黒画像が形成されたシートを、1つのシー
ト束として、まとめることが可能なシート処理装置とを
有し、前記第1、第2の画像形成装置と前記シート処理
装置とが互いにデータ通信可能となるようデータ通信路
を介して前記画像形成装置とシート処理装置とを電気的
に接続すると共に、前記第1、第2の画像形成装置から
排出されるシートを、オペレータによる手作業を介入さ
せることなく、前記シート処理装置の具備するシート搬
送路に搬送可能となるよう前記画像形成装置と前記シー
ト処理装置とを機械的に接続しており、前記制御プログ
ラムは、前記一連の画像のうちの、カラー画像のページ
は前記第1の画像形成装置により画像形成させ、白黒画
像のページは前記第2の画像形成装置により画像形成さ
せるよう制御するモジュールと、前記シート処理装置に
おいて、前記第1の画像形成装置からのシートと前記第
2の画像形成装置からのシートを、前記連続したページ
順を維持しながら、1つのシート束にまとめるべく、前
記第1の画像形成装置における画像形成動作及び前記第
2の画像形成装置における画像形成動作を選択的に待機
状態にさせるモジュールとを備えることを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0039】図1は、本発明の一実施の形態に係る画像
形成システムの構成を示すブロック図であり、この画像
形成システムは、画像発生源としての画像入力装置であ
るカラー原稿読み取り可能なスキャナ(Scanne
r)100、画像形成装置である白黒プリンタ(B/W
Printer)300、同じく画像形成装置である
カラープリンタ(Color Printer)40
0、オンラインでシートに対するステイプル処理等のシ
ート加工処理(以下、後処理と称す)が可能なフィニッ
シャ(Finisher)500、公知のネットワーク
構築の伝送手段であるイーサネット(登録商標)(Et
hernet(登録商標))1000、スキャナ100
と白黒プリンタ300とを接続する専用ビデオバス(L
ocal Video Bus)1100等を有してい
る。尚、画像発生源としての不図示のホストコンピュー
タ等からの画像データも当該システムにおいて出力可能
である。又、本形態では、スキャナ100とプリンタ3
00、400は夫々互いに独立して設置され、所定のデ
ータ通信経路を介してデータのやり取りを行なう場合を
一例として主に説明するが、例えば、スキャナとプリン
タが一体型の例えば、白黒複写機、カラー複写機のよう
な装置を当該システムに適用しても良い。
【0040】スキャナ100には、画像読み取り制御と
画像伝送制御とを行う画像制御装置(Image Co
ntroller)2000が図示しない専用バスによ
り接続されている。また、白黒プリンタ300とカラー
プリンタ400には、専用シリアルバスによりフィニッ
シャ500が接続されている。
【0041】本形態では、白黒プリンタ300とカラー
プリンタ400とフィニッシャ500のこれらの装置
を、図4、図5に示すような接続状態にしており、上述
したように、各プリンタ300、400とフィニッシャ
500とが互いにデータ通信可能となるよう所定のデー
タ信号線を介して各プリンタ300、400とシート処
理装置500とを電気的に接続すると共に、白黒プリン
タ300にて画像形成され排出されるシート、及び、カ
ラープリンタ400にて画像形成され排出されるシート
の、各プリンタからのシートを、直接的に、フィニッシ
ャ500内のシート搬送路に搬送可能にすべく、各プリ
ンタ300、400とフィニッシャ500とを機械的に
も接続するよう構成している。詳しくは、図4、図5等
を用いて後述する。
【0042】又、本形態では、白黒プリンタ300、カ
ラープリンタ400、フィニッシャ500は、画像制御
装置2000のように、夫々独立して制御部(CPU等
を含む)を有しており、各装置は、自装置における処理
状況等を適宜確認でき、当該処理状況に関する情報やス
テータス情報を、所定のデータ通信路を介して、当該画
像形成システムに含まれるその他の装置に通知すること
ができ(例えば、フィニッシャ500内の搬送路上の各
ポイントに設けられた不図示のシート検出センサからの
検出信号に基づいて、フィニッシャ500内のシート搬
送路上にシートが存在するか否か、及び、シートが存在
する場合は、搬送路上のどの位置に存在するかのか、滞
留ジャム、遅延ジャム等のジャムは発生していないか否
か等を、フィニッシャ500の制御部が確認し、その確
認結果の情報を、データ通信路を介して、カラープリン
タ400の制御部や、白黒プリンタ300の制御部に、
或いは、画像制御装置2000に通知する等)、又、自
装置はどのような機能を有す、どのようなタイプの装置
なのか等に関する情報、及び、自装置にその他の装置が
接続されているのか否か、接続されている場合は、右側
に他装置が接続されているのか、左側に他装置が接続さ
れているのか、それとも、左右両方に他装置が接続され
ているのか等の接続情報や、装置の配列順序等に関する
情報等を、他の装置からの要求に応答して通知すること
ができ、各装置は、このような情報のやり取りを夫々実
行することができる。
【0043】例えば、白黒プリンタ300は、データ通
信路を介して、白黒画像形成装置であることを宣言する
と共に、自装置の右側のみに他装置が接続されている旨
を画像制御装置2000に通知する。フィニッシャ50
0は、データ通信路を介して、シート処理装置であるこ
とを宣言すると共に、自装置の左右両方に他装置が接続
されている旨を画像制御装置2000に通知する。カラ
ープリンタ400は、データ通信路を介して、カラー画
像形成装置であることを宣言すると共に、左側のみに他
装置が接続されている旨を画像制御装置2000に通知
する。これを受けた画像制御装置2000は、当該画像
形成システムにおいて、白黒プリンタ300、カラープ
リンタ400、フィニッシャ500が存在し、その配列
順序は、左から順に、白黒プリンタ300、フィニッシ
ャ500、カラープリンタ400の順で接続されている
ことを確認できる(尚、画像制御装置の操作部2012
において上記接続情報に関するデータをオペレータが予
め入力しておくような構成でも良い)。
【0044】尚、図4、図5を参照して、本形態では、
フィニッシャ500の右側に接続されているカラープリ
ンタ400は表側(オペレータが操作部する側)が正面
を向いている状態でフィニッシャ500に接続されてお
り(表向き接続)、一方、フィニッシャ500の左側に
接続されている白黒プリンタ300は、裏側が正面を向
いている状態でフィニッシャ500に接続されている
(裏向き接続)。
【0045】本形態において、白黒プリンタ300を裏
向きにしてフィニッシャ500に接続する理由について
以下に述べる。複写機やプリンタ等の画像形成装置は、
装置表側を基準にして、通常、右側から搬送される給紙
部からのシートに画像形成し、画像形成後、左側方向に
搬送し、シート排出部を介し機外へと排出する(シート
排出部は本体の左側にある)。そこで、本形態では、こ
のような従来の画像形成装置の構成を流用可能にする為
に、白黒プリンタ300を裏向きにしてフィニッシャ5
00の左側に接続する構成にしている。これにより、当
該画像システムを構築する為に、わざわざ白黒プリンタ
300の構成自体を変更したりすること無く、白黒プリ
ンタ300は、通常どおりの構成で、画像形成処理を実
行することが出来る。
【0046】従って、もし仮に、カラープリンタ400
をフィニッシャ500の左側に接続し、白黒プリンタ3
00をフィニッシャ500の右側に接続するよう構成す
る場合は、カラープリンタ400を裏向き接続し、白黒
プリンタ300を表向き接続することになる。
【0047】又、本形態のような白黒プリンタとは構成
が異なり、シート排出口が本体右側にあり、画像形成さ
れたシートを左側から右側へと搬送し、本体右側の排出
口から当該シートを機外へ排出するようなタイプの画像
形成装置をフィニッシャ500の左側に接続する場合
は、当該装置は、そのまま表向きの状態で接続すること
になる。
【0048】図3を参照しながら、スキャナ100の構
成について説明する。
【0049】カラー画像データ、白黒画像データの両タ
イプのデータに対応可能なスキャナ100は、原稿上の
画像を照明し、CCDラインセンサ(図示省略)を走査
することで、ラスターイメージデータとして電気信号に
変換する。原稿は、原稿フィーダ101のトレイ102
にセットし、操作者が後述する操作部2012から読み
取り起動を指示することにより、後述するコントローラ
CPU2001がスキャナ100に指示を与え、これに
応じて図3に示す原稿フィーダ101は、ページ順序が
揃えられた状態でセットされた原稿束(例えば、先頭ペ
ージから最終ページまで連続したページ順序の原稿束
で、当該原稿束の最上層の原稿が先頭ページで、最下層
の原稿が最終ページの原稿束)を、先頭ページから順番
に1枚ずつ原稿トレイ102から原稿読取位置へと原稿
をフィードし(即ち、先頭ページ処理)、当該原稿読取
位置にて原稿画像の読み取り動作を行う。尚、原稿のプ
リスキャン処理時に、上記ラインセンサのR、G、Bの
各出力を上記CPU2001が受け取り、当該CPU2
001は、その各出力に差があればカラー原稿と判断
し、出力差がなければ白黒原稿と判断することが可能で
あり、当該判別処理を、先頭ページから順番にページ単
位で行うよう制御している。
【0050】図4、図5は、白黒プリンタ300とカラ
ープリンタ400とフィッシャ500の構成を説明する
為の図である。
【0051】尚、上述したように、本形態では、各プリ
ンタ300、400とフィニッシャ500とが互いにデ
ータ通信可能となるよう所定のデータ信号線を介して各
プリンタ300、400とシート処理装置とを電気的に
接続すると共に、白黒プリンタ300にて画像形成され
排出されるシート、及び、カラープリンタ400にて画
像形成され排出されるシートの、これら各プリンタから
のシートを、直接的に(即ち、オペレータが出力束をフ
ィニッシャ500の所定のトレイにセットする等のオペ
レータによる手作業を介入させずに)、フィニッシャ5
00内のシート搬送路に搬送可能にすべく、各プリンタ
300、400とフィニッシャ500とを機械的にも接
続しており、フィニッシャ400の右側に配置されるカ
ラープリンタ400は表側を正面にして接続し、フィニ
ッシャ400の左側に配置される白黒プリンタ300は
裏側を正面にして接続している。
【0052】図4は、白黒プリンタ300とカラープリ
ンタ400とフィニッシャ500の構成を示す簡単な概
略図である。構成の詳細に関しては、図5を用いて後述
する。
【0053】白黒プリンタ300は、白黒ラスターイメ
ージデータを記録用紙上の画像に変換するデバイスであ
り、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電
子写真方式、微小ノズルアレイからインクを吐出して記
録用紙上に直接画像を印刷するインクジェット方式等が
あるが、どの方式でも良い。プリント動作の起動は、後
述するコントローラCPU2001からの指示によって
開始する。白黒プリンタ300には、異なる記録用紙サ
イズまたは異なる記録用紙向きを選択できるように複数
の給紙段を持ち、それに対応した記録用紙カセット30
20,3030,304,305等を有している。
【0054】カラープリンタ400は、白黒プリンタ3
00と同様にラスターイメージデータを記録用紙上の画
像に変換するデバイスであり、その際のラスターイメー
ジデータはカラーである。カラープリンタ400には、
白黒プリンタ300と同様に複数の給紙段を持ち、それ
に対応した記録用紙カセット408、409等を有して
いる。
【0055】フィニッシャ500は、連結トレイ部50
10とスタッカ部5020等を有している。フィニッシ
ャ500は、白黒プリンタ300と連結部5030を介
して、また、カラープリンタ400と連結部5040を
介して、それぞれ連結されている。そして、それぞれの
プリンタ300,400で画像形成された記録用紙は、
連結トレイ部5010に搬送され、ステイプル処理等の
後処理を施された後、スタッカ部502に排出されるも
のである。
【0056】図5を用いて上述の構成の詳細な説明を行
なう。図5は、図4に示した白黒プリンタ300とカラ
ープリンタ400及びフィニッシャ500の詳細な断面
図である。
