JP2002144670A - 画像形成システム、及びその後処理方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成システム、及びその後処理方法、並びに記憶媒体

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JP2002144670A
JP2002144670A JP2000345107A JP2000345107A JP2002144670A JP 2002144670 A JP2002144670 A JP 2002144670A JP 2000345107 A JP2000345107 A JP 2000345107A JP 2000345107 A JP2000345107 A JP 2000345107A JP 2002144670 A JP2002144670 A JP 2002144670A
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Bungo Shimada
文吾 嶋田
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの場合に後処理が可能な画像形成シ
ステム、及びその後処理方法、並びに記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 ステイプル指定がある場合、フィニッシ
ャ124に装着したステイプラユニット125で現在の
頁数+1頁分のステイプルが可能か否か判別する。ステ
イプルが不可能な場合、フィニッシャ124のステイプ
ラユニット125の交換によりステイプルが可能か否か
判別する。ステイプラユニット125の交換によりステ
イプルが可能な場合、プリントを中断し、ユーザにステ
イプラユニット125の交換を促す表示を操作部210
にする。ステイプラユニット125が交換されている場
合のために再度ステイプル可能か否か判別する。フィニ
ッシャ124に装着したステイプラユニットで現在の頁
数+1頁分のステイプルが可能か否かを判別する。ステ
イプルが可能な場合は処理を終了する。ステイプルが不
可能な場合は、ステイプル指定を解除して処理を終了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成システ
ム、及びその後処理方法、並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置の中にはステイプラを備え、画像を形成した複数枚の
記録紙をステイプルして排出できるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステイ
プルを指定した場合であっても、記録紙の枚数がステイ
プラの処理能力を超えているときはステイプルできな
い。従って、このような場合は画像の形成された記録紙
をステイプルせずにそのまま排出していた。このため、
ユーザはステイプル処理(後処理)を希望しているにも
係らず希望の処理がされない場合があるという問題があ
った。
【0004】本発明の目的は、より多くの場合に後処理
が可能な画像形成システム、及びその後処理方法、並び
に記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成システムは、画像形成後の
複数枚の記録紙を束ねて閉じる後処理ユニットを備えた
画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装
置を制御する画像制御装置とを有する画像形成システム
において、前記画像制御装置は、前記束ねて閉じる記録
紙の枚数が前記後処理ユニットの許容枚数を超えたか否
かを判断する枚数判断手段と、前記記録紙の枚数が前記
後処理ユニットの許容枚数を超えたことを前記枚数判断
手段が判断したときに、前記画像形成装置の画像形成動
作を停止させる画像形成動作停止手段と、前記画像形成
動作の停止の際に、前記後処理ユニットよりも許容枚数
の多い後処理ユニットへの交換を要求する交換要求手段
とを備えることを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の画像形成システムの後処理方法は、画像形成後の複数
枚の記録紙を束ねて閉じる後処理ユニットを備えた画像
形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装置を
制御する画像制御装置とを有する画像形成システムの後
処理方法において、前記束ねて閉じる記録紙の枚数が前
記後処理ユニットの許容枚数を超えたか否かを判断する
枚数判断工程と、前記記録紙の枚数が前記後処理ユニッ
トの許容枚数を超えたことを前記枚数判断工程で判断し
たときに、前記画像形成装置の画像形成動作を停止させ
る画像形成動作停止工程と、前記画像形成動作の停止の
際に、前記後処理ユニットよりも許容枚数の多い後処理
ユニットに交換することを要求する交換要求工程とを有
することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、画像形成後の
複数枚の記録紙を束ねて閉じる後処理ユニットを備えた
画像形成装置と、ネットワークを介して前記画像形成装
置を制御する画像制御装置とを有する画像形成システム
の後処理方法を実行するプログラムを記憶した読み出し
可能な記憶媒体であって、前記プログラムは、前記束ね
て閉じる記録紙の枚数が前記後処理ユニットの許容枚数
を超えたか否かを判断する枚数判断モジュールと、前記
記録紙の枚数が前記後処理ユニットの許容枚数を超えた
ことを前記枚数判断手段が判断したときに、前記画像形
成装置の画像形成動作を停止させる画像動作停止モジュ
ールと、前記画像形成動作の停止の際に、前記後処理ユ
ニットよりも許容枚数の多い後処理ユニットに交換する
