JP7271940B2 - ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法 - Google Patents

ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7271940B2
JP7271940B2 JP2018240075A JP2018240075A JP7271940B2 JP 7271940 B2 JP7271940 B2 JP 7271940B2 JP 2018240075 A JP2018240075 A JP 2018240075A JP 2018240075 A JP2018240075 A JP 2018240075A JP 7271940 B2 JP7271940 B2 JP 7271940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
mounting
load port
port device
mounting surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018240075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020102549A (ja
Inventor
忠将 岩本
拓哉 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2018240075A priority Critical patent/JP7271940B2/ja
Publication of JP2020102549A publication Critical patent/JP2020102549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7271940B2 publication Critical patent/JP7271940B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、基板を収容する容器を載置する載置部を有するロードポート装置等に関する。
たとえば半導体の製造工場では、フープ(FOUP)と呼ばれるような容器を用いて、シリコンウエハ等の基板を収容し、処理対象となる基板の各装置間の移動や保管が行われる。各装置には、容器を搬送するOHT等の搬送装置に対して、容器を受け渡すためのロードポート装置が設置されている。ロードポート装置は、基板を載置する載置部や、容器の蓋を開閉するためのドア等を有する。
また、半導体工場を構成する各装置はモジュール化されているものが多く、たとえばロードポート装置をEFEMなどに組み込む場合は、半導体工場の外部で組み立てられたロードポート装置を工場内に持ち込み、これをEFEMにおける基板搬送室の壁部に固定することが一般的である。そのため、ロードポート装置が工場内を移動できるように、台車に搭載できるロードポート装置や、車輪(キャスター)が取り付けられているロードポート装置が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
近年、半導体工場において処理対象となる基板の大型化などに伴い、ロードポート装置のサイズ及び重量が増大している。したがって、EFEMの組み立てやロードポート装置の取り付けの際に、より安定して工場内を移動させることができ、基板搬送室の壁部に容易に取り付けることのできるロードポート装置が求められている。
特開平11ー246036号公報 特開2013-110192号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、より安定して工場内を移動させることができ、また、基板搬送室等の壁部に容易に取り付けることのできるロードポート装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明に係るロードポート装置は、
基板を収容する容器を載置面に載置可能な載置部と、
前記載置部の一方側及び前記一方側から上方に延びるように設けられており、前記載置面より下方に壁部固定用の下部固定部が設けられているフレーム部と、
前記載置部の下方に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さとなり、第1の径を有する第1の車輪と、
前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さより短い第2の長さとなり、前記第1の径より小さい第2の径を有する第2の車輪と、
前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さを含む上下方向に調整可能な支持部と、を有する。
本発明に係るロードポート装置では、載置面から下端までの距離が異なる第1の車輪と第2の車輪とを有しているため、フレーム部の上方部分が載置部側に傾くように設置面を傾かせた状態で、ロードポート装置を移動させることができる。したがって、このようなロードポート装置は、工場内を安定して移動させることができ、工場内を移動させる際における転倒を好適に防止することができる。また、第1の車輪の径(外径)が第2の車輪の径より大きいため、移動時に多少ガタついた場合にでも転倒を防止するとともに、取り付け時に第2の車輪を浮かせる動作を容易に行うことができるため、固定部の壁部への固定を、容易かつ安全に行うことができる。また、ロードポート装置の取り付け後は、支持部を用いてロードポート装置の重量を支えることにより、固定部及び壁部への重量負荷を軽減し、安定した固定状態が実現される。
また、たとえば、前記支持部は、前記第1の車輪より前記第2の車輪の近くに、前記第2の車輪とは別途設けられていてもよい。
