JP2006023635A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置が提供できる機能を、ユーザが画像形成装置を動作させる前に提示することで画像形成装置が有する機能を有効利用できるようにする。
【解決手段】 ユーザーが複写指示を行なった後に予めユーザーが設定している複写設定と画像形成装置が提供できる機能との比較を行ない、その機能比較結果を基に複写を行なう上でユーザーにより優位な機能を提案する機能提案手段を具備し、ユーザーが1度、複写指示を行なった後に複写設定を変更して複写を実施できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置の操作において複写原稿の数量と複写部数、ならびに画像形成装置が装備している機能と画像形成装置利用ユーザーが設定した複写設定から、画像形成装置利用ユーザーに対しより効果的な複写設定を提示する画像形成装置に関する。
複写対象原稿枚数が多い場合や複写部数が複数ある場合において、画像形成装置が搭載している機能を知らずに複写動作を実行してしまうこと、ならびに、画像形成装置に搭載されている機能を知っていても設定を実行することを忘れて複写を実行していた。
一方、複写機などの画像形成装置においては、ユーザの操作指示によって画像形成装置が有する機能の説明を表示させる、いわゆるヘルプ機能を有していた。(例えば特許文献1参照)
特開2003−125132号公報
そのため、例えば、不用意に複写用紙を大量に使用したり、画像形成装置にステープル機能が搭載されていても、それを使う設定をせずに複写を実行し、複写を実行後、個別にステープルしたりしていた。また、画像形成装置が上記のヘルプ機能を有していても、ユーザがその機能の存在に気が付かなければその機能が使われることも無く、画像形成装置が多くの機能を有していてもこれらの機能が有効活用されることが無かった。
本発明はこのような状況のもとでなされたものであり、画像形成装置が提供できる機能を、画像形成動作実行前にユーザに対して提示することで画像形成装置が有する機能を有効利用できるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、ユーザーが複写指示を行なった後に予めユーザーが設定している複写設定と画像形成装置が提供できる機能との比較を行なう機能比較手段と、その機能比較手段で得た結果を基に複写を行なう上でユーザーにより優位な機能を提案する機能提案手段を具備し、ユーザーが1度、複写指示を行なった後に複写設定を変更して複写を実施できることを特徴とする画像形成装置である。
本発明により、画像形成装置ユーザーが画像形成装置を利用するときに、画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対し最適な複写結果を得られる設定を促すことで、画像形成装置利用ユーザーは画像形成装置の備えている応用モードの設定を意識しなくても、複写を実行する過程で、応用モードの設定を容易に行なえる。従って、画像形成装置を使うことに不慣れなユーザーも、簡単に応用モード設定を行なうことが可能となる。
以下添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の形態における処理のフローを示した図である。ステップS101は、画像形成装置を使って複写を実行するにあたり、複写対象原稿を読み込ませるために画像形成装置の操作部140にあるスタートキー1029が押されたか否かを検出する処理を行なう。ステップS101において、画像形成装置のスタートキー1029が押されていない場合には、ステップS101の状態にある。ステップS101において、画像形成装置のスタートキー1029が押されたら処理をステップS102へ移行する。ステップS102は、ステップS101の操作を実施して読み込んだ複写対象原稿のページ数とその原稿の複写部数から複写用紙枚数を算出する処理を実施する。ステップS103は、画像形成装置が複写対象原稿の複写を実施するにあたり、画像形成装置に設定されている設定事項を調べる処理を行なう。ステップS102で算出した複写用紙枚数に照らし合わせてステップS103で調査された画像形成装置の設定内容を確認する。ステップS104は、ステップS103において確認された設定内容とステップS102で算出された必要用紙数量、ならびに画像形成装置が装備しているオプション情報を元により画像形成装置を有効に利用する為のアナウンスを画像形成装置利用の顧客に対して実施する。尚、アナウンスは、画像形成装置に装備されていパネル操作部130へ表示したり、音声にてアナウンスしても良く、その方法には言及しなし。ステップS104において、有効な機能をユーザーに対し提供できない場合には、処理をステップS105へ移行する。ステップS104において、画像形成装置の利用者に対し有用な機能を提示できる場合には処理をステップS106へ移行する。ステップS105は、画像形成装置が読み込んだ画像データを複写する処理を実行する。ステップS106は、ステップS104で画像形成装置利用者に対し、有用な機能を提示できる場合に、その利用できる機能を連絡する処理を実施する。
ステップS107は、ステップS106で画像形成装置利用者に対し提示された付加設定をユーザーがキャンセルしたか否かを判断する処理を行なう。ステップS107において画像形成装置利用ユーザーが、ステップS106で画像形成装置から提示された付加設定を画像形成装置に設定することをキャンセルした場合には、現状の複写設定で複写対象原稿の複写を実行する。ステップS107において画像形成装置利用ユーザーが、ステップS106で画像形成装置から提示された付加設定を画像形成装置に設定することをキャンセルしなかった場合には、ステップS108に処理を移行する。ステップS108は、画像形成装置利用ユーザーが画像形成装置の複写設定を変更したか否かの判断を行う。画像形成装置の複写設定が変更されていない場合には、ステップS107の処理に戻る。画像形成装置の複写設定が変更された場合には処理をステップS109へ移行する。ステップS109は、画像形成装置の操作部140の複写スタートキーが押されたか否かの処理を示し、スタートキーが押された場合にはステップS108の処理で設定変更された複写設定に基づいて複写動作を実行する。ステップS109において、スタートキーが押されない場合には、そのまま複写動作を実行せずにスタートキー押下を待ちつづける。
