JP2001344989A - Sram装置 - Google Patents

Sram装置

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JP2001344989A
JP2001344989A JP2001097674A JP2001097674A JP2001344989A JP 2001344989 A JP2001344989 A JP 2001344989A JP 2001097674 A JP2001097674 A JP 2001097674A JP 2001097674 A JP2001097674 A JP 2001097674A JP 2001344989 A JP2001344989 A JP 2001344989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面積ペナルティを低減することができるSR
AM装置を提供する。 【解決手段】 SRAM装置100は、複数のノーマル
メモリブロック(ブロック#1〜#Q)と、スペアメモ
リブロック160と、複数のノーマルメモリブロックの
うち、欠陥メモリセルを含むノーマルメモリブロックを
示す第1の欠陥ブロック情報を格納する欠陥ブロック設
定部170と、N本の内部データ線D1〜DNと、少な
くとも1つのスペアデータ線165と、N本の外部デー
タ線d1〜dNと、第1の欠陥ブロック情報とアクセス
情報とが一致するか否かに応じて、内部データ線D1〜
DNのうち、欠陥があるメモリセルに接続された内部デ
ータ線以外の内部データ線と、少なくとも1つのスペア
データ線165の少なくとも1つとを外部データ線d1
〜dNに接続するか、内部データ線D1〜DNを外部デ
ータ線d1〜dNに接続するかを切り替える、接続回路
1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長メモリブロッ
ク(スペアメモリブロック)を有するSRAM(Sta
tic Random Access Memory)
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分割ワード線方式のSRAM装置は、ア
クセスされないメモリセルに関係するビット線の充放電
をなくして省電力化を図るために、ワード線を分割し、
選択された分割ワード線にI/O(入出力)のビット数
Nと等しいメモリセル(ノーマルメモリセル)のみが接
続されるような構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大容量のSRAM装置
では、冗長メモリセル(スペアメモリセル)を設けない
と製造の歩留まりを向上することができない。また、欠
陥密度の大きいプロセスを用いて製造されるSRAM装
置でも、冗長メモリセル(スペアメモリセル)を設けな
いと製造の歩留まりを向上することができない。従っ
て、これらのSRAM装置では、冗長メモリセルが採用
される。
【0004】冗長メモリセルは、ノーマルメモリセルと
同時に選択して活性化させなければならない。分割ワー
ド線方式のSRAM装置に冗長メモリセルを設ける場
合、冗長メモリセルを分割ワード線の各々にM個ずつ追
加して接続する必要がある。このため、従来技術によれ
ば、1つの分割ワード線には、N個のノーマルメモリセ
ルとM個の冗長メモリセルとの合計(N+M)個のメモ
リセルが接続されていた。また、各分割ワード線に対応
する分割メモリブロック毎に、(N+M)ビット分のデ
ータ線からN本のデータ線のみを選択する選択回路(接
続回路)を設ける必要があった。この選択回路は、ヒュ
ーズ等の不揮発性プログラム素子を用いて実現されるた
め、占有面積が大きくなる。従って、分割ワード線方式
のSRAM装置に冗長メモリセルを設ける場合には、S
RAM装置の占有面積が大きくなってしまうという問題
点があった。SRAM装置の占有面積が大きくなると、
SRAM装置の面積ペナルティが大きくなる。SRAM
装置の面積ペナルティが大きくなるとは、SRAM装置
の占有面積が大きくなることによって、SRAM装置が
欠陥を有する確率が高くなってしまうことをいう。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、冗長メモリセルを設
けた分割ワード線方式のSRAM装置において、面積ペ
ナルティを低減することができるSRAM装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のSRAM装置
は、データを格納するN個(Nは自然数)のメモリセル
をそれぞれが含む複数のノーマルメモリブロックと、デ
ータを格納する少なくとも1つのメモリセルを含むスペ
アメモリブロックと、前記複数のノーマルメモリブロッ
クのうち、欠陥があるメモリセルを含むノーマルメモリ
ブロックを示す第1の欠陥ブロック情報を格納する欠陥
ブロック設定部と、前記複数のノーマルメモリブロック
のそれぞれに含まれる前記N個のメモリセルにそれぞれ
接続されたN本の内部データ線であって、SRAM装置
の外部から入力され、前記複数のノーマルメモリブロッ
クのうちの1つを示すアクセス情報によって指定された
