JP2001342773A - ポストの裏蓋の取り付け構造 - Google Patents

ポストの裏蓋の取り付け構造

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JP2001342773A
JP2001342773A JP2000191985A JP2000191985A JP2001342773A JP 2001342773 A JP2001342773 A JP 2001342773A JP 2000191985 A JP2000191985 A JP 2000191985A JP 2000191985 A JP2000191985 A JP 2000191985A JP 2001342773 A JP2001342773 A JP 2001342773A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軸ピンの挿入が両手でできて組み立て性を向
上できると共に組み立て時間を削減することができるポ
ストの裏蓋の取り付け構造を提供する。 【解決手段】 ポスト1の裏面の取り出し口2に裏蓋3
を配置する。取り出し口2の上部の両側に軸取り付け穴
5を設けると共に裏蓋3の内面側に設けた軸受け台7に
軸挿通穴6を設ける。軸取り付け穴5と軸挿通穴6とに
軸ピンを挿通して裏蓋3を回転自在に取り付けることで
裏蓋3を開閉自在にする。裏蓋3を全開した状態で上記
蓋受け縁4の上端に係止する係止爪11を裏蓋3の内面
に設けると共にこの状態で取り出し口2の上縁2aに係
止する係止部を裏蓋3の外面に設ける。係止爪11と蓋
受け縁4とが係止し且つ取り出し口2の上縁2aと係止
部とが係止した仮止め状態で上記軸挿通穴6と軸取り付
け穴5とが合致するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は郵便物や新聞等を受
ける家庭用のポストで取り出し口に裏蓋を開閉自在に取
り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図18、図19に示すようにポス
ト1の裏面に取り出し口2を設けてあり、この取り出し
口2にこの取り出し口2を開閉する裏蓋3を配置してあ
り、取り出し口2の両側の上部には軸取り付け穴5を穿
孔してある。裏蓋3の内面の両側には軸挿通穴6を有す
る軸受け金具7′を配置してあり、裏蓋3の外面から軸
受け金具7′に螺合した取り付けねじ8にて裏蓋3に軸
受け金具7′を取り付けてある。裏蓋3を取り付けると
き、1本の軸ピン9′を両側の軸受け金具7′の軸挿通
穴6に挿通し、軸挿通穴6と上記軸取り付け穴5とを合
わせ、軸ピン9′の両端を軸取り付け穴5に挿入してあ
り、このように取り付けることで軸ピン9′の回りに裏
蓋3を回転自在に装着し、裏蓋3を開閉自在にしてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来例では裏蓋
3を取り付けるとき、裏蓋3を一方の手で持って裏蓋3
の全開位置で裏蓋3の上部を取り出し口2の上部に挿入
し、他方の手で図20に示すように軸ピン9′を持って
軸ピン9′を強引に変形させ、一方の手で軸受け金具
7′の軸挿通穴6と軸取り付け穴5とを対応させ、軸ピ
ン9′の両端を軸取り付け穴5に挿入しなければならな
い。このように一方の手で軸取り付け穴5と軸挿通穴6
とを合わせ、他方の手で軸ピン9′の挿入操作をしなけ
ればならなく、軸ピン9′の挿入作業が両手できないた
めに組み立て性が悪いという問題がある。また軸ピン
9′を強引に変形させて無理やりに軸ピン9′を軸取り
付け穴5に挿入しなければならなく、軸ピン9′の取り
付け作業がしにくいという問題もある。また軸受け金具
7′を取り付けるとき、裏蓋3の外面側から取り付けね
じ8を螺入しているために取り付けねじ8の頭をかくす
ために図21に示すように目隠しシール10を貼ったり
しなければならないという問題がある。また軸ピン9′
が裏蓋3の左右の幅方向に亙ったものであるために、裏
蓋3が透明や半透明の合成樹脂にて形成されている場
合、軸ピン9′の軸受け金具7′間の部分が見えて外観
上好ましくないという問題がある。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、軸ピンの挿入が両手でできて組み立て性を向上
できると共に組み立て時間を削減することができるポス
トの裏蓋の取り付け構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のポストの裏蓋の取り付け構造は、ポ
