JP2008097785A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不揮発性半導体記憶装置における不良セルの存在による製品歩留まりの低下を抑制し、信頼性を高める。
【解決手段】シフトレジスタ41は、データを不揮発に記憶する不揮発性のメモリセルから読み出されたデータを格納し順次外部に転送する。シフトレジスタ41の出力端には、シンドローム生成回路42と誤り訂正回路43が接続され、出力データについてのシンドロームを発生させ、シンドロームに基づいてデータの誤り訂正が実行される。
【選択図】図5
【解決手段】シフトレジスタ41は、データを不揮発に記憶する不揮発性のメモリセルから読み出されたデータを格納し順次外部に転送する。シフトレジスタ41の出力端には、シンドローム生成回路42と誤り訂正回路43が接続され、出力データについてのシンドロームを発生させ、シンドロームに基づいてデータの誤り訂正が実行される。
【選択図】図5
Description
この発明は不揮発性半導体記憶装置に関する。
DRAM、SRAM等のメモリ、及び論理回路等から構成されている半導体集積回路においては、不良メモリセルの救済情報、回路設定情報等を含む初期設定情報を不揮発に記憶して初期設定を実行する必要があり、こうした情報を格納するためフューズ素子等を用いた不揮発性半導体記憶装置が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。こうした不揮発性半導体記憶装置の1つとして、MOS構造の半導体素子に対して最大定格を超える高電圧を印加して絶縁膜を破壊することにより情報を記憶する絶縁膜破壊型半導体記憶素子(以下、e−fuse素子と呼ぶ) を用いた不揮発性半導体記憶装置が提案されている。
このような不揮発性半導体記憶装置への初期設定情報の格納は製造工程内の試験の段階で実行され、製品出荷後はその状態を長期間維持することが求められる。フューズの製造条件やプログラム条件によっては、プログラム後の経時変化によりデータが破壊される可能性もあり、素子の信頼性に対する要求は厳しい。
また、こうした不揮発性半導体記憶装置は、製品の仕様によっては不良救済が困難であり、1ビットでも不良があった場合にはその製品にとって致命的な欠陥となりかねないという問題がある。
特開2005−116003号公報
本発明は、不揮発性半導体記憶装置における不良セルの存在による製品歩留まりの低下を抑制し、信頼性を高めることを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、データを不揮発に記憶する不揮発性の半導体記憶素子を複数配置してなるメモリセルアレイと、前記半導体記憶素子から読み出されたデータを格納し順次外部に転送すると共に外部より転送されたデータを格納し前記半導体記憶素子に記憶させるシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力端に接続され前記出力端から出力されたデータについてのシンドロームを発生させるシンドローム生成回路と、前記データ及び前記シンドロームに基づいて前記データの誤り訂正を実行する誤り訂正回路とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、不揮発性半導体記憶装置における不良セルの存在による製品歩留まりの低下を抑制し、信頼性を高めることが可能になる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
以下の実施の形態では、不揮発性半導体記憶装置の半導体記憶素子として所謂e−fuse素子を用いた例を説明するが、本発明はこれに限定されず、レーザフューズ素子、マスクROMなど、様々な不揮発性メモリセルに適用することができる。
まず、この実施の形態が適用され得る、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の例(第1の例、第2の例)を、図面を参照して説明し、次いで本発明の実施の形態の特徴的な部分を説明する。
[第1の例]
まず、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の第1の例を、図1及び図2を参照して説明する。この第1の例に用いられるe−fuseメモリセル10の構成例を図1を参照して説明する。メモリセル10は、e−fuse素子1(半導体記憶素子)、バリアトランジスタ2、選択トランジスタ3、センスアンプ4、データレジスタFFR、FFWを備えている。
まず、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の第1の例を、図1及び図2を参照して説明する。この第1の例に用いられるe−fuseメモリセル10の構成例を図1を参照して説明する。メモリセル10は、e−fuse素子1(半導体記憶素子)、バリアトランジスタ2、選択トランジスタ3、センスアンプ4、データレジスタFFR、FFWを備えている。
