JP2001344641A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001344641A JP2000161673A JP2000161673A JP2001344641A JP 2001344641 A JP2001344641 A JP 2001344641A JP 2000161673 A JP2000161673 A JP 2000161673A JP 2000161673 A JP2000161673 A JP 2000161673A JP 2001344641 A JP2001344641 A JP 2001344641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前扉を開放するその都度、振動センサの良否
を判別できる自動販売機を提供する。 【解決手段】 販売機構9は、振動センサ214の故障
を検出するための故障検出機構215を有する。故障検
出機構215は、シュート203に振動伝達するための
回動体216と、当該回動体216をシュート203自
体に回動自在に軸支するための軸217と、を含む。回
動体216の一方側は、シュート203の固定位置に振
動伝達するための突起部218を有する。回動体216
の他方側は、回動体216自体が前扉101の開閉と連
動して回動するように、前扉101と関連付けされてい
る。また、開閉スイッチ219は、前扉101が開放さ
れたときにオンするものであり、このときのオン信号は
振動センサ214の故障検出を行うための割り込み要求
として販売制御部5に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶飲料、ペットボ
トル飲料等の商品を販売する自動販売機において、商品
搬出の有無を判別するのに好適な自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は自動販売機の前扉を閉じた状態を
示す正面図であり、例えば缶飲料を販売するものとす
る。図3において、前扉101は、自動販売機の左側面
端を支軸として開閉するものであり、コラム設定、缶飲
料補充等を行うときは開錠して開き、通常販売を行うと
きは施錠して閉じておくものである。パネル102は、
透明な樹脂板であり、内部に陳列されている複数種類の
缶飲料サンプル103を確認するためのものである。つ
まり、利用者は、パネル102を通して複数種類の缶飲
料サンプル103を見渡すことにより、購入したい缶飲
料を選択できる。硬貨投入口104は、利用者が硬貨を
投入する部分であり、投入硬貨は自動販売機内部のコイ
ンメカに供給される。紙幣挿入口105は、利用者が紙
幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自動販売機内部の
ビルバリに供給される。表示部106は、投入硬貨金
額、挿入紙幣金額等を表示するものである。商品選択釦
107は、販売可ランプおよび売り切れランプを内蔵
し、缶飲料サンプル103それぞれに対応してパネル1
02に設けられるものである。販売可ランプは、利用者
が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬貨投入または
紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラムに缶飲料が
収容されている場合のみ、この缶飲料に対応するものが
点灯する。売り切れランプは、自動販売機内部の所定コ
ラムが空になると、この缶飲料に対応するものが常時点
灯する。販売可ランプが点灯している商品選択釦107
を押下すると、この缶飲料サンプル103に対応する缶
飲料が商品取出口108まで搬出される。返却レバー1
09は、投入硬貨を返却口110から返却したり、投入
硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を差し引いた釣
銭を返却口110から返却したりするためのものであ
る。
【0003】図4は自動販売機の前扉を開いた状態を示
す正面図である。複数のコラム201は、缶飲料サンプ
ル103に対応する缶飲料が収容されるものである。複
数の商品払出部202は、複数のコラム201それぞれ
の下部に配設され、販売指示に従ってコラム201から
缶飲料を払い出したり、コラム201の品切れ状態を検
出したりするものである。シュート203は、複数の商
品払出部202から払い出された缶飲料を商品取出口1
08まで搬出させるものである。機械室204は、冷凍
サイクルを実行するための蒸発器、圧縮機、凝縮器、減
圧器、および加熱ヒータ等を内蔵するものである。
【0004】図5はコラムと商品払出部との関係を示す
側面図である。図5において、コラム201はサーペン
タイン形状となっており、複数の缶飲料(一点鎖線)が
収容される。商品払出部202は、缶飲料を通過させる
だけの間隙を持って対向する一対の板部材205、20
