JP2001340112A - 係脱具付咬合スライドファスナー - Google Patents

係脱具付咬合スライドファスナー

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JP2001340112A
JP2001340112A JP2000161596A JP2000161596A JP2001340112A JP 2001340112 A JP2001340112 A JP 2001340112A JP 2000161596 A JP2000161596 A JP 2000161596A JP 2000161596 A JP2000161596 A JP 2000161596A JP 2001340112 A JP2001340112 A JP 2001340112A
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convex
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    • A44B19/00Slide fasteners
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/38Means at the end of stringer by which the slider can be freed from one stringer, e.g. stringers can be completely separated from each other
    • A44B19/384Separable slide fasteners with quick opening devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作によって咬合、分離開放ができる
凹条、凸条からなる便利な係脱具付咬合スライドファス
ナーを提供する。 【解決手段】 凹条1と凸条2は柔軟性のある樹脂から
成形し、凸条2の終端にはスライダーをガイドするスラ
イダーガイド部を除去し、スライダー41のサイドから
凸条2の凸条咬合部7を挿入し、凹条1の凹条咬合部4
に係合させることができ、凹条1と凸条2の終端に雌雄
止具29、34からなる係脱具20を取り付け、操作は
凹条1の係脱具20の雄止具34に凸条2の係脱具20
の雌止具29を係合させ、スライダー41を凹条1の係
脱具20に当接させた後、凸条2を雌雄止具29、34
を中心に回動させ、スライダー41のガイドフランジ4
4に挿入して凹条咬合部4と凸条咬合部7を咬合させ、
スライダー41を摺動させれば両咬合部4、7は咬合
し、その逆の操作を行えば咬合を解除し、凹条1と凸条
2とを分離開放することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱可塑性樹脂か
ら成形された凹条と凸条とが咬合する水気密性を備え
た、一般にレール状ファスナーとも呼ばれるスライドフ
ァスナーであって、凹条と凸条の端部に係脱具または開
き具を備えて左右に分離でき、また係脱具を係合させス
ライダーの摺動によって凹条と凸条とを咬合させること
ができる咬合スライドファスナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂製の凹条と凸条とが
咬合するスライドファスナーは、図14に示すように左
右に配した凹条と凸条の咬合条を咬合した状態で、凹条
と凸条との咬合条の一端部を止金具で固定した咬合スラ
イドファスナーが実公昭48−36003号公報に開示
されている。
【0003】また、図15に示すように熱可塑性樹脂製
の複数のフック条を一面に突設した凹凸条の咬合条から
形成され、凹凸条と凹凸条とが咬合する咬合スライドフ
ァスナーにおいて、一方側の咬合条の一端部側に箱形止
金具を取り付け、他端部側にスライダーの脱落防止用の
突起を一体に形成し、箱形止金具を取り付けた咬合条の
他端部と、他方側の咬合条で箱形止金具に嵌挿する側の
端部とを平坦状に形成し、箱形止金具に他方側の咬合条
を嵌挿してスライダーの摺動によって、咬合条を咬合さ
せる分離可能な咬合スライドファスナーが実公昭30−
443号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図14に
示す第1例の咬合スライドファスナーは、一般によく知
られている咬合スライドファスナーであり、左右に配さ
れた凹条と凸条との咬合条は、咬合状態で一端に取り付
けた止金具によって固定されているため, 凹条と凸条と
の咬合条は左右に完全に分離開放することができないの
で、使用範囲が限定され、分離開放される衣服などには
使用できないなど問題点がある。
【0005】また、図15に示す第2例の咬合スライド
ファスナーは、咬合する複数のフック条を突設した凹凸
条の咬合条における一方側の咬合条の端部に箱形止金具
を取り付けて、他方側の咬合条を嵌挿し咬合させるが、
左右の咬合条を分離開放また咬合させるための操作がき
わめて煩雑で、円滑な分離、咬合操作が行えず実用的な
咬合スライドファスナーとは言えないなど問題点があ
る。
【0006】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、熱可塑性樹脂から成形した凹条と凸条との咬合条が
咬合するスライドファスナーにおいて、凹条と凸条とを
スライダーの摺動操作によって、凹条と凸条とを簡単か
つ円滑に分離開放また咬合させることができ、しかも凹
条と凸条との終端に係合かつ抜脱が簡易にできる係脱具
を一体に備え、スライダーのサイドから凸条を挿入し、
または離脱ができる便利な係脱具付咬合スライドファス