【0057】図5を参照して、まず、白黒プリンタ30
0について説明する。白黒プリンタ300へ供給された
電気信号は、露光制御部301にて変調された光信号を
感光体302に照射掃引する。照射光によって感光体3
02上に作られた潜像は、現像器303によって現像さ
れる。上記潜像の先端とタイミングをあわせて転写紙積
載部304または転写紙積載部305より転写紙が搬送
され(図4に示した3020,3030は不図示)、転
写部306において、上記現像された像が転写される。
転写された像は定着部307にて転写紙に定着された
後、排紙紙308より装置外部に排出される(尚、当該
装置は裏向きなのでシート排出口は、フィニッシャ50
0側の右側にある)。
【0058】プリンタ300により画像形成されたシー
トがフィニッシャ500内部へ取り込まれる際の当該シ
ート上の画像の向きに関して説明する。通常、複写機等
の画像形成装置により像形成されたシート上の画像の向
きは、オリジナルとなる、原稿トレイ上の原稿の画像の
向きと180度異なるように像形成される。しかし、本
形態では、このような構成の装置を裏向きにしてフィニ
ッシャ500に接続している。従って、結局、当該プリ
ンタ300からフィニッシャ500内部へとシートが搬
送される際の当該シート上の画像の向きは、図18に示
す(7)のような状態(0度の画像)であり、この状態
でプリンタ300からフィニッシャ500へと当該シー
トが受け渡される(図17、図18のDfは、プリンタ
からフィニッシャ内部へシートが導かれる際のシート搬
送方向)。尚、図17、図18については後述する。排
出部308から出力された画像形成済みのシートは、フ
ィニッシャ500に供給される。
【0059】順次読み込む画像を1枚の出力用紙の両面
に出力する方法について説明する。
【0060】定着部307で定着された出力用紙を、一
度、排紙部308まで搬送後、用紙の後端が排紙部30
8近傍にまで到達したとき、搬送方向を反転すると共
に、搬送方向切り換え部材309を回動し、再給紙用被
転写紙積載部310に搬送する。次の原稿が準備される
と、上記プロセスと同様にして原稿画像が読み取られる
が転写紙については再給紙用被転写紙積載部310より
給紙されるので、結局、同一出力紙の表面、裏目に2枚
の原稿画像を出力することができる。
【0061】また、画像形成されたシートを反転して排
紙(フェイスダウン排紙)する方法について説明する。
定着部307で定着された画像形成済みシートを、ロー
ラ311側へ一旦搬送すべく、搬送方向切り換え部材3
09をローラ311側に切り換えて、当該シートをロー
ラ311側へと導く。そして、当該シートの後端が切り
換え部材309を抜けた後、上記ローラ311を今度は
逆方向に回転させ、排紙部308へと搬送する(スイッ
チバック搬送)。通常、フェイスアップ状態(画像形成
面が上向きの状態)に原稿を原稿トレイに載置して、上
分離(最上層のシートから分離、給送すること)で原稿
搬送装置から給送する場合は、原稿のページ順序を損な
わないように上記フェイスダウン排紙により機外へと排
出される。
【0062】このように、本形態のプリンタ300は、
装置内部にてファイスダウン処理(画像形成面を下向き
の状態で排出するモード)を実行することが可能だが、
本形態のような、他の装置(ここでは、カラープリンタ
400)にて像形成されるシートと自装置(ここでは、
白黒プリンタ300)にて像形成されるシートとを1つ
のグループとして、フィニッシャ500にて1つに纏め
る為の処理を実行するモードが操作部2012等にて選
択された場合は、自装置(ここでは、プリンタ300)
にて像形成されたシートが、後で他の装置からのシート
と丁合されることを考慮し、自装置にてファイスダウン
排紙モードを実行することを禁止して、通常のファイス
アップ排紙モード(画像形成面が上向きの状態でシート
を機外へ排出するモード)によりシートを排出する。
尚、本形態の白黒プリンタ300は、先頭ページ側のペ
ージから順次画像形成する先頭ページ処理可能な装置で
ある。
【0063】次に、カラープリンタ400について説明
する。
【0064】401は、スキャナユニットであり、図示
しないプリンタコントローラから送られてきた画像信号
(/VDO)を受け取り、対応するレーザー光を、感光
体402に照射し、感光体上に帯電像を形成する。感光
体402は反時計回りに回転しながら、黒現像器404
や色現像器403に到達する。403,404の現像器
は感光体上の電荷に応じてトナーを感光体上にのせる
(現像させる)働きをする。画像が白黒の時は、黒現像
器404のみが動作し、カラーの時は、403と404
の両方の現像器が順次使用される。次に、感光体上に生
成されたトナー像は、感光体402に接して設けられ、
時計回りに回転する中間転写体405に転写される。こ
の中間転写体を白黒の場合は1回転、カラーの場合は4
回転させて白黒又はカラーのトナー像を中間転写体上に
生成する。
【0065】カラー画像を405の中間転写体に形成す
る際の詳細な説明を行う。
【0066】図中の420がイエローの現像器、421
がマゼンタの現像器、422がシアン現像器である。ま
た、423がブラックの現像器である。
【0067】色現像器403は時計回りに回転する事が
でき、420〜422の各色の現像器を402の感光体
に接続する事ができる。これにより、各色のトナーを4
02の感光体を介して405の中間転写体に形成する事
が可能となる。
【0068】一方で、408の上段カセットあるいは4
09の下段カセットから411あるいは412のピック
アップローラで給紙された記録紙等の被記録材が、41
3あるいは414の給紙ローラに従って搬送され、41
5の搬送ローラで更にレジストローラ420の前まで搬
送する。
【0069】そして、中間転写体405でトナー像生成
が終了するタイミングで記録紙が中間転写体と転写ベル
ト406の間に到達するようにレジストローラ420が
記録紙を搬送する。ここに記録紙が到達したところで、
転写ベルトが記録紙を介して中間転写体405上に形成
されたトナー像が記録紙に転写される。記録紙に転写さ
れた画像は、407の定着ローラで、熱と加圧により定
着される。
【0070】画像が定着された記録紙は、417排紙口
を介して、フィニッシャ500に供給される。尚、通常
の動作モードの場合においてプリンタ400から排出さ
れるシート上に形成される画像の向きは、原稿トレイに
セットされる原稿の画像の向きと180度異なる。又、
本形態のカラープリンタ400は、白黒プリンタ300
と同様に、先頭ページ側のページから順次画像形成する
先頭ページ処理可能な装置である。
【0071】図5の概略図に示すように、白黒プリンタ
300は、フィニッシャ搬送路551の左に、裏向きで
連結され、カラープリンタ400は、フィニッシャ搬送
路501の右側に表向きで連結される。尚、当然フィニ
ッシャ500は表向きである。
【0072】以下、白黒プリンタ400とカラープリン
タ500から排出されるシートを1つのグループとして
纏め、当該シート束に対してステイプル処理する場合に
ついて説明する。
【0073】まず、白黒プリンタ300から排出された
シートは、搬送路551,552,553,554,5
06、ローラ506aを経由して、処理トレイ508上
にスタックされる。尚、搬送路551側から、画像形成
面が上向きの状態で、フィニッシャ500内部へと導か
れる、白黒プリンタ300からのシートは、搬送路55
3、554、506等で構成される湾曲したパスを介す
ことで、シートの表裏が反転され、画像形成面が下向き
の状態で処理トレイ上508にスタックされる。507
はステイプラであり、トレイ508上にスタックされた
複数のシートからなるシート束を1つのグループとして
ステイプル処理する。
【0074】尚、上記トレイ508には画像形成面が下
向きの状態でシートが順次スタックされるので、ステイ
プラ507は、画像形成面側からシートに対してステイ
プルする(即ち、下側から上側に向かってステイプル針
を突き通すことになる)。又、ステイプルユニット50
7はシートの後端側に綴じを行なう。これにより、画像
形成面から見てシートの左側が綴じ位置となり、適切な
綴じ位置となる。
【0075】一方、搬送路501側から、画像形成面が
上向きの状態で、フィニッシャ500内部へと搬送され
る、カラープリンタ400からのシートは、図示しない
ソレノイドにより動作可能なフラッパ503を、搬送路
504側に切換ることで、搬送路501から搬送路50
4側に一旦導かれる。そして、シートの後端がフラッパ
503を抜け次第、今度は、シートの後端側を先頭にし
てローラ502a側へ搬送するよう、フラッパ503を
ローラ502側へ切り換え、ローラ503a,504a
を逆回転させ、ローラ502側へ搬送する。
【0076】このように、カラープリンタ400からの
シートを搬送路504にてスイッチバックし、ローラ5
02a側へ搬送することにより、カラープリンタ400
から画像形成面が上向きの状態で搬送されるシートは、
その表裏が反転され、画像形成面が下向きの状態でロー
ラ502aを通過し、そのまま、搬送路505、506
を介して、処理トレイ508上に画像形成面が下向きの
状態でスタックされる。
【0077】以上の処理により、白黒プリンタ300か
らのシートとカラープリンタ400からのシートの紙面
を揃えることができ、シートの搬入経路が互いに異な
る、各プリンタからのシートを共に画像形成面が下向き
の状態で、トレイ508上にスタック可能になる。
【0078】そして、例えば、操作部2012からの指
示に基づいて、ステイプルユニット507を動作させ、
処理トレイ508上に積載された、白黒プリンタ300
からのシートとカラープリンタ400からのシートが混
在するシート束に対して、ステイプル処理を行う。
【0079】そして、揺動ガイドを閉じた後、束排紙ロ
ーラ509を駆動し、処理トレイ508内の、1つのグ
ループとしてのシート束を、スタックトレイ510に排
出して当該スタックトレイ510上に積載し、1つのシ
ート束単位で、順次積載していく。
【0080】又、処理トレイ508上の不図示の整合部
材を動作させ、積載するシート束を整える(整合処理)
と共に、スタックトレイ510上に排出すべきシート束
の仕分け方向(シート搬送方向に対して垂直方向)を制
御して、1つのグループ単位で、シート束をずらして、
スタックトレイ510上に排出可能である。これによ
り、スタックトレイ510上に積載される複数のシート
束は、互いにずれた状態で積載されることになり、各シ
ート束毎の区分けを行なうことが出来る。
【0081】尚、本形態では、フィニッシャ500でス
イッチバックさせ、シートの表裏を反転する系を示した
が、プリンタ内でスイッチバックさせシートの表裏を反
転するような構成でも良い。
【0082】次に、上述したような排出形態で積載され
るプリンタ300、400からのシートに形成される画
像の向きに関する詳細な説明を図17、図18を用いて
説明する。
【0083】図17、図18は、フィニッシャ500に
おいて、プリンタ300からのシートとカラープリンタ
400からのシートとを1つのグループとして纏めて1
つの製本物を作成するまでの一連の流れを説明する為の
図である。
【0084】図17に示す例から説明する。まず、
「A」という白黒画像がプリントされている原稿
((1)参照)と、「B」というカラー画像がプリント
されている原稿((3)参照)とが混在する1ジョブ分
の原稿束が、スキャナ100の原稿トレイ102上に、
図のような積載方向(ファイスアップ且つ、左側が綴じ
位置)で、オペレータによりセットされたとする。そし
て、当該スキャナ100にて読取処理を行なったら、こ
れらの原稿画像データを、夫々、図中の(2)、(4)
に示す方向で、画像制御装置2000のメモリ上に記憶
したとする。そして、白黒画像「A」を白黒プリンタ3
00に転送し、カラー画像「B」をカラープリンタ40
0に夫々分配し、各プリンタにおいて画像形成させたと
する。
【0085】白黒プリンタ300にて、図中(2)に示
した白黒画像[A]を、通常どおり像形成し、フィニッ
シャ500へと当該シートを排出する場合に関し、フィ
ニッシャ500の左側に配置された当該白黒プリンタ3
00は、上述したように、フィニッシャ500に対して
裏向き接続されているので、図中(5)のような状態で
出力されることになる。そして、図中(7)に示すよう