6とソレノイド207とを有する。一方の板部材205
には、支軸208を中心に回動するエジェクタ209
と、支軸210を中心に回動するエジェクタ211と、
支軸212を中心に一定角度だけ反時計方向にバネ付勢
される品切れ検出レバー213とが設けられている。エ
ジェクタ209、211は、ソレノイド207を通電す
ることによって回動するものである。
【0005】先ず、販売指示のないスタンバイ状態で
は、エジェクタ209、211は、ソレノイド207が
通電されないで、図5の位置に固定された状態となる。
即ち、エジェクタ209は板部材205から突出し、エ
ジェクタ211は板部材205の凹部内壁に退避する。
従って、最下部の缶飲料は、エジェクタ209と係合し
て商品払出部202から払い出されることのない状態に
保持される。このとき、品切れ検出レバー213は最下
部の缶飲料の1つ上の缶飲料に押圧されて板部材205
に退避するので、品切れ状態ではない。
【0006】次に、缶飲料の販売を行うとき、エジェク
タ209、211は、ソレノイド207が通電されるこ
とによって、図6の位置まで回動して一連の販売動作を
終了するまで固定された状態となる。即ち、エジェクタ
209は板部材205の凹部内壁に退避し、エジェクタ
211は板部材205から突出する。従って、最下部の
缶飲料は商品払出部202から払い出され、これに伴
い、最下部だった缶飲料の1つ上の缶飲料は、エジェク
タ211と係合して商品払出部202から払い出される
ことのない状態に保持される。一連の販売動作を終了す
ると、エジェクタ209、211は、ソレノイド207
が通電されなくなって、図5の状態に戻る。即ち、次に
最下部となる缶飲料は、エジェクタ211との係合を解
除され、エジェクタ209と係合して商品搬出部202
から払い出されることのない状態に保持される。
【0007】また、エジェクタ209、211が図5の
状態で、品切れ検出レバー213が図7の位置までバネ
付勢を受けて回動していると、接点スイッチ等(図示せ
ず)がオンして品切れを表す品切れ検出信号を発生す
る。
【0008】さて、自動販売機は、先に説明したよう
に、商品払出部202から缶飲料を払い出し、この缶飲
料をシュート203上を摺動させて商品取出口108ま
で搬出させるものである。しかし、商品払出部202が
故障したりすると、購入者が硬貨を投入して商品選択釦
107を押下しても、缶飲料が払い出されない不具合を
生じることになる。そこで、従来は、シュート203の
裏面中央部に圧電セラミック振動子等の振動センサ21
4を固着し、この振動センサ214を用いて、商品払出
部202が缶飲料の払い出し動作を行った時点から一定
時間以内にシュート203が振動しなかったとき、缶飲
料を販売できなかったものと判別して、販売を中止した
りしている。振動センサ214は、シュート203に伝
達された振動の大きさを電圧に変換するものである。
尚、この技術は、例えば、特開平6−20142号に開
示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、振動センサ2
14は、経年劣化等の要因によって故障すると、シュー
ト203の振動の有無に関わらず0ボルトを常時出力し
てしまう。即ち、上記判別部分は、自動販売機が缶飲料
を正常販売できる状態であるにも関わらず、缶飲料を販
売できなくなったものと判別して、販売を中止させてし
まう。よって、ルートマンはこの自動販売機の設置場所
に出向き、この自動販売機の故障原因を解明するととも
に早急に修復する必要がある。
【0010】ルートマンが故障原因を解明する従来の手
順は以下の通りである。
【0011】先ず、一連の販売動作を実行して大体の故
障個所を突き止める。次に、振動センサ214が故障原
因の1つであると絞り込んだとき、シュート203を意
図的に振動させて振動センサ214の電圧出力を確認す
る。次に、振動センサ214の電圧出力が常時0ボルト
であるとき、振動センサ214が故障しているものと判
断し、新しい振動センサ214と交換する。
【0012】しかし、上記の手順では、ルートマンが専
門的知識を持たなければならないとともに多くの時間を
要してしまうので、自動販売機を早急に修復できず、利
用者からの信頼を損ねてしまう問題があった。
【0013】そこで、本発明は、前扉を開放するその都
度、振動センサの良否を判別できる自動販売機を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0015】請求項1は、商品が収納されるコラムと、
前記コラムの収納商品を払い出す商品払出部と、前記商
品払出部からの払出商品が落下衝突するとともにこのと
きの払出商品を商品取出口まで搬出させるシュートと、
前記払出商品が前記シュートに落下衝突した際の振動を
検出する振動センサと、前記振動センサの検知出力に基
づいて商品搬出の有無を判別する判別部と、を備えた自
動販売機において、自動販売機の前扉が開放されたと
き、これに連動して前記シュートに振動を与える故障検