ナーを提供することが主たる目的である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、凹条と凸条とがスライダーの摺動操作
によって開口、閉鎖され、なおかつ凸条が端部において
スライダーのサイドから挿入し凹条と咬合し、また離脱
させるため、効率よく確実に機能が発揮できる凹条咬合
部および凸条咬合部の形態を特定し、円滑な操作が実現
できる係脱具付咬合スライドファスナーを提供すること
が目的である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、凸条の凸条咬合部をスライダ
ーのサイドから容易に凹条の凹条咬合部に挿入でき、ス
ライダーとの間に無駄のない咬合機能が発揮できる係脱
具付咬合スライドファスナーを提供することが目的であ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、凹条および凸条の端部に互い
に係合離脱ができる雌雄止具を備えた係脱具を一挙に射
出成形手段によって、凹条および凸条に一体成形し、効
率のよい生産ができる係脱具付咬合スライドファスナー
を提供することが目的である。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、凹条と凸条の端部に装着する
係脱具の形態を特定し、しかも係脱具を凹条支持片およ
び凸条支持片に強固に取り付けることができ、かつ互い
に係合離脱できる雌雄止具を係脱具に装備させ、この係
脱具は凹条および凸条に簡易な手段によって、溶着また
は接着あるいはプレス加工ができる便利な係脱具付咬合
スライドファスナーを提供することが目的である。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の目的に加え、凹条の係脱具と凸条の係脱具
とを結合した際、係脱具を係合する機能を備えた構造に
構成し、凹条と凸条との咬合をより的確に行える係脱具
付咬合スライドファスナーを提供することが目的であ
る。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の目的に加え、係脱具に装備する雌雄止具の
形態を特定し、係脱具の結合、分離機能を高めて品質お
よび機能の向上を図った係脱具付咬合スライドファスナ
ーを提供することが目的である。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項4記載の発
明の目的に加え、凹条および凸条の端部に係脱具を一体
射出成形によって強固に固定でき、堅牢な取付強度のあ
る係脱具付咬合スライドファスナーを提供することが目
的である。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項5記載の発
明の目的に加え、凹条および凸条の端部に装着する係脱
具を熱可塑性樹脂から成形し、凹条および凸条の端部に
咬合作動を妨げることなく、的確かつ簡易に装着できる
係脱具付咬合スライドファスナーを提供することが目的
である。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項5記載の
発明の目的に加え、凹条および凸条の端部に装着する係
脱具を金属から成形し、凹条および凸条の端部に咬合作
動を妨げることなく、的確かつ簡易に装着できる係脱具
付咬合スライドファスナーを提供することが目的であ
る。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項1または
2記載の発明の目的に加え、凹条と凸条とが咬合する咬
合スライドファスナーに用いるスライダーであって、ス
ライダーのサイドから一方の咬合条を挿入でき、的確か
つ有効に機能を発揮できるスライダーの形態を特定し、
円滑な開閉操作が行えるスライダーを備えた係脱具付咬
合スライドファスナーを提供することが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、咬合スライ
ドファスナーが熱可塑性樹脂から成形された凹条1と凸
条2とから形成し、凹条1と凸条2との咬合部4、7の
終端における凸条2のスライダー41をガイドするスラ
イダーガイド部17を除去し、この除去することによっ
てスライダー41のサイドから凸条2の凸条咬合部7を
挿入し、凹条1の凹条咬合部4に係合できる形に形成
し、かつ凹条1と凸条2との終端を係脱させることがで
きる係脱具20をそれぞれ凹条1と凸条2とに一体に配
備した係脱具付咬合スライドファスナーを主な構成とす
るものである。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、凹条1の凹条咬合部4は両側または一
方の先端に内向のフック状の係止片11を形成すること
によって、凸条2の凸条咬合部7を嵌合係止できる嵌合
凹部10を設け、嵌合凹部10の底部12外側の一部に
扁平状の凹条支持片5を一体に配設するとともにスライ
ダーガイド部13を形成し、凸条2の凸条咬合部7は断
面きのこ状またはフック状の係合頭部15を設け、係合
頭部15の後方に間隔をおいて上下面にスライダーガイ
ド部17を突設し、このガイド部17の外側の一部に扁
平状の凸条支持片8を一体に配設した係脱具付咬合スラ
イドファスナーである。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、スライダーガイド部17を除
去する除去部18は、少なくともスライダー41におけ
るガイドフランジ44の長さに相当する部分を除去し
て、スライダー41のサイドから凸条咬合部7を挿入で
きる形に形成した係脱具付咬合スライドファスナーであ