スト1の裏面の取り出し口2にこの取り出し口2を開閉
する裏蓋3を配置し、取り出し口2の上部の両側に軸取
り付け穴5を設けると共に裏蓋3の内面側に設けた軸受
け台7に軸挿通穴6を設け、上記軸取り付け穴5と軸挿
通穴6とを対応させた状態で軸取り付け穴5と軸挿通穴
6とに軸ピン9を挿通して裏蓋3を回転自在に取り付け
ることで裏蓋3を開閉自在にし、裏蓋3を全閉した状態
で裏蓋3の内面の両側が当たる蓋受け縁4を取り出し口
2の両側に設け、裏蓋3を全開した状態で上記蓋受け縁
4の上端に係止する係止爪11を裏蓋3の内面に設ける
と共にこの状態で取り出し口2の上縁2aに係止する係
止部12を裏蓋3の外面に設け、係止爪11と蓋受け縁
4とが係止し且つ取り出し口2の上縁2aと係止部12
とが係止した仮止め状態で上記軸挿通穴6と軸取り付け
穴5とが合致するようにして成ることを特徴とする。上
記のように構成したことにより、裏蓋3を取り付けると
き、裏蓋3の全開姿勢で裏蓋3の上部をポスト1の取り
出し口2の上部に挿入し、係止爪11と蓋受け縁4とを
係止すると共に取り出し口2の上縁2aに係止部12を
係止させると、軸挿通穴6と軸取り付け穴5とが対応す
るように仮止めされ、この状態で軸挿通穴6と軸取り付
け穴5とに軸ピン9を挿通して裏蓋3を回転自在に取り
付けることができる。これにより、裏蓋3を手で持った
りする必要がなく、両手で軸ピン9の挿入作業ができ、
組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削減する
ことができる。
【0006】また本発明の請求項2のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項1において、裏蓋3の内面の両側
に軸受け台7を設け、両側の軸受け台7の軸挿通穴6に
夫々別々の軸ピン9を挿通することで裏蓋3を回転自在
に装着したことを特徴とする。このように構成したこと
により、従来の1本の軸ピン9′を挿通するもののよう
に軸ピン9′を強引に変形させたりする必要がなくて組
み立て性を向上できる。また裏蓋3が透明または半透明
でも従来のように軸ピン9′が写って外観が悪くなるこ
とがないようにできる。
【0007】また本発明の請求項3のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項2において、頭部9aを有する軸
ピン9を軸挿通穴6から軸取り付け穴5に挿通し、軸ピ
ン9の頭部9aに係止して軸ピン9を抜け止めをする抜
け止めねじ13を裏蓋3に螺合して成ることを特徴とす
る。両側に夫々別々の軸ピン9を挿通するものでも軸ピ
ン9が抜けないように取り付けることができる。
【0008】また本発明の請求項4のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
て、裏蓋3を合成樹脂にて形成すると共に裏蓋3に軸受
け台7を一体に成形して成ることを特徴とする。このよ
うに構成したことにより、従来の軸受け金具7′のよう
に取り付けねじ8で取り付ける必要がなくなり、目隠し
シール10を貼ったりする必要がなくなる。
【0009】また本発明の請求項5のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおい
て、裏蓋3の内面に設けた角筒状の軸受け台7の両端の
端壁7aに夫々軸挿通穴6を設け、軸ピン9を軸受け台
7の両端の軸挿通穴6と軸取り付け穴5に挿通して裏蓋
3を回転自在に取り付け、軸ピン9を受けて軸ピン9の
挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部25を軸
受け台7の両端の端壁7a間に設けて成ることを特徴と
する。一端の端壁7aの軸挿通穴6に軸ピン9を挿通し
てから他端の端壁7aの軸挿通穴6に軸ピン9を挿通す
るときVブロック状のガイド受け部25に軸ピン9がガ
イドして受けられ、軸ピン9を挿通するとき軸ピン9が
振れたりすることなく軸ピン9を軸挿通穴6に合わせて
挿通でき、軸ピン9を容易に挿通できて組み立て性を向
上できる。
【0010】また本発明の請求項6のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項1または請求項2において、頭部
9aを有する軸ピン9を軸受け台7の軸挿通穴6に挿通
し、軸ピン9の頭部9aに係止して軸ピン9の抜け止め
をする係止突起26を裏蓋3の軸受け台7の近傍に設け
