JP2001345366A - ロードポート装置、及び該装置搬送用の台車 - Google Patents

ロードポート装置、及び該装置搬送用の台車

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JP2001345366A JP2000165433A JP2000165433A JP2001345366A JP 2001345366 A JP2001345366 A JP 2001345366A JP 2000165433 A JP2000165433 A JP 2000165433A JP 2000165433 A JP2000165433 A JP 2000165433A JP 2001345366 A JP2001345366 A JP 2001345366A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ウェハ移載装置から取り外したロードポート装
置の装置本体を、台車によって簡単に搬送できるように
することである。 【解決手段】ロードポート装置Lを構成する装着板2の
下端部に、台車Aを構成する支持部3を手前側から連結
させ、この状態でウェハ移載装置Dからロードポート装
置Lを取り外し、該ロードポート装置Lを起立状態のま
ま搬送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下端部に搬送のた
めの台車を備えたロードポート装置、及びその台車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示されるように、ウェハ移載装置
Dには、ロードポート装置Lが取付けられていて、該ロ
ードポート装置Lの上面には、所定枚数のウェハ(図示
せず)を収容したウェハキャリアCが設置されている。
前記ウェハキャリアCに収容されたウェハは、ウェハ移
載装置Dを構成するウェハ移載ロボット(図示せず)に
よって取り出され、ウェハ処理装置に移載されて所定の
処理が施される。
【0003】このロードポート装置は、保守・点検の
際、或いは処理されるウェハの大きさが変更された場
合、ウェハ移載装置から取り外す必要がある。従来、こ
の着脱作業及び搬送作業は、人手によって行われてい
る。しかし、ロードポート装置は重量物であり、人手に
よって的確な作業を行うことは困難である。このため、
ロードポート装置を搬送するための台車が公知(例え
ば、特開平11-220001 号公報)である。しかし、この公
報に開示された台車は、専用のレール上のみを移動可能
であるため、ロードポート装置を自在な場所(例えば、
前記レールから離れた場所)に搬送させることは困難で
ある。
【0004】上記した不具合を解消するため、すべての
ロードポート装置に、搬送のためのキャスタを取付ける
ことが想定される。しかし、この場合、ロードポート装
置の製作コストが高くなるという問題がある。しかも、
前記ロードポート装置がウェハ移載装置に取付けられる
と、前記キャスタは不要となってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、ロードポート装置が台車によって簡単に搬
送できるようにすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、ウェハ移載装置に着脱可能に取付けら
れ、ウェハを収容したウェハキャリアを設置するための
ロードポート装置であって、前記ウェハ移載装置の正面
壁に取付けられるロードポート装置本体と、前記ロード
ポート装置本体の下端部に着脱可能に取付けられる台車
とから成ることを特徴としている。
【0007】同じく第2の発明は、ウェハ移載装置に着
脱可能に取付けられ、ウェハを収容したウェハキャリア
を設置するロードポート装置の装置本体を搬送するため
の台車であって、前記ロードポート装置本体の下端部に
着脱可能に取付けられ、そのままの状態でウェハ移載装
置の正面壁に取り付けられるように構成されていること
を特徴としている。
【0008】第1の発明の場合、ウェハ移載装置の正面
壁に取付けられるロードポート装置本体と、前記ロード
ポート装置本体の下端部に着脱可能に取付けられる台車
とを備えている。作業者は、台車によってロードポート
装置本体を搬送させ、該ロードポート装置本体を、ウェ
ハ移載装置の正面壁に取付ける。ロードポート装置本体
に台車が取付けられているため、作業者は、該装置本体
の搬送が容易である。この台車は、ロードポート装置本
体に対して着脱可能であるため、別のロードポート装置
本体に取付けることもできる。この結果、すべてのロー
ドポート装置本体に台車を装備させなくても済むと共
に、前記ロードポート装置本体をいかなる場所にも搬送
させることができる。
【0009】ウェハ移載装置から取り外されて、起立状