る。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、凹条1および凸条2の端部に
装備する係脱具20は、凹条1においては凹条咬合部4
の前方をやや拡げ、凹条咬合部4および凹条支持片5を
ともに埋装し、かつ凹条咬合部4の端部に雌雄止具2
9、34の一方が配置される形、また凸条2においては
凸条咬合部7が係合頭部15の後端から凸条支持片8を
埋装し、凸条咬合部7の端部に雌雄止具29、34の他
方が配置される形で、それぞれ熱可塑性樹脂を射出成形
手段によって成形して形成した係脱具付咬合スライドフ
ァスナーである。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、凹条1および凸条2の端部に
装備する係脱具20は、凹条咬合部4の前方を除く三方
を被う被覆部21と、この被覆部21に連接して凹条支
持片5の端部を挟着する挟着部22を設け、被覆部21
の端部に雌止具29または雄止具34の一方を配し、凸
条咬合部7を挟持する挟持部25と、この挟持部25に
連接して凸条支持片8の端部を挟着する挟着部26を設
け、挟持部25の端部に雄止具34または雌止具29の
他方を配した係脱具付咬合スライドファスナーである。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の構成に加え、凹条1の凹条咬合部4を被覆
する被覆部21の上下表面に奥行がやや拡大する浅い溝
状の被係合部23を設け、また凸条の凸条咬合部7を挟
持する挟持部25の前面に先端がやや拡大する突起状の
係合部27を設け、被係合部23と係合部27とが係脱
できるように形成した係脱具付咬合スライドファスナー
である。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の構成に加え、凹条1の被覆部21または凸
条2の挟持部25に配備する雌雄止具29、34におけ
る雄止具34は、平板35上に弾性変形ができる係合突
起36を突設し、雌止具29は平板30上に係合突起3
6が弾性変形して嵌合できる係合孔31を設けた係脱具
付咬合スライドファスナーである。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加え、凹条1の凹条支持片5および凸条2の
凸条支持片8における係脱具20を装着する個所に透孔
状の取付孔19を複数個宛穿設し、この取付孔19を利
用して係脱具20を射出成形して形成した係脱具付咬合
スライドファスナーである。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成に加え、凹条1および凸条2の端部に装備する
係脱具20は、凹条1における被覆部21および挟着部
22、また凸条2における挟持部25および挟着部2
6、さらに雌雄止具29、34を熱可塑性樹脂から一体
成形し、この係脱具20を凹条1および凸条2の端部す
なわち凹条支持片5および凸条支持片8に嵌装し、各支
持片5、8に超音波加工、または高周波加工によって溶
着し、あるいは接着剤を用いて接着して固定した係脱具
付咬合スライドファスナーである。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項5記載の
発明の構成に加え、凹条1および凸条2の端部に装備す
る係脱具20は、凹条1における被覆部21および挟着
部22、また凸条2における挟持部25および挟着部2
6、さらに雌雄止具29、34を金属から一体成形し、
この係脱具20を凹条1および凸条2の端部すなわち凹
条支持片5および凸条支持片8に嵌装し、各支持片5、
8にプレス加工などによって圧着し固定した係脱具付咬
合スライドファスナーである。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項1または
2記載の発明の構成に加え、凹条1と凸条2とが咬合
し、かつ凹条1と凸条2とが分離できる咬合スライドフ
ァスナーに装備するスライダー41は、凹条1側では凹
条咬合部4の外側面に摺接するガイドフランジ44を設
け、また凸条2側には凸条咬合部7の後方に配したスラ
イダーガイド部17の外側面に摺接するガイドフランジ
44を設け、凸条2側に設けたガイドフランジ44間の
間隔を、凸条咬合部7の厚さと略一致する形に形成し、
凸条咬合部7がスライダー41のガイドフランジ44間
をサイドから自由に通過できる形に形成した係脱具付咬
合スライドファスナーである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の係脱具付咬合ス
ライドファスナーの実施の形態について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【0029】この発明の咬合スライドファスナーは、一
方が凹状の凹条1から形成し、他方が凸状の凸条2から
形成する。凹条1は凹条咬合部4と凹条支持片5とから
形成し、凸条2は凸条咬合部7と凸条支持片8とから形
成する。この凹条1と凸条2の材質は、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニルなどの柔軟性のある熱可塑性樹脂を押出
成形加工によって長尺状に成形し、凹条1と凸条2とが
咬合できる形態の咬合ファスナーチェンに仕上げる。
【0030】咬合ファスナーチェンの第1実施例は、図
1に示すように凹条1は一側縁に先端が内向するフック
状の係止片11が対向し、両係止片11間に凸条咬合部
7を嵌合し係止できる嵌合凹部10を成形した凹条咬合
部4を設け、嵌合凹部10における底部12の外側の一
部、たとえば中央部分に扁平状の凹条支持片5を一体に
