JP2005159514A - 積層型複合電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】より一層の小型化を図ることができるとともに大きなノイズ除去性能を有する、積層型複合電子部品を提供する。
【解決手段】積層型複合電子部品10は、直方体状の絶縁体素子12を含む。絶縁体素子12中には、コイル型内部導体14が形成される。コイル型内部導体14は、直列に接続される3つのコイル状導体14a〜14cを含む。両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向は、中央のコイル状導体14bの巻軸方向に直交する。絶縁体素子12の中央部の表面には、コイル型内部導体14との間にキャパシタンスを生じるキャパシタンス導体18が形成される。絶縁体素子12の一端部および他端部の表面には、コイル型内部導体14の一端部および他端部に接続される外部電極20aおよび20bが形成される。
【選択図】図2
【解決手段】積層型複合電子部品10は、直方体状の絶縁体素子12を含む。絶縁体素子12中には、コイル型内部導体14が形成される。コイル型内部導体14は、直列に接続される3つのコイル状導体14a〜14cを含む。両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向は、中央のコイル状導体14bの巻軸方向に直交する。絶縁体素子12の中央部の表面には、コイル型内部導体14との間にキャパシタンスを生じるキャパシタンス導体18が形成される。絶縁体素子12の一端部および他端部の表面には、コイル型内部導体14の一端部および他端部に接続される外部電極20aおよび20bが形成される。
【選択図】図2
Description
この発明は積層型複合電子部品に関し、特にたとえばノイズフィルタとして用いられるLCフィルタなどの積層型複合電子部品に関する。
この発明の背景となる従来の積層型複合電子部品の一例として、吸収型の積層型ノイズフィルタがある。このノイズフィルタは、コイル状の内部導体が形成された積層体と、積層体の表面に、内部導体と各々接続するように形成された一対の端子電極と、積層体の表面に内部導体を囲むように、かつ端子電極とは互いに接触しないように形成された接地電極とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上述の従来の積層型ノイズフィルタでは、内部導体からなる単一のインダクタンス素子とそれと接地電極との間に形成されるキャパシタンス素子とで構成されているので、十分なノイズ除去性能を有するものを小型に構成することは困難であり、より一層の小型化および大きなノイズ除去性能が求められている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、より一層の小型化を図ることができるとともに大きなノイズ除去性能を有する、積層型複合電子部品を提供することである。
この発明にかかる積層型複合電子部品は、絶縁体素子と、絶縁体素子中に形成されるコイル型内部導体と、絶縁体素子の表面または内部に形成され、コイル型内部導体との間にキャパシタンスを生じるキャパシタンス導体と、絶縁体素子の表面に形成され、コイル型内部導体に接続される外部電極とを備える積層型複合電子部品において、コイル型内部導体は、巻軸方向の異なる2つ以上のコイル状導体を含むことを特徴とする、積層型複合電子部品である。
この発明にかかる積層型複合電子部品では、コイル型内部導体の2つ以上のコイル状導体の巻軸方向を異ならせることによって、それらのコイル状導体からの磁束が結合することが抑制されるので、それぞれ独立した複数のインダクタンス素子を得ることができ、ノイズに対してより高いインピーダンスを有するノイズフィルタを得ることができる。
この発明にかかる積層型複合電子部品では、コイル型内部導体の2つ以上のコイル状導体の巻軸方向を異ならせることによって、それらのコイル状導体からの磁束が結合することが抑制されるので、それぞれ独立した複数のインダクタンス素子を得ることができ、ノイズに対してより高いインピーダンスを有するノイズフィルタを得ることができる。
この発明にかかる積層型複合電子部品では、キャパシタンス導体は、たとえば、絶縁体素子中に形成されてもよい。このようにキャパシタンス導体を絶縁体素子中に形成すれば、コイル型内部導体およびキャパシタンス導体間の距離を短くすることができ、コイル型内部導体およびキャパシタンス導体間でより大きなキャパシタンスを得ることができる。
また、この発明にかかる積層型複合電子部品では、キャパシタンス導体は、たとえば、コイル型内部導体の少なくとも1つのコイル状導体の巻軸方向と平行になるように形成されてもよい。このようにキャパシタンス導体をコイル型内部導体の少なくとも1つのコイル状導体の巻軸方向と平行になるように形成すれば、コイル状導体からの磁束がキャパシタンス導体を垂直に横切る際に発生する渦電流損失が抑制されるので、より高いインダクタンス値およびQ値を得ることができる。
さらに、この発明にかかる積層型複合電子部品では、絶縁体素子は、たとえば、絶縁体層を積層した積層体からなる。このように絶縁体素子が絶縁体層を積層した積層体からなれば、キャパシタンス導体が絶縁体素子中に形成される場合、絶縁体層となるシートの積層枚数や厚みを変えることによって、コイル型内部導体およびキャパシタンス導体間のキャパシタンスを容易に調整することができる。