e−fuse素子1は、基板、ソース、ドレインがショートされ書き込み電圧VBPが印加されたpチャネルMOSトランジスタにより構成されている。そのゲートには、バリアトランジスタ2を構成するnチャネルMOSトランジスタのドレインが接続されている。
バリアトランジスタ2は、プログラム時の高電圧が周辺回路例えばセンスアンプ4等に与える影響を緩和するために設けられており、書き込み時のそのゲートに電圧VBTが与えられる。電圧VBTは、書き込み時の電流制御にも関係するため、電圧VBT−Vt(Vtはバリアトランジスタ2のしきい値電圧)の値が、センスアンプに印加されても問題ない範囲でなるべく大きい値に設定されるのが望ましい。
バリアトランジスタ2のソースには、選択トランジスタ3を構成するnチャネルMOSトランジスタのドレインが接続され、ソースは接地されている。
センスアンプ4は、バリアトランジスタ3と選択トランジスタ3との接続ノードに入力端子を接続され、この接続ノードの信号を検知・増幅する。
センスアンプ4で増幅された信号は、データとしてデータレジスタFFRに格納される。このメモリセル10は、図1に示すX方向に複数配列され、このデータレジスタFFRも、X方向に直列に複数個接続されてシフトレジスタを構成している。従って、メモリセル10に格納されるデータは、データレジスタFFRに保持された後、クロック信号に従い順次シフトレジスタ中を転送され、外部に出力される。
また、データレジスタFFWは、e−fuse素子1へ書き込むデータを外部から取り込んで一時保持するために用いられる。データレジスタFFWに保持されたデータが“1”であれば、選択トランジスタ3はONとなり、バリアトランジスタ2も導通されることによりe−fuse素子1が破壊されてデータ“1”が書き込まれる。一方、データレジスタFFWに保持されたデータが“0”であれば、選択トランジスタ3はOFFとなり、これによりe−fuse素子1は破壊されず、メモリセル10に保持されるデータは“0”のままとされる。
図2は、この第1の例に係る、図1のメモリセル10を複数個集積して形成したヒューズマクロ20の構成例を示している。図2に示されるヒューズマクロ20は、電圧発生回路21、e−fuseブロック22、及び制御回路23を備えている。
e−fuseブロック22は、例えば64個のメモリセル10と、制御回路22Bを備えて構成され、この例では複数個直列に接続されてヒューズマクロ20を構成している。図2に示す第1の例では、e−fuseブロック22が16段直列に接続されることで、64×16=1024ビットのヒューズマクロが構成されている。これはあくまで一例であり、e−fuseブロック22内のメモリセル数、全体のメモリセル数は必要に応じて任意に変更可能である。
64個のメモリセル10中に含まれるデータレジスタFFW、FFRは直列に接続されてシフトレジスタを構成しており、クロックパルスCLKに従い、保持データを出力端子側に1ビットずつシフトし、最下位ビットのデータを出力端子SOから出力可能としている。
電圧発生回路21は、このe−fuseブロック22に対し、書き込み、読み出し等に必要な電圧(例えばVBP、VBT)を供給する。
制御回路23は、クロック信号CLKに同期してデータ入力端子SIから書き込み用のデータをシリアルに入力し、読み出すときはデータ出力端子SOからシリアルにデータを出力する構成になっている。その他、各種制御信号が入力される。入力されたデータは、先頭のe−fuseブロック22から順次転送されて各メモリセル10に書き込まれる。
[第2の例]
次に、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の第2の例を、図3及び図4を参照して説明する。第1の例の場合、各メモリセル10がセンスアンプ4及びデータレジスタFFR、FFWを有しており、広範な条件で安定した動作を確保しやすいという利点はある。しかし、各メモリセル10にセンスアンプ4及びデータレジスタFFR、FFWが設けられるため、サイズが大きくなってしまう。これに対し、この第2の例は、センスアンプ等を複数のメモリセル間で共有することで、サイズの低減を図っている。
次に、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の第2の例を、図3及び図4を参照して説明する。第1の例の場合、各メモリセル10がセンスアンプ4及びデータレジスタFFR、FFWを有しており、広範な条件で安定した動作を確保しやすいという利点はある。しかし、各メモリセル10にセンスアンプ4及びデータレジスタFFR、FFWが設けられるため、サイズが大きくなってしまう。これに対し、この第2の例は、センスアンプ等を複数のメモリセル間で共有することで、サイズの低減を図っている。
図3は、この第2の例に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。具体的にこの不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルアレイ31、センスアンプ32、シフトレジスタ33、ロウデコーダ34、制御回路35、及び電圧発生回路36等を備えて構成される。