出機構を備え、前記判別部は、前記前扉を開放してから
所定時間を経過するまでの間に、前記シュートの振動に
基づく前記振動センサの検知出力が得られないとき、前
記振動センサの故障を表す故障信号を出力するものであ
る。
【0016】請求項2は、請求項1に従属し、前記前扉
の開閉を検出する開閉スイッチを備え、前記判別部は、
前記前扉が開放されたときの前記開閉スイッチの検出出
力に基づいて、前記故障検出機構が前記シュートに振動
を与えたかどうかの判別を行うものである。
【0017】請求項3は、請求項1または2に従属し、
前記故障信号を基に前記振動センサの故障をアナウンス
する表示部を備えたものである。
【0018】請求項4は、請求項1乃至3の何れかに従
属し、前記故障検出機構は、前記シュートまたは前記シ
ュートの近傍に回動自在に軸支された回動体を含み、前
記回動体は、前記前扉の開放に連動して前記シュートに
衝突するものである。
【0019】請求項5は、請求項4に従属し、前記回動
体の端部は、前記シュートに衝突するための突起部を有
するものである。
【0020】従って、本発明によれば、前扉を開放する
その都度、振動センサの良否を判別できるので、商品補
充、コラム設定等を行う際に振動センサの良否判別を併
せて実行できる作用効果を奏する。また、表示部を使用
することによってルートマンは振動センサの故障を確実
に確認できる作用効果を奏する。更に、故障検出機構を
構成する回動体に突起部を設ければ、払出商品の振動を
シュートに確実に伝達できる作用効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の自動販売機を説
明するための機能ブロック図である。
【0022】図1において、主制御部1は、自動販売機
の制御を統括するものであり、ROM、CPU、RAM
等を内蔵している。詳しくは、ROMは、後述する複数
の従制御部を統括制御するためのプログラムデータが予
め格納されたものであり、CPUは、ROMから読み出
されたプログラムデータの解読結果に従って複数の従制
御部を統括制御するものであり、RAMは、CPUによ
る演算結果、複数の従制御部からの各種データ等の書き
込みまたは読み出しを行うものである。ハードウエア面
では、ROMは、データを製造工程で焼き付け固定する
マスクROM、データを紫外線消去することによりデー
タを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、また
はデータを電気消去することによりデータを繰り返し書
き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROM
を含む)等の不揮発性メモリである。CPUは、ROM
の実行アドレスを指定するプログラムカウンタ、ROM
からの読み出し内容を解読するインストラクションデコ
ーダ、論理演算を行う演算論理ユニット、演算データを
一時格納するアキュムレータ等を内蔵する。RAMは、
SRAM等の揮発性メモリである。硬貨処理制御部2、
紙幣処理制御部3、接客制御部4、販売制御部5は、複
数の従制御部に相当し、ハードウエア面において、主制
御部1と同様のROM、CPU、RAMを内蔵する。コ
インメカ6は、釣銭切れを検出する釣銭切れセンサを備
え、硬貨投入口104からの投入硬貨を受け取り、必要
に応じて釣銭を返却口110から返却するものである。
硬貨処理制御部2は、コインメカ6を制御し、投入硬貨
の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金庫への余
剰硬貨の収容、釣銭払い出し等を行わせるものである。
ビルバリ7は、コインメカ6と同様に、釣札切れを検出
する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口105からの挿
入紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口10
5から返却するものである。紙幣処理制御部3は、ビル
バリ7を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等の判別、金種
別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせるものである。
尚、硬貨処理制御部2および紙幣処理制御部3は、硬貨
投入および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実
行する。接客部8は、表示部106と、複数種類の缶飲
料サンプル103に対応して設けられた複数の商品選択
釦107と、販売中、販売中止、釣銭切れを表すランプ
と、を備えたものである。接客制御部4は、接客部8を
制御する。つまり、接客制御部4は、主制御部1からの
缶飲料販売に関する接客指示に従って、販売中、販売中
止、釣銭切れを表すランプを点灯させたり、販売飲料別
の販売可ランプまたは売り切れランプを点灯させたり、
更には、複数の商品選択釦107の何れが押下されたの
