JP2001335187A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2001335187A
JP2001335187A JP2000154853A JP2000154853A JP2001335187A JP 2001335187 A JP2001335187 A JP 2001335187A JP 2000154853 A JP2000154853 A JP 2000154853A JP 2000154853 A JP2000154853 A JP 2000154853A JP 2001335187 A JP2001335187 A JP 2001335187A
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sheet
tray
sheets
sheet feeding
unit
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JP2000154853A
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Masaru Watanabe
勝 渡邊
Shinichi Saijo
信一 西條
Moriyoshi Inaba
守巧 稲葉
Naohisa Obata
尚久 小畑
Mitsuhiro Mukasa
充浩 武笠
Atsushi Takada
篤 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイ上のシートの積載枚数を印字前に知る
ことができ、印字設定枚数よりもトレイ上のシートが少
ない場合には「シートが足りない」旨をユーザに知らせ
るようにする。 【解決手段】 制御手段700は、シート給送手段10
2の給送動作開始に先立って、概算値補正手段による補
正値を表示するための信号をホスト端末機800に送信
し、かつ、ホスト端末機800から出力されるシート給
送枚数情報を含む印字情報に基づくシート給送枚数と概
算値補正手段による補正値に基づくシート積載枚数とを
比較して、補正値に基づくシート積載枚数の方が少ない
場合には、シートが足りない旨を表示するための信号を
ホスト端末機800に送信する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート給送装置及
び画像形成装置に関し、詳しくは、名刺、封筒、葉書等
の厚さの異なる種々のシートを給送するシート給送装置
及びこれらのシートに画像を形成するプリンタ等の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ等の画像形成装置では、
A4,B4等の通常の定型紙のみならず、名刺、封筒、
葉書等の、厚さの異なる種々の特殊シートが記録媒体と
して用いられるようになってきた。また、このような各
種シートを連続して給搬送し、画像形成部で画像形成す
るために、画像形成部を有するプリンタ本体側と各種シ
ートを積載して画像形成部に給送するシート給送部側と
を別体かつ脱着可能として、ジャム処理等の容易化を図
ったタイプの画像形成装置が提供されている。
【0003】以下、このような画像形成装置の従来例に
ついて、図7及び図8を参照して説明する。ここで、図
8は、従来の画像形成装置としてのカードプリンタ50
0の概略構成を示す断面図であり、図7は、カードプリ
ンタ500のシート給送部を抽出して示した図である。
【0004】カードプリンタ500は、画像形成部とし
ての印字ヘッドユニット514を有するプリンタ本体5
00Aと、プリンタ本体500Aに対して着脱可能とさ
れたシート給送部としてのシート給送ユニット500B
とにより構成され、名刺、封筒、葉書等の各種シート
を、シート給送ユニット500Bに積載し、シート給送
ユニット500Bからプリンタ本体500Aに給送し、
画像形成してプリンタ本体500Aの機外に排出するよ
うになっている。
【0005】また、このカードプリンタ500は、プリ
ンタ本体500Aの不図示の制御部(以下、CPUとい
う。)が図示しないパーソナルコンピュータ等のホスト
端末機に接続され、ホスト端末機から供給される画像デ
ータ及び印字命令等に基づいて、CPUがシート給送ユ
ニット500B及びプリンタ本体500Aの各部を制御
し、シート給送ユニット500Bでシートを給送しなが
らプリンタ本体500Aで画像形成動作を行うようにな
っている。
【0006】カードプリンタ500のシート給送ユニッ
ト500Bは、複数枚のシートS1が積載され昇降可能
に構成されたトレイ508と、トレイ508の上方に配
置され、トレイ508に積載されたシートS1を最上位
のものから順次給送するシート給送手段としてのピック
アップローラ504と、ピックアップローラ504によ
って給送されたシートS1を1枚に分離してプリンタ本
体500Aに搬送する分離搬送ローラ対513と、分離
搬送ローラ対513によって分離されたシートS1の斜
行を補正するためのシャッタ部材505と、を備えてい
る。
【0007】また、シート給送ユニット500Bは、ト
レイ508を昇降方向に駆動するトレイ駆動手段として
のトレイ昇降モータ512と、ピックアップローラ50
4及び分離搬送ローラ対513を駆動する不図示のロー
ラ駆動モータと、シャッタ部材505を駆動するシャッ
タソレノイド503を有している。
【0008】さらに、シート給送ユニット500Bは、
図7及び図8に示すように、トレイ508に積載された
シートS1の幅方向の検知を行うシートサイド検知セン
サ510と、トレイ508が上限位置まで上昇した場合
にこれを検知するためのトレイ上限検知センサ506
