JP2001333823A - 移動棚設備の障害物検出装置 - Google Patents

移動棚設備の障害物検出装置

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JP2001333823A JP2000157934A JP2000157934A JP2001333823A JP 2001333823 A JP2001333823 A JP 2001333823A JP 2000157934 A JP2000157934 A JP 2000157934A JP 2000157934 A JP2000157934 A JP 2000157934A JP 2001333823 A JP2001333823 A JP 2001333823A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動棚設備に於いて使用される棚間通路内の
障害物検出装置の異常センサーの特定を容易にするこ
と。 【解決手段】 開閉可能な棚間通路A〜D内の障害物を
検出する障害物検出用センサー6が当該棚間通路A〜D
の長さ方向適当間隔おきに並設され、各センサー6に固
有のアドレスが設定され、各センサー6がアドレス順に
スキャンニングされて各センサー6のオンオフ状態が固
有アドレス順に検出され、各センサー6のオンオフ状態
から棚間通路A〜D内の障害物を検出するようにした移
動棚設備の障害物検出装置であって、各センサー6に設
定する固有アドレスが、隣り合う2つのセンサー6が順
番にスキャンニングされないようにばらばらに設定され
た構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横動可能な移動棚
の横動により任意の棚間に作業通路を形成できるように
した移動棚設備に於いて使用される棚間通路内の障害物
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動棚の横動により閉じている棚間通路
を開こうとしたとき、既に開いている棚間通路が閉じる
ことになるが、この閉じてゆく棚間通路内に障害物(フ
ォークリフトや作業者等)があると、直ちに移動棚の横
動を非常停止させ、障害物を取り除く必要がある。この
ために、棚間通路内の障害物を検出する障害物検出装置
が必要となるが、この種の障害物検出装置として、棚間
通路内の障害物を検出する障害物検出用センサーを当該
棚間通路の長さ方向適当間隔おきに並設し、各センサー
のオンオフ状態から棚間通路内の障害物を検出するよう
にしたものが考えられた。
【0003】しかしながら、この種の従来の障害物検出
装置では、所期の目的を確実に達成するためにはセンサ
ーの棚間通路長さ方向の間隔を200〜300mm程度
に狭めておく必要があり、棚間通路長さが数10mと長
い場合には非常に数多くのセンサーを並設しなければな
らない。このため従来の装置では、10数個単位でセン
サーをスキャンニングする基板を設けておき、この基板
単位で障害物検出を行うように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
成の障害物検出装置では、障害物を検出した1つの基板
に対応する棚間通路長さ方向の1つのエリアは特定でき
るが、実際に障害物を検出した1つのセンサーを特定す
ることができなかったので、棚間通路内に容易に確認で
きる大きな障害物が存在する場合は問題ないが、例えば
センサーそのものの汚れや光軸のずれ等の故障により障
害物検出時と同様の検出状態が生じた場合、そのセンサ
ーを自動的に特定表示させることができない。従って、
このような状況が生じた場合、作業者は、特定エリア内
の10数個のセンサーを視覚により個別にチェックする
必要があり、多大の手間の時間を必要とする問題点があ
った。
【0005】勿論、センサー1つづつに固有のアドレス
を設定してスキャンニングする方式を採用し、アドレス
何番のセンサーが障害物検出状態であるかを表示させる
ように構成すれば良いことは容易に推測できるが、先に
