JP3620412B2 - ポストの裏蓋の取り付け構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は郵便物や新聞等を受ける家庭用のポストで取り出し口に裏蓋を開閉自在に取り付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図18、図19に示すようにポスト1の裏面に取り出し口2を設けてあり、この取り出し口2にこの取り出し口2を開閉する裏蓋3を配置してあり、取り出し口2の両側の上部には軸取り付け穴5を穿孔してある。裏蓋3の内面の両側には軸挿通穴6を有する軸受け金具7′を配置してあり、裏蓋3の外面から軸受け金具7′に螺合した取り付けねじ8にて裏蓋3に軸受け金具7′を取り付けてある。裏蓋3を取り付けるとき、1本の軸ピン9′を両側の軸受け金具7′の軸挿通穴6に挿通し、軸挿通穴6と上記軸取り付け穴5とを合わせ、軸ピン9′の両端を軸取り付け穴5に挿入してあり、このように取り付けることで軸ピン9′の回りに裏蓋3を回転自在に装着し、裏蓋3を開閉自在にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来例では裏蓋3を取り付けるとき、裏蓋3を一方の手で持って裏蓋3の全開位置で裏蓋3の上部を取り出し口2の上部に挿入し、他方の手で図20 に示すように軸ピン9′を持って軸ピン9′を強引に変形させ、一方の手で軸受け金具7′の軸挿通穴6と軸取り付け穴5とを対応させ、軸ピン9′の両端を軸取り付け穴5に挿入しなければならない。このように一方の手で軸取り付け穴5と軸挿通穴6とを合わせ、他方の手で軸ピン9′の挿入操作をしなければならなく、軸ピン9′の挿入作業が両手できないために組み立て性が悪いという問題がある。また軸ピン9′を強引に変形させて無理やりに軸ピン9′を軸取り付け穴5に挿入しなければならなく、軸ピン9′の取り付け作業がしにくいという問題もある。また軸受け金具7′を取り付けるとき、裏蓋3の外面側から取り付けねじ8を螺入しているために取り付けねじ8の頭をかくすために図21に示すように目隠しシール10を貼ったりしなければならないという問題がある。また軸ピン9′が裏蓋3の左右の幅方向に亙ったものであるために、裏蓋3が透明や半透明の合成樹脂にて形成されている場合、軸ピン9′の軸受け金具7′間の部分が見えて外観上好ましくないという問題がある。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、軸ピンの挿入が両手でできて組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削減することができるポストの裏蓋の取り付け構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の請求項1のポストの裏蓋の取り付け構造は、ポスト1の裏面の取り出し口2にこの取り出し口2を開閉する裏蓋3を配置し、取り出し口2の上部の両側に軸取り付け穴5を設けると共に裏蓋3の内面側に設けた軸受け台7に軸挿通穴6を設け、上記軸取り付け穴5と軸挿通穴6とを対応させた状態で軸取り付け穴5と軸挿通穴6とに軸ピン9を挿通して裏蓋3を回転自在に取り付けることで裏蓋3を開閉自在にし、裏蓋3を全閉した状態で裏蓋3の内面の両側が当たる蓋受け縁4を取り出し口2の両側に設け、裏蓋3を全開した状態で上記蓋受け縁4の上端に係止する係止爪11を裏蓋3の内面に設けると共にこの状態で取り出し口2の上縁2aに係止する係止部12を裏蓋3の外面に設け、係止爪11と蓋受け縁4とが係止し且つ取り出し口2の上縁2aと係止部12とが係止した仮止め状態で上記軸挿通穴6と軸取り付け穴5とが合致するようにして成ることを特徴とする。上記のように構成したことにより、裏蓋3を取り付けるとき、裏蓋3の全開姿勢で裏蓋3の上部をポスト1の取り出し口2の上部に挿入し、係止爪11と蓋受け縁4とを係止すると共に取り出し口2の上縁2aに係止部12を係止させると、軸挿通穴6と軸取り付け穴5とが対応するように仮止めされ、この状態で軸挿通穴6と軸取り付け穴5とに軸ピン9を挿通して裏蓋3を回転自在に取り付けることができる。これにより、裏蓋3を手で持ったりする必要がなく、両手で軸ピン9の挿入作業ができ、組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削減することができる。
【0006】