メモリセルアレイ31は、図4に示すように、e−fuse素子1をマトリクス状に配列して構成される。すなわち、複数対のワード線WLa<i>、WLb<i>と、複数のビット線BL<i>の交点にe−fuse素子1を含むメモリセル10´が形成されている。ワード線WLa<i>は選択トランジスタ3Aのゲートに接続され、ワード線WLb<i>は、e−fuse素子の一端に接続され書き込み電圧及び読み出し電圧を供給する。
選択トランジスタ3Aは、一端がe−fuse素子1の他端に接続され、他端はビット線BL<i>に接続される。センスアンプ32は、前述したように、メモリセル10´毎にでなく、ビット線BL<i>毎に設けられている。シフトレジスタ33は、第1の例と同様に、センスアンプ32毎に設けられるデータレジスタFFR、FFWを直列接続してなる。
制御回路35は、センスアンプ32、シフトレジスタ33及びロウデコーダ34を制御する制御信号を出力する。電圧発生回路36は、読み出しや書き込みに必要な各種電圧を供給する。
以上、e−fuse素子を用いた不揮発性半導体装置の2つの例を示した。このような不揮発性半導体装置は、DRAM、SRAM等の別の半導体メモリ装置の不良素子の救済のための情報、様々な回路設定情報、チップの識別情報などを記憶するために用いられることが多い。すなわち製造工程内の試験の段階でプログラムが行われ、製品出荷後はその状態を長期間維持することが求められる。ヒューズの製造条件やプログラム条件によっては、プログラム後の経時変化によりデータが破壊される可能性もないとはいえないため素子の信頼性に関する要求は厳しい。
また、このようなe−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置は、メモリ装置内において、電源投入時にほぼ自動的にe−fuse素子に蓄えられているデータを転送されるような使い方をされることが多く、不良素子があった場合の救済が非常に難しく、かつ1ビットでも不良があった場合にその製品にとって致命的なことにもなりかねない。従って、このようなe−fuse素子を用いた不揮発性半導体記憶装置の歩留まりがメモリ装置全体の歩留まりに直結してしまう可能性がある。そこで本実施の形態では、上記のようなシフトレジスタでデータを読み出す形式を有する不揮発性半導体記憶装置において、次に説明するような誤り訂正機能を付加することで、この問題を解決している。
[第1の実施の形態]
次に、誤り訂正機能を有する本発明の第1の実施の形態を、図5を参照して説明する。この第1の実施の形態は、上述した第1の例の不揮発性半導体記憶装置
に適用したものである。なお、ここでは誤り訂正符号として、(7、4)巡回符号を用いる例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
次に、誤り訂正機能を有する本発明の第1の実施の形態を、図5を参照して説明する。この第1の実施の形態は、上述した第1の例の不揮発性半導体記憶装置
に適用したものである。なお、ここでは誤り訂正符号として、(7、4)巡回符号を用いる例を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
この実施の形態の不揮発性半導体記憶装置は、上述の第1の例の不揮発性半導体記憶装置に、シンドローム生成回路42と、誤り訂正回路43と、セレクタ回路44とを備えて構成されている。なお、図5に示すシフトレジスタ41は、e−fuseブロック22に含まれる、図1で示したデータレジスタFFRを複数個直列接続したものであり、ここでは(7、4)巡回符号に対応して、7個のデータレジスタFF6〜FF0毎にセレクタ回路44が設けられている。
シフトレジスタ41は、(7、4)巡回符号に対応して、7つのデータレジスタFF0〜FF6において、誤り訂正のための冗長データを含む7ビットのデータを一時保持可能に構成されている。これにより、後述するように(7、4) 巡回符号を利用した1ビット訂正を行うことを可能にしている。7ビットのうち、上位側の3ビットのデータレジスタ(FF4−6)に冗長データが、下位の4 ビットのデータレジスタ(FF0−3)に本来のデータである実効データ(情報ビット)が転送され保持されるよう、e−fuseブロック22への冗長データ、実効データの書き込みが行なわれる。
シンドローム生成回路42は、シフトレジスタ41の最下位ビットのデータレジスタ(FF0)側からの入力を受け、実効データと冗長データに基づいて、誤り発生の有無とその箇所を示すシンドロームを発生するものである。具体的にこのシンドローム生成回路42は、論理ゲート181と、インバータ回路182と、排他的論理和回路183、185と、データレジスタ184、186、187とを備えて構成される。
論理ゲート181は、一方の入力端子にシフトレジスタ41の最下位ビットのデータレジスタFF0からの入力を受け、他方の入力端子からは信号SYNの入力を受ける。その出力端子はインバータ回路182を介して排他的論理和回路183の入力端子に接続されている。信号SYNはシンドローム発生時に“H”になる一方、他の期間は”L” となる信号である。すなわち、信号SYNが“H”の場合、シフトレジスタ41から受信されたデータは順次シンドローム生成回路42の論理ゲート181に取り込まれる。
