JP2001345213A - 積層型電子部品 - Google Patents

積層型電子部品

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JP2001345213A
JP2001345213A JP2000161813A JP2000161813A JP2001345213A JP 2001345213 A JP2001345213 A JP 2001345213A JP 2000161813 A JP2000161813 A JP 2000161813A JP 2000161813 A JP2000161813 A JP 2000161813A JP 2001345213 A JP2001345213 A JP 2001345213A
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coil
coil pattern
insulating layer
pattern
coils
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JP2000161813A
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Toru Yano
徹 矢野
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Toko Inc
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Toko Inc
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのコイルの間隔を狭くしようとすると印
刷にじみ等によってコイルパターンが接触する。従っ
て、2つのコイルの電磁気的な結合が弱かった。 【解決手段】 絶縁層とコイルパターンを交互に積層
し、絶縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に互
いに電磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイルを
備える。この第1のコイルと第2のコイルは互いに重畳
しない様に巻軸をずらして形成され、絶縁層を介して第
1のコイルと第2のコイルに跨って結合用電極が形成さ
れる。 【効果】 2つのコイルの電磁気的な結合を強くでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁層とコイルパ
ターンを積層し、積層体内に横に並べて配置されて電磁
気的に結合した複数のコイルを内蔵した積層型電子部品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層型電子部品に、例えば、図
6、図7に示す様に、アース電極62が形成された絶縁
層61A、コイルパターン63とコイルパターン64が
形成された絶縁層61B、61C、61D、61E、容
量電極66、67が形成された絶縁層61F、容量電極
68、69が形成された絶縁層61G、保護用絶縁層6
1Hが順次積層され、積層体内に2つのコイルが互いに
電磁気的に結合する様に横に並べて配置されたものがあ
る。
【0003】この様に形成された積層型電子部品は、図
8に示す様なバンドパスフィルタが形成される。すなわ
ち、コイルパターン63によってコイルL1が形成され
ると共に、このコイルパターン63の線間容量及びコイ
ルパターン63とアース電極62間に形成された容量に
よってコイルL1と並列にコンデンサC1が形成され
る。また、コイルパターン64によってコイルL2が形
成されると共に、このコイルパターン64の線間容量及
びコイルパターン64とアース電極62間に形成された
容量によってコイルL2と並列にコンデンサC2が形成
される。コイルL1とコイルL2は、その一端がアース
される。コイルL1の他端は、容量電極66と68によ
って形成されたコンデンサC3を介して入出力端子に接
続される。また、コイルL2の他端は、容量電極67と
69によって形成されたコンデンサC4を介して入出力
端子に接続される。そして、コイルL1とコイルL2は
磁気的に結合すると共に、コイルL1のパターンとコイ
ルL2のパターン間に形成された容量によってコイルL
1の他端とコイルL2の他端間に結合容量C5が接続さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の積層型
電子部品は、2つのコイルを構成するコイルパターンが
絶縁層の表面に並べて印刷されるので、コイルL1とコ
イルL2の電磁気的な結合を強くするために2つのコイ
ルの間隔Gを狭くしようとすると印刷にじみ等によって
コイルパターン63と64が接触してしまうという問題
があった。この種のバンドパスフィルタは、2つのコイ