前記複数のノーマルメモリブロックのうちの前記1つに
含まれる前記N個のメモリセルに格納されたデータを読
み出すためのN本の内部データ線と、前記スペアメモリ
ブロックに接続され、前記スペアメモリブロックに含ま
れる前記少なくとも1つのメモリセルからデータを読み
出すための少なくとも1つのスペアデータ線と、SRA
M装置の外部にデータを出力するためのN本の外部デー
タ線と、前記第1の欠陥ブロック情報と前記アクセス情
報とが一致するか否かに応じて、前記N本の内部データ
線のうち、前記第1の欠陥ブロック情報により示される
ノーマルメモリブロックに含まれる欠陥があるメモリセ
ルに接続された内部データ線以外の内部データ線と、前
記少なくとも1つのスペアデータ線の少なくとも1つと
を前記N本の外部データ線に接続するか、前記N本の内
部データ線を前記N本の外部データ線に接続するかを切
り替える、接続回路とを備える。これにより、上記目的
が達成される。
【0007】前記欠陥ブロック設定部は、前記第1の欠
陥ブロック情報により示されるノーマルメモリブロック
に含まれるN個のメモリセルのうち、欠陥があるメモリ
セルを示す第2の欠陥ブロック情報をさらに格納しても
よい。
【0008】前記欠陥ブロック設定部は、不揮発性プロ
グラム手段を有し、前記第1の欠陥ブロック情報および
前記第2の欠陥ブロック情報は、前記不揮発性プログラ
ム手段に格納されてもよい。
【0009】前記スペアメモリブロックは、前記スペア
メモリブロックに含まれる少なくとも1つのメモリセル
のうち少なくとも1つに接続されたスペアワード線を含
み、前記スペアワード線は、前記アクセス情報にかかわ
らず活性化状態にされてもよい。
【0010】前記スペアメモリブロックは、前記スペア
メモリブロックに含まれる少なくとも1つのメモリセル
のうち少なくとも1つに接続されたスペアワード線を含
み、前記スペアワード線は、前記アクセス情報に応じて
活性化状態にされてもよい。
【0011】前記接続回路は、前記N本の内部データ線
のうち、前記欠陥があるノーマルメモリセルに接続され
た内部データ線以外の内部データ線と前記少なくとも1
つのスペアデータ線とを所定の順序でN本の外部データ
線に接続してもよい。
【0012】前記SRAM装置はメインワード線をさら
に備え、前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞれ
は、前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞれに含
まれるN個のメモリセルに接続された分割ワード線をさ
らに含み、前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞ
れに含まれる分割ワード線は、前記メインワード線に接
続されていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明のSRAM装置100の構
成を示す。SRAM装置100は、冗長メモリセルを設
けた分割ワード線方式のSRAM装置である。SRAM
装置100は、それぞれが複数のノーマルメモリセルを
有する複数(Q個)のノーマルメモリブロック(ブロッ
ク#1〜ブロック#Q)と、複数のスペアメモリセルを
有するスペアメモリブロック160とからなる複数のメ
モリブロックとを有している。
【0015】SRAM装置100は、複数のメモリブロ
ック(ブロック#1〜ブロック#Qおよびブロック16
0)間にまたがって共通に接続されたメインワード線M
WLを含む。複数のノーマルメモリブロック(ブロック
#1〜ブロック#Q)のそれぞれは、分割ワード線WL
を含む。スペアメモリブロック160は、スペアワード
線SWLを含む。
【0016】複数のノーマルメモリブロック(ブロック
#1〜ブロック#Q)に含まれる複数の分割ワード線W
Lはそれぞれ、メインワード線MWLにANDゲート1
53を介して接続されている。
【0017】複数の分割ワード線WLのそれぞれは、メ
インワード線MWLと、分割ワード線選択線B1〜BQ
のそれぞれとによって選択される。スペアワード線SW
Lは、メインワード線MWLとスペアワード線選択線S
1とによって選択される。
【0018】分割ワード線選択線B1〜BQは、通常、
メモリセルの選択アドレスのうち、数ビット分のデコー
ド信号によって選択することができる。例えば、SRA
M装置100が4つのブロックを有する場合(Q=4の
場合)には、ビットA0およびA1の2ビットによって
表される4通りのデコード信号によって、分割ワード線
選択線B1〜B4のうちの1つが選択される。このよう
に、ビットA0およびA1は、複数のノーマルメモリブ
ロックのうち1つを示すアクセス情報として使用され得
る。アクセス情報は、SRAM装置100の外部から入
力される。
【0019】ノーマルメモリセルは、2つのトランジス
タと2つのインバータ回路から構成され、各トランジス
タのゲートが分割ワード線WLに接続され、各トランジ
スタのドレインがビット線対(BL、/BL)に接続さ
れている。スペアメモリセルは、ノーマルメモリセルと
同様の構成を有する。図1に示される拡大部120に