ことを要求する交換要求モジュールとを備えることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像形成システムについて図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形
成システムを示すブロック図である。
【0010】図1において、画像入力装置である白黒原
稿読み取り可能な白黒スキャナ100とカラー原稿読み
取り可能なカラースキャナ110、画像出力装置(画像
形成装置)である低速の白黒プリンタ120と中速の白
黒プリンタ130と高速の両面白黒プリンタ140とカ
ラープリンタ150、オフラインでプリント用紙の後処
理が可能なオフラインフィニッシャ160、大容量スト
レージを有するサーバコンピュータ170、個人ユーザ
向けのパーソナルコンピュータ180などがイーサネッ
ト(登録商標)などのLAN10に接続されて画像形成
システム1が構成されている。この画像形成システム1
において、白黒スキャナ100と低速白黒プリンタ12
0とが白黒専用ビデオバス11によって接続されてい
る。また、カラースキャナ110とカラープリンタ16
0とがカラー専用ビデオバス12によって接続されてい
る。
【0011】白黒スキャナ100及びカラースキャナ1
10の夫々には、画像読み取り制御と画像転送制御とを
行う画像制御装置200が専用バス(図示せず)により
接続されている。
【0012】低速の白黒プリンタ(低速白黒プリンタ)
120、中速の白黒プリンタ130、高速の両面白黒プ
リンタ140、及びカラープリンタ150の夫々には、
プリントした記録紙の後処理をオンラインで指示できる
オンラインフィニッシャ124が接続されている。
【0013】図2は、図1における画像制御装置200
の構成を示すブロック図である。
【0014】図2において、画像制御装置200(Co
ntroller Unit)は、白黒スキャナ100
や低速の白黒プリンタ120と接続され、一方ではLA
N10や公衆回線(WAN)20に接続されることによ
って画像情報やデバイス情報の入出力を行うコントロー
ラである。
【0015】CPU201はシステム全体を制御するコ
ントローラである。RAM202はCPU201が動作
するためのシステムワークメモリであり、画像データを
一時的に記憶するための画像メモリでもある。ROM2
03はブートROMであり、システムのブートプログラ
ムが格納されている。HDD204はハードディスクド
ライブで、システムソフトウェアや画像データなどが格
納される。
【0016】操作部I/F206は操作部(UI)21
0とのインターフェース部であり、操作部210に表示
する画像データを操作部210に出力する。また、操作
部210から本システム使用者が入力した情報を、CP
U201に伝える役割をする。
【0017】Network209はLAN10に接続
されており、情報の入出力を行う。Modem220は
公衆回線20に接続されており、情報の入出力を行う。
以上のデバイスがシステムバス207上に配置される。
【0018】Image Bus I/F205は、画
像データを高速で転送する画像バス208とシステムバ
ス207とを接続し、データ構造を変換するバスブリッ
ジである。画像バス208は、PICバスなどの高速バ
スによって構成される。
【0019】画像バス208上には以下の各種デバイス
が配置されている。ラスターイメージプロセッサ(RI
P)230はPDLコードをビットマップイメージに展
開するものである。デバイスI/F部240は、白黒ス
キャナ100や低速の白黒プリンタ120と画像制御装
置200を接続し、画像データの同期系/非同期系の変
換を行うものである。スキャナ画像処理部250は、入
力画像データに対し補正、加工、編集などを行うもので
ある。プリンタ画像処理部260は、プリント出力画像
データに対して、プリンタの補正、解像度変換などを行
うものである。画像回転部270は画像データの回転を
行うものである。画像圧縮部280は、多値画像データ
をJPEGに圧縮伸張処理を行い、2値画像データをJ
BIG、MMR、MHに圧縮伸張処理を行うものであ
る。
【0020】また、HDD204には、ネットワーク
(LAN10)に接続されているノードに関する画像出
力速度、設置位置などの情報がアドレス毎に保存されて
いる。
【0021】図3は、図2における白黒スキャナ100
の概略を示す概略斜視図である。
【0022】白黒スキャナ100は原稿の画像に光を照
射し、CCDライセンサ(図示せず)で走査することに
よって原稿から画像情報を読み取り、読み取った画像情
報をラスターイメージデータ30として電気信号に変換
する。原稿は原稿フィーダ101のトレイ102にセッ
トされる。操作部210(図2参照)を操作して、ユー
ザが読み取り起動の指示をすると、画像制御装置200
のCPU201がその指示をスキャナ100に与える。
指示を受けたスキャナ100は、原稿フィーダ101が
原稿を1枚ずつフィードして原稿の画像の読み取りを実
行する。
【0023】図4は、図2における低速白黒プリンタ1
20の概略を示す概略図である。
【0024】低速白黒プリンタ(以下、プリンタと記
す)120は、ラスターイメージデータ40(図2参
照)を記録紙上の画像に形成する。その方式には感光体
ドラムや感光体ベルト(いずれも図示せず)を用いた電
子写真方式や微少ノズルアレイからインクを吐出して記
録紙上に直接に画像を印字するインクジェット方式など
がある。
【0025】プリント動作の起動は、画像制御装置20
0のCPU201からの指示40によって開始する。プ
リンタ120の内部には、記録紙のサイズや記録紙の向
きを選択できるように複数の給紙段が設けられており、
それらに対応した複数の給紙カセット122a,122
b,122c,122dが装着されている。また、排紙
トレイ123は、印字が終了した記録紙を受けるもので