と、トレイ508が下限位置まで下降した場合にこれを
検知するためのトレイ下限検知センサ511と、トレイ
508に積載されたシートS1の最上位面を検知するた
めのシート面検知センサ507と、分離搬送ローラ対5
13とシャッタ部材505との間に配置され、シートS
1が通過したことを検知するレジスト前センサ509と
を有している。
【0009】なお、図7において、401はシート給送
ユニットの基板、403は図7の左右方向に往復移動に
構成され、トレイ508に積載されたシートS1の幅方
向の規制を行うサイド規制板、402はサイド規制板4
03の移動位置に応じて抵抗値が可変されるスライドボ
リュームである。
【0010】一方、カードプリンタ500のプリンタ本
体500Aは、図8に示すように、画像形成部としての
印字ヘッドユニット514と、印字ヘッドユニット51
4にインクを供給するインクカートリッジ502と、印
字ヘッドユニット514に沿ってシートS1を搬送する
シート搬送ユニット501とを備えている。
【0011】プリンタ本体500Aの印字ヘッドユニッ
ト514は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの
4色のインクによるフルカラーでシートに画像を印字す
るものであり、各色のインクを吐出する4つのカラー印
字ヘッド514a,b,c,dを有している。また、イ
ンクカートリッジ502は、各カラー印字ヘッド514
a,b,c,dに各インクを供給するため、各色のイン
クが格納された4つのカートリッジ502a,b,c,
dを有している。
【0012】シート給送ユニット500Bでは、シート
給送に先立って、トレイ508が所定位置まで下げられ
た後、このトレイ508上にシートS1が積載されると
ともに、サイド規制板403によってシートS1の幅方
向(図7において左右方向)の規制が行われることによ
り、スライドボリューム402からシート幅について示
す信号がプリンタ本体500AのCPUに供給される。
【0013】トレイ508上のシートS1の幅の規制に
ついて詳述すると、まず、サイド規制板403を図7の
右方向に移動させ、トレイ508にセットされたシート
S1を固定のストッパー壁515に押し付けてシートS
1の幅方向端部を揃える。すると、サイド規制板403
に配置されたシートサイド検知センサ510がオンにな
って、シートS1のサイド位置が検知される。プリンタ
本体500AのCPUは、シートサイド検知センサ51
0がオンになったときのスライドボリューム402の抵
抗値に基づく信号を検知することにより、シートS1の
幅を判定することが可能となる。
【0014】なお、トレイ508上のシートS1が名
刺、封筒、葉書等のいずれかであるかは、ユーザのホス
ト端末機のプリンタドライバにより設定が可能となって
おり、CPUは、ホスト端末機から送信されるプリンタ
ドライバの設定情報によってシートS1の種類を認識す
ることが可能となっている。
【0015】この状態からシート給送が開始されると、
シート給送ユニット500Bでは、プリンタ本体500
AのCPUの制御信号に基づいてトレイ昇降モータ51
2が駆動されることにより、トレイ508が上昇する。
そして、トレイ508に積載されたシートS1の最上位
面がプリンタ本体500Aに供給可能な所定の位置まで
上昇させられたところで、シート面検知センサ507が
オンになってシートS1の上面が検知され、CPUは、
「トレイ上にシートあり」と判定し、トレイ508を停
止する制御を行う。
【0016】一方、シートS1がセットされない状態で
トレイ508が上昇させられると、シート面検知センサ
507がオンにならずに、トレイ上限検知センサ506
がオンになることにより、CPUは、「トレイ上にシー
トなし」と判定する。
【0017】「トレイ上にシートあり」と判定された場
合には、シート給送ユニット500Bでは、プリンタ本
体500AのCPUの制御信号に基づいて前記ローラ駆
動モータが駆動されることにより、ピックアップローラ
504及び分離搬送ローラ対513が回転を開始し、ト
レイ508上のシートS1が分離給送され、レジスト前
センサ509によってシート先端が検知され、さらにシ
ートS1の先端がシャッタ部材505に突き当てられる
ことで、シートS1の斜行が補正される。ここで、シャ
ッタ部材505は、初期状態では、図8に示すようにシ
ートの搬送経路を閉塞しており、レジスト前センサ50
9によるシート先端の検知後の所定時間経過後にシャッ
タソレノイド503がオンとなることにより、このシャ
ッタソレノイド503によって上方に持ち上げられてシ
ートの搬送経路を開き、シートS1をプリンタ本体50
0A側に搬送可能な状態とする。これによって、シート
S1は、1枚ずつプリンタ本体500A側に供給され
る。
【0018】シート給送ユニット500Bによってプリ
ンタ本体500A内に供給されたシートS1は、シート
搬送ユニット501によって印字位置まで搬送され、印
字ヘッドユニット514の各カラー印字ヘッド514a
〜514dによってフルカラーで印字される。その後、
シートS1は、シート搬送ユニット501によって機外
へ排出される。機外へ排出された印字済みのシートS1
は、通常、不図示のカードスタッカによって所定位置に
積載されていく。
【0019】カードプリンタ500では、複数枚のシー
トS1についての連続印字を行っている際にトレイ50
8上のシートS1が無くなると、トレイ上限検知センサ
506がトレイ508の上面を検知し、この検知結果に
基づいて、CPUが「トレイ上にシートなし」と判定
し、シート給送ユニット500Bによるシート給送動作
及びプリンタ本体500Aによる印字動作が停止され