横方向へ向けて設けることによって、凹条支持片5の上
下面にスライダー41をガイドするためのスライダーガ
イド部13が形成される。
【0031】他方、凹条1に咬合する凸条2は、図1に
示すように一側縁の表裏両側に係止部16を持つ断面き
のこ状の係合頭部15を形成した凸条咬合部7を設け、
係合頭部15の後方に少なくとも凹条咬合部4の係止片
11が嵌入できる間隔をおいて幹部分の上下面にスライ
ダー41をガイドするためのスライダーガイド部17を
突設し、このスライダーガイド部17の外側面の一部、
たとえば中央部分に扁平状の凸条支持片8を一体に横方
向へ向けて設ける。
【0032】凹条1と凸条2とは、図1に示すようにス
ライダー41の摺動動作によって咬合する。このスライ
ダー41の胴体41は上翼板45と下翼板46とを案内
柱42によって連結し、上翼板45および下翼板46の
両外側縁に凹条1のスライダーガイド部13および凸条
2のスライダーガイド部17に摺接しガイドできるガイ
ドフランジ44が屈設されている。そしてガイドフラン
ジ44は凸条2側のガイドフランジ44が凹条1側のガ
イドフランジ44よりも上下の間隔がやや広く形成され
ている。たとえば凸条2側のガイドフランジ44間の間
隔は、凸条咬合部7におけるきのこ状の係合頭部15の
厚さに略等しい間隔に形成し、凸条2の凸条咬合部7が
スライダー41のサイドから自由に挿入できる形に形成
する。
【0033】咬合ファスナーチェンの凹条1および凸条
2の端部には、図3に示すように凹条1と凸条2とが係
脱自在に形成するための係脱具20が装備されている。
係脱具20はポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピ
レン、ポリプチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂
またはこれらの樹脂に耐摩耗性強化材を加えた素材を用
いて、射出成形手段などによって直接一体成形する。
【0034】成形の態様は、図7に示すように凹条1に
あっては凹条咬合部4の入口側をやや拡げ凸条咬合部7
が挿入できる状態で、しかもフック状の係止片11をあ
らかじめ除去した状態で凹条咬合部4および凹条支持片
5を埋装する形で一体成形する。また、係止片11を内
側に傾倒された状態で凹条咬合部4および凹条支持片5
を埋装して一体成形するものであってもよい。そして凹
条咬合部4の全体を被う分厚い被覆部21を形成し、こ
の被覆部21には図3に示すように上下表面の咬合入口
側の隅部に入口側が狭く奥行きがやや拡大する浅い溝状
の被係合部23が形成され、凸条2側の係脱具20に形
成された係合部27と係合する。また被覆部21に連接
して凹条支持片5を被覆する薄い挟着部22を形成す
る。
【0035】被覆部21の端部であって挟着部22の基
部とにわたって雄止具34を一体に成形する。雄止具3
4は図3に示すように円形の平板35の中央部に円筒状
に突出する係合突起36を設け、この係合突起36は図
8に示すように縦方向に複数の割溝37を設け、かつ先
端が分厚く玉縁状に形成し、係合突起36が雌止具29
と係合したとき、容易に弾性変形ができるように弾力性
が備えられている。なお平板35の係合面38が被覆部
21の厚さ方向の略中央に位置するように配設する。
【0036】凸条1における係脱具20の成形は、図7
に示すように両側に係止部16をもつきのこ状の係合頭
部15の裏側、すなわち後端からスライダーガイド部1
7にかけて凸条咬合部7を挟持し、凹条咬合部4を被覆
する被覆部21の厚さと同等の厚さの挟持部25を形成
し、この挟持部25には図3に示すように挟持部25の
端部前面に先端がやや拡大する突起状の係合部27を突
設し、この係合部27は凹条1側の係脱具20に設けた
被覆部21の被係合部23と、凹条1と凸条2とが咬合
したとき、係合できるように形成する。また挟持部25
に連接して凸条支持片8を被覆する薄い挟着部26を形
成する。
【0037】挟持部25の端部であって挟着部26の基
部とにわたって雌止具29を一体に成形する。雌止具2
9は図3に示すように円形の平板30の中央部に円透孔
状の係合孔31を設け、この係合孔31の周壁面の中央
部分が図8に示すようにやや内側へ突出する突部32を
形成し、雄止具34の係合突起36を弾性変形させて係
合孔31に係合させると、突部32によって凹条1の係
合突起36の脱却を阻止するように形成されている。な
お平板30の係合面33は挟持部25の厚さ方向の略中
央に位置するように配設して、雄止具34と整然と重合
し係合できるように形成する。
【0038】なお、係脱具20に配設する雌止具29と
雄止具34とを凹条1と凸条2に逆に配置し、たとえば
凹条1の被覆部21の端部と挟着部22の基部とにわた
って雌止具29を一体に成形し、凸条2の挟持部25の
端部と挟着部26の基部とにわたって雄止具34を一体
に成形して装備させても機能的には同じである。
【0039】係脱具20を取り付けた凹条1と凸条2の
使用態様を説明すると、図4〜6に示すようにまず係脱
具20の被覆部21を装着した凹条咬合部4にスライダ
ー41を挿通して被覆部21に当接させた後、凹条1に
配した雄止具34に凸条2に配した雌止具29を係合さ
せ、凸条2を凹条1に近付ける方向へ回動させると同時
に、凸条2の凸条咬合部7およびスライダーガイド部1
7を除去した除去部18をスライダー41のガイドフラ
ンジ44間に挿入させ、挟持部25に形成した係合部2
7を凹条1の被覆部21に形成した被係合部23に押圧
して係合させた後、スライダー41をスライドファスナ
ーの閉鎖方向へ摺動させることにより、凹条1の凹条咬
合部4と凸条2の凸条咬合部7とを咬合させ、咬合スラ
イドファスナーを閉鎖させることができる。
