JP2004032049A - 画像読み込み装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写機を用いた読み取りシステムを構築する際、スキャナー画像を容易に非圧縮できる構成を提案する。
【解決手段】原稿台にセットされた原稿を走査する手段、走査画像データを、外部に接続されている外部機器上のメモリに転送する第一の転送手段、転送する際、あらかじめ決められた領域のみ取り込むための設定が可能な第一の設定手段、取り込み解像度を設定する第二の設定手段、取り込み画像の階調モードを設定する第三の設定手段、前記複数設定手段によって設定されたモードにより、原稿台上にセットされた原稿に対し、画像形成装置にて切り出した後非圧縮にて転送を行う手段、転送された画像データに対し、非圧縮にて外部機器上のメモリに格納できるか否かの判定手段。格納できるならば、非圧縮にて格納する第一の格納手段、格納できないならば圧縮にて格納する。
【選択図】 図1
【解決手段】原稿台にセットされた原稿を走査する手段、走査画像データを、外部に接続されている外部機器上のメモリに転送する第一の転送手段、転送する際、あらかじめ決められた領域のみ取り込むための設定が可能な第一の設定手段、取り込み解像度を設定する第二の設定手段、取り込み画像の階調モードを設定する第三の設定手段、前記複数設定手段によって設定されたモードにより、原稿台上にセットされた原稿に対し、画像形成装置にて切り出した後非圧縮にて転送を行う手段、転送された画像データに対し、非圧縮にて外部機器上のメモリに格納できるか否かの判定手段。格納できるならば、非圧縮にて格納する第一の格納手段、格納できないならば圧縮にて格納する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿台上の原稿の画像を読み取って、ホストコンピュータに転送する複写機からの画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機を有するプリンティングシステムにおいて、非圧縮にて画像を取り込む事は、かなり困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
理由としては、読み取り画像をRowデータで順次画部機器もしくはホストコンピュータに取り込むと、転送レートの制約(PCIバス、ネットワーク等)でパフォーマンスが上がらないからである。そのために、走査画像データを圧縮して、メモリ手段に格納する方法等が提案されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、あらかじめ決められた領域のみを取り込みすることが可能な構成を提案することでパフォーマンスのネックとなるバスの制約を回避するための手段を設けることと、仮に取り込み不可能であった場合、圧縮取り込みの構成も同時に盛り込むことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置の実施の形態について説明する。図1は画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置は、イメージリーダ200およびプリンタ部300からなる画像形成装置本体、折り装置500およびフィニッシャ600から構成される。イメージリーダ200の上部には、原稿搬送装置(原稿給送装置)100が装着されている。尚、イメージリーダ200は、白黒、フルカラー何れの構成でも可である。
【0006】
原稿搬送装置100は、原稿トレイ105上にセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス205の上に搬送させる。そして、スキャナユニット206上で原稿を左から右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行う。その後、読み取った原稿を排紙トレイ106に排出する。
【0007】
レンズ207を介してイメージセンサ208により読み取られた原稿の画像は、画像処理されてハードディスク413(図3参照)に格納されるとともにプリンタ制御部301を介して露光制御部305に送られる。露光制御部305は、画像信号に応じたレーザー光を出力する。このレーザー光が感光ドラム306に照射されると、感光ドラム306上には静電潜像が形成される。感光ドラム306上の静電潜像は現像器307により現像され、感光ドラム306上の現像剤はカセット308、309、手差し給紙部310および両面搬送パス311のいずれかから給送されたシートに転写部312で転写される。
【0008】
現像剤が転写されたシートは定着部313に導かれると、現像剤の定着処理が施される。定着部313を通過したシートを、図示しないフラッパにより、一旦、パス315からパス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた後、シートをスイッチバックさせてパス316から排出ローラ317に導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)にして排出ローラ317によりプリンタ部300から排出することが可能である。これを反転排紙という。
【0009】
このように、フェイスダウンで排出することにより、原稿搬送装置100を用いたり、外部コンピューターから出力された画像をプリントする場合など、先頭頁から正しい頁順で画像形成を行うことが可能である。
【0010】