この発明によれば、より一層の小型化を図ることができるとともに大きなノイズ除去性能を有する、積層型複合電子部品が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明にかかる積層型複合電子部品の一例を示す斜視図であり、図2はその積層型複合電子部品の内部構造を示す図解図である。この積層型複合電子部品10は、たとえば直方体状の絶縁体素子12を含む。絶縁体素子12は、磁性体層や誘電体層などの絶縁体層を積層した積層体からなる。
絶縁体素子12中には、コイル型内部導体14が形成される。コイル型内部導体14は、たとえば、直列に接続される3つのコイル状導体14a、14bおよび14cを含む。
コイル状導体14aは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における一端部側に形成される。この場合、コイル状導体14aは、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に平行するように形成される。また、コイル状導体14aの一端部は、たとえばT字状に形成され、絶縁体素子12の長手方向における一端部の端面に引き出される。
コイル状導体14bは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における中央部に形成される。この場合、コイル状導体14bは、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に直交するように形成される。また、コイル状導体14bの一端部は、コイル状導体14aの他端部に接続される。
コイル状導体14cは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における他端部側に形成される。この場合、コイル状導体14cは、コイル状導体14aと同様に、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に平行するように形成される。また、コイル状導体14cの一端部は、コイル状導体14bの他端部に接続される。さらに、コイル状導体14cの他端部は、たとえばT字状に形成され、絶縁体素子12の長手方向における他端部の端面に引き出される。
すなわち、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向が中央のコイル状導体14bの巻軸方向と直交するように形成される。
さらに、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸が中央のコイル状導体14bの中央部を通るように形成される。
コイル状導体14aは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における一端部側に形成される。この場合、コイル状導体14aは、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に平行するように形成される。また、コイル状導体14aの一端部は、たとえばT字状に形成され、絶縁体素子12の長手方向における一端部の端面に引き出される。
コイル状導体14bは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における中央部に形成される。この場合、コイル状導体14bは、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に直交するように形成される。また、コイル状導体14bの一端部は、コイル状導体14aの他端部に接続される。
コイル状導体14cは、絶縁体素子12中において絶縁体素子12の長手方向における他端部側に形成される。この場合、コイル状導体14cは、コイル状導体14aと同様に、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に平行するように形成される。また、コイル状導体14cの一端部は、コイル状導体14bの他端部に接続される。さらに、コイル状導体14cの他端部は、たとえばT字状に形成され、絶縁体素子12の長手方向における他端部の端面に引き出される。
すなわち、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向が中央のコイル状導体14bの巻軸方向と直交するように形成される。
さらに、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸が中央のコイル状導体14bの中央部を通るように形成される。
絶縁体素子12の長手方向における中央部において絶縁体素子12の4つの面には、キャパシタンス導体16が形成される。キャパシタンス導体16は、コイル型内部導体14の中央のコイル状導体14bとの間に分布定数型のキャパシタンスを生じさせるためのものである。
また、キャパシタンス導体16は、コイル型内部導体14の両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向と平行になるように形成される。
また、キャパシタンス導体16は、コイル型内部導体14の両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向と平行になるように形成される。
絶縁体素子12の長手方向における一端部において絶縁体素子12の4つの面および端面には、外部電極18aが形成される。この外部電極18aは、コイル型内部導体14の一端部であるコイル状導体14aの一端部に接続される。