て成ることを特徴とする。両側に夫々別々の軸ピン9を
挿通するものでも軸ピン9が抜けないように取り付ける
ことができる。また係止突起26に頭部9aを係止して
軸ピン9の抜け止めができて簡単な構造で且つ簡単な操
作で軸ピン9の抜け止めができる。
【0011】また本発明の請求項7のポストの裏蓋の取
り付け構造は、請求項6において、裏蓋3の内面に設け
た角筒状の軸受け台7の両端の端壁7aに夫々軸挿通穴
6を設け、軸ピン9を軸受け台7の両端の軸挿通穴6と
軸取り付け穴5に挿通して裏蓋3を回転自在に取り付
け、軸ピン9を受けて軸ピン9の挿通をガイドするVブ
ロック状のガイド受け部25を軸受け台7の両端の端壁
7a間に設け、軸ピン9を軸挿通穴6に挿通したとき頭
部9aが係止突起26を越えて係止する手前で軸ピン9
を受ける位置に上記ガイド受け部25を設けて成ること
を特徴とする。軸ピン9を軸挿通穴6に挿通するとき係
止突起26を頭部9aが越える前にガイド受け部25に
て軸ピン9をガイドして受けることができ、軸ピン9を
ガイド受け部25にてガイドして軸ピン9を軸挿通穴6
にスムーズに挿通できると共に軸ピン9を軸挿通穴6に
挿通した状態で係止突起26に頭部9aを係止できて組
み立て性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】ポスト1のポスト本体1aは図1
や図2に示すように前面を開口せる角箱状に形成されて
おり、ポスト本体1aの裏面には投函された郵便物や新
聞等の投函物を取り出すための矩形状の取り出し口2を
設けてある。この取り出し口2は取り出し口2に回転自
在に装着した裏蓋3にて開閉自在になっている。取り出
し口2の両側には裏蓋3を全閉したとき裏蓋3の両側の
内面に当たる蓋受け縁4を上下方向の略全長に亙るよう
に設けてあり、取り出し口2の両側の上端に軸取り付け
穴5を穿孔してある。ポスト本体1aの取り出し口2の
下方の左右の幅方向の中央には係合穴14を設けてあ
る。
【0013】裏蓋3には上記の取り出し口2に合致する
ような矩形板状に形成されているが、本例の場合、合成
樹脂にて形成されている。裏蓋3の内面の両側には軸受
け台7が一体に形成されており、両側の軸受け台7には
軸挿通穴6が夫々穿孔されている。本例の場合、軸受け
台7は左右に長い角筒状に形成されており、両端の一対
の端壁7aと上下の一対の側壁7bを有しており、一対
の端壁7aと一対の側壁7bとで囲まれる部分が空洞と
なっている。そして両端の端壁7aには軸挿通穴6が穿
孔されている。両側の軸受け台7の相対向する端部には
座部15を設けてあり、座部15にはねじ穴15aを穿
孔してある。裏蓋3の軸受け台7には上記蓋受け縁4の
上端に係止し得る係止爪11を突設してあり、裏蓋3の
外面の上部には取り出し口2の上縁2aに係止し得る係
止部12を設けてある。この係止部12としては係止突
起12aまたは係止凹溝12bがある。裏蓋3の下部の
中央には外面側に凸曲するように取手部17を設けてあ
り、取手部17の内面側には上記係合穴14に着脱自在
に係合し得る係合金具18を固着具19にて取り付けて
ある。
【0014】ポスト本体1aの取り出し口2に裏蓋3を
取り付ける場合、次のように組み立てる。裏蓋3の全開
姿勢で裏蓋3の上部を取り出し口2の上部に挿入し、図
5に示すように係止爪11を蓋受け縁4の上端に係止す
ると共に係止部12を取り出し口2の上縁2aに係止す
る。係止部12が係止突起12aの場合、図5(a)の
ように係止され、係止部12が係止凹溝12bの場合、
図5(b)のように係止される。このように裏蓋3をセ
ットした状態で裏蓋3が仮固定され、この状態で軸受け
台4の軸挿通穴6と軸取り付け穴5とが対応する。この
ように裏蓋3を仮固定した状態で両手で作業して軸ピン
9が軸挿通穴6に挿通されると共に軸ピン9の先端が軸
取り付け穴5に挿通される。軸ピン9は左右に夫々別々
に挿入される。軸ピン9を挿入して軸ピン9の端部の頭
部9aを軸受け台4に係止した状態で図6に示すように
座部15の雌ねじ穴15aに抜け止めねじ13が螺合さ
れて軸ピン9が抜けないように固定される。このように
軸ピン9を装着することで裏蓋3が軸ピン9を中心に回
転自在に取り付けられ、裏蓋3が開閉自在になる。
【0015】裏蓋3を取り付けるとき裏蓋3を上記のよ
うに仮固定して両手で軸ピン9の組み付け作業ができる
ために両手で作業ができ、組み立て性を向上できると共
に組み立て時間を削減できる。また両側に別々に軸ピン
9を挿通しても抜け止めねじ13を装着することにより
軸ピン9が抜けないように固定できる。また両側に別々