に、画像形成面を上向きの状態で、左から右へと搬送さ
れ、搬送路551側からフィニッシャ500内部へと導
く。そして、上述したように、フィニッシャ500内部
の湾曲したパスを介すことで、当該シートの表裏が反転
され、画像形成面が下向きの状態となり、そのままの状
態で処理トレイ508に積載する(図中(9)参照)。
【0086】一方、カラープリンタ400は上述したよ
うにフィニッシャ500に対して表向き接続である。従
って、通常どおり、画像形成してしまうと、スキャナ1
00の原稿トレイ102にセットされたオリジナルの原
稿にプリントされている画像の向きと180度異なって
出力されてしまう(図中(6)参照)。従って、このよ
うな処理で画像形成されたシートを、右から左へと搬送
し、搬送路501側からフィニッシャ500内部へと導
き(図中(8)参照)、搬送路504においてシートの
表裏を反転し(図中(10)参照)、処理トレイ508
上に積載すると、図中(11)のような積載状況となっ
てしまう。
【0087】若し、上述したような方法で、処理トレイ
508上に当該シートを積載してしまった場合、画像形
成面側から見た出力結果が図中(12)のようになって
しまい、プリンタ300からのシート上に形成された白
黒画像[A]の向きと、プリンタ400からのシート上
に形成されたカラー画像[B]との向きが、互いに18
0度異なった状態になってしまう。
【0088】そして、このように、互いに画像の向きが
異なった状態で処理トレイ508上に積載されてしまっ
たら、スタックトレイ510上に積載された時点で、オ
ペレータが各シート毎に画像の向きを確認し、不適切な
ページについて、向きを正しくしなければならない等の
煩雑な作業を行わなければならず、結局、オペレータに
よる煩雑な介入動作が必要となってしまったり、又、例
えば、処理トレイ508上にてステイプル507による
ステイプル処理等のシート加工処理を実行してしまった
ら、当該出力結果は使い物にならず、資源の無駄遣いに
なってしまう等の、様々な不具合が生じてしまう。
【0089】そこで、本形態では、以下のような処理も
行う。図18を用いて説明する。先ほどの例と同様に、
「A」という白黒画像がプリントされている原稿
((1)参照)と、「B」というカラー画像がプリント
されている原稿((3)参照)とが混在する1ジョブ分
の原稿束が、スキャナ100の原稿トレイ102上に、
図のような積載方向(ファイスアップ且つ、左側が綴じ
位置)で、オペレータによりセットされたとする。そし
て、当該スキャナ100にて読取処理を行なったら、こ
れらの原稿画像データを、夫々、図中の(2)、(4)
に示す方向で、画像制御装置2000のメモリ上に記憶
する。ここまで先ほどと同様である。そして、白黒画像
「A」は、そのまま白黒プリンタ300に転送するが、
カラー画像「B」に関しては、図中(4)の状態でメモ
リに記憶された画像を180度回転するよう、後述の図
2、図9等に示す画像回転処理部2030にて当該カラ
ー画像に対する回転処理を行い、そして、回転処理後の
カラー画像をカラープリンタ400に転送する。各々の
プリンタにて画像形成処理を行わせると、その印刷結果
は、夫々、図中(5)、(6)のようになる。図中
(6)を参照しても分かるように、上述の処理を行うこ
とで、スキャナ100の原稿トレイ102にセットされ
たオリジナルの原稿にプリントされている画像の向きと
同一方向のデータが得られる。
【0090】尚、仮に、フィニッシャ500の右側に白
黒プリンタ300が表向き接続され、フィニッシャ50
0の左側にカラープリンタ400が裏面接続されている
場合は、上記画像制御装置2000のCPU2001
は、フィニッシャ500の左側に接続されるカラープリ
ンタ400に出力すべき画像データに対しては回転処理
を行わずにそのままカラープリンタ400に画像を転送
し、フィニッシャ500の右側に接続される白黒プリン
タ300に出力すべき画像データに対する回転処理を、
後述の図2、図9等に示す画像回転処理部2030にて
行い、回転処理後の画像を白黒プリンタ300に転送す
るよう制御する。
【0091】又、仮に、本形態のような白黒プリンタ3
00とは構成が異なり、シート排出口が本体右側にあ
り、画像形成されたシートを左側から右側へと搬送し、
本体右側の排出口から当該シートを機外へ排出するタイ
プで、尚且つ、図中(5)のような出力形態で画像形成
可能なタイプの白黒プリンタがフィニッシャ500の左
側に表向き接続され、本形態のカラープリンタ400と
同様のタイプのカラープリンタがフィニッシャの右側に
表向き接続されているような場合、上記画像制御装置2
000のCPU2001は、回転処理を行う事無く、そ
のままの状態で、白黒画像は白黒プリンタに、カラー画
像はカラープリンタに夫々転送する。
【0092】つまり、当該画像制御装置2000のCP
U2001は、フィニッシャ500に対してどのように
画像形成装置が接続されているのか、フィニッシャ50
0及び、これに接続される複数の画像形成装置の配列順
序はどのようになっているのか(例えば、フィニッシャ
500の右側にカラープリンタ400が表向き接続さ
れ、左側には白黒プリンタ300が裏向き接続されてい
る等)、接続されている画像形成装置はどのようなタイ
プの画像形成装置なのか(例えば、プリンタ300は当
該装置の表側から見て左側にシート排出部があり、右側
から給送されるシートに画像形成し、左側のシート排出
部に搬送するタイプで、入力原稿画像と180度向きの
異なる画像をシート上に形成するタイプの画像形成装
置)等の、判断材料情報に基づいて、画像の回転処理を
実行すべきか否か、各画像形成装置毎に判定する。そし
て、判定結果に基づいて、適宜画像の回転処理を行い、
画像形成装置に出力するよう制御している。
【0093】尚、画像の回転処理機能を画像形成装置が
有しているような場合は、画像形成装置側にて画像の回
転処理を行うようにしても勿論構わない。このような場
合、当該画像制御装置2000のCPU2001は、回
転処理前の画像データと、画像の回転処理を要求する指
示を含むコマンドとを対応付け、当該画像データと一緒
に当該コマンドを画像形成装置に転送する。そして、画
像形成装置側において、当該画像の回転処理を実行さ
せ、回転処理した画像をシート上に形成するよう動作さ
せる。
【0094】また、上述したように、各装置(白黒プリ
ンタ300,カラープリンタ400、フィニッシャ50
0)は、夫々独自に制御部(CPU等を含む)を有して
おり、先に述べたような情報を、データ通信路を介し
て、画像制御装置2000のCPU2001からの要求
に応じて出力可能であり、当該画像制御装置2000の
CPU2001は、これら各装置からの取得情報に含ま
れるデータ等に基づいて、画像の回転処理を実行するか
否か判定することが出来る。
【0095】そして、図中(5)に示すような出力結果
の白黒プリンタ300にて画像形成したシートを、図中
(7)に示すように、画像形成面を上向きの状態で、左
から右へと搬送し、搬送路551側からフィニッシャ5
00内部へと導く。そして、上述したように、フィニッ
シャ500内部の湾曲したパスを介すことで、当該シー
トの表裏を反転し、画像形成面を下向きの状態にして、
そのままの状態で処理トレイ508に積載する(図中
(9)参照)。
【0096】一方、図中(6)に示すような出力結果の
カラープリンタ400にて画像形成したシートを、右か
ら左へと搬送し、搬送路501側からフィニッシャ50
0内部へと導き(図中(8)参照)、搬送路504にお
いてシートの表裏を反転し(図中(10)参照)、処理
トレイ508上に積載する。これにより、処理トレイ5
08上のシート積載状態は、図中(11)のようにな
り、画像形成面及び画像の向きを統一することができる
(図中(12)に示す、画像形成面側からみた出力結果
を参照)。
【0097】そして、このような状態で積載されたシー
ト束の後端部位に、ステイプルユニット507による綴
じ処理を行うことで、画像形成面から見てシートの左側
を綴じ位置とした適正な綴じを行うことが出来る(図中
(12´)参照)。
【0098】図2は、画像制御装置2000の構成を示
すブロック図である。
【0099】画像制御装置2000は、スキャナ100
や白黒プリンタ300やカラープリンタ400と専用ビ
デオバス1100を介してそれぞれ接続し、一方では、
域内通信網(LAN:Local Area Netw
ork)であるEthernet1000や公衆回線
(WAN:Wide Area Network)20
51と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出
力を行うためのコントローラである。
【0100】画像制御装置2000は、CPU(中央処
理装置)2001、RAM(ランダムアクセスメモリ)
2002、ROM(リードオンリーメモリ)2003、
HDD(ハードディスクドライブ)2004、イメージ
バスインターフェース(Image Bus I/F)
2005、操作部インターフェース(操作部I/F)2
006、ネットワーク(Network)2010、デ
バイスインターフェース(デバイスI/F)2020、
画像回転処理部2030、画像圧縮処理部2040、モ
デム(MODEM)2050、ラスターイメージプロセ
ッサ(RIP)2060、スキャナ画像処理部2080
及びプリンタ画像処理部2090を有している。
【0101】CPU2001は、本システム全体を制御
するコントローラである。RAM2002は、CPU2
001が動作するためのシステムワークメモリであり、
画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003は、ブートROMであり、システムのブ
ートプログラムが格納されている。HDD2004は、
システムソフトウェア及び画像データを格納するメモリ
である。ImageBus I/F2005は、システ
ムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス
2008とを接続し、データ構造を変換するバスブリッ
ジである。操作部I/F2006は、画像制御装置20
00と操作部2012とを接続するインターフェース
で、操作部2012の表示部(図示省略)に表示する画
像データを該操作部2012に出力するものである。N
etwork2010は、LANであるEtherne
t1000接続し、情報の入出力を行う。デバイスI/
F2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ10
0やプリンタ300,400と画像制御装置2000と
を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う
ものである。画像回転処理部2030は、画像データの
回転処理を行うものである。画像圧縮処理部2040
は、多値画像データについてはJPEG(Joint
Photographic Experts Grou
p)方式、2値画像データについてはJBIG(Joi
nt Bi−Level ImageExperts
Group)方式、MMR(Modified Mod
ified READ)方式、MH(Modified
Huffman)方式の圧縮/伸張処理を行うもので
ある。MODEM2050は、WAN2051に接続
し、情報の入出力を行う。RIP2060は、PDL
(Page Description Languag
e)コードをビットマップイメージに展開する。スキャ
ナ画像処理部2080は、スキャナ100からの入力画
像データに対して補正処理、加工処理及び編集処理等を
行うものである。プリンタ画像処理部2090は、プリ
ンタ300,400からの出力画像データに対して、補
正処理及び解像度変換処理等を行うものである。
【0102】システムバス2007上には、CPU20
01、RAM2002、ROM2003、HDD200
4、操作部I/F2006、Network2010及
びMODEM2050が配置されている。また、画像バ
ス2008上には、デバイスI/F2020、画像回転
処理部2030、画像圧縮処理部2040、RIP20
60、スキャナ画像処理部2080及びプリンタ画像処
理部2090が配置されている。
【0103】図12は、デバイスI/F2020の構成
を示すブロック図である。
【0104】デバイスI/F2020は、画像バスイン