説明したように各センサーの間隔が狭いため、隣り合う
センサーどうしが互いに干渉して正確なスキャンニング
が行えない。この問題を解消するためには、各センサー
の光線をレンズで絞って細くすることが考えられるが、
移動棚設備の全ての棚間通路を共通の障害物検出装置で
カバーできるように構成する場合、各センサーの光軸長
さが数10mと非常に長くなり、レンズを固定している
接着剤の熱膨張収縮で光軸ずれが発生し易く、この場合
の光軸調整も極めて困難となり、実用的ではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る移動棚設備の障害物検出装置を
提供することを目的とするものであって、その手段を後
述する実施形態の参照符号を付して示すと、開閉可能な
棚間通路A〜D内の障害物を検出する障害物検出用セン
サー6が当該棚間通路A〜Dの長さ方向適当間隔おきに
並設され、各センサー6に固有のアドレスが設定され、
各センサー6がアドレス順にスキャンニングされて各セ
ンサー6のオンオフ状態が固有アドレス順に検出され、
各センサー6のオンオフ状態から棚間通路A〜D内の障
害物を検出するようにした移動棚設備の障害物検出装置
であって、各センサー6に設定する固有アドレスが、隣
り合う2つのセンサー6が順番にスキャンニングされな
いようにばらばらに設定された構成となっている。
【0007】上記構成の本発明装置を実施するについ
て、具体的には、各センサー6に、棚間通路A〜Dの一
端からの並び順の論理センサー番号を設定しておき、各
センサー6に設定されているスキャンニング順の固有ア
ドレスを前記論理センサー番号に変換するアドレス変換
機能を設け、各センサー6ごとの各種情報等を表示する
画面(20,22,23)では、前記アドレス変換機能
で変換された論理センサー番号で各センサー6を表示す
るように構成することができる。
【0008】又、各センサー6に設定されているスキャ
ンニング順の固有アドレスごとに、棚間通路A〜Dの一
端から各センサー6までの距離値を前以って設定してお
くか又は当該距離値を演算する機能を設けておき、障害
物検出位置を表示する画面20では、障害物検出状態に
あるセンサー6の固有アドレスに対応する前記距離値を
表示するように構成することができる。更に、各センサ
ー6ごとに、使用、非使用の別を設定する設定画面23
を設けることができる。
【0009】又、各センサー6を共通の信号線(幹線コ
ード13,14)にT形分岐接続し、当該信号線(幹線
コード13,14)に接続されている各センサーを多重
伝送方式によりスキャンニングするように構成すること
ができる。更に、1つの棚間通路A〜Dの全長が長い場
合には、この棚間通路に所属する多数個のセンサー6を
複数グループ24A,24Bに分けておき、各グループ
24A,24Bごとにスキャンニングするように構成す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1および図2において、
1,2は移動棚設備両端に配設された固定棚であり、3
〜5は両固定棚1,2間に於いて横動可能に支持された
移動棚である。しかして、固定棚1と移動棚3の間、移
動棚3,4間、移動棚4,5間、及び移動棚5と固定棚
2との間には、移動棚3〜5の横動により択一的に開く
ことのできる棚間通路A〜Dが形成される。図示例で
は、棚間通路Cが開かれ、他の棚間通路A,B,Dが閉
じている状態を示している。25は特定の棚間通路A〜
Dを開くために移動棚3〜5を横動させるための移動棚
駆動用コントローラーである。
【0011】6は障害物検出用センサーであって、固定
棚1の底部に配設された投光器7と固定棚2の底部に配
設された受光器8とから構成され、この投光器7から受
光器8に至る光軸9が各移動棚3〜5の底部と床面との
間の空間を経由して各棚間通路A〜Dを横断するように
構成されている。このセンサー6は、棚間通路A〜Dの
長さ方向適当間隔おき、例えば270〜280mm間隔
で多数個が並設されている。10はコントローラーであ