尚、手差し給紙部310からOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行う場合、パス315に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)のままで排出ローラ317から排出する。
【0011】
また、シートの両面に画像形成を行う場合、シートを定着部313からパス315、パス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた直後にシートをスイッチバックさせ、図示しないフラッパにより両面搬送パス311に導く。両面搬送パス311に導かれたシートに対し、再度、転写部312で静電潜像が転写され、定着部313で定着処理が施される。
【0012】
排紙ローラ317から排出されたシートは折り装置500に送り込まれる。折り装置500はシートをZ折りに折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズのシートで折り処理の指定がなされている場合、折り装置500で折り処理が行われた後にフィニッシャ600に送り込まれるが、それ以外のサイズのシートはそのままフィニッシャ600に送り込まれる。フィニッシャ600は製本処理、綴じ処理、穴あけなどの処理を行う。また、フィニッシャ600の上部には、インサータ700が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ600に給送する。
【0013】
図2は本発明を実施するブロック構成の一例である。
【0014】
本構成は、複写機を用いたプリンティングシステム上のスキャンシステムについてなので、先ずはプリンティングについて説明を加える。
【0015】
ホストコンピュータ2000上のアプリケーション(Word、PowerPoint等)21で作成されたデータを、プリンタードライバー2002を介して、PDLコマンド(PS、PCL、LIPS等)をネットワーク2003を通じて2004の外部機器に転送する。転送されたPDLコマンドは、2005のラスタライザ−により、画像を構成する個々の部品に対応付けられたコマンドに基づいてビットマップイメージを作成する。この際、画像メモリ2006に格納するときは、圧縮した(Jpeg等)データに変換する。
【0016】
その後、図示しないプリンターの要求コマンドに応じて、リアルタイムにPCI(専用のバスでも可)バス2007を通じて2008にて画像を伸張し、ラスターデータに展開し、複写機2009に転送する。転送されたラスターデータは、画像処理部2010にて、γ補正等のプリンター固有の画像処理を施し、2011の画像形成ユニットにてプリント出力を実施する。
【0017】
次にスキャンシステムにおける画像データの流れについて説明を加える。先ず、ホストコンピュータ2000上のスキャナードライバー2002にて、スキャンエリアの指定を実施する。
【0018】
図3にてスキャンドライバー画面を説明する。3002の読み取りサイズにて読み込み幅の最大を指定する。次に3003のモードにてフルカラー取り込み、グレイスケールの取り込みの選択を実施する。3004の解像度設定において解像度の選定を実施する。ここでは、スキャナーの解像度を600dpiで想定したためにmax600であるが、スキャナーの解像度が変わることにより、maxの解像度が変化することはいうまでもない。そして3001のスキャンエリア指定にて、切り出しエリアを指定する。
【0019】
その後、3005のスキャンボタンを押下することで、自動紙送り装置にセットされている複数原稿を図示されていない、スキャナーコントローラによって2012のスキャナーユニットにより読み込み動作を実施する。読み込まれた、走査画像データを2010の画像処理部によって主走査方向の切り出しを行う。副走査方向の切り出しについてはスキャナーの読み込みにより切り出しを行う。図4にて詳細を説明する。先ず4001のカウンターは主走査画像CLKである4006のVCLKを基準CLKとしてカウントアップする。4007の水平同期信号であるHSYNCによって、loadを繰り返しカウント値を出力する。
【0020】
次に4002、4003の等面コンパレータによって切り出しの設定を4009regAと4010regBにて実施する。4009と4010は図示しないスキャナーコントローラによって、切り出しエリアの情報を2000のホストコンピュータより受け取りデータをセットする。次に、4004のJKフィリップフロップによって切り出しエリアを作成し、4005のbitANDにて4008の画像データとかけあわせを行う。ちなみに2010の画像処理部では、スキャンの切り出し以外の構成も当然必要であるが、本発明には関係しないので省略する。
【0021】
次に切り出された画像データは、2004の外部機器部内の2008画像圧縮/伸張部に転送される。転送された画像データは、圧縮部2008にて、図3で設定された、モードに応じてデータ変換を行った後、圧縮するかいなかの判断を実施する。判断は本実施例においては、外部機器が判断することとする。次に、判断アルゴリズムについて説明を加える。
【0022】
まず、本実施例にて使用されるPCIバスの場合、33MHz、32bitの構成だとすると単位時間あたりの転送率は以下の式によって表される。
【0023】
33Mb/S×32bit×0.3=39.6MB/S ・・・(1)
注意:0.3はPCIの転送効率を30%として考慮した場合。
【0024】
仮にスキャナーの解像度600dpiの場合、フルカラーの場合A4全面フルカラー画像では、