は、1つのメモリセルの構造を示す。このような構成に
より、メモリセルはデータを格納する。
【0020】選択された分割ワード線WLに接続された
N個(Nは自然数)のノーマルメモリセルの情報を読み
出すNビット分のビット線対(BL、/BL)は、複数
のノーマルメモリブロック(ブロック#1〜ブロック#
Q)間で共通に使用するNビット分の内部データ線(D
1〜DN)に、各々に対応するセンスアンプ(S/A)
154を介して接続されている。なお、分割ワード線W
Lが選択されるとは、分割ワード線WLが所定の電位
(例えば、ハイレベル)に加圧される、すなわち、活性
化されることをいう。SRAM装置100では、例え
ば、ブロック#1に含まれる分割ワード線WLは、対応
するメインワード線MWLと、分割ワード線選択線B1
とが所定の電位に加圧された場合に、選択される。
【0021】スペアワード線SWLには、M個のスペア
メモリセル(スペアメモリブロック160に含まれる少
なくとも1つのメモリセルのうち少なくとも1つ)が接
続される(Mは自然数)。
【0022】スペアワード線SWLに接続されたM個の
スペアメモリセルの情報を読み出すMビット分のスペア
ビット線対は、スペアメモリブロック160用のMビッ
ト分のスペアデータ線165にそれぞれに対応するスペ
アセンスアンプ(S/A)164を介して接続されてい
る。なお、図1では、M=1の場合を示しており、以下
の説明では、M=1の場合を想定して説明を行う。本発
明ではM=1に限定されないが、SRAM装置100で
は、実際に、M=1の場合にも大きな効果が得られる。
また、M=1の場合にはSRAM装置100の面積ペナ
ルティを最小にすることができるという利点が得られ
る。
【0023】なお、M=1の場合には、複数のノーマル
メモリブロック(ブロック#1〜ブロック#Q)に含ま
れるメモリセルのうち、欠陥のあるメモリセルが1つで
ある場合に、その欠陥のあるメモリセルを含むカラム
が、スペアメモリブロックのカラムによって代替され
る。例えば、ブロック#1に含まれるメモリセル151
に欠陥がある場合、メモリセル151を含むカラム15
2が、スペアメモリブロック160のカラム162によ
って代替される。
【0024】SRAM装置100は、さらに、ノーマル
メモリブロック(ブロック#1〜ブロック#Q)に対応
するNビット分の内部データ線(D1〜DN)と、スペ
アメモリブロック160に対応するMビット分のデータ
線を合わせた合計(N+M)本のデータ線から、所定の
N本のデータ線を選択する接続回路1を有する。
【0025】ここで、データ線の本数は、1ビット分の
データ線を1本と数えるものとする。例えば、図1にお
いて、内部データ線D1は、ビット線BLとビット線/
BLとに接続された2本の配線を有するが、この2本の
配線が1ビット分のデータ線として機能するので、内部
データ線D1を「1本のデータ線」として数える。
【0026】このように、N本の内部データ線D1〜D
Nは、複数のノーマルメモリブロック(ブロック#1〜
ブロック#Q)のそれぞれに含まれるN個のメモリセル
にそれぞれ接続されており、複数のノーマルメモリブロ
ックのうちの1つ(アクセスされるノーマルメモリブロ
ック)に含まれるN個のメモリセルに格納されたNビッ
トのデータを読み出す(あるいは、書き込む)。
【0027】また、スペアデータ線165は、スペアメ
モリブロック160に接続され、スペアメモリブロック
160に含まれる少なくとも1つのメモリセルに格納さ
れたデータを読み出す(あるいは、書き込む)。
【0028】図1には、メインワード線MWLが複数示
されている。SRAM装置100に含まれるメインワー
ド線MWLの本数は、例えば、256本である。しか
し、SRAM装置100に含まれるメインワード線MW
Lの本数は、1本であってもよい。メインワード線MW
Lが1本である場合、1つのノーマルメモリブロック
(例えば、図1に示されるブロック#1)に含まれるメ
モリセル(ノーマルメモリセル)の数はN個である。S
RAM装置100は、1以上の任意の本数のメインワー
ド線MWLを含み得る。従って、複数のノーマルメモリ
ブロック(ブロック#1〜ブロック#Q)のそれぞれは
N個のメモリセルを含む。また、スペアメモリブロック
160は、少なくとも1つのメモリセル(スペアメモリ
セル)を含む。
【0029】接続回路1(シフト回路)は、アクセスし
たノーマルメモリブロック内(ブロック#1〜ブロック
#Qのうちのアクセスしたもの)に欠陥メモリセル(予
め検出されている)を含む場合には、その欠陥メモリセ
ルにアクセスする内部データ線を選択せずに間引き、そ
の間引いた内部データ線の替わりに、スペアメモリブロ
ック160に対応するスペアデータ線から不足本数を補
填する。このようにして、(N+M)本のデータ線から
必ずN本のデータ線を選択する。選択されたN本のデー
タ線はそれぞれ、N本の外部データ線d1〜dNに接続
される。N本の外部データ線d1〜dNは、SRAM装
置100の外部にデータを出力(または入力)するため
に設けられる。外部データ線d1〜dNは、例えば、S
RAM装置100の外部のI/Oバッファ(図示せず)
に接続される。
【0030】図1に示される例において、ブロック#1