の軸ピン9を挿通するために従来のように左右方向に亙
る長い軸ピン9′を装着するものに比べて組み込みがし
やすく、また軸ピン9′の中央部が見えたりすることな
く、外観が悪くならない。さらに軸受け台7を裏蓋3に
一体に成形してあるために従来のように目隠しシール1
0を貼ったりする必要もない。
【0016】上記のように裏蓋3が取り付けられたポス
ト本体1aの前面の開口は必要に応じて前面板で閉塞し
てある。ポスト本体1aは例えば門扉に取り付けられる
ものであり、図7に示すように門扉本体20の屋内側に
ポスト本体1aが配置され、門扉本体20の屋外側には
郵便物や新聞等の投函物の投入口となるポスト口金21
が配置され、門扉本体20を挟むように取り付けねじ2
2にて取り付けられる。
【0017】次に図8乃至図11に示す例について述べ
る。上記の例では図12(a)に示す軸受け台7の両端
の軸挿通穴6に軸ピン9を挿通し(以下、便宜上、両端
の軸挿通穴6のうち、軸ピン9を先に挿通する一方の穴
を軸挿通穴6aといい、他方の軸挿通穴6を軸挿通穴6
bという。)、座部15の雌ねじ穴15aに抜け止めね
じ13を螺合して軸ピン9の抜け止めをしているが、軸
挿通穴6aと軸挿通穴6bとの間の距離があることと、
軸ピン9の径に対して軸挿通穴6a,6bの径が大きい
こととにより、軸ピン9を軸挿通穴6aに挿通した時点
で軸ピン9が図12(b)のように振れやすく(自由度
が高く)、軸ピン8を軸挿通穴6bに挿通しにくく、組
み立て性が悪いという問題がある。この問題を解決する
のが図8乃至図11に示す例である。
【0018】本例の場合、角筒状の軸受け台7内には両
端の端壁7a間にVブロック状のガイド受け部25を設
けてあり、このガイド受け部25にて軸ピン9をガイド
して受けるようになっている。図8乃至図10に示す例
ではガイド受け部25を軸挿通穴6bに近接させた位置
に設けてある。Vブロック状のガイド受け部25はV溝
25aを有しており、V溝25aの底部25bを軸挿通
穴6a,6bの位置に合わせてある。しかして軸ピン9
を軸挿通穴6aに合わせて指27で押したりして挿通す
るが、このとき軸ピン9が図9(b)に示すようにガイ
ド受け部25にてガイドして受けられて軸ピン9が所定
位置に位置決めされ、軸ピン9を軸挿通穴6bにスムー
ズに挿通できて組み立て性がよい。また図11に示す例
ではVブロック状のガイド受け部25が両端の端壁7a
間に亙るように設けてある。このようにしてあると、軸
ピン9を挿通するとき軸ピン9を一層安定よくガイドし
て受けることができ、軸ピン9の挿通が容易になる。
【0019】次に図13乃至図15に示す例について述
べる。前述の例では図12(a)に示すように軸ピン9
を軸挿通穴6a,6bに挿通した後に、座部15の雌ね
じ穴15aに抜け止めねじ13を螺合して軸ピン9の抜
け止めをしているが、抜け止めねじ13を螺合するため
の雌ねじ穴15aをタップ加工で形成する必要があると
いう問題があり、また組み立て時にドライバー等の工具
が必要という問題があり、さらに別部品の抜け止めねじ
13が必要になるという問題がある。その問題を解決す
るのが図13乃至図15の例である。
【0020】この例では座部15に軸ピン9の頭部9a
が係止する係止突起26を突設してある。この係止突起
26は図13に示すように断面略二等辺三角形状であっ
ても、図15(a)に示すような断面略直角三角形状で
あっても、図15(b)に示すように断面略円弧状であ
ってもよい。しかして軸ピン9を軸挿通穴6a,6bに
挿通すると、頭部9aが係止突起26を越えて係止突起
26に頭部9aが係止されて軸ピン9の抜け止めがされ
る。このように抜け止めすると、従来のようにタップ加
工で雌ねじ穴15aを形成したり、ドライバー等の工具
によりねじ締めを要したり、また別部品の抜け止めねじ
13を要したりする必要がなくなり、簡単な構造にでき
ると共に組み立て性を向上できる。また軸ピン9の頭部
9aは図14(a)に示すように逆円錐台状に形成して
ある。頭部9aを逆円錐台状にしてあると、頭部9aが
係止突起26を越えやすくて頭部9aが係止突起26に
係止しやすくなる。また係止突起26に頭部9aが係止
した状態で軸ピン9を抜いて取り外すとき、図14
(b)に示すように頭部9aに指27を掛けたり、図1
4(c)に示すようにマイナスドライバー28のような
工具の先端を引っ掛けやすくて軸ピン9が抜きやすくな
る。
【0021】次に図16に示す例について述べる。本例
の場合、図13に示すような係止突起26に軸ピン9の