297mm×210mm×600/25.4×600/25.4×24bit=約84MB ・・・(2)
スキャナーの読み取り速度を、200mm/Sとすると、
84MB/(210/200)=80MB/S ・・・(3)
39.6/80=49.5% ・・・(4)
(1)と(3)の結果により、(4)の49.5%以下の切り取りエリアについては、PCIのバスネックにはならないので、非圧縮にて外部機器のメモリ2006に格納する。仮に本条件にて49.5%以上のエリアで切り出した場合は、バスのパフォーマンスがネックとなるため、2008にて圧縮を施した後、2006画像メモリに格納する。
【0025】
ここでの圧縮率の設定は、図示しないがユーザー設定可能とする。
【0026】
その後、2006から読み出された画像データは、ラスターイメージもしくは圧縮コードにて2003のネットワークを通じて、スキャナードライバ2002を介し、2001アプリケーションに取り込まれる。
【0027】
(その他の実施例)
第一の実施例でのエリアの切り出し等のモード設定は、ホスト側のスキャナードライバー上にて設定する事に対して、本実施例では、外部機器上のコマンドワークステーション上にて設定可能とする。
【0028】
(その他の実施例)
本実施例においては、エリアの切り出し等のモード設定は、複写機本体の操作部上にて設定することを特徴とする。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、複写機を用いた、読み取りシステムを構築する際、スキャナー画像を容易に非圧縮にできる構成を提案することでより高い画質を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】主要構成を示す図である。
【図3】設定画面を示す図である。
【図4】2003の画像処理部のエリア切り出し部の構成である。
【符号の説明】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿台上の原稿の画像を読み取って、ホストコンピュータに転送する複写機からの画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機を有するプリンティングシステムにおいて、非圧縮にて画像を取り込む事は、かなり困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
理由としては、読み取り画像をRowデータで順次画部機器もしくはホストコンピュータに取り込むと、転送レートの制約(PCIバス、ネットワーク等)でパフォーマンスが上がらないからである。そのために、走査画像データを圧縮して、メモリ手段に格納する方法等が提案されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、あらかじめ決められた領域のみを取り込みすることが可能な構成を提案することでパフォーマンスのネックとなるバスの制約を回避するための手段を設けることと、仮に取り込み不可能であった場合、圧縮取り込みの構成も同時に盛り込むことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置の実施の形態について説明する。図1は画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置は、イメージリーダ200およびプリンタ部300からなる画像形成装置本体、折り装置500およびフィニッシャ600から構成される。イメージリーダ200の上部には、原稿搬送装置(原稿給送装置)100が装着されている。尚、イメージリーダ200は、白黒、フルカラー何れの構成でも可である。
【0006】
原稿搬送装置100は、原稿トレイ105上にセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス205の上に搬送させる。そして、スキャナユニット206上で原稿を左から右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行う。その後、読み取った原稿を排紙トレイ106に排出する。
【0007】
レンズ207を介してイメージセンサ208により読み取られた原稿の画像は、画像処理されてハードディスク413(図3参照)に格納されるとともにプリンタ制御部301を介して露光制御部305に送られる。露光制御部305は、画像信号に応じたレーザー光を出力する。このレーザー光が感光ドラム306に照射されると、感光ドラム306上には静電潜像が形成される。感光ドラム306上の静電潜像は現像器307により現像され、感光ドラム306上の現像剤はカセット308、309、手差し給紙部310および両面搬送パス311のいずれかから給送されたシートに転写部312で転写される。
【0008】
現像剤が転写されたシートは定着部313に導かれると、現像剤の定着処理が施される。定着部313を通過したシートを、図示しないフラッパにより、一旦、パス315からパス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた後、シートをスイッチバックさせてパス316から排出ローラ317に導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)にして排出ローラ317によりプリンタ部300から排出することが可能である。これを反転排紙という。
【0009】
