JP2005209249A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 最終製品に組み込まれた状態でも動作不良を未然に防止するフューズ溶断方式の冗長回路を有する半導体メモリを提供する。
【解決手段】 複数のメモリブロック2a、2b、2c、2d、2rdを有するメモリセル2と、ロウ及びカラムのアドレス信号5で指定した複数のメモリセルのデータをメモリブロックから出力するセレクタ制御回路10と、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在するメモリブロックの1つを他のメモリブロックで代替するセレクタ制御回路10を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路17と、冗長回路17とセレクタ制御回路10との間に配置され、溶断したフューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路22と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フューズ溶断方式の冗長回路を有する半導体メモリに関する。
従来の半導体メモリは、複数のメモリ素子から成るメモリ・バンクが、冗長度、すなわち冗長メモリ素子の設計によく適合する正規構造で構成していた。もし、半導体メモリの製造中にメモリ・バンクのメモリ素子の1つに欠陥があれば、そのメモリ・バンクに関連したヒューズ論理回路のフューズをレーザで溶断しプログラムする。
そして、欠陥素子をマップ・アウトし且つ冗長素子をマップ・インするようにメモリブロックを再構成していた。
従って、どのメモリ素子に欠陥があるかを知るために、半導体集積回路のメーカでは、製造工程の様々な場面で様々な試験を実施し、ウェハ試験と呼ばれる試験工程でフューズ論理回路のフューズを溶断し、半導体メモリの冗長度を高めていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−92291号公報(第2頁、図1)
しかしながら、最終製品に組み込まれた従来の半導体メモリでは、プログラムしたヒューズ論理回路にアルファ線が入射した際に、ソフトエラーが発生するため、半導体メモリのデータリテンション障害により最終製品が誤動作することが多かった。
本発明は、最終製品に組み込まれた状態でも動作不良を未然に防止するフューズ溶断方式の冗長回路を有する半導体メモリを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、例えば、複数のメモリブロックを有するメモリセルと、ロウ及びカラムアドレスで指定したメモリブロックからデータを出力するセレクタ制御回路と、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在するメモリブロックの1つを他のメモリブロックで代替するようにセレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、冗長回路とセレクタ制御回路との間に配置され、溶断したフューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路と、を備える半導体メモリであることを要旨とする。
また、本発明の第2の特徴は、例えば、複数のメモリブロックと、メモリブロックの中の1つを代替する予備の冗長メモリブロックとを有するメモリセルと、 ロウ及びカラムアドレスで指定したメモリセルのデータを出力するセレクタ制御回路と、メモリセルに対するデータの書込み及び読出し検査の結果に基づいて、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在するメモリブロックの1つを予備の冗長メモリブロックへ代替するようにセレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、冗長回路とセレクタ制御回路との間に配置され、溶断したフューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路と、を備える半導体メモリであることを要旨とする。