【0040】閉鎖された咬合スライドファスナーを閉口
分離させるには、スライダー41を係脱具20側へ摺動
させ、被覆部21に当接させた後、凸条支持片8を掴持
して凸条2と凹条1とを離れる方向へ引張ると係合部2
7が被係合部23から脱却し、雌雄止具29、34を中
心に凹条1と凸条2を回動させ、凸条2の凸条咬合部7
および除去部18がスライダー41のガイドフランジ4
4間から脱出させた後、雌止具29を雄止具34から抜
脱させることによって、凹条1と凸条2とを互いに分離
し開放させることができる。
【0041】咬合ファスナーチェンの第2実施例につい
て説明すると、図2に示すように凹条1は、一側縁に先
端の一方側が内向するフック状の係止片11を形成し、
他方対向側は平坦な舌片14が対向する形に形成され、
係止片11と舌片14の間に凸条咬合部7を嵌合して係
止できる嵌合凹部10が形成された凹条咬合部4を設け
る。嵌合凹部10における底部12の外側の一部、たと
えば中央より下寄りの部分に扁平状の凹条支持片5を一
体に横方向へ向けて設け、凹条支持片5の上下にスライ
ダー41をガイドするためのスライダーガイド部13を
形成する。
【0042】凸条2は、図2に示すように一側縁に凹条
1の係止片11と対向するため、先端が内向するフック
状の係止部16を設けて係合頭部15を形成した凸条咬
合部7を設け、係止部16が凹条1の係止片11と係合
できるように形成する。この係合頭部15の後方に少な
くとも凹条咬合部4の係止片11が嵌入できる間隔をお
いて幹部分の上下にスライダー41をガイドするための
スライダーガイド部17を突設し、スライダーガイド部
17は上面が凹条咬合部4の上面と一致するように突出
し、下面は凹条咬合部4の下面と一致するように突設す
る。このスライダーガイド部17の外側面の一部、たと
えば凹条支持片5の位置と一致する部分に扁平状の凸条
支持片8を横方向へ向けて設ける。
【0043】この咬合ファスナーチェンに用いられるス
ライダー41は、上翼板45のガイドフランジ44が凹
条咬合部4側が大きく突出し、凸条咬合部7側が小さ
く、すなわち凸条咬合部7における係合頭部15の係止
部16の厚さに略等しい間隔を確保するように短く突出
させ、凸条2の係合頭部15が自由にガイドフランジ4
4間を挿脱できるように形成する。したがって下翼板4
6のガイドフランジ44は両側が同一の形であってもよ
い。
【0044】この咬合ファスナーチェンの凹条1および
凸条2の端部に装備する係脱具20については、第1実
施例の係脱具20と同一であり、その説明を省略する。
【0045】凹条1および凸条2の端部に係脱具20を
直接一体射出成形する他の実施例について説明すると、
図9に示すように凹条1における凹条支持片5と凸条2
の凸条支持片8との端部に係脱具20を射出成形するた
めの透孔状の取付孔19を複数個穿設し、この取付孔1
9を利用して樹脂製の係脱具20を射出成形する。成形
された係脱具20は取付孔19を通じて上下が連結さ
れ、係脱具20の取付強度を高め、堅牢な係脱具付咬合
スライドファスナーに仕上げることができる。
【0046】次に凹条1および凸条2の端部に係脱具2
0を装着する手段として、直接凹条1および凸条2に係
脱具20を射出成形するのではなく、係脱具20を別個
に射出成形して形成し、形成した係脱具20を凹条1が
挿入できる凹条挿入部24、凸条2が挿入できる凸条挿
入部28とに凹条1および凸条2を挿入した後、固定し
て取り付けることができる。
【0047】たとえば図10に示すように、係脱具20
を熱可塑性樹脂を用いて一体射出成形し、凹条1側の係
脱具20には凹条1を挿入できる凹条挿入部24を設
け、凹条挿入部24は凹条咬合部4を挿入できる分厚い
被覆部21を設け、被覆部21は凹条咬合部4における
咬合入口側を除く三方を被う形に形成し、被覆部21の
背面に連接して凹条支持片5を上下両面から挟着できる
挟着部22を一体に横設する。また被覆部21における
上下表面にあって、入口側が狭く奥行きがやや拡大する
浅い溝状の被係合部23を形成する。この被係合部23
は凸条2側に設けた挟持部25の係合部27と、凹条1
と凸条2とが咬合した際に係合できるように形成し、被
覆部21および挟着部22は凹条挿入部24の底部分と
挟着部22の側面で表裏面が連結されている。
【0048】さらに被覆部21の端部と挟着部22の基
部とにわたって雄止具34を一体に配し、雄止具34は
円形の平板35の中央部に円筒状に突出する係合突起3
6を設け、この係合突起36は複数の割溝37を設け、
先端は玉縁状に形成し、係合突起36が雌止具29と係
合したとき、容易に弾性変形ができるように形成する。
なお平板35の係合面38が被覆部21の厚さ方向の略
中央に位置するように配設する。
【0049】凸条2側の係脱具20には凸条2を挿入で
きる凸条挿入部28を設け、スライダーガイド部17を
所定の長さに除去した除去部18を設け、この除去部1
8を上下両面から挟持できる分厚い挟持部25を設け、
挟持部25の背面に連接して凸条支持片8を上下両面か
ら挟持できる挟着部26を一体に横設する。上下の挟持
部25の端部前面であって表面に近い部分に先端がやや
拡大する突起状の係合部27を突設し、この係合部27
は凹条1側の係脱具20に設けた被覆部21の被係合部
23と、凹条1と凸条2とが咬合したときに係合できる
ように形成し、挟持部25および挟着部26は凸条挿入
部28の底部分と挟着部26の側面で表裏面が連結され
ている。
【0050】さらに挟持部25の端部と挟着部26の基
部とにわたって雌止具29を配し、雌止具29は円形の
平板30の中央部に円透孔状の係合孔31を設け、この
係合孔31の周壁面の中央部分がやや内側へ突出する突
部32を形成し、雄止具34の係合突起36を弾性変形