かを検出し、このときの検出信号を主制御部1に送信し
たりする。販売機構9は、利用者が希望する缶飲料を商
品取出口108まで搬出させるものである。販売制御部
5は、販売機構9を制御し、接客制御部4からの前記検
出信号に応答した主制御部1からの販売指示に従って、
利用者の希望商品を商品取出口108まで搬出させる。
【0023】ここで、販売機構9は、振動センサ214
の故障を検出するための故障検出機構215を有する。
故障検出機構215は、シュート203に振動伝達する
ための回動体216と、当該回動体216をシュート2
03の方側面に回動自在に軸支するための軸217と、
を含む。回動体216の一方側は、シュート203の固
定位置に振動伝達するための、シュート203上面に延
在する突起部218を有する。回動体216の他方側
は、回動体216自体が前扉101の開閉と連動して回
動するように、前扉101と関連付けされている。尚、
回動体216は、前扉101を開放したときにシュート
203に衝突する構造であれば如何なるものでもよい。
例えば、回動体216としては、突起部218がシュー
ト203と当接する方向にばね付勢され、前扉101が
閉じた状態のときのみシュート203から離間する方向
に係止されるものがよい。また、開閉スイッチ219
は、前扉101が開放されたときにオンするものであ
り、このときのオン信号は振動センサ214の故障検出
を行うための割り込み要求として販売制御部5に供給さ
れる。
【0024】図2は、振動センサの故障検出動作を説明
するためのフローチャートである。尚、図2は、販売制
御部5内部のROMのプログラムデータの解読結果に基
づく動作を説明するものである。
【0025】先ず、ルートマンが商品補充、コラム設定
等を行う際に自動販売機の前扉101を開放すると、開
閉スイッチ219が前扉101の接点から離れてオン
し、オン信号を発生する。販売制御部5は、開閉スイッ
チ219からのオン信号が供給されたかどうかを一定周
期毎に判別している(S1)。販売制御部5は、このオ
ン信号が供給されたものと判別すると(S1:YE
S)、前扉101の開放を表す信号を主制御部1に供給
する(S2)。主制御部1は、この信号に応答して振動
センサ214の故障検出を行うための割り込み要求を販
売制御部5に供給する。これによって、販売制御部5
は、振動センサ214の故障検出プログラムを実行開始
する(S3)。
【0026】ルートマンが前扉101を開放すると、回
動体216が前扉101の開放と連動して軸217を中
心に図1中反時計方向に回動し、回動体216の突起部
218がシュート203の固定位置に衝突する。このと
き、振動センサ214は、突起部218がシュート20
3に衝突した際の振動が伝達され、この振動の大きさを
電圧に変換して販売制御部5に供給する。販売制御部5
は、コンパレータ(図示せず)を内蔵しており、当該コ
ンパレータは、一方の端子に振動センサ214の電圧出
力が供給されるとともに他方の端子に基準電圧出力が供
給され、このときのバイナリ出力を販売制御部5内部の
CPUに供給する。詳細すると、回動体216の突起部
218が衝突したときのシュート203の振動に対応す
る電圧が基準電圧より大きくなるように、振動センサ2
14と販売制御部5との関係を定めており、突起部21
8が衝突したときのコンパレータの出力は論理値“1”
となり、突起部218が衝突しないときのコンパレータ
の出力は論理値“0”となるものとする。尚、突起部2
18の衝突力は缶飲料の落下力と同等であり、シュート
203は同様に振動するものとする。
【0027】販売制御部5は、振動センサ214の故障
検出プログラムの実行開始後、一定時間(例えば2秒)
を計時する(S4)。その後、販売制御部5は、一定時
間が経過したかどうかを判別する(S5)。例えば、販
売制御部5は、一定時間が経過していないものと判別す
ると(S5:NO)、シュート203が振動したかどう
かを判別する(S6)。販売制御部5は、コンパレータ
の出力が論理値“1”となって、シュート203が一定
時間以内に振動したものと判別すると(S6:YE
S)、振動センサ214が正常であることを表す信号を
主制御部1に供給する(S7)。一方、販売制御部5
は、シュート203が振動していないものと判別すると
ともに(S6:NO)、一定時間が経過したものと判別
すると(S5:YES)、振動センサ214が故障であ
ることを表す故障信号を主制御部1に供給する(S
8)。主制御部1は、この故障信号に応答して、振動セ
ンサ214の故障をアナウンスするための割り込み要求
を接客制御部4に供給する。これによって、「振動セン
サが故障しています」等の文言を表示部106にアナウ
ンスでき、ルートマンは振動センサ214の故障を確実
に検出することができる。
【0028】次に、通常の販売動作を説明する。
【0029】販売制御部5は、主制御部1から缶飲料販
売を指示する割り込み要求を受け取ると、ソレノイド2
07を通電し、エジェクタ209を板部材205の凹部