また、本発明の第3の特徴は、例えば、低位電源側に接続された第1のスイッチ手段とデータ記憶節点との間に接続されたプログラマブルなフューズと、所定周期のクロック信号で駆動され、記憶節点にデータを書込む高位電源側に接続された第2のスイッチ手段と、ロウ及びカラムアドレスで指定したメモリセルのデータを出力するセレクタ制御回路と、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在するメモリブロックの1つを予備の冗長メモリブロックへ代替するようにセレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、フューズを溶断した段階で、記憶節点のデータを保持する帰還インバータ回路と、帰還インバータ回路の出力信号をセレクタ制御回路へ供給するバッファと、を備える半導体メモリであることを要旨とする。
本発明によれば、最終製品に組み込まれた状態でも動作不良を未然に防止するフューズ溶断方式の冗長回路を有する半導体メモリを提供することができる、という格別な効果を奏する。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。よって発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態として、半導体メモリ1をスタティクランダムアクセスメモリ(SRAM)に適用した場合のブロック図である。また、半導体メモリ1は、単一の半導体チップ上に半導体集積回路として構成されている。
但し、本発明は、SRAMに限定されず、他のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)や、フラッシュメモリや、読出専用メモリ(ROM)のような複数のメモリブロックを有する半導体メモリにも適用できることは勿論である。
半導体メモリ1は、例えば、トランジスタによって構成されたメモリセルがマトリクス状に配置され、6個のメモリブロック(ブロック−A〜ブロック−E、及び冗長ブロック−RD)で構成されたメモリセル2を備える。
半導体メモリ1は、外部からアドレス信号5を受信するアドレスバッファ6と、このアドレスバッファ6に接続したロウ・デコーダ3及びカラム・デコーダ4と、を備える。
また、メモリセル2は、メモリブロック2a、メモリブロック2b、メモリブロック2c、メモリブロック2d、メモリブロック2e、冗長メモリブロック2rdを有し、ロウ及びカラムのアドレス信号5で指定した複数のメモリブロックからデータを出力するセレクタ制御回路10に接続されている。
さらに、メモリセル2とセレクタ制御回路10との間に、カラム・デコーダ4に接続されたカラム・セレクタ7を設けられている。また、カラム・セレクタ7とセレクタ制御回路10との間に、ライトラッチWL8と、センスアンプSA9が配置されている。
セレクタ制御回路10は、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在するメモリブロックの何れか1つを他のメモリブロックで代替するように、セレクタ制御回路10を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路17に接続されている。
この冗長回路17とセレクタ制御回路10との間には、溶断したフューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路22が設けられている。
冗長回路17は、クロック入力端子19から供給される所定周期のクロックCLKをバッファ18を通して受信して動作する。
セレクタ制御回路10は、入出力データをバッファ13経由で入出力データ端子21a、入出力データ端子21b、入出力データ端子21c、入出力データ端子21d、入出力データ端子21eから入出力する。
制御信号端子20は、メモリ制御信号(例えば、チップイネーブルCE、アウトプットイネーブルOE、ライトイネーブルWEの反転論理信号)を外部から受信し、バッファ12を経由してコマンドデコーダ11に供給する。このコマンドデコーダ11は、半導体メモリ1全体を制御する制御信号Gを出力する。
さらに、半導体メモリ1は、電源回路16を備え、この電源回路16に接続した電源端子14から高位電源Vccを供給し、同様に、グランド端子15から低位電源GNDを供給している。電源回路16は、半導体メモリ1全体に電源を供給し、冗長回路17、データ強化回路22、メモリセル2を動作させている。
図1のブロック図を参照して、半導体メモリ1の動作について説明する。半導体メモリ1は、例えば、ブロック−A〜ブロック−Eの5個のメモリブロックに対して夫々1ビットのデータを同時に書込み、また同時に読み出すことができるように構成されている。
また、アドレスバッファ6は、外部からアドレス信号5を取り込んで保持し、アドレス信号をデコードするロウ・デコーダ3が、取り込まれたアドレス信号に基づいてロウデコード信号Aをメモリセル2へ出力する。また、カラム・デコーダ4が取り込まれたアドレス信号5に基づいてカラムデコード信号Bを生成する。
