JP2001338987A - Mosトランジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法 - Google Patents

Mosトランジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法

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JP2001338987A
JP2001338987A JP2000157125A JP2000157125A JP2001338987A JP 2001338987 A JP2001338987 A JP 2001338987A JP 2000157125 A JP2000157125 A JP 2000157125A JP 2000157125 A JP2000157125 A JP 2000157125A JP 2001338987 A JP2001338987 A JP 2001338987A
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forming
shallow trench
formation region
gate electrode
region
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Seiya Yamano
誠也 山野
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MOSトランジスタを含んだ半導体装置におい
て、次世代の露光技術を採用せずに、ラッチアップ耐量
の低下を抑制しながら、消費電力の急激な上昇を抑制し
て高速化を達成することが容易になるSTIの形成方法
を提供する。 【解決手段】シャロートレンチ3からなるSTIにおい
て、素子形成領域2aに隣接してシャロートレンチ3よ
り浅いシャロートレンチ6aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMOSトランジスタ
に対するシャロートレンチ分離領域(STI)の形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MOSトランジスタを含んでなる
半導体装置では、電源電圧は低電圧化し、消費電力は低
消費電力化する方向にあり、さらに、動作周波数は高く
(高速化)なってきている。この低電力化を満たすため
に、半導体装置を構成する一部のMOSトランジスタの
しきい値電圧(Vt)の絶対値を低く設定することが必
須になっている。
【0003】STIにより素子分離されたMOSトラン
ジスタを含んでなる半導体装置の平面模式図である図1
1(a)と、図11(a)のAA線での半導体装置の断
面模式図である図11(b)とを参照して、一部のMO
SトランジスタのVtの絶対値を低くする一手法を説明
する。
【0004】一導電型のシリコン基板1の表面の素子形
成領域2は、例えば500nm程度の深さのシャロート
レンチ3に例えば酸化シリコン膜からなる埋め込み絶縁
膜4が埋め込まれてなるSTIにより取り囲まれてい
る。素子形成領域2はDからなる長さとWからなる(例
えば1.0μm程度)幅とを有し、これらの素子形成領
域2の表面には(熱酸化により形成された)ゲート酸化
膜7が設けられている。一部の素子形成領域2の表面に
は、逆導電型の不純物が注入されたチャネル注入層5が
形成されている。チャネル注入層5が形成された素子形
成領域2では、(不純物表面濃度としての)一導電型の
不純物濃度が実効的に低くなっている。
【0005】チャネル注入層5が形成された素子形成領
域2の表面上にはゲート酸化膜7を介してゲート電極1
2aが設けられ、チャネル注入層の無い素子形成領域2
の表面上にはゲート酸化膜7を介してゲート電極12が
設けられている。ゲート電極12,12aのゲート長は
例えば0.25μm程度である。それぞれの素子形成領
域2の表面には、ゲート電極12もしくはゲート電極1
2aに自己整合的に、逆導電型のソース・ドレイン領域
(図に明示せず)が設けられている。ソース・ドレイン
領域の接合の深さは例えば0.1μm程度である。
【0006】この他のVtの絶対値を低減させる手法と
しては、(ショートチャネル効果を利用して)ゲート長
を短くする方法、より低濃度の一導電型のシリコン基板
(もしくは一導電型ウェル)を採用する方法等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記Vt
の絶対値を低くする方法では、たしかに高速化を満たす