態で支持されたロードポート装置本体が転倒することを
防止するために、前記ロードポート装置本体の背面側の
下端部に補助足が取付けられる場合、該補助足によって
ロードポート装置本体が転倒することが防止される。
【0010】第2の発明の場合、作業者は、台車を、ロ
ードポート装置を構成するロードポート装置本体に取付
け、この状態でロードポート装置本体を搬送させる。そ
して、ロードポート装置本体と台車とを一体にさせたま
まの状態で、前記ロードポート装置本体をウェハ移載装
置の正面壁に取付けるだけで済むため、作業が簡単であ
る。ロードポート装置本体がウェハ移載装置の正面壁に
取付けられた後、台車が、ロードポート装置本体に取付
けられたままであっても構わない。また、該台車をロー
ドポート装置本体から取り外して、別のロードポート装
置の装置本体に取付けることによって、別のロードポー
ト装置本体を搬送することもできる。
【0011】台車を構成する支持部に対して、各キャス
タが、それぞれ個別に前記支持部に対して相対的に昇降
するように、或いは複数組のキャスタが各組毎に独立し
て前記支持部に対して相対的に昇降するとともに、昇降
手段を介して前記支持部に取付けられている場合、前記
支持部は各キャスタに対して浮動状態に配置される。こ
のため、台車の支持部が水平面のほぼ全方向、或いは特
定方向に僅かに傾斜可能となり、前記支持部とロードポ
ート装置本体とを連結させる作業が容易である。
【0012】ウェハ移載装置から取り外されて、起立状
態で支持されたロードポート装置本体が転倒することを
防止するために、前記ロードポート装置本体の背面側の
下端部に取付けられる補助足を備えている場合、取り外
されたロードポート装置本体を、より安定状態で支持す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。図1は本発明に係る台車Aの斜視
図、図2は同じく平面図、図3は同じく側面断面図、図
4は同じく一部を破断した背面図である。図1ないし図
4に示されるように、本発明に係る台車Aは、箱状の外
側フレーム1と、該外側フレーム1の上面に取付けら
れ、ロードポート装置Lの装着板2(図8参照)と連結
されて該ロードポート装置Lを起立状態で支持するため
の支持部3と、前記外側フレーム1の内側に配設され、
複数本の圧縮ばね4を介して、前記外側フレーム1に対
して浮動状態で取付けられると共に、その底面部に複数
個のキャスタ5が取付けられた内側フレーム6とから成
る。
【0014】図3及び図4に示されるように、外側フレ
ーム1の底面は開口されていて、その下端部に、前記外
側フレーム1の強度を補強するための補強板部1aが、
該外側フレーム1の全周に亘って張り出して設けられて
いる。そして、外側フレーム1における左右方向の両側
で前記補強板部1aの底面部には各ストッパ板7が固着
されていて、該外側フレーム1の内側に配設された内側
フレーム6が落下することを防止している。また、外側
フレーム1の両側面部には、それぞれ取手8が取付けら
れている。
【0015】次に、内側フレーム6について説明する。
この内側フレーム6は、図3に示されるように、上面が
開口された箱状を成しており、その外側寸法は、前記外
側フレーム1の内側寸法よりも僅かに小さい。また、内
側フレーム6の高さは、外側フレーム1の内側の高さよ
りも低い。この内側フレーム6は、その開口面を上にし
て外側フレーム1の内側に配設され、上記した各ストッ
パ板7により落下防止状態で取付けられる。この状態
で、外側フレーム1の内周面1bと、内側フレーム6の
外周面6aとの間には、僅かな隙間eが設けられてい
る。また、外側フレーム1の天井面1cと内側フレーム
6の上端面6bとの間にも、隙間hが形成されている。
【0016】前記内側フレーム6の底面部には、複数個
(本実施例の場合、3個)のキャスタ5が取付けられて
いる。これらのキャスタ5は、図2ないし図4に示され
るように、内側フレーム6における前部の左右方向(幅
方向)の両側に2個、同じく後部のほぼ中央部に1個取
付けられている。そして、該内側フレーム6の内側で、
上記した各キャスタ5のほぼ直上部分には、それぞれ円
筒体9が固着されていて、各円筒体9に圧縮ばね4が弾
装されている。前記外側フレーム1の天井面1cにおい
て各円筒体9と相対向する位置には、円板状のばねサポ
ート11が固着されている。各ばねサポート11の外径
は、圧縮ばね4の内径よりも少し小さいため、各圧縮ば
ね4の上端部が、対応するばねサポート11に嵌まり込
む。このため、内外の各フレーム1,6が、前後左右方
向に大きく相対移動することが防止されている。また、
内側フレーム6は、各圧縮ばね4の弾性復元力によって
常に下方に押し付けられている。このようにして内外の
各フレーム1,6は浮動状態で取付けられていて、水平