また、データレジスタ184の前段に排他的論理和回路183が設置され前者の入力端子に後者の出力端子が接続される。また、データレジスタ184と186の間にもう1つの排他的論理和回路185が設置される。データレジスタ184、186、187は3段のシフトレジスタを構成し、クロックパルスCLKを1回受ける毎にデータを次段に転送する。排他的論理和回路183、186の一方の端子は最下段のデータレジスタ187からのフィードバックを受け、これによりシフトレジスタ41から入力される(7、4)巡回符号についてのシンドロームが計算され、フリップフロップ回路184、186、187からなる3段のシフトレジスタに保持される。
誤り訂正回路43は、論理ゲート191、データレジスタ192、インバータ回路193及び排他的論理和回路194とから構成されている。論理ゲート191は、データレジスタ184のラッチデータ、データレジスタ185のラッチデータの反転データ、及びデータレジスタ187のラッチデータの反転データの論理積の否定値を出力する。
一方、データレジスタ192は、シフトレジスタ41の最下位ビットのデータレジスタFF0の入力をラッチするように構成されている。排他的論理和回路194は、このデータレジスタ192の出力信号とインバータ193の出力信号の排他的論理和を、出力信号SOとして出力する。
セレクタ回路44は、データレジスタFF6の入力端子にその出力端子を接続されていると共に、2つの入力端子IN0、IN1を有している。入力端子IN0は、外部からメモリセル10に書き込むためのデータを入力する外部データ入力端子SIとされている。また入力端子IN1には、シフトレジスタ41の最下位ビットのデータレジスタFF0の出力信号が入力される。この2つの入力端子IN0、IN1への入力信号のどちらか一方を、端子SELに入力される信号SYNに従って選択的にデータレジスタFF6に入力するようになっている。
次に、この不揮発性半導体記憶装置の動作を、図6のフローチャートを参照して説明する。まずメモリセル10にそれぞれプログラムされているデータが、シフトレジスタ41に読み出され保持される(S1)。シフトレジスタ41を構成するデータレジスタFF0〜FF6には、冗長データも含めた7ビットのデータが格納される。前述のように、上位側の3ビットのデータレジスタ(FF4−6)に冗長データが、下位の4 ビットのデータレジスタ(FF0−3)に本来のデータである実効データが保持される。
次にSYN=”H”としてシフトレジスタ41の最下位のデータレジスタFF0の出力データをシンドローム生成回路42に入力可能な状態とする。また、セレクタ回路44の入力端子IN0、IN1のうちIN1が選択され、これによりシフトレジスタ41の最下位ビットのデータレジスタFF0の出力信号が最上位ビットのデータレジスタFF6に順次入力され、シフトレジスタ41内でデータが巡回可能な状態とされる。
次にクロックパルスCLKを、(7、4)巡回符号の符号長に合せて7回入力する(S3)。1回のクロックパルスCLKの入力毎に、シフトレジスタ41のデータレジスタFF6〜FF0中のデータは一段ずつ下段側へ(例えばFFiからFFi−1へ)シフトし、シンドローム生成回路42に1ビットずつ入力されると共に、読み出された最下位ビットのデータレジスタFF0のデータは最上位のデータレジスタFF6側に書き戻される。
7回のクロックパルスCLKの入力が終了すると、シフトレジスタ41のデータレジスタFF6〜FF0に保持されていたデータのシンドロームがデータレジスタ184、186、187の3ビットに生成される。一方、シフトレジスタ41のデータレジスタFF6〜FF0では、セレクタ回路44の入力端子INIが選択されているため、元のデータ(実効データ、冗長データ)が一巡して元の位置に格納される。すなわち、上位側の3ビットのデータレジスタ(FF4−6)に冗長データが、下位の4 ビット(FF0−3)に本来のデータである実効データが保持される。
次に信号SYN=“L” としてシフトレジスタ41とシンドローム生成回路42と分離する(S4)。なお、このときセレクタ回路44は入力端子IN0、IN1のどちらが選択された状態になってもよい。
次に外部へデータを転送するためにクロックパルスを7回入力する(S5)。シフトレジスタ41からは、クロックパルスの1回の入力毎に、最下位ビットのデータレジスタFF0からデータが出力され、これがデータレジスタ192に入力される。データレジスタ192に格納されたデータは、シンドロームに従った出力信号であるインバータ回路193の出力データとともに排他的論理和回路194に入力される。これにより、出力端子SOから誤り訂正された実効データ、冗長データが出力される。なお、外部で必要とされるデータは実効データのみであり、冗長データは不要である。その場合には、シフトレジスタ41の下位4ビットに保持された実効データのみを読み出すため、クロックパルスを4回だけ入力するようにしてもよい以上のような制御により、誤り訂正後のデータを外部へ転送することができる。