図2は、本発明の形態によって構成したネットワークシステムである。
図中の200はインターネット通信網である。201はウェブサーバであり、インターネット200上に接続され、インターネットユーザーに特定のサービスを提供する。202は金融機関と消費者クライアントの間の決済処理などを行う電子マネーサーバである。204は個人ユーザーの端末とインターネット200との接続処理を行うサービスプロバイダである。203はファイアーウォールであり、これにより下に図示したLAN2011内部と外部通信網(インターネット200)とを接続し、セキュリティー管理などを行う。209はLAN2011で接続された205〜208、220の各機器管理サーバーである。208はファイルサーバであり、LANで接続された複数のユーザーがデータを共有することができる。
220はデジタル複写機などの画像形成装置であり、主に画像の入出力機能を有する。この画像形成装置220において、140はユーザーが各種の操作を行うための操作部、10は操作部140やパソコン205からの指示にしたがって画像を読み取るためのイメージスキャナ、20はパソコン205やファイルサーバ208からのデータを用紙に印刷するプリンターである。
30はコントローラユニットであり、操作部140やパソコン205からの指示に基づいてスキャナ10、プリンター20に対する画像データの入出力の制御を行う。例えば、スキャナ10が取り込んだ画像データをコントローラ内部のメモリに蓄積したり、パソコン205に出力したり、あるいはプリンター20で印刷するなどの制御を行う。206、207はMFP(マルチファンクションプリンタ)であり、パソコン205やファイルサーバ208からの画像データを記録媒体上にプリントすることができる。205は端末装置として接続されたパソコンである。インターネット200を介してウェブサーバ201から提供された情報を閲覧したり、画像データを画像形成装置220、206、207に出力したりすることができる。
なお、上記構成はインターネットにファイアーウォール203を介してLAN2011が接続されている構成となっているが、サービスプロバイダ204を介してファイアーウォールが接続される構成でもかまわない。
本発明の画像処理装置の外観を図3に示す。
画像入力デバイスであるスキャナ部10は、原稿画像をランプにより照射し、CCDラインセンサ(図示せず)で読み取り、電気信号に変換することで画像データとして処理を行なう。原稿用紙を原稿フィーダ142にセットし、装置使用者が操作部140から読み取り起動指示することにより、フィーダ142は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部20は、画像データを用紙上の画像に変換する部分であり、本特許の明細書では、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式により説明を行なうが、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等であっても構わない。プリント動作の起動は、装置内部のコントローラ(後述)からの指示によって開始する。プリンタ部20には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット122、124、142、144がある。また、画像形成された用紙は排紙トレイ132上に排出される。
図4は本発明の画像形成装置の構成を説明する断面図である。図面を用いて動作の詳細を説明する。
101は原稿台ガラスであり、原稿自動送り装置142から給送された原稿が順次、所定位置に載置される。102は例えばハロゲンランプから構成される原稿照明ランプで、原稿台ガラス101に載置された原稿を露光する。103、104、105は走査ミラーであり、図示しない光学走査ユニットに収容され、往復動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット106に導く。CCDユニット106はCCDに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ107、例えばCCDから構成される撮像素子108、撮像素子108を駆動するCCDドライバ109等から構成されている。撮像素子108からの画像信号出力は例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コントローラ部139に入力される。また、110は感光ドラムであり、112の前露光ランプによって画像形成に備えて除電される。113は1次帯電器であり、感光ドラム110を一様に帯電させる。117は露光手段であり、例えば半導体レーザー等で構成され、画像形成や装置全体の制御を行うコントローラ部139で処理された画像データに基づいて感光ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。118は現像器であり、黒色の現像剤(トナー)が収容されている。119は転写前帯電器であり、感光ドラム110上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。120、122、124、142、144は給紙ユニットであり(120は手差し給紙ユニット)、各給紙ローラ121、123、125、143、145の駆動により、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ126の配設位置で一旦停止し、感光ドラム110に形成された画像との書き出しタイミングがとられ再給送される。