同様に、絶縁体素子12の長手方向における他端部において絶縁体素子12の4つの面および端面には、外部電極18bが形成される。この外部電極18bは、コイル型内部導体14の他端部であるコイル状導体14cの他端部に接続される。
同様に、絶縁体素子12の長手方向における他端部において絶縁体素子12の4つの面および端面には、外部電極18bが形成される。この外部電極18bは、コイル型内部導体14の他端部であるコイル状導体14cの他端部に接続される。
この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cのうちの隣接するコイル状導体(14aおよび14bと、14bおよび14cと)の巻軸方向をそれぞれ異ならせることによって、隣接するコイル状導体からの磁束が結合することが抑制されるので、コイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cがそれぞれ独立した3つのインダクタンス素子として働く。
さらに、この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14の中央のコイル状導体14bおよびキャパシタス導体16間に分布定数型のキャパシタンスが生じる。
そのため、この積層型複合電子部品10は、図3に示す等価回路を有する。
さらに、この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14の中央のコイル状導体14bおよびキャパシタス導体16間に分布定数型のキャパシタンスが生じる。
そのため、この積層型複合電子部品10は、図3に示す等価回路を有する。
上述のように、この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cのうちの隣接するコイル状導体(14aおよび14bと、14bおよび14cと)の巻軸方向をそれぞれ異ならせることによって、隣接するコイル状導体からの磁束が結合することが抑制されるので、それぞれ独立した複数のインダクタンス素子を得ることができ、ノイズに対してより高いインピーダンスを有するノイズフィルタを得ることができる。
また、この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向が中央のコイル状導体14bの巻軸方向と直交するように形成されるため、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸方向が中央のコイル状導体14bの巻軸方向と直角以外の角度で交差する場合に比べて、両側のコイル状導体14aおよび14cからの磁束と中央のコイル状導体14bからの磁束とが結合することが抑制される。
さらに、この積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14は、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸が中央のコイル状導体14bの中央部を通るように形成されるため、両側のコイル状導体14aおよび14cの巻軸が中央のコイル状導体14bの中央部を通らない場合に比べて、両側のコイル状導体14aおよび14cからの磁束と中央のコイル状導体14bからの磁束とが結合することがさらに抑制される。
さらに、この積層型複合電子部品10では、絶縁体素子12が絶縁体層を積層した積層体からなるので、絶縁体層となる絶縁体グリーンシートの積層枚数や厚みを変えることによって、コイル型内部導体14およびキャパシタンス導体16間のキャパシタンスやコイル型内部導体14によるインダクタンスを容易に調整することができる。
次に、この積層型複合電子部品10を製造するための積層型複合電子部品の製造方法の一例について説明する。
まず、図4に示すように、積層される11枚の長方形状の絶縁体グリーンシート32a〜32kが準備される。これらの絶縁体グリーンシート32a〜32kの所定のものには、導体パターンやビアホールが形成される。
すなわち、下から4番目の絶縁体グリーンシート32d上には、その長手方向における一端部側に帯状の2つの導体パターン34a1および34a2が形成され、その長手方向における中央部にJ字状の導体パターン34b1が形成され、その長手方向における他端部側に帯状の導体パターン34c1およびT字状の導体パターン34c2が形成される。
また、下から5番目、6番目および7番目の絶縁体グリーンシート32e、32fおよび32g上の中央部には、C字状の導体パターン34b2、34b3および34b4がそれぞれ形成される。
さらに、下から8番目の絶縁体グリーンシート32h上には、その長手方向における一端部側にT字状の導体パターン34a3と帯状の2つの導体パターン34a4および34a5とが形成され、その長手方向における中央部にJ字状の導体パターン34b5が形成され、その長手方向における他端部側に帯状の2つの導体パターン34c3および34c4が形成される。
また、下から5番目、6番目および7番目の絶縁体グリーンシート32e、32fおよび32g上の中央部には、C字状の導体パターン34b2、34b3および34b4がそれぞれ形成される。
さらに、下から8番目の絶縁体グリーンシート32h上には、その長手方向における一端部側にT字状の導体パターン34a3と帯状の2つの導体パターン34a4および34a5とが形成され、その長手方向における中央部にJ字状の導体パターン34b5が形成され、その長手方向における他端部側に帯状の2つの導体パターン34c3および34c4が形成される。