ことはできるが、低消費電力化とは逆行することにな
る。さらに、上記個々の手法において、個別の問題点も
存在する。
【0008】例えば上記図11を参照して説明した従来
例では、i線による露光技術を採用している。このと
き、所定のMOSトランジスタのゲート長のみを短かく
するには、i線による露光技術では不可能であり、例え
ばKrF線による露光を用いる必要がある。すなわちこ
の手法は、次世代の露光技術を用いなければ実現が困難
である。より低濃度の一導電型のシリコン基板(もしく
は一導電型ウェル)を採用する方法では、ラッチアップ
耐量の低下を引き起す。また、チャネル注入層を形成す
る方法によりVtの絶対値を低くすると、I−V特性に
おける線形領域(3極管特性領域)の電圧に対する電流
の勾配が高くなり、ON電流の急激な上昇が発生する。
【0009】したがって本発明の目的は、MOSトラン
ジスタを含んでなる半導体装置において、消費電力の急
激な上昇を抑制して高速化が達成できる手法を提供する
ことにある。さらに本発明の目的は、次世代の露光技術
を採用せずに、ラッチアップ耐量の低下を抑制しなが
ら、消費電力の急激な上昇を抑制して高速化が達成でき
る手法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のMOSトランジ
スタのシャロートレンチ分離領域の形成方法の第1の態
様は、シリコン基板の表面の第1および第2の素子形成
領域の周辺に、異方性エッチングにより第1の深さを有
した第1のシャロートレンチを形成し、これらの第1の
シャロートレンチに埋め込み絶縁膜を埋め込む工程と、
上記第1の素子形成領域に形成される第1のゲート電極
形成領域において、これらの第1の素子形成領域と上記
埋め込み絶縁膜との境界を含んだこれらの第1のゲート
電極形成領域のこの埋め込み絶縁膜への延在部の少なく
とも一部に、これらの第1のゲート電極形成領域より広
い幅を有した開口部を有し、さらに、上記第2の素子形
成領域とこれらの第2の素子形成領域に形成される第2
のゲート電極形成領域とを覆う姿態を有したフォトレジ
スト膜パターンを形成する工程と、上記フォトレジスト
膜パターンをマスクにした上記埋め込み絶縁膜の異方性
エッチングにより、上記第1の深さより浅い第2の深さ
を有した第2のシャロートレンチをこの埋め込み絶縁膜
に形成する工程と、熱酸化によりゲート酸化膜を形成
し、これらのゲート酸化膜を介して上記第1,第2の素
子形成領域の表面上に第1,第2のゲート電極を形成
し、ソース・ドレイン領域を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする。好ましくは、上記フォトレジスト膜パ
ターンの開口部が、上記第1のゲート電極形成領域より
広い幅で上記第1の素子形成領域の表面を横断する矩形
状の姿態を有する。あるいは、上記第1の素子形成領域
の全表面が上記フォトレジスト膜パターンの開口部に含
まれている。
【0011】本発明のMOSトランジスタのシャロート
レンチ分離領域の形成方法の第2の態様は、シリコン基
板の表面の第1および第2の素子形成領域の周辺に、異
方性エッチングにより第1の深さを有した第1のシャロ
ートレンチを形成し、この第1のシャロートレンチに埋
め込み絶縁膜を埋め込む工程と、上記第1の素子形成領
域に形成される第1のゲート電極形成領域において、こ
れらの第1の素子形成領域と上記埋め込み絶縁膜との境
界から所要の間隔を有して離間したこれらの第1のゲー
ト電極形成領域のこの埋め込み絶縁膜への延在部の少な
くとも一部に、これらの第1のゲート電極形成領域より
広い幅を有した開口部を有し、さらに、上記第2の素子
形成領域とこれらの第2の素子形成領域に形成される第
2のゲート電極形成領域とを覆う姿態を有したフォトレ
ジスト膜パターンを形成する工程と、上記フォトレジス
ト膜パターンをマスクにした上記埋め込み絶縁膜の等方
性エッチングにより、上記第1の深さより浅い第2の深
さを有した第2のシャロートレンチをこの埋め込み絶縁
膜に形成する工程と、熱酸化によりゲート酸化膜を形成
し、これらのゲート酸化膜を介して上記第1,第2の素
子形成領域の表面上に第1,第2のゲート電極を形成
し、ソース・ドレイン領域を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする。好ましくは、上記フォトレジスト膜パ
ターンの開口部が、上記所要の間隔を有して上記第1の
素子形成領域の周辺を取り囲む姿態を有する。
【0012】本発明のMOSトランジスタのシャロート
レンチ分離領域の形成方法の第3の態様は、シリコン基