127は転写帯電器であり、感光ドラム110に現像されたトナー像を給送される転写用紙に転写する。128は分離帯電器であり、転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム110より分離する。転写されずに感光ドラム110上に残ったトナーはクリーナー111によって回収される。129は搬送ベルトで、転写プロセスの終了した転写用紙を定着器130に搬送し、例えば熱により定着される。131はフラッパであり、定着プロセスの終了した転写用紙の搬送パスを、ソーター132または中間トレイ137の配置方向のいずれかに制御する。また、133〜136は給送ローラであり、一度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ137に反転(多重)または非反転(両面)して給送する。138は再給送ローラであり、中間トレイ137に載置された転写用紙を再度、レジストローラ126の配設位置まで搬送する。
139のコントローラ部には後述するマイクロコンピュータ、画像処理部等を備えており、マンマシンインターフェース装置140からの指示に従って、前述の画像形成動作を行う。
操作部140の構成を図5に示す。LCD表示部1032は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラユニット30に伝える。テンキー1028はコピー枚数など、数字の入力時に使用する。スタートキー1029は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。ストップキー1030は稼働中の動作を止めるときに使用する。リセットキー1031は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
また、1023はガイドキーであり、キーの機能が解らないとき押すとそのキーの説明が表示される。1024はコピーモードキーであり、複写を行うときに押す。1025はファクスキーであり、ファクスに関する設定を行うときに押す。1026はファイルキーであり、ファイルデータを出力したいときに押す。1027はプリンターキーであり、コンピュータ等の外部装置からのプリント出力に関する設定などを行なうときに使用する。
コントローラユニットの構成図を図6に示す。コントローラユニット30は画像入力デバイスであるスキャナ10や画像出力デバイスであるプリンタ20と接続し、一方ではLAN618や公衆回線(WAN)619接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。CPU601はシステム全体を制御するコントローラである。RAM602はCPU601が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM606はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD607はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。操作部I/F603は操作部(UI)140とのインターフェース部で、操作部140に表示する画像データを操作部140に対して出力する。また、操作部140から本システム使用者が入力した情報を、CPU601に伝える役割をする。Network604はLAN618に接続し、情報の入出力を行う。Modem605は公衆回線619に接続し、情報の入出力を行う。スキャナ、プリンタ通信I/Fはスキャナ10、プリンタ20のCPUとそれぞれ通信を行なうためのI/Fである。以上のデバイスがシステムバス609上に配置される。
Image Bus I/F608はシステムバス609と画像データを高速で転送する画像バス617を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス617は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス617上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)616はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部611は、画像入出力デバイスであるスキャナ10やプリンタ20とコントローラ30を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部615は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部613は画像データの回転を行う。画像圧縮部612は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
以下、図6に示したコントローラユニット30内の各ブロックの説明を行なう。
図7はスキャナ画像処理部615の構成を示す。画像バスI/Fコントローラ2081は、画像バス617と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、スキャナ画像処理部615内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。フィルタ処理部2082は、空間フィルタでコンボリューション演算を行う。編集部2083は、例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。変倍処理部2084は、読み取り画像の解像度を変える場合にラスターイメージの主走査方向について補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。テーブル2085は、読み取った輝度データである画像データを濃度データに変換するために、行うテーブル変換である。2値化2086は、多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン処理によって2値化する。