ターフェースコントローラ(画像バスI/Fコントロー
ラ)2021、スキャンバッファ2022、シリアルパ
ラレル・パラレルシリアル変換部2023、パラレルシ
リアル・シリアルパラレル変換部2024及びプリント
バッファ2025を有している。
【0105】画像バスI/Fコントローラ2021は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能と、デバイスI/F2020内の各デ
バイスの制御及びタイミングを発生させる。また、画像
バスI/F2021は、外部のスキャナ100及びプリ
ンタ300,400及びフィニッシャ500への制御信
号を発生させる。スキャンバッファ2022は、スキャ
ナ100から送られてくる画像データを一時保存し、画
像バス2008に同期させて画像データを出力する。シ
リアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023は、
スキャンバッファ2022に保存された画像データを順
番に並べて或いは分解して、画像バス2008に転送で
きる画像データのデータ幅に変換する。パラレルシリア
ル・シリアルパラレル変換部2024は、画像バス20
08から転送された画像データを分解して或いは順番に
並べて、プリントバッファ2025に保存できる画像デ
ータのデータ幅に変換する。プリントバッファ2025
は画像バス2008から送られてくる画像データを一時
保存し、プリンタ300,400に同期させて画像デー
タを出力する。
【0106】次に、デバイスI/F2020の画像スキ
ャン時の処理手順を説明する。
【0107】スキャナ100から送られてくる画像デー
タを該スキャナ100から送られてくるタイミング信号
に同期させて、スキャンバッファ2022に保存する。
【0108】そして、画像バス2008がPCIバスの
場合には、スキャンバッファ2022内に画像データが
32ビット以上入ったときに、画像データを先入れ先出
しで32ビット分、スキャンバッファ2022からシリ
アルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送
り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/F
コントローラ2021を通じて画像バス2008上に転
送する。
【0109】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、スキャンバッファ2022内の画像デー
タを先入れ先出しで、スキャンバッファ2022からシ
リアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送
り、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコン
トローラ2021を通じて画像バス2008上に転送す
る。
【0110】次に、デハイスI/F2020の画像プリ
ント時の処理手順を説明する。
【0111】画像バス2008がPCIバスの場合に
は、該画像バス2008から送られてくる32ビットの
画像データを画像バスI/Fコントローラ2021で受
け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2
024に送り、プリンタ300,400の入力データビ
ット数の画像データに分解し、プリントバッファ202
5に保存する。
【0112】また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、該画像バス2008から送られてくるシ
リアル画像データを画像バスI/Fコントローラ202
1で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変
換部2024に送り、プリンタ300,400の入力デ
ータビット数の画像データに分解し、プリントバッファ
2025に保存する。
【0113】そして、プリンタ300,400から送ら
れてくるタイミング信号に同期させて、プリントバッフ
ァ2025内の画像データを先入れ先出しで、プリンタ
300,400に送る。
【0114】図9は、画像回転処理部2030の構成を
示すブロック図である。
【0115】画像回転処理部2030は、画像バスI/
Fコントローラ2031、画像回転部2032及びRA
M(ランダムアクセスメモリ)2033を有している。
【0116】画像バスI/Fコントローラ2031は、
画像バス2008と接続し、そのバスシーケンスを制御
する機能を有すると共に、画像回転部2032にモード
等を設定する制御及び画像回転部2032に画像データ
を転送するためのタイミング制御を行う。
【0117】次に、画像回転処理部2030の画像回転
処理手順を説明する。
【0118】画像バス2008を介して図2に示す画像
制御装置2000のCPU2001から画像バスI/F
コントローラ2031に画像回転制御のための設定を行
う。この設定により画像バスI/Fコントローラ203
1は画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定
(例えば、画像サイズや回転方向及び回転角度等)を行
う。必要な設定を行った後に、再度画像制御装置200
0のCPU2001から画像バスI/Fコントローラ2
031に対して画像データの転送の許可を行う。
【0119】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2031は画像制御装置2000のRAM2002
若しくは画像バス2008上の各デバイスから画像デー
タの転送を開始する。尚、ここでは32bitをそのサ
イズとして回転を行う画像サイズを32×32(bi
t)とし、また、画像バス2008上に画像データを転
送させる際に32bitを単位とする画像転送を行うも
のとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0120】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり且つ不連続なアドレスから画像データを転送
する必要がある(図10参照)。
【0121】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90
度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bi
tの画像データを、図11に示すようにY方向に書き込
んで行く。そして、読み出し時にX方向に読み出すこと
で、画像が回転される。
【0122】32×32(bit)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32はRAM2033から上述した読み出し方法で画像
データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。
【0123】このようにして回転処理された画像データ
を受け取った画像バスI/Fコントローラ2031は、
連続アドレッシングを以て、RAM2002若しくは画
像バス2008上の各デバイスにデータを転送する。
【0124】こうした一連の処理は、画像制御装置20
00のCPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終了した時)繰り返される。
【0125】図8は、画像圧縮処理部2040の構成を
示すブロック図である。
【0126】画像圧縮処理部2040は、画像バスI/
Fコントローラ2041、入力バッファ2042、画像
圧縮部2043、RAM(ランダムアクセスメモリ)2
044及び出力バッファ2045を有している。
【0127】画像バスI/Fコントローラ2041は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能を有すると共に、入力バッファ204
2及び出力バッファ2045とのデータのやり取りを行
うためのタイミング制御及び画像圧縮部2043に対す
るモード設定等の制御を行う。
【0128】次に、画像圧縮処理部2040の画像圧縮
処理手順を説明する。
【0129】画像バス2008を介して図4、図5に示
す画像制御装置2000のCPU2001から画像バス
I/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設
定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ
2041は画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要
な設定(例えば、MMR圧縮、JBIG伸張等)を行
う。必要な設定を行った後に、画像制御装置2000の
CPU2001から画像バスI/Fコントローラ204
1に対して画像データの転送の許可を再度行う。
【0130】この許可に従い、画像バスI/Fコントロ
ーラ2041は画像制御装置2000のRAM2002
若しくは画像バス2008上の各デバイスから画像デー
タの転送を開始する。受け取った画像データは入力バッ
ファ2042に一時格納され、画像圧縮部2043の画
像データ要求に応じて一定のスピードで画像を転送す
る。この際、入力バッファ2042は画像バスI/Fコ
ントローラ2041と画像圧縮部2043との間で画像
データを転送できるか否かを判断し、画像バス2008
からの画像データの読み込み及び画像圧縮部2043へ
の画像データの書き込みが不可能である場合は、データ
の転送を行わないような制御を行う(以降、このような
制御をハンドシェークと記述する)。
【0131】画像圧縮部2043は受け取った画像デー
タを一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮を
行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって、数ライ
ン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の
圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意して
からでないと画像圧縮処理が行えないためである。
【0132】画像圧縮処理を施された画像データは、直
ちに出力バッファ2045に送られる。出力バッファ2
045では、画像バスI/Fコントローラ2041及び
画像圧縮部2043とのハンドシェークを行い、画像デ
ータを画像バスI/Fコントローラ2041に転送す
る。画像バスI/Fコントローラ2041では、転送さ
れた圧縮(または伸張)処理された画像データを画像制
御装置2000のRAM2002若しくは画像バス20
08上の各デバイスに転送する。
【0133】こうした一連の処理は、画像制御装置20
00のCPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終了した時)若しくは画像圧
縮部2043から停止要求が来るまで(圧縮及び伸張処
理時のエラー発生時等)繰り返される。
【0134】図6は、スキャナ画像処理部2080の構
成を示すブロック図である。
【0135】スキャナ画像処理部2080は、画像バス
I/Fコントローラ2081、フィルタ処理部208
2、編集処理部2083、変倍処理部2084、テーブ
ル2085及び2値化処理部2086を有している。
【0136】画像バスI/Fコントローラ2081は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能を有すると共に、スキャナ画像処理部
2080内の各デバイスの制御及びタイミングを発生さ
せる。フィルタ処理部2082は、空間フィルタであっ
てコンボリューション演算を行う。編集処理部2083
は、例えば、入力画像データからマーカーペンで囲まれ
た閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対し
て、影付け、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を
行う。変倍処理部2084は、読み取り画像の解像度を
変える場合にラスターイメージの主走査方向について補
間演算を行い、拡大及び縮小処理を行う。副走査方向の