ある。プリンタ120ににフィニッシャ124が装着さ
れている場合は、印字された記録紙はフィニッシャ12
4に搬送される。フィニッシャ124にはステイプラユ
ニット125(後処理ユニット)が装着されている。こ
のステイプラユニット125に応じて50枚の記録紙を
綴じたり、100枚の記録紙を綴じたりできる。
【0026】記録紙の両面に印字する場合は、片面に画
像を印字した後にプリンタ120内で記録紙を反転す
る。その後、画像制御装置200のCPU201からの
指示40に従って印字されていない面に画像を印字す
る。
【0027】次に、デバイスI/F部240について説
明する。
【0028】図5は、図2のデバイスI/F部240の
構成を示すブロック図である。
【0029】図5において、画像バスI/Fコントロー
ラ241は、画像バス208に接続しており、画像バス
208のバスアクセスシーケンスを制御する。また、画
像バスI/Fコントローラ241は、デバイスI/F部
240内の各デバイスの制御を実行する。さらに、画像
バスI/Fコントローラ241は、外部のスキャナ10
0及びプリンタ120への制御信号を発生させる。
【0030】スキャンバッファ242は、スキャナ10
0から送られてくる画像データを一時的に保存すると共
にこの保存した画像データを画像バス208に同期させ
て出力する。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換
243は、スキャンバッファ242に保存された画像デ
ータを順番に並べたり、あるいは分解したりして、画像
バス208に転送できる画像データのデータ幅に変換す
る。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換244
は、画像バス208から転送された画像データを分解し
たり、あるいは順番に並べたりして、プリントバッファ
245に保存できる画像データのデータ幅に変換する。
プリントバッファ245は、画像バス208から送られ
てくる画像データを一時的に保存すると共にこの保存し
た画像データを画像バス208に同期させて出力する。
【0031】ここで、画像スキャンの処理手順を以下に
示す。スキャナ100から送られてくる画像データを、
同じくスキャナ100から送られてくるタイミング信号
に同期させて、スキャンバッファ242に保存する。
【0032】画像バス208がPICバスの場合、バッ
ファ内に画像データが32ビット以上入ったときは、3
2ビット分の画像データを先入れ先出しで、バッファか
らシリアルパラレル・パラレルシリアル変換243に送
る。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換243で
変換された32ビットの画像データは画像バスI/Fコ
ントローラ241を介して画像バス208上に転送され
る。また、画像バス208がIEEE1394の場合、
バッファ内の画像データを先入れ先出しでバッファから
シリアルパラレル・パラレルシリアル変換243に送
る。シリアルパラレル・パラレルシリアル変換243で
変換されたシリアル画像データは画像バスI/Fコント
ローラ241を介して画像バス208上に転送する。
【0033】次に画像プリント時の処理手順を示す。画
像バス208がPCIバスの場合、画像バス208から
送られてくる32ビットの画像データを画像バスI/F
コントローラ241で受け取ってパラレルシリアル・シ
リアルパラレル変換244に送る。パラレルシリアル・
シリアルパラレル変換244で画像データをプリンタ1
20の入力データビット数に分解してプリントバッファ
245に保存する。また、画像バス208がIEEE1
394の場合、画像バス208から送られてくるシリア
ル画像データを画像バスI/Fコントローラ241で受
け取ってパラレルシリアル・シリアルパラレル変換24
4に送る。パラレルシリアル・シリアルパラレル変換2
44で画像データをプリンタ120の入力データビット
数に変換し、プリントバッファ245に保存する。プリ
ンタ120から送られてくるタイミング信号に同期させ
て、バッファ内の画像データを先入れ先出しでプリンタ
120に送る。
【0034】次に、スキャナ画像処理部250について
説明する。
【0035】図6は、図2のスキャナ画像処理部250
の構成を示すブロック図である。
【0036】図6において、画像バスI/Fコントロー
ラ251は、画像バス208に接続されており、画像バ
ス208のバスアクセスシーケンスを制御する。また、
スキャナ画像処理部250内の各デバイスを制御する。
【0037】フィルタ処理部252は、空間フィルタで
ありコンボリューション演算を実行する。編集処理部2
53は、例えば入力画像データからマーカーペンで囲ま
れた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対
して、影つけ、網掛け、ネガポジ反転などの各種の画像
加工処理を実行する。変倍処理部254は、読み取り画
像の解像度を変更する場合にラスターイメージの主走査
方向について補間演算を行って拡大や縮小を実行する。
副走査方向の変倍は、画像読み取りラインセンサ(図示
せず)の走査速度を変更することによって実行する。テ
ーブル処理部255は読み取った輝度データである画像
データを濃度データにテーブル変換する。2値化処理部
256は多値のグレースケール画像データを誤差拡散処
理やスクリーン処理によって2値化する。これらの処理
が終了した画像データは、再び画像バスI/Fコントロ
ーラ251を介して、画像バス208上に転送される。
【0038】次に、プリンタ画像処理部260について
説明する。
【0039】図7は、図2のプリンタ画像処理部260
の構成を示すブロック図である。
【0040】図7において、画像バスI/Fコントロー
ラ261は、画像バス208に接続されており、画像バ
ス208のバスアクセスシーケンスを制御する。また、
