JPH0981860A - 会計装置 - Google Patents

会計装置

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JPH0981860A
JPH0981860A JP23690395A JP23690395A JPH0981860A JP H0981860 A JPH0981860 A JP H0981860A JP 23690395 A JP23690395 A JP 23690395A JP 23690395 A JP23690395 A JP 23690395A JP H0981860 A JPH0981860 A JP H0981860A
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JP
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drawer
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cash register
electronic cash
automatic change
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JP23690395A
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English (en)
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Shinji Hasegawa
慎二 長谷川
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動釣銭払出し機が動作不能に陥っても、釣
銭払出し時には自動釣銭払出し機側に設けたドロワを電
子式キャッシュレジスタ側から開放可能にして、会計業
務に及ぼす影響を小さくする。 【解決手段】 電子式キャッシュレジスタは、釣銭払出
し時に自動釣銭払出し機の払出しが可能か否かを判別す
る。そして、釣銭の払出しが可能なときには、釣銭の払
出し命令とドロワのオープン命令の送信を制御する。一
方、釣銭の払出しが不能なときには自動釣銭払出し機に
対してドロワ開放機構の駆動信号を出力する。自動釣銭
払出し機は、電子式キャッシュレジスタから入力する駆
動信号によりドロワの開放機構を駆動させるドロワ駆動
回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式キャッシュ
レジスタに自動釣銭払出し機を電気的に接続してなる会
計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式キャッシュレジスタにRS232
C等の通信インタフェースを介して電気的に接続され、
電子式キャッシュレジスタから釣銭の払出し命令を受け
ると、その釣銭に相当する硬貨を自動的に払出す自動釣
銭払出し機は、既に実用化されている。この自動釣銭払
出し機を用いることにより、商店ではキャッシャが電子
式キャッシュレジスタのドロワから釣銭硬貨を揃える作
業が不要となるので、会計業務の負担を軽減でき、チェ
ックアウトまでの時間を短縮できる効果を奏する。
【0003】しかし、従来の自動釣銭払出し機は、紙幣
を収容するためのドロワが設けられていなかった。この
ため、紙幣は従来通りに電子式キャッシュレジスタのド
ロワに収容し、釣銭に紙幣と硬貨が含まれる場合は、キ
ャッシャは電子式キャッシュレジスタのドロワから必要
な紙幣を揃え、自動釣銭払出し機の釣銭払出し口に払出
された硬貨と合わせて客に渡さなければならず、作業性
が悪かった。
【0004】そこで本出願人は、ドロワを一体的に備
え、電子式キャッシュレジスタからのドロワオープン命
令に応じて上記ドロワを自動開放させるようにした自動
釣銭払出し機を提案済みである。(特願平6−6329
4号参照) この提案の自動釣銭払出し機を用いることにより、釣銭
に紙幣と硬貨が含まれる場合には、自動釣銭払出し機の
ドロワから必要な紙幣を揃え、同じく自動釣銭払出し機
の釣銭払出し口に払出された硬貨と合わせて客に渡せば
よいので、作業性が良い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動釣
銭払出し機の電源異常や硬貨詰まり等に起因する機械的
なロック機構が働いて、自動釣銭払出し機が動作不能に
陥った場合には、電子式キャッシュレジスタからドロワ
オープン命令が発信されてもドロワは開かなかった。こ
のため、ドロワを排除した簡易型の電子式キャッシュレ
ジスタを使用した場合には、釣銭の払出しが行えないば
かりか手作業による貨幣の受渡しも行えなくなり、自動
釣銭払出し機を修理するまで会計業務が滞る問題があっ
た。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、自動釣銭払出し機
の電源異常や硬貨詰まり等に起因する機械的なロック機
構が働いて自動釣銭払出し機が動作不能に陥っても、釣