ルの電磁気的な結合の強弱により通過帯域の幅が決まっ
てしまい、従来の積層型電子部品でバンドパスフィルタ
を形成した場合、2つのコイルの電磁気的な結合が弱
く、十分な通過帯域幅を得ることができなかった。
【0005】本発明は、隣り合う2つのコイル間の電磁
気的な結合を強くできる積層型電子部品を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の積層型電子部品
は、絶縁層を介して隣り合うコイル間に結合用電極を跨
らせることにより、上記の課題を解決するものである。
すなわち、絶縁層とコイルパターンを交互に積層し、絶
縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に互いに電
磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイルを備えた
積層型電子部品において、第1のコイルと第2のコイル
は互いに重畳しない様に巻軸をずらして形成され、絶縁
層を介して第1のコイルと第2のコイルに跨って結合用
電極が形成される。また、本発明の積層型電子部品は、
第1のコイルパターンと第2のコイルパターンが形成さ
れた第1の絶縁層と、第1のコイルパターンと第2のコ
イルパターンに跨る位置に結合用電極が形成された第2
の絶縁層を所定の順序で積層し、絶縁層間の第1のコイ
ルパターンを接続して第1のコイルが形成され、絶縁層
間の第2のコイルパターンを接続して第2のコイルが形
成される。さらに、本発明の積層型電子部品は、第1の
コイルパターンと第2のコイルパターンが形成された第
1の絶縁層と、第1のコイルパターンと第2のコイルパ
ターンに跨る位置に結合用電極が形成された第2の絶縁
層を所定の順序で積層し、絶縁層間の第1のコイルパタ
ーンを接続して第1のコイルが形成され、絶縁層間の第
2のコイルパターンを接続して第2のコイルが形成さ
れ、第1のコイルの一端と第2のコイルの一端を同一の
絶縁層上で共通に接続し、絶縁層を介して第1と第2の
コイルにアース電極を対向させると共に、第1と第2の
コイルの共通接続端をアース電極に接続する。第1のコ
イルと第2のコイルの他端側には絶縁層と容量電極を交
互に積層して第1のコイルの他端と外部端子間に接続さ
れる第1のコンデンサと第2のコイルの他端と外部端子
間に接続される第2のコンデンサが形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の積層型電子部品は、第1
のコイルパターンと第2のコイルパターンが形成された
第1の絶縁層と、第1の絶縁層の第1のコイルパターン
と第2のコイルパターンに跨る位置に結合用電極が形成
された第2の絶縁層を備える。第1の絶縁層と第2の絶
縁層は所定の順序で積層される。そして、絶縁層間の第
1のコイルパターン同士及び第2のコイルパターン同士
が接続されて第1のコイルと第2のコイルが形成され
る。この2つのコイルは、一端が同一の絶縁層上で互い
に接続され、その共通接続端が絶縁層を介して2つのコ
イルに対向したアース電極に接続される。また、2つの
コイルの他端は、それぞれコンデンサを介して外部端子
に接続される。従って、本発明の積層型電子部品は、絶
縁層を介して2つのコイル間に、どこにも接続されてい
ない結合用電極が跨っているので、従来の様に2つのコ
イルが接触することなく2つのコイル間の電磁気的な結
合を調整できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の積層型電子部品を図1乃至図
4を参照して説明する。図1は本発明の積層型電子部品
の第1の実施例を示す分解斜視図、図2は本発明の積層
型電子部品の第1の実施例を示す斜視図、図3は図2の
断面図である。図1乃至図3において、11A〜11H
は絶縁層、13A〜13D、14A〜14Dはコイルパ
ターンである。絶縁層11A、11B、11C、11
D、11E、11F、11G、11Hは、誘電体材料又
は磁性体材料で形成される。絶縁層11Aの表面には、
アース電極12が形成される。このアース電極12は、
絶縁層11Aの対向する側面まで引出される。絶縁層1
1Bの表面には、コイルパターン13Aとコイルパター
ン14Aが形成される。コイルパターン13Aとコイル
パターン14Aは、互いに線対称になるように印刷によ
り形成される。このコイルパターン13Aとコイルパタ
ーン14Aは、接触しない様に所定の間隔を空けて形成
される。コイルパターン13Aの一端とコイルパターン
14Aの一端は、互いに接続されて絶縁層11Bの側面
まで引出される。絶縁層11Cの表面には、コイルパタ
ーン13Bとコイルパターン14Bが形成される。コイ
ルパターン13Bとコイルパターン14Bは、互いに線
対称になるように印刷により形成される。このコイルパ
ターン13Bとコイルパターン14Bは、接触しない様
に所定の間隔を空けて形成され、コイルパターン13B