プリンタ画像処理部209内の各デバイスを制御する。
解像度変換部262は、LAN10あるいは公衆回線2
0を介して受信した画像データをプリント部121の解
像度に変換(解像度変換)する。スムージング処理部2
63は、解像度変換後の画像データのジャギーを滑らか
にする処理を行う。なお、「ジャギー」とは、斜め線や
曲線などにおいて、ギザギザになった線のことである。
【0041】次に、画像回転処理部270について説明
する。
【0042】図8は、図2の画像回転処理部270の構
成を示すブロック図である。
【0043】図8において、画像バスI/Fコントロー
ラ271は画像バス208に接続されており、画像バス
208のバスシーケンスを制御する。また、画像回転部
272にモード等を設定する制御、及び画像回転部27
2に画像データを転送するためのタイミング制御を実行
する。以下に画像回転部272の処理手順を示す。
【0044】画像バス208を介して、CPU201か
ら画像バスI/Fコントローラ271に画像回転制御の
設定をする。この設定により画像バスI/Fコントロー
ラ271は画像回転部272に対して画像回転に必要な
設定を行う。設定は、例えば、画像サイズ、回転方向、
角度などである。設定が終了した後、再度CPU201
から画像バスI/Fコントローラ271に対して画像デ
ータ転送の許可を行う。この許可に従って画像バスI/
Fコントローラ271はRAM202若しくは画像バス
208上の各デバイスから画像データの転送を開始す
る。尚、ここでは32bitをそのサイズとし、回転を
行う画像サイズを32×32(bit)とする。また、
画像バス208上に画像データを転送させる際に32b
itを単位とする画像転送を行うものとする(扱う画像
は2値を想定する)。
【0045】上述のように、32×32(bit)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転
送する必要がある(図10参照)。
【0046】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、読み出し時に所望の角度に回転されている
ようにRAM273に書き込まれる。例えば、反時計方
向に90度の回転であれば、最初に転送された32bi
tの画像データをY方向に書き込んでいく(図11参
照)。読み出し時にはX方向に読み出すことによって画
像が回転される。
【0047】32×32(bit)の画像回転(RAM
273への書込み)が完了した後、画像回転部272は
RAM273から上述した読み出し方法で画像データを
読み出し、画像バスI/Fコントローラ271に画像を
転送する。
【0048】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ271は、連続アドレッシン
グを以て、RAM202若しくは画像バス208上の各
デバイスにデータを転送する。
【0049】この一連の処理は、必要な頁数の処理が終
了してCPU201からの処理要求が無くなるまで繰り
返される。
【0050】次に、画像圧縮処理部280について説明
する。
【0051】図9は、図2の画像圧縮処理部280の構
成を示すブロック図である。
【0052】図9において、画像バスI/Fコントロー
ラ281は、画像バス208に接続されており、画像バ
ス208のバスアクセスシーケンスを制御する。また、
入力バッファ282と出力バッファ285との間のデー
タのやりとりを行うためのタイミング制御や画像圧縮部
283に対するモード設定などの制御をする。この画像
圧縮部283には、RAM284が接続されている。こ
のように構成された画像圧縮処理部280の処理手順は
以下のように実行される。
【0053】画像バス208を介して、CPU201
(図2参照)から画像バスI/Fコントローラ281に
画像圧縮制御のための設定を行う。この設定により画像
バスI/Fコントローラ281は画像圧縮部283に対
して画像圧縮に必要な設定を行う。例えば、MMR圧縮
やJBIG伸長などの設定である。この設定を行った後
に、再度CPU201から画像バスI/Fコントローラ
281に対して画像データ転送の許可を行う。この許可
に従い、画像バスI/Fコントローラ281はRAM2
02若しくは画像バス208上の各デバイスから画像デ
ータの転送を開始する。受け取った画像データは入力バ
ッファ282に一時的に格納され、画像圧縮部283の
画像データ要求に応じて一定のスピードで画像を転送す
る。この際、入力バッファ282は画像バスI/Fコン
トローラ281と画像圧縮部283との間で画像データ
を転送できるか否かを判別する。画像バス208からの
画像データの読み込み及び、画像圧縮部283への画像
の書き込みが不可能である場合は、データの転送を行わ
ないように制御する。以下、このような制御をハンドシ
ェークと記す。
【0054】画像圧縮部283は受け取った画像データ
を、一旦RAM284に格納する。ここで、一旦、画像
データをRAM284に格納する理由は、画像圧縮の際
には画像圧縮処理の種類によって数ライン分のデータを
要するので、最初の1ライン分の圧縮を行う以前に数ラ
イン分の画像データを用意しておく必要があるからであ
る。
【0055】画像圧縮をされた画像データは直ちに出力
バッファ285に送られる。出力バッファ285では、
画像バスI/Fコントローラ281と画像圧縮部283
との間でハンドシェークを行い、画像データを画像バス
I/Fコントローラ281に転送する。
【0056】画像バスI/Fコントローラ281は、転
送された圧縮(若しくは伸長)された画像データをRA
M202若しくは画像バス208上の各デバイスに転送
する。この一連の処理は、例えば、必要な頁数の処理が
終わったときのようにCPU201からの処理要求が無
くなるか、圧縮及び伸長時のエラー発生時のように画像