り、11は例えばタッチパネル方式の入力手段を兼用す
るモニターである。
【0012】図3に示すように各センサー6の投光器7
及び受光器8は、任意の固有アドレス(例えば7ビット
の2進数コード)をディップスイッチ等により個別に設
定するためのアドレス設定手段12を備えたものであっ
て、投光器側幹線コード13及び受光器側幹線コード1
4にそれぞれ、T形分岐用コネクタ15,16(幹線端
末では端末用コネクタ)と短い投受光器側接続コード1
7,18を介して接続されている。これら幹線コード1
3,14及び接続コード17,18は、それぞれ2本の
信号線と2本の直流電源線とを有するフラットコードで
ある。
【0013】コントローラー10は、特定の棚間通路A
〜Dを開くために移動棚3〜5を横動させるとき、その
横動開始から横動終了までの間、各センサー6の投光器
7及び受光器8に設定された固有アドレス(互いに対を
成す投光器7と受光器8のアドレスは同一)の順番に各
センサー6をスキャンニングして、各センサー6を固有
アドレス順に択一的に機能させるものである。即ち、コ
ントローラー10は、前記幹線コード13,14及び接
続コード17,18を介して全てのセンサー6(投光器
7と受光器8)に「1」づつ順に歩進するアドレス信号
(例えば7ビットの2進数コード)を多重伝送方式で一
定の時間間隔で伝送し、各センサー6側では、設定され
た固有アドレスと同一のアドレス信号を受信したときの
み、投光器7は給電を受けて一定時間発光すると共に受
光器8は対応する投光器7からの光線(可視光線、赤外
線等)を受けているか否かに基づくオンオフ状態をコン
トローラー10に対し出力する。従って、現在開いてい
て移動棚3〜5の横動により閉じつつある棚間通路A〜
D内に障害物がある場合は、障害物に対応する1つ乃至
複数個のセンサー6の投光器7から受光器8に至る光軸
9が当該障害物により遮断されるので、当該障害物に対
応する1つ乃至複数個のセンサー6がスキャンニングさ
れたとき、固有アドレス何番のセンサー6が受光しない
異常状態(オフ状態)であるという異常検出情報がコン
トローラー10に於いて得られることになる。
【0014】しかして、各センサー6に対する固有アド
レスの設定は、各センサー6を実際に設置し終わったと
きか又は、設置する直前の個々のセンサー6に対して行
うことになるが、このとき図4に示すように、各センサ
ー6の設置位置には、基準点P(具体的には棚間通路A
〜Dの入口)から「1」づつ順に歩進するように設定さ
れた論理センサー番号(10進数)が付与されており、
この論理センサー番号に対して各センサー6に設定すべ
き固有アドレス番号(10進数)の対称表が前以って作
成されており、作業者は、この対称表に従って、各論理
センサー番号のセンサー6に割り当てられた固有アドレ
ス番号(10進数)に対応する、例えば7ビットの2進
数コードを設定する。勿論、10進数の固有アドレス番
号を入力すれば、センサー内部で2進数コードに変換さ
れるものであっても良い。
【0015】具体的には、図示のように固有アドレス番
号(10進数)は、基準点Pから複数アドレス(2アド
レス以上、好ましくは4アドレス以上)飛ばしに設定さ
れており、隣り合う2つの固有アドレス番号(10進
数)には、複数アドレス(例えば4アドレス)分の差が
つくことになる。例えば、センサー6の設置位置に設定
される論理センサー番号(10進数)として「1」から
「63」まで設定されている場合、4アドレス飛ばしに
固有アドレス番号(10進数)を設定してゆくと、
「1」づつ歩進する固有アドレス番号(10進数)は、
論理センサー番号(10進数)上で16アドレスおきに
配列されることになる。
【0016】従ってコントローラー10は、論理センサ
ー番号順に、即ち、並んでいる順番にセンサー6をスキ
ャンニングするのではなく、複数個おき(上記例では1
6個おき)にセンサー6をスキャンニングすることにな
り、時間的には、隣り合うセンサー6間でスキャンニン
グ単位時間の4倍(4アドレス分)の時間差が生じるこ