このようなロードポート装置は、第2の車輪が第1の車輪及び固定部から離間して配置されていることから、より安定した固定状態が実現できる。また、第2の車輪と支持部が別々の設けられているため、第2の車輪の構造を単純化できる。
また、たとえば、前記第1の車輪及び前記第2の車輪は、前記載置面から下端までの距離が変動不可に取り付けられていてもよい。
このようなロードポート装置は、第1の車輪及び第2の車輪の構造を単純化でき、強度の確保も容易である。
また、たとえば、前記第2の車輪は、前記載置面から下端までの距離が前記第2の長さから前記第1の長さまで調整可能であり、前記支持部を兼ねていてもよい。
第2の車輪が支持部を兼ねていることにより、このようなロードポート装置は、取り付け・取り外しの際の作業数を減らすことができると伴に、部品点数を削減することができる。
また、たとえば、本発明に係るロードポート装置は、前記フレーム部を固定する壁部に設けられ、前記固定部が位置調整可能に固定される調整プレートを有してもよい。
調整プレートを有するロードポート装置は、壁部に対して容易に適切な姿勢に補正して取り付けることが可能である。
本発明に係るEFEMは、上記のいずれかのロードポート装置と、前記フレーム部を固定する壁部に設けられ、前記固定部が位置調整可能に固定される調整プレートを有する基板搬送室と、を有する。
このようなEFEMは、ロードポート装置の取り付け、取り外し、交換が容易である。
本発明に係るロードポート装置の取り付け方法は、
基板を収容する容器を載置面に載置可能な載置部を有するロードポート装置の取り付け方法であって、
前記載置部の下方に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さとなり、第1の径を有する第1の車輪と、前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さより短い第2の長さとなり、第1の径より小さい第2の径を有する第2の車輪と、を床面に接触させて壁部へ移動させる工程と、
前記第2の車輪を浮かせることにより、前記載置部の一方の側面及び前記一方の側面から上方に伸びるように設けられるフレーム部における前記載置部とは反対側の面である背面において前記載置面より下方に設けられる壁部固定用の固定部を前記壁部に固定する工程と、
前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており上下方向に調整可能な支持部を、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さとなるように調整して前記支持部を前記床面に接触させる工程と、を有する。
このようなロードポート装置の取り付け方法によれば、工場内を安定して移動させてロードポート装置の転倒を好適に防止できるとともに、容易かつ安全に取り付けを行うことができる。また、このような取り付け方法により、安定したロードポート装置の固定状態が実現される。
図1は、本発明の一実施形態に係るロードポート装置の側面図である。 図2は、図1に示すロードポート装置をフレーム部の背面側から見た背面図である。 図3は、図1に示すロードポート装置を載置部側から見た正面図である。 図4は、図1に示すロードポート装置の取り付け方法における第1の工程を表す概念図である。 図5は、図1に示すロードポート装置の取り付け方法における第2の工程を表す概念図である。 図6は、図1に示すロードポート装置の取り付け方法における第3の工程を表す概念図である。
本発明の実施形態について、以下に図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るロードポート装置10の側面図である。図1に示すように、ロードポート装置10は、基板を収容する容器としてフープ96を載置面22に載置可能な載置部20を有する。ロードポート装置10は、後述するように、EFEM(イーフェム)90においてミニエンバイロメントが内部に形成される基板搬送室80の壁部82に設置され、EFEM90の一部を構成する(図4参照)。
図4では図示されていないが、基板搬送室80には、ウエハ搬送用のロボットアームなどが設けられており、ロボットアームは、ロードポート装置10に載置されたフープ96内から、フープ96内に収容されるシリコンウエハなどの基板を取り出し、ミニエンバイロメントを通過して半導体処理装置へ搬送する。
図1に示すように、ロードポート装置10は、載置部20と、載置部20の一方側(Y軸正方向側)及び一方側から上方に延びるように設けられるフレーム部30と、載置部20の下方に取り付けられる第1の車輪40、第2の車輪50及び支持部60と、ドア12等を有する。
なお、図1に示すように、ロードポート装置10の説明では、ロードポート装置10の載置面22の法線方向をZ軸方向とし、フープ96を搭載した移動テーブルがフレーム部30に対して接近・離間するように移動する方向をY軸方向とし、Z軸方向及びY軸方向に垂直な方向をX軸方向とする。また、ロードポート装置10は、載置面22が水平方向に一致し、Z軸方向が上下方向に一致する姿勢で、壁部82に固定される。また、載置部20の載置面22は、載置部20に設けられておりフープ96に接触する位置決めピンによって規定される。
図1に示すように、フレーム部30は、載置部20の載置面22に沿う一方側であるY軸正方向側に設けられている。図2は、図1に示すロードポート装置10を、フレーム部30が設けられるY軸正方向側からみた背面図である。フレーム部30は、載置部20の一方側に設けられており載置面22より下方に位置する下部フレーム部34と、載置部20から情報に延びる上部フレーム部32とを有する。
上部フレーム部32には、ドア12によって開閉される開口部が形成されている。ドア12は、図示しない駆動部によって駆動され、上部フレーム部32及びフープ96の蓋を開閉する。