また本発明の請求項2のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項1において、裏蓋3の内面の両側に軸受け台7を設け、両側の軸受け台7の軸挿通穴6に夫々別々の軸ピン9を挿通することで裏蓋3を回転自在に装着したことを特徴とする。このように構成したことにより、従来の1本の軸ピン9′を挿通するもののように軸ピン9′を強引に変形させたりする必要がなくて組み立て性を向上できる。また裏蓋3が透明または半透明でも従来のように軸ピン9′が写って外観が悪くなることがないようにできる。
【0007】
また本発明の請求項3のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項2において、頭部9aを有する軸ピン9を軸挿通穴6から軸取り付け穴5に挿通し、軸ピン9の頭部9aに係止して軸ピン9を抜け止めをする抜け止めねじ13を裏蓋3に螺合して成ることを特徴とする。両側に夫々別々の軸ピン9を挿通するものでも軸ピン9が抜けないように取り付けることができる。
【0008】
また本発明の請求項4のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、裏蓋3を合成樹脂にて形成すると共に裏蓋3に軸受け台7を一体に成形して成ることを特徴とする。このように構成したことにより、従来の軸受け金具7′のように取り付けねじ8で取り付ける必要がなくなり、目隠しシール10を貼ったりする必要がなくなる。
【0009】
また本発明の請求項5のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、裏蓋3の内面に設けた角筒状の軸受け台7の両端の端壁7aに夫々軸挿通穴6を設け、軸ピン9を軸受け台7の両端の軸挿通穴6と軸取り付け穴5に挿通して裏蓋3を回転自在に取り付け、軸ピン9を受けて軸ピン9の挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部25を軸受け台7の両端の端壁7a間に設けて成ることを特徴とする。一端の端壁7aの軸挿通穴6に軸ピン9を挿通してから他端の端壁7aの軸挿通穴6に軸ピン9を挿通するときVブロック状のガイド受け部25に軸ピン9がガイドして受けられ、軸ピン9を挿通するとき軸ピン9が振れたりすることなく軸ピン9を軸挿通穴6に合わせて挿通でき、軸ピン9を容易に挿通できて組み立て性を向上できる。
【0010】
また本発明の請求項6のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項1または請求項2において、頭部9aを有する軸ピン9を軸受け台7の軸挿通穴6に挿通し、軸ピン9の頭部9aに係止して軸ピン9の抜け止めをする係止突起26を裏蓋3の軸受け台7の近傍に設けて成ることを特徴とする。両側に夫々別々の軸ピン9を挿通するものでも軸ピン9が抜けないように取り付けることができる。また係止突起26に頭部9aを係止して軸ピン9の抜け止めができて簡単な構造で且つ簡単な操作で軸ピン9の抜け止めができる。
【0011】
また本発明の請求項7のポストの裏蓋の取り付け構造は、請求項6において、裏蓋3の内面に設けた角筒状の軸受け台7の両端の端壁7aに夫々軸挿通穴6を設け、軸ピン9を軸受け台7の両端の軸挿通穴6と軸取り付け穴5に挿通して裏蓋3を回転自在に取り付け、軸ピン9を受けて軸ピン9の挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部25を軸受け台7の両端の端壁7a間に設け、軸ピン9を軸挿通穴6に挿通したとき頭部9aが係止突起26を越えて係止する手前で軸ピン9を受ける位置に上記ガイド受け部25を設けて成ることを特徴とする。軸ピン9を軸挿通穴6に挿通するとき係止突起26を頭部9aが越える前にガイド受け部25にて軸ピン9をガイドして受けることができ、軸ピン9をガイド受け部25にてガイドして軸ピン9を軸挿通穴6にスムーズに挿通できると共に軸ピン9を軸挿通穴6に挿通した状態で係止突起26に頭部9aを係止できて組み立て性を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