させて係合孔31に係合させると突部32によって係合
突起36の脱却を阻止する形に形成する。なお平板30
の係合面33は挟持部25の厚さ方向の略中央に位置す
るように配設する。
【0051】一体成形された樹脂製の係脱具20を凹条
1および凸条2に装着するには、図10、11に示すよ
うに凹条1および凸条2の端部を係脱具20に設けた凹
条挿入部24および凸条挿入部28に挿入し、係脱具2
0の挟着部22、26をそれぞれ凹条支持片5、凸条支
持片8に超音波加工、高周波加工などによって溶着する
か、または接着剤を用いて凹条支持片5および凸条支持
片8に係脱具20を接着して取り付ける。
【0052】また凹条1および凸条2の端部に装着する
係脱具20を、前記した形態でアルミニウム合金、また
は亜鉛合金などの金属を用いてダイカスト成形手段によ
って成形することにより形成してもよい。一体成形され
た金属製の係脱具20に形成した凹条挿入部24および
凸条挿入部28に凹条1および凸条2の端部を挿入し、
挿入後係脱具20の挟着部22、26をそれぞれ凹条支
持片5、凸条支持片8にプレス加工によってプレスし挟
着して取り付ける。なおプレスの際、凹条咬合部4を圧
迫変形しないように形成する。またこの咬合ファスナー
チェンに用いるスライダーの形態および使用態様は前記
第1実施例の咬合ファスナーチェンと同一である。
【0053】最後に図12に示す凹条1および凸条2に
設ける係脱具20は前例の係脱具20の形態とは異な
り、凹条1の係脱具20は凹条咬合部4の下端に被覆部
21を設け、この被覆部21に連接して、凹条支持片5
の下端を挟着する挟着部22を設け、この挟着部22は
下端に被覆部21の下端を経て係合時の凸条支持片8の
外側縁に向けて突出する突片39を横設し、この突片3
9の先端に雌止具29を一体に設けて、凸条2に設けた
雄止具34と係合できるように形成する。
【0054】凸条2の係脱具20は凸条支持片8の下端
に挟着部26を設け、この挟着部26の外側縁下端に下
方へ突出する突片40を垂設し、この突片40の雄止具
34を一体に設けて、凹条1に設けた雌止具29と係合
できるように形成する。
【0055】この形態の係脱具20は、図13に示すよ
うに凹条1と凸条2とが、雌雄止具29、34によって
枢支する地点が凹条咬合部4と凸条咬合部7とが咬合す
る延長線上ではなく、咬合延長線上から凸条支持片8の
外側へずれているため、咬合操作も多少異なり、まずス
ライダー41を凹条咬合部4の被覆部21に当接する状
態で保持し、凸条支持片8の突片40に設けた雄止具3
4と凹条支持片5の突片39に設けた雌止具29とを係
合させた後に、図11に示すように凸条咬合部7および
スライダーガイド部17を除去した除去部18をスライ
ダー41のガイドフランジ44間に挿入し、凹条咬合部
4と凸条咬合部7とを咬合させ、スライダー41を咬合
ファスナーチェンの閉鎖方向へ摺動させることで咬合フ
ァスナーチェンは閉鎖される。
【0056】閉鎖された咬合ファスナーチェンを開口し
分離するには、スライダー41を被覆部21に当接する
ように摺動し、その後凸条支持片8を雌雄止具29、3
4を中心として回動させて凸条の咬合部7および除去部
18をスライダー41から脱却した後、雌止具29から
雄止具34を抜脱して凹条1と凸条2とを分離できる。
【0057】
【発明の効果】この発明の係脱具付咬合スライドファス
ナーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成に
よって下記の効果を奏する。
【0058】この発明のうち請求項1記載の発明は、熱
可塑性樹脂製の凹条と凸条とが咬合するスライドファス
ナーで、凹条と凸条との咬合部の終端における凸条のス
ライダーガイド部を除去し、スライダーのサイドから凸
条咬合部を挿入して凹条咬合部に係合可能に形成し、凹
条と凸条の終端を係脱できる係脱具を凹条と凸条とにそ
れぞれ一体に配設したことによって、凹条と凸条とをス
ライダーの摺動操作により、凹条と凸条とを簡単かつ円
滑に咬合させ、また分離開放させることができ、スライ
ダーのサイドから凸条を挿脱できるように形成した全く
新しい咬合タイプの便利なスライドファスナーが得られ
る効果がある。
【0059】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、凹条咬合部は両側または一方の先端に
内向のフック状の係止片を備え、凸条咬合部を嵌合でき
る嵌合凹部を形成し、嵌合凹部の底部外側に凹条支持片
を一体に配設するとともにスライダーガイド部を形成
し、凸条咬合部は断面きのこ状またはフック状の係合頭
部を設け、係合頭部の後方に間隔をおいてスライダーガ
イド部を突設し、該ガイド部の外側に凸条支持片を一体
に配設したことによって、凹条と凸条との咬合部が横方
向において咬合できる分離開放タイプに適した形態であ
り、スライダーの操作性およびガイド性が優れた咬合タ
イプのスライドファスナーが得られる効果がある。
【0060】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、スライダーガイド部を除去し
た除去部は、少なくともスライダーのガイドフランジの
長さに相当する部分を除去したことによって、凹条と凸
条とを横方向に咬合させ、有効かつ容易に凸条をスライ
ダーのガイドフランジ間に挿脱でき、スライダーの始動
を円滑に行うことができる効果がある。
【0061】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、係脱具は凹条咬合部の前方を
やや拡げて、凹条咬合部および凹条支持片を埋装し、か
つ凹条咬合部の端部に雌雄止具の一方が配置される形、