圧縮部283から停止要求が出るかするまで繰り返され
る。
【0057】以上のように構成された画像形成システム
において、スキャナ100やNetwork209から
入力された1つまたは複数の画像はドキュメント(文
書)として扱われ、ボックスと呼ばれる画像記録エリア
に格納できる。ボックス内の画像や属性データはHDD
204に記録される。
【0058】図12は、図2における操作部210に表
示されるボックス選択画面を例示する図である。
【0059】図12のボックス選択画面300におい
て、301は各ボックスの番号を表示するボックス番号
列であり、00〜99まで100のボックスがある。3
02は各ボックスに付けられた名称を表示するボックス
名称列であり、ユーザが必要に応じて名称を設定でき
る。
【0060】303は各ボックス毎の画像データによる
ハードディスク使用量を表示するハードディスク使用量
列であり、HDD204の記憶容量の何パーセントを占
有しているかが表示される。
【0061】ボックス選択画面300には矢印ボタン3
04が設けられている。この矢印ボタン304を操作し
て画面に表示されていないボックスを表示できる。
【0062】ボックスや他のプリント処理や画像処理等
で一時的に使用している量も含めたトータルのハードデ
ィスクの使用残量はメモリ残量表示部305に表示され
る。
【0063】各ボックスの状態はボックス状態欄306
に表示される。このボックス状態欄306を押下する
と、押下されたボックスが選択され、次に説明する図1
3の文書選択画面が操作部210(図2参照)に表示さ
れる。
【0064】図13は、文書選択画面を例示する図であ
る。
【0065】図13の文書選択画面400において、4
01は各文書の選択と選択順序を表示する文書選択列で
あり、選択された文書には選択順に番号が付けられる。
選択された文書を再度選択すると選択は解除され、他の
文書の選択順序も更新される。
【0066】402は各文書の名称を表示する文書名列
であり、ユーザは必要に応じて任意の名称を各文書に付
けることができる。
【0067】403は各文書内の用紙サイズを表示する
用紙サイズ列である。
【0068】404は各文書の頁数を表示する頁数列で
ある。
【0069】405は各文書の格納された日付と時刻を
表示する日時列である。
【0070】406,407,408は各文書の状態を
表した文書状態欄である。これらの文書状態欄406,
407,408を押下すると、上記したように各文書が
選択され、選択順に番号が付される。再度、同一の文書
を選択すると選択は解除される。
【0071】409は選択した文書を印刷する際に押下
するプリントボタンである。これを押下することによ
り、次に説明する出力設定画面に進み、選択した順に文
書のプリント処理をする。
【0072】410はこの文書選択画面を閉じ、図12
のボックス選択画面に戻るためのボタンである。
【0073】図14は、出力設定画面を例示する図であ
る。
【0074】図14の出力設定画面500において、5
01は文書結合するか否かを選択するための文書結合選
択ボックスである。この文書結合選択ボックス501が
チェックされていない場合は、従来通り、複数の文書を
選択してプリントしても別ジョブとして扱われる。文書
結合選択ボックス501がチェックされている場合は、
複数文書を1つのジョブとして扱い、図13に示す選択
順にプリント処理を行う。この場合、1つのジョブとし
て扱われるため、ジョブに対する中断や再開やキャンセ
ルが指定されると、その指定はジョブ内の全文書に対し
て及ぶ。
【0075】502はステイプル処理をするか否かを選
択するためのステイプル処理選択ボックスである。この
ステイプル処理選択ボックス502がチェックされてい
る場合は、部の最終紙でステイプル処理を行う。
【0076】503は両面出力(両面印刷)の設定をす
るための両面設定ボタンである。初期設定では片面を出
力(印刷)するように設定されているため、両面印刷を
行いたい場合はこのボタンを押下する。両面設定ボタン
503が押下された場合は各種の設定をするための両面
設定画面600(図15参照)が表示される。
【0077】504は印刷する部数設定を行う部数設定
領域である。初期値は1部に設定されている。複数部を
印刷したい場合はこの部数設定を変更する。
【0078】505は出力設定画面を閉じるボタンであ
り、このボタンが押下された場合は、印刷は行われず、
出力設定画面を閉じ文書選択画面に戻る。
【0079】506は出力開始ボタンであり、このボタ
ンが押下された場合、後述する図16、図17、及び図
18夫々に示すシーケンスが処理されて文書を選択順に
プリント出力(印刷)する。文書結合しないで印刷する
場合は、各文書が選択順に1ジョブ、1文書として、図
16、図17、及び図18の処理を受ける。
【0080】図15は、両面設定画面を例示する図であ
る。
【0081】図15の両面設定画面600において、6
01は両面の左右開きを選択する左右開き選択ボタンで
ある。602は両面の上下開きを選択する上下開き選択
ボタンである。初期設定では左右開きが選択されてい
る。選択されているボタンは、選択されていることを示
す色で表示されている。左右開き選択ボタン601と上
下開き選択ボタ602とは連動しており、両方を同時に
選択することはできない。一方を選択した後に他方を選
択した場合は、先にした選択は解除されて後の選択が有
効になる。
【0082】603と604とは文書結合選択ボックス
501をチェックした場合の文書間の両面印刷を連続し
て実行するか、連続しないかの選択をするための選択ボ
タンである。初期設定では連続しない方のボタン(不連
続ボタン)604が選択されている。選択されているボ
タンは、選択されていることを示す色で表示されてい
る。連続する方の連続ボタン603と不連続ボタン60
4とは連動しており、両方を同時に選択することはでき
ない。一方を選択した後に他方を選択した場合は、先に