図7は、この実施の形態の不揮発性半導体記憶回路の動作を示すタイミングチャートを示している。ここでは、7ビットのメモリセル10にすべて ”1”がプログラムされたが、最上位ビットのメモリセル10のみ誤って”0”がセンスされ、最上位のデータレジスタFF6に“0”がラッチされた場合の、データの読出しの例を示す。
時刻t0において、信号SYNが“H”となるとシンドローム生成期間が開始され、データレジスタFF6にのみ誤って格納された“0”は、クロックパルスCLKの立ち上がり毎に下流のデータレジスタFF6〜FF0内で1段ずつシフトしていき、7回のパルスの入力(時刻t7)によりシフトレジスタ41中(FF6〜FF0)で元の位置に戻る。
一方、シンドローム生成回路42では、入力された7ビットのデータに従いシンドロームが生成され、生成されたシンドロームがデータレジスタ184、186、187に格納される。信号SYNが時刻t7で“L”に変わると、シンドローム生成が終了し、生成されたシンドロームに従った誤り訂正が開始される(t7〜t13)。すなわち、シフトレジスタ41のデータが、クロックパルスCLKに従い順次誤り訂正回路43に入力され、得られたシンドロームに従い誤り訂正が行われ、誤りが訂正された出力データSOが出力される。
以上説明したように本実施の形態においては、シフトレジスタにデータを保持する形式の不揮発性半導体装置において、そのシフトレジスタの出力部に、シンドローム生成回路及び誤り訂正回路を導入している。そして、シンドローム生成時に、シフトレジスタから読み出したデータを再び書き戻してから誤り訂正を行う構成としている。これにより、誤り訂正に伴う回路規模の増大を最小限に抑えることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図8等を参照して説明する。この第2の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図8等を参照して説明する。この第2の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態の不揮発性半導体記憶装置は、シンドローム生成回路42の一部に符号化制御回路45が形成されている点で、第1の実施の形態と異なっている。この符号化制御回路45により、4ビットの実効データから3ビットの冗長データを生成し、この冗長データを実効データに付加して(7、4)巡回符号を生成することができる。
符号化制御回路45は、NANDゲート201と、インバータ回路202とを備えている。NANDゲート201は、入力端子の一方にデータレジスタ187の出力信号を入力され、入力端子の他方に信号SYNSWを入力されている。この信号SYNSWは、冗長データを生成するときは“L”となり、シンドローム生成回路42はその間符号化器として機能する。それ以外のときは“H”となっており、データレジスタ187からの出力信号はそのまま排他的論理和回路183、、185に入力され、シンドローム生成回路42はシンドロームを生成可能とされる。
またこの実施の形態では、セレクタ回路44がIN0〜IN2の3入力端子を有し、いずれか1つの入力端子を切り替え可能にされている。3入力端子のうちの1つIN2は、シンドローム生成回路42の最下位のデータレジスタ187からの出力信号を入力可能にされている。セレクタ回路44は、信号SYN及びSYNSWの入力に従い、入力端子IN0〜IN2のいずれから入力信号を受けるかを切り替えるように構成されている。その他の部分は、第1の実施の形態と同様である。
次に、この第2の実施の形態による不揮発性半導体記憶装置の動作を説明する。
まず、4ビットの実効データから3ビットの冗長データを生成する手順(符号化手順)を図9を参照して説明する。まず、シフトレジスタ41の7つのデータレジスタ(FF0、FF1、FF2、FF3、FF4、FF5、FF6) に(i0、i1、i2、i3、0、0、0)を格納する。ここで、(i0、i1、i2、i3)は4ビットの実効データである。(0、0、0)が格納されている部分(FF4、FF5、FF6)には、後に生成される冗長データ(p0、p1、p2)が格納される。
続いて、時刻t0で、信号SYN、SYNSWを共に“H”にする(図9参照)。信号SYNが“H”となることにより、シフトレジスタ41のデータがシンドローム生成回路42に入力可能な状態となる。次に、時刻t0〜t7(符号生成期間)にクロックパルスCLKが7回入力されることにより、データレジスタ184、186、187には、実効データ(i0、i1、i2、i3)に付加すべき冗長データ(p0、p1、p2)が格納される。
また、シフトレジスタ41の7つのデータレジスタ(FF0、FF1、FF2、FF3、FF4、FF5、FF6) には、この時刻t0〜t7においてクロックパルスCLKが7回入力されることで、データが一巡し、それぞれ(i0、i1、i2、i3、0、0、0)が格納される。
次に、時刻t7以降において、この冗長データ(p0、p1、p2)を、データレジスタ184、186、187からシフトレジスタ41に転送する。