ポスト1のポスト本体1aは図1や図2に示すように前面を開口せる角箱状に形成されており、ポスト本体1aの裏面には投函された郵便物や新聞等の投函物を取り出すための矩形状の取り出し口2を設けてある。この取り出し口2は取り出し口2に回転自在に装着した裏蓋3にて開閉自在になっている。取り出し口2の両側には裏蓋3を全閉したとき裏蓋3の両側の内面に当たる蓋受け縁4を上下方向の略全長に亙るように設けてあり、取り出し口2の両側の上端に軸取り付け穴5を穿孔してある。ポスト本体1aの取り出し口2の下方の左右の幅方向の中央には係合穴14を設けてある。
【0013】
裏蓋3には上記の取り出し口2に合致するような矩形板状に形成されているが、本例の場合、合成樹脂にて形成されている。裏蓋3の内面の両側には軸受け台7が一体に形成されており、両側の軸受け台7には軸挿通穴6が夫々穿孔されている。本例の場合、軸受け台7は左右に長い角筒状に形成されており、両端の一対の端壁7aと上下の一対の側壁7bを有しており、一対の端壁7aと一対の側壁7bとで囲まれる部分が空洞となっている。そして両端の端壁7aには軸挿通穴6が穿孔されている。両側の軸受け台7の相対向する端部には座部15を設けてあり、座部15にはねじ穴15aを穿孔してある。裏蓋3の軸受け台7には上記蓋受け縁4の上端に係止し得る係止爪11を突設してあり、裏蓋3の外面の上部には取り出し口2の上縁2aに係止し得る係止部12を設けてある。この係止部12としては係止突起12aまたは係止凹溝12bがある。裏蓋3の下部の中央には外面側に凸曲するように取手部17を設けてあり、取手部17の内面側には上記係合穴14に着脱自在に係合し得る係合金具18を固着具19にて取り付けてある。
【0014】
ポスト本体1aの取り出し口2に裏蓋3を取り付ける場合、次のように組み立てる。裏蓋3の全開姿勢で裏蓋3の上部を取り出し口2の上部に挿入し、図5に示すように係止爪11を蓋受け縁4の上端に係止すると共に係止部12を取り出し口2の上縁2aに係止する。係止部12が係止突起12aの場合、図5(a)のように係止され、係止部12が係止凹溝12bの場合、図5(b)のように係止される。このように裏蓋3をセットした状態で裏蓋3が仮固定され、この状態で軸受け台4の軸挿通穴6と軸取り付け穴5とが対応する。このように裏蓋3を仮固定した状態で両手で作業して軸ピン9が軸挿通穴6に挿通されると共に軸ピン9の先端が軸取り付け穴5に挿通される。軸ピン9は左右に夫々別々に挿入される。軸ピン9を挿入して軸ピン9の端部の頭部9aを軸受け台4に係止した状態で図6に示すように座部15の雌ねじ穴15aに抜け止めねじ13が螺合されて軸ピン9が抜けないように固定される。このように軸ピン9を装着することで裏蓋3が軸ピン9を中心に回転自在に取り付けられ、裏蓋3が開閉自在になる。
【0015】
裏蓋3を取り付けるとき裏蓋3を上記のように仮固定して両手で軸ピン9の組み付け作業ができるために両手で作業ができ、組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削減できる。また両側に別々に軸ピン9を挿通しても抜け止めねじ13を装着することにより軸ピン9が抜けないように固定できる。また両側に別々の軸ピン9を挿通するために従来のように左右方向に亙る長い軸ピン9′を装着するものに比べて組み込みがしやすく、また軸ピン9′の中央部が見えたりすることなく、外観が悪くならない。さらに軸受け台7を裏蓋3に一体に成形してあるために従来のように目隠しシール10を貼ったりする必要もない。
【0016】
上記のように裏蓋3が取り付けられたポスト本体1aの前面の開口は必要に応じて前面板で閉塞してある。ポスト本体1aは例えば門扉に取り付けられるものであり、図7に示すように門扉本体20の屋内側にポスト本体1aが配置され、門扉本体20の屋外側には郵便物や新聞等の投函物の投入口となるポスト口金21が配置され、門扉本体20を挟むように取り付けねじ22にて取り付けられる。
【0017】
次に図8乃至図11に示す例について述べる。上記の例では図12(a)に示す軸受け台7の両端の軸挿通穴6に軸ピン9を挿通し(以下、便宜上、両端の軸挿通穴6のうち、軸ピン9を先に挿通する一方の穴を軸挿通穴6aといい、他方の軸挿通穴6を軸挿通穴6bという。)、座部15の雌ねじ穴15aに抜け止めねじ13を螺合して軸ピン9の抜け止めをしているが、軸挿通穴6aと軸挿通穴6bとの間の距離があることと、軸ピン9の径に対して軸挿通穴6a,6bの径が大きいこととにより、軸ピン9を軸挿通穴6aに挿通した時点で軸ピン9が図12(b)のように振れやすく(自由度が高く)、軸ピン8を軸挿通穴6bに挿通しにくく、組み立て性が悪いという問題がある。この問題を解決するのが図8乃至図11に示す例である。