板の表面の第1および第2の素子形成領域の周辺に、異
方性エッチングにより第1の深さを有した第1のシャロ
ートレンチを形成し、この第1のシャロートレンチに埋
め込み絶縁膜を埋め込む工程と、上記第1の素子形成領
域に形成される第1のゲート電極形成領域において、こ
れらの第1の素子形成領域と上記埋め込み絶縁膜との境
界から所要の間隔を有して離間したこれらの第1のゲー
ト電極形成領域のこの埋め込み絶縁膜への延在部の少な
くとも一部に、これらの第1のゲート電極形成領域より
広い幅を有した開口部を有し、さらに、上記第2の素子
形成領域とこれらの第2の素子形成領域に形成される第
2のゲート電極形成領域とを覆う姿態を有したフォトレ
ジスト膜パターンを形成する工程と、上記フォトレジス
ト膜パターンをマスクにして、上記埋め込み絶縁膜に対
して等方性エッチングと異方性エッチングとを交互に行
なって、上記第1の深さより浅い第2の深さを有した第
2のシャロートレンチをこの埋め込み絶縁膜に形成する
工程と、熱酸化によりゲート酸化膜を形成し、これらの
ゲート酸化膜を介して上記第1,第2の素子形成領域の
表面上に第1,第2のゲート電極を形成し、ソース・ド
レイン領域を形成する工程とを有することを特徴とす
る。好ましくは、上記フォトレジスト膜パターンの開口
部が、上記所要の間隔を有して上記第1の素子形成領域
の周辺を取り囲む姿態を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明を説
明する。
【0014】半導体装置の平面模式図である図1(a)
と、図1(a)のAA線での半導体装置の断面模式図で
ある図1(b)とを参照すると、本発明の第1の実施の
形態の第1の実施例により形成された半導体装置の構成
は、以下のとおりになっている。
【0015】一導電型のシリコン基板1の表面には、そ
れぞれ複数の(第1の)素子形成領域2aと(第2の)
素子形成領域2bとが設けられている。これらの素子形
成領域2a,2bは、例えば500nm程度の深さの第
1のシャロートレンチ3に例えばシリコン酸化膜からな
る埋め込み絶縁膜4が埋め込まれてなるSTIにより取
り囲まれている。素子形成領域2a,2bは、それぞれ
Dからなる長さとWからなる(例えば1.0μm程度
の)幅とを有している。これらの素子形成領域2a,2
bの表面には、(熱酸化により形成された)例えば5n
m程度の膜厚のゲート酸化膜7が設けられている。
【0016】素子形成領域2aの表面上にはゲート酸化
膜7を介して(第1の)ゲート電極11aが設けられ、
素子形成領域2bの表面上にはゲート酸化膜7を介して
(第2の)ゲート電極12が設けられている。ゲート電
極11a,12の膜厚はそれぞれ例えば200nm程度
である。ゲート電極11a,12のゲート長は、それぞ
れ例えば0.25μmであり、ゲート電極11a,12
はそれぞれSTI上に延在している。それぞれの素子形
成領域2a,2bの表面には、ゲート電極11a,ゲー
ト電極12に自己整合的に、逆導電型のソース・ドレイ
ン領域(図に明示せず)が設けられている。ソース・ド
レイン領域の接合の深さは例えば0.1μm程度であ
る。
【0017】ゲート電極11aがSTI上に延在した部
分での一部には、第2のシャロートレンチ6aが設けら
れている。シャロートレンチ6aは、STIと素子形成
領域2aとの境界において、素子形成領域2aと接続し
ている。(ゲート電極11aの長手方向に直交する方向
での)シャロートレンチ6aの幅(例えば0.5μm程
度)はゲート長より広く、STIと素子形成領域2aと
の境界近傍でのゲート電極11aはシャロートレンチ6
aに内包される姿態を有している。シャロートレンチ6
aの側面の一部はSTIと素子形成領域2aとの境界を
なすシリコン基板1の表面からなり、この部分のシリコ
ン基板1の表面にもゲート酸化膜7が形成されている。
シャロートレンチ6aの深さは、シャロートレンチ3の
深さより十分に浅く(例えば50nm程度)、さらに、
ソース・ドレイン領域の接合の深さより浅いことが好ま
しい。
【0018】半導体装置の製造工程の平面模式図である
図2と、半導体装置の製造工程の断面模式図であり,図
2のAA線での断面模式図である図3と、上記図1とを
併せて参照すると、本第1の実施例によるMOSトラン
ジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法は、以下
のとおりになっている。
【0019】まず、一導電型のシリコン基板1の表面
に、熱酸化により例えば10nm程度の膜厚のパッド酸
化膜(図示せず)を形成し、気相成長により例えば0.