とになる。このようにしてコントローラー10は、図5
のフローチャートに示すように、全てのセンサー6を固
有アドレス番号順にスキャンニングするが、特定の棚間
通路A〜Dを開くために移動棚3〜5の横動が開始され
た以後、移動棚3〜5の横動が完了して目的の棚間通路
A〜Dが完全に開くまでの間は、各センサー6の受光器
8が投光器7からの光線を受けるオン状態か遮光された
オフ状態であるかを、スキャンニングされる順に検出す
る。そして、閉じつつある棚間通路A〜D内に入り込ん
だ人等の障害物によってセンサー6の光軸9が遮断され
る等して、受光しない受光器8、即ち、異常(オフ状
態)センサー6が検出されると、コントローラー10
は、移動棚3〜5の駆動用コントローラー25に対し非
常停止指令を出力して、横動中又は起動直後の移動棚3
〜5を非常停止させる。
【0017】なお、各センサー6の投光器7及び受光器
8に付与される論理センサー番号を容易各正確に判別で
きるように、各投光器7及び受光器8それ自体又はその
取付位置の脇等に論理センサー番号を銘板や印刷等によ
り表示しておくことができる。勿論、各センサー6に設
定される固有アドレスに基づいて、投光器7の発振周波
数及び受光器8の受信周波数が自動設定され、理論的に
は、固有アドレスが同一の投光器7と受光器8との間で
のみ信号(固有発振周波数の赤外線等)の授受が行われ
るように構成されている。
【0018】一方、コントローラー10は、各センサー
6の固有アドレスを基準点Pから順番に並ぶ論理センサ
ー番号に変換するアドレス変換機能と、予め設定された
各センサー6の配列間隔に基づいて基準点P(棚間通路
A〜Dの入口)から各固有アドレスのセンサー6までの
距離値を演算する距離演算機能か又は、各固有アドレス
ごとに入力された前記基準点Pからの距離値に基づいて
各固有アドレスごとの距離テーブルを作成記憶する距離
テーブル作成記憶手段とを備えている。
【0019】しかして、前記のようにセンサー6の光軸
9が遮断される等して、受光しない受光器8、即ち、異
常(オフ状態)センサー6が検出されると、コントロー
ラー10は、前記のように横動中又は起動直後の移動棚
3〜5を非常停止させるが、同時にモニター11に図6
に示す異常発生表示画面19を表示する。この異常発生
表示画面19には「確認」の押し釦相当タッチ部19a
が表示されており、この確認釦相当タッチ部19aをタ
ッチ操作することにより、図7に示す異常内容/復旧方
法表示画面20に切り換わり、この異常内容/復旧方法
表示画面20に於いて、異常(障害物検出)センサー6
の固有アドレスを前記アドレス変換機能により変換して
求められた論理センサー番号を使用した「No. ***
センサー異常」とのタイトル表示20aと、異常センサ
ー6の固有アドレスに基づいて前記距離演算機能により
求められるか又は前記距離テーブル作成記憶手段から検
索された距離値を使用した「入口側から約○○m付近の
センサーが遮光されています」との異常内容表示20b
と、「障害物を取り除くか又はセンサーのレンズの清掃
及び光軸調整を行って下さい」との復旧方法表示20c
が表示される。そして、この異常内容/復旧方法表示画
面20に表示されている「戻る」の押し釦相当タッチ部
20dをタッチ操作することにより、図8に示すメイン
メニュー画面21に戻るが、別の異常センサーがあると
きは、当該別の異常センサーについての上記異常内容/
復旧方法表示画面20が表示される。
【0020】従って、異常復旧作業を担当する作業者
は、モニター11上の異常発生表示画面19により異常
発生(障害物検出等)を知り、次の異常内容/復旧方法
表示画面20に於けるタイトル表示20a、異常内容表
示20b、及び復旧方法表示20cの表示内容に従っ
て、的確且つ能率良く異常の復旧作業を実行することが
できる。
【0021】図8に示すように、モニター11のメイン
メニュー画面21には、「入力モニタ」選択用の押し釦
相当タッチ部21a、「切離し」選択用の押し釦相当タ
ッチ部21b、「出力モニタ」選択用の押し釦相当タッ
チ部21c、「異常履歴」選択用の押し釦相当タッチ部