処理が終了した画像データは、再び画像バスコントローラ2081を介して、画像バス上に転送される。
プリンタ画像処理部614の構成を図8に示す。画像バスI/Fコントローラ2091は、画像バス617と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、プリンタ画像処理部614内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。解像度変換部2092は、Network618あるいは公衆回線619から来た画像データを、プリンタ20の解像度に変換するための解像度変換を行う。スムージング処理部2093は、解像度変換後の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
画像圧縮部612の構成を図9に示す。画像バスI./Fコントローラ2041は、画像バス617と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き、入力バッファ2042・出力バッファ2045とのデータのやりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧縮部2043に対するモード設定などの制御を行う。以下に画像圧縮処理部の処理手順を示す。
画像バス617を介して、CPU601から画像バスI/Fコントローラ2041に画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2041は画像圧縮部2043に対して画像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JBIG伸長等の)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU601から画像バスI/Fコントローラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2041はRAM602もしくは画像バス617上の各デバイスから画像データの転送を開始する。受け取った画像データは入力バッファ2042に一時格納され、画像圧縮部2043の画像データ要求に応じて一定のスピードで画像を転送する。この際、入力バッファは画像バスI/Fコントローラ2041と、画像圧縮部2043両者の間で、画像データを転送できるかどうかを判断し、画像バス617からの画像データの読み込み及び、画像圧縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わないような制御を行う(以後このような制御をハンドシェークと呼称する)。画像圧縮部2043は受け取った画像データを、一旦RAM2044に格納する。これは画像圧縮を行う際には行う画像圧縮処理の種類によって、数ライン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意してからでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧縮を施された画像データは直ちに出力バッファ2045に送られる。出力バッファ2045では、画像バスI/Fコントローラ2041及び画像圧縮部2043とのハンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコントローラ2041に転送する。画像バスI/Fコントローラ2041では転送された圧縮(もしくは伸長)された画像データをRAM602もしくは画像バス617上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処理は、CPU601からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部から停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時等)繰り返される。
画像回転部613の構成を図10に示す。画像バスI/Fコントローラ2031は、画像バス617と接続し、そのバスシーケンスを制御する働き、画像回転部2032にモード等を設定する制御及び、画像回転部2032に画像データを転送するためのタイミング制御を行う。以下に画像回転部の処理手順を示す。
画像バス617を介して、CPU601から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/Fコントローラ2031は画像回転部2032に対して画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向・角度等)を行う。必要な設定を行った後に、再度CPU601から画像バスI/Fコントローラ2031に対して画像データ転送の許可を行う。この許可に従い、画像バスI/Fコントローラ2031はRAM602もしくは画像バス617上の各デバイスから画像データの転送を開始する。尚、ここでは32bitをそのサイズとし回転を行う画像サイズを32×32(bit)とし、又、画像バス617上に画像データを転送させる際に32bitを単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
上述のように、32×32(bit)の画像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転送する必要がある。(図11参照)
不連続アドレッシングにより転送された画像データは、読み出し時に所望の角度に回転されているように、RAM2033に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転であれば、最初に転送された32bitの画像データを、図12のようにY方向に書き込んでいく。読み出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転される。