また凸条咬合部は係合頭部の後端から凸条支持片を埋装
し、凸条咬合部の端部に雌雄止具の他方が配置される形
で、それぞれ熱可塑性樹脂を射出成形して一体に形成し
たことによって、凹条および凸条の端部に互いに係合離
脱ができる雌雄止具を備えた係脱具を一挙に射出成形が
でき、係脱具付咬合スライドファスナーの作製が容易で
あり、生産性の向上が図れる効果がある。
【0062】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、係脱具は、凹条咬合部の前方
を除く三方を被う被覆部と該被覆部に連接して凹条支持
片を挟着する挟着部を設け、被覆部の端部に雌雄止具の
一方を配し、凸条支持片を挟持する挟持部と該挟持部に
連接して凸条支持片を挟着する挟着部を設け、挟持部の
端部に雌雄止具の他方を配したことによって、分離開放
できる咬合スライドファスナーの凹条と凸条とを簡単な
機構で係脱させることができ、また係脱具を凹条、凸条
に簡易な手段によって装着させることができる効果があ
る。
【0063】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の効果に加え、被覆部の上下表面に奥行がや
や拡大する浅い溝状の被係合部を設け、挟持部の前面に
先端がやや拡大する突起状の係合部を設け、被係合部と
係合部とが係脱可能に形成したことによって、凹条と凸
条に装着した係脱具の係合時に簡単に係脱具が解放でき
ないよう係合機能を果たし、スライダーの始動を容易に
することができる効果がある。
【0064】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載の発明の効果に加え、雌雄止具における雄止具は、
平板上に弾性変形可能な係合突起を突設し、雌止具は平
板上に係合突起が嵌合できる係合孔を設けたことによっ
て、係脱具を簡単な構造の雌雄止具によって円滑かつ的
確に係脱操作が行える効果がある。
【0065】請求項8記載の発明は、請求項4記載の発
明の効果に加え、凹条支持片および凸条支持片における
係脱具を装着する個所に透孔状の取付孔を複数個穿設し
て係脱具を射出成形したことによって、凹条および凸条
の端部に係脱具を強固に取り付けることができ、耐久性
のある咬合タイプのスライドファスナーが得られる効果
がある。
【0066】請求項9記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加え、係脱具は、凹条の被覆部および挟着
部、また凸条の挟持部および挟着部、さらに雌雄止具を
熱可塑性樹脂から一体成形し、該係脱具を凹条および凸
条の端部に嵌装し、各支持片に溶着または接着して固定
したことによって、熱可塑性樹脂製の係脱具を凹条、凸
条の端部に咬合動作に支障を来すことなく的確かつ有効
に、しかも簡易に装着させることができる効果がある。
【0067】請求項10記載の発明は、請求項5記載の
発明の効果に加え、係脱具は、凹条の被覆部および挟着
部、また凸条の挟持部および挟着部、さらに雌雄止具を
金属から一体成形し、該係脱具を凹条および凸条の端部
に嵌装し、各支持片に加圧挟着して固定してたことによ
って、金属製の係脱具を凹条、凸条の端部に咬合動作に
支障を来すことなく的確かつ有効に、しかも簡易に装着
させることができる効果がある。
【0068】請求項11記載の発明は、請求項1または
2記載の発明の効果に加え、スライダーは、凹条側では
凹条咬合部の外側面に摺接するガイドフランジを設け、
また凸条側には凸条咬合部の後方に配したスライダーガ
イド部の外側面に摺接するガイドフランジを設け、凸条
側のガイドフランジ間の間隔は少なくとも凸条咬合部の
厚さと同等に形成したことによって、凹条と凸条とを横
方向に咬合させ、かつ分離開放ができるタイプの咬合ス
ライドファスナーのスライダーとして適した形態に仕上
げられ、かつ円滑に操作ができる効果があるなど、この
発明が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】咬合ファスナーチェンの第1実施例の横断面図
である。
【図2】咬合ファスナーチェンの第2実施例の横断面図
である。
【図3】咬合スライドファスナーに係脱具を射出成形し
た要部の斜視図である。
【図4】同上咬合スライドファスナーにおける具体的な
作用状態を示した説明図である。
【図5】同上咬合スライドファスナーにおける具体的な
作用状態を示した説明図である。
【図6】同上咬合スライドファスナーにおける具体的な
作用状態を示した説明図である。
【図7】同上咬合スライドファスナーにおける図6のA
−A線断面図である。
【図8】同上咬合スライドファスナーにおける図6のB
−B線断面図である。
【図9】他の咬合ファスナーチェンの凹条と凸条の斜視
図である。
【図10】他の実施例に基づく咬合スライドファスナー
の凹条、凸条、係脱具の斜視図である。
【図11】同上咬合スライドファスナーの要部の斜視図
である。
【図12】他の咬合スライドファスナーにおける具体的
な作用状態を示した説明図である。
【図13】同上咬合スライドファスナーにおける具体的
な作用状態を示した説明図である。
【図14】公知の咬合スライドファスナーの斜視図であ
る。
【図15】他の公知の分離可能な咬合スライドファスナ
ーの要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 凹条 2 凸条 4 凹条咬合部 5 凹条支持片 7 凸条咬合部 8 凸条支持片 10 嵌合凹部 11 係止片 12 底部 13 スライダーガイド部 15 係合頭部 17 スライダーガイド部 18 除去部 19 取付孔 20 係脱具 21 被覆部 22 挟着部 23 被係合部 24 凹条挿入部 25 挟持部 26 挟着部 27 係合部 28 凸条挿入部 29 雌止具 30 平板 31 係合孔 34 雄止具 35 平板 36 係合突起 41 スライダー 44 ガイドフランジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂製の凹条1と凸条2とが咬