頭部9aを係止するようにした構造で、軸挿通穴6bに
近接した位置でVブロック状のガイド受け部25を設け
てある。このガイド受け部25は軸ピン9を軸挿通穴6
aから挿通して軸ピン9の頭部9aが係止突起26を越
える手間の位置で軸ピン9がガイド受け部25に受けら
れるような位置に設けてある。このようにしてあると、
頭部9aが係止突起26を越える前に軸ピン9がガイド
受け部25に受けられて軸ピン9を軸挿通穴6bにスム
ーズに挿通することができ、頭部9aを係止突起26に
スムーズに係止できる。
【0022】次に図17に示す例について述べる。本例
の場合、軸受け台7の端壁7aの外側から突片30を突
設してある。この突片30は軸挿通穴6aの両側に位置
するように一対平行に突設してある。そして一対の突片
30の先端に内方に突出するように係止突起26を突設
してある。この場合も軸ピン9を軸挿通穴9a,9bに
挿通したとき一対の係止突起26を頭部9aが越えて係
止突起26に頭部9aが係止する。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く
裏蓋を全開した状態で上記蓋受け縁の上端に係止する係
止爪を裏蓋の内面に設けると共にこの状態で取り出し口
の上縁に係止する係止部を裏蓋の外面に設け、係止爪と
蓋受け縁とが係止し且つ取り出し口の上縁と係止部とが
係止した仮止め状態で上記軸挿通穴と軸取り付け穴とが
合致するようにしているので、裏蓋を取り付けるとき、
裏蓋の全開姿勢で裏蓋の上部をポストの取り出し口の上
部に挿入し、係止爪と蓋受け縁とを係止すると共に取り
出し口の上縁に係止部を係止させると、軸挿通穴と軸取
り付け穴とが対応するように仮止めされ、この状態で軸
挿通穴と軸取り付け穴とに軸ピンを挿通して裏蓋を回転
自在に取り付けることができるものであって、裏蓋を手
で持ったりする必要がなく、両手で軸ピンの挿入作業が
でき、組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削
減することができるものである。
【0024】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、裏蓋3の内面の両側に軸受け台を設け、両側
の軸受け台の軸挿通穴に夫々別々の軸ピンを挿通するこ
とで裏蓋を回転自在に装着したので、従来の1本の軸ピ
ンを挿通するもののように軸ピンを強引に変形させたり
する必要がなくて組み立て性を向上できるものであり、
また裏蓋が透明または半透明でも従来のように軸ピンが
写って外観が悪くなることがないようにできるものであ
る。
【0025】また本発明の請求項3の発明は、請求項2
において、頭部を有する軸ピンを軸挿通穴から軸取り付
け穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンを抜け止
めをする抜け止めねじを裏蓋に螺合しているので、両側
に夫々別々の軸ピンを挿通するものでも軸ピンが抜けな
いように取り付けることができるものである。
【0026】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかにおいて、裏蓋を合成樹脂にて
形成すると共に裏蓋に軸受け台を一体に成形しているの
で、従来の軸受け金具のように取り付けねじで取り付け
る必要がなくなり、目隠しシールを貼ったりする必要が
なくなるものである。
【0027】また本発明の請求項5の発明は、請求項1
乃至請求項4のいずれかにおいて、裏蓋の内面に設けた
角筒状の軸受け台の両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、
軸ピンを軸受け台の両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿
通して裏蓋を回転自在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピ
ンの挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部を軸
受け台の両端の端壁間に設けているので、一端の端壁の
軸挿通穴に軸ピンを挿通してから他端の端壁の軸挿通穴
に軸ピンを挿通するときVブロック状のガイド受け部に
軸ピンがガイドして受けられるものであって、軸ピンを
挿通するとき軸ピンが振れたりすることなく軸ピンを軸
挿通穴に合わせて挿通でき、軸ピンを容易に挿通できて
組み立て性を向上できるものである。
【0028】また本発明の請求項6の発明は、請求項1