の一端がスルーホールを介してコイルパターン13Aの
他端に、コイルパターン14Bの一端がスルーホールを
介してコイルパターン14Aの他端にそれぞれ接続され
る。絶縁層11Dの表面には、コイルパターン13Cと
コイルパターン14Cが形成される。コイルパターン1
3Cとコイルパターン14Cは、互いに線対称になるよ
うに印刷により形成される。このコイルパターン13C
とコイルパターン14Cは、接触しない様に所定の間隔
を空けて形成され、コイルパターン13Cの一端がスル
ーホールを介してコイルパターン13Bの他端に、コイ
ルパターン14Cの一端がスルーホールを介してコイル
パターン14Bの他端にそれぞれ接続される。絶縁層1
1Eの表面には、コイルパターン13Dとコイルパター
ン14D及び結合用電極15が形成される。コイルパタ
ーン13Dとコイルパターン14Dは、互いに線対称に
なるように印刷により形成される。このコイルパターン
13Dの一端は、スルーホールを介してコイルパターン
13Cの他端に接続される。また、コイルパターン14
Dの一端は、スルーホールを介してコイルパターン14
Cの他端に接続される。結合用電極15は、コイルパタ
ーン13Cとコイルパターン14Cが近接している位置
と対応する位置にコイルパターン13Cとコイルパター
ン14Cに跨る様に印刷により形成される。この様にコ
イルパターン13A、13B、13C、13Dが順次接
続されてらせん状のコイルが形成される。また、コイル
パターン14A、14B、14C、14Dが順次接続さ
れてらせん状のコイルが形成される。絶縁層11Fの表
面には、容量電極16と容量電極17が形成される。容
量電極16は、スルーホールを介してコイルパターン1
3Dの他端に接続される。また、容量電極17は、スル
ーホールを介してコイルパターン14Dの他端に接続さ
れる。絶縁層11Gの表面には、容量電極18と容量電
極19が形成される。容量電極18は、容量電極16と
対向する位置に形成される。また、容量電極19は、容
量電極17と対向する位置に形成される。この容量電極
18の引出端と容量電極19の引出端は、絶縁層11G
の同じ側面まで引出される。絶縁層11Aから絶縁層1
1Gまで順次積層し、保護用絶縁層11Hで覆われた積
層体の側面には、図2に示す様に外部端子21、22、
23、24、25、26が形成される。そして、コイル
パターン13Aとコイルパターン14Aの接続端とアー
ス電極12が外部端子22を介して接続される。外部端
子21、23、25がアース電極12に、外部端子24
が容量電極18に、外部端子26が容量電極19に接続
される。この様にして図8の様なバンドパスフィルタが
形成される。すなわち、コイルパターン13A、13
B、13C、13DによってコイルL1が、コイルパタ
ーン14A、14B、14C、14DによってコイルL
2がそれぞれ形成される。このコイルL1とコイルL2
は、電磁気的に結合する。また、コイルパターン13
A、13B、13C、13Dの線間容量及びコイルパタ
ーン13Aとアース電極12間の容量によってコイルL
1と並列にコンデンサC1が形成される。さらに、コイ
ルパターン14A、14B、14C、14Dの線間容量
及びコイルパターン14Aとアース電極12間の容量に
よってコイルL2と並列にコンデンサC2が形成され
る。また、容量電極16と容量電極18によってコンデ
ンサC3が、容量電極17と容量電極19によってコン
デンサC4がそれぞれ形成される。さらに、コイルL1
とコイルL2は電磁気的に結合するので、2つのコイル
のコイルパターン間に形成された容量及び2つのコイル
と結合用電極間に形成された容量によってコイルL1の
他端とコイルL2の他端間に結合容量C5が接続され
る。この様に形成されたバンドパスフィルタは、2つの
コイルが対称に形成されると共に、コイルL1の一端を
構成するコイルパターン13AとコイルL2の一端を構
成するコイルパターン14Aが同じ絶縁層に形成されて
コイルL1とコイルL2がアース電極12に対向してい
るので、コイルL1とコンデンサC1によって形成され
る並列共振回路の共振周波数とコイルL2とコンデンサ
C2によって形成される並列共振回路の共振周波数をほ
ぼ等しくできる。また、このバンドパスフィルタは、絶
縁層を介して2つのコイル間に結合用電極が跨っている
ので、2つのコイルの他端間に接続された結合容量C5
の容量値を従来のものよりも大きくできる。
【0009】この様にしてバンドパスフィルタが形成さ
れた積層型電子部品は、2つのコイル間に結合用電極が
跨った状態で、結合用電極とコイルパターンの対向面積
を調整することにより、バンドパスフィルタの通過帯域
幅を調整できる。
【0010】図4は、本発明の積層型電子部品の第2の
実施例を示す断面図である。絶縁層41A、41B、4
1C、41D、41E、41F、41G、41H、41
I、41Jは、誘電体材料又は磁性体材料で形成され