図3は、ロードポート装置10をY軸負方向側から見た正面図である。載置面22より下方に位置する下部フレーム部34の下端には、壁部固定用の下部固定部36としての第1下部固定部36aと、第2下部固定部36bが設けられている。
第1下部固定部36aは、下部フレーム部34におけるX軸方向両側2か所に設けられている。第1下部固定部36aは、水平方向(X軸方向)に延びる円柱状の棒状部を有している。ロードポート装置10を壁部82に取り付ける際、第1下部固定部36aの棒状部は、図6に示すように、基板搬送室80の壁部82に設けられる調整プレート70が有する係合部72に係合する。
図3に示すように、第2下部固定部36bは、下部フレーム部34におけるX軸方向の中央部に設けられている。第2下部固定部36bは、第1下部固定部36aと同様に、調整プレート70の中央部に備えられる係合部に固定される。
図3に示すように、第1の車輪40は、載置部20の下方であってロードポート装置10の下端(Z軸負方向端部)に位置する。第1の車輪40は、X軸方向両側2か所に設けられており、2つの第1の車輪40は、X軸方向の配置が異なることを除き、同様の構造及び配置である。
図3に示すように、載置面22から第1の車輪40の下端までの距離は、第1の長さL1である。また、図1に示すように、第1の車輪40の径(外径)は、第1の径D1である。第1の車輪40は、第2の車輪50に比べて、Y軸正方向側に、言い換えると、フレーム部30の近くに配置されている。
図2に示すように、第1の車輪40、第1下部固定部36a及び第2下部固定部36bの下端は、フレーム部30の下端から下方(Z軸負方向)に露出している。一方、第2の車輪50の下端は、フレーム部30の下端から下方に露出しない。
図3に示すように、第2の車輪50は、第1の車輪40と同様に、載置部20の下方であってロードポート装置10の下端近傍に位置する。第2の車輪50は、第1の車輪40と同様に、X軸方向両側2か所に設けられており、2つの第2の車輪50は、X軸方向の配置が異なることを除き、同様の構造及び配置である。また、第2の車輪50のX軸方向の位置は、第1の車輪40のX軸方向の位置と略一致する。
図3に示すように、載置面22から第2の車輪50の下端までの距離は、第1の長さL1より短い第2の長さL2である。また、図1に示すように、第2の車輪50の径(外径)は、第1の径D1より小さい第2の径D2である。第2の車輪50は、第1の車輪40に比べて、Y軸負方向側に、言い換えると、フレーム部30から離間する位置に取り付けられている。
ロードポート装置10の取り付け方法の第1の工程を説明する図4に示されるように、第1の車輪40と第2の車輪50とが両方とも床面98に接触している状態では、ロードポート装置10の載置面22は床面98と平行にならず、フレーム部30から離間する方向に沿って床面98に近づくように傾斜する。また、フレーム部30は、床面98に対して垂直にならず、上部フレーム部32が載置面22側へ傾斜する。
図3に示す第1の車輪40及び第2の車輪50の車軸は、固定式であってもよく、載置面22に平行な面に沿って旋回可能であってもよいが、第1の車輪40及び第2の車輪50は、載置面22から下端までの距離が変動不可に取り付けられている。このような第1の車輪40及び第2の車輪50は、車軸の高さが変動するタイプに比べて耐過重性に優れている。
図3に示すように、載置部20の下方であってロードポート装置10の下端近傍には、支持部60が、第2の車輪50とは別途設けられている。図1に示すように、支持部60は、第1の車輪40より第2の車輪50の近くに設けられており、2つの第2の車輪50に挟まれる2か所に設けられている。支持部60は、図6に示すように、ロードポート装置10を壁部82に固定した状態で床面98に接触し、ロードポート装置10を支える。
図4と図6との比較から理解できるように、支持部60は、載置面22から支持部60の下端までの距離が上下方向に調整可能である。載置面22から支持部60までの距離は、載置面22から第1の車輪40の下端までの距離である第2の長さL2(図3参照)を含む範囲で調整可能である。また、載置面22から支持部60までの距離は、載置面22から第1の車輪40の下端までの距離である第1の長さL1と、載置面22から第2の車輪の下端までの距離である第2の長さL2(図3参照)とを含む範囲で、調整可能であることが好ましい。
支持部60の構造は特に限定されないが、たとえばねじ込み方式や、スライド式により、載置面22からの長さを調整する構造が例示される。
図1に示すように、支持部60は、第1の車輪40に比べて、Y軸負方向側、言い換えると、フレーム部30から離間する位置に取り付けられている。支持部60のY軸方向に沿う位置は、第1の車輪40より第2の車輪50に近い位置であることが好ましく、X軸方向から見て第2の車輪50の外径に重複する位置であることが更に好ましい。
図4に示すように、調整プレート70は、フレーム部30を固定する基板搬送室80の壁部82に設けられており、フレーム部30の下端に備えられる下部固定部36が、位置調整可能に固定される。調整プレート70が有する係合部72は、上方に開口する溝部を有しており、溝部の寸法は、当該溝部に係合する第1下部固定部36の寸法に対して若干の余裕がある。調整プレート70は、調整ネジ等の調整機構を有しており、仮固定後にロードポート装置10の姿勢を厳密に調整し、フレーム部30を壁部82に本固定する。
以下、図4~図6等を用いて、ロードポート装置10の取り付け方法の一例を説明する。図4~図6は、ロードポート装置10の取り付け方法の各段階での状態を模式的に表した概念図である。図4~図6では、ロードポート装置10の一部の構成は簡略化され、または、省略されている。