銭払出し時には自動釣銭払出し機側に設けられたドロワ
を開放でき、会計業務に及ぼす影響を極力なくすことが
できる会計装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力部を介し
て入力される販売商品の販売データ及びその販売商品の
代金支払データに基づいて各商品の売上データを記憶部
に登録処理し釣銭を演算する電子式キャッシュレジスタ
に、貨幣を種別に収容する貨幣収容部と開放機構の駆動
により自動開放するドロワとを設けた自動釣銭払出し機
を電気的に接続し、電子式キャッシュレジスタは、釣銭
を算出する毎にその釣銭の払出し命令とドロワのオープ
ン命令とを自動釣銭払出し機に送信し、自動釣銭払出し
機は、電子式キャッシュレジスタから釣銭の払出し命令
を受信すると貨幣収容部に収容した貨幣で該当する釣銭
の払出しを行い、ドロワのオープン命令を受信すると自
己の電源を用いてドロワの開放機構を駆動する会計装置
において、釣銭払出し時に自動釣銭払出し機の払出し動
作が不能であるとき、電子式キャッシュレジスタの電源
を用いてドロワの開放機構を駆動するようにしたもので
ある。
【0008】その一手段としては、電子式キャッシュレ
ジスタに、釣銭払出し時に自動釣銭払出し機の払出しが
可能か否かを状態を判別する状態判別手段と、この状態
判別手段により自動釣銭払出し機が釣銭の払出し可能で
あることを確認すると、釣銭の払出し命令とドロワのオ
ープン命令の送信を制御する命令送信制御手段と、状態
判別手段により自動釣銭払出し機が釣銭の払出し不能で
あることを確認すると、自動釣銭払出し機に対してドロ
ワの開放機構の駆動信号を出力する駆動信号出力手段と
を設け、自動釣銭払出し機に、電子式キャッシュレジス
タから入力する駆動信号によりドロワの開放機構を駆動
させるドロワ駆動回路を設けたものである。また、電子
式キャッシュレジスタに、命令送信制御手段によりドロ
ワのオープン命令を送信した後、ドロワが開放したか否
かを監視するドロワ監視手段と、このドロワ監視手段に
よりドロワが開放しなかったことを検知すると、自動釣
銭払出し機に対してドロワの開放機構の駆動信号を出力
する第2の駆動信号出力手段とを付加したものである。
【0009】このような手段を講じたことにより、釣銭
払出し時に自動釣銭払出し機の払出し動作が不能である
と、電子式キャッシュレジスタから自動釣銭払出し機に
対してドロワ開放機構の駆動信号が出力され、この駆動
信号によりドロワの開放機構が駆動して、ドロワが開放
する。また、電子式キャッシュレジスタから自動釣銭払
出し機に対してドロワのオープン命令を送信したにも関
わらずドロワが開放されなかった場合にも、電子式キャ
ッシュレジスタから自動釣銭払出し機に対してドロワの
開放機構の駆動信号が出力され、この駆動信号によりド
ロワの開放機構が駆動して、ドロワが開放する。
【0010】なお、駆動信号出力手段は、電源負荷の小
さいタイミングでドロワの開放機構の駆動信号を出力す
ることが望ましい。こうすることにより、自動釣銭払出
し機のドロワを電子式キャッシュレジスタの電源を用い
て開放する場合でも、電子式キャッシュレジスタの電源
負荷が高負荷になってダウンするのを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1はこの実施形態の全体図であっ
て、会計装置は、ドロワを持たない簡易型の電子式キャ
ッシュレジスタ1と、紙幣及び硬貨を収納可能なドロワ
2を一体的に備えた自動釣銭払出し機3とを、通信イン
タフェース用ケーブル4で電気的に接続する構成となっ
ている。また、電源ラインを含む専用のドロワ接続ケー
ブル5で、前記電子式キャッシュレジスタ1と自動釣銭
払出し機3とを接続するものとなっている。前記電子式
キャッシュレジスタ1と自動釣銭払出し機3は、それぞ
れ電源装置6,7を搭載しており、電源コード8,9を
商用交流電源に接続して使用する。
【0012】前記電子式キャッシュレジスタ1は、置数
キーk1,プリセットPLU(プライス・ルック・アッ
プ)キーk2,小計キーk3,預/現計キーk4等の商
品登録用キーが配設されたキーボード11、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択的に切換えるモードスイッチ12、オペレータ用の表
示器13、客用の表示器14、レシート用紙及びジャー
ナル用紙にデータを印字し、レシートをレシート発行口
15から発行するプリンタ16等を備えている。
【0013】前記自動釣銭払出し機3は、硬貨を投入す
る硬貨投入口31、この硬貨投入口31から投入された
硬貨を金種別に収容する貨幣収納部32、この貨幣収納
部32から投出された釣銭硬貨を払出す硬貨払出口3
3、釣銭硬貨の金額を表示する表示器34、リセットキ
ー等が配設されたキーボード35等を備えている。
【0014】図2は前記自動釣銭払出し機3の内部構造
を示す一部切欠平面図である。図示するように、この自
動釣銭払出し機3は、箱型形状の本体ケース36を有し
ている。そして、この本体ケース36の前端にフロント