る。絶縁層41Aの表面には、アース電極42が形成さ
れ、アース電極42の引出端が絶縁層41Aの対向する
側面まで引出される。絶縁層41Bの表面には、コイル
パターン43Aとコイルパターン44Aが形成される。
コイルパターン43Aとコイルパターン44Aは、接触
しない様に所定の間隔を空けて互いに線対称になるよう
に形成される。コイルパターン43Aの一端とコイルパ
ターン44Aの一端は、互いに接続されて絶縁層41B
の側面まで引出される。絶縁層41Cの表面には、コイ
ルパターン43Aとコイルパターン44Aに跨る様に結
合用電極45が形成される。絶縁層41Dの表面には、
コイルパターン43Bとコイルパターン44Bが形成さ
れる。コイルパターン43Bとコイルパターン44B
は、接触しない様に所定の間隔を空けて互いに線対称に
なるように形成される。このコイルパターン43Bとコ
イルパターン44Bは、コイルパターン43Bの一端が
スルーホールを介してコイルパターン43Aの他端に、
コイルパターン44Bの一端がスルーホールを介してコ
イルパターン44Aの他端にそれぞれ接続される。絶縁
層41Eの表面には、コイルパターン43Bとコイルパ
ターン44Bに跨る様に結合用電極45が形成される。
絶縁層41Fの表面には、コイルパターン43Cとコイ
ルパターン44Cが形成される。コイルパターン43C
とコイルパターン44Cは、接触しない様に所定の間隔
を空けて互いに線対称になるように形成される。このコ
イルパターン43Cとコイルパターン44Cは、コイル
パターン43Cの一端がスルーホールを介してコイルパ
ターン43Bの他端に、コイルパターン44Cの一端が
スルーホールを介してコイルパターン44Bの他端にそ
れぞれ接続される。絶縁層41Gの表面には、コイルパ
ターン43Dとコイルパターン44D及び結合用電極4
5が形成される。コイルパターン43Dとコイルパター
ン44Dは、互いに線対称になるように形成される。こ
のコイルパターン43Dとコイルパターン44Dは、コ
イルパターン43Dの一端がスルーホールを介してコイ
ルパターン43Cの他端に、コイルパターン44Dの一
端がスルーホールを介してコイルパターン44Cの他端
に接続される。結合用電極45は、コイルパターン43
Cとコイルパターン44Cに跨る様に形成される。この
様にコイルパターン43A、43B、43C、43Dが
順次接続されてらせん状のコイルが形成される。また、
コイルパターン44A、44B、44C、44Dが順次
接続されてらせん状のコイルが形成される。絶縁層41
Hの表面には、容量電極46と容量電極47が形成され
る。容量電極46は、スルーホールを介してコイルパタ
ーン43Dの他端に接続される。容量電極47は、スル
ーホールを介してコイルパターン44Dの他端に接続さ
れる。絶縁層41Iの表面には、容量電極48と容量電
極49が形成される。容量電極48は、容量電極46と
対向する位置に形成される。また、容量電極49は、容
量電極47と対向する位置に形成される。この容量電極
48の引出端と容量電極49の引出端は、絶縁層41I
の同じ側面まで引出される。絶縁層41Aから絶縁層4
1Iまで順次積層し、保護用絶縁層41Jで覆われた積
層体の側面には、外部端子が形成される。
【0011】以上、本発明の積層型電子部品の実施例を
述べたが、本発明はこの実施例に限られるものではな
い。例えば、第1の実施例において、結合用電極は、そ
の位置を自由に変えることができ、2つのコイルが形成
された絶縁層間に形成されていてもよい。また、コイル
の一端を構成するコイルパターンは、同一の絶縁層上に
互いに対称に形成されていればよく、それぞれのコイル
パターンの一端を対向する側面に別々に引出して2つの
コイルが対向しているアース電極に接続してもよい。さ
らに、実施例ではバンドパスフィルタを形成する場合を
説明したが、第1のコイルパターンと第2のコイルパタ
ーンが形成された第1の絶縁層と、第1のコイルパター
ンと第2のコイルパターンに跨る位置に結合用電極が形
成された第2の絶縁層を所定の順序で積層し、絶縁層間
の第1のコイルパターン同士及び第2のコイルパターン
同士を接続してトランスを形成したり、このトランスに
コンデンサを接続してLCフィルタを形成してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の積層型電子
部品は、絶縁層を介して隣り合う2つのコイルに跨って
結合用電極が形成されるので、2つのコイルが接触する
ことなく、隣り合う2つのコイル間の電磁気的な結合を
調整できる。従って、本発明の積層型電子部品は、結合
用電極によって隣り合う2つのコイル間の電磁気的な結
合を強くできるので、図5に実線で示した本発明のもの
の通過帯域幅を図5に点線で示した従来のものの通過帯