このように、フェイスダウンで排出することにより、原稿搬送装置100を用いたり、外部コンピューターから出力された画像をプリントする場合など、先頭頁から正しい頁順で画像形成を行うことが可能である。
【0010】
尚、手差し給紙部310からOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行う場合、パス315に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)のままで排出ローラ317から排出する。
【0011】
また、シートの両面に画像形成を行う場合、シートを定着部313からパス315、パス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた直後にシートをスイッチバックさせ、図示しないフラッパにより両面搬送パス311に導く。両面搬送パス311に導かれたシートに対し、再度、転写部312で静電潜像が転写され、定着部313で定着処理が施される。
【0012】
排紙ローラ317から排出されたシートは折り装置500に送り込まれる。折り装置500はシートをZ折りに折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズのシートで折り処理の指定がなされている場合、折り装置500で折り処理が行われた後にフィニッシャ600に送り込まれるが、それ以外のサイズのシートはそのままフィニッシャ600に送り込まれる。フィニッシャ600は製本処理、綴じ処理、穴あけなどの処理を行う。また、フィニッシャ600の上部には、インサータ700が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ600に給送する。
【0013】
図2は本発明を実施するブロック構成の一例である。
【0014】
本構成は、複写機を用いたプリンティングシステム上のスキャンシステムについてなので、先ずはプリンティングについて説明を加える。
【0015】
ホストコンピュータ2000上のアプリケーション(Word、PowerPoint等)21で作成されたデータを、プリンタードライバー2002を介して、PDLコマンド(PS、PCL、LIPS等)をネットワーク2003を通じて2004の外部機器に転送する。転送されたPDLコマンドは、2005のラスタライザ−により、画像を構成する個々の部品に対応付けられたコマンドに基づいてビットマップイメージを作成する。この際、画像メモリ2006に格納するときは、圧縮した(Jpeg等)データに変換する。
【0016】
その後、図示しないプリンターの要求コマンドに応じて、リアルタイムにPCI(専用のバスでも可)バス2007を通じて2008にて画像を伸張し、ラスターデータに展開し、複写機2009に転送する。転送されたラスターデータは、画像処理部2010にて、γ補正等のプリンター固有の画像処理を施し、2011の画像形成ユニットにてプリント出力を実施する。
【0017】
次にスキャンシステムにおける画像データの流れについて説明を加える。先ず、ホストコンピュータ2000上のスキャナードライバー2002にて、スキャンエリアの指定を実施する。
【0018】
図3にてスキャンドライバー画面を説明する。3002の読み取りサイズにて読み込み幅の最大を指定する。次に3003のモードにてフルカラー取り込み、グレイスケールの取り込みの選択を実施する。3004の解像度設定において解像度の選定を実施する。ここでは、スキャナーの解像度を600dpiで想定したためにmax600であるが、スキャナーの解像度が変わることにより、maxの解像度が変化することはいうまでもない。そして3001のスキャンエリア指定にて、切り出しエリアを指定する。
【0019】
その後、3005のスキャンボタンを押下することで、自動紙送り装置にセットされている複数原稿を図示されていない、スキャナーコントローラによって2012のスキャナーユニットにより読み込み動作を実施する。読み込まれた、走査画像データを2010の画像処理部によって主走査方向の切り出しを行う。副走査方向の切り出しについてはスキャナーの読み込みにより切り出しを行う。図4にて詳細を説明する。先ず4001のカウンターは主走査画像CLKである4006のVCLKを基準CLKとしてカウントアップする。4007の水平同期信号であるHSYNCによって、loadを繰り返しカウント値を出力する。
【0020】
次に4002、4003の等面コンパレータによって切り出しの設定を4009regAと4010regBにて実施する。4009と4010は図示しないスキャナーコントローラによって、切り出しエリアの情報を2000のホストコンピュータより受け取りデータをセットする。次に、4004のJKフィリップフロップによって切り出しエリアを作成し、4005のbitANDにて4008の画像データとかけあわせを行う。ちなみに2010の画像処理部では、スキャンの切り出し以外の構成も当然必要であるが、本発明には関係しないので省略する。
【0021】
次に切り出された画像データは、2004の外部機器部内の2008画像圧縮/伸張部に転送される。転送された画像データは、圧縮部2008にて、図3で設定された、モードに応じてデータ変換を行った後、圧縮するかいなかの判断を実施する。判断は本実施例においては、外部機器が判断することとする。次に、判断アルゴリズムについて説明を加える。
【0022】
まず、本実施例にて使用されるPCIバスの場合、33MHz、32bitの構成だとすると単位時間あたりの転送率は以下の式によって表される。
【0023】
33Mb/S×32bit×0.3=39.6MB/S ・・・(1)