カバー37を取付け、このフロントカバー37の上面右
側に前記硬貨投入口31を形成し、上面左側に前記硬貨
払出口33を形成している。また、フロントカバー37
の正面略中央にて前記ドロワ2が開閉するようになって
いる。
【0015】前記自動釣銭払出し機3は、前記本体ケー
ス36内の左側に前記貨幣収納部32を設け、中央前側
に前記ドロワ2を設け、中央後側に前記電源装置7を設
けている。
【0016】前記貨幣収納部32は、各種の硬貨Cを金
種別に硬貨どうしの面を重ね合わせて横一列に収納する
もので、この貨幣収納部32の前端部に硬貨収納投出機
構(不図示)を設けている。この硬貨収納投出機構は、
後述する硬貨搬送機構40により一層一列に規制された
状態で搬送され硬貨選別孔39を落下した投入硬貨を、
対応する収納部内の硬貨列の先頭硬貨と面を重ね合わせ
ることによって収納動作する。また、金種別に収納硬貨
を先頭硬貨から順に1枚ずつ下方へ投出動作する。そし
て、前記硬貨収納投出機構により投出された硬貨を前記
硬貨払出口33へ導くものとなっている。
【0017】前記自動釣銭払出し機3は、前記硬貨投入
口31に投入された硬貨を一層一列に規制して前記硬貨
収納投出機構の上方位置まで搬送する硬貨搬送機構40
を設けている。この硬貨搬送機構40は、前記硬貨投入
口31に投入された硬貨をフロントカバー37の後方上
部に一層一列状態に規制して搬送する投入ベルト41
と、この投入ベルト41により一層一列に規制された硬
貨を前記硬貨収納投出機構の上方位置まで案内するガイ
ド板42と、このガイド板42の上面に硬貨を押しつけ
ながら搬送する搬送ベルト43とからなる。そして、前
記ガイド板42の左側端部における前記硬貨収納投出機
構の上方位置に、各種硬貨の外径にそれぞれ一致した複
数の前記硬貨選別孔39を穿設している。
【0018】各硬貨選別孔39は、前記ガイド板42の
左側端部から径の大きい順に穿設している。また、最小
径の硬貨に対応する硬貨選別孔よりもさらに右側にこの
最小径の硬貨よりも小さい異物を落下させるための孔4
4を穿設している。そして、この孔44を落下した異物
を前記ドロワ2内に収容するようになっている。
【0019】前記自動釣銭払出し機3は、前記ドロワ2
を自動開放させるドロワ開放機構45を有している。こ
のドロワ開放機構45は、前記ドロワ2を前方へ付勢す
る付勢手段、前記ドロワ2を閉状態でロックするロック
手段及びロックを解除するソレノイドSL(図4参照)
を有している。すなわちドロワ開放機構45は、ソレノ
イドの通電によりロック手段によるロック状態を解除す
る。これにより、閉状態のドロワ2は付勢手段により付
勢されて一対のガイドレール46a,46bに沿って前
方へ移動し、開状態となる。また、開状態のドロワ2が
押し戻されると、ドロワ開放機構45はドロワ2をロッ
ク手段によりロックする。これにより、ドロワ2は閉状
態となる。前記自動釣銭払出し機3は、前記ドロワ2の
閉状態と開状態を例えば光学的に検出するドロワ開閉セ
ンサ47を設けている。
【0020】前記自動釣銭払出し機3は、本体ケース3
6の裏面に前記通信インタフェース用ケーブル4のコネ
クタ48と、前記ドロワ接続ケーブル5のコネクタ49
とを設け、各コネクタ48,49を、本体ケース36内
の前記ドロワ2の上方位置に設けられた制御ボード50
に接続している。
【0021】制御ボード50は当該自動釣銭払出し機3
の制御回路を構成するもので、この制御ボード50上に
は、図3に示すように、制御部本体を構成するCPU
(中央処理装置)51、このCPU51が実行するプロ
グラム等を予め格納したROM(リード・オンリ・メモ
リ)52、前記貨幣収納部32に収納されている硬貨の
収納枚数を金種別に記憶するテーブル等を形成したRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)53、前記通信コネ
クタ48に接続される通信インタフェース用ケーブル4
を介して行われるデータの送受信を制御する通信インタ
フェース54及びI/Oポート55を設け、前記CPU
51と、ROM52,RAM53,通信インタフェース
54及びI/Oポート55との間をシステムバス56で
接続している。
【0022】また、前記投入ベルト41を回転させる投
入モータM1の駆動回路57、前記搬送ベルト43を回
転させる搬送モータM2の駆動回路58、前記硬貨収納
投出機構を動作させる収納投出モータM3の駆動回路5
9、前記ドロワ開放機構45のソレノイドSLを通電す
るドロワ駆動回路60等を前記制御ボード50に設け、
各回路57,58,59,60を前記I/Oポート55
にそれぞれ接続している。そして、前記ケーブルコネク
タ49とドロワ開閉センサ47を、前記ドロワ駆動回路
60に接続している。なお、制御ボード50上の各素子
には前記電源装置7から駆動電源を供給するようになっ
ている。
【0023】図4は前記ドロワ駆動回路60の詳細図で
ある。このドロワ駆動回路60は、電源用ピンVM1,
ソレノイド駆動信号用ピンMG1,スイッチ信号用ピン
SW1及びグランド用ピンGNDを有する第1の信号入