または請求項2において、頭部を有する軸ピンを軸受け
台の軸挿通穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピン
の抜け止めをする係止突起を裏蓋の軸受け台の近傍に設
けているので、両側に夫々別々の軸ピンを挿通するもの
でも軸ピンが抜けないように取り付けることができるも
のであり、しかも係止突起に頭部を係止して軸ピンの抜
け止めができて簡単な構造で且つ簡単な操作で軸ピンの
抜け止めができるものである。
【0029】また本発明の請求項7の発明は、請求項6
において、裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の両端
の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の両端
の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自在に
取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドするV
ブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁間に
設け、軸ピンを軸挿通穴に挿通したとき頭部が係止突起
を越えて係止する手前で軸ピンを受ける位置に上記ガイ
ド受け部を設けているので、軸ピンを軸挿通穴に挿通す
るとき係止突起を頭部が越える前にガイド受け部にて軸
ピンをガイドして受けることができ、軸ピンをガイド受
け部にてガイドして軸ピンを軸挿通穴にスムーズに挿通
できると共に軸ピンを軸挿通穴に挿通した状態で係止突
起に頭部を係止できて組み立て性を向上できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図であ
る。
【図2】同上の裏蓋部分の分解斜視図である。
【図3】同上のポスト本体に裏蓋を取り付けた状態を示
し(a)は正面図、(b)は側面から見た断面図であ
る。
【図4】同上の軸受け台部分を拡大したものであり、
(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は一部切欠
右側面図である。
【図5】(a)は同上の裏蓋を仮固定した状態の一例の
断面図、(b)は裏蓋を仮固定した状態の他例の断面図
である。
【図6】同上の軸ピンを固定した状態を示し、(a)は
正面図、(b)は断面図である。
【図7】同上のポストを門扉に取り付ける状態を示す斜
視図である。
【図8】同上の他の例を示し、(a)は全体の概略斜視
図、(b)は要部を拡大せる斜視図である。
【図9】(a)は同上の要部の他の方向から見た斜視
図、(b)は同上のガイド受け部の動作を説明する断面
図である。
【図10】同上の軸受け台の部分を示し、(a)は平面
図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は(a)
のY−Y線断面図である。
【図11】同上の他例の斜視図である。
【図12】(a)(b)は図8乃至図11の利点を説明
するための斜視図である。
【図13】同上の他例の要部を示し、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図14】(a)は軸ピンの頭部の形状を説明する断面
図、(b)(c)は軸ピンの頭部の形状による利点を説
明する断面図である。
【図15】(a)(b)は同上の係止突起の他の形状を
示す断面図である。
【図16】同上の他の例の断面図である。
【図17】同上の他の例を示し、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図18】従来例を示し、(a)は一部切欠側面図、
(b)は一部切欠正面図である。
【図19】(a)は従来例のポストと裏蓋の分解斜視
図、(b)は裏蓋の分解斜視図である。
【図20】従来の裏蓋の取り付け状態を示す斜視図であ
る。
【図21】従来例の問題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ポスト 2 取り出し口 2a 上縁 3 裏蓋 4 蓋受け縁 5 軸取り付け穴 6 軸挿通穴 7 軸受け台 9 軸ピン 11 係止爪 12 係止部 13 抜け止めねじ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポストの裏面の取り出し口にこの取り出
    し口を開閉する裏蓋を配置し、取り出し口の上部の両側