また、絶縁体グリーンシート32e、32f、32gおよび32hには、所定の導体パターンの端部に対応した部分に、ビアホール35がそれぞれ形成される。これらのビアホール35には、導電性ペーストがそれぞれ充填される。
そして、これらの絶縁体グリーンシート32a〜32kを積層し圧着することによって、積層体が形成される。
この積層体において、導体パターン34a1〜34a5は、ビアホール35に充填された導電性ペーストを介して、コイル状に接続される。この場合、コイル状に接続される導体パターン34a1〜34a5は、その巻軸方向が絶縁体グリーンシート32a〜32kの積層方向と直交する方向になるように形成される。
また、この積層体において、導体パターン34b1〜34b5は、ビアホール35に充填された導電性ペーストを介して、コイル状に接続される。この場合、コイル状に接続される導体パターン34b1〜34b5は、その巻軸方向が絶縁体グリーンシート32a〜32kの積層方向になるように形成される。
さらに、この積層体において、導体パターン34c1〜34c4は、ビアホール35に充填された導電性ペーストを介して、コイル状に接続される。この場合、コイル状に接続される導体パターン34c1〜34c4は、その巻軸方向が絶縁体グリーンシートグリーンシート32a〜32kの積層方向と直交する方向になるように形成される。
また、この積層体において、導体パターン34b1〜34b5は、ビアホール35に充填された導電性ペーストを介して、コイル状に接続される。この場合、コイル状に接続される導体パターン34b1〜34b5は、その巻軸方向が絶縁体グリーンシート32a〜32kの積層方向になるように形成される。
さらに、この積層体において、導体パターン34c1〜34c4は、ビアホール35に充填された導電性ペーストを介して、コイル状に接続される。この場合、コイル状に接続される導体パターン34c1〜34c4は、その巻軸方向が絶縁体グリーンシートグリーンシート32a〜32kの積層方向と直交する方向になるように形成される。
そして、その積層体を焼成することによって、絶縁体素子12が形成される。この場合、絶縁体素子12中には、導体パターン34a1〜34a5などでコイル状導体14aが形成され、導体パターン34b1〜34b5などでコイル状導体14bが形成され、導体パターン34c1〜34c4などでコイル状導体14cが形成される。
それから、絶縁体素子12の表面には導電材料を焼き付けたりめっきしたりすることなどによってキャパシタンス導体16と外部電極18aおよび18bとが形成され、それによって、積層型複合電子部品10が製造される。
上述の積層型複合電子部品10を製造する積層型複合電子部品の製造方法では、絶縁体グリーンシートの積層枚数や厚みを変えることによって、コイル型内部導体14およびキャパシタンス導体16間のキャパシタンスやコイル型内部導体14によるインダクタンスを容易に調整することができる。
図5はこの発明にかかる積層型複合電子部品の他の例を示す斜視図であり、図6はその積層型複合電子部品の内部構造を示す図解図である。図5に示す積層型複合電子部品10では、図1に示す積層型複合電子部品10と比べて、コイル型内部導体14の両側のコイル状導体14aおよび14cは、それらの巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に直交するように形成され、中央のコイル状導体14bは、その巻軸方向が絶縁体素子12の長手方向に平行するように形成される。
図5に示す積層型複合電子部品10でも、図1に示す積層型複合電子部品10と同様の作用によって、図1に示す積層型複合電子部品10と同様の効果を奏する。
図5に示す積層型複合電子部品10を製造するためには、図7に示すように、たとえば積層される11枚の長方形状の絶縁体グリーンシート32a〜32kが準備される。これらの絶縁体グリーンシート32a〜32kの所定のものには、図5に示す積層型複合電子部品10のコイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cに対応して、導体パターン34a1〜34a5、34b1〜34b4および34c1〜34c5やビアホール35が形成される。
そして、図1に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様の方法によって、図5に示す積層型複合電子部品10が製造される。
そして、図1に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様の方法によって、図5に示す積層型複合電子部品10が製造される。
図8はこの発明にかかる積層型複合電子部品のさらに他の例を示す斜視図であり、図9はその積層型複合電子部品の内部構造を示す図解図である。図8に示す積層型複合電子部品10では、図1に示す積層型複合電子部品10と比べて、2つのキャパシタンス導体16aおよび16bが絶縁体素子12中に形成され、さらに、2つの接地電極20aおよび20bが絶縁体素子12の表面に形成される。
一方のキャパシタンス導体16aは、絶縁体素子12の上面とコイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cとの間に形成される。また、他方のキャパシタンス導体16bは、絶縁体素子12の下面とコイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cとの間に形成される。これらのキャパシタンス導体16aおよび16bは、それぞれ、絶縁体素子12の長手方向における中央部において絶縁体素子12の対向する2つの側面に引き出される。