出力部61と、同じく電源用ピンVM2,ソレノイド駆
動信号用ピンMG2,スイッチ信号用ピンSW2及びグ
ランド用ピンGNDを有する第2の信号入出力部62
と、ソレノイド駆動信号用ピンMG,グランドピン用G
ND及びスイッチ信号用ピンSWを有する第3の信号入
出力部63とを有する。
【0024】そして、第1の信号入出力部61の各ピン
に前記ドロワ接続ケーブル5のコネクタ49の対応する
ピンを接続し、第2の信号入出力部62の各ピンに前記
I/Oポート55の対応するピンを接続している。ま
た、第3の信号入出力部63のソレノイド駆動信号用ピ
ンMGに前記ドロワ開放機構45のソレノイドSLを接
続し、スイッチ信号用ピンSWに前記ドロワ開閉センサ
47を接続している。
【0025】回路構成としては、第1の信号入出力部6
1の電源用ピンVM1を第1のPNP型トランジスタQ
1のエミッタに接続するとともに、抵抗R2を介して同
トランジスタQ1のベースに接続している。また、ソレ
ノイド駆動信号用ピンMG1を同トランジスタQ1のベ
ースに抵抗R1を介して接続している。さらに、スイッ
チ信号用ピンSW1を第1のダイオードD1のアノード
に接続するとともに、抵抗R3を介して+5Vの直流電
源端子に接続している。
【0026】前記第1のPNP型トランジスタQ1のコ
レクタを第2のダイオードD2のアノードに接続してい
る。そして、この第2のダイオードD2のカソードをヒ
ューズFUSEを介して前記第3の信号入出力部63の
ソレノイド駆動信号用ピンMGに接続している。また、
前記第1のダイオードD2のカソードを前記第3の信号
入出力部63のスイッチ信号用ピンSWに接続してい
る。
【0027】第2の信号入出力部62の電源用ピンVM
2を第2のPNP型トランジスタQ2のエミッタに接続
するとともに、抵抗R5を介して同トランジスタQ2の
ベースに接続している。また、ソレノイド駆動信号用ピ
ンMG2を同トランジスタQ2のベースに抵抗R4を介
して接続している。さらに、スイッチ信号用ピンSW2
を第3のダイオードD3のアノードに接続するととも
に、抵抗R6を介して+5Vの直流電源端子に接続して
いる。
【0028】前記第2のPNP型トランジスタQ2のコ
レクタを第4のダイオードD4のアノードに接続してい
る。そして、この第4のダイオードD4のカソードを前
記ヒューズFUSEを介して前記第3の信号入出力部6
3のソレノイド駆動信号用ピンMGに接続している。ま
た、前記第3のダイオードD3のカソードを前記第3の
信号入出力部63のスイッチ信号用ピンSWに接続して
いる。前記第3の信号入出力部63のソレノイド駆動信
号用ピンMGを第5のダイオードD5のカソードに接続
し、この第5のダイオードD5のアノードを接地してい
る。
【0029】このような回路構成においては、第1の信
号入出力部61のソレノイド駆動信号用ピンMG1に図
4中Aの負パルス信号(v1は電源ピンVM1に印加さ
れる信号の電圧レベル)が入力されると、第1のPNP
型トランジスタQ1がオンし、電源ピンVM1に印加さ
れる信号が第2のダイオードD2及びヒューズFUSE
を通って第3の信号入出力部63のソレノイド駆動信号
用ピンMGに図4中Bの正パルス信号(vは電源ピンV
M1に印加される電圧信号のレベル)として入力され
る。これにより、ソレノイドSLが通電されてドロワ2
が開放する。
【0030】また、第2の信号入出力部62のソレノイ
ド駆動信号用ピンMG2に図4中Cの負パルス信号(v
2は電源ピンVM2に印加される電圧信号のレベル)が
入力されると、第2のPNP型トランジスタQ2がオン
し、電源ピンVM2に印加される電圧信号が第4のダイ
オードD4及びヒューズFUSEを通って第3の信号入
出力部63のソレノイド駆動信号用ピンMGに第4図中
Bの正パルス信号(vは電源ピンVM2に印加される電
圧信号のレベル)として入力される。これにより、やは
りソレノイドSLが通電されてドロワ2が開放する。こ
こに、上記信号A及び信号Cはドロワ2の開放機構45
の駆動信号である。
【0031】一方、第3の信号入出力部63のスイッチ
信号用ピンSWに入力されるドロワ開閉センサ47から
の信号は、図4中Dに示すように、前記ドロワ2が閉状
態にあるときローレベル“L”であり、開状態にあると
きハイレベル“H”である。そして、このスイッチ信号
用ピンSWにローレベル“L”信号が入力されていると
きには、第1及び第2の信号入出力部61,62の各ス
イッチ信号用ピンSW1,SW2の信号レベルもローレ
ベル“L”となり、ハイレベル“H”信号が入力されて
いるときには各スイッチ信号用ピンSW1,SW2の信
号レベルもハイレベル“H”となる。
【0032】ここに、第1のPNP型トランジスタQ1
と抵抗R1,R2からなる回路64と、第2のPNP型
トランジスタQ2と抵抗R3,R4からなる回路65
は、いずれもソレノイドSLの駆動回路であり、第2の
ダイオードD2と第4のダイオードD4とにより各ソレ
ノイド駆動回路64,65の出力がショートしないよう
になっている。なお、第1のダイオードD1及び第3の
ダイオードD3は電流の回り込み防止用であり、第5の