域幅よりも広くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積層型電子部品の第1の実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】 本発明の積層型電子部品の第1の実施例を示
す斜視図である。
【図3】 図2の断面図である。
【図4】 本発明の積層型電子部品の第2の実施例を示
す断面図である。
【図5】 本発明の積層型電子部品と従来の積層型電子
部品の特性図である。
【図6】 従来の積層型電子部品の分解斜視図である。
【図7】 図6の断面図である。
【図8】 バンドパスフィルタの回路図である。
【符号の説明】
11A〜11H:絶縁層 13A〜13D、14A〜14D:コイルパターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層とコイルパターンを交互に積層
    し、該絶縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に
    互いに電磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイル
    を備えた積層型電子部品において、 該第1のコイルと該第2のコイルは互いに重畳しない様
    に巻軸をずらして形成され、絶縁層を介して該第1のコ
    イルと該第2のコイルに跨って結合用電極が形成される
    ことを特徴とする積層型電子部品。
  2. 【請求項2】 絶縁層とコイルパターンを交互に積層
    し、該絶縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に
    互いに電磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイル
    を備えた積層型電子部品において、 第1のコイルパターンと第2のコイルパターンが形成さ
    れた第1の絶縁層と、該第1のコイルパターンと該第2
    のコイルパターンに跨る位置に結合用電極が形成された
    第2の絶縁層を所定の順序で積層し、絶縁層間の第1の
    コイルパターンを接続して第1のコイルが形成され、絶
    縁層間の第2のコイルパターンを接続して第2のコイル
    が形成されたことを特徴とする積層型電子部品。
  3. 【請求項3】 絶縁層とコイルパターンを交互に積層
    し、該絶縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に
    互いに電磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイル
    を備えた積層型電子部品において、 第1のコイルパターンと第2のコイルパターンが形成さ
    れた第1の絶縁層と、該第1のコイルパターンと該第2
    のコイルパターンに跨る位置に結合用電極が形成された
    第2の絶縁層を所定の順序で積層し、絶縁層間の第1の
    コイルパターンを接続して第1のコイルが形成され、絶
    縁層間の第2のコイルパターンを接続して第2のコイル
    が形成され、第1のコイルの一端と第2のコイルの一端
    を同一の絶縁層上で共通に接続し、該絶縁層を介して該
    第1と第2のコイルにアース電極を対向させると共に、
    該第1と第2のコイルの共通接続端を該アース電極に接
    続したことを特徴とする積層型電子部品。
  4. 【請求項4】 絶縁層とコイルパターンを交互に積層
    し、該絶縁層間のコイルパターンを接続して積層体内に
    互いに電磁気的に結合した第1のコイルと第2のコイル
    を備えた積層型電子部品において、 第1のコイルパターンと第2のコイルパターンが形成さ
    れた第1の絶縁層と、該第1のコイルパターンと該第2
    のコイルパターンに跨る位置に結合用電極が形成された
    第2の絶縁層を所定の順序で積層し、絶縁層間の第1の
    コイルパターンを接続して第1のコイルが形成され、絶
    縁層間の第2のコイルパターンを接続して第2のコイル
    が形成され、第1のコイルの一端と第2のコイルの一端
    を同一の絶縁層上で共通に接続し、該絶縁層を介して該
    第1と第2のコイルにアース電極を対向させると共に、
    該第1と第2のコイルの共通接続端を該アース電極に接
    続し、第1のコイルと第2のコイルの他端側に絶縁層と
    容量電極を交互に積層して第1のコイルの他端と外部端
    子間に接続される第1のコンデンサと第2のコイルの他
    端と外部端子間に接続される第2のコンデンサを形成し
    たことを特徴とする積層型電子部品。
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Cited By (5)

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