32×32(bit)の画像回転(RAM2033への書き込み)が完了した後、画像回転部2032はRAM2033から上述した読み出し方法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ2031に画像を転送する。
回転処理された画像データを受け取った画像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシングを以て、RAM602もしくは画像バス617上の各デバイスにデータを転送する。
こうした一連の処理は、CPU601からの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返される。
デバイスI/F部611の構成を図13に示す。画像バスI/Fコントローラ2021は、画像バス617と接続し、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、デバイスI/F部611内の各デバイスの制御及びタイミングを発生させる。また、スキャナ10及びプリンタ20への制御信号を発生させる。スキャンバッファ2022は、スキャナ10から送られてくる画像データを一時保存し、画像バス617に同期させて画像データを出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023は、スキャンバッファ2022に保存された画像データを順番に並べて、あるいは分解して、画像バス617に転送できる画像データのデータ幅に変換する。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024は、画像バス617から転送された画像データを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換する。プリントバッファ2025は、画像バス617から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ20に同期させて画像データを出力する。
画像スキャン時の処理手順を以下に示す。スキャナ10から送られてくる画像データをスキャナ10から送られてくるタイミング信号に同期させて、スキャンバッファ2022に保存する。そして、画像バス617がPCIバスの場合には、バッファ内に画像データが32ビット以上入ったときに、画像データを先入れ先出しで32ビット分、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023に送り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス617上に転送する。また、画像バス617がIEEE1394の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出しで、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス617上に転送する。
画像プリント時の処理手順を以下に示す。画像バス617がPCIバスの場合には、画像バスから送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024に送り、プリンタ20の入力データビット数の画像データに分解し、プリントバッファ2025に保存する。また、画像バス617がIEEE1394の場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画像データを画像バスI/Fコントローラで受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2024に送り、プリンタ20の入力データビット数の画像データに変換し、プリントバッファ2025に保存する。そして、プリンタ20から送られてくるタイミング信号に同期させて、バッファ内の画像データを先入れ先出しで、プリンタ20に送る。
図14は、本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対して両面印刷設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。ステップS1401は、複写対象原稿のページ数と複写部数から複写に必要な用紙枚数を算出する処理を行なう。ステップS1402は、画像形成装置が画像形成装置利用者に対し、ステップS1401で算出した複写に使う用紙数と予め画像形成装置に設定する両面印刷設定を促す用紙枚数値とを比較する。ステップS1402において、ステップS1401で算出された複写用紙枚数が予め設定された両面印刷設定を促す用紙枚数値よりも少ない場合には処理を終了する。ステップS1402において、ステップS1401で算出された複写用紙枚数が予め設定された両面印刷設定を促す用紙枚数値よりも多い場合には、ステップS1403へ処理を移行する。ステップS1403は、予め設定していた両面印刷設定を促す用紙枚数値よりも複写用紙枚数が多かった場合において、画像形成装置に両面印刷の指定があるか否かを判断する処理を行なう。ステップS1403において画像形成装置に両面印刷を実施する設定がなされている場合には処理を終了する。ステップS1403において画像形成装置に両面印刷を実施する設定がなされていない場合にはステップS1404へ処理を移行する。ステップS1404は、ステップS1403で画像形成装置に両面印刷の設定がなされていなかった場合の処理を示し、複写を実行するにあたり画像形成装置利用ユーザーに対し、両面印刷設定を促すアナウンスを行ない処理を終了する。このアナウンスは、操作部140の表示パネルにメッセージを表示する、あるいは、音声を使って知らせる方法でもどちらでも構わない。ステップS104とステップS106の処理を行なうときに、このフローを実施する。