カラム・セレクタ7は、カラム・デコーダ4からカラムデコード信号Bを受け取り、カラム選択信号Cをメモリセル2へ出力し、メモリセル2内の6つのメモリブロック2a〜2rdを同時に選択することができる。
セレクタ制御回路10は、カラム・セレクタ7が選択した6つのメモリブロックの中から5つのメモリブロック2a〜2eを選択するように、冗長回路17からデータ強化回路22経由で出力される冗長選択信号Dによりアクセス制御されている。
センスアンプSA9は、カラム・セレクタ7が選択したメモリセルアレイ2内の5つのメモリブロック2a〜2eのデータ入出力サイクルで動作し、ライトラッチWL8はデータの書込コントロールバッファとして動作する。
半導体メモリ1は、5個の入出力データ端子21a〜21eを有し、5ビットのデータ並列入出力動作ができる。また、データの読出しと書込みは各メモリブロックに1ビット単位で、メモリセル2に対してすべてのメモリブロック同時読出し又は書込みを行なうように構成されている。
半導体メモリ1は、メモリブロック2aに隣接して予備の冗長メモリブロック2rdを設けていると共に、冗長回路17がメモリブロック2a〜2e内に不良メモリ素子アドレスをデコード(DEC)して不良メモリ素子アドレスを検知する。
さらに、第1の実施形態では、不良メモリ素子を含むメモリブロックに対応するアドレスをデータ強化回路22が記憶する。このデータ強化回路22は、例えば、フリップフロップ(F/F)で実施することができる。
冗長回路17は、不良メモリ素子アドレスがアドレスバッファに入力された段階で、メモリセルアレイ2内のメモリブロック2a〜2eの何れか1つのメモリブロックに替えて、冗長メモリブロック2rdを選択する信号を生成する。
第1の実施形態では、データ強化回路22は、不良メモリ素子アドレスを記憶するフリップフロップ(F/F)のトランジスタの閾値を、メモリセルアレイ2内のメモリセルを構成するトランジスタより低閾値に設定している。
低閾値のトランジスタは、一般に、メモリセルを構成するトランジスタよりアルファ線によるソフトエラーの発生が少なく、最終製品に組み込まれた半導体メモリ1の誤動作を未然に防止するという利点がある。
冗長回路17のプログラミングは、半導体メモリ1の製造中にメモリブロック2a〜2e内の何れか1つのメモリブロックでメモリ素子に欠陥があれば、そのメモリブロックに関連したヒューズ論理回路のフューズをレーザで溶断しプログラムする。典型的には、ウエハ試験工程でレーザ溶断プログラムを実施する。
半導体メモリ1は、最終製品内で動作している段階では、欠陥メモリブロックをマップ・アウトし且つ冗長メモリブロック2rdをマップ・インするようにメモリブロックの選択を再構成している。
図2(a)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体メモリに用いるフューズ溶断方式の冗長回路の回路図である。冗長回路17aは、フューズ31の出力段にデータ強化回路22を設けている。
冗長回路17aは、高位電源Vcc側にP型チャンネルトランジスタ32(P1)を配置し、低位電源GND側に第1のスイッチ手段33(例えば、N型チャンネルトランジスタN1)を配置し、P型チャンネルトランジスタ32と第1のスイッチ手段33との間にレーザビームで溶断するフューズ31を接続している。
P型チャンネルトランジスタ32と第1のスイッチ手段33のゲートは共通接続され共に、クロック入力端子19から所定周期のクロック信号Fが印加される。フューズ31が溶断された冗長回路17aは、クロック信号Fが高論理レベル(Vcc)に遷移した段階で、P型チャンネルトランジスタ32がOFFして溶断されたフューズ31側のドレインの記憶節点39の電位レベル(例えば、Vcc)を保持することができる。
データ強化回路22は、記憶節点39から見て高位電源側に第2のスイッチ手段34(例えば、P型チャンネルトランジスタP2)を配置し、記憶節点39から見て低位電源側にN型チャンネルトランジスタ35(N2)を配置し、このN型チャンネルトランジスタ35と低位電源との間にN型チャンネルトランジスタ36(N3)を設けている。
第1の実施形態では、P型チャンネルトランジスタ34を他のトランジスタの閾値より低く設定し記憶節点39の論理「1」の電位レベルを強化して、アルファ線によるソフトエラーの発生を未然に防止することができる。
また、帰還インバータ回路23を構成するN型チャンネルトランジスタ38(N4)も低閾値のトランジスタを使用し、P型チャンネルトランジスタ34のゲートを低位電源で確実に駆動させるとよい場合がある。