のメモリセル151が欠陥メモリセル(欠陥のあるメモ
リセル)であるとする。ブロック#1がアクセスされる
場合、メモリセル151に接続された内部データ線D2
が接続回路1によって間引かれる。接続回路1は、その
間引いた本数分(=1)の替わりに、スペアメモリブロ
ックに対応するスペアデータ線から不足する本数を補填
することで、(N+M)本(ここでは(N+1)本)の
データ線から必ずN本のデータ線を選択する。
【0031】すなわち、選択されたN本のデータ線(N
−1本の内部データ線と1本のスペアデータ線)がそれ
ぞれN本の外部データ線に接続される。
【0032】一方、アクセスしたノーマルメモリブロッ
ク内に欠陥メモリセルを含まない場合、すなわち、ブロ
ック#2〜ブロック#Qのいずれかがアクセスされる場
合には、(N+M)本(ここでは(N+1)本)のデー
タ線から、ノーマルメモリブロックに対応するN本のデ
ータ線(D1〜DN)を選択し、スペアメモリブロック
160に対応するM本(1本)のスペアデータ線165
は選択しない。すなわち、N本の内部データ線D1〜D
NがそれぞれN本の外部データ線d1〜dNに接続され
る。
【0033】接続回路1のこのような動作は、アクセス
情報と、欠陥ブロック設定部170に格納された欠陥ブ
ロック情報(第1の欠陥ブロック情報および第2の欠陥
ブロック情報)とに基づいて行なわれる。
【0034】図2は、接続回路1および欠陥ブロック設
定部170の構成を示す。図2では、説明を簡略化する
ために、M=1およびN=2とする。すなわち、3本の
データ線(内部データ線D1およびD2、スペアデータ
線165)から2本のデータ線を選択し、選択されたデ
ータ線を2本の外部データ線(d1、d2)に接続する
場合を説明する。
【0035】欠陥ブロック設定部170は、欠陥アドレ
ス比較回路2を含む。欠陥アドレス比較回路2には、複
数のノーマルメモリブロック(ブロック#1〜ブロック
#Q)のうち、欠陥メモリセルを含むノーマルメモリブ
ロックの情報(第1の欠陥ブロック情報)が格納されて
いる。ビットA0とA1とによって表わされるアクセス
情報が、欠陥メモリセルを含むノーマルメモリブロック
を示す場合、すなわち、アクセス情報と第1の欠陥ブロ
ック情報とが一致する場合には、欠陥アドレス比較回路
2の出力Cは「1」(ハイレベル)となる。欠陥アドレ
ス比較回路2の構成は、図3を参照して後述される。
【0036】ヒューズ601およびヒューズ602に
は、第1の欠陥ブロック情報により示されるノーマルメ
モリブロック(欠陥メモリブロック)に含まれるメモリ
セルのうち、欠陥があるメモリセル(欠陥メモリセル)
を示す第2の欠陥ブロック情報が記録される。
【0037】例えば、欠陥メモリブロックのうち、内部
データ線D1に接続されるメモリセルに欠陥がある場
合、ヒューズ601とヒューズ602が共に切断され
る。配線610には、POR信号が入力される。POR
信号は、電源がONになった時にハイレベルのパルスを
発生する信号である。ヒューズ601とヒューズ602
とが共に切断されている場合、電源がONになって配線
610にパルスが入力されると、配線611および61
2は共にローレベルになる。トランスファーゲート62
1および622は、共に、アクセス情報が、欠陥アドレ
ス比較回路2に格納された第1の欠陥ブロック情報に一
致する場合に、すなわち、欠陥メモリブロックがアクセ
スされる場合にオープンになる。トランスファーゲート
621および622がオープンになると、配線631お
よび632はともにローレベルになる。これにより、ト
ランスファーゲート641および642がオープンとな
り、トランスファーゲート651および652がクロー
ズとなる。従って、内部データ線D2が外部データ線d
1に接続され、スペアデータ線165が外部データ線d
2に接続される。
【0038】同様に、欠陥メモリブロックのうち、内部
データ線D2に接続されるメモリセルに欠陥がある場
合、ヒューズ601とヒューズ602とのうち、ヒュー
ズ602のみが切断される。これにより、内部データ線
D1が外部データ線d1に接続され、スペアデータ線1
65が外部データ線d2に接続される。
【0039】このように、欠陥メモリブロックがアクセ
スされる場合(アクセス情報が、欠陥アドレス比較回路
2に格納された第1の欠陥ブロック情報に一致する場
合)には、N本(図2に示される例ではN=2)の内部
データ線のうち、欠陥メモリセルに接続された内部デー
タ線以外の内部データ線と、スペアデータ線165とが
N本の外部データ線d1およびd2に接続される。
【0040】欠陥メモリブロック以外のメモリブロック
がアクセスされる場合(アクセス情報が、欠陥アドレス
比較回路2に格納された第1の欠陥ブロック情報に一致
しない場合)には、欠陥アドレス比較回路2の出力Cは
「0」(ローレベル)となる。これにより、トランジス
タ671および672がONとなるので、配線631お
よび配線632がハイレベルになる。トランスファーゲ
ート651および652がオープンとなり、トランスフ
ァーゲート641および642がクローズとなる。これ
により、内部データ線D1が外部データ線d1に接続さ
れ、内部データ線D2が外部データ線d2に接続され