る。ここで、ユーザが上述の操作によりトレイ508に
シートS1を再度積載し、CPUが「トレイ上にシート
あり」と判断すると、印字が再開される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のシート給送ユニット500Bでは、トレイ508上
にシートS1が積載されているか否かについての検知は
可能であったが、シートS1の枚数を検知する手段につ
いては備えていなかった。
【0021】従って、シート給送ユニット500Bで
は、プリンタドライバにより複数枚のシートS1につい
ての印字を設定した際に、トレイ508上に積載された
シートS1の枚数が設定値よりも少ない場合には、上述
のように印字途中でシートS1の補充を行わなければな
らなかった。
【0022】また、カードプリンタ500を例えば複数
のホスト端末機(パソコン等)と接続して共有使用する
いわゆるネットワーク対応とした場合等には、パソコン
等とカードプリンタ500とが相互に離れた位置に存在
する場合が多く、この場合には、予めカードプリンタ5
00のトレイ508上に何枚シートが積載されているか
の情報が分からないと不便であり、ユーザインターフェ
イスの点で劣っていた。
【0023】本発明の目的は、トレイ上のシートの積載
枚数を印字前に知ることができ、印字設定枚数よりもト
レイ上のシートが少ない場合には「シートが足りない」
旨をユーザに知らせることによって、よりユーザインタ
ーフェイスを重視したシート給送装置及び画像形成装置
を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート給送
装置の主たる構成は、ホスト端末機と接続され、ホスト
端末機から出力される少なくとも1ジョブにおけるシー
ト給送枚数情報を含む印字情報に基づいて、シートを順
次給送するシート給送装置において、シートが積載され
るトレイと、トレイに積載されたシートを順次給送する
シート給送手段と、トレイに積載されたシートのシート
給送手段と対向する対向面の位置を検知するシート面検
知手段と、シート面検知手段の検知結果に基づいて、ト
レイに積載されたシートの対向面をシート給送手段で給
送可能な一定位置に保持するようにトレイをシート給送
手段に対する離接方向に駆動するトレイ駆動手段と、ト
レイの位置に応じた信号を出力するトレイ位置検知手段
と、トレイ位置検知手段の出力信号に基づいてトレイ上
のシート積載枚数の概算を検出する積載枚数検出手段
と、積載枚数検出手段で検出された概算値について、シ
ートの種類に応じた補正を行う概算値補正手段と、ホス
ト端末機と接続され、ホスト端末機から出力される印字
情報及び概算値補正手段による補正値に基づいてシート
給送手段を制御する制御手段とを有し、制御手段は、シ
ート給送手段の給送動作開始に先立って、概算値補正手
段による補正値を表示するための信号をホスト端末機に
送信し、かつ、ホスト端末機から出力されるシート給送
枚数情報に基づくシート給送枚数と概算値補正手段によ
る補正値に基づくシート積載枚数とを比較して、補正値
に基づくシート積載枚数の方が少ない場合には、シート
が足りない旨を表示するための信号を前記ホスト端末機
に送信する制御を行うことを特徴とする。
【0025】本発明に係る画像形成装置の主たる構成
は、ホスト端末機と接続され、ホスト端末機から出力さ
れる少なくとも1ジョブにおけるシート給送枚数情報を
含む印字情報に基づいてシートに画像を形成する画像形
成ユニットと、画像形成ユニットに対して着脱可能に取
り付けられ、かつ、シートを画像形成ユニットに順次給
送するシート給送ユニットとを備えた画像形成装置にお
いて、シート給送ユニットは、シートが積載されるトレ
イと、トレイに積載されたシートを順次給送するシート
給送手段と、トレイに積載されたシートのシート給送手
段と対向する対向面の位置を検知するシート面検知手段
と、シート面検知手段の検知結果に基づいて、トレイに
積載されたシートの対向面をシート給送手段で給送可能
な一定位置に保持するようにトレイを前記シート給送手
段に対する離接方向に駆動するトレイ駆動手段と、トレ
イの位置に応じた信号を出力するトレイ位置検知手段と
を有し、画像形成ユニットは、シート給送ユニットのト
レイ位置検知手段の出力信号に基づいてトレイ上のシー
ト積載枚数の概算を検出する積載枚数検出手段と、積載
枚数検出手段で検出された概算値について、シートの種
類に応じた補正を行う概算値補正手段と、ホスト端末機
から出力される印字情報及び概算値補正手段による補正
値に基づいてシート給送手段を制御する制御手段とを有
し、画像形成ユニットの制御手段は、シート給送ユニッ
トにおけるシート給送手段の給送動作開始に先立って、
概算値補正手段による補正値を表示するための信号をホ
スト端末機に送信し、かつ、ホスト端末機から出力され
るシート給送枚数情報に基づくシート給送枚数と概算値
補正手段による補正値に基づくシート積載枚数とを比較
して、補正値に基づくシート積載枚数の方が少ない場合
には、シートが足りない旨を表示するための信号をホス
ト端末機に送信する制御を行うことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、図
7及び図8で説明した部分と同一の部分には同一符号を
付して説明し、適宜その説明を省略する。
【0027】図1に、本発明が適用されたカードプリン
タ50の概略構成を示す。実施の形態のカードプリンタ
50は、画像形成ユニットとしてのプリンタ本体50A
と、プリンタ本体50Aに対して着脱可能とされたシー
ト給送ユニット50Bとからなり、シート給送ユニット
50Bに名刺、封筒、葉書等の各種シートS1を積載
し、このシートS1をシート給送ユニット50Bからプ