一方の接地電極20aは、絶縁体素子12の長手方向における中央部において絶縁体素子12の一方の側面、上面および下面に形成される。また、他方の接地電極20bは、絶縁体素子12の長手方向における中央部において絶縁体素子12の他方の側面、上面および下面に形成される。これらの接地電極20aおよび20bは、それぞれ、キャパシタンス導体16aおよび16bに接続される。
図8に示す積層型複合電子部品10では、図1に示す積層型複合電子部品10と比べて、コイル型内部導体14の3つのコイル状導体14a、14bおよび14cとキャパシタス導体16aおよび16bとの間に分布定数型のキャパシタンスが生じる。
そのため、図8に示す積層型複合電子部品10は、図10に示す等価回路を有する。
そのため、図8に示す積層型複合電子部品10は、図10に示す等価回路を有する。
図8に示す積層型複合電子部品10でも、図1に示す積層型複合電子部品10と同様の作用によって、図1に示す積層型複合電子部品10と同様の効果を奏する。
さらに、図8に示す積層型複合電子部品10では、キャパシタンス導体16aおよび16bが絶縁体素子12中に形成されているので、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16aおよび16bとの間の距離を短くすることができ、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16aおよび16bとの間でより大きなキャパシタンスを得ることができる。
さらに、図8に示す積層型複合電子部品10では、キャパシタンス導体16aおよび16bが絶縁体素子12中に形成されているので、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16aおよび16bとの間の距離を短くすることができ、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16aおよび16bとの間でより大きなキャパシタンスを得ることができる。
図8に示す積層型複合電子部品10を製造するためには、図11に示すように、たとえば積層される11枚の長方形状の絶縁体グリーンシート32a〜32kが準備される。
絶縁体グリーンシート32d〜32hには、図1に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様に、導体パターン34a1〜34a5、34b1〜34b5および34c1〜34c4やビアホール35が形成される。さらに、絶縁体グリーンシート32iおよび32c上には、導体パターン36aおよび36bがそれぞれ形成される。
そして、それらの絶縁体グリーンシート32a〜32kを積層し圧着し焼成することによって、絶縁体素子12が形成される。同時に、導体パターン36aおよび36bでキャパシタンス導体16aおよび16bがそれぞれ形成される。
それから、絶縁体素子12の表面に外部電極18aおよび18bと接地電極20aおよび20bとを形成することによって、図8に示す積層型複合電子部品10が製造される。
絶縁体グリーンシート32d〜32hには、図1に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様に、導体パターン34a1〜34a5、34b1〜34b5および34c1〜34c4やビアホール35が形成される。さらに、絶縁体グリーンシート32iおよび32c上には、導体パターン36aおよび36bがそれぞれ形成される。
そして、それらの絶縁体グリーンシート32a〜32kを積層し圧着し焼成することによって、絶縁体素子12が形成される。同時に、導体パターン36aおよび36bでキャパシタンス導体16aおよび16bがそれぞれ形成される。
それから、絶縁体素子12の表面に外部電極18aおよび18bと接地電極20aおよび20bとを形成することによって、図8に示す積層型複合電子部品10が製造される。
図12はこの発明にかかる積層型複合電子部品のさらに他の例を示す斜視図であり、図13はその積層型複合電子部品の内部構造を示す図解図である。図12に示す積層型複合電子部品10では、図8に示す積層型複合電子部品10と比べて、4つのキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2が絶縁体素子12中に形成され、4つの接地電極20a1、20a2、20b1および20b2が絶縁体素子12の表面に形成される。
2つのキャパシタンス導体16a1および16a2は、絶縁体素子12の上面とコイル型内部導体14の両側のコイル状導体14aおよび14cとの間にそれぞれ形成される。他の2つのキャパシタンス導体16b1および16b2は、絶縁体素子12の下面とコイル型内部導体14の両側のコイル状導体14aおよび14cとの間にそれぞれ形成される。
また、キャパシタンス導体16a1および16b1は、それぞれ、絶縁体素子12の長手方向における一端部側において絶縁体素子12の対向する2つの側面に引き出される。他のキャパシタンス導体16a2および16b2は、それぞれ、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の対向する2つの側面に引き出される。
また、キャパシタンス導体16a1および16b1は、それぞれ、絶縁体素子12の長手方向における一端部側において絶縁体素子12の対向する2つの側面に引き出される。他のキャパシタンス導体16a2および16b2は、それぞれ、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の対向する2つの側面に引き出される。