ダイオードD5はソレノイドSLの逆起電圧防止用であ
り、ヒューズFUSEは過電流防止用である。
【0033】図5は前記電子式キャッシュレジスタ1の
制御回路構成を示すブロック図である。電子式キャッシ
ュレジスタ1に内蔵される制御ボード70上には、制御
部本体を構成するCPU71、このCPU71が実行す
るプログラム等を予め格納したROM72、各商品の売
上データを登録するための記憶部等を形成したRAM7
3、通信コネクタ74に接続される通信インタフェース
用ケーブル4を介して行われるデータの送受信を制御す
る通信インタフェース75及びI/Oポート76を設
け、前記CPU71と、ROM72,RAM73,通信
インタフェース75及びI/Oポート76との間をシス
テムバス77で接続している。
【0034】前記I/Oポート76には、前記モードス
イッチ12と、前記ドロワ接続ケーブル5のケーブルコ
ネクタ78とを接続している。また、前記キーボード1
1からのキー信号を取込むキーボード入力回路79、前
記各表示器13,14のデータ表示を制御する表示制御
回路80、前記プリンタ16を駆動して印字データを印
字させるプリンタ駆動回路81等を前記制御ボード70
に設け、各回路79,80,81を前記I/Oポート7
6にそれぞれ接続している。なお、制御ボード70上の
各素子には前記電源装置6から駆動電源を供給するよう
になっている。
【0035】しかして、前記電子式キャッシュレジスタ
1のCPU71は、「登録」モードにおいて、プリセッ
トPLUキーk2等のキー入力により販売商品の販売デ
ータが入力され、続いて預/現計キーk4によりその販
売商品の代金支払データが入力されると、この商品の合
計金額と代金支払金額との差額を釣銭として演算する。
そして、釣銭が確定すると、表示器13,14に釣銭額
を表示させるとともに、図6の流れ図に示す釣銭払出し
業務を実行する。
【0036】すなわち、CPU71は、先ず、ST(ス
テップ)1として通信インタフェース75を制御し、通
信コネクタ74に接続された通信インタフェース用ケー
ブル4を通じて自動釣銭払出し機3に釣銭の払出要求の
コマンド信号を送信する。そして、自動釣銭払出し機3
からの応答を待つ(状態判別手段)。
【0037】ここで、ST2として通信インタフェース
用ケーブル4を通じて自動釣銭払出し機3から正常応答
信号を受信すると、ST3として確定した釣銭額のうち
硬貨相当分の釣銭データを含む釣銭払出し命令のコマン
ド信号を前記通信インタフェース用ケーブル4を通じて
自動釣銭払出し機3に送信する。続いて、ST4として
ドロワオープン命令のコマンド信号を前記通信インタフ
ェース用ケーブル4を通じて自動釣銭払出し機3に送信
する(命令送信制御手段)。
【0038】しかる後、ST5としてケーブルコネクタ
78に接続されたドロワ接続ケーブル5を通じてI/O
ポート76に入力されるスイッチ信号を監視する(ドロ
ワ監視手段)。そして、所定時間内にスイッチ信号がロ
ーレベル“L”からハイレベル“H”に切替わったこと
を確認すると、ドロワ2が正常に開放したと判断し、S
T6として上記スイッチ信号の監視を継続する。そし
て、所定時間内にハイレベル“H”からローレベル
“L”に切替わったことを確認すると、ドロワ2が閉じ
られたと判断し、この釣銭払出し業務を終了する。
【0039】これに対し、ST5にてスイッチ信号が所
定時間内にローレベル“L”からハイレベル“H”に切
替わったことを確認できなかった場合には、ドロワオー
プン命令のコマンド信号ではドロワ2が開放しなかった
ので、ST7としてプリンタ16が印字中か否かを判断
する。そして、印字中の場合には電源負荷が大きいの
で、印字を終了し電源負荷が小さくなるまで待機する。
【0040】ST7にて印字中でないと判断すると、S
T8としてI/Oポート70を介し、ケーブルコネクタ
78に接続されたドロワ接続ケーブル5を通じて自動釣
銭払出し機3にソレノイド駆動信号(負パルス信号)を
送信する(第2の駆動信号出力手段)。
【0041】これにより、前述したようにドロワ駆動回
路60のソレノイド駆動回路64がオン動作してソレノ
イドSLを通電し、ドロワ2を開放するので、ST9と
してケーブルコネクタ78に接続されたドロワ接続ケー
ブル5を通じてI/Oポート76に入力されるスイッチ
信号を監視する。そして、所定時間内にスイッチ信号が
ローレベル“L”からハイレベル“H”に切替わったこ
とを確認すると、ドロワ2が正常に開放したと判断し、
ST6に進む。そして、所定時間内にスイッチ信号がハ
イレベル“H”からローレベル“L”に切替わったこと
を確認すると、ドロワ2が閉じられたと判断し、この釣
銭払出し業務を終了する。
【0042】また、ST1での釣銭払出し要求のコマン
ド信号送信に対し、ST10として自動釣銭払出し機3
から異常応答信号を受信した場合には、自動釣銭払出し
機3に硬貨詰まり等の異常が発生し、電源は正常である
が釣銭硬貨の払出し動作が不能であるので、ST4に進
み、ドロワオープン命令のコマンド信号を前記通信イン
タフェース用ケーブル4を通じて自動釣銭払出し機3に