リンタ本体50Aに1枚ずつ給送し、プリンタ本体50
Aで画像形成してプリンタ本体50Aの機外に排出する
ものである。
【0028】また、このカードプリンタ50は、図3の
回路構成図に示すように、パーソナルコンピュータ等の
ホスト端末機800と接続され、ホスト端末機800か
ら出力される印字命令及び印字情報に基づいてシートS
1に画像を形成するようになっている。ここで、印字情
報には、1ジョブにおけるシート印字枚数情報(シート
給送枚数情報)、画像データ、及びシート種類情報が含
まれる。
【0029】カードプリンタ50のプリンタ本体50A
は、図1に示すように、画像形成手段としての印字ヘッ
ドユニット514と、印字ヘッドユニット514にイン
クを供給するインクカートリッジ502と、印字ヘッド
ユニット514に沿ってシートS1を搬送するシート搬
送ユニット501と、カードプリンタ50全体の制御を
行う制御手段としてのCPU700とを有している。な
お、印字ヘッドユニット514及びシート搬送ユニット
501については、図8に示す従来例と同様であり、説
明を省略する。
【0030】図2は、カードプリンタ50におけるシー
ト給送ユニット50Bの右側面図であり、図8の従来の
シート給送ユニット500Bをシート給送方向上流側か
ら下流側方向に見た図(図7とは反対方向から見た図)
に相当する。
【0031】シート給送ユニット50Bは、図2に示す
ように、複数枚のシートS1が積載され昇降可能に構成
されたトレイ508と、図2の左右方向に往復移動可能
に構成され、トレイ508に積載されたシートS1の幅
方向の規制を行うサイド規制板403と、トレイ508
の上方に配置され、トレイ508に積載されたシートS
1を最上位のものから順次給送するシート給送手段とし
てのピックアップローラ504とを備えている。
【0032】また、図1に示すように、シート給送ユニ
ット50Bは、ピックアップローラ504によって給送
されたシートS1を1枚に分離してプリンタ本体50A
に搬送する分離搬送ローラ対513と、分離搬送ローラ
対513によって分離されたシートS1の斜行を補正す
るためのシャッタ部材505とを備えている。
【0033】また、シート給送ユニット50Bは、図2
に示すように、トレイ508を昇降方向(ピックアップ
ローラ504に対する離接方向)に駆動するトレイ駆動
手段としてのトレイ昇降モータ512と、ピックアップ
ローラ504及び分離搬送ローラ対513を駆動するロ
ーラ駆動モータ102と、シャッタ部材505を駆動す
るシャッタソレノイド503を有している。
【0034】さらに、シート給送ユニット50Bは、ト
レイ508に積載されたシートS1の幅方向の検知を行
うスラストボリューム402及びシートサイド検知セン
サ510と、トレイ508が上限位置まで上昇した場合
にこれを検知するためのトレイ上限検知センサ506
と、トレイ508が下限位置まで下降した場合にこれを
検知するためのトレイ下限検知センサ511と、トレイ
508に積載されたシートS1の最上位面を検知するシ
ート面検知手段としてのシート面検知センサ507と、
サイド規制板403の移動位置に応じて抵抗値が可変さ
れるスライドボリューム402と、分離搬送ローラ対と
シャッタ部材との間に配置され、シートS1が通過した
ことを検知するレジスト前センサ509とを有してい
る。
【0035】また、図示しないが、シート給送ユニット
50Bでは、シートの給送に先立ってトレイ508を上
下方向に移動させるための押しボタンスイッチであるト
レイ昇降用スイッチが設けられている。
【0036】そして、実施の形態のシート給送ユニット
50Bでは、トレイ上限センサ506とトレイ下限セン
サ511との間に抵抗値可変型センサ101が配置され
るとともに、この抵抗値可変型センサ101の抵抗値を
可変するためのレバー104がトレイ508から延設さ
れ、トレイ508の昇降と連動するようになっている。
【0037】図3に、プリンタ本体50A及びシート給
送ユニット50Bからなるカードプリンタ50及びホス
ト端末機800の回路構成について示す。図3に示すよ
うに、シート給送ユニット50Bにおけるトレイ上限検
知センサ506、シート面検知センサ507、トレイ下
限検知センサ511、可変抵抗型センサ101及びレバ
ー104は、プリンタ本体50AのCPU700と接続
され、各検知結果についての信号をCPU700に出力
するようになっている。
【0038】プリンタ本体50AのCPU700は、パ
ーソナルコンピュータ等のホスト端末機800に接続さ
れ、ホスト端末機800から供給される画像データ及び
印字命令等に基づいて、シート給送ユニット50B及び
プリンタ本体50Aのシート搬送ユニット501及び印
字ヘッドユニット514を制御し、シート給送ユニット
50Bによるシート給送動作に対する制御と、シート搬
送ユニット501及び印字ヘッドユニット514による
画像形成動作に対する制御とを同時に行うようになって
いる。
【0039】CPU700は、シート給送ユニット50
Bによるシート給送時には、シート面検知センサ507
の検知結果に基づいて、トレイ508に積載されたシー
トS1の最上面がピックアップローラ504で給送可能
な一定位置に保持するようにトレイ昇降モータ512を
駆動して、シート給送に応じてトレイ508の位置が順
次上昇するように制御する。
【0040】ホスト端末機800は、この端末機全体を
制御する制御部801、この制御部801とプリンタ本
体50AのCPU700との接続を図るためのインタフ
ェース(I/F)802、CRTや液晶ディスプレイ等
の表示部803、制御部801に操作入力信号を供給す
るキーボードやマウス等からなる操作入力部804を備