面のほぼ全方向、或いは特定方向に、隙間e,hの分だ
け、相対的に僅かに傾斜可能である。
【0017】次に、支持部3について説明する。外側フ
レーム1の上面には、ロードポート装置Lを起立状態で
支持するための支持部3が設けられている。この支持部
3の前端部には、ロードポート装置Lの装着板2に当接
される当接部3aが形成されている。即ち、ロードポー
ト装置Lの装着板2の下端部には、ねじ孔12が4箇所
に設けられていて、その背面側に六角ナット12aが固
着されている(図11参照)。そして、前記当接部3a
において、前記ねじ孔12と対応する部分には、各ねじ
孔13が設けられている。図8に示されるように、ロー
ドポート装置Lの下方に台車Aが配置される。ロードポ
ート装置Lにおける装着板2の各ねじ孔12と、台車A
における支持部3の当接部3aのねじ孔13とが合致さ
れ、手前側から固定ボルト14が締め込まれる。このよ
うにして、ロードポート装置Lと台車Aとが連結され
る。
【0018】本実施例の台車Aには、ロック装置Bが取
付けられている。このロック装置Bは、トグル機構によ
って、上記した外側フレーム1と内側フレーム6とを圧
接させてロックするためのものである。次に、ロック装
置Bについて説明する。図3及び図4に示されるよう
に、平面視における支持部3において、そのほぼ中央部
よりも少し前方の部分には、トグルクランプ15が直立
状態で取付けられている。そして、そのロッド15a
は、外側フレーム1の下方の内側に突出されている。内
側フレーム6において、前記トグルクランプ15のロッ
ド15aと対向する部分には連結ブラケット16が取付
けられていて、連結ボルト17により、前記ロッド15
aと連結されている。なお、図3において、18は、前
記連結ボルト17を締め付けるためのレンチを挿通させ
るための挿通孔である。
【0019】図5に示されるように、直立状態にあるト
グルクランプ15のレバー15bを回動させ、ほぼ水平
状態にさせると、そのロッド15aが引き上げられる。
この引き上げ力は、各圧縮ばね4の弾性復元力よりも大
きい。このため、内外の各フレーム1,6は、各圧縮ば
ね4の弾性復元力に抗して相対的に昇降される。そし
て、外側フレーム1の天井面1cと、内側フレーム6の
上端面6bとが圧接され、内外の各フレーム1,6は、
あたかも一体化された状態で保持される。ほぼ水平状態
にあるトグルクランプ15のレバー15bを、逆方向に
回動させると、そのロッド15aが押し下げられ、内外
の各フレーム1,6は再び浮動状態となる。このよう
に、内側フレーム6に取付けられた各キャスタ5が、外
側フレーム1に対して、それぞれ個別に相対昇降され
る。
【0020】次に、補助足19について説明する。図6
及び図7に示されるように、本実施例の台車Aは、別体
の補助足19を2本備えている。図6に示されるよう
に、この補助足19は、ウェハ移載装置Dから取り外さ
れて、台車Aの支持部3に起立状態で支持されたロード
ポート装置Lの装着板2の背面側(台車Aが取付けられ
る側の反対側)に取付けられて、該ロードポート装置L
をより安定状態で保持させるためのものである。補助足
19について説明する。図6に示されるように、この補
助足19は、平面視においてコの字状のブラケット21
の内側に脚部22が取付けられた構成であり、前記脚部
22の下端部にキャスタ23が取付けられている。そし
て、図7に示されるように、脚部22の上端部は、回動
支点ピン24により、前記ブラケット21に対して回動
可能に連結されている。また、ブラケット21の一方側
の側面部には、インデックスプランジャ25が取付けら
れている。このインデックスプランジャ25は、回動さ
せた脚部22のピン孔22aにピン(図示せず)を挿通
させることによって、脚部22を傾斜させた状態で保持
させるという機能を有している。直立状態の脚部22を
回動させて、前記ピン孔22aをインデックスプランジ
ャ25のピンと対応する位置に配置させ、該ピンを前記
ピン孔22aに挿通させる。この結果、脚部22は、ブ
ラケット21に対して一定の角度で傾斜した状態で保持
される。この補助足19は、ウェハ移載装置Dから取り
外されたロードポート装置Lにおける装着板2の背面側
の下部で、その幅方向の両側に1個ずつ取付けられる。
そして、補助足19の脚部22を回動させたときに、床
面にほぼ接するようにして取付けられる。該台車Aが使
用されてないときには、図2に二点鎖線で示されるよう
に、2本の補助足19は台車Aの支持部3に載置され
る。なお、図2において、26は、各補助足19を固定
するためのローラキャッチである。
【0021】本発明に係る台車Aの作用について説明す
る。図8及び図9に示されるように、ウェハ移載装置D
の正面壁に、ロードポート装置Lが取付けられている。
