JP2513339Y2 - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JP2513339Y2
JP2513339Y2 JP1990072913U JP7291390U JP2513339Y2 JP 2513339 Y2 JP2513339 Y2 JP 2513339Y2 JP 1990072913 U JP1990072913 U JP 1990072913U JP 7291390 U JP7291390 U JP 7291390U JP 2513339 Y2 JP2513339 Y2 JP 2513339Y2
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賢治 河野
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は遠隔監視装置に係り、特に建物に設けられた
設備機器を監視センタで遠隔的に監視する遠隔監視装置
に関する。
[従来の技術] 建物に設けられた設備機器を、監視センタで遠隔的に
監視する遠隔監視装置は、例えば特公昭56−46639号公
報や特開昭55−84781号公報に開示され広く使用されて
いる。
第2図は従来のこの種の遠隔監視装置の構成を示すブ
ロック図であり、端末装置Tには設備機器Sが接続さ
れ、この端末装置Tは電話回線Dを介して監視センタC
に接続してある。また、端末装置Tには、保守点検作業
時に保守装置Mが接続されるようになつている。
この端末装置Tは、設備信号入力装置1、記憶装置
2、ダイヤル装置3、変復調装置4、網制御装置5、中
央処理装置6、直並列変換装置7及び直並列変換装置10
を具備しており、中央処理装置6と設備信号入力装置
1、記憶装置2、ダイヤル装置3、直並列変換装置7及
び直並列変換装置10間は、バス9で互いに接続してあ
る。また、前記設備機器Sは設備信号入力装置1に接続
してあり、ダイヤル装置3と網制御装置5間及び直並列
変換装置7と変復調装置4間が、それぞれ互いに接続し
てあり、保守装置Mは直並列変換装置10に接続可能な構
成となつている。
このような構成の遠隔監視装置において、設備機器S
の動作が異常となり設備機器Sからの異常信号が、設備
信号入力装置1を介して中央処理装置6に入力すると、
中央処理装置6はこの異常信号に関する情報を記憶装置
2に記憶する。同時に中央処理装置6からダイヤル装置
3に指令信号が入力され、この指令信号によつてダイヤ
ル装置3は、監視センタCの電話番号を自動ダイヤルし
て監視センタCを呼び出す。この呼び出しに対して監視
センタCが着信応答すると、網制御装置5によつて電話
回線Dが保持され、端末装置Tと監視センタC間が電話
回線Dによつて通信可能に接続される。
この状態で中央処理装置6は、先に記憶した設備機器
Sの情報を記憶装置2より読み出し、読み出した情報信
号をバス9を介して直並列変換装置7に出力する。バス
9から直並列変換装置7に入力される情報信号は並列信
号であるが、この並列信号が直並列変換装置7によつて
直列信号に変換される。このようにして直列信号に変換
された情報信号が変復調装置4に入力され、情報信号は
電話回線Dで伝送可能な信号に変調される。そして、こ
のように変調された情報信号は、網制御装置5を介して
電話回線Dにより監視センタCに送信され、情報信号を
受信した監視センタCにより設備機器Sの異常に対処す
る処置がとられる。
一方、保守点検作業時には保守員が保守装置Mを端末
装置Tの直並列変換装置10に接続すると、中央処理装置
6から記憶装置2に指令信号が入力される。この指令信
号によつて、記憶装置2に記憶されている端末装置Tの
動作状態データが、記憶装置2から読み出されバス9を
介して並列信号として直並列変換装置10に入力される。
そして、直並列変換装置10によつて並列信号として入力
される動作状態データが、保守装置Mに対して読み取り
表示可能な直列信号に変換されて保守装置Mに入力され
る。このようにして、保守装置Mによつて端末装置Tの
動作状態データが読み出し表示され、保守作業によつて
記憶装置2の動作状態データの書き換えが行われる。
以上のように遠隔監視装置は、定期的に保守点検作業
が施され、常に正常な監視動作を行うように保守され、
設備機器Sが異常信号を発するとこの異常信号に関する
情報が、監視センタに情報信号として送信される。
[考案が解決しようとする課題] 前述の従来の遠隔監視装置では、設備機器Sの情報を