    合するスライドファスナーにおいて、凹条1と凸条2と
    の咬合部4、7の終端における凸条2のスライダーガイ
    ド部17を除去し、スライダー41のサイドから凸条咬
    合部7を挿入して凹条咬合部4に係合可能に形成し、凹
    条1と凸条2との終端を係脱できる係脱具20を凹条1
    と凸条2とにそれぞれ一体に配設したことを特徴とする
    係脱具付咬合スライドファスナー。
  2. 【請求項2】 凹条咬合部4は両側または一方の先端に
    内向のフック状の係止片11を備え、凸条咬合部7を嵌
    合できる嵌合凹部10を形成し、嵌合凹部10の底部1
    2外側に凹条支持片5を一体に配設するとともにスライ
    ダーガイド部13を形成し、凸条咬合部7は断面きのこ
    状またはフック状の係合頭部15を設け、係合頭部15
    の後方に間隔をおいてスライダーガイド部17を突設
    し、該ガイド部17の外側に凸条支持片8を一体に配設
    してなる請求項1記載の係脱具付咬合スライドファスナ
    ー。
  3. 【請求項3】 スライダーガイド部17を除去した除去
    部18は、少なくともスライダー41のガイドフランジ
    44の長さに相当する部分を除去してなる請求項1また
    は2記載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  4. 【請求項4】 係脱具20は、凹条咬合部4の前方をや
    や拡げて、凹条咬合部4および凹条支持片5を埋装し、
    かつ凹条咬合部4の端部に雌雄止具29、34の一方が
    配置される形、また凸条咬合部7は係合頭部15の後端
    から凸条支持片8を埋装し、凸条咬合部7の端部に雌雄
    止具29、34の他方が配置される形で、それぞれ熱可
    塑性樹脂を射出成形して一体に形成してなる請求項1ま
    たは2記載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  5. 【請求項5】 係脱具20は、凹条咬合部4の前方を除
    く三方を被う被覆部21と該被覆部21に連接して凹条
    支持片5を挟着する挟着部22を設け、被覆部21の端
    部に雌雄止具29、34の一方を配し、凸条咬合部7を
    挟持する挟持部25と該挟持部25に連接して凸条支持
    片8を挟着する挟着部26を設け、挟持部25の端部に
    雌雄止具29、34の他方を配してなる請求項1または
    2記載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  6. 【請求項6】 被覆部21の上下表面に奥行がやや拡大
    する浅い溝状の被係合部23を設け、挟持部25の前面
    に先端がやや拡大する突起状の係合部27を設け、被係
    合部23と係合部27とが係脱可能に形成してなる請求
    項4または5記載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  7. 【請求項7】 雌雄止具29、34における雄止具34
    は、平板35上に弾性変形可能な係合突起36を突設
    し、雌止具29は平板30上に係合突起36が嵌合でき
    る係合孔31を設けてなる請求項4または5記載の係脱
    具付咬合スライドファスナー。
  8. 【請求項8】 凹条支持片5および凸条支持片8におけ
    る係脱具20を装着する個所に透孔状の取付孔19を複
    数個穿設して係脱具20を射出成形してなる請求項4記
    載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  9. 【請求項9】 係脱具20は、凹条1の被覆部21およ
    び挟着部22、また凸条2の挟持部25および挟着部2
    6、さらに雌雄止具29、34を熱可塑性樹脂を用いて
    一体成形し、該係脱具20を凹条1および凸条2の端部
    に嵌装し、各支持片5、8に溶着または接着して固定し
    てなる請求項5記載の係脱具付咬合スライドファスナ
    ー。
  10. 【請求項10】 係脱具20は、凹条1の被覆部21お
    よび挟着部22、また凸条2の挟持部25および挟着部
    26、さらに雌雄止具29、34を金属を用いて一体成
    形し、該係脱具20を凹条1および凸条2の端部に嵌装
    し、各支持片5、8に加圧挟着して固定してなる請求項
    5記載の係脱具付咬合スライドファスナー。
  11. 【請求項11】 スライダー41は、凹条1側では凹条
    咬合部4の外側面に摺接するガイドフランジ44を設
    け、また凸条2側には凸条咬合部7の後方に配したスラ
    イダーガイド部17の外側面に摺接するガイドフランジ
    44を設け、凸条2側のガイドフランジ44間の間隔は
    少なくとも凸条咬合部7の厚さと同等に形成してなる請
    求項1または2記載の係脱具付咬合スライドファスナ
    ー。
JP2000161596A 2000-05-31 2000-05-31 係脱具付咬合スライドファスナー Withdrawn JP2001340112A (ja)

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