21d、「パラメータ設定」選択用の押し釦相当タッチ
部21e、「システムリセット」選択用の押し釦相当タ
ッチ部21f、「Ver.確認」選択用の押し釦相当タ
ッチ部21g、「センサテスト」選択用の押し釦相当タ
ッチ部21h、等が表示される。「入力モニタ」は、各
センサー6の入力状態を表示する画面の呼び出しに使用
され、「切離し」は、光軸ずれ又は故障しているセンサ
ー6を一時的に切り離す(非使用状態にする)ための設
定画面の呼び出しに使用され、「出力モニタ」は、この
障害物検出装置から移動棚駆動用コントローラー25へ
の出力状態を表示する画面の呼び出しに使用され、「異
常履歴」は、過去の設定件数分(例えば50件分)の異
常履歴を表示する画面の呼び出しに使用され、「パラメ
ータ設定」は、システムに必要な初期設定(センサー数
の登録等)を行うときに使用され、「システムリセッ
ト」は、バックアップRAMの内容をクリアするときに
使用され、「センサテスト」は、センサー6の動作のチ
ェックを行うときに使用される。
【0022】いくつかの画面等について具体的に説明す
ると、「入力モニタ」選択用の押し釦相当タッチ部21
aのタッチ操作により呼び出される、図9に示す入力モ
ニター画面22は、各センサー6の論理センサー番号2
2aと、当該各論理センサー番号22aと対を成すO
N,OFF,切離の表示面22bと、タッチ操作するこ
とにより切離し画面に移る「切離し」選択用の押し釦相
当タッチ部22cと、入力モニター画面22が複数頁必
要な場合に使用される「前頁」選択用の押し釦相当タッ
チ部22d及び「次頁」選択用の押し釦相当タッチ部2
2eと、メインメニュー画面21に戻るための「戻る」
選択用の押し釦相当タッチ部22fとを備えている。し
かして、この入力モニター画面22では、各論理センサ
ー番号のセンサー6がオンオフ何れの状態であるか又は
非使用状態(切り離し状態)であるか否かをチェックで
きる。従って、例えば先に説明した障害物検出等の異常
発生時にこの入力モニター画面22を呼び出し、必要に
応じて「前頁」選択用の押し釦相当タッチ部22dや
「次頁」選択用の押し釦相当タッチ部22eを操作し、
異常状態、即ちオフ状態のセンサー6の論理センサー番
号を、仮に複数個のセンサー6が異常状態であってもそ
の全てを容易に知ることができる。
【0023】又、センサー6の投光面(投光器7の投光
面)や受光面(受光器8の受光面)の汚れ、或いは投受
光器7,8間の光軸9のずれにより、特定のセンサー6
が障害物を検出したときと同様の遮光状態となった場
合、障害物検出(異常検出)信号が出力されることにな
る。このような障害物検出に伴わない異常発生は、移動
棚3〜5の横動の非常停止時に棚間通路内に障害物が存
在しないことを確認することにより判断することができ
るし、移動棚3〜5を移動させていない状況でもセンサ
ー6による障害物検出を実行させておくことにより、検
出することができる。しかして、このような障害物検出
に起因しない異常発生に対しても、先の説明の通り、リ
アルタイムにセンサー6の投受光面の清掃や光軸調整を
実行することにより対処できるが、入出庫作業を中断さ
せないためには、一時的に異常発生源である特定のセン
サー6を障害物検出系から切り離して非使用状態とする
ことが望ましい。
【0024】上記のように特定のセンサー6を一時的に
非使用状態(切り離し状態)とする場合は、先ず、先の
異常内容/復旧方法表示画面20のタイトル表示20a
や、入力モニター画面22の表示面22bの表示がOF
Fである論理センサー番号22a等から、異常状態のセ
ンサー6の論理センサー番号をチェックする。次に、メ
インメニュー画面21の「切離し」選択用の押し釦相当
タッチ部21b又は、入力モニター画面22の「切離
し」選択用の押し釦相当タッチ部22cのタッチ操作に
より、図10に示す切り離し設定画面23を呼び出す。
この切り離し設定画面23は、各センサー6の論理セン
サー番号23aと、当該各論理センサー番号23aと対
を成す「有効」「切離」設定切り換え用の押し釦相当タ