ただし、冗長データ(p0、p1、p2)の転送に先立ち、時刻t7〜t10において、クロックパルスCLKを4回入力させることで実効データ(i0、i1、i2、i3)をシフトレジスタ41内で転送し、データレジスタ(FF3、FF4、FF5、FF6)に格納させる。このt7〜t10の期間中は、符号化制御回路45は、クロックパルスCLKの入力が遮断された状態とされ、従って、データレジスタ184、186、187には、冗長データ(p0、p1、p2)が格納されたままとされる。
次に、時刻t10において信号SYNSW=“L”として、シンドローム生成回路42の最後段のシフトレジスタ187の出力を、セレクタ回路44の入力端子に入力させる。そして、符号化制御回路45をクロックパルスCLKに同期して動作可能な状態に設定した後、時刻t11〜t13においてクロックパルスCLKを3回入力する。これにより、シフトレジスタ41のデータレジスタ(FF0、FF1、FF2、FF3、FF4、FF5、FF6)に、(i0、i1、i2、i3、p0、p1、p2)が格納される。すなわち、シフトレジスタ41に、元の実効データ(i0、i1、i2、i3)と、符号化回路43で生成された冗長データ(i0、i1、i2、i3)とが格納される。
図10は、この実施の形態の不揮発性半導体記憶回路におけるシンドローム生成及び誤り訂正の動作を示すタイミングチャートを示している。第1の実施の形態(図7)と略同様であるが、信号SYNSWが“H”となってセレクタ回路44において入力端子IN1が選択される点が異なっている。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図11を参照して説明する。この第3の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図11を参照して説明する。この第3の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
上記の実施の形態では、シフトレジスタ41の7ビットのデータレジスタFF0〜6で(7、4)巡回符号を用いた例を説明した。これに対し、この実施の形態は、図11に示すように、32個のデータレジスタFFからなるシフトレジスタ41の先頭にセレクタ回路44を備え、(32、26)巡回符号を用いる例である。用いる巡回符号が異なるためシンドローム生成回路42及び誤り訂正回路43は、当該符号に適合した形式に形成される。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図12を参照して説明する。この第4の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図12を参照して説明する。この第4の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態では、複数のセレクタ回路44−i(i=1〜7)、並びにシンドローム生成回路42−i及び誤り訂正回路43−iが、それぞれ各シフトレジスタ41を構成する7個のデータレジスタ群(シフトレジスタ)41−i毎に、その前段、後段にそれぞれ1ずつ配置されている。すなわち符号としては、(7、4)巡回符号を7回使用していることになる。したがって、シンドローム生成回路42−i、誤り訂正回路43−iは、図12ではブロックのみを表示し詳細は省略しているが、第1の実施の形態のもの(42、43)と同様の構成とすることができる。なお、セレクタ回路44−iは、2つの入力端子IN0、IN1を備え、一方の入力端子IN0側は上段の誤り訂正回路43−i−1の出力が接続され、他方の入力端子IN1側には同一ブロックのシフトレジスタ41−i中の最下位ビットの出力(データレジスタFF0)が接続されている。
第3の実施の形態、第4の実施の形態共に、データレジスタの集積度を向上させたものであるが、両者の間には利害得失がある。前者が前述の通り(32、26)巡回符号を用いて26ビットのデータを扱い、後者では(7、4)巡回符号の4ビットを7段設け28ビットのデータを扱うものと仮定する。
第3の実施の形態では、26ビットの符号処理を一括して行うために、実効データに対する冗長データも小さく(6ビット)、処理に必要な回路規模も小さい。しかし処理に時間がかかり、また集積度を変更する場合は、符号処理のロジック(シンドローム生成回路、誤り訂正回路の構成)も変更が必要になるなどの難点がある。この点、第4の実施の形態では、7ビットの小さなデータレジスタを複数積層しているため、実効データ長が同じ場合第3の実施の形態に比べ冗長データが多くなり、処理に必要な回路の面積も大きくなる。しかしその一方で、並列に符号処理ができるため高速であり、集積度を変える場合も積層するデータレジスタの段数を変更するだけですむなど拡張に関する自由度は高い。このように第3、第4の実施の形態はそれぞれに利害得失がある。この2つを適宜使い分けることにより、様々な用途への使用が可能となる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図13を参照して説明する。この第5の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第4の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図13を参照して説明する。この第5の実施の形態も、上述の第1の例に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第4の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態では、シフトレジスタ41−iが、データレジスタFF4とFF3との間(すなわち実効データと符号データの境目)に更にセレクタ回路46−iを備えている点で、第4の実施の形態と異なっている。本実施の形態では、セレクタ回路46−iにより、外部においては不要なデータである冗長データを除去し、外部には出力しないようにしている。