送信する。以後、前述したST5〜ST9の処理を実行
する。
【0043】また、ST1での釣銭払出し要求のコマン
ド信号送信に対し、自動釣銭払出し機3からの応答がな
かった場合には、自動釣銭払出し機3の電源がオフで動
作を停止しているので、ST7に進み、プリンタ16が
非印字中のタイミングで、ST8としてケーブルコネク
タ78に接続されたドロワ接続ケーブル5を通じて自動
釣銭払出し機3にソレノイド駆動信号(負パルス信号)
を送信する(駆動信号出力手段)。以後、前述したST
9,ST6の処理を実行する。
【0044】なお、ST1での釣銭払出し要求のコマン
ド信号送信に対し、ST11として自動釣銭払出し機3
からエラー応答を受信した場合には、ドロワ2が開けっ
放しの異常状態なので、オペレータ用の表示器13に、
自動釣銭払出し機3のドロワ異常を知らせるエラー表示
を行う等のエラー処理を行って、この釣銭払出し業務を
終了する。また、ST9にて所定時間内にドロワ2の開
放が確認できなかった場合、及びST6にて所定時間内
にドロワ2の閉塞が確認できなかった場合も、上述した
エラー処理を行って、この釣銭払出し業務を終了する。
なお、ST5及びST9の待機時間は、コマンド信号ま
たはソレノイド駆動信号を送信してからドロワ2が開放
されるまでに要する時間なので、例えば1秒程度に設定
する。これに対し、ST6の待機時間は、オペレータが
現金の出入れを行って閉じるまでに要する最大時間なの
で、例えば1分程度に設定する。
【0045】一方、前記自動釣銭払出し機3のCPU5
1は、前記電子式キャッシュレジスタ1から釣銭払出要
求のコマンド信号を受信すると、図7の流れ図に示す応
答業務を実行するようにプログラム構成されている。す
なわち、ST21として前記通信インタフェース54を
介して釣銭払出要求のコマンド信号を受信したことを確
認すると、ST22として釣銭硬貨の払出し動作が正常
か否かを判断する。そして、例えば硬貨収納投出機構や
硬貨搬送機構40にて硬貨詰まりが発生して機械的なロ
ック機構が働いている場合には、払出し不能と判定し
て、通信インタフェース54を制御し、通信コネクタ4
8に接続された通信インタフェース用ケーブル4を通じ
て電子式キャッシュレジスタ1に異常応答信号を送信す
る。
【0046】これに対し、ST22にて釣銭硬貨の払出
しが可能な場合には、ST23としてドロワ駆動回路6
0を介してI/Oポート55に入力されるスイッチ信号
を調べる。そして、このスイッチ信号がハイレベル
“H”の場合には、ドロワ2が開放されたままのエラー
状態であると判定して、通信インタフェース54を制御
し、通信コネクタ48に接続された通信インタフェース
用ケーブル4を通じて電子式キャッシュレジスタ1にエ
ラー応答信号を送信する。
【0047】これに対し、ST23にてスイッチ信号が
ローレベル“L”の場合には、ドロワ2が閉じているの
で、通信インタフェース54を制御し、通信コネクタ4
8に接続された通信インタフェース用ケーブル4を通じ
て電子式キャッシュレジスタ1に正常応答信号を送信す
る。
【0048】また、前記自動釣銭払出し機3のCPU5
1は、通信インタフェース54を介して前記電子式キャ
ッシュレジスタ1から釣銭払出し命令のコマンド信号を
受信すると、I/Oポート55を介してモータ駆動回路
59に駆動信号を送出して収納投出モータM3を動作さ
せ、貨幣収納部32に収納されている釣銭硬貨の払出し
を制御する。
【0049】また、通信インタフェース54を介して前
記自動釣銭払出し機3のCPU51は、前記電子式キャ
ッシュレジスタ1からドロワオープン命令のコマンド信
号を受信すると、I/Oポート55を介してドロワ駆動
回路60にソレノイド駆動信号(負パルス信号)を送信
する。これにより、前述したようにドロワ駆動回路60
のソレノイド駆動回路65がオン動作してソレノイドS
Lを通電し、ドロワ2を開放する。
【0050】このような構成の会計装置においては、自
動釣銭払出し機3が正常な場合には、従来と同様に、電
子式キャッシュレジスタ1からの釣銭払出し命令により
釣銭硬貨の払出しが行われるとともに、ドロワオープン
命令により自動釣銭払出し機3の電源を用いてドロワ2
のソレノイドSLが通電されて、ドロワ2が開放する。
【0051】そこで、キャッシャは釣銭として紙幣が必
要な場合には、ドロワ2から必要な紙幣を揃え、硬貨払
出し口33に払い出された釣銭硬貨とともに客に渡す。
また、客から預かった支払い代金のうち、硬貨は硬貨投
入口31に投入し、紙幣はドロワ2内に収納してドロワ
2を閉じる。したがって、キャッシャは自動釣銭払出し
機3のみを用いて客との金銭受渡しを行えばよいので、
作業性がよい。
【0052】これに対し、例えば自動釣銭払出し機3に
硬貨詰まりが発生して釣銭の払出しが不能な場合には、
電子式キャッシュレジスタ1から釣銭払出し命令があっ
ても釣銭硬貨の払出しは行われない。このとき、電子式
キャッシュレジスタ1からはドロワのオープン命令のみ
が送信される。これにより、自動釣銭払出し機3の電源
を用いてドロワ2のソレノイドSLが通電されて、ドロ