データ強化回路22は、さらに帰還インバータ回路23を構成するP型チャンネルトランジスタ37(P3)とN型チャンネルトランジスタ38のゲートを共通接続するゲートラインを記憶節点39に接続し、帰還インバータ回路23の出力節点40をP型チャンネルトランジスタ34とN型チャンネルトランジスタ35のゲートへ共通接続している。
データ強化回路22は、出力節点40にインバータ41、インバータ42を直列に接続し、N型チャンネルトランジスタ36のゲートにクロック信号Fが供給されるタイミングと同期して、記憶節点39の論理値「1」を反転させた論理値「0」の冗長選択信号Dを出力段43からフリップフロップ51へ出力するように構成する。
また、N型チャンネルトランジスタ36のゲートに遅延回路53を接続し、クロック信号Fを遅延させた遅延クロック信号をフリップフロップ51へ出力するように構成し、冗長選択信号Dを遅延クロック信号に同期させてデコーダ52へ出力させ、デコーダ52経由で冗長選択信号Dをセレクタ制御回路10(図1参照)へ出力するように制御することができる。
図2(b)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体メモリに用いる冗長回路のタイミングチャートである。
冗長回路は、図2(a)に示すクロック入力端子19から、所定周期で論理が反転するクロック信号Fを導入する。記憶節点39(ノード)は、クロック信号Fが高論理レベル「1」のタイミング45、タイミング45aでデータ保持期間47、データ保持期間47aに入る。
一方、冗長回路は、クロック信号Fが低論理レベル「0」のタイミング46、タイミング46aでデータのリフレッシュ期間48、リフレッシュ期間48aに入るように制御されている。
冗長回路は、データ保持期間47、データ保持期間47aに、チップ外部或いはチップ内部から発生したアルファ線が記憶節点39を通過しても、データリテンション障害を有効に回避することができる。
勿論、リフレッシュ期間48、48aにおいてもP型チャンネルトランジスタ32と第2のスイッチ手段34がONしているので記憶節点39の電位を下げることがない。
(第2の実施形態)
図2(c)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体メモリに用いるフューズ溶断方式の冗長回路の回路図である。第1の実施形態と同一の構成要素に付いては重複する説明を省略する。
第2の実施形態のデータ強化回路22は、第2のスイッチ手段34もN型チャンネルトランジスタ38も他のトランジスタと同じ閾値に設定して、製造プロセスを簡略化しながら、ソフトエラー対策を施すことができる。
また、ソフトエラー対策を強化するために第1の実施形態と同様に低閾値のトランジスタを使用してもよいことは勿論である。
第2の実施形態は、データ強化回路22及び記憶節点39に接続する追加のデータ強化回路22aを設けた点が、第1の実施形態と相違する。
追加のデータ強化回路22aは、ゲートを共通接続したN型チャンネルトランジスタ55(N5)とN型チャンネルトランジスタ54(N6)と、N型チャンネルトランジスタ55と54の間に配置したデータ保持用のインバータ56とインバータ57を、N型チャンネルトランジスタ55と54のドレインに接続している。
N型チャンネルトランジスタ55の他方のドレインは、帰還インバータ回路23の出力節点40に接続し、N型チャンネルトランジスタ54の他方のドレインは、帰還インバータ回路23の入力である記憶節点39へ接続する。
インバータ56の出力を、N型チャンネルトランジスタ54のドレイン及びインバータ57の入力に接続し、インバータ57の出力を、N型チャンネルトランジスタ55のドレイン及びインバータ56の入力に接続しているので、2つのインバータ56と57は、データを循環させて記憶する論理回路を構成している。
インバータ56とインバータ57は共に、帰還インバータ回路23を構成するP型チャンネルトランジスタ37とN型チャンネルトランジスタ38の2つのトランジスタと同等規模のトランジスタで構成できるので、第2の実施形態で説明する追加のデータ強化回路22aは、6個のトランジスタを組み合わせたSRAM(以下、「6トランジスタSRAM」と略記する)と同等の機能を有する。
冗長回路の記憶節点39は、6トランジスタSRAMに記憶した論理値「1」がクロック信号Fの立ち上がりエッジに同期して書込まれ、さらに、データ強化回路22のP型チャンネルトランジスタ34で記憶節点39の電位を保持できるので、ソフトエラーによる障害が発生し難い半導体メモリを提供することができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるSRAMメモリに適用した場合について説明したが、本発明はSRAMに限定されるものではなく、所謂EPROMやEEPROMのような不揮発性メモリや、ソフトエラーに弱い構造である、過度に放射線の強い場所や、高温下で使用するような、半導体メモリの実力以下の低電圧で使用するDRAMにも適用できることは勿論である。