セレクタ回路44−iは2つの入力端子IN0、IN1を備えている。一方の入力端子IN0側は、上段のシフトレジスタ41−i−1の最下位ビットの出力(データレジスタFF0)が入力される。ただし、最上段のセレクタ回路44−1の入力端子IN0は、外部からの入力信号の入力端子SIとされている。
他方の入力端子IN1側には同一ブロックの符号データの最下位ビットの出力(データレジスタFF0)が接続されている。この2つの入力端子IN0、IN1の切り替えは、信号SYNにより行われる。
セレクタ回路46−iも2つの入力端子IN0、IN1を備えている。一方の入力端子IN0側は上段の誤り訂正回路43−i−1の出力が接続されている(ただし、セレクタ回路46−1の入力端子IN0は接地電位Vssに接続されている)。他方の入力端子IN1側には同一ブロックの符号データの最下位ビットの出力(データレジスタFF4)が接続されている。この2つの入力端子IN0、IN1の切り替えは、信号SYN2により行われる。この構成において、信号SYN、SYN2の切り替わりにより、次の3つのモード間で切り替わる。
(1)入力端子SIから、実効データと符号データをシフトレジスタ41−iへ転送するモード
(2)シンドローム生成回路42−iでシンドロームを発生して格納するモード
(3)誤り訂正回路43−iによる誤り訂正実行後に、出力端子SOから外部へデータを転送するモード
まず、(1)のモードにおける動作を図14Aを用いて説明する。このときは、シンドローム生成回路42−i、誤り訂正回路43−iは使われない。セレクタ回路44−iでは入力端子IN0が選択され、セレクタ回路46−iでは入力端子IN1が選択される。これにより、図14Aに示すように、すべてのシフトレジスタ41−i(i=1〜7)が直列に接続され、実効データ4ビットと符号データ3ビットの計7ビットのデータを、1つで7ビットのシフトレジスタ41−iを単位として1つの入力端子SIからから入力することで全セル(7×7ビット)へのデータの転送を行うことができる。
(1)入力端子SIから、実効データと符号データをシフトレジスタ41−iへ転送するモード
(2)シンドローム生成回路42−iでシンドロームを発生して格納するモード
(3)誤り訂正回路43−iによる誤り訂正実行後に、出力端子SOから外部へデータを転送するモード
まず、(1)のモードにおける動作を図14Aを用いて説明する。このときは、シンドローム生成回路42−i、誤り訂正回路43−iは使われない。セレクタ回路44−iでは入力端子IN0が選択され、セレクタ回路46−iでは入力端子IN1が選択される。これにより、図14Aに示すように、すべてのシフトレジスタ41−i(i=1〜7)が直列に接続され、実効データ4ビットと符号データ3ビットの計7ビットのデータを、1つで7ビットのシフトレジスタ41−iを単位として1つの入力端子SIからから入力することで全セル(7×7ビット)へのデータの転送を行うことができる。
(2)のモードにおける動作を図14Bを用いて説明する。このときは、シンドローム生成回路42−iは使われるが、誤り訂正回路43−iは使われない。セレクタ回44−iは入力端子IN1 側、セレクタ回路46−iは入力端子IN1側が選択される。その結果、シフトレジスタ41−iの7 ビットを単位としたシンドローム生成と、生成後に実効データを元のシフトレジスタ41−iに戻す制御が可能になる。
最後に、(3)のモードにおける動作を図14Cを参照して説明する。このときは、シンドローム生成回路42−iと誤り訂正回路43−iが共に使用される。
なお、セレクタ回路44−iは使用されないので、IN0、IN1のどちらの入力端子が選択されても良い。
なお、セレクタ回路44−iは使用されないので、IN0、IN1のどちらの入力端子が選択されても良い。
セレクタ回路46−iは入力端子IN0側が選択される。その結果、シフトレジスタ41に格納される7ビットデータの下位4ビット、すなわち実効データのみが誤り訂正回路43−iを通して次段のシフトレジスタ41−i或いは出力端子SOから外部へ転送される。以上のような構成にすることで、シフトレジスタ41−i内に保存されたデータを外部へ転送する際に、冗長データを除外して実効データだけを転送できる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図13を参照して説明する。この第6の実施の形態は、第1〜第5の実施の形態とはことなり、上述の第2の例(図3、図4)に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図13を参照して説明する。この第6の実施の形態は、第1〜第5の実施の形態とはことなり、上述の第2の例(図3、図4)に係る不揮発性半導体記憶装置に適用した例である。第1の実施の形態の装置と同一の構成要素に関しては図面において同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