監視センタCに送信する直並列変換装置7、変復調装置
4、網制御装置5及び電話回線Dを主構成素子とする監
視通信手段と、保守点検作業時に保守装置Mとの間で情
報データの授受を行う直並列変換装置10を主構成素子と
する保守通信手段とが、二系列別個の構成部品で構成さ
れていて複雑な構造となつている。これに伴つて高価な
直並列変換装置も二台必要となり、全体の製造コストの
面でも問題があつた。
本考案は、前述したようなこの種の遠隔監視装置の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は構造が簡単
で製造コスト上も有利であり、保守点検が施されて常に
設備機器の高精度の遠隔監視を行う遠隔監視装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、端末装置は保守
装置が接続される接続手段と、端末装置の動作を保守点
検動作に切り替えるための切替情報を入力する切替情報
入力手段と、直並列変換装置に接続され、切替情報入力
手段に入力された切替情報に従つて直並列変換装置との
接続を通信回線側から接続手段側に切り替える切替手段
とを有し、通常の監視動作時に監視センタに送信される
動作情報と保守点検動作時に保守装置に転送される動作
情報とは共通の直並列変換装置を介して切替手段に出力
されるようにしたものであり、好ましくは、切替手段の
直並列変換装置との接続が切替情報に従つて接続手段に
切り替えられた後、所定時間が経過した時、中央処理装
置は切替手段を制御して直並列変換装置との接続を通信
回線側に切り替えさせるようにしたものである。
[作用] 上記手段によれば、通常の監視動作時には切替手段は
通信回線側に切り替えられていて、設備機器から受信し
てメモリに格納された後、読み出された動作情報は直並
列変換装置で並列信号から直列信号に変換され、切替手
段を介して通信回線に送出され、監視センタに送信され
る。保守点検動作時には切替情報入力手段で入力された
切替情報により、切替手段は接続手段側に切り替えら
れ、メモリから読み出された動作情報は同じ直並列変換
装置で並列信号から直列信号に変換され、切替手段を介
して接続手段に送出され、保守装置に転送される。好ま
しい手段によれば、切替情報に従つて切替手段の直並列
変換装置との接続が接続手段側に切り替えられた後、所
定時間が経過した時、中央処理装置は切替手段を制御し
て直並列変換装置との接続を通信回線側に切り替えさせ
るから、端末装置の動作は自動的に通常の監視動作に復
帰する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの実施例の構成を示すブロツク図であり、
同図に示すようにこの実施例はすでに第2図で説明した
従来の遠隔監視装置から直並列変換装置10を取り除き、
端末装置Tに保守装置Mを接続するコネクタ12が設けて
ある。また、直並列変換装置7の出力端子は、切替装置
8の共通端子t0に接続してあり、切替装置8の切換端子
t1は変復調装置4に、切換端子t2はコネクタ12にそれぞ
れ接続してある。そして、中央処理装置6のスイツチ入
力端子aに保守スイツチ11が接続してあり、中央処理装
置6のスイツチ出力端子bは切替装置8の制御端子Cに
接続してある。
この実施例のその他の部分の構成は、すでに第2図を
用いて説明した従来の遠隔監視装置と同一である。
このような構成の実施例において、電話回線D、コネ
クタ12、記憶装置2及び切替装置8が、それぞれ本考案
の通信回線、接続手段、メモリ及び切替手段を構成し、
保守スイツチ11が切替情報入力手段を構成している。
次にこのような構成の実施例の動作を説明する。
端末装置Tの保守点検作業が行われていない通常の監
視状態では、保守スイツチ11はOFFとなつている。この
場合、中央処理装置6はスイツチ入力端子aで保守スイ
ツチ11がOFFの状態を検出し、スイツチ出力端子bの信
号が“L"となり、これによつて切替装置8の制御端子c
の信号も“L"となる。この状態では切替装置8の共通端
子t0は切換端子t1側に切換えられ、直並列変換装置7の
出力端子は変復調装置4に接続される。
この時、設備機器Sが異常信号を発すると、この異常
信号は端末装置Tの設備信号入力装置1に入力され、従
来装置の場合と同様に記憶装置2に異常信号に関する情
報が記憶される。そして、すでに述べたように、中央処
理装置6からの指令信号によつてダイヤル装置3による