ワ2が開放する。
【0053】そこで、キャッシャはドロワ2内に収容さ
れている現金で釣銭として必要な金額を揃え客に渡す。
また、客から預かった支払い代金をドロワ2内に収納し
てドロワ2を閉じる。したがって、機械的なロック機構
が働いて釣銭硬貨の払出しが不能なときにも、自動釣銭
払出し機3のドロワ2は当該自動釣銭払出し機3の電源
を用いて開放されるので、会計業務を継続できる。
【0054】また、電源がオフ状態であったり、電源装
置7の故障等によって自動釣銭払出し機3が動作を停止
している場合には、電子式キャッシュレジスタ1からド
ロワオープン命令があってもドロワ2は開放しない。こ
のとき、電子式キャッシュレジスタ1からはドロワ接続
ケーブル5を介してソレノイド駆動信号が自動釣銭払出
し機3に送信される。これにより、電子式キャッシュレ
ジスタ1の電源を用いてソレノイドSLが通電され、ド
ロワ2が開放する。したがって、自動釣銭払出し機3が
動作を停止しているときにおいても、自動釣銭払出し機
3のドロワ2は電子式キャッシュレジスタ1の電源を用
いて開放されるので、やはり会計業務を継続できる。
【0055】このように本実施形態の会計装置によれ
ば、釣銭払出し時に自動釣銭払出し機3の払出し動作が
不能であるとき、電子式キャッシュレジスタ1の電源を
用いてソレノイドSLを通電し、ドロワ2を開放させる
ようにしたので、自動釣銭払出し機3が異常であっても
会計業務を手作業で継続することができ、会計業務に及
ぼす影響を極力小さくすることができる。
【0056】また、本実施形態の会計装置においては、
電子式キャッシュレジスタ1の電源を用いてソレノイド
SLを通電する場合に、電子式キャッシュレジスタ1の
プリンタ16が印字中でないときに通電するようにして
いる。したがって、電源負荷の小さいときにソレノイド
SLを通電するようにしているので、ソレノイドSLの
通電による電源負荷の上昇により電子式キャッシュレジ
スタ1の電源がダウンしてしまうことはなく、安定した
動作を保証できる。
【0057】なお、この実施形態では電子式キャッシュ
レジスタ1での釣銭払出し業務で自動釣銭払出し機3の
ドロワ2を開放させる場合を示したが、例えば電子式キ
ャッシュレジスタ1にて両替業務が行われた場合もドロ
ワ2の開放が必要がある。そこで、電子式キャッシュレ
ジスタ1のCPU71は、両替業務等のドロワ2の開放
を要する業務において、図6の流れ図のST4〜ST9
の処理の実行するようにプログラム構成する。こうする
ことにより、自動釣銭払出し機3の電源ではドロワ2の
開放が不能な場合でも、ドロワ2の開放が必要なときに
は電子式キャッシュレジスタ1の電源を用いてドロワ2
を開放できる。
【0058】また、前記実施形態では、プリンタ16の
印字中にソレノイド駆動信号の送信を禁止したが、プリ
ンタ以外にも電源負荷が大きい入出力機器を備えた電子
式キャッシュレジスタの場合には、この入出力機器の駆
動中はソレノイド駆動信号の送信を禁止する。こうする
ことにより、電源負荷が過負荷になってダウンするのを
確実に防止することができる。なお、自動釣銭払出し機
3の硬貨収納及び払出しの構造が前記実施形態のものに
限定されないのはいうまでもないことである。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、自
動釣銭払出し機の電源異常や硬貨詰まり等に起因する機
械的なロック機構が働いて自動釣銭払出し機が動作不能
に陥っても、釣銭払出し時には自動釣銭払出し機側に設
けられたドロワを開放でき、会計業務に及ぼす影響を極
力なくすことができる会計装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の全体図。
【図2】 同実施形態における自動釣銭払出し機の内部
構造を示す一部切欠平面図。
【図3】 同実施形態における自動釣銭払出し機の制御
回路構成を示すブロック図。
【図4】 図3に示すドロワ駆動回路の詳細図。
【図5】 同実施形態における電子式キャッシュレジス
タの制御回路構成を示すブロック図。
【図6】 同実施形態における電子式キャッシュレジス
タのCPUが実行する釣銭払出し業務の要部を示す流れ
図。
【図7】 同実施形態における自動釣銭払出し機のCP
Uが実行する応答業務の要部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…電子式キャッシュレジスタ 2…ドロワ 3…自動釣銭払出し機 4…通信インタフェース用ケーブル 5…ドロワ接続ケーブル 6,7…電源装置 45…ドロワ開放機構 47…ドロワ開閉センサ 60…ドロワ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部を介して入力される販売商品の販
    売データ及びその販売商品の代金支払データに基づいて
    販売商品の売上データを記憶部に登録処理し釣銭を演算
    する電子式キャッシュレジスタに、貨幣を種別に収容す
    る貨幣収容部と開放機構の駆動により自動開放するドロ