接地電極20a1は、絶縁体素子12の長手方向における一端部側において絶縁体素子12の一方の側面、上面および下面に形成される。また、接地電極20b1は、絶縁体素子12の長手方向における一端部側において絶縁体素子12の他方の側面、上面および下面に形成される。これらの接地電極20a1および20b1は、キャパシタンス導体16a1および16b1に接続される。
接地電極20a2は、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の一方の側面、上面および下面に形成される。また、接地電極20b2は、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の他方の側面、上面および下面に形成される。これらの接地電極20a2および20b2は、キャパシタンス導体16a2および16b2に接続される。
接地電極20a2は、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の一方の側面、上面および下面に形成される。また、接地電極20b2は、絶縁体素子12の長手方向における他端部側において絶縁体素子12の他方の側面、上面および下面に形成される。これらの接地電極20a2および20b2は、キャパシタンス導体16a2および16b2に接続される。
図12に示す積層型複合電子部品10では、図8に示す積層型複合電子部品10と比べて、コイル型内部導体14のコイル状導体14aとキャパシタンス導体16a1および16b1との間に分布定数型のキャパシタンスが生じ、さらに、コイル型内部導体14のコイル状導体14cとキャパシタンス導体16a2および16b2との間に分布定数型のキャパシタンスが生じる。
そのため、図12に示す積層型複合電子部品10は、図14に示す2段のT型フィルタの等価回路を有する。
そのため、図12に示す積層型複合電子部品10は、図14に示す2段のT型フィルタの等価回路を有する。
図12に示す積層型複合電子部品10でも、図8に示す積層型複合電子部品10と同様の作用によって、図8に示す積層型複合電子部品10と同様の効果を奏する。
さらに、図8に示す積層型複合電子部品10では、2段のT型フィルタの等価回路を有するので、ノイズ除去効果が非常に大きく、挿入損失特性でノイズをたとえば50dB以上も減衰することができる。
さらに、図8に示す積層型複合電子部品10では、2段のT型フィルタの等価回路を有するので、ノイズ除去効果が非常に大きく、挿入損失特性でノイズをたとえば50dB以上も減衰することができる。
また、図2に示す積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14のコイル状導体14aと14cとに対応する位置に、コイル巻軸方向と平行になるようにキャパシタンス導体16a1、16b1、16a2、16b2が形成されているため、磁束がキャパシタンス導体16a1、16b1、16a2、16b2を垂直に横切る際に発生する渦電流損失が抑制され、より高いインダクタンス値およびQ値を得ることができる。
図12に示す積層型複合電子部品10を製造するためには、図15に示すように、たとえば積層される11枚の長方形状の絶縁体グリーンシート32a〜32kが準備される。
絶縁体グリーンシート32d〜32hには、図8に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様に、導体パターン34a1〜34a5、34b1〜34b5および34c1〜34c4やビアホール35が形成される。さらに、絶縁体グリーンシート32i上には、導体パターン36a1および36a2が形成され、絶縁体グリーンシート32c上には、導体パターン36b1および36b2が形成され。
そして、それらの絶縁体グリーンシート32a〜32kを積層し圧着し焼成することによって、絶縁体素子12が形成される。同時に、導体パターン36a1、36a2、36b1および36b2でキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2がそれぞれ形成される。
それから、絶縁体素子12の表面に外部電極18aおよび18bと接地電極20a1、20a2、20b1および20b2を形成することによって、図12に示す積層型複合電子部品10が製造される。
絶縁体グリーンシート32d〜32hには、図8に示す積層型複合電子部品10を製造する上述の方法と同様に、導体パターン34a1〜34a5、34b1〜34b5および34c1〜34c4やビアホール35が形成される。さらに、絶縁体グリーンシート32i上には、導体パターン36a1および36a2が形成され、絶縁体グリーンシート32c上には、導体パターン36b1および36b2が形成され。
そして、それらの絶縁体グリーンシート32a〜32kを積層し圧着し焼成することによって、絶縁体素子12が形成される。同時に、導体パターン36a1、36a2、36b1および36b2でキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2がそれぞれ形成される。
それから、絶縁体素子12の表面に外部電極18aおよび18bと接地電極20a1、20a2、20b1および20b2を形成することによって、図12に示す積層型複合電子部品10が製造される。