変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示省
略)を走査する速度を変えることにより行う。また、こ
こで、入力画像かカラー原稿か白黒原稿かの判別を行
う。テーブル2085は、読み取った輝度データである
画像データを濃度データに変換するために行うテーブル
変換である。2値化処理部2086は、多値のグレース
ケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理に
よって2値化する。処理が終了した画像データは、再び
画像バスI/Fコントローラ2081を介して画像バス
2008上に転送される。
【0137】図7は、プリンタ画像処理部2090の構
成を示すブロック図である。
【0138】プリンタ画像処理部2090は、画像バス
I/Fコントローラ2091、解像度変換処理部209
2及びスムージング処理部2093を有している。
【0139】画像バスI/Fコントローラ2091は、
画像バス2008と接続し、そのバスアクセスシーケン
スを制御する機能を有すると共に、プリンタ画像処理部
2090内の各デバイスの制御及びタイミングを発生さ
せる。解像度変換処理部2092は、図1の画像制御装
置2000のNetwork2010或いはWAN20
51から送られてきた画像データを、プリン300,4
00の解像度に変換するための解像度変換処理を行う。
スムージング処理部2083は、解像度変換処理後の画
像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画
像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0140】次に、本実施の形態に係る画像形成システ
ムの動作を、図13〜図16のフローチャートに基づき
説明する。
【0141】まず、画像制御装置2000の動作を図1
3に基づき説明する。当該処理は、画像制御装置200
0のCPU2001が、当該処理を実行する為のプログ
ラムを記憶したメモリから読み出し実行することにより
行われる。
【0142】図13において、まず、ステップS120
1で、図2に示す操作部2012上のスタートキーがオ
ペレータにより押下されたか否かを判断する。この処理
はオペレータによるスタートキーの押下が実行されるま
で繰り返す。そして、スタートキーが押下された場合
は、ステップS1202で、スキャナ100の原稿フィ
ーダ101のトレイ102上の原稿束を先頭ページから
順番に給送するよう、原稿給紙を行い(即ち、先頭ペー
ジ処理モード)、次のステップS1203でカラー原稿
か否かを判断する(原稿画像をプリスキャンしてカラー
画像か白黒画像かをページ単位で判断する)。そして、
カラー原稿ではなく白黒原稿であると判断された場合
は、次のステップS1204で、データ通信路を介して
白黒プリンタ300へ給紙依頼(即ち、画像形成すべき
シートの給送動作を開始させる等の、画像形成動作の準
備を行わせる為の指示を含むコマンドデータ)を送信し
た後、次のステップS1206へ進む。一方、前記ステ
ップS1203においてカラー原稿であると判断された
場合は、ステップS1205で、データ通信路を介して
カラープリンタ400へ給紙依頼を送信した後、前記ス
テップS1206へ進む。
【0143】ステップS1206では、原稿画像を読み
込み、次のステップS1207でそれぞれのプリンタ3
00,400へ画像を送信すると共に、何番目の画像か
を示す、即ち、当該原稿束の何ページ目の画像であるか
を示すページ番号情報としての、画像ID(識別子)
を、上記給紙依頼データと対応付けて送信し、画像形成
を行ってもらう。次に、ステップS1208で最終原稿
か(当該原稿束の最終ページか)否かを判断し、最終原
稿ではないと判断された場合は、前記ステップS120
2へ戻って原稿給紙を行い、また、最終原稿であると判
断された場合は前記ステップS1201へ戻ってスター
トキーが押下されたか否かを判断する。
【0144】尚、上記ステップS1207では、ステッ
プS1202における判別結果が白黒画像データの場
合、ステップS1206にてメモリに記憶した白黒画像
を、データ通信路を介して、ページ番号情報と共に白黒
プリンタ300に送信する。一方、ステップS1202
における判別結果がカラー画像データの場合は、ステッ
プS1206にてメモリに記憶されたカラー画像を18
0度回転する為の画像回転処理を画像回転処理部203
0で施し、回転処理済のカラー画像を、データ通信路を
介して、ページ番号情報と共にカラープリンタ400へ
送信する。
【0145】上述の処理を当該ジョブデータの最終ペー
ジまで繰り返すことにより、カラー画像及び白黒画像が
混在する複数ページからなる連続したページ順序の一連
の画像のうちの、カラー画像のページはすべてカラープ
リンタ400に、白黒画像のページはすべて白黒プリン
タ300に振り分けて送信することが出来る。
【0146】次に、プリンタ300,400の動作を図
14に基づき説明する。尚、下記の処理は、白黒リンタ
300、カラープリンタ400の、夫々で行われる共通
の処理であって、各装置が夫々独自に有するCPUによ
り各装置において夫々実行される。まず、プリンタ30
0側の例を用いて説明する。
【0147】図14において、まず、ステップS130
1では、上述の図13のステップS1204にて出力さ
れる画像制御装置2000側からの給紙依頼(即ち、画
像を形成すべきシートの給送動作の開始指示を含むコマ
ンドデータ)を受信したか否かをチェックする。この処
理は画像制御装置2000からデータ通信路を介して給
紙依頼があるまで繰り返される。
【0148】そして、給紙依頼があった場合、ステップ
S1302で、用紙カセット304,305等の給紙部
の何れかから給紙を行う。そして、例えば、転写部30
6の手前付近までシートを搬送した等、画像形成動作の
準備が完了したことに応じて、その旨をフィニッシャ5
00に通知すべく、プリンタ給紙情報(画像形成動作の
準備が完了した旨を示す情報等を含む)と共に、上述の
図13のステップS1207で画像制御装置2000か
ら出力され、当該白黒プリンタ300が画像制御装置2
000から獲得した画像ID情報を、当該プリンタ30
0の制御部からフィニッシャ500側の制御部に対し
て、データ通信路を介して、通知(送信)する。
【0149】次に、ステップS1303で画像形成タイ
ミングであるか否かを画像形成タイミングになるまで待
機する(つまり、画像形成動作の準備は行っておき、フ
ィニッシャ500側から後述の指示があったら直ちに画
像形成動作を開始できるように待機しておく。)当該ス
テップは、上記ステップS1302にて送信したプリン
タ給紙情報(画像形成動作の準備が完了した旨を示す情
報等)に対する応答結果として、上記フィニッシャ50
0側から画像形成タイミング依頼コマンド(画像形成動
作の待機状態を解除すべく、画像形成動作の開始許可を
示す情報等を含む)を受信したか否か等に基づいて処理
するステップであり、前記図13のステップS1207
で出力される画像制御装置2000側からの白黒画像を
受信し、且つ、後述する図16のステップS1502に
て出力されるフィニッシャ500からの画像形成タイミ
ング依頼コマンドを受信した場合に、プリンタ300は
画像形成タイミングであると判断し、次のステップS1
304で、上記画像IDに対応するページの画像形成を
行う。次に、ステップS1305で、フィニッシャ50
0に排紙を行い(上記ステップ1304で画像形成した
シートを画像形成面が上向きの状態のまま、フィニッシ
ャ500内部の搬送路551へ送り込み)、その後、前
記ステップS1301へ戻って給紙依頼があったか否か
を給紙依頼があるまで判断する。
【0150】以上と同様な処理を、カラープリンタ40
0のCPUにより、カラープリンタ400側においても
実行する。例えば、図14において、まず、ステップS
1301では、上述の図13のステップS1205にて
出力される画像制御装置2000側からの給紙依頼を受
信したか否かをチェックし、給紙依頼があった場合、ス
テップS1302で、例えば、用紙カセット408、4
09等の給紙部の何れかから給紙を行い、画像形成動作
の準備が完了したら、データ通信路を介して、当該プリ
ンタ400の制御部からフィニッシャ500側の制御部
に対して、プリンタ給紙情報(画像形成動作の準備が完
了した旨を示す情報等を含む)と共に画像制御装置20
00から獲得した画像IDを通知する。
【0151】次に、ステップS1303で画像形成タイ
ミングであるか否かを画像形成タイミングになるまで待
機し、上述の図13のステップS1207で出力される
画像制御装置2000側からのカラー画像を受信し、且
つ、後述する図16のステップS1502にて出力され
る、フィニッシャ500側からの画像形成タイミング依
頼コマンドを受信した場合に、プリンタ400は画像形
成タイミングであると判断し、次のステップS1304
で、上記画像IDに対応するページの画像形成を行う。
尚、カラープリンタ400における当該ステップでは、
画像制御装置2000側において回転処理が行われた後
の回転処理済みの画像をシート上に形成する。次に、ス
テップS1305で、フィニッシャ500に排紙を行い
(上記ステップ1304で画像形成したシートを画像形
成面が上向きの状態のまま、フィニッシャ500内部の
搬送路501へ送り込み)、その後、前記ステップS1
301へ戻って給紙依頼があったか否かを給紙依頼があ
るまで判断する。
【0152】次に、フィニッシャ500の動作を図15
に基づき説明する。尚、当該処理は、フィニッシャ50
0が有するCPUにより読み出し実行される。
【0153】図15において、まず、ステップS140
1で白黒プリンタ300が動作中であるか否かを判断
し、その際、上述の図14のステップS1302にてプ
リンタ給紙情報と共に対応付けて出力されるプリンタ3
00側からの画像IDをデータ通信路を介して受信し、
ページ番号をチェックしておく。白黒プリンタ300が
動作中でないと判断された場合は、次のステップS14
03へ進み、また、白黒プリンタ300が動作中である
と判断された場合は、ステップS1402へ進んで画像
形成タイミングチェックサブルーチンをコールした後、
前記ステップS1403へ進む。ステップS1402に
おける処理の詳細については後述する。
【0154】ステップS1403では、カラープリンタ
400が動作中であるか否かを判断し、その際、上述の
図14のステップS1302にてプリンタ給紙情報と共
に対応付けて出力されるプリンタ400側からの画像I
Dをデータ通信路を介して受信し、ページ番号をチェッ
クしておく。そして、カラープリンタ400が動作中で
ないと判断された場合は、次のステップS1405へ進
み、また、動作中であると判断された場合は、ステップ
S1404へ進んで画像形成タイミングチェックサブル
ーチンをコールした後、前記ステップS1405へ進
む。ステップS1404における処理の詳細についても
後述する。
【0155】ステップS1405ではプリンタの動作が
全て終了したか否か(即ち、1つのグループとして纏め
るべきデータの画像形成動作が最終ページまで終了し、
これら一連のシートをすべて処理トレイ508上に積載
したか否か)を判断し、終了したと判断された場合は、
操作部2012にて入力されたオペレータからの指示に
基づき、例えば、ステイプルを行う動作モードの場合に
は、次のステップS1406でステイプラ507による
ステイプル処理を行い、処理トレイ508上で処理され
た当該シート束を、スタッカ部(スタックトレイ510
等)へ排出した後、前記ステップS1401へ戻って白
黒プリンタ300が動作中であるか否かを判断する。一
方、前記ステップS1405においてプリンタの動作が
全て終了していないと判断された場合は、前記ステップ
S1401へ戻って白黒プリンタ300が動作中である
か否かを判断する。
【0156】次に、前記図4、図5に示すフィニッシャ
500のフローチャートにおけるステップS1402及
びステップS1405においてコールされる画像形成タ
イミングチェックサブルーチンの処理動作を図16に基
づき説明する。
【0157】図16において、まず、ステップS150
1で白黒プリンタ300又はカラープリンタ400から
データ通信路を介して受信した画像ID(何ページ目か
を識別可能にするページ番号情報)及び、フィニッシャ
500におけるシートの処理状況(現在何ページ目を処