る。すなわち、N本の内部データ線D1およびD2が、
外部データ線d1およびd2に接続される。
【0041】このように、アクセス情報に依存して、接
続回路1の動作が異なる。すなわち、接続回路1は、欠
陥アドレス比較回路2の出力Cが「1」の場合(アクセ
スするブロックに欠陥メモリセルを含む場合)には、ス
ペアデータ線165が使われる(スペアデータ線165
がN本の外部データ線のうちの1つに接続される)よう
に制御され、それ以外の場合にはスペアデータ線が使わ
れないように制御される。
【0042】また、接続回路1は、N本の内部データ線
のうち、欠陥メモリセルに接続された内部データ線以外
の内部データ線とM本(少なくとも1本)のスペアデー
タ線とを所定の順序でN本の外部データ線に接続する。
すなわち、シフト動作を行う。ここで、所定の順序と
は、欠陥メモリセルに接続された内部データ線以外の内
部データ線とスペアデータ線とのうち、図2において図
の右方向に位置するデータ線から順に、図の右方向に位
置する外部データ線に接続することを意味する。例え
ば、内部データ線D2およびスペアデータ線165が外
部データ線d1およびd2に接続される場合、スペアデ
ータ線165および外部データ線d2は図2においてそ
れぞれ内部データ線D2および外部データ線d1よりも
右側に位置するので、スペアデータ線165が外部デー
タ線d2に接続され、内部データ線D2が外部データ線
d1に接続される。このように、所定の順序とは、空間
的な位置関係についての順序(空間的な順序)を規定
し、接続が行なわれる時間的な順序を規定するものでは
ない。接続回路1がこのようなシフト動作を行うことに
より、欠陥メモリセルに接続された内部データ線以外の
内部データ線およびスペアデータ線と、対応する外部デ
ータ線との間で空間的な順序が一致するので、接続配線
の交差が発生せず好都合である。
【0043】図3(a)は、欠陥アドレス比較回路2の
構成を示す。図3(a)に示される例では、欠陥アドレ
ス比較回路2は、SRAM装置100が備えるノーマル
メモリブロックの個数Qが4である場合を示す。4つの
ノーマルメモリブロック(ブロック#1〜#4)のそれ
ぞれは、SRAM装置100に入力されるアドレスのう
ち、上位2ビット(A0およびA1)で示すことができ
る。4つのノーマルメモリブロック(ブロック#1〜#
4)のうち、どのノーマルメモリブロックに欠陥メモリ
セルが含まれるかの情報は、予めヒューズ21および2
2を用いてプログラムされている。このように、欠陥ア
ドレス比較回路2には、複数のノーマルメモリブロック
(ブロック#1〜ブロック#4)のうち、欠陥メモリセ
ルを含むノーマルメモリブロックの情報(第1の欠陥ブ
ロック情報)が格納されている。
【0044】欠陥アドレス比較回路2は、A0およびA
1で表わされるアクセス情報が第1の欠陥ブロック情報
と一致するか否かによって、アクセスするノーマルメモ
リブロックに欠陥メモリセルを含むか否かを判定する。
【0045】ヒューズ21には、ビットA1の情報がプ
ログラムされる。ヒューズ22には、ビットA0の情報
がプログラムされる。ヒューズ23には冗長使用か否か
の情報がプログラムされる。なお、冗長使用か否かの情
報とは、SRAM装置100において欠陥メモリセルの
救済を行うか否かの情報である。
【0046】配線320には、POR信号が入力され
る。これに応答して、SRAM装置100の電源投入後
に、配線321には、ヒューズ21を切断したか否かの
情報(ヒューズ21のプログラム情報)が現われる。
【0047】図3(b)は、アクセス情報と、アクセス
されるノーマルメモリブロックとの関係を示す。例え
ば、ブロック#1がアクセスされる場合には、アクセス
情報として、A0=0、A1=0がSRAM装置100
の外部から入力される。
【0048】図4は、ヒューズ21を切断した場合とし
ない場合とに、配線321に現われる信号波形を示す。
波形401は、ヒューズ21を切断しない場合に、配線
321に現われる信号波形を示し、波形402は、ヒュ
ーズ21を切断した場合に、配線321に現われる信号
波形を示す。このように、配線321には、SRAM装
置100の電源投入後に、ヒューズ21のプログラム状
態(ビットA1の情報)が現われる。同様に、図3
(a)に示される配線322および323には、それぞ
れ、ビットA0の情報および冗長使用か否かの情報が現
れる。
【0049】ヒューズを切断している場合には、プログ
ラム素子21〜23のプログラム状態は「0」になる。
一方、ヒューズを切断していない場合には、プログラム
素子21〜23のプログラム状態は「1」になる。
【0050】図3(a)に示される欠陥アドレス比較回
路2において、例えばA1の情報を「0」にプログラム
(ヒューズ21を切断)し、A0の情報を「0」にプロ
グラム(ヒューズ22を切断)し、冗長使用か否かの情
報を「1」にプログラム(ヒューズ23を切断しない)
すれば、アクセス情報がA1=「1」、A0=「1」の
時のみ、3入力AND回路24の出力Cが「1」にな
る。従って、アクセス情報がA1=「1」、A0=
「1」のとき、すなわち、ブロック#4に欠陥メモリセ
ルが存在し、そのブロックをアクセスするときのみ、3