えている。
【0041】この実施の形態では、ホスト端末機800
における操作入力部804の操作入力によりプリンタ本
体50Aによる印字枚数が設定され、また、プリンタ本
体50A及びシート給送ユニット50Bの状態が、プリ
ンタ本体50AのCPU700から供給されるステイタ
ス情報に基づいて表示部803に表示されるようになっ
ている。
【0042】このような構成とされたカードプリンタ5
0では、以下のような処理により、トレイ508に積載
されたシートS1の積載枚数がCPU700により検出
され、検出結果に基づいてシート給送の開始又は禁止に
ついての制御がなされる。以下、この処理について、図
4及び図5のフローチャートを参照して説明する。
【0043】シート給送ユニット50Bによるシート給
送を開始するに先立って、ホスト端末機800の制御部
801に設けられたプリンタドライバに、シートS1の
種類(例えば、葉書、名刺、封筒等の別)と、1ジョブ
で印字するシートS1の印字枚数(すなわち給送枚数)
がユーザにより設定される(ステップS101)。この
シートS1の種類についての情報(シート種類情報)及
びシートS1の枚数についての情報(シート給送枚数情
報)は、印字情報として、ホスト端末機800の制御部
801のメモリ等に一次保存される。
【0044】また、シート給送ユニット50Bでは、シ
ート給送に先立って前記トレイ昇降用スイッチの操作に
よりトレイ508が所定位置まで下げられた後、このト
レイ508上にユーザによってシートS1が積載される
(ステップS102)とともに、サイド規制板403に
よってシートS1の幅方向(図2の左右方向)の規制が
行われることにより、スライドボリューム402からシ
ート幅について示す信号がプリンタ本体50AのCPU
700に供給される。
【0045】すなわち、サイド規制板403が図2の左
方向に移動させられ、トレイ508にセットされたシー
トS1が固定のストッパー壁515に押し付けられるこ
とで、シートS1の幅方向端部が揃えられる。すると、
サイド規制板403に配置されたシートサイド検知セン
サ510がオンになって、シートS1のサイド位置が検
知される。プリンタ本体50AのCPU700は、シー
トサイド検知センサ510がオンになったときのスライ
ドボリューム402の抵抗値に基づく信号を検知するこ
とにより、シートS1の幅を判定することが可能とな
る。
【0046】続いて、印字を開始すべくユーザがホスト
端末機800の操作入力部804を操作すると、ホスト
端末機800の制御部801から印字命令及び上述の印
字情報が出力され、これらがプリンタ本体50AのCP
U700で受信される(ステップS103)。
【0047】印字命令及び印字情報を受信したCPU7
00は、次のステップS104で、シート給送ユニット
50Bのトレイ昇降モータ512を駆動制御する。これ
により、トレイ508が上昇し、トレイ508とともに
上昇するレバー104により抵抗値可変型センサ101
が抵抗値を可変させられる。
【0048】続くステップS105で、CPU700
は、シート面検知センサ507がオンになったか否かに
ついて判定し、オンにならない場合にはトレイ508上
にシートがセットされていないものとみなしてステップ
S106に進み、ホスト端末機800の表示部803に
「トレイ上にシートが無いので補充すべき」旨を表示す
るように、ホスト端末機800の制御部801にステイ
タス情報を送信する。
【0049】一方、シート面検知センサ507がオンに
なった場合には、CPU700は、トレイ508上にシ
ートがセットされており、かつ、トレイ508に積載さ
れたシートの最上位面がピックアップローラ504によ
って給送可能な所定の位置まで上昇させられたものとみ
なしてステップS107に進み、トレイ508が停止す
るようにトレイ昇降モータ512の駆動を制御し、次の
ステップS108でトレイ508上のシートS1の積載
枚数についての概算を検出する。
【0050】具体的には、CPU700は、トレイ50
8の停止位置における抵抗値可変型センサ101からの
出力値を入力してトレイ508上のシート高さを検知
し、次に、検知したシート高さの値を、例えば通常の定
型紙におけるシートの厚さの値で除算することにより、
トレイ508に積載されたシートの積載枚数についての
概算を検出する。
【0051】なお、この積載枚数についての概算の検出
方法としては、この他にも、例えば抵抗値可変型センサ
101の出力値に対応したシート積載枚数の概算を参照
するための出力値・積載枚数変換テーブルを用いて、C
PU700がトレイ508上のシート積載枚数の概算を
検出することとしても良い。図6に、抵抗値可変型セン
サ101の出力電圧値(PWDT信号)に対応する所定
種類のシート(例えば葉書)の枚数が記載された出力値
・積載枚数変換テーブルの例を示す。
【0052】さらに、次のステップS109で、CPU
700は、ステップS108で検出されたシート積載枚
数の概算値を、ホスト端末機800のプリンタドライバ
により設定されたシート種類情報に基づくシートの種類
別に設定された補正値を加えて補正して、正確な積載枚
数を算出する。このステップS109では、CPU70
0が、例えば不図示のROM等の不揮発性メモリに予め
格納したシート種類に応じたシート厚さを参照するため
の種類・厚さ変換テーブルを用いて補正する。この種類
・厚さ変換テーブルは、例えば図6に示す出力値・積載
枚数変換テーブルを、普通紙、封筒等の、使用されるシ
ートの種類に応じた数だけ用いることで実現可能であ
る。
【0053】こうして算出された積載枚数は、CPU7
00からホスト端末機800の制御部801にステイタ
ス情報の一部として送信され、ホスト端末機800の表
