JP2001341465A - システム手帳及びその製造方法 - Google Patents

システム手帳及びその製造方法

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JP2001341465A
JP2001341465A JP2000160267A JP2000160267A JP2001341465A JP 2001341465 A JP2001341465 A JP 2001341465A JP 2000160267 A JP2000160267 A JP 2000160267A JP 2000160267 A JP2000160267 A JP 2000160267A JP 2001341465 A JP2001341465 A JP 2001341465A
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JP
Japan
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washer
spine
cover body
length
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JP2000160267A
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English (en)
Inventor
Teruaki Fujii
輝彰 藤井
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Raymay Fujii Corp
Original Assignee
Raymay Fujii Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表紙体のサイズを縮小することができて、コ
ンパクトで携帯に便利なシステム手帳を提供する。 【解決手段】 周縁部を縫製した表紙体1と、その表紙
体1における背表紙部3の内面側に設置したリフィール
綴込金具4の金具本体6と、表紙体1における背表紙部
3の外面側に設置して上記のリフィール綴込金具4の金
具本体6と固着する座金5と、その座金5を被覆する革
等の外装材7とから成り、表紙体1における背表紙部3
の天から地までの長さとリフィール綴込金具4の全長が
ほぼ等しいことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステム手帳及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】システム手帳を製造する場合、従来は、
まず、表紙体における背表紙部の内面側にリフィール綴
込金具の座金を取り付けてから、その表紙体の周縁部を
縫製していた。
【0003】したがって、表紙体の周縁部を縫製すると
きにリフィール綴込金具の座金が邪魔になるので、その
座金から表紙体における背表紙部の縁の縫製箇所までの
距離を大きくとる必要があって、表紙体のサイズが大き
くなり、携帯等に不便であるという不満があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、表紙
体のサイズを縮小することができて、コンパクトで携帯
に便利なシステム手帳の提供、及びそのようなシステム
手帳の製造方法の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシステム手帳は、周縁部を縫製した表紙体
1と、その表紙体1における背表紙部3の内面側に設置
したリフィール綴込金具4の金具本体6と、表紙体1に
おける背表紙部3の外面側に設置して上記のリフィール
綴込金具4の金具本体6と固着する座金5と、その座金
5を被覆する革等の外装材7とから成り、表紙体1にお
ける背表紙部3の天から地までの長さとリフィール綴込
金具4の全長がほぼ等しいことを特徴とする構成を採る
ものである。
【0006】また、上記課題を解決するために、本発明
のシステム手帳の製造方法は、表紙体1の周縁部を予め
縫製しておき、その表紙体1における背表紙部3の天か
ら地までの長さとほぼ同じ長さで両端に爪片8,9を有
するリフィール綴込金具4の座金5に革等の外装材7を
巻き付けて被覆し、その外装材7で被覆した座金5を表
紙体1の背表紙部3の外面側に重ね合わせ、同じく表紙
体1における背表紙部3の天から地までの長さとほぼ同
じ長さを有するリフィール綴込金具4の金具本体6を表
紙体1の背表紙部3の内面側に重ね合わせて、上記の座
金5の両端に設けた爪片8,9を背表紙部3の天と地の
縁の外側から背表紙部3の内面側へ屈曲させて金具本体
6の両端に掛止して固着することを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を説明する。まず、本発明のシステム手帳は、図1
乃至図3に示すように、表紙体1の周縁部を縫製してい
て(符号2がその縫製によるステッチを示している)、
その表紙体1における背表紙部3の内面側にリフィール
綴込金具4の金具本体6を設置している。そして、表紙
体1はその背表紙部3の天から地までの長さを金具本体
6の全長にほぼ等しく設定している。また、リフィール
綴込金具4の座金5も全長を表紙体1の背表紙部3の天
から地までの長さにほぼ等しく設定していて、この座金
5は革などの外装材7を巻き付けた状態で表紙体1の背
表紙部3の外面側に設置している。この座金5は長手方
向の両端に爪片8,9を突設していて、その爪片8,9
を背表紙部3の天と地の縁の外側から背表紙部3の内面
側へ屈曲させて、金具本体6の長手方向の両端に形成し
た切欠凹部10,11へ嵌入させてから再び金具本体6
の長手方向の中心方向へ屈曲することにより金具本体6
の両端に掛止して金具本体6と固着している。