入力AND回路24の出力C=「1」になる。第1の欠
陥ブロック情報は、ヒューズ22のプログラム状態のビ
ット反転と、ヒューズ21のプログラム状態のビット反
転とによって表わされる。
【0051】図2および図3(a)を参照して説明した
ように、欠陥ブロック設定部170はヒューズ601、
602(図2)およびヒューズ21、22(図3
(a))を有し、そのヒューズには、第1の欠陥ブロッ
ク情報と、第2の欠陥ブロック情報とが格納される。な
お、ヒューズ601、602、21および22として
は、ヒューズに大電流を流すことによって溶断する電流
ヒューズ、レーザ光線によって切断するレーザヒュー
ズ、あるいは、レーザ光を照射することによって高抵抗
状態(切断状態)から低抵抗状態(切断しない状態)に
プログラムすることが可能なレーザヒューズ等が使用さ
れ得る。また、ヒューズ601、602、21および2
2として、任意の不揮発性プログラム手段が用いられて
もよい。
【0052】図5(a)および(b)は、SRAM装置
100の動作タイミングを示す。図5(a)に示すよう
に、メインワード線MWL上の信号201と、分割ワー
ド線選択線Bn(ここではB1、B2、B3)上の信号
202〜204とによって、対応する分割ワード線(こ
こでは分割ワード線1、2、3)が活性化される(信号
205〜207)。なお、図5(a)において、各信号
波形の高くなっている部分が活性化状態を示し、低くな
っている部分が非活性状態を示す。
【0053】スペアワード線は、図5(a)の信号20
8に示されるように、分割ワード線選択線Bn上の信号
202〜204とは関係なく(すなわち、分割ワード線
のアドレスとは関係なく)、対応する行のメインワード
線と同様のタイミングで活性化されるようにしてもよ
い。あるいは、スペアワード線は、図5(b)の信号2
09に示されるように、欠陥メモリセルが存在するノー
マルメモリブロックの分割ワード線が活性化されるとき
に、分割ワード線選択線Bn上の信号202〜204の
うちの1つ(図5(a)および(b)に示される例で
は、信号203)に応じて、活性化されるようにしても
よい。
【0054】スペアワード線が、図5(a)の信号20
8に示されるようなタイミングで活性化されることは、
メインワード線MWLが活性化した場合に、常に、対応
する行のスペアワード線が活性化(選択)することを意
味する。これは、図1に示されるスペアワード線選択線
S1を常に「1」(ハイレベル)にすることによって実
現することができる。この場合、スペアワード線は、ア
クセスされるノーマルメモリブロックに欠陥メモリセル
が含まれているか否かに係わらず(すなわち、アクセス
情報とは関係なく)、対応する行のメインワード線と同
時に選択(活性化)される。表1は、この場合のスペア
ワード線選択線S1の選択状態を示す。
【0055】表1:スペアワード線をアクセス情報とは
関係なく、対応する行のメインワード線と同時に活性化
する
【0056】
【表1】 表1に示されるようにスペアワード線選択線S1の選択
状態を設定することは、図1に示されるSRAM装置1
00において、スペアワード線選択線S1に常に直流電
圧を印加することによって「1」に固定することを意味
する。この場合、ノーマルメモリブロックとスペアメモ
リブロックとにおいて、メモリセルのアクセスまでに介
するゲート数が一致するので、ノーマルメモリブロック
とスペアメモリブロックとのタイミング調整に関する問
題が発生しないという利点が得られる。
【0057】スペアワード線をアクセスされるノーマル
メモリブロックに欠陥メモリセルが含まれているか否か
に係わらず(すなわち、アクセス情報とは関係なく)、
対応する行のメインワード線と同時に選択(活性化)す
ることは、SRAM装置100にスペアワード線選択線
S1を設けずに、スペアワード線を直接、対応するメイ
ンワード線に接続することによっても実現される。
【0058】図6は、スペアワード線選択線S1を設け
ずに、スペアワード線を直接、対応するメインワード線
に接続した構成を有するSRAM装置100aの構成を
示す。図6において、図1に示される構成要素と同一の
構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略す
る。SRAM装置100aでは、図1に示されるSRA
M装置100と比較して、スペアメモリブロック160
内のAND回路3が取り除かれている。SRAM装置1
00aでは、スペアワード線SWLは、対応する行のメ
インワード線MWLによって、直接活性化される。SR
AM装置100aは、SRAM装置100と比較して、
AND回路3のレイアウト面積分だけ面積ペナルティを
少なくすることができるという利点を有する。
【0059】一方、スペアワード線が、図5(b)に示
される信号209に示されるようなタイミングで活性化
されることは、欠陥メモリセルを含むノーマルメモリブ
ロックにアクセスする場合にのみ、活性化したメインワ
ード線MWLに対応する行のスペアワード線が活性化
(選択)することを意味する。これは、図1に示される
SRAM装置100において、欠陥メモリセルを含むノ
ーマルメモリブロックにアクセスする場合にスペアワー