【0018】
本例の場合、角筒状の軸受け台7内には両端の端壁7a間にVブロック状のガイド受け部25を設けてあり、このガイド受け部25にて軸ピン9をガイドして受けるようになっている。図8乃至図10に示す例ではガイド受け部25を軸挿通穴6bに近接させた位置に設けてある。Vブロック状のガイド受け部25はV溝25aを有しており、V溝25aの底部25bを軸挿通穴6a,6bの位置に合わせてある。しかして軸ピン9を軸挿通穴6aに合わせて指27で押したりして挿通するが、このとき軸ピン9が図9(b)に示すようにガイド受け部25にてガイドして受けられて軸ピン9が所定位置に位置決めされ、軸ピン9を軸挿通穴6bにスムーズに挿通できて組み立て性がよい。また図11に示す例ではVブロック状のガイド受け部25が両端の端壁7a間に亙るように設けてある。このようにしてあると、軸ピン9を挿通するとき軸ピン9を一層安定よくガイドして受けることができ、軸ピン9の挿通が容易になる。
【0019】
次に図13乃至図15に示す例について述べる。前述の例では図12(a)に示すように軸ピン9を軸挿通穴6a,6bに挿通した後に、座部15の雌ねじ穴15aに抜け止めねじ13を螺合して軸ピン9の抜け止めをしているが、抜け止めねじ13を螺合するための雌ねじ穴15aをタップ加工で形成する必要があるという問題があり、また組み立て時にドライバー等の工具が必要という問題があり、さらに別部品の抜け止めねじ13が必要になるという問題がある。その問題を解決するのが図13乃至図15の例である。
【0020】
この例では座部15に軸ピン9の頭部9aが係止する係止突起26を突設してある。この係止突起26は図13に示すように断面略二等辺三角形状であっても、図15(a)に示すような断面略直角三角形状であっても、図15(b)に示すように断面略円弧状であってもよい。しかして軸ピン9を軸挿通穴6a,6bに挿通すると、頭部9aが係止突起26を越えて係止突起26に頭部9aが係止されて軸ピン9の抜け止めがされる。このように抜け止めすると、従来のようにタップ加工で雌ねじ穴15aを形成したり、ドライバー等の工具によりねじ締めを要したり、また別部品の抜け止めねじ13を要したりする必要がなくなり、簡単な構造にできると共に組み立て性を向上できる。また軸ピン9の頭部9aは図14(a)に示すように逆円錐台状に形成してある。頭部9aを逆円錐台状にしてあると、頭部9aが係止突起26を越えやすくて頭部9aが係止突起26に係止しやすくなる。また係止突起26に頭部9aが係止した状態で軸ピン9を抜いて取り外すとき、図14(b)に示すように頭部9aに指27を掛けたり、図14(c)に示すようにマイナスドライバー28のような工具の先端を引っ掛けやすくて軸ピン9が抜きやすくなる。
【0021】
次に図16に示す例について述べる。本例の場合、図13に示すような係止突起26に軸ピン9の頭部9aを係止するようにした構造で、軸挿通穴6bに近接した位置でVブロック状のガイド受け部25を設けてある。このガイド受け部25は軸ピン9を軸挿通穴6aから挿通して軸ピン9の頭部9aが係止突起26を越える手間の位置で軸ピン9がガイド受け部25に受けられるような位置に設けてある。このようにしてあると、頭部9aが係止突起26を越える前に軸ピン9がガイド受け部25に受けられて軸ピン9を軸挿通穴6bにスムーズに挿通することができ、頭部9aを係止突起26にスムーズに係止できる。
【0022】
次に図17に示す例について述べる。本例の場合、軸受け台7の端壁7aの外側から突片30を突設してある。この突片30は軸挿通穴6aの両側に位置するように一対平行に突設してある。そして一対の突片30の先端に内方に突出するように係止突起26を突設してある。この場合も軸ピン9を軸挿通穴9a,9bに挿通したとき一対の係止突起26を頭部9aが越えて係止突起26に頭部9aが係止する。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、叙述の如く裏蓋を全開した状態で上記蓋受け縁の上端に係止する係止爪を裏蓋の内面に設けると共にこの状態で取り出し口の上縁に係止する係止部を裏蓋の外面に設け、係止爪と蓋受け縁とが係止し且つ取り出し口の上縁と係止部とが係止した仮止め状態で上記軸挿通穴と軸取り付け穴とが合致するようにしているので、裏蓋を取り付けるとき、裏蓋の全開姿勢で裏蓋の上部をポストの取り出し口の上部に挿入し、係止爪と蓋受け縁とを係止すると共に取り出し口の上縁に係止部を係止させると、軸挿通穴と軸取り付け穴とが対応するように仮止めされ、この状態で軸挿通穴と軸取り付け穴とに軸ピンを挿通して裏蓋を回転自在に取り付けることができるものであって、裏蓋を手で持ったりする必要がなく、両手で軸ピンの挿入作業ができ、組み立て性を向上できると共に組み立て時間を削減することができるものである。