    ワとを設けた自動釣銭払出し機を電気的に接続し、前記
    電子式キャッシュレジスタは、釣銭を算出する毎にその
    釣銭の払出し命令と前記ドロワのオープン命令とを前記
    自動釣銭払出し機に送信し、前記自動釣銭払出し機は、
    前記電子式キャッシュレジスタから釣銭の払出し命令を
    受信すると前記貨幣収容部に収容した貨幣で該当する釣
    銭の払出しを行い、前記ドロワのオープン命令を受信す
    ると自己の電源を用いて前記ドロワの開放機構を駆動す
    る会計装置において、 釣銭払出し時に前記自動釣銭払出し機の払出し動作が不
    能であるとき、前記電子式キャッシュレジスタの電源を
    用いて前記ドロワの開放機構を駆動することを特徴とす
    る会計装置。
  2. 【請求項2】 入力部を介して入力される販売商品の販
    売データ及びその販売商品の代金支払データに基づいて
    販売商品の売上データを記憶部に登録処理し釣銭を演算
    する電子式キャッシュレジスタに、貨幣を種別に収容す
    る貨幣収容部と開放機構の駆動により自動開放するドロ
    ワとを設けた自動釣銭払出し機を電気的に接続し、前記
    電子式キャッシュレジスタは、釣銭を算出する毎にその
    釣銭の払出し命令と前記ドロワのオープン命令とを前記
    自動釣銭払出し機に送信し、前記自動釣銭払出し機は、
    前記電子式キャッシュレジスタから釣銭の払出し命令を
    受信すると前記貨幣収容部に収容した貨幣で該当する釣
    銭の払出しを行い、前記ドロワのオープン命令を受信す
    ると自己の電源を用いて前記ドロワの開放機構を駆動す
    る会計装置において、 前記電子式キャッシュレジスタは、釣銭払出し時に前記
    自動釣銭払出し機が釣銭の払出しが可能か否かを判別す
    る状態判別手段と、この状態判別手段により前記自動釣
    銭払出し機が釣銭の払出し可能であることを確認する
    と、前記釣銭の払出し命令と前記ドロワのオープン命令
    の送信を制御する命令送信制御手段と、前記状態判別手
    段により前記自動釣銭払出し機が釣銭の払出し不能であ
    ることを確認すると、前記自動釣銭払出し機に対して前
    記ドロワの開放機構の駆動信号を出力する駆動信号出力
    手段とを具備し、 前記自動釣銭払出し機は、前記電子式キャッシュレジス
    タから入力する駆動信号により前記ドロワの開放機構を
    駆動させるドロワ駆動回路を具備したことを特徴とする
    会計装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動信号出力手段は、電源負荷の小
    さいタイミングで前記ドロワ開放機構の駆動信号を出力
    することを特徴とする請求項2記載の会計装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の会計装置において、前記
    電子式キャッシュレジスタは、前記命令送信制御手段に
    より前記ドロワのオープン命令を送信した後、前記ドロ
    ワが開放したか否かを監視するドロワ監視手段と、この
    ドロワ監視手段により前記ドロワが開放しなかったこと
    を検知すると、前記自動釣銭払出し機に対して前記ドロ
    ワの開放機構の駆動信号を出力する第2の駆動信号出力
    手段とを付加したことを特徴とする会計装置。
JP23690395A 1995-09-14 1995-09-14 会計装置 Pending JPH0981860A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001234467A (ja) * 2000-02-25 2001-08-31 Suwan:Kk 石英斑岩を主原料とした加工溶液並びにこの加工溶液により加工した加工シート及び加工糸
JP2004192455A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Teraoka Seiko Co Ltd 商品販売データ処理装置
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JP2011216127A (ja) * 2011-08-01 2011-10-27 Toshiba Tec Corp Pos端末
JP2014119808A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Glory Ltd 貨幣処理システム、棒金収納装置および貨幣処理方法
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JP2019021058A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 グローリー株式会社 貨幣処理システム、釣銭機、金銭登録機及び貨幣処理方法

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