内壁に退避させるとともにエジェクタ211を突出させ
る。これより、最下部の缶飲料は商品払出部202から
払い出されて商品取出口108まで搬出される。このと
き、振動センサ214は、缶飲料がシュート203に衝
突した際の振動が伝達され、この振動を電圧に変換して
販売制御部5に供給する。販売制御部5内部のCPU
は、缶飲料を払い出す動作を行ったときのコンパレータ
の出力が論理値“1”であるかどうかを確認し、このと
きの確認内容を主制御部1に供給する。主制御部1は、
この確認内容を基に、複数の商品払出部202が正常に
機能しているかどうかを判別する。主制御部1は、例え
ば、缶飲料の払い出しを指示したにも関わらず、商品払
出部202から缶飲料が払い出されていないものと判別
したとき、正常に機能しない当該商品払出部202から
の払い出しを停止させるための信号を販売制御部5に供
給する。これより、販売制御部5は、主制御部1からの
停止指示に従って、正常に機能しない商品払出部202
のソレノイド207への通電を禁止して、缶飲料の払い
出しをできないようにする。ここで、主制御部1および
販売制御部5は、判別部に相当する。尚、自動販売機
は、ルートマンが正常に機能しない商品払出部202の
修理に当たるまで、正常に機能する商品払出部202の
みを用いて販売動作を継続できるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、商品補充、コラム設定
等を行う際に、前扉を開放するその都度、振動センサの
良否判別を併せて実行できるので、修理効率が向上して
利用者の信頼を損なわなくなる。また、表示部を使用す
ることによってルートマンは振動センサの故障を確実に
確認することができる。更に、故障検出機構を構成する
回動体に突起部を設ければ、払出商品の振動をシュート
に確実に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機を説明するための機能ブロ
ック図である。
【図2】振動センサの故障検出動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】自動販売機の前扉を閉じた状態を示す正面図で
ある。
【図4】自動販売機の前扉を開いた状態を示す正面図で
ある。
【図5】コラムと商品搬出部との関係を示す側面図であ
る。
【図6】商品搬出部の払い出し状態を示す側面図であ
る。
【図7】商品搬出部の品切れ状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 主制御部 5 販売制御部 202 商品払出部 203 シュート 214 振動センサ 216 回動体 217 軸 218 突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品が収納されるコラムと、前記コラム
    の収納商品を払い出す商品払出部と、前記商品払出部か
    らの払出商品が落下衝突するとともにこのときの払出商
    品を商品取出口まで搬出させるシュートと、前記払出商
    品が前記シュートに落下衝突した際の振動を検出する振
    動センサと、前記振動センサの検知出力に基づいて商品
    搬出の有無を判別する判別部と、を備えた自動販売機に
    おいて、 自動販売機の前扉が開放されたとき、これに連動して前
    記シュートに振動を与える故障検出機構を備え、 前記判別部は、前記前扉を開放してから所定時間を経過
    するまでの間に、前記シュートの振動に基づく前記振動
    センサの検知出力が得られないとき、前記振動センサの
    故障を表す故障信号を出力することを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 前記前扉の開閉を検出する開閉スイッチ
    を備え、 前記判別部は、前記前扉が開放されたときの前記開閉ス
    イッチの検出出力に基づいて、前記故障検出機構が前記
    シュートに振動を与えたかどうかの判別を行うことを特
    徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記故障信号を基に前記振動センサの故
    障をアナウンスする表示部を備えたことを特徴とする請
    求項1または2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記故障検出機構は、前記シュートまた
    は前記シュートの近傍に回動自在に軸支された回動体を
    含み、前記回動体は、前記前扉の開放に連動して前記シ
    ュートに衝突することを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記回動体の端部は、前記シュートに衝
    突するための突起部を有することを特徴とする請求項4
    記載の自動販売機。
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