図4は、ロードポート装置10の取り付け方法の第1の工程を表す概念図である。第1の工程では、図4に示すように、第1の車輪40と第2の車輪50の双方を、半導体工場の床面98に接触させた状態で各車輪40、50を回転させ、ロードポート装置10の取り付け対象である壁部82まで、ロードポート装置10を移動させる。なお、第1の工程において、支持部60の下端はZ軸正方向側へ収容されており、床面98には接触しない。
第1の車輪40と第2の車輪50とは、載置面22からの距離が異なるため、ロードポート装置10は、図4に示されるように斜めに傾いた状態で移動される。これにより、ロードポート装置10の移動時における転倒リスクを好適に軽減できる。なぜなら、第1の車輪40に近いフレーム部30は、載置部20に対して上方に突出しており、また、上部フレーム部32には、図1に示すドア12のような重量物が取り付けられているため、フレーム部30が垂直な状態であれば、ロードポート装置10は背面側(図1におけるY軸正方向側)に倒れ易い傾向がある。しかしながら、図4に示すように傾いた姿勢となることにより、ロードポート装置10は、転倒を防止し、安定した姿勢で安全に、半導体工場内を移動させることができる。
また、ロードポート装置10では、第1の車輪40の径が第2の車輪50の径より大きいことにより、移動中に予期せず第2の車輪50が浮いたような場合であっても、第1の車輪40の曲率が緩やかであるため、ロードポート装置10が急激な姿勢変化を起こしにくく、安定した移動を実現することができる。また、ロードポート装置10を載置部20側から押して移動させる際、前方に位置する第1の車輪40の方が大径であるため、ロードポート装置10を移動させやすい。
ロードポート装置10の取り付けの第2の工程では、図5に示すように、第2の車輪50を床面98から浮かせることにより、フレーム部30の下端に設けられる第1下部固定部36aの下部固定部36を、壁部82に設けられた調整プレート70の係合部72に係合させて固定する(図6参照)。なお、この段階での固定はロードポート装置10と壁部82との係合が解除されない程度の仮固定であり、ロードポート装置10の姿勢調整(微調整)と本固定は、第3の工程の後に行われる。また、各図には図示されていないが、フレーム部30の上端も、壁部82に対して固定されることが好ましく、フレーム部30の上端近傍には壁部82に固定される上部固定部が設けられることが好ましい。
図5に示す第2の工程では、傾いた姿勢でロードポート装置10が壁部82に近づけられるため、フレーム部30の下端にある第1下部固定部36aを、容易に調整プレート70の係合部72に係合させることができる。また、第1の車輪40が第2の車輪50より大径であることにより、第1の車輪40の車軸を中心とする回転に伴う姿勢変更によって、第1下部固定部36aを調整プレート70に係合させることができる。また、第1の車輪40の径が大きいため、ロードポート装置10が急激な姿勢変化を起こしにくく、ロードポート装置10は、安全な取り付け作業を実現することができる。
ロードポート装置10の取り付けの第3の工程では、図6に示すように、第2の車輪50に隣接して設けられている支持部60を下方へ伸ばし、載置面22から支持部60の下端までの距離が第1の長さL1となるように、すなわち、支持部60が床面98に接触するように、支持部60の下端の位置を調整する。
支持部60がロードポート装置10を支えることにより、ロードポート装置10の姿勢が安定するとともに、ロードポート装置10の固定に伴う壁部82への負荷を、低減することができる。このようにして、ロードポート装置10は、基板搬送室80の壁部82に固定され、EFEM90の一部を構成する。
以上のように、本発明に係るロードポート装置10及びその取り付け方法を、実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。たとえば、第1の車輪40と第2の車輪50とのX軸方向又はY軸方向の間隔や、第1の車輪40及び第2の車輪50の数や配置は、実施形態に示すものに限定されない。
また、上述の実施形態では、第2の車輪50は、第2の車輪50の下端と載置面22との距離が第2の長さL2に固定されている構造であったが、第2の車輪50は、載置面22から下端までの距離が第2の長さL2から第1の長さL1まで調整可能であってもよい。このような第2の車輪50は、図6に示す支持部60と同様に、壁部82に固定された後にロードポート装置10を支えることができ、支持部を兼ねることができる。
10…ロードポート装置
12…ドア
20…載置部
22…載置面
30…フレーム部
32…上部フレーム部
34…下部フレーム部
36…下部固定部
36a…第1下部固定部
36b…第2下部固定部
40…第1の車輪
D1…第1の径
L1…第1の長さ
50…第2の車輪
D2…第2の径
L2…第2の長さ
60…支持部
70…調整プレート
72…係合部
80…基板搬送室
82…壁部
90…EFEM
96…フープ
98…床面

Claims (7)

  1. 基板を収容する容器を載置面に載置可能な載置部と、
    前記載置部の一方側及び前記一方側から上方に延びるように設けられており、前記載置面より下方に壁部固定用の下部固定部が設けられているフレーム部と、
    前記載置部の下方に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さとなり、第1の径を有する第1の車輪と、
    前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さより短い第2の長さとなり、前記第1の径より小さい第2の径を有する第2の車輪と、
    前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さを含む上下方向に調整可能な支持部と、を有し、
    前記第1の車輪及び前記第2の車輪は、前記載置面から下端までの距離が変動不可に取り付けられていることを特徴とするロードポート装置。