注意:0.3はPCIの転送効率を30%として考慮した場合。
【0024】
仮にスキャナーの解像度600dpiの場合、フルカラーの場合A4全面フルカラー画像では、
297mm×210mm×600/25.4×600/25.4×24bit=約84MB ・・・(2)
スキャナーの読み取り速度を、200mm/Sとすると、
84MB/(210/200)=80MB/S ・・・(3)
39.6/80=49.5% ・・・(4)
(1)と(3)の結果により、(4)の49.5%以下の切り取りエリアについては、PCIのバスネックにはならないので、非圧縮にて外部機器のメモリ2006に格納する。仮に本条件にて49.5%以上のエリアで切り出した場合は、バスのパフォーマンスがネックとなるため、2008にて圧縮を施した後、2006画像メモリに格納する。
【0025】
ここでの圧縮率の設定は、図示しないがユーザー設定可能とする。
【0026】
その後、2006から読み出された画像データは、ラスターイメージもしくは圧縮コードにて2003のネットワークを通じて、スキャナードライバ2002を介し、2001アプリケーションに取り込まれる。
【0027】
(その他の実施例)
第一の実施例でのエリアの切り出し等のモード設定は、ホスト側のスキャナードライバー上にて設定する事に対して、本実施例では、外部機器上のコマンドワークステーション上にて設定可能とする。
【0028】
(その他の実施例)
本実施例においては、エリアの切り出し等のモード設定は、複写機本体の操作部上にて設定することを特徴とする。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、複写機を用いた、読み取りシステムを構築する際、スキャナー画像を容易に非圧縮にできる構成を提案することでより高い画質を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】主要構成を示す図である。
【図3】設定画面を示す図である。
【図4】2003の画像処理部のエリア切り出し部の構成である。
【符号の説明】
Claims (4)
- 画像形成装置において、原稿台にセットされた原稿を走査する手段、走査画像データを、外部に接続されている外部機器上のメモリに転送する第一の転送手段、転送する際、あらかじめ決められた領域のみ取り込むための設定が可能な第一の設定手段、取り込み解像度を設定する第二の設定手段、取り込み画像の階調モードを設定する第三の設定手段、前記第一、第二、第三の設定手段によって設定されたモードにより、原稿台上にセットされた原稿に対し、画像形成装置にて切り出した後非圧縮にて転送を行う手段、転送された画像データに対し、非圧縮にて外部機器上のメモリに格納できるか否かの判定手段、格納できるならば、非圧縮にて格納する第一の格納手段、格納できないならば圧縮にて格納する第二の格納手段、格納された画像データを、ホストコンピュータに取り込むための手段を有することを特徴とする画像読み込み装置。
- 請求項1における圧縮率の設定は設定可能であることを特徴とする画像読み込み装置。
- 請求項1における、あらかじめ決められた領域の設定は、ホストコンピュータ、外部機器、画像形成装置の何れでも可であることを特徴とする画像読み込み装置。
- 請求項1における、階調モードはフルカラーモード、グレイモード、白黒2値モードであることを特徴とする画像読み込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002181302A JP2004032049A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像読み込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002181302A JP2004032049A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像読み込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004032049A true JP2004032049A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31178177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002181302A Pending JP2004032049A (ja) | 2002-06-21 | 2002-06-21 | 画像読み込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004032049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367760C (zh) * | 2004-11-16 | 2008-02-06 | 夏普株式会社 | 图像形成装置、图像形成方法及图像形成程序 |
-
2002
- 2002-06-21 JP JP2002181302A patent/JP2004032049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367760C (zh) * | 2004-11-16 | 2008-02-06 | 夏普株式会社 | 图像形成装置、图像形成方法及图像形成程序 |
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