ッチ部23bと、全センサーを非使用状態(切り離し状
態)にするための全数切り離し設定画面を呼び出しため
の「全数」選択用の押し釦相当タッチ部23cと、この
切り離し設定画面23が複数頁必要な場合に使用される
「前頁」選択用の押し釦相当タッチ部23d及び「次
頁」選択用の押し釦相当タッチ部23eと、メインメニ
ュー画面21に戻るための「戻る」選択用の押し釦相当
タッチ部23fとを備えている。
【0025】しかして、この切り離し設定画面23の論
理センサー番号23aから、先にチェックした切り離す
べきセンサー6に対応する「有効」「切離」設定切り換
え用の押し釦相当タッチ部23bを選択して当該タッチ
部23bをタッチ操作し、「有効」表示状態から「切
離」表示状態に切り換える。この「有効」「切離」設定
切り換え用の押し釦相当タッチ部23bは、タッチ操作
により「有効」と「切離」とが交互に切り換えられるも
のである。この切り換え操作により、コントローラー1
0は、「切離」表示状態になった論理センサー番号23
aに相当する異常センサー6を障害物検出のためのスキ
ャンニング対象から切り離し、当該異常センサー6が無
いものとして障害物検出を続行する。勿論、適当な時期
に当該異常センサー6の投受光面の清掃や光軸調整等の
異常復旧作業を行い、その後、前記切り離し設定画面2
3に於いて、該当する論理センサー番号の「有効」「切
離」設定切り換え用の押し釦相当タッチ部23bを操作
して、「切離」表示状態から「有効」表示状態に切り換
え、障害物検出のためのスキャンニング対象から切り離
なされていたセンサー6を再び障害物検出のためのスキ
ャンニング対象に組み入れる。
【0026】なお、切り離し設定画面23の「全数」選
択用の押し釦相当タッチ部23cのタッチ操作により呼
び出される全数切り離し設定画面では、全てのセンサー
6を無効にする設定や、無効にされていた全てのセンサ
ーを有効にする設定、或いは前記切り離し設定画面23
で個別に切り離し設定されていた個別切り離しを全て解
除する(有効にする)リセットが行える。
【0027】棚間通路A〜Dの長さが非常に長い場合、
当然のこととして適当間隔おきに並設されるセンサー6
の総数が大きくなる。この場合、仮にコントローラー1
0に使用されるシーケンサーの能力が当該センサー6の
総数に対応し得たとしても、全センサー6のスキャンニ
ングに要する時間、換言すれば、1つのセンサー6につ
いてのスキャンニングの時間間隔が長くなり、安全面で
問題が生じる。このような場合には、図11に示すよう
に多数個のセンサー6を複数グループ24A,24Bに
分割し、各グループ24A,24Bごとにセンサー6を
スキャンニングするように構成することができる。この
場合、基準点(棚間通路の一端)から順番に付与される
論理センサー番号はグループ分けしないで1連の論理セ
ンサー番号を付与し、モニター11による各種情報の表
示や設定操作は、1連の論理センサー番号に基づいて
(グループ分けを意識しないで)行えるように構成する
のが望ましい。
【0028】なお、センサー6としては、投光器7と受
光器8とが対向配置される透過形の光電センサーに限定
されるものではなく、投受光器ユニットと光線反射面と
を対向配置するタイプや、被検出物(障害物)表面から
の反射光を捉えるタイプ等の回帰反射形の光電センサー
であっても良い。又、上記実施形態のように、択一的に
開かれる複数の棚間通路A〜Dを備えた移動棚設備の場
合でも、各棚間通路A〜Dごとに独立させて本発明によ
る障害物検出装置を設置しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上のように実施し且つ使用し得る本発
明の移動棚設備の障害物検出装置によれば、棚間通路の
長さ方向適当間隔おきに並設され、各センサーに固有の
アドレスが設定され、各センサーがアドレス順にスキャ
ンニングされて各センサーのオンオフ状態がアドレス順
に検出され、各センサーのオンオフ状態から棚間通路内
の障害物を検出するようにしたので、実際に障害物検出