図12に示す積層型複合電子部品10では、絶縁体素子12において、図16に示すように、コイル型内部導体14が形成される中央層部分12aと、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2との間の中間層部分12bと、キャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2より外側の外側層部分12cとが、アルミナ、ガラスなどの絶縁体材料で形成されているが、中央層部分12a、中間層部分12bおよび外側層部分12cは、たとえばNiCuZnフェライトなどの透磁率の大きき絶縁体材料で形成されてもよく、あるいは、たとえばチタン酸バリウムなどの誘電率の大きい絶縁体材料で形成されてもよい。このように絶縁体素子12の中央層部分12a、中間層部分12bおよび外側層部分12cを透磁率の大きい絶縁体材料で形成すれば、コイル型内部導体14によるインダクダンスを大きくすることができる。また、そのように絶縁体素子12の中央層部分12a、中間層部分12bおよび外側層部分12cを誘電率の大きい絶縁体材料で形成すれば、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2との間のキャパシタンスを大きくすることができる。
また、図12に示す積層型複合電子部品10において、図17に示すように、絶縁体素子12の中央層部分12aが透磁率の大きい絶縁体材料で形成され、かつ、絶縁体素子12の中間層部分12bおよび外側層部分12cが誘電率の大きい絶縁体材料で形成されてもよい。このようにすれば、コイル型内部導体14によるインダクダンスを大きくすることができるとともに、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2との間のキャパシタンスを大きくすることができる。
また、図12に示す積層型複合電子部品10において、図18に示すように、絶縁体素子12の中央層部分12aが透磁率の大きい絶縁体材料で形成され、絶縁体素子12の中間層部分12bが誘電率の大きい絶縁体材料で形成され、かつ、絶縁体素子12の外側層部分12cが比抵抗(ρ)の高い絶縁体材料で形成されてもよい。このようにすれば、コイル型内部導体14によるインダクダンスを大きくすることができ、コイル型内部導体14とキャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2との間のキャパシタンスを大きくすることができるとともに、キャパシタンス導体16a1、16a2、16b1および16b2などと外部との絶縁性をよくすることができる。
なお、図1、図5および図8に示す各積層型複合電子部品10においても、図12に示す積層型複合電子部品10における場合と同様に、絶縁体素子12の絶縁体材料が変更されてもよい。
また、上述の各積層型複合電子部品10では、コイル型内部導体14が3つのコイル状導体14a、14および14cを含むが、この発明では、コイル型内部導体は2つまたは4つ以上のコイル状導体を含むものに変更されてもよい。
また、上述の各積層型複合電子部品10を製造する各製造方法において、絶縁体素子12を形成する絶縁体グリーンシートの数や厚みも任意に変更されてもよい。
この発明にかかる積層型複合電子部品は、たとえば高速信号用ラインなどに用いるノイズフィルタに適用できる。
10 積層型複合電子部品
12 絶縁体素子
14 コイル型内部導体
14a〜14c コイル状導体
16、16a、16a1、16a2、16b、16b1、16b2 キャパシタンス導体
18a、18b 外部電極
20a、20a1、20a2、20b、20b1、20b2 接地電極
12 絶縁体素子
14 コイル型内部導体
14a〜14c コイル状導体
16、16a、16a1、16a2、16b、16b1、16b2 キャパシタンス導体
18a、18b 外部電極
20a、20a1、20a2、20b、20b1、20b2 接地電極
Claims (4)
- 絶縁体素子と、
前記絶縁体素子中に形成されるコイル型内部導体と、
前記絶縁体素子の表面または内部に形成され、前記コイル型内部導体との間にキャパシタンスを生じるキャパシタンス導体と、
前記絶縁体素子の表面に形成され、前記コイル型内部導体に接続される外部電極とを備える積層型複合電子部品において、
前記コイル型内部導体は、巻軸方向の異なる2つ以上のコイル状導体を含むことを特徴とする、積層型複合電子部品。 - 前記キャパシタンス導体は、前記絶縁体素子中に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の積層型複合電子部品。
- 前記キャパシタンス導体は、前記コイル型内部導体の少なくとも1つのコイル状導体の巻軸方向と平行になるように形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の積層型複合電子部品。
- 前記絶縁体素子は、絶縁体層を積層した積層体からなることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の積層型複合電子部品。
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-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003391993A patent/JP2005159514A/ja active Pending
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