この実施の形態は、図4に示す7個のデータレジスタFF6−0からなるシフトレジスタ33毎に、シンドローム生成回路42、誤り訂正回路43、及びセレクタ回路44Aを設けたものである。
シンドローム生成回路42、誤り訂正回路43は、第1の実施の形態と同様であり、その構成要素も同様であるので説明を省略する。図15は(7、4)巡回符号を用いた場合の例である。別の巡回符号を用いる場合には、データレジスタFFの数や、シンドローム生成回路42、誤り訂正回路43、セレクタ回路44Aの構成を、上記の実施の形態と同様に変更することで対処可能である。
シンドローム生成回路42、誤り訂正回路43は、第1の実施の形態と同様であり、その構成要素も同様であるので説明を省略する。図15は(7、4)巡回符号を用いた場合の例である。別の巡回符号を用いる場合には、データレジスタFFの数や、シンドローム生成回路42、誤り訂正回路43、セレクタ回路44Aの構成を、上記の実施の形態と同様に変更することで対処可能である。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
1・・・e−fuse素子、2・・・バリアトランジスタ、3、3A・・・選択トランジスタ、4、32・・・センスアンプ、 FFR、FFW・・・データレジスタ、 10、10´・・・メモリセル、 31・・・メモリセルアレイ、 32・・・センスアンプ、 33・・・データレジスタ、 34・・・ロウデコーダ、 35・・・制御回路、 36・・・電圧発生回路、 41・・・データレジスタ、 42・・・シンドローム生成回路、 43・・・誤り訂正回路、 44、46・・・セレクタ回路、 45・・・符号化制御回路。
Claims (7)
- データを不揮発に記憶する不揮発性の半導体記憶素子を複数配置してなるメモリセルアレイと、
前記半導体記憶素子から読み出されたデータを格納し順次外部に転送すると共に外部より転送されたデータを格納し前記半導体記憶素子に記憶させるシフトレジスタと、
前記シフトレジスタの出力端に接続され前記出力端から出力されたデータについてのシンドロームを生成するシンドローム生成回路と、
前記データ及び前記シンドロームに基づいて前記データの誤り訂正を実行する誤り訂正回路と
を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記シフトレジスタは、一部分に前記半導体記憶素子から読み出される実効データを転送され、他の部分に前記実効データの誤り訂正のための冗長データを転送されるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 複数の入力端子を有し当該入力端子を選択して前記シフトレジスタへの入力を切り替えるように構成されるセレクタ回路を更に備え、
前記入力端子は、前記シフトレジスタの出力信号を入力させて前記シフトレジスタ中でデータをシフトさせるための入力端子を含む
ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 前記シフトレジスタは、m個のデータレジスタを直列接続して構成されmビットのデータを格納可能に構成され、前記mビットのデータが、前記シンドローム生成回路によるシンドローム生成の際、前記シフトレジスタ内で一巡して元のデータレジスタに戻されるように構成されたことと特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記シンドローム生成回路は、前記シフトレジスタの出力端から出力された実効データ及び冗長データに基づいてシンドロームを生成する第1モードと、前記シフトレジスタの出力端から出力された実効データに基づいて冗長データを生成する第2モードとの間で切り替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記シフトレジスタ、前記シンドローム生成回路及び前記誤り訂正回路を直列に接続してなるブロックが複数段直列に接続されていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記シフトレジスタは、前記半導体記憶素子から読み出される実効データを格納するデータレジスタと前記実効データの誤り訂正のための冗長データを格納するデータレジスタとの境目の部分に設けられたセレクタ回路を備え、このセレクタ回路により前記実効データのみを選択的に外部に出力可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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