1μm程度の膜厚の窒化シリコン膜(図示せず)を形成
する。窒化シリコン膜およびパッド酸化膜を順次パター
ニングして、素子形成領域2a,2b上のみにパッド酸
化膜および窒化シリコン膜を残置する。これらの窒化シ
リコン膜をマスクに用いてシリコン基板1の異方性エッ
チングを行ない、シリコン基板1の表面に深さが0.5
μm程度のシャロートレンチ3を形成する。気相成長に
より全面に(例えば酸化シリコン膜からなる)絶縁膜が
形成され、残置された窒化シリコン膜をストッパにして
この絶縁膜に化学機械研磨(CMP)が施されて、シャ
ロートレンチ3を充填する埋め込み絶縁膜4が形成され
る。窒化シリコン膜が例えば熱燐酸によれ除去され、さ
らに、パッド酸化膜(および埋め込み絶縁膜の表面の一
部)がフッ酸系のウェットエッチングにより除去され
る。埋め込み絶縁膜4の上面は、素子形成領域2a,2
bの表面より例えば80nm前後高くなっている〔図2
(a),図3(a)〕。
【0020】次に、矩形状の開口部を有したフォトレジ
スト膜パターン21が形成される。この開口部は、第1
のゲート電極の形成領域に沿って素子形成領域2aを横
断し、Wより長い長さと、ゲート長より広い幅(例えば
0.5μm程度)とを有している。素子形成領域2a上
において、第1のゲート電極の形成領域は、この開口部
に内包された姿態を有する。続いて、フォトレジスト膜
パターン21をマスクに用いて、埋め込み絶縁膜4が異
方性エッチングされて、第2のシャロートレンチ6aが
形成される〔図1,図2(b),図3(b)〕。
【0021】上記フォトレジスト膜パターン21が除去
された後、熱酸化により例えば5nm程度の膜厚のゲー
ト酸化膜7が形成される〔図2(c),図3(c)〕。
【0022】その後、例えば100nm程度の膜厚のN
型の多結晶シリコン膜に例えば膜厚100nm程度のタ
ングステンシリサイド膜が積層された導電体膜が全面に
形成され、この導電体膜がパターニングされてゲート電
極11a,12が形成される。続いて、ゲート電極11
a,12をマスクにした逆導電型の不純物のイオン注入
と熱処理とが行なわれて、素子形成領域2a,2bの表
面にそれぞれ逆導電型のソース・ドレイン領域(図に明
示せず)が形成される〔図1〕。
【0023】Ids−Vgs特性のグラフである図4お
よび図5を参照して、図1に図示したMOSトランジス
タがNチャネルの場合を例にして、本実施例の効果を説
明する。ここで、Tr(A)は素子形成領域2aに形成
された(ゲート電極11aを有した)MOSトランジス
タであり、Tr(B)は素子形成領域2bに形成された
(ゲート電極12を有した)MOSトランジスタであ
る。
【0024】Tr(A)のしきい値電圧Vt(A)は、
Tr(B)のしきい値電圧Vt(B)より低くなる。T
r(B)では、STIと素子形成領域2bとの境界近傍
におれるチャネル領域において、Vgsによる電界が実
効的に低くなる。このため、Tr(B)では狭チャネル
効果によりしきい値電圧が低下する。一方、Tr(A)
では、第2のシャロートレンチ6aが存在するため、S
TIと素子形成領域2aとの境界近傍におれるチャネル
領域においてVgsにより形成される電界は、シリコン
基板1の主表面に垂直な方向と、シャロートレンチ6a
の側面に垂直な方向とから加えられる。このため、この
部分での電界の低下は抑制される。その結果、Vt
(A)<Vt(B)となる。この傾向は、Vgsが低い
ほど顕著であり、Vgsが高いときにはVt(A)の値
はVt(B)の値に近ずくことになる。また、本実施例
によるTr(A)は、図5のバックバイアスVbbをパ
ラメータとしたIds−Vgs特性のグラフに示すよう
に、ON電流の急激な増加を伴なわずにVt(A)を低
減できる。
【0025】これらの結果から(本実施例の採用するな
らば)、次世代の露光技術を採用せずに、ラッチアップ
耐量の低下を抑制しながら、消費電力の急激な上昇を抑
制して高速化を達成することが容易になる。なお、Pチ
ャネルMOSトランジスタにおいても、同様の効果が得
られる。
【0026】これらの現象はIds−Vds特性が線形
領域(3極管特性領域)でのことであり、Tr(A)の
ΔIds/ΔVdsはTr(B)のΔIds/ΔVds
とほぼ同じである。しかしながら、シャロートレンチ6
aの深さがソース・ドレイン領域の接合の深さに近ずく
とVt(A)はさらに低下して、さらに、Tr(A)の
ΔIds/ΔVdsはTr(B)のΔIds/ΔVds
より大きくなり、ON電流が急激に増大することにな
る。
【0027】半導体装置の平面模式図である図6(a)
と、図6(a)のAA線での半導体装置の断面模式図で