ウェハキャリアCを取り外し、台車Aを走行させ、ロー
ドポート装置Lにおける装着板2の下端部に当接させ
る。図10に示されるように、台車Aが配置された床面
F’が正規の床面Fに対して、台車Aの幅方向に角度α
だけ傾斜されていて、ロードポート装置Lのねじ孔12
と台車Aの支持部3のねじ孔13とが合致していない場
合、作業者は、外側フレーム1の幅方向の一端部に、ほ
ぼ垂直方向の力Tを加える。この場合、図10の図面視
における外側フレーム1の右側に力Tを加える。図5に
示されるように、外側フレーム1は内側フレーム6(各
キャスタ5)に対して浮動状態となっているため、前記
外側フレーム1を傾斜させて、ロードポート装置Lのね
じ孔12と台車Aの支持部3のねじ孔13とを合致させ
ることができる。この状態で、図12に示されるよう
に、六角ナット12aに固定ボルト14を螺合させて、
ロードポート装置Lの装着板2と台車Aの支持部3とを
連結させる。
【0022】また、図11に示されるように、台車Aが
配置された床面F”が正規の床面Fに対して、台車Aの
前後方向に角度βだけ傾斜されていて、ロードポート装
置Lのねじ孔12と台車Aの支持部3のねじ孔13とが
合致していない場合、作業者は、外側フレーム1の前端
部に、ほぼ垂直方向の力Tを加える。そして、外側フレ
ーム1の前部を下方に傾斜させて、ロードポート装置L
のねじ孔12と台車Aの支持部3のねじ孔13とを合致
させて、上記と同様に、六角ナット12aに固定ボルト
14を螺合させて、ロードポート装置Lの装着板2と台
車Aの支持部3とを連結させる。
【0023】この状態で、図5に示されるように、ロッ
ク装置Bを構成するトグルクランプ15のレバー15b
を回動させ、そのロッド15aを引き上げる。各圧縮ば
ね4の弾性復元力に抗して、内外の各フレーム1,6が
相対的に接近し、外側フレーム1の天井面1cと内側フ
レーム6の上端面6bとが圧接状態で密着される。そし
て、トグルクランプ15のトグル機構により、この状態
がロックされる。
【0024】続いて、図13に示されるように、ロード
ポート装置Lの装着板2を固定している各固定ボルト2
7を取り外す。ロードポート装置Lは、台車Aの支持部
3に起立状態で支持されているため、該ロードポート装
置Lが落下するおそれはない。台車Aを後退させて、ロ
ードポート装置Lを起立状態のまま搬送させる。内外の
各フレーム1,6は、ロック装置Bによって、あたかも
一体化された状態でロックされているため、該ロードポ
ート装置Lは安定状態で搬送される。
【0025】図14に示されるように、ロードポート装
置Lが所定の位置まで搬送されると、装着板2の背面側
の下端部に、2本の補助足19が取付けられる。ロード
ポート装置Lは、台車Aの後部のキャスタ5と2本の補
助足19のキャスタ23とによって支持される。この結
果、ロードポート装置Lが、より安定状態で支持され、
該ロードポート装置Lが転倒することが防止される。し
かも、各補助足19にはキャスタ23が取付けられてい
るため、この状態でロードポート装置Lを搬送させるこ
とも可能である。これらの補助足19は着脱自在である
ため、必要に応じて取り外し、図2に示されるように、
台車Aの支持部3の上面に載置させておくこともでき
る。また、図6及び図14に二点鎖線で示されるよう
に、回動支点ピン24を中心に上方に回動させた状態で
収納させることも可能である。
【0026】本発明に係る台車Aを構成する各キャスタ
5は、外側フレーム1に対して個別に、しかも相対的に
昇降する構成である。しかし、例えば、左右2個ずつ配
設された2組のキャスタが、各組毎に独立して相対的に
昇降する構成であっても構わない。
【0027】
【発明の効果】第1の発明の場合、ロードポート装置本
体を台車によって搬送させることができる。この台車
は、前記ロードポート装置本体と分離可能であるため、
該ロードポート装置本体をウェハ移載装置に取付けた
後、取り外すことができる。そして、別のロードポート
装置本体に取付けることができるため、すべてのロード
ポート装置本体に台車を装備させなくても済むと共に、
ロードポート装置本体をいかなる場所にも搬送させるこ
とができる。
【0028】第2の発明の場合、作業者は、台車を、ロ
ードポート装置を構成するロードポート装置本体に取付
け、この状態でロードポート装置本体を搬送させ、その
ままの状態で、ロードポート装置本体をウェハ移載装置
の正面壁に取付けることができ、作業が簡単である。こ
のため、ロードポート装置本体を簡単に着脱することが
できる。また、該台車をロードポート装置本体から取り
外して、別のロードポート装置本体を搬送することもで
きる。更に、補助足を備えている場合、より安定状態で