【0008】上記のシステム手帳の製造方法を、図4乃
至図7を用いて以下に説明する。まず、図4に示すよう
に、長手方向の両端に爪片8,9を突設した座金5と、
その座金5の全長とほぼ長さが等しい革等の外装材7と
を用意して、その座金5に外装材7を巻き付けて、爪片
8,9を除く座金5の外面を外装材7で被覆する。な
お、外装材7は座金5に対し接着剤等で接着してもよ
い。外装材7の素材や色は表紙体1と同じにして外観を
統一してもよいが、互いに異ならせて外観意匠に変化を
持たせることも可能である。
【0009】次に、図5に示すように、周縁部を予め縫
製してその背表紙部3の天から地までの長さを上記の座
金5の全長とほぼ等しく設定した表紙体1を形成して、
上記の外装材7で被覆した座金5を表紙体1における背
表紙部3の外面側に配するとともに、全長を座金5とほ
ぼ同一に設定したリフィール綴込金具4の金具本体6を
背表紙部3の内面側に配する。
【0010】そして、図6に示すように、金具本体6と
外装材7で被覆した座金5を背表紙部3の内外両面にそ
れぞれ重ね合わせて、背表紙部3を金具本体6と外装材
7で被覆した座金5とで挟んだ状態にする。
【0011】次に、図7に示すように、座金5の両端の
爪片8,9を、背表紙部3の天と地の縁の外側を越えて
背表紙部3の内面側へ向かうように屈曲させて、その屈
曲した爪片8,9を金具本体5の長手方向の両端に形成
した切欠凹部10,11に嵌入させてから再び金具本体
6の長手方向の中心方向へ屈曲することにより金具本体
6の両端に掛止して金具本体6と固着する。これによ
り、図1乃至図3に示した上記本発明のシステム手帳が
完成する。
【0012】
【発明の効果】本発明のシステム手帳は上記の通りであ
り、周縁部を縫製した表紙体1における背表紙部3の天
から地までの長さとリフィール綴込金具4の全長をほぼ
等しくしたので、従来品のように後から縫製するために
表紙体の周縁部をリフィール綴込金具の両端より外側へ
幾分出っ張らせたものよりも、表紙体1のサイズを一回
り縮小することができて携帯等に極めて利便となり、か
つ、リフィール綴込金具4の座金5を被覆した外装材7
の素材や色を変えることによって表紙体1の外観デザイ
ンを多様にすることができる。
【0013】また、本発明のシステム手帳の製造方法
は、上記の本発明のシステム手帳、すなわち、携帯等に
利便なようにサイズを縮小できて、かつ、座金5を被覆
した外装材7によって外観デザインを多様にできるシス
テム手帳を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表紙体を開いた状態の斜視図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】表紙体を閉じた状態の斜視図である。
【図4】リフィール綴込金具の座金と外装材の斜視図で
ある。
【図5】リフィール綴込金具の金具本体と座金を表紙体
に取り付ける前の状態を示す斜視図である。
【図6】リフィール綴込金具の金具本体と座金を表紙体
の内外両面に重ね合わせた状態の斜視図である。
【図7】リフィール綴込金具の金具本体と座金を固着し
た状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 表紙体 2 ステッチ 3 背表紙部 4 リフィール綴込金具 5 座金 6 金具本体 7 外装材 8 爪片 9 爪片 10 切欠凹部 11 切欠凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁部を縫製した表紙体1と、その表紙
    体1における背表紙部3の内面側に設置したリフィール
    綴込金具4の金具本体6と、表紙体1における背表紙部
    3の外面側に設置して上記のリフィール綴込金具4の金
    具本体6と固着する座金5と、その座金5を被覆する革
    等の外装材7とから成り、表紙体1における背表紙部3
    の天から地までの長さとリフィール綴込金具4の全長が
    ほぼ等しいことを特徴とするシステム手帳。
  2. 【請求項2】 表紙体1の周縁部を予め縫製しておき、
    その表紙体1における背表紙部3の天から地までの長さ
    とほぼ同じ長さで両端に爪片8,9を有するリフィール
    綴込金具4の座金5に革等の外装材7を巻き付けて被覆
    し、その外装材7で被覆した座金5を表紙体1の背表紙
    部3の外面側に重ね合わせ、同じく表紙体1における背
    表紙部3の天から地までの長さとほぼ同じ長さを有する
    リフィール綴込金具4の金具本体6を表紙体1の背表紙
    部3の内面側に重ね合わせて、上記の座金5の両端に設
    けた爪片8,9を背表紙部3の天と地の縁の外側から背
    表紙部3の内面側へ屈曲させて金具本体6の両端に掛止
    して固着することを特徴とするシステム手帳の製造方
    法。
JP2000160267A 2000-05-30 2000-05-30 システム手帳及びその製造方法 Pending JP2001341465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016159470A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社デザインフィル バインダ形式の手帳構造

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JP2016159470A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 株式会社デザインフィル バインダ形式の手帳構造

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040322