【0024】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、裏蓋3の内面の両側に軸受け台を設け、両側の軸受け台の軸挿通穴に夫々別々の軸ピンを挿通することで裏蓋を回転自在に装着したので、従来の1本の軸ピンを挿通するもののように軸ピンを強引に変形させたりする必要がなくて組み立て性を向上できるものであり、また裏蓋が透明または半透明でも従来のように軸ピンが写って外観が悪くなることがないようにできるものである。
【0025】
また本発明の請求項3の発明は、請求項2において、頭部を有する軸ピンを軸挿通穴から軸取り付け穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンを抜け止めをする抜け止めねじを裏蓋に螺合しているので、両側に夫々別々の軸ピンを挿通するものでも軸ピンが抜けないように取り付けることができるものである。
【0026】
また本発明の請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、裏蓋を合成樹脂にて形成すると共に裏蓋に軸受け台を一体に成形しているので、従来の軸受け金具のように取り付けねじで取り付ける必要がなくなり、目隠しシールを貼ったりする必要がなくなるものである。
【0027】
また本発明の請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁間に設けているので、一端の端壁の軸挿通穴に軸ピンを挿通してから他端の端壁の軸挿通穴に軸ピンを挿通するときVブロック状のガイド受け部に軸ピンがガイドして受けられるものであって、軸ピンを挿通するとき軸ピンが振れたりすることなく軸ピンを軸挿通穴に合わせて挿通でき、軸ピンを容易に挿通できて組み立て性を向上できるものである。
【0028】
また本発明の請求項6の発明は、請求項1または請求項2において、頭部を有する軸ピンを軸受け台の軸挿通穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンの抜け止めをする係止突起を裏蓋の軸受け台の近傍に設けているので、両側に夫々別々の軸ピンを挿通するものでも軸ピンが抜けないように取り付けることができるものであり、しかも係止突起に頭部を係止して軸ピンの抜け止めができて簡単な構造で且つ簡単な操作で軸ピンの抜け止めができるものである。
【0029】
また本発明の請求項7の発明は、請求項6において、裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁間に設け、軸ピンを軸挿通穴に挿通したとき頭部が係止突起を越えて係止する手前で軸ピンを受ける位置に上記ガイド受け部を設けているので、軸ピンを軸挿通穴に挿通するとき係止突起を頭部が越える前にガイド受け部にて軸ピンをガイドして受けることができ、軸ピンをガイド受け部にてガイドして軸ピンを軸挿通穴にスムーズに挿通できると共に軸ピンを軸挿通穴に挿通した状態で係止突起に頭部を係止できて組み立て性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図である。
【図2】同上の裏蓋部分の分解斜視図である。
【図3】同上のポスト本体に裏蓋を取り付けた状態を示し(a)は正面図、(b)は側面から見た断面図である。
【図4】同上の軸受け台部分を拡大したものであり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は一部切欠右側面図である。
【図5】(a)は同上の裏蓋を仮固定した状態の一例の断面図、(b)は裏蓋を仮固定した状態の他例の断面図である。
【図6】同上の軸ピンを固定した状態を示し、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図7】同上のポストを門扉に取り付ける状態を示す斜視図である。