また、半導体メモリを低温(例えば、0℃以下)、あるいは半導体メモリの実力以下の低電圧で使用する他の半導体メモリにも本発明を適用できる。
なお、本発明の実施形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態に係る半導体メモリのブロック図。 本発明の実施の形態に係る半導体メモリに用いる冗長回路の回路図。
符号の説明
1…半導体メモリ
2…メモリセル
2a、2b、2c、2d、2e…メモリブロック
2rd…冗長メモリブロック
3…ロウ・デコーダ
4…カラム・デコーダ
5…アドレス信号
6…アドレスバッファ
7…カラム・セレクタ
8…ライトラッチWL
9…センスアンプSA
10…セレクタ制御回路
11…コマンドデコーダ
17、 17a…冗長回路
19…クロック入力端子
21a、21b、21c、21d、21e…入出力データ端子
22、22a…データ強化回路
23…帰還インバータ回路
31…フューズ
32…P型チャンネルトランジスタ
33…第1のスイッチ手段
34…第2のスイッチ手段
35…N型チャンネルトランジスタ
36…N型チャンネルトランジスタ
37…P型チャンネルトランジスタ
38…N型チャンネルトランジスタ
39…記憶節点
40…出力節点
41…インバータ
42…インバータ
52…デコーダ
53…遅延回路
54…N型チャンネルトランジスタ
55…N型チャンネルトランジスタ
56…インバータ
57…インバータ

Claims (5)

  1. 複数のメモリブロックを有するメモリセルと、
    ロウ及びカラムアドレスで指定した前記メモリブロックからデータを出力するセレクタ制御回路と、
    フューズを溶断し不良メモリ素子が存在する前記メモリブロックの1つを他のメモリブロックで代替するように前記セレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、
    前記冗長回路と前記セレクタ制御回路との間に配置され、溶断した前記フューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路と、
    を備えることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 複数のメモリブロックと、前記メモリブロックの中の1つを代替する予備の冗長メモリブロックとを有するメモリセルと、
    ロウ及びカラムアドレスで指定した前記メモリセルのデータを出力するセレクタ制御回路と、
    前記メモリセルに対するデータの書込み及び読出し検査の結果に基づいて、フューズを溶断し不良メモリ素子が存在する前記メモリブロックの1つを前記予備の冗長メモリブロックへ代替するように前記セレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、
    前記冗長回路と前記セレクタ制御回路との間に配置され、溶断した前記フューズの出力信号の強度を増加させるデータ強化回路と、
    を備えることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 低位電源側に接続された第1のスイッチ手段とデータ記憶節点との間に接続されたプログラマブルなフューズと、
    所定周期のクロック信号で駆動され、前記記憶節点にデータを書込む高位電源側に接続された第2のスイッチ手段と、
    ロウ及びカラムアドレスで指定したメモリセルのデータを出力するセレクタ制御回路と、
    前記フューズを溶断し不良メモリ素子が存在する前記メモリブロックの1つを予備の冗長メモリブロックへ代替するように前記セレクタ制御回路を再構成するフューズ溶断方式の冗長回路と、
    前記フューズを溶断した段階で、前記記憶節点のデータを保持する帰還インバータ回路と、
    前記帰還インバータ回路の出力信号を前記セレクタ制御回路へ供給するバッファと、
    を備えることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 前記第2のスイッチ手段は、メモリセルを構成するトランジスタの閾値より低い値の閾値で動作するトランジスタで構成することを特徴する請求項3に記載の半導体メモリ。
  5. 前記データ強化回路は、前記フューズから距離的に離間して配置されることを特徴する請求項3に記載の半導体メモリ。
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