    に軸取り付け穴を設けると共に裏蓋の内面側に設けた軸
    受け台に軸挿通穴を設け、上記軸取り付け穴と軸挿通穴
    とを対応させた状態で軸取り付け穴と軸挿通穴とに軸ピ
    ンを挿通して裏蓋を回転自在に取り付けることで裏蓋を
    開閉自在にし、裏蓋を全閉した状態で裏蓋の内面の両側
    が当たる蓋受け縁を取り出し口の両側に設け、裏蓋を全
    開した状態で上記蓋受け縁の上端に係止する係止爪を裏
    蓋の内面に設けると共にこの状態で取り出し口の上縁に
    係止する係止部を裏蓋の外面に設け、係止爪と蓋受け縁
    とが係止し且つ取り出し口の上縁と係止部とが係止した
    仮止め状態で上記軸挿通穴と軸取り付け穴とが合致する
    ようにして成ることを特徴とするポストの裏蓋の取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 裏蓋の内面の両側に軸受け台を設け、両
    側の軸受け台の軸挿通穴に夫々別々の軸ピンを挿通する
    ことで裏蓋を回転自在に装着したことを特徴とする請求
    項1記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 頭部を有する軸ピンを軸挿通穴から軸取
    り付け穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンを抜
    け止めをする抜け止めねじを裏蓋に螺合して成ることを
    特徴とする請求項2記載のポスト裏蓋の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 裏蓋を合成樹脂にて形成すると共に裏蓋
    に軸受け台を一体に成形して成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載のポストの裏蓋の取
    り付け構造。
  5. 【請求項5】 裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の
    両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の
    両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自
    在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドす
    るVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁
    間に設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
  6. 【請求項6】 頭部を有する軸ピンを軸受け台の軸挿通
    穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンの抜け止め
    をする係止突起を裏蓋の軸受け台の近傍に設けて成るこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のポストの
    裏蓋の取り付け構造。
  7. 【請求項7】 裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の
    両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の
    両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自
    在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドす
    るVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁
    間に設け、軸ピンを軸挿通穴に挿通したとき頭部が係止
    突起を越えて係止する手前で軸ピンを受ける位置に上記
    ガイド受け部を設けて成ることを特徴とする請求項6記
    載のポストの裏蓋の取り付け構造。
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CN107874421A (zh) * 2017-11-16 2018-04-06 佛山职业技术学院 一种多功能钥匙卡套

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