理しているのか、また、それは搬送路上の何処に存在す
るのか、処理トレイ508上でステイプル処理を実行し
ているか、現処理に後続してステイプル処理を実行する
必要ありか否か、ステイプル処理する場合は、それは1
箇所止めか、2個所止めか、シート加工処理の種類は何
等)並びに、画像形成動作の待機状態の解除を要求して
いる画像形成装置のタイプ(即ち、画像形成を行わせる
べきプリンタはカラープリンタ400か白黒プリンタ3
00か)等の、判断材料データに基づいて、画像形成タ
イミング依頼コマンド(画像形成動作の待機状態を解除
すべく、画像形成動作の開始許可を示す情報を含む)を
プリンタに対して出力すべき否か、当該コマンドを出力
する場合は、白黒プリンタ300及びカラープリンタ4
00のどちらに出力すべきか等を判断し、プリンタ30
0,400が画像形成タイミングであるか否かを判断す
る。そして、プリンタ300,400が画像形成タイミ
ングであると判断された場合は、ステップS1502で
それぞれのプリンタ300,400へ、データ通信路を
介して適正なタイミングで、画像形成タイミング依頼コ
マンドを通知(送信)した後、リターンする。一方、前
記ステップS1501においてプリンタ300,400
が画像形成タイミングではないと判断された場合は、前
記ステップS1502をスキップしてリターンする。
【0158】以下に、フィニッシャ500はどのような
状況、タイミングのときに、上述の画像形成タイミング
依頼コマンド(画像形成動作の待機状態を解除し、画像
形成動作の開始を許可するコマンド)を出力するのか、
具体的な例をいくつか挙げて説明する。
【0159】例えば、フィニッシャ500内部の搬送路
上には搬送中のシートが存在せず、トレイ508上に積
載されているシート束の最上層のシートのページ番号が
2ページ目であるとする。このような状況において、プ
リンタ給紙情報(画像形成動作の準備が完了した旨を示
す情報等を含む)と共に画像IDが、各プリンタ30
0、400の両者から同じようなタイミングで出力さ
れ、白黒プリンタ300から受信した画像ID、即ちペ
ージ番号情報は4ページ目であり、カラープリンタ40
0から受信したページ情報は3ページ目であったとす
る。このような場合、フィニッシャ500の制御部は、
上記プリンタ給紙情報の応答結果としての上記画像形成
タイミング依頼コマンドをカラープリンタ400の制御
部に対してデータ通信路を介して出力し、カラープリン
タ400側における3ページ目の画像形成動作を開始さ
せる。一方、白黒プリンタ300側における4ページ目
の画像形成動作は待機状態のまま保持する(即ち、現時
点では未だ、白黒プリンタ300に対して画像形成タイ
ミング依頼コマンドを出力しない)。そして、カラープ
リンタ400にて回転処理済みのカラー画像をシート上
に形成し、当該シートを搬送路501側からフィニッシ
ャ500に内部へ搬送し、処理トレイ508にスタック
したことに応じて、データ通信路を介して、白黒プリン
タ300に対して画像形成タイミング依頼コマンドを出
力し、画像形成動作の待機状態を解除し、白黒プリンタ
300側における4ページ目の画像形成動作を開始さ
せ、4ページ目の白黒画像が形成されたシートを搬送路
551側からフィニッシャ500内部へ導き、処理トレ
イ508上にスタックする。
【0160】尚、上述の例を引用し、例えば、カラープ
リンタ400からプリンタ給紙情報(画像形成動作の準
備が完了した旨を示す情報等を含む)と共に画像IDを
受信した時点で、2ページ目の画像が形成されているシ
ートがトレイ508に未だスタックされておらず、フィ
ニッシャ500内部の搬送路において搬送中であって
も、3ページ目の画像がプリンタ400にて形成され、
フィニッシャ500内部に送り込まれてくる際には、2
ページ目のシートをトレイ508上にスタックしておく
ことが可能であると判断した場合(即ち、ページ順序が
揃わなくなる等のトラブルが発生することなく、連続し
たページ順序を維持しながら、処理可能であることが明
らかの場合)、例えば、フィニッシャ500において先
行のページのシートの搬送動作中であっても、画像形成
動作を許可すべく、プリンタ400に対して画像形成タ
イミング依頼コマンドを出力し、当該プリンタ400に
おける3ページ目の画像形成動作を開始させる。尚、フ
ィニッシャ500におけるシート搬送状況データは、フ
ィニッシャ500の搬送路上に設けられている不図示の
1つまたは複数のセンサからのシート有り無し検出信号
に基づいて取得し、管理している。
【0161】又、例えば、画像形成動作待ち状態のペー
ジに相当するデータに、先行して処理したシートが、1
つのグループとして束処理されるシートの最終ページの
シートである第1のケース(即ち、部の切れ目)と、単
に、同じグループ内の1つ前のページのシートである第
2のケースとでは、処理トレイ508からスタックトレ
イ510への束排出動作を行なう為の時間が必要な分、
第1のケースにおける画像形成タイミング依頼コマンド
を出力するタイミングを、第2のケースにおける画像形
成タイミング依頼コマンドを出力するタイミングよりも
遅延させる。画像形成動作が待機状態のページに先行し
て処理したシートのページ番号に関する情報、及び、そ
れが1つのグループとして束処理されるべき部の切れ目
か否かに関する情報等は、例えば、原稿フィーダ101
によるプリスキャン時における原稿束の原稿枚数のカウ
ント動作結果や、操作部2012におけるオペレータか
らの入力指示(出力枚数や出力部数の設定に関する指示
等)により予め取得可能である。
【0162】同様に、先行して処理したシートが1つの
グループとして束処理されるシートの最終ページの場合
において、当該シートがステイプル処理を必要とするジ
ョブのシートである第1のケースと、ステイプル処理を
必要としないジョブのシートではない第2のケースとで
は、処理トレイ508上でステイプル処理を実行する為
の時間が必要な分、第1のケースにおける画像形成タイ
ミング依頼コマンドを出力するタイミングを、第2のケ
ースにおける画像形成タイミング依頼コマンドを出力す
るタイミングよりも遅延させる。
【0163】更に、先行して処理したシートがステイプ
ル処理を必要とするジョブのシートである場合におい
て、当該ステイプル処理が2箇所止めである第1のケー
スと、1箇所止めである第2のケースとでは、第1のケ
ースにおける画像形成タイミング依頼コマンドを出力す
るタイミングを、第2のケースにおける画像形成タイミ
ング依頼コマンドを出力するタイミングよりも遅延させ
る。尚、先行のジョブのシートに対してステイプル処理
等のシート加工処理を行うのか否かに関する情報、又、
シート加工処理として何を実行するのかその種類に関す
る情報は、例えば、操作部2012におけるオペレータ
からの入力指示により予め取得可能である。
【0164】又、カラープリンタ400におけるシート
1枚分の画像形成処理に要する時間と、白黒プリンタ3
00におけるシート1枚分の画像形成処理に要する時間
とでは、カラープリンタ400の方が時間がかかり
(尚、画像制御装置2000側において回転処理を実行
しない場合、カラープリンタ側400の方で画像の回転
処理を行う必要があるので、更に時間がかかる)、又、
白黒プリンタ300からのシートは上述のように、フィ
ニッシャ500内部の湾曲した搬送路を介すことでシー
トの表裏を簡単に反転させることが可能であり、一方、
カラープリンタ400からのシートは、搬送路504に
てスイッチバック搬送を行いシートの表裏を反転させる
ように構成している等の理由により、フィニッシャ50
0から白黒プリンタ300に対して画像形成タイミング
依頼コマンドを出力してから、フィニッシャ500内部
に白黒プリンタ300からのシートが到達する迄に要す
る時間と、フィニッシャ500からカラープリンタ40
0に対して画像形成タイミング依頼コマンドを出力して
から、フィニッシャ500内部にカラープリンタ400
からのシートが到達する迄に要する時間とでは、前者の
方が圧倒的に短い。
【0165】このような状況を考慮し、画像形成動作が
待機状態で、当該フィニッシャ500に対して画像形成
動作の開始を要求しているプリンタが白黒プリンタ30
0である第1のケースと、カラープリンタ400である
第2のケースとでは、第1のケースにおける画像形成タ
イミング依頼コマンドを出力するタイミングを、第2の
ケースにおける画像形成タイミング依頼コマンドを出力
するタイミングよりも遅延させる(即ち、カラープリン
タ400の場合は処理に時間がかかるので、白黒プリン
タ300よりも早めに画像形成タイミング依頼コマンド
を出力しておいても、フィニッシャ500内部において
シートの重送や、トレイ508にスタックした際にペー
ジ順序が入れ替わる等の不具合が発生しない)。このよ
うに、フィニッシャ500側における処理状況に関係な
く、各プリンタ毎に画像形成タイミング依頼コマンドを
出力するタイミングを異ならせる。
【0166】以上の具体的な説明からも分かるように、
本形態では、画像形成動作が待機状態のページ番号情報
としての画像ID、及び、フィニッシャ500における
シートの処理状況に関する情報、画像形成動作が待機状
態のページに先行して処理したシートのページ番号に関
する情報、及び、それが1つのグループとして束処理さ
れるべき部の切れ目か否かに関する情報、及び、先行の
ジョブのシートに対してステイプル処理等のシート加工
処理を行うのか否かに関する情報、又、シート加工処理
として何を実行するのかその種類に関する情報、及び、
画像形成動作が待機状態で、当該フィニッシャ500に
対して画像形成動作の開始を要求している装置が、白黒
プリンタ300なのか、カラープリンタ400なのか等
に関する情報、及び、画像形成動作が待機状態のページ
の画像は回転処理が処理が必要なデータなのか否かに関
する情報、及び、当該データを形成したシートの表裏を
反転させるべくスイッチバック搬送を行う必要があるの
かに関する情報、等に基づいて、フィニッシャ500の
制御部は画像形成タイミング依頼コマンドを出力するタ
イミングを決めており、例えば、各プリンタ毎に画像形
成タイミング依頼コマンドを出力するタイミングを異な
らせたり、片方のプリンタに対しては画像形成動作の待
機状態を解除し、画像形成動作の開始を許可し、他方の
プリンタに対しては、画像形成動作の待機状態を維持さ
せたりする等の制御を行う。
【0167】このように、本形態では、カラー画像及び
白黒画像等の互いにタイプの異なる複数種の画像が混在
するデータが入力されことに応じて、先頭ページから順
番にページ単位でリアルタイムに処理し、カラー画像は
カラープリンタ400に、白黒画像は白黒プリンタ30
0により画像形成を行わせ、これらの別々の機器にて像
形成された複数のシートを、オペレータによる手作業無
しに、直接的に、フィニッシャ500内部へと導き、こ
れら別々の機器からの複数のシートを、画像形成面(フ
ェイスダウン)、画像の向き、綴じ位置、ページ順序等
を揃えた状態で、1つのグループとして自動的に製本化
するよう、例えば、図5に示すような形態でシステムを
構成すると共に、画像制御装置2000、フィニッシャ
500、カラープリンタ400、白黒プリンタ300等
の各機器同士で、互いに、ページ番号情報、自装置の処
理状況に関する情報、シート上に形成すべき画像に関す
る情報、動作モードに関する情報等の、各種の情報のや
り取りを、データ通信路を介して実行させ、これによ
り、各プリンタにおけるページ単位毎の画像形成動作を
適正なタイミングで行わせ、各機器を調停、協働し、当
該システムを円滑に制御、運用している。
【0168】これにより、カラー画像及び白黒画像等の
互いにタイプの異なる複数種の画像が混在するデータが
入力されたとしても、先頭ページから順番にページ単位
でリアルタイムに処理でき、カラー画像はカラープリン
タ400に、白黒画像は白黒プリンタ300により画像
形成を行わせると共に、これらの機器にて像形成された
シートをフィニッシャ500において、画像形成面(フ
ェイスダウン)、画像の向き、綴じ位置、ページ順序等
を揃えた状態で1つに纏めることができると共に、上述
したような一連の作業工程において、オペレータによる
介入動作の必要をなくし、自動化することできるので、
カラー画像及び白黒画像等の互いにタイプの異なる複数
種の画像が混在するデータを出力する場合において、シ
ステム運用の自動化を図り、オペレータによる煩雑な介