状態になった1つのセンサーを固有アドレスから特定す
ることができる。従って、棚間通路内に容易に確認でき
る車両や人等の大きな障害物が存在する通常の障害物検
出は支障なく行えることは勿論のこと、例えばセンサー
そのものの汚れや光軸のずれ等の故障により1つのセン
サーが障害物検出時と同様の異常状態になったときも、
当該センサーの固有アドレスに基づいて当該異常センサ
ーを自動的に特定表示させることができ、異常センサー
の特定及びその異常復旧に要する手間と時間を大巾に短
縮し得る。
【0030】しかも、各センサーに設定する固有アドレ
スが端から順番に設定されていて、隣り合う2つのセン
サーが順番にスキャンニングされる場合は、仮に各セン
サーごとの発振周波数が固有アドレスに従って変えられ
ていて且つ隣り合うセンサーが同時ではなく時間差をも
ってスキャンニングされるとしても、隣り合うセンサー
間の間隔が比較的狭いために隣り合うセンサーどうしが
互いに干渉して正確なスキャンニングが行えないことに
なるが、本発明の構成では、各センサーに設定する固有
アドレスが、隣り合う2つのセンサーが順番にスキャン
ニングされないようにばらばらに設定されているので、
隣り合うセンサー間の間隔が狭くとも、スキャンニング
による各センサーごとのオンオフ状態の検出が正確に行
える。換言すれば、並列する多数個のセンサーを正確確
実に機能させて、棚間通路内の障害物検出作用を正確確
実に実行させることができる。
【0031】又、隣り合うセンサー間の干渉の恐れが解
消するので、従来のように各センサーの光線をレンズで
絞って細くして必要な検出距離を得るような必要がなく
なり、例えば各センサーの投光器の光線をレンズで絞り
込まず、光量を上げて検出距離を延ばすことができ、セ
ンサーごとの光軸調整も容易になる。
【0032】なお、請求項2に記載の構成によれば、各
センサーに付与される固有アドレスが端から順番に並ば
ないでばらばらに設定されているにもかかわらず、各セ
ンサーごとの各種情報等を表示する画面では、基準点か
ら順番に並ぶ論理センサー番号で各センサーを表示する
ので、仮に各センサーごとに論理センサー番号を併記し
ていない場合でも、各センサーごとの各種情報等を表示
する画面に表示される論理センサー番号から異常センサ
ー等の特定のセンサーの位置を容易に予測することがで
き、センサーの保守管理を容易に行える。
【0033】又、請求項3に記載の構成によれば、更に
障害物検出時(各センサー自体の異常検出時を含む)に
障害物検出位置を表示する画面では、障害物検出状態
(異常状態)にあるセンサーの基準点からの距離値で表
示されるので、異常復旧作業を行う作業者は、その表示
される距離値から速やかに異常センサーの場所へ直行す
ることができ、センサーの保守管理が非常に簡単容易に
行える。この場合、先の請求項2に記載の構成と組み合
わせる(特に、各センサーごとに論理センサー番号を併
記しておく)ことにより、異常センサーの特定が一層簡
単容易且つ正確に行える。
【0034】請求項4に記載の構成によれば、障害物検
出に起因しない異常発生に対して、直ちに異常復旧作業
を行わないで取り敢えず異常発生源である特定のセンサ
ー6を障害物検出系から切り離して非使用状態とするこ
とができ、入出庫作業を能率良く行える。
【0035】又、請求項5に記載の構成によれば、セン
サーが並列する方向に1本の共通信号線(幹線)を敷設
しておきさえすれば、各センサーは短い信号線とT形分
岐接続用コネクタを利用して当該共通信号線(幹線)に
接続すれば済み、従来のようにセンサー数と同数の信号
線をコントローラーとの間に敷設する必要はなく、信号
線の本数が大幅に少なくなる省配線効果と、多数本の信
号線を収容する大型のダクトも必要なくなることとによ
り、大巾なコストダウンを図ることができる。
【0036】更に、請求項6に記載の構成によれば、棚
間通路の長さが非常に長い場合でも、全センサーのスキ
ャンニングに要する時間、換言すれば、1つのセンサー
についてのスキャンニングの時間間隔を短くして、安全