  2. 基板を収容する容器を載置面に載置可能な載置部と、
    前記載置部の一方側及び前記一方側から上方に延びるように設けられており、前記載置面より下方に壁部固定用の下部固定部が設けられているフレーム部と、
    前記載置部の下方に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さとなり、第1の径を有する第1の車輪と、
    前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さより短い第2の長さとなり、前記第1の径より小さい第2の径を有する第2の車輪と、
    前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さを含む上下方向に調整可能な支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記第1の車輪より前記第2の車輪の近くに、前記第2の車輪とは別途設けられていることを特徴とするロードポート装置。
  3. 前記第1の車輪及び前記第2の車輪は、前記載置面から下端までの距離が変動不可に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のロードポート装置。
  4. 前記第2の車輪は、前記載置面から下端までの距離が前記第2の長さから前記第1の長さまで調整可能であり、前記支持部を兼ねることを特徴とする請求項1に記載のロードポート装置。
  5. 前記フレーム部を固定する壁部に設けられ、前記固定部が位置調整可能に固定される調整プレートを有する請求項1から請求項4までのいずれかに記載のロードポート装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のロードポート装置と、前記フレーム部を固定する壁部に設けられ、前記固定部が位置調整可能に固定される調整プレートを有する基板搬送室と、を有するEFEM。
  7. 基板を収容する容器を載置面に載置可能な載置部と、前記載置部の一方側及び前記一方側から上方に延びるように設けられており、前記載置面より下方に壁部固定用の下部固定部が設けられているフレーム部とを有するロードポート装置の取り付け方法であって、
    前記載置部の下方に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さとなり、第1の径を有する第1の車輪と、前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており、前記載置面から下端までの距離が第1の長さより短い第2の長さとなり、第1の径より小さい第2の径を有する第2の車輪と、を床面に接触させて壁部へ移動させる工程と、
    前記第2の車輪を浮かせることにより、前記載置部の一方の側面及び前記一方の側面から上方に伸びるように設けられるフレーム部において前記載置面より下方に設けられる壁部固定用の固定部を前記壁部に固定する工程と、
    前記載置部の下方であって前記第1の車輪より前記フレーム部から離間する位置に取り付けられており上下方向に調整可能な支持部を、前記載置面から下端までの距離が前記第1の長さとなるように調整して前記支持部を前記床面に接触させる工程と、を有するロードポート装置の取り付け方法。

JP2018240075A 2018-12-21 2018-12-21 ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法 Active JP7271940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240075A JP7271940B2 (ja) 2018-12-21 2018-12-21 ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240075A JP7271940B2 (ja) 2018-12-21 2018-12-21 ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020102549A JP2020102549A (ja) 2020-07-02
JP7271940B2 true JP7271940B2 (ja) 2023-05-12

Family

ID=71139908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018240075A Active JP7271940B2 (ja) 2018-12-21 2018-12-21 ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7271940B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000164669A (ja) 1998-11-30 2000-06-16 Shinko Electric Co Ltd 着脱式ロードポート装置
JP2001345366A (ja) 2000-06-02 2001-12-14 Tokyo Electron Ltd ロードポート装置、及び該装置搬送用の台車
JP2001526458A (ja) 1997-09-03 2001-12-18 アシスト テクノロジーズ インコーポレイテッド ティルトアンドゴー方式のロードポート・インタフェース整列システム
JP2006131198A (ja) 2004-10-04 2006-05-25 Kazuyoshi Kazaoka 車輪構造体及び車輪構造体を有する車輌
JP2010212648A (ja) 2009-02-10 2010-09-24 Muratec Automation Co Ltd 移載装置