ド線選択線S1にハイレベルの信号を入力し、それ以外
の場合にローレベルの信号を入力することによって実現
される。例えば、スペアワード線選択線S1に、図3
(a)を参照して説明した欠陥アドレス比較回路2の出
力Cを入力することによって実現される。この場合に
は、スペアワード線は、必要に応じて(分割ワード線の
アドレスに依存して)活性化される。従って、スペアワ
ード線が、図5(a)に示される信号208に示される
ようなタイミングで活性化される場合と比較して、消費
電力が低減されるという利点が得られる。表2は、この
場合のスペアワード線選択線S1の選択状態を示す。
【0060】表2:スペアワード線をアクセス情報に依
存して(欠陥メモリセルを含むノーマルメモリブロック
がアクセスされる時に)活性化する
【0061】
【表2】 スペアワード線をアクセス情報とは無関係に活性化する
か、またはアクセス情報に応じて活性化するかは、省面
積化またはタイミングを優先するか、省電力化を優先す
るかによって適宜選択することができる。
【0062】なお、図1に示されるSRAM装置100
において、スペアメモリブロック160に接続されるス
ペアデータ線の本数Mが2以上である場合には、複数の
ノーマルメモリブロック(ブロック#1〜ブロック#
Q)のうち、欠陥メモリセルを含むカラムが2以上の場
合であっても救済を行うことができる。この場合には、
図2に示される欠陥ブロック設定部170がM個設けら
れる。M個の欠陥ブロック設定部170のそれぞれは、
複数のノーマルメモリブロック(ブロック#1〜ブロッ
ク#Q)のうち、欠陥メモリセルを含むメモリブロック
を示す第1の欠陥ブロック情報と、その第1の欠陥ブロ
ック情報により示されるノーマルメモリブロックに含ま
れるメモリセルのうち、欠陥があるメモリセルを示す第
2の欠陥ブロック情報を格納している。
【0063】一般に、Mを自然数とすると、欠陥メモリ
ブロックがアクセスされる場合(アクセス情報が、欠陥
アドレス比較回路2に格納された第1の欠陥ブロック情
報に一致する場合)には、N本の内部データ線のうち、
欠陥メモリセルに接続された内部データ線以外の内部デ
ータ線と、M本のスペアデータ線(少なくとも1つのス
ペアデータ線)の少なくとも1つがN本の外部データ線
に接続される。
【0064】
【発明の効果】本発明のSRAM装置では、複数のノー
マルメモリブロックのうち、欠陥があるメモリセルを有
するノーマルメモリブロックを示す第1の欠陥ブロック
情報が、欠陥ブロック設定部に格納されている。また、
接続回路は、第1の欠陥ブロック情報とアクセス情報と
が一致するか否かに応じて、N本の内部データ線のう
ち、第1の欠陥ブロック情報により示されるノーマルメ
モリブロックに含まれる欠陥メモリセルに接続された内
部データ線以外の内部データ線と、少なくとも1つのス
ペアデータ線の少なくとも1つとをN本の外部データ線
に接続するか、N本の内部データ線をN本の外部データ
線に接続するかを切り替える。
【0065】接続回路が、N本の内部データ線のうち、
第1の欠陥ブロック情報により示されるノーマルメモリ
ブロックの欠陥があるメモリセルに接続された内部デー
タ線以外の内部データ線と、少なくとも1つのスペアデ
ータ線の少なくとも1つとを外部データ線に接続した場
合には、欠陥があるメモリセルに接続された内部データ
線が外部データ線に接続されない代わりに、少なくとも
1つのスペアデータ線の少なくとも1つが外部データ線
に接続される。これにより、欠陥があるメモリセルは、
スペアメモリブロックのメモリセルによって代替され
る。
【0066】スペアメモリブロックに含まれるメモリセ
ルは、第1の欠陥ブロック情報によって指定されたノー
マルメモリブロックに含まれる欠陥メモリセルの代替と
して使用される。複数のノーマルメモリブロックのどの
ノーマルメモリブロックに欠陥メモリセルが含まれる場
合であっても、そのノーマルメモリブロックを示す第1
の欠陥ブロック情報を欠陥ブロック設定部に格納するこ
とにより、スペアメモリブロックに含まれるメモリセル
は、そのノーマルメモリブロックに含まれる欠陥メモリ
セルの代替として使用される。このため、各ノーマルメ
モリブロックについてスペアメモリブロックを設ける必
要がなくなる。また、各ブロックについて接続回路を設
ける必要がなくなる。これにより、SRAM装置の占有
面積を低減することができ、SRAM装置の面積ペナル
ティを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSRAM装置100の構成を示すブロ
ック図
【図2】接続回路1および欠陥ブロック設定部170の
構成を示す回路図
【図3】(a)は、欠陥アドレス比較回路2の構成を示
す回路図、(b)は、アクセス情報と、アクセスされる
ノーマルメモリブロックとの関係を示す図
【図4】ヒューズ21を切断した場合としない場合と
に、配線321に現われる信号波形を示す波形図
【図5】(a)および(b)は、SRAM装置100の
動作タイミングを示す波形図
【図6】スペアワード線選択線S1を設けずに、スペア
ワード線を直接、対応するメインワード線に接続した構
成を有するSRAM装置100aの構成を示すブロック