入動作を必要としないで生産性及びコストパフォーマン
スを向上させることできる。
【0169】従って、例えば、1つのジョブ内に、カラ
ーデータや白黒データ等の、互いにタイプの異なる複数
種のデータが混在しているにもかかわらず、例えば、カ
ラープリンタ及び白黒プリンタ等の画像形成装置の何れ
かでしかプリントすることができない等の不具合や、オ
ペレータがページ毎に、カラープリンタにプリントさせ
るか白黒プリンタにプリントさせるか判断して、ページ
毎にページ印刷指定を行って、この時にプリンタをその
都度選択する等の作業や、カラープリンタ及び白黒プリ
ンタでそれぞれプリントされたシートをオペレータが手
作業でページ順に並べ替えて1つの製本物として纏める
等のオペレータによる煩雑な作業を無くすことができ
る。
【0170】又、例えば、各プリンタにて像形成された
シート群を各々の排紙部から、オペレータ自らが取り出
して、これを、ページ順に自動的に並べ替える処理が可
能な特殊なシート処理装置にセットする等の、オペレー
タによる介入動作を必要無しとすることができる。従っ
て、例えば、操作に不慣れなオペレータが、各画像形成
装置にて出力されたシート群をシート処理装置にどのよ
うにセットすれば良いのか分からずに、誤操作する等の
不具合が発生したり、上述のようなオペレータによる誤
操作に起因して、各画像形成装置からのシートを1つに
纏める為の処理がシート処理装置において適切に行なわ
れずに、その状態のままステイプル処理等が実行されて
しまい、紙を無駄にしてしまう等の不具合が発生するこ
とを未然に防止できる。
【0171】尚、本形態は、互いにタイプの異なる複数
種のデータとして、文字画像データと写真画像データか
らなる1つのジョブデータを入力するような場合も適用
可能である。
【0172】本実施の形態に係る画像形成システムは、
記憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュータが
読み出して実行することにより、上述した本実施の形態
の機能が実現されるものであるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、前記制御プログラムの指示に基づ
きコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)等の実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって上述した本実施の形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0173】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM(Compact Disk Read Onl
y Memory)、CD−R(Compact Di
sk Recordable)、磁気テープ、不揮発性
メモリカード、ROMチップ等を用いることができる。
【0174】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成シ
ステムの制御方法及び画像形成システム、並びに記憶媒
体によれば、互いにタイプの異なる複数種の画像が混在
するデータを出力する場合において、オペレータによる
煩雑な介入動作を必要としないで生産性及びコストパフ
ォーマンスを向上させることが可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る画像制御装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】本実施の形態のスキャナの概略構成を示す側面
図である。
【図4】本実施の形態のプリンタとフィニッシャの構成
及び接続状況を示す図である。
【図5】本実施の形態のプリンタとフィニッシャの構成
及び接続状況を示す図である。
【図6】本実施の形態のスキャナ画像処理部の構成を示
すブロック図である。
【図7】本実施の形態のプリンタ画像処理部の構成を示
すブロック図である。
【図8】本実施の形態の画像圧縮処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】本実施の形態の画像回転処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】本実施の形態の画像回転処理部における画像
回転処理手順を説明する図である。
【図11】本実施の形態の画像回転処理部における画像
回転処理手順を説明する為の図である。
【図12】本実施の形態の画像制御装置のデバイスI/
Fの構成を示すブロック図である。
【図13】本実施の形態の画像制御装置における処理の
流れを説明するフローチャートである。
【図14】本実施の形態の各プリンタにおける処理の流
れを説明するフローチャートである。
【図15】本実施の形態のフィニッシャにおける処理の
流れを説明するフローチャートである。
【図16】本実施の形態の画像形成システムにおける画
像形成タイミングチェックサブルーチンの処理動作の流
れを示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態の各プリンタにて画像形成され
たシートをフィニッシャにおいて1つのシート束として
まとめる場合の一連の処理の流れを説明する図である。
【図18】本実施の形態の各プリンタにて画像形成され
たシートをフィニッシャにおいて1つのシート束として
まとめる場合の一連の処理の流れを説明する図である。
【符号の説明】
100 スキャナ(画像入力部) 300 白黒プリンタ 400 カラープリンタ 500 フィニッシャ 1000 イーサネット(LAN) 1100 専用ビデオバス 2000 画像制御装置 2030 画像回転処理部 2040 画像圧縮処理部 2080 スキャナ画像処理部 2090 プリンタ画像処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 388 21/00 388 372

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像制御装置を介して入力される画像入
    力部からのカラー画像及び白黒画像を含む一連の画像
    を、カラー画像を形成する第1の画像形成装置と白黒画
    像を形成する第2の画像形成装置とを協働させて、シー
    ト上に形成させる画像形成システムの制御方法であっ
    て、 前記画像入力部へ入力された画像がカラーか白黒かを判
    別する入力画像判別工程と、前記第1及び第2の画像形
    成装置の画像形成可能な色を把握する色把握工程と、前
    記画像入力部へ入力された画像の色と前記画像形成可能
    な色とに応じて前記第1及び第2の画像形成装置に対し
    て画像形成の配分を行う配分工程と、前記第1及び第2
    の画像形成装置の画像形成後のシートを同時に後処理す
    る後処理工程とを有することを特徴とする画像形成シス
    テムの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記後処理工程がシートを後処理可能な
    タイミングで前記第1及び第2の画像形成装置の動作タ
    イミングを制御する制御工程を有することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成システムの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記画像入力部はスキャナであることを
    特徴とする請求項1または2記載の画像形成システムの
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置はプリンタであること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像形成システム
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 画像制御装置を介して入力される画像入
    力部からのカラー画像及び白黒画像を含む一連の画像
    を、カラー画像を形成する第1の画像形成装置と白黒画
    像を形成する第2の画像形成装置とを協働させて、シー
    ト上に形成させる画像形成システムであって、 前記画像入力部へ入力された画像がカラーか白黒かを判
    別する入力画像判別手段と、前記第1及び第2の画像形
    成装置の画像形成可能な色を把握する色把握手段と、前
    記画像入力部へ入力された画像の色と前記画像形成可能
    な色とに応じて前記第1及び第2の画像形成装置に対し
    て画像形成の配分を行う配分手段と、前記第1及び第2
    の画像形成装置の画像形成後のシートを同時に後処理す
    る後処理手段とを有することを特徴とする画像形成シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記後処理手段がシートを後処理可能な
    タイミングで前記第1及び第2の画像形成装置の動作タ
    イミングを制御する制御手段を有することを特徴とする
    請求項5記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記画像入力部はスキャナであることを
    特徴とする請求項5または6記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置はプリンタであること
    を特徴とする請求項5または6記載の画像形成システ
    ム。
  9. 【請求項9】 画像制御装置を介して入力される画像入
    力部からのカラー画像及び白黒画像を含む一連の画像
    を、カラー画像を形成する第1の画像形成装置と白黒画
    像を形成する第2の画像形成装置とを協働させて、シー
    ト上に形成させる画像形成システムを制御するための制
    御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記制御プログラムは、前記画像入力部へ入力された画
    像がカラーか白黒かを判別とし、前記第1及び第2の画
    像形成装置の画像形成可能な色を把握し、前記画像入力
    部へ入力された画像の色と前記画像形成可能な色とに応
    じて前記第1及び第2の画像形成装置に対して画像形成
    の配分を行う配分し、前記第1及び第2の画像形成装置
    の画像形成後のシートを同時に後処理するように制御す
    る制御モジュールを有することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記制御プログラムは、前記シートを
    後処理可能なタイミングで前記第1及び第2の画像形成
    装置の動作タイミングを制御する制御モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記画像入力部はスキャナであること
    を特徴とする請求項9または10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置はプリンタであるこ
    とを特徴とする請求項9または10記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 画像発生源からの、カラー画像及び白
    黒画像を含む複数ページからなる連続したページ順の一
    連の画像を、シート上に形成する為の画像形成システム
    であって、 前記画像形成システムは、シート上に前記カラー画像を
    形成可能な第1の画像形成装置と、シート上に前記白黒
    画像を形成可能な第2の画像形成装置と、前記第1の画
    像形成装置にて前記カラー画像が形成されたシート及び
    前記第2の画像形成装置にて白黒画像が形成されたシー
    トを、1つのシート束として、まとめることが可能なシ
    ート処理装置とを有し、 前記第1、第2の画像形成装置と前記シート処理装置と
    が互いにデータ通信可能となるようデータ通信路を介し
    て前記画像形成装置とシート処理装置とを電気的に接続
    すると共に、前記第1、第2の画像形成装置から排出さ
    れるシートを、オペレータによる手作業を介入させるこ