ある図6(b)とを参照して、本第1の実施の形態の第
2の実施例を説明する。
【0028】一導電型のシリコン基板1の表面には、そ
れぞれ複数の(第1の)素子形成領域2aと(第2の)
素子形成領域2bとが設けられている。これらの素子形
成領域2a,2bは、例えば500nm程度の深さの第
1のシャロートレンチ3に例えばシリコン酸化膜からな
る埋め込み絶縁膜4が埋め込まれてなるSTIにより取
り囲まれている。素子形成領域2a,2bは、それぞれ
Dからなる長さとWからなる(例えば1.0μm程度
の)幅とを有している。これらの素子形成領域2a,2
bの表面には、(熱酸化により形成された)例えば5n
m程度の膜厚のゲート酸化膜7が設けられている。
【0029】素子形成領域2aの表面上にはゲート酸化
膜7を介して(第1の)ゲート電極11bが設けられ、
素子形成領域2bの表面上にはゲート酸化膜7を介して
(第2の)ゲート電極12が設けられている。ゲート電
極11b,12の膜厚はそれぞれ例えば200nm程度
である。ゲート電極11b,12のゲート長は、それぞ
れ例えば0.25μmであり、ゲート電極11b,12
はそれぞれSTI上に延在している。それぞれの素子形
成領域2b,2bの表面には、ゲート電極11b,ゲー
ト電極12に自己整合的に、逆導電型のソース・ドレイ
ン領域(図に明示せず)が設けられている。ソース・ド
レイン領域の接合の深さは例えば0.1μm程度であ
る。
【0030】ゲート電極11bがSTI上に延在した部
分での一部には、第2のシャロートレンチ6bが設けら
れている。シャロートレンチ6bは、STIと素子形成
領域2aとの境界において、素子形成領域2aと接続し
ている。さらに、シャロートレンチ6bは、素子形成領
域2aを取り囲む姿態を有している。シャロートレンチ
6bの側面の一部はSTIと素子形成領域2aとの境界
をなすシリコン基板1の表面からなり、この部分のシリ
コン基板1の表面にもゲート酸化膜7が形成されてい
る。シャロートレンチ6bの深さは、シャロートレンチ
3の深さより十分に浅く(例えば50nm程度)、さら
に、ソース・ドレイン領域の接合の深さより浅いことが
好ましい。
【0031】本第2の実施例の第2のシャロートレンチ
6bは、本第1の実施の形態の上記第1の実施例に用い
たフォトレジスト膜パターンと相違して、素子形成領域
2aを内包する姿態の開口部を有したフォトレジスト膜
パターンをマスクにした異方性エッチングにより、形成
される。その他の製造方法は、上記第1の実施例と同じ
である。
【0032】本第2の実施例は、上記第1の実施例の有
した効果を有している。
【0033】上記第1の実施の形態における第2のシャ
ロートレンチは異方性エッチングにより形成されている
が、本発明における第2のシャロートレンチの形成はこ
れに限定されるものではない。本発明の第2の実施の形
態における第2のシャロートレンチは、少なくとも等方
性エッチングを含んだ加工方法により形成される。
【0034】半導体装置の平面模式図である図7(a)
および図7(a)のAA線での半導体装置の断面模式図
である図7(b)と、半導体装置の製造工程の平面模式
図である図8と、図8のAA線での半導体装置の製造工
程の断面模式図である図9とを併せて参照すると、本発
明の第2の実施の形態の第1の実施例による半導体装置
は、以下のとおりに形成される。
【0035】まず、上記第1の実施の形態の上記第1の
実施例と同様の方法により、一導電型のシリコン基板1
の表面に、熱酸化により例えば10nm程度の膜厚のパ
ッド酸化膜(図示せず)を形成し、気相成長により例え
ば0.1μm程度の膜厚の窒化シリコン膜(図示せず)
を形成する。窒化シリコン膜およびパッド酸化膜を順次
パターニングして、素子形成領域2a,2b上のみにパ
ッド酸化膜および窒化シリコン膜を残置する。これらの
窒化シリコン膜をマスクに用いてシリコン基板1の異方
性エッチングを行ない、シリコン基板1の表面に深さが
0.5μm程度のシャロートレンチ3を形成する。気相
成長により全面に(例えば酸化シリコン膜からなる)絶
縁膜が形成され、残置された窒化シリコン膜をストッパ
にしてこの絶縁膜にCMPが施されて、シャロートレン
チ3を充填する埋め込み絶縁膜4が形成される。窒化シ
リコン膜が例えば熱燐酸によれ除去され、さらに、パッ
ド酸化膜(および埋め込み絶縁膜の表面の一部)がフッ
酸系のウェットエッチングにより除去される。埋め込み
絶縁膜4の上面は、素子形成領域2a,2bの表面より
例えば80nm前後高くなっている〔図8(a),図9
(a)〕。
【0036】次に、矩形状の開口部を有したフォトレジ