ロードポート装置本体を支持したり、搬送したりするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る台車Aの斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく側面断面図である。
【図4】同じく一部を破断した背面図である。
【図5】ロック装置Bの作用を示す断面図である。
【図6】ロードポート装置Lの背面図である。
【図7】一部を破断した補助足19の側面図である。
【図8】台車Aを走行させて、ロードポート装置Lの装
着板2の下端部に取付ける状態の作用説明図である。
【図9】図8のX矢視図である。
【図10】外側フレーム1の幅方向に力Tを加えて、ロ
ードポート装置Lのねじ孔12と台車Aのねじ孔13と
を合致させる状態の作用説明図である。
【図11】外側フレーム1の前後方向に力Tを加えて、
ロードポート装置Lのねじ孔12と台車Aのねじ孔13
とを合致させる状態の作用説明図である。
【図12】ロードポート装置Lの装着板2の下端部に、
台車Aを連結させる状態の作用説明図である。
【図13】ロードポート装置Lを台車Aに支持させて、
ウェハ移載装置Dから取り外す状態の作用説明図であ
る。
【図14】ロードポート装置Lの装着板2の下端部に、
補助足19を取付けた状態の側面図である。
【符号の説明】
A:台車 B:ロック装置 D:ウェハ移載装置 L:ロードポート装置 1:外側フレーム(ロードポート装置本体) 2:装着板(ロードポート装置本体) 3:支持部(ロードポート装置本体) 5:キャスタ 6:内側フレーム(ロードポート装置本体) 15:トグルクランプ(昇降手段) 19:補助足
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62B 5/00 B62B 5/00 K C B65G 49/07 B65G 49/07 L (72)発明者 廣岡 隆明 東京都府中市住吉町2丁目30番7号 東京 エレクトロン エフイ−株式会社内 (72)発明者 萩原 修士 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150番地 神 鋼電機株式会社豊橋事業所内 (72)発明者 谷山 育志 愛知県豊橋市三弥町字元屋敷150番地 神 鋼電機株式会社豊橋事業所内 Fターム(参考) 3D050 AA13 BB01 DD01 DD03 EE08 EE14 EE15 EE18 FF03 FF06 GG00 KK02 5F031 CA02 DA01 FA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ移載装置に着脱可能に取付けら
    れ、ウェハを収容したウェハキャリアを設置するための
    ロードポート装置であって、 前記ウェハ移載装置の正面壁に取付けられるロードポー
    ト装置本体と、 前記ロードポート装置本体の下端部に着脱可能に取付け
    られる台車と、 から成ることを特徴とするロードポート装置。
  2. 【請求項2】 ウェハ移載装置から取り外されて、起立
    状態で支持されたロードポート装置本体が転倒すること
    を防止するために、前記ロードポート装置本体の背面側
    の下端部に補助足が取付けられることを特徴とする請求
    項1に記載のロードポート装置。
  3. 【請求項3】 ウェハ移載装置に着脱可能に取付けら
    れ、ウェハを収容したウェハキャリアを設置するロード
    ポート装置の装置本体を搬送するための台車であって、 前記ロードポート装置本体の下端部に着脱可能に取付け
    られ、そのままの状態でウェハ移載装置の正面壁に取り
    付けられるように構成されていることを特徴とするロー
    ドポート装置搬送用の台車。
  4. 【請求項4】 前記ロードポート装置本体を支持するた
    めの支持部と、該支持部の下方に取付けられた複数個の
    キャスタとから成り、 前記複数個のキャスタが、それぞれ個別に前記支持部に
    対して相対的に昇降するように、或いは複数組のキャス
    タが各組毎に独立して前記支持部に対して相対的に昇降
    するとともに、昇降手段を介して前記支持部に取付けら
    れていることを特徴とする請求項3に記載のロードポー
    ト装置搬送用の台車。
  5. 【請求項5】 ウェハ移載装置から取り外されて、起立
    状態で支持されたロードポート装置本体が転倒すること
    を防止するために、前記ロードポート装置本体の背面側
    の下端部に取付けられる補助足を備えていることを特徴
    とする請求項3又は4に記載のロードポート装置搬送用
    の台車。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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