した選択は解除されて後の選択が有効になる。
【0083】連続ボタン603が選択されている場合
は、両面印刷は文書間で続けて処理される。従って、先
の文書の最終頁が記録紙の表に印刷された場合は、次の
文書の先頭頁は同じ記録紙の裏に印刷される。このた
め、各文書の先頭頁が必ず表から始まるとは限らない。
【0084】一方、連続不選択ボタン604が選択され
ている場合、上記のようなときには、次の文書の先頭頁
は必ず次の記録紙の表に印刷される。従って、先に文書
の最終頁が記録紙の表に印刷された場合は、その記録紙
の裏は白紙となる。
【0085】605は設定取消ボタンであり、この設定
取消ボタン605が押された場合は、両面印刷の設定は
取り消され片面印刷の設定に戻る。606は両面設定画
面600を閉じるためのOKボタンであり、この画面で
設定した両面印刷の設定を有効にして、両面設定画面6
00を閉じて出力設定画面500に戻る。
【0086】図16は、文書結合の処理を示すフローチ
ャートである。
【0087】図14における出力開始ボタン506が押
下されると、このフローチャートに従った処理が実行さ
れる。
【0088】先ず、ステップS701で初期化処理を行
う。現在処理している文書をあらわす変数iに1を代入
し、処理すべき文書の数を表わす変数nを1とする。図
17のフローチャートで使用するレイアウト面を表わす
変数の次レイアウト面を表面に設定し、ステップS70
2に進む。
【0089】ステップS702では選択順がi番目の文
書を検索し、この文書をカレント文書とする。以降の処
理はこのカレント文書に対してなされる。次にステップ
S703に進む。
【0090】ステップS703ではカレント文書内の頁
番号をあらわす変数pに1を代入し、ステップS704
に進む。ステップS704ではp番目の頁をカレント文
書から取り出し、ステップS705に進む。
【0091】ステップS705では頁を記録紙に対して
レイアウトするレイアウト処理を行う。詳細は図17の
フローチャートで説明する。頁レイアウトが終わったら
ステップS706に進む。
【0092】ステップS706ではまだカレント文書に
レイアウトしていない頁があるかどうかをチェックす
る。ある場合はステップS707に進み、ない場合はス
テップS708に進む。
【0093】ステップS707では頁番号pを1つ増や
し、ステップS704に戻る。
【0094】ステップS708では変数iと変数nを比
較して、それらが等しい場合はステップS709に進
み、等しくない場合はステップS711に進む。
【0095】ステップS709では全頁のレイアウトが
終了しているので、レイアウトした頁のプリント処理を
行う。詳細は図18のフローチャートで説明する。
【0096】ステップS710では次の文書の処理のた
め、変数iを1つ増やしてステップS702に戻る。
【0097】図17は、頁レイアウト処理を示すフロー
チャートである。
【0098】図16における頁のレイアウト処理(ステ
ップS705)がこの処理で実行される。
【0099】先ず、ステップS801で両面出力か否か
を判別する。判別の結果、両面出力である場合はステッ
プS802に進む。一方、判別の結果、片面出力である
場合はステップS808に進む。
【0100】ステップS802ではレイアウトする頁が
文書の先頭頁か否かを判別する。判別の結果、先頭頁で
ある場合はステップS806に進む。一方、判別の結
果、先頭頁でない場合はステップS803に進む。
【0101】ステップS803では、今回レイアウトす
る頁のサイズが1つ前にレイアウトした頁のサイズに等
しいか否かを判別する。判別の結果、サイズが等しい場
合はステップS804に進む。一方、判別の結果、サイ
ズが等しくない場合はステップS807に進む。
【0102】ステップS804では次レイアウト面に頁
をレイアウトしステップS805に進む。ステップS8
05では次レイアウト面を次の面に設定する。具体的に
は次レイアウト面が表面であった場合は裏面に設定し、
一方、次レイアウト面が裏面であった場合は表面にそれ
ぞれ設定して、本処理を終了する。
【0103】ステップS806では、文書結合時の設定
が連続プリントか否かを判別する。判別の結果、連続プ
リントの場合はステップS803に進む。一方、判別の
結果、連続しないプリントの場合はステップS807に
進む。
【0104】ステップS807では記録紙の表に頁をレ
イアウトし、次レイアウト面を裏に設定して本処理を終
了する。ステップS808では、片面印刷のため記録紙
の表に頁をレイアウトし本処理を終了する。
【0105】図18は、プリント処理を示すフローチャ
ートである。
【0106】本処理は、図16の文書結合処理の後に実
行される。
【0107】先ず、ステップS901で初期化処理を行
う。現在処理している部数を表わす変数jに1を代入
し、プリントする部数を表わす変数mに部数設定領域5
04で設定された設定値を代入する。次にステップS9
02に進む。
【0108】ステップS902では、部の先頭処理とし
てプリントする記録紙を示すカレント紙情報の初期化を
行い、カレント紙情報が部の先頭頁を指すようにする。
出力する頁数も0で初期化する。次にステップS903
に進む。
【0109】ステップS903では、カレント紙情報は
最終紙か否かを判別する。判別の結果、最終紙である場
合はステップS904に進む。判別の結果、最終紙でな
い場合はステップS905に進む。
【0110】ステップS904ではステイプル指定を判
別する。判別の結果、ステイプル処理選択ボックス50
2の設定がステイプル指定の場合であり、且つ、後述す
る図19の処理におけるステップS1007でステイプ
ル指定解除がされていない場合はステップS906に進
む。
【0111】一方、判別の結果、ステイプル処理選択ボ
ックス502でステイプル指定されていない場合若しく
はステップS1007でステイプル指定解除されている