スト膜パターン22が形成される。このフォトレジスト
膜パターン22の開口部は、上記第1の実施の形態の上
記第1の実施例のフォトレジスト膜パターン21の開口
部と相違して、STI上に延在した部分の第1のゲート
電極の形成領域の一部を横断し,素子形成領域2aから
所要の間隔を有して離間した矩形状の姿態を有してい
る。
【0037】続いて、フォトレジスト膜パターン22を
マスクに用い,少なくとも素子形成領域2aの縁端部に
達するまで埋め込み絶縁膜4が等方性エッチングされ
て、第2のシャロートレンチ6cが形成される。AA線
の垂直断面でのシャロートレンチ6cの(側面に対応す
る面の)断面は、概ね円弧になっている。シャロートレ
ンチ6cの深さは、例えば50nm程度であるが、(上
記第1の実施の形態の)シャロートレンチ6a,6bに
対するよりも制約よりも多少緩やかになる〔図8
(b),図9(b)〕。
【0038】上記フォトレジスト膜パターン22が除去
された後、熱酸化により例えば5nm程度の膜厚のゲー
ト酸化膜7が形成される。このとき、素子形成領域2a
のシャロートレンチ6cに隣接した側面にも、概ね5n
m程度の膜厚のゲート酸化膜7が形成される。この部分
での実効的なゲート酸化膜の膜厚は、(ゲート酸化膜7
に残置した埋め込み絶縁膜4が重なるため)シャロート
レンチ6cの上端に比べて深くなるほど厚くなる〔図8
(c),図9(c)〕。
【0039】その後、例えば100nm程度の膜厚のN
型の多結晶シリコン膜に例えば膜厚100nm程度のタ
ングステンシリサイド膜が積層された導電体膜が全面に
形成され、この導電体膜がパターニングされてゲート電
極11c,12が形成される。続いて、ゲート電極11
c,12をマスクにした逆導電型の不純物のイオン注入
と熱処理とが行なわれて、素子形成領域2a,2bの表
面にそれぞれ逆導電型のソース・ドレイン領域(図に明
示せず)が形成される〔図7〕。
【0040】本第2の実施の形態の本第1の実施例は、
上記第1の実施の形態よりVtの絶対値の低減が多少少
なくなるものの、上記第1の実施の形態の有した効果の
同様の効果を有している。一方、本第2の実施の形態の
本第1の実施例は、上記第1の実施の形態に比べて、第
1のゲート電極の加工性が優れている。
【0041】本第2の実施の形態の上記第1の実施例に
おいて、フォトレジスト膜パターン22の開口部を、素
子形成領域2aから所要の間隔を有して離間して、素子
形成領域2aの周囲を取り囲むような姿態に形成するな
らば、上記第1の実施の形態の上記第2の実施例と同様
に、断面形状がシャロートレンチ6cと同じ形状で素子
形成領域2aに隣接してこれを取り囲む第2のシャロー
トレンチを形成することができる。
【0042】半導体装置の製造工程の断面模式図である
図10を参照すると、本第2の実施の形態の第2の実施
例による半導体装置は、以下のとおりに形成される。
【0043】まず、本第2の実施の形態の上記第1の実
施例と同様の方法により、第1のシャロートレンチ3,
埋め込み絶縁膜4を形成し、図示しない窒化シリコン
膜,パッド酸化膜を順次除去し、(フォトレジスト膜パ
ターン22と同様の開口部を有する)フォトレジスト膜
パターン23を形成する。
【0044】続いて、本第2の実施の形態の上記第1の
実施例と相違して、フォトレジスト膜パターン23をマ
スクに用いて、少なくとも素子形成領域2aの縁端部に
達するまで埋め込み絶縁膜4に対して等方性エッチング
と異方性エッチングとを交互に行なって、埋め込み絶縁
膜4に第2のシャロートレンチ6dを形成する。AA線
の垂直断面でのシャロートレンチ6dの(側面に対応す
る面の)断面は、概ね楕円弧になっている。シャロート
レンチ6dの深さは、例えば50nm程度であるが、上
記シャロートレンチ6cと同様に、(上記第1の実施の
形態の)シャロートレンチ6a,6bに対するよりも制
約よりも多少緩やかになる〔図10(a)〕。
【0045】上記フォトレジスト膜パターン23が除去
された後、本第2の実施の形態の上記第1の実施例と同
様に、熱酸化により例えば5nm程度の膜厚のゲート酸
化膜7が形成される。このとき、素子形成領域2aのシ
ャロートレンチ6dに隣接した側面にも、概ね5nm程
度の膜厚のゲート酸化膜7が形成される。この部分での
実効的なゲート酸化膜の膜厚は、(ゲート酸化膜7に残
置した埋め込み絶縁膜4が重なるため)シャロートレン
チ6dの上端に比べて深くなるほど厚くなる〔図10
(b)〕。
【0046】その後、例えば100nm程度の膜厚のN
型の多結晶シリコン膜に例えば膜厚100nm程度のタ
ングステンシリサイド膜が積層された導電体膜が全面に