図15は、本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対してステープル設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。ステップS1501は画像形成装置利用ユーザーが画像形成装置に対し、複写対象原稿を複数部数複写したか否かの判断をする処理を行なう。ステップS1501において、画像形成装置利用ユーザーが画像形成装置に対し複写対象原稿を複数部数、複写する設定を行なっていない場合は処理を終了する。ステップS1501において、画像形成装置利用ユーザーが画像形成装置に対し複写対象原稿を複数部数、複写する設定を行なっている場合は、ステップS1502へ処理を移行する。ステップS1502は、画像形成装置に画像形成装置利用ユーザーがステープルを実施する設定をしているか否かを判断する処理を行なう。ステップS1502において、画像形成装置に画像形成装置利用ユーザーがステープル設定を行なっていた場合には処理を終了する。ステップS1502において、画像形成装置に画像形成装置利用ユーザーがステープル設定を行なっていない場合には、ステップS1503へ処理を移行する。ステップS1503は、ステップS1502で画像形成装置にステープルを行なう設定がなされていなかった場合の処理を示し、複写を実行するにあたり画像形成装置利用ユーザーに対し、ステープルを実行する設定を促すアナウンスを行ない処理を終了する。このアナウンスは、操作部140の表示パネルにメッセージを表示する、あるいは、音声を使って知らせる方法でもどちらでも構わない。ステップS104とステップS106の処理を行なうときに、このフローを実施する。尚、画像形成装置にステープル機能が無い場合には、本処理は実施しない。
図16は、本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対してN in 1 設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。ステップS1601は、複写対象原稿のページ数と複写部数から複写に必要な用紙枚数を算出する処理を行なう。ステップS1602は画像形成装置に装着されている給紙カセットに格納されている用紙枚数を調べる処理を行なう。ステップS1603は、ステップS1602で得た画像形成装置の給紙カセットに格納されている用紙の数とステップS1601で算出した複写対象原稿の複写枚数を比較する処理を行なう。ステップS1603において、ステップS1601で算出された複写用紙枚数がステップS1602で得られた画像形成装置の給紙カセット内部の残用紙数より少ない場合には処理を終了する。ステップS1603において、ステップS1601で算出された複写用紙枚数がステップS1602で得られた画像形成装置の給紙カセット内部の残用紙数より多い場合にはステップS1604へ処理を移行する。ステップS1604は、ステップS1603で画像形成装置の給紙カセット内部にある用紙枚数が複写用紙全枚数よりも少なかった場合の処理を示し、複写を実行するにあたり画像形成装置利用ユーザーに対し、N in 1設定を促すアナウンスを行ない処理を終了する。このアナウンスは、操作部140の表示パネルにメッセージを表示する、あるいは、音声を使って知らせる方法でもどちらでも構わない。ステップS104とステップS106の処理を行なうときに、このフローを実施する。
本発明の実施の例において、画像形成装置利用ユーザーに対し、両面印刷設定を促すアナウンスを行なう、ステープル設定を促すアナウンスを行なう、N in 1印刷設定を促すアナウンスを行なう説明を行なったが、これらの処理が並行、もしくは、単独で実施される。
加えて、例えば、ステープル機能が無い画像形成装置については、両面印刷設定を促すアナウンスを行なう、N in 1印刷設定を促すアナウンスを行なう。更に、画像形成装置には様々な応用モード機能が備わっている。それらも包含することは言うまでも無い。
本発明の形態における処理のフローを示した図である。 本発明の画像処理装置を含むネットワークシステムを示す図である。 本発明の画像処理装置の外観を示すである。 画像処理装置の全体構成を示す断面図である。 操作部を示す図である。 コントローラユニットの構成を示す図である。 スキャナ画像処理部のブロック図を示す図である。 プリンタ画像処理部のブロック図を示す図である。 画像圧縮処理部のブロック図を示す図である。 画像回転部のブロック図を示す図である。 画像回転処理の説明図を示す図である。 画像回転処理の説明図を示す図である。 デバイスI/F部のブロック図を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対して両面印刷設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対してステープル設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置が画像形成装置利用ユーザーに対してN in 1 設定を提示する場合の処理の流れを示した図である。

Claims (1)

  1. 画像形成装置において、ユーザーが複写指示を行なった後に予めユーザーが設定している複写設定と画像形成装置が提供できる機能との比較を行なう機能比較手段と、その機能比較手段で得た結果を基に複写を行なう上でユーザーにより優位な機能を提案する機能提案手段を具備し、ユーザーが1度、複写指示を行なった後に複写設定を変更して複写を実施できることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023008314A1 (ja) * 2021-07-29 2023-02-02 富士フイルム株式会社 情報表示装置及びコンピュータプログラム

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