性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 障害物検出装置を備えた移動棚設備全体と本
発明の構成を説明する概略平面図である。
【図2】 障害物検出装置を備えた移動棚設備全体の概
略正面図である。
【図3】 各センサーの投光器及び受光器の接続状態を
示す要部の平面図である。
【図4】 各センサーの論理センサー番号とスキャンニ
ング順である固有アドレス番号との関係を説明する図で
ある。
【図5】 コントローラーの制御手順を説明するフロー
チャートである。
【図6】 モニターの異常発生表示画面を示す。
【図7】 モニターの異常内容/復旧方法表示画面を示
す。
【図8】 モニターのメインメニュー画面を示す。
【図9】 モニターの入力モニター画面を示す。
【図10】 モニターの切り離し設定画面を示す。
【図11】 別の実施形態を説明する概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 固定棚 3〜5 移動棚 6 障害物検出用センサー 7 投光器 8 受光器 9 投受光器間の光軸 10 コントローラー 11 タッチ式入力手段兼用のモニター 12 アドレス設定手段 13,14 幹線コード 15,16 T形分岐用コネクタ 17,18 投受光器側の接続コード 19 モニターの異常発生表示画面 20 モニターの異常内容/復旧方法表示画面 21 モニターのメインメニュー画面 22 モニターの入力モニター画面 23 モニターの切り離し設定画面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な棚間通路内の障害物を検出する
    障害物検出用センサーが当該棚間通路の長さ方向適当間
    隔おきに並設され、各センサーに固有のアドレスが設定
    され、各センサーがアドレス順にスキャンニングされて
    各センサーのオンオフ状態がアドレス順に検出され、各
    センサーのオンオフ状態から棚間通路内の障害物を検出
    するようにした移動棚設備の障害物検出装置であって、
    各センサーに設定する固有アドレスが、隣り合う2つの
    センサーが順番にスキャンニングされないようにばらば
    らに設定されている、移動棚設備の障害物検出装置。
  2. 【請求項2】各センサーに、棚間通路の一端からの並び
    順の論理センサー番号が設定され、各センサーに設定さ
    れているスキャンニング順の固有アドレスを前記論理セ
    ンサー番号に変換するアドレス変換機能を備え、各セン
    サーごとの各種情報等を表示する画面では、前記アドレ
    ス変換機能で変換された論理センサー番号で各センサー
    を表示するようにした、請求項1に記載の移動棚設備の
    障害物検出装置。
  3. 【請求項3】各センサーに設定されているスキャンニン
    グ順の固有アドレスごとに、棚間通路の一端から各セン
    サーまでの距離値を予め設定するるか又は当該距離値を
    演算する機能を備え、障害物検出位置を表示する画面で
    は、障害物検出状態にあるセンサーの固有アドレスに対
    応する前記距離値を表示するようにした、請求項1又は
    2に記載の移動棚設備の障害物検出装置。
  4. 【請求項4】各センサーごとに、使用、非使用の別を設
    定する設定画面を備えた、請求項1〜3の何れかに記載
    の移動棚設備の障害物検出装置。
  5. 【請求項5】各センサーが共通の信号線にT形分岐接続
    され、多重伝送方式によりスキャンニングされるように
    した、請求項1〜3の何れかに記載の移動棚設備の障害
    物検出装置。
  6. 【請求項6】1つの棚間通路に所属する多数個のセンサ
    ーが複数グループに分けられ、各グループごとにスキャ
    ンニングされるようにした、請求項1〜5の何れかに記
    載の移動棚設備の障害物検出装置。
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