示部803の画面上に表示される(ステップS11
0)。
【0054】次のステップS111で、CPU700
は、制御部801のプリンタドライバに設定された1ジ
ョブにおけるシート給送枚数(シートの印字設定枚数)
と算出されたシート積載枚数(補正値)とを比較して、
「印字設定枚数」≦「積載枚数」の関係であるか否か、
すなわち、算出されたシート積載枚数の補正値が印字設
定枚数以上であるか否かについて判定する。ここで、Y
esすなわち「印字設定枚数」≦「積載枚数」であれ
ば、印字が途中で停止することなく行えるので、ステッ
プS112に移って、シートS1の給送及び印字を開始
する制御を行う。
【0055】具体的には、カードプリンタ50では、プ
リンタ本体50AのCPU700の制御信号に基づいて
ローラ駆動モータ102が駆動されることにより、ピッ
クアップローラ504及び分離搬送ローラ対が回転を開
始し、トレイ508上のシートS1が分離給送され、レ
ジスト前センサ509によってシート先端が検知され、
さらにシートS1の先端がシャッタ部材505に突き当
てられることで、シートS1の斜行が補正される。この
シャッタ部材505は、レジスト前センサ509による
シート先端の検知後の所定時間経過後に、CPU700
の制御信号に基づいてシャッタソレノイド503がオン
となることにより、シャッタソレノイド503によって
上方に持ち上げられてシートS1の搬送経路を開き、シ
ートS1をプリンタ本体50A側に搬送可能な状態とす
る。これによって、シートS1は、1枚ずつプリンタ本
体50A側に供給される。
【0056】シート給送ユニット50Bによってプリン
タ本体50A内に供給されたシートS1は、シート搬送
ユニット501によって印字位置まで搬送され、印字ヘ
ッドユニット514の各カラー印字ヘッド514a〜5
14dによってフルカラーで印字される。その後、シー
トS1は、シート搬送ユニット501によってプリンタ
本体50Aの機外へ排出される。
【0057】一方、ステップS111でNoすなわち
「印字設定枚数」>「積載枚数」の関係と判定された場
合には、印字途中でシートを補充する必要ありとして、
CPU700は、ステップS113に移り、ホスト端末
機800の表示部803に「シート枚数が足りません」
等の警告を表示するように、ホスト端末機800にステ
イタス情報を送信する。
【0058】なお、ここでは、印字設定枚数と積載枚数
との差を算出することにより、ホスト端末機800の表
示部803に「シートがn枚足りません」等のより詳細
な警告を表示するようなステイタス情報を送信しても良
い。
【0059】さらに、CPU700は、図4及び図5に
示すように、ステップS113で警告表示の処理を行っ
た後にステップS102に戻り、このトレイ508上に
ユーザによってシートS1が積載されるのを待つ状態と
なる。従って、実施の形態のカードプリンタ50では、
トレイ508上のシートの枚数が印字設定枚数よりも少
ない場合には、シートの給送及び印字動作が行われるこ
となく、かつ、シートが足りない旨がユーザの操作する
ホスト端末機800の表示部803に表示されるので、
印字途中で処理を停止させてシートS1の補充を行うよ
うな煩わしさがない。
【0060】なお、ステップS113で警告表示の処理
を行った後に、ステップS102に戻らずに、ステップ
S112に移行してシートの給送及び印字動作が行うこ
ととしても良い。この場合には、CPU700は、ステ
ップS113では、上述した「シートがn枚足りませ
ん」等のより詳細な警告を表示するようなステイタス情
報を送信することが好ましい。
【0061】このように、実施の形態のカードプリンタ
50によれば、トレイ508上のシートの枚数を印字前
にユーザが知ることができ、印字設定枚数よりもトレイ
上のシートが少ない場合には「シートが足りない」旨が
ユーザの操作するホスト端末機800の表示部803に
表示され、ユーザに警告されるので、ユーザにとって非
常に操作しやすいものとなっている。
【0062】上述した実施の形態では、シート給送ユニ
ット50Bの各部を制御するCPU700をプリンタ本
体50A側に設ける構成としたが、CPU700をシー
ト給送ユニット50B側に設けても良く、また、例えば
シート給送ユニット50B側に別の制御部を設け、当該
制御部によってシート給送ユニット50Bの各部が制御
される構成、あるいは、プリンタ本体50A側のCPU
700から必要なコマンド等が当該制御部に送られてシ
ート給送ユニット50Bの各部が制御される構成として
もよい。
【0063】また、上述した実施の形態では、複数枚の
シートが積載されるトレイとして、シートを水平に載置
・積載するトレイ508を用いたが、これに限られず、
例えばシートを傾斜して載置・積載するタイプのトレイ
を使用しても良い。
【0064】さらに、上述した実施の形態では、ピック
アップローラ504をトレイ508の上方に配置し、ト
レイ508に積載されたシートのうち最上位のものを給
送する所謂上分離方式のシート給送装置に適用した例に
ついて説明したが、これに限られず、いわゆる下分離方
式のシート給送装置にも適用可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トレイ上のシートの積載枚数を印字前に知ることがで
き、印字設定枚数よりもトレイ上のシートが少ない場合
には「シートが足りない」旨をユーザに知らせることに
よって、よりユーザインターフェイスを重視したシート
給送装置及び画像形成装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカードプリンタの概略構成
を説明するための断面図である。