JP2013128091A (ja) 2011-11-18 2013-06-27 Tdk Corp ロードポート装置の取付け方法及び当該方法に用いられる運搬架台
JP2013175558A (ja) 2012-02-24 2013-09-05 Tdk Corp ロードポート装置取付け機構
JP2018110246A (ja) 2018-02-14 2018-07-12 シンフォニアテクノロジー株式会社 Efem

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3671104B2 (ja) * 1997-06-24 2005-07-13 大日本スクリーン製造株式会社 半導体製造装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001526458A (ja) 1997-09-03 2001-12-18 アシスト テクノロジーズ インコーポレイテッド ティルトアンドゴー方式のロードポート・インタフェース整列システム
JP2000164669A (ja) 1998-11-30 2000-06-16 Shinko Electric Co Ltd 着脱式ロードポート装置
JP2001345366A (ja) 2000-06-02 2001-12-14 Tokyo Electron Ltd ロードポート装置、及び該装置搬送用の台車
JP2006131198A (ja) 2004-10-04 2006-05-25 Kazuyoshi Kazaoka 車輪構造体及び車輪構造体を有する車輌
JP2010212648A (ja) 2009-02-10 2010-09-24 Muratec Automation Co Ltd 移載装置
JP2013128091A (ja) 2011-11-18 2013-06-27 Tdk Corp ロードポート装置の取付け方法及び当該方法に用いられる運搬架台
JP2013175558A (ja) 2012-02-24 2013-09-05 Tdk Corp ロードポート装置取付け機構
JP2018110246A (ja) 2018-02-14 2018-07-12 シンフォニアテクノロジー株式会社 Efem

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020102549A (ja) 2020-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4287040B2 (ja) ティルトアンドゴー方式のロードポート・インタフェース整列システム
JP6344410B2 (ja) 天井搬送車
US7607879B2 (en) Substrate processing apparatus with removable component module
JP5418640B2 (ja) 筐体、半導体製造装置および搬送ロボット
US6474712B1 (en) Gripper for supporting substrate in a vertical orientation
TWI504491B (zh) 搬運機器人及基板處理設備
JP6052209B2 (ja) 容器搬送設備
KR102120521B1 (ko) 웨이퍼 보트 지지대 및 이것을 사용한 열처리 장치
JP2002504750A (ja) 処理システムのウェーハハンドラーのためのエンドエフェクタ
KR19990071648A (ko) 기판 캐리어용 정렬기
US6364595B1 (en) Reticle transfer system
WO2011125097A1 (ja) 天井を走行する搬送車のサイドバッファ及び搬送車システム
KR20090009357U (ko) 웨이퍼카세트 운반용 카트의 방진구조
US20050008467A1 (en) Load port transfer device
US20220134575A1 (en) Carriage robot and tower lift including the same
KR102127113B1 (ko) 카세트 이송장치 및 이를 이용하여 카세트 이송방법
JP7271940B2 (ja) ロードポート装置、efem及びロードポート装置の取り付け方法
US20210384056A1 (en) Load port apparatus, efem, and method of installing load port apparatus
KR102360920B1 (ko) 반도체 생산라인에서 사용되는 풉 저장 장치
JP2006319005A (ja) 液晶ガラス基板の枚葉搬送トレー
JP2004165458A (ja) 容器開閉装置
JP2003092323A (ja) ロードポート装置及びこの装置と上位装置との取り付け機構
US20240227210A1 (en) Blade-type end effector with angular compliance mechanism
US20240038563A1 (en) Substrate transfer device, substrate transfer system and substrate transfer method
US20030059289A1 (en) Wafer cassette transport cart with self correcting fault alignment block and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7271940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150