場合はステップS905に進む。
【0112】ステップS905では、頁数の増加処理と
カレント紙情報の紙のプリントを行い、ステイプル処理
選択ボックス502の設定がステイプル指定の場合は図
19の処理を実行してステップS907に進む。
【0113】ステップS906では、フィニッシャにス
テイプル命令を出し、カレント紙情報の紙をプリントす
る。これにより、紙の排出時にステイプルされる。次に
ステップS908に進む。
【0114】ステップS907では、カレント紙情報が
最終紙か否かを判別する。判別の結果、カレント紙情報
が最終紙である場合は、この部について全頁出力したの
で、次の部の出力のためステップS908に進む。判別
の結果、カレント紙情報が最終紙でない場合は、ステッ
プS910に進む。
【0115】ステップS908では、変数jと変数mと
が等しいか否かを判別する。判別の結果、変数jと変数
mとが等しい場合は、全部数をプリントしているので本
処理を終了する。一方、判別の結果、変数jと変数mと
が等しくない場合は、次の部の出力のためステップS9
09に進む。
【0116】ステップS909では変数jを1つ増加さ
せて、ステップS902に戻る。
【0117】ステップS910では、次の紙の出力のた
め、カレント紙情報を1つ進め、ステップS903に戻
る。
【0118】図19は、ステイプルチェック処理を示す
フローチャートである。
【0119】図18のプリント処理のステップS905
において、プリント時に毎回、本ステイプルチェック処
理を実行する。先ず、ステップS1000でステイプル
指定解除がされているか否かを判別する。判別の結果、
ステイプル指定解除がされている場合は、本処理を終了
する。一方、判別の結果、ステイプル指定解除がされて
いない場合は、ステップS1001に進む。
【0120】ステップS1001では、フィニッシャ1
24(図4参照)に現在装着されているステイプラユニ
ット125でステップS905(図18参照)において
増加した現在の頁数+1頁分のステイプルが可能か否か
を判別する(判断工程)。判別の結果、ステイプルが可
能な場合は、本処理を終了する。一方、判別の結果、ス
テイプルが可能でない場合は、ステップS1002に進
む。例えば、現在のステイプラユニットの処理可能枚数
(許容枚数)が50枚のときは、現在の頁数が49枚以
下ならばステイプルが可能である。また、ステイプラユ
ニットの処理可能枚数が100枚のときは、現在の頁数
が99枚以下ならばステイプルが可能である。
【0121】ステップS1002では、フィニッシャ1
24のステイプラユニット125を交換すればステイプ
ルが可能であるか否かを判別する。フィニッシャ124
には50枚綴じと100枚綴じの2種類のステイプラユ
ニットが装着可能である。例えば、現在装着されている
ステイプラユニット125が50枚綴じのものであり、
現在の頁数が99枚以下の場合、ステイプラユニット1
25を交換すればステイプルが可能であると判別してス
テップS1003に進む。それ以外の場合はステップS
1007に進む。
【0122】ステップS1003(停止工程)では現在
のジョブのプリントを中断してステップS1004に進
む。ステップS1004では、操作部210(図2参
照)にダイアログ1020(図20参照)を表示し、ユ
ーザにステイプラユニット125の交換を促す(交換要
求工程)。次にステップS1005に進む。
【0123】ステップS1005では、図20のOKボ
タン1021が押されるまで待機する。OKボタン10
20が押された場合は、ステップS1006に進む。ま
たは、ステイプラユニット125の交換を検知した場合
は、自動的にダイアログ1020を閉じてステップS1
006に進む。
【0124】ステップS1006では、ステイプラユニ
ット125が交換されている場合のために再度ステイプ
ル可能か否かを判別する。フィニッシャ124に現在装
着されているステイプラユニットで現在の頁数+1頁分
のステイプルが可能か否かを判別する。判別の結果、ス
テイプルが可能である場合は本処理を終了する。判別の
結果、ステイプルが可能でない場合はステップS100
7に進む。ステップS1007では、ステイプル指定解
除を設定して本処理を終了する。
【0125】図20は、図2の操作部210に表示され
るステイプラユニット確認画面を例示する図である。
「ステイプラユニットを交換して下さい」などの表示が
される。この画面でOKボタン1021が押されるとダ
イアログ1020は閉じる。
【0126】本実施形態ではボックスジョブを用いてコ
ピーやPDLなどの蓄積系のジョブについて説明した
が、蓄積系のジョブの代わりに逐次入力データをプリン
トしていくジョブあってもよい。
【0127】また、上記処理は画像制御装置において実
行されるものとして説明したが、画像形成装置の制御部
(図示せず)が上記処理を実行してもよい。
【0128】尚、上述した実施の形態を実現する、画像
形成システムの後処理方法を記憶した任意の記憶媒体
が、上述した画像制御装置に上記画像形成システムの後
処理方法を実行するプログラムを供給し、画像制御装置
のCPU又は不図示のMPUのいずれか1つが上記プロ
グラムを実行してもよい。上記プログラムを供給する記
憶媒体としては、例えば、ハードディスク、ROMなど
がある。
【0129】また、画像制御装置のCPU又はMPUの
いずれか1つの代わりに、これらと同様の動作をする不
図示の回路が上述した実施の形態を実現してもよい。
【0130】また、記憶媒体が供給する上記プログラム
は、画像制御装置に挿入された不図示の機能拡張ボード
や画像制御装置に接続された不図示の機能拡張ユニット
に備わる不図示のメモリに書き込まれた後、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わる不図示のCPU等
が上記プログラムの一部または全部を実行してもよい。