【図2】実施の形態のカードプリンタにおけるシート給
送ユニットの構成を示す右側面断面図である。
【図3】前記カードプリンタ及びホスト端末機における
回路構成を示すブロック図である。
【図4】シートの積載枚数を検出する処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】シートの積載枚数を検出した後の処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】出力値・積載枚数変換テーブルの例を示す図で
ある。
【図7】従来のカードプリンタにおけるシート給送ユニ
ットの構成を示す断面図である。
【図8】従来のカードプリンタの概略構成を説明するた
めの断面図である。
【符号の説明】
S1 シート 50 カードプリンタ 50A プリンタ本体(画像形成ユニット) 501 シート搬送ユニット 502(502a〜502d) インクカートリッジ 700 CPU(制御手段) 513 シート搬送ローラ対 514 印字ヘッドユニット 514a〜514d カラー印字ヘッド 50B シート給送ユニット 101 可変抵抗型センサ(積載枚数検知手段) 104 レバー(積載枚数検知手段) 102 ローラ駆動モータ 503 シャッタソレノイド 505 シャッタ部材 402 スライドボリューム 403 サイド規制板 503 シャッタソレノイド 504 ピックアップローラ(シート給送手段) 506 トレイ上限検知センサ 507 シート面検知センサ 508 トレイ 509 レジスト前センサ 510 シートサイド検知センサ 511 トレイ下限検知センサ 512 トレイ昇降モータ 800 ホスト端末機 801 制御部 803 表示部 804 操作入力部
フロントページの続き (72)発明者 稲葉 守巧 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 小畑 尚久 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 武笠 充浩 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 高田 篤 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 Fターム(参考) 3F048 AA05 AB01 BA03 BA06 BC04 CA02 CA05 CB04 CB17 DA01 DB01 EA15 EB00 EB02 3F343 FA02 FB02 GA01 GB01 GC01 GD01 HD07 HD16 HE03 HE20 JA01 LC04 MA04 MA09 MA24 MA26 MB04 MB13 MC05 MC19 MC26 MC28

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト端末機と接続され、前記ホスト端
    末機から出力される少なくとも1ジョブにおけるシート
    給送枚数情報を含む印字情報に基づいて、シートを順次
    給送するシート給送装置において、 シートが積載されるトレイと、 前記トレイに積載されたシートを順次給送するシート給
    送手段と、 前記トレイに積載されたシートの前記シート給送手段と
    対向する対向面の位置を検知するシート面検知手段と、 前記シート面検知手段の検知結果に基づいて、前記トレ
    イに積載されたシートの対向面を前記シート給送手段で
    給送可能な一定位置に保持するように前記トレイを前記
    シート給送手段に対する離接方向に駆動するトレイ駆動
    手段と、 前記トレイの位置に応じた信号を出力するトレイ位置検
    知手段と、 前記トレイ位置検知手段の出力信号に基づいて前記トレ
    イ上のシート積載枚数の概算を検出する積載枚数検出手
    段と、 前記積載枚数検出手段で検出された概算値について、シ
    ートの種類に応じた補正を行う概算値補正手段と、 前記ホスト端末機と接続され、前記ホスト端末機から出
    力される印字情報及び前記概算値補正手段による補正値
    に基づいて前記シート給送手段を制御する制御手段とを
    有し、 前記制御手段は、前記シート給送手段の給送動作開始に
    先立って、前記概算値補正手段による補正値を表示する
    ための信号を前記ホスト端末機に送信し、かつ、前記ホ
    スト端末機から出力される前記シート給送枚数情報に基
    づくシート給送枚数と前記概算値補正手段による補正値
    に基づくシート積載枚数とを比較して、前記補正値に基
    づくシート積載枚数の方が少ない場合には、シートが足
    りない旨を表示するための信号を前記ホスト端末機に送
    信する制御を行うことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ホスト端末機から
    出力される前記シート給送枚数情報に基づくシート給送
    枚数と前記概算値補正手段による補正値に基づくシート
    積載枚数とを比較して、前記補正値に基づくシート積載
    枚数の方が少ない場合には、前記シート給送手段による
    給送動作の開始を禁止する制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイ位置検知手段は、前記トレイ
    の位置に応じて抵抗値が可変するセンサを備えたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記積載枚数検出手段は、前記トレイ位
    置検知手段の出力値に対応した前記シート積載枚数の概