    となく、前記シート処理装置の具備するシート搬送路に
    搬送可能となるよう前記画像形成装置と前記シート処理
    装置とを機械的に接続しており、 前記一連の画像のうちの、カラー画像のページは前記第
    1の画像形成装置により画像形成させ、白黒画像のペー
    ジは前記第2の画像形成装置により画像形成させるよう
    制御すると共に、前記シート処理装置において、前記第
    1の画像形成装置からのシートと前記第2の画像形成装
    置からのシートを、前記連続したページ順を維持しなが
    ら、1つのシート束にまとめるべく、前記第1の画像形
    成装置における画像形成動作及び前記第2の画像形成装
    置における画像形成動作を選択的に待機状態にさせるこ
    とを特徴とする画像形成システム。
  14. 【請求項14】 前記一連の画像を、ページ単位で、カ
    ラー画像か白黒画像かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて、画像形成動作の
    準備を実行させる為の指示を含む第1指示データを、シ
    ート上に形成すべき画像のページ番号情報と対応付け
    て、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装
    置に選択的に送信する第1送信手段と、 前記第1の画像形成装置に具備された、前記第1指示デ
    ータと前記ページ番号情報、及び前記ページ番号情報に
    対応する画像を受信する第1受信手段と、 前記第1の画像形成装置に具備された、前記第1受信手
    段による前記第1指示データの受信に応じて、前記ペー
    ジ番号情報に対応するページのカラー画像をシート上に
    形成する為の準備を行い、その旨を、前記ページ番号情
    報に対応付けて、前記データ通信路を介して、前記シー
    ト処理装置に通知する第1通知手段と、 前記第2の画像形成装置に具備された、前記第1の指示
    データと前記ページ番号情報、及び前記ページ番号情報
    に対応する画像を受信する第2受信手段と、 前記第2の画像形成装置に具備された、前記第2受信手
    段による前記第1指示データの受信に応じて、前記ペー
    ジ番号情報に対応する白黒画像をシート上に形成する為
    の準備を行い、その旨を、前記ページ番号情報に対応付
    けて、前記データ通信路を介して、前記シート処理装置
    に通知する第2通知手段と、 前記シート処理装置に具備された、前記第1通知手段お
    よび前記第2通知手段からの前記ページ番号情報を、前
    記データ通信路を介して、受信する第3受信手段と、 前記シート処理装置に具備された、前記第3受信手段に
    より受信した前記ページ番号情報に基づいて、画像形成
    動作の開始を許可する為の指示を含む第2指示データ
    を、前記データ通信路を介して、前記第1の画像形成装
    置及び前記第2の画像形成装置に選択的に送信する第2
    送信手段と、を更に有することを特徴とする請求項13
    記載の画像形成システム。
  15. 【請求項15】 前記第2送信手段からの前記第2指示
    データを受信すること無く、画像形成動作を開始しない
    よう前記第1、第2の画像形成装置を制御することを特
    徴とする請求項14記載の画像形成システム。
  16. 【請求項16】 前記第2送信手段は、前記第1の画像
    形成装置に前記第2の指示データを出力するのか、前記
    第2の画像形成装置に前記第2の指示データを出力する
    のかに応じて、前記第2指示データを出力するタイミン
    グを異ならせることを特徴とする請求項14記載の画像
    形成システム。
  17. 【請求項17】 前記第2送信手段は、前記第1の画像
    形成装置に前記第2の指示データを出力する場合におけ
    る前記第2指示データの出力タイミングよりも、前記第
    2の画像形成装置に前記第2の指示データを出力する場
    合における前記第2指示データの出力タイミングを遅延
    させることを特徴とする請求項16記載の画像形成シス
    テム。
  18. 【請求項18】 前記第2送信手段は、前記第3受信手
    段により受信した前記ページ番号情報及び、前記シート
    処理装置におけるシート処理状況に基づいて、前記第2
    指示データを出力するタイミングを決定することを特徴
    とする請求項14記載の画像形成システム。
  19. 【請求項19】 前記第2送信手段は、前記第3受信手
    段により受信した前記ページ番号情報及び、前記シート
    処理装置におけるシート処理状況、及び、前記第1、第
    2の画像形成装置のどちらの画像形成装置に対して前記
    第2の指示データを出力するのか、に基づいて、前記第
    2指示データを出力するタイミングを決定することを特
    徴とする請求項18記載の画像形成システム。
  20. 【請求項20】 前記第1の画像形成装置及び前記第2
    の画像形成装置の何れかにより画像形成され、前記シー
    ト処理装置の前記シート搬送路に搬送された、シートの
    ページ番号に基づいて、前記第1、第2の、どちらの画
    像形成装置の画像形成動作を待機状態にするのか決める
    ことを特徴とする請求項13記載の画像形成システム。
  21. 【請求項21】 前記シート処理装置に具備された、前
    記シート搬送路を介して搬送された前記第1、第2の画
    像形成装置からのシートを積載する積載手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項13記載の画像形成システ
    ム。
  22. 【請求項22】 どちらの画像形成装置において画像形
    成されたシートであるのか否かに関係なく、前記第1、
    第2の画像形成装置からのシートを画像形成面が下向き
    の状態で前記積載手段に積載することを特徴とする請求
    項21記載の画像形成システム。
  23. 【請求項23】 前記シート処理装置に具備された、前
    記積載手段上の、前記第1、第2の画像形成装置からの
    シートからなる前記シート束に対するステイプル処理を
    行うステイプル手段を更に有することを特徴とする請求
    項21記載の画像形成システム。
  24. 【請求項24】 前記シート処理装置に具備された、前
    記シート搬送路を介して搬送された前記第1、第2の画
    像形成装置からのシートを積載する積載手段を更に有
    し、 前記一連の画像の先頭ページから順番に画像形成するべ
    く、前記第1の画像形成装置における画像形成動作及び
    前記第2の画像形成装置における画像形成動作を選択的
    に待機状態にさせると共に、どちらの画像形成装置にお
    いて画像形成されたシートであるのか否かに関係なく、
    前記第1、第2の画像形成装置からのシートを画像形成
    面が下向きの状態で前記積載手段に積載することを特徴
    とする請求項13記載の画像形成システム。
  25. 【請求項25】 前記第1の画像形成装置と前記第2の
    画像形成装置との間に前記シート処理装置を介在させる
    よう前記第1、第2の画像形成装置、及びシート処理装
    置を夫々機械的に接続することを特徴とする請求項13
    記載の画像形成システム。
  26. 【請求項26】 前記画像形成動作に先行して、前記画
    像発生源からの前記画像に対する回転処理を行う画像処
    理手段を更に有することを特徴とする請求項13記載の
    画像形成システム。
  27. 【請求項27】 前記画像処理手段は、前記第1の画像
    形成装置および前記第2の画像形成装置の何れかの装置
    で像形成される画像に対してのみ前記回転処理を行うこ
    とを特徴とする請求項26記載の画像形成システム。
  28. 【請求項28】 前記画像処理手段は、前記第1、第2
    の画像形成装置及び前記シート処理装置をどのように配
    置して接続したかに応じて、前記第1の画像形成装置お
    よび前記第2の画像形成装置の何れかの装置で像形成さ
    れる画像に対して前記回転処理を行うことを特徴とする
    請求項27記載の画像形成システム。
  29. 【請求項29】 画像発生源からの、カラー画像及び白
    黒画像を含む複数ページからなる連続したページ順の一
    連の画像を、シート上に形成する為の画像形成システム
    の制御方法であって、 前記画像形成システムは、シート上に前記カラー画像を
    形成可能な第1の画像形成装置と、シート上に前記白黒
    画像を形成可能な第2の画像形成装置と、前記第1の画
    像形成装置にて前記カラー画像が形成されたシート及び
    前記第2の画像形成装置にて白黒画像が形成されたシー
    トを、1つのシート束として、まとめることが可能なシ
    ート処理装置とを有し、 前記第1、第2の画像形成装置と前記シート処理装置と
    が互いにデータ通信可能となるようデータ通信路を介し
    て前記画像形成装置とシート処理装置とを電気的に接続
    すると共に、前記第1、第2の画像形成装置から排出さ
    れるシートを、オペレータによる手作業を介入させるこ
    となく、前記シート処理装置の具備するシート搬送路に
    搬送可能となるよう前記画像形成装置と前記シート処理
    装置とを機械的に接続しており、 前記一連の画像のうちの、カラー画像のページは前記第
    1の画像形成装置により画像形成させ、白黒画像のペー
    ジは前記第2の画像形成装置により画像形成させるよう
    制御するステップと、 前記シート処理装置において、前記第1の画像形成装置
    からのシートと前記第2の画像形成装置からのシート
    を、前記連続したページ順を維持しながら、1つのシー
    ト束にまとめるべく、前記第1の画像形成装置における
    画像形成動作及び前記第2の画像形成装置における画像
    形成動作を選択的に待機状態にさせるステップと、 を備えることを特徴とする画像形成システムの制御方
    法。
  30. 【請求項30】 画像発生源からの、カラー画像及び白
    黒画像を含む複数ページからなる連続したページ順の一
    連の画像を、シート上に形成する為の画像形成システム
    を制御するための制御プログラムを記憶したコンピュー
    タ読取可能な記憶媒体であって、 前記画像形成システムは、シート上に前記カラー画像を
    形成可能な第1の画像形成装置と、シート上に前記白黒
    画像を形成可能な第2の画像形成装置と、前記第1の画
    像形成装置にて前記カラー画像が形成されたシート及び
    前記第2の画像形成装置にて白黒画像が形成されたシー
    トを、1つのシート束として、まとめることが可能なシ
    ート処理装置とを有し、前記第1、第2の画像形成装置
    と前記シート処理装置とが互いにデータ通信可能となる
    ようデータ通信路を介して前記画像形成装置とシート処
    理装置とを電気的に接続すると共に、前記第1、第2の
    画像形成装置から排出されるシートを、オペレータによ
    る手作業を介入させることなく、前記シート処理装置の
    具備するシート搬送路に搬送可能となるよう前記画像形
    成装置と前記シート処理装置とを機械的に接続してお
    り、 前記制御プログラムは、前記一連の画像のうちの、カラ
    ー画像のページは前記第1の画像形成装置により画像形
    成させ、白黒画像のページは前記第2の画像形成装置に
    より画像形成させるよう制御するモジュールと、前記シ
    ート処理装置において、前記第1の画像形成装置からの
    シートと前記第2の画像形成装置からのシートを、前記
    連続したページ順を維持しながら、1つのシート束にま
    とめるべく、前記第1の画像形成装置における画像形成
    動作及び前記第2の画像形成装置における画像形成動作
    を選択的に待機状態にさせるモジュールとを備えること
    を特徴とする記憶媒体。
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