【0131】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の画像形成システム、請求項2記載の画像形成システ
ムの後処理方法、及び請求項3記載の記憶媒体によれ
ば、画像が形成された記録紙を束ねて閉じる場合に、記
録紙の枚数が後処理ユニットの許容枚数を超えたときは
画像形成装置の画像形成動作が停止する。その際に、画
像形成装置に装着されている後処理ユニットよりも許容
枚数の多い後処理ユニットに交換することを要求するの
で、その要求に従って後処理ユニットを交換することに
よって、より多くの場合に後処理(ステイプル処理)が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成システムを
示すブロック図である。
【図2】図1における画像制御装置200の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2における白黒スキャナ100の概略を示す
概略斜視図である。
【図4】図2における低速白黒プリンタ120の概略を
示す概略図である。
【図5】図2のデバイスI/F部240の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図2のスキャナ画像処理部250の構成を示す
ブロック図である。
【図7】図2のプリンタ画像処理部260の構成を示す
ブロック図である。
【図8】図2の画像回転処理部270の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図2の画像圧縮処理部280の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】画像回転を説明する図である。
【図11】画像回転の方法を示す図である。
【図12】図2における操作部210に表示されるボッ
クス選択画面を例示する図である。
【図13】文書選択画面を例示する図である。
【図14】出力設定画面を例示する図である。
【図15】両面設定画面を例示する図である。
【図16】文書結合の処理を示すフローチャートであ
る。
【図17】頁レイアウト処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】プリント処理を示すフローチャートである。
【図19】ステイプルチェック処理を示すフローチャー
トである。
【図20】図2の操作部210に表示されるステイプラ
ユニット確認画面を例示する図である。
【符号の説明】
1 画像形成システム 10 イーサネット(ネットワーク) 100 白黒スキャナ 110 カラースキャナ 120 低速の白黒プリンタ(画像形成装置) 124 フィニッシャ 125 ステイプラユニット(後処理ユニット) 130 中速の白黒プリンタ(画像形成装置) 140 高速の両面白黒プリンタ(画像形成装置) 150 カラープリンタ(画像形成装置) 200 画像制御装置 210 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成後の複数枚の記録紙を束ねて閉
    じる後処理ユニットを備えた画像形成装置と、ネットワ
    ークを介して前記画像形成装置を制御する画像制御装置
    とを有する画像形成システムにおいて、 前記画像制御装置は、前記束ねて閉じる記録紙の枚数が
    前記後処理ユニットの許容枚数を超えたか否かを判断す
    る枚数判断手段と、 前記記録紙の枚数が前記後処理ユニットの許容枚数を超
    えたことを前記枚数判断手段が判断したときに、前記画
    像形成装置の画像形成動作を停止させる画像形成動作停
    止手段と、 前記画像形成動作の停止の際に、前記後処理ユニットよ
    りも許容枚数の多い後処理ユニットへの交換を要求する
    交換要求手段とを備えることを特徴とする画像形成シス
    テム。
  2. 【請求項2】 画像形成後の複数枚の記録紙を束ねて閉
    じる後処理ユニットを備えた画像形成装置と、ネットワ
    ークを介して前記画像形成装置を制御する画像制御装置
    とを有する画像形成システムの後処理方法において、 前記束ねて閉じる記録紙の枚数が前記後処理ユニットの
    許容枚数を超えたか否かを判断する枚数判断工程と、 前記記録紙の枚数が前記後処理ユニットの許容枚数を超
    えたことを前記枚数判断工程で判断したときに、前記画
    像形成装置の画像形成動作を停止させる画像形成動作停
    止工程と、 前記画像形成動作の停止の際に、前記後処理ユニットよ
    りも許容枚数の多い後処理ユニットに交換することを要
    求する交換要求工程とを有することを特徴とする画像形
    成システムの後処理方法。
  3. 【請求項3】 画像形成後の複数枚の記録紙を束ねて閉
    じる後処理ユニットを備えた画像形成装置と、ネットワ
    ークを介して前記画像形成装置を制御する画像制御装置
    とを有する画像形成システムの後処理方法を実行するプ
    ログラムを記憶した読み出し可能な記憶媒体であって、
    前記プログラムは、前記束ねて閉じる記録紙の枚数が前
    記後処理ユニットの許容枚数を超えたか否かを判断する
    枚数判断モジュールと、前記記録紙の枚数が前記後処理
    ユニットの許容枚数を超えたことを前記枚数判断手段が
    判断したときに、前記画像形成装置の画像形成動作を停
    止させる画像動作停止モジュールと、前記画像形成動作
    の停止の際に、前記後処理ユニットよりも許容枚数の多
    い後処理ユニットに交換することを要求する交換要求モ
    ジュールとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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