【図8】同上の他の例を示し、(a)は全体の概略斜視図、(b)は要部を拡大せる斜視図である。
【図9】(a)は同上の要部の他の方向から見た斜視図、(b)は同上のガイド受け部の動作を説明する断面図である。
【図10】同上の軸受け台の部分を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は(a)のY−Y線断面図である。
【図11】同上の他例の斜視図である。
【図12】(a)(b)は図8乃至図11の利点を説明するための斜視図である。
【図13】同上の他例の要部を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図14】(a)は軸ピンの頭部の形状を説明する断面図、(b)(c)は軸ピンの頭部の形状による利点を説明する断面図である。
【図15】(a)(b)は同上の係止突起の他の形状を示す断面図である。
【図16】同上の他の例の断面図である。
【図17】同上の他の例を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図18】従来例を示し、(a)は一部切欠側面図、(b)は一部切欠正面図である。
【図19】(a)は従来例のポストと裏蓋の分解斜視図、(b)は裏蓋の分解斜視図である。
【図20】従来の裏蓋の取り付け状態を示す斜視図である。
【図21】従来例の問題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ポスト
2 取り出し口
2a 上縁
3 裏蓋
4 蓋受け縁
5 軸取り付け穴
6 軸挿通穴
7 軸受け台
9 軸ピン
11 係止爪
12 係止部
13 抜け止めねじ
Claims (7)
- ポストの裏面の取り出し口にこの取り出し口を開閉する裏蓋を配置し、取り出し口の上部の両側に軸取り付け穴を設けると共に裏蓋の内面側に設けた軸受け台に軸挿通穴を設け、上記軸取り付け穴と軸挿通穴とを対応させた状態で軸取り付け穴と軸挿通穴とに軸ピンを挿通して裏蓋を回転自在に取り付けることで裏蓋を開閉自在にし、裏蓋を全閉した状態で裏蓋の内面の両側が当たる蓋受け縁を取り出し口の両側に設け、裏蓋を全開した状態で上記蓋受け縁の上端に係止する係止爪を裏蓋の内面に設けると共にこの状態で取り出し口の上縁に係止する係止部を裏蓋の外面に設け、係止爪と蓋受け縁とが係止し且つ取り出し口の上縁と係止部とが係止した仮止め状態で上記軸挿通穴と軸取り付け穴とが合致するようにして成ることを特徴とするポストの裏蓋の取り付け構造。
- 裏蓋の内面の両側に軸受け台を設け、両側の軸受け台の軸挿通穴に夫々別々の軸ピンを挿通することで裏蓋を回転自在に装着したことを特徴とする請求項1記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
- 頭部を有する軸ピンを軸挿通穴から軸取り付け穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンを抜け止めをする抜け止めねじを裏蓋に螺合して成ることを特徴とする請求項2記載のポスト裏蓋の取り付け構造。
- 裏蓋を合成樹脂にて形成すると共に裏蓋に軸受け台を一体に成形して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
- 裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁間に設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
- 頭部を有する軸ピンを軸受け台の軸挿通穴に挿通し、軸ピンの頭部に係止して軸ピンの抜け止めをする係止突起を裏蓋の軸受け台の近傍に設けて成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
- 裏蓋の内面に設けた角筒状の軸受け台の両端の端壁に夫々軸挿通穴を設け、軸ピンを軸受け台の両端の軸挿通穴と軸取り付け穴に挿通して裏蓋を回転自在に取り付け、軸ピンを受けて軸ピンの挿通をガイドするVブロック状のガイド受け部を軸受け台の両端の端壁間に設け、軸ピンを軸挿通穴に挿通したとき頭部が係止突起を越えて係止する手前で軸ピンを受ける位置に上記ガイド受け部を設けて成ることを特徴とする請求項6記載のポストの裏蓋の取り付け構造。
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