    算を参照するための出力値・積載枚数変換テーブルを用
    いて、前記トレイ上のシート積載枚数の概算を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載のシ
    ート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記概算値補正手段は、前記シート給送
    手段の給送動作開始に先立って、前記ホスト端末機から
    出力されるシートの種類に関する印字情報に基づいて、
    前記積載枚数検出手段で検出された概算値を補正するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載のシー
    ト給送装置。
  6. 【請求項6】 前記概算値補正手段は、シートの種類に
    応じたシート厚さを参照するための種類・厚さ変換テー
    ブルを用いて、前記積載枚数検出手段で検出された概算
    値を補正することを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 ホスト端末機と接続され、前記ホスト端
    末機から出力される少なくとも1ジョブにおけるシート
    給送枚数情報を含む印字情報に基づいてシートに画像を
    形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに
    対して着脱可能に取り付けられ、かつ、シートを前記画
    像形成ユニットに順次給送するシート給送ユニットとを
    備えた画像形成装置において、 前記シート給送ユニットは、シートが積載されるトレイ
    と、前記トレイに積載されたシートを順次給送するシー
    ト給送手段と、前記トレイに積載されたシートの前記シ
    ート給送手段と対向する対向面の位置を検知するシート
    面検知手段と、前記シート面検知手段の検知結果に基づ
    いて、前記トレイに積載されたシートの対向面を前記シ
    ート給送手段で給送可能な一定位置に保持するように前
    記トレイを前記シート給送手段に対する離接方向に駆動
    するトレイ駆動手段と、前記トレイの位置に応じた信号
    を出力するトレイ位置検知手段とを有し、 前記画像形成ユニットは、前記シート給送ユニットの前
    記トレイ位置検知手段の出力信号に基づいて前記トレイ
    上のシート積載枚数の概算を検出する積載枚数検出手段
    と、前記積載枚数検出手段で検出された概算値につい
    て、シートの種類に応じた補正を行う概算値補正手段
    と、前記ホスト端末機から出力される印字情報及び前記
    概算値補正手段による補正値に基づいて前記シート給送
    手段を制御する制御手段とを有し、 前記画像形成ユニットの前記制御手段は、前記シート給
    送ユニットにおける前記シート給送手段の給送動作開始
    に先立って、前記概算値補正手段による補正値を表示す
    るための信号を前記ホスト端末機に送信し、かつ、前記
    ホスト端末機から出力されるシート給送枚数情報に基づ
    くシート給送枚数と前記概算値補正手段による補正値に
    基づくシート積載枚数とを比較して、前記補正値に基づ
    くシート積載枚数の方が少ない場合には、シートが足り
    ない旨を表示するための信号を前記ホスト端末機に送信
    する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成ユニットの前記制御手段
    は、前記ホスト端末機から出力される前記シート給送枚
    数情報に基づくシート給送枚数と前記概算値補正手段に
    よる補正値に基づくシート積載枚数とを比較して、前記
    補正値に基づくシート積載枚数の方が少ない場合には、
    前記シート給送ユニットの前記シート給送手段による給
    送動作の開始を禁止する制御を行うことを特徴とする請
    求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記シート給送ユニットの前記トレイ位
    置検知手段は、前記トレイの位置に応じて抵抗値が可変
    するセンサを備えたことを特徴とする請求項7又は8記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成ユニットの前記積載枚数
    検出手段は、前記シート給送ユニットの前記トレイ位置
    検知手段の出力値に対応した前記シート積載枚数の概算
    を参照するための出力値・積載枚数変換テーブルを用い
    て、前記トレイ上のシート積載枚数の概算を検出するこ
    とを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成ユニットの前記概算値補
    正手段は、前記シート給送手段の給送動作開始に先立っ
    て、前記ホスト端末機から出力されるシートの種類に関
    する印字情報に基づいて、前記積載枚数検出手段で検出
    された概算値を補正することを特徴とする請求項7乃至
    10のいずれか1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成ユニットの前記概算値補
    正手段は、シートの種類に応じたシート厚さを参照する
    ための種類・厚さ変換テーブルを用いて、前記積載枚数
    検出手段で検出された概算値を補正することを特徴とす
    る請求項7乃至11のいずれか1記載の画像形成装置。
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