形成され、この導電体膜がパターニングされてゲート電
極11d,12が形成される。続いて、ゲート電極11
d,12をマスクにした逆導電型の不純物のイオン注入
と熱処理とが行なわれて、素子形成領域2a,2bの表
面にそれぞれ逆導電型のソース・ドレイン領域(図に明
示せず)が形成される〔図10(c)〕。
【0047】本第2の実施の形態の本第2の実施例は、
本第2の実施の形態の上記第1の実施例の有した効果を
有している。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のMOSト
ランジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法を採
用して第2のシャロートレンチを形成することにより、
MOSトランジスタを含んでなる半導体装置において、
消費電力の急激な上昇を抑制して高速化が達成できる。
さらに、次世代の露光技術を採用せずに、ラッチアップ
耐量の低下を抑制しながら、消費電力の急激な上昇を抑
制して高速化を達成することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の第1の実施例の平
面模式図および断面模式図である。
【図2】上記第1の実施の形態の上記第1の実施例の製
造工程の平面模式図である。
【図3】上記第1の実施の形態の上記第1の実施例の製
造工程の断面模式図であり、図2のAA線での製造工程
の断面模式図である。
【図4】上記第1の実施の形態の上記第1の実施例の効
果を説明するためのIds−Vgs特性の模式的なグラ
フである。
【図5】上記第1の実施の形態の上記第1の実施例の効
果を説明するための図であり、Vbbをパラメータとし
たIds−Vgsのグラフである。
【図6】上記第1の実施の形態の第2の実施例の平面模
式図および断面模式図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の第1の実施例の平
面模式図および断面模式図である。
【図8】上記第2の実施の形態の上記第1の実施例の製
造工程の平面模式図である。
【図9】上記第2の実施の形態の上記第1の実施例の製
造工程の断面模式図である。
【図10】上記第2の実施の形態の第2の実施例の製造
工程の断面模式図である。
【図11】従来の半導体装置を声明するための平面模式
図および断面模式図である。
【符号の説明】
1 一導電型のシリコン基板 2,2a,2b 素子形成領域 3,6a,6b,6c,6d シャロートレンチ 4 埋め込み絶縁膜 7 ゲート酸化膜 11a,11b,11c,11d,12,12a ゲ
ート電極 21,22,23 フォトレジスト膜パターン
フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA34 AA39 AA44 AA67 CA17 DA12 DA24 DA25 DA34 DA53 DA78 5F040 DA01 DA02 DA27 DB01 DC01 EC01 EC07 EC13 EK05 FC10 FC21 FC23 5F048 AA04 AB03 AC01 AC03 BA01 BB01 BB05 BB08 BD01 BD07 BG14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の表面の第1および第2の
    素子形成領域の周辺に、異方性エッチングにより第1の
    深さを有した第1のシャロートレンチを形成し、該第1
    のシャロートレンチに埋め込み絶縁膜を埋め込む工程
    と、 前記第1の素子形成領域に形成される第1のゲート電極
    形成領域において、該第1の素子形成領域と前記埋め込
    み絶縁膜との境界を含んだ該第1のゲート電極形成領域
    の該埋め込み絶縁膜への延在部の少なくとも一部に、該
    第1のゲート電極形成領域より広い幅を有した開口部を
    有し、さらに、前記第2の素子形成領域と該第2の素子
    形成領域に形成される第2のゲート電極形成領域とを覆
    う姿態を有したフォトレジスト膜パターンを形成する工
    程と、 前記フォトレジスト膜パターンをマスクにした前記埋め
    込み絶縁膜の異方性エッチングにより、前記第1の深さ
    より浅い第2の深さを有した第2のシャロートレンチを
    該埋め込み絶縁膜に形成する工程と、 熱酸化によりゲート酸化膜を形成し、該ゲート酸化膜を
    介して前記第1,第2の素子形成領域の表面上に第1,
    第2のゲート電極を形成し、ソース・ドレイン領域を形