【符号の説明】
1 接続回路 2 欠陥アドレス比較回路 3、153 AND回路 21、22、23、601、602 ヒューズ 24 3入力AND回路 100、100a SRAM装置 154 センスアンプ 160 スペアメモリブロック 165 スペアデータ線 170 欠陥ブロック設定部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納するN個(Nは自然数)の
    ノーマルメモリセルをそれぞれが含む複数のノーマルメ
    モリブロックと、 データを格納する少なくとも1つのスペアメモリセルを
    含むスペアメモリブロックと、 前記複数のノーマルメモリブロックのうち、欠陥がある
    ノーマルメモリセルを含むノーマルメモリブロックを示
    す第1の欠陥ブロック情報を格納する欠陥ブロック設定
    部と、 前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞれに含まれ
    る前記N個のノーマルメモリセルにそれぞれ接続された
    N本の内部データ線であって、SRAM装置の外部から
    入力され、前記複数のノーマルメモリブロックのうちの
    1つを示すアクセス情報によって指定された前記複数の
    ノーマルメモリブロックのうちの前記1つに含まれる前
    記N個のノーマルメモリセルに格納されたデータを読み
    出すためのN本の内部データ線と、 前記スペアメモリブロックに接続され、前記スペアメモ
    リブロックに含まれる前記少なくとも1つのスペアメモ
    リセルからデータを読み出すための少なくとも1つのス
    ペアデータ線と、 SRAM装置の外部にデータを出力するためのN本の外
    部データ線と、 前記第1の欠陥ブロック情報と前記アクセス情報とが一
    致するか否かに応じて、前記N本の内部データ線のう
    ち、前記第1の欠陥ブロック情報により示されるノーマ
    ルメモリブロックに含まれる欠陥があるスペアメモリセ
    ルに接続された内部データ線以外の内部データ線と、前
    記少なくとも1つのスペアデータ線の少なくとも1つと
    を前記N本の外部データ線に接続するか、前記N本の内
    部データ線を前記N本の外部データ線に接続するかを切
    り替える、接続回路とを備えた、SRAM装置。
  2. 【請求項2】 前記欠陥ブロック設定部は、前記第1の
    欠陥ブロック情報により示されるノーマルメモリブロッ
    クに含まれるN個のノーマルメモリセルのうち、欠陥が
    あるノーマルメモリセルを示す第2の欠陥ブロック情報
    をさらに格納する、請求項1に記載のSRAM装置。
  3. 【請求項3】 前記欠陥ブロック設定部は、不揮発性プ
    ログラム手段を有し、前記第1の欠陥ブロック情報およ
    び前記第2の欠陥ブロック情報は、前記不揮発性プログ
    ラム手段に格納される、請求項2に記載のSRAM装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スペアメモリブロックは、前記スペ
    アメモリブロックに含まれる少なくとも1つのスペアメ
    モリセルのうち少なくとも1つに接続されたスペアワー
    ド線を含み、前記スペアワード線は、前記アクセス情報
    にかかわらず活性化状態にされる、請求項1に記載のS
    RAM装置。
  5. 【請求項5】 前記スペアメモリブロックは、前記スペ
    アメモリブロックに含まれる少なくとも1つのスペアメ
    モリセルのうち少なくとも1つに接続されたスペアワー
    ド線を含み、前記スペアワード線は、前記アクセス情報
    に応じて活性化状態にされる、請求項1に記載のSRA
    M装置。
  6. 【請求項6】 前記接続回路は、前記N本の内部データ
    線のうち、前記欠陥があるノーマルメモリセルに接続さ
    れた内部データ線以外の内部データ線と前記少なくとも
    1つのスペアデータ線の少なくとも1つとを所定の順序
    でN本の外部データ線に接続する、請求項1に記載のS
    RAM装置。
  7. 【請求項7】 前記SRAM装置はメインワード線をさ
    らに備え、 前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞれは、前記
    複数のノーマルメモリブロックのそれぞれに含まれるN
    個のノーマルメモリセルに接続された分割ワード線をさ
    らに含み、前記複数のノーマルメモリブロックのそれぞ
    れに含まれる分割ワード線は、前記メインワード線に接
    続されている、請求項1に記載のSRAM装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005209249A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Toshiba Microelectronics Corp 半導体メモリ
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