    成する工程とを有することを特徴とするMOSトランジ
    スタのシャロートレンチ分離領域の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記フォトレジスト膜パターンの開口部
    が、前記第1のゲート電極形成領域より広い幅で前記第
    1の素子形成領域の表面を横断する矩形状の姿態を有す
    る請求項1記載のMOSトランジスタのシャロートレン
    チ分離領域の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の素子形成領域の全表面が前記
    フォトレジスト膜パターンの開口部に含まれている請求
    項1記載のMOSトランジスタのシャロートレンチ分離
    領域の形成方法。
  4. 【請求項4】 シリコン基板の表面の第1および第2の
    素子形成領域の周辺に、異方性エッチングにより第1の
    深さを有した第1のシャロートレンチを形成し、該第1
    のシャロートレンチに埋め込み絶縁膜を埋め込む工程
    と、 前記第1の素子形成領域に形成される第1のゲート電極
    形成領域において、該第1の素子形成領域と前記埋め込
    み絶縁膜との境界から所要の間隔を有して離間した該第
    1のゲート電極形成領域の該埋め込み絶縁膜への延在部
    の少なくとも一部に、該第1のゲート電極形成領域より
    広い幅を有した開口部を有し、さらに、前記第2の素子
    形成領域と該第2の素子形成領域に形成される第2のゲ
    ート電極形成領域とを覆う姿態を有したフォトレジスト
    膜パターンを形成する工程と、 前記フォトレジスト膜パターンをマスクにした前記埋め
    込み絶縁膜の等方性エッチングにより、前記第1の深さ
    より浅い第2の深さを有した第2のシャロートレンチを
    該埋め込み絶縁膜に形成する工程と、 熱酸化によりゲート酸化膜を形成し、該ゲート酸化膜を
    介して前記第1,第2の素子形成領域の表面上に第1,
    第2のゲート電極を形成し、ソース・ドレイン領域を形
    成する工程とを有することを特徴とするMOSトランジ
    スタのシャロートレンチ分離領域の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記フォトレジスト膜パターンの開口部
    が、前記所要の間隔を有して前記第1の素子形成領域の
    周辺を取り囲む姿態を有する請求項4記載のMOSトラ
    ンジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法。
  6. 【請求項6】 シリコン基板の表面の第1および第2の
    素子形成領域の周辺に、異方性エッチングにより第1の
    深さを有した第1のシャロートレンチを形成し、該第1
    のシャロートレンチに埋め込み絶縁膜を埋め込む工程
    と、 前記第1の素子形成領域に形成される第1のゲート電極
    形成領域において、該第1の素子形成領域と前記埋め込
    み絶縁膜との境界から所要の間隔を有して離間した該第
    1のゲート電極形成領域の該埋め込み絶縁膜への延在部
    の少なくとも一部に、該第1のゲート電極形成領域より
    広い幅を有した開口部を有し、さらに、前記第2の素子
    形成領域と該第2の素子形成領域に形成される第2のゲ
    ート電極形成領域とを覆う姿態を有したフォトレジスト
    膜パターンを形成する工程と、 前記フォトレジスト膜パターンをマスクにして、前記埋
    め込み絶縁膜に対して等方性エッチングと異方性エッチ
    ングとを交互に行なって、前記第1の深さより浅い第2
    の深さを有した第2のシャロートレンチを該埋め込み絶
    縁膜に形成する工程と、 熱酸化によりゲート酸化膜を形成し、該ゲート酸化膜を
    介して前記第1,第2の素子形成領域の表面上に第1,
    第2のゲート電極を形成し、ソース・ドレイン領域を形
    成する工程とを有することを特徴とするMOSトランジ
    スタのシャロートレンチ分離領域の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記フォトレジスト膜パターンの開口部
    が、前記所要の間隔を有して前記第1の素子形成領域の
    周辺を取り囲む姿態を有する請求項6記載のMOSトラ
    ンジスタのシャロートレンチ分離領域の形成方法。
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