自動ダイヤルが行われ、記憶装置2、バス9、直並列変
換装置7、切替装置8、変復調装置4及び網制御装置5
で通信手段の伝送路が形成され、この伝送路によつて該
異常信号に関する情報が、記憶装置2から読み出され電
話回線Dを介して監視センタCに送信される。このよう
にして異常信号に関する情報を受信した監視センタCに
おいて、設備機器Sの異常に対しての処置がとられる。
一方、保守点検作業時には保守員によつて保守スイツ
チ11がONとされ、中央処理装置6はスイツチ入力端子a
で保守スイツチ11がONの状態を検出する。この検出によ
つて中央処理装置6のスイツチ出力端子bの信号が“H"
となり、これによつて切替装置8の制御端子Cの信号も
“H"となる。この状態では切替装置8の共通端子t0は切
換端子t2側に切換えられ、直並列変換装置7の出力端子
は保守装置Mに接続される。
この状態で、すでに第2図を参照して説明した従来装
置の場合と同様にして、記憶装置2に記憶されている端
末装置Tの動作状態データが、記憶装置2から読み出さ
れ、保守装置Mに読み出し表示され、保守作業によつて
記憶装置2に記憶される動作状態データの書き換えが行
われる。
また、中央処理装置6は保守スイツチ11がON状態とな
つてからの時間をカウントし、カウント時間が所定値に
達するとスイツチ出力端子bの信号を“L"とするように
プログラムされている。このため、保守点検作業後に保
守員が保守スイツチ11を戻し忘れても、所定時間後には
切替装置8の共通端子t0は切換端子t1側に切換えられる
ので、設備機器Sからの異常信号に基づく監視センタC
への情報の送信は確実に行われる。
このように実施例によると、切替装置8によつて直並
列変換装置7を変復調装置4と保守装置Mとに切換接続
できるようにしたので、直並列変換装置を従来のように
変復調装置4と保守装置Mにそれぞれ設ける必要がな
く、全体の構造が簡易化され製造コストも低減する。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、請求項1記載の考案は端
末装置は接続手段、切替情報入力手段および切替手段を
有し、通常の監視動作時に監視センタに送信される動作
情報と保守点検動作時に保守装置に転送される動作情報
とは共通の直並列変換装置を介して切替手段に出力され
るようにしたので、切替情報入力手段に切替情報が入力
された時は、切替情報によつて切替手段の直並列変換装
置との接続が接続手段側に切り替えられ、メモリから読
み出された動作情報は共通の直並列変換装置で直列信号
に変換され、切替手段を介して保守装置に転送されるか
ら、端末装置に組み込まれる直並列変換装置は1個のみ
で済み、回路構成を簡素化できると共に装置の製造コス
トを低減することができ、請求項2記載の考案は切替手
段の直並列変換装置との接続が接続手段側に切り替えら
れた後、所定時間が経過した時、直並列変換装置との接
続を通信回線側に切り替えさせるようにしたので、保守
点検作業後に保守員が切替情報入力手段の戻し操作をし
忘れても、設備機器から発せられた動作情報を確実に監
視センタに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツク図、第
2図は従来の遠隔監視装置の構成を示すブロツク図であ
る。 1……設備信号入力装置、2……記憶装置、3……ダイ
ヤル装置、4……変復調装置、5……網制御装置、6…
…中央処理装置、7……直並列変換装置、8……切替装
置、11……保守スイツチ、S……設備機器、T……端末
装置、D……電話回線、C……監視センタ、M……保守
装置。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物に設けられた設備機器の動作状態を監
    視する端末装置と通信回線を介して監視センタが接続さ
    れ、前記端末装置内の中央処理装置は通常の監視動作時
    には前記設備機器から受信した動作情報をメモリに格納
    した後、該メモリから読み出した並列信号から成る前記
    動作情報を直並列変換装置を介して直列信号に変換し、
    通信回線を介して前記監視センタに送信すると共に、保
    守点検作業時に前記端末装置に保守装置が接続された時
    には、前記メモリから読み出した並列信号から成る前記
    動作情報を直並列変換装置を介して直列信号に変換し、
    前記保守装置に転送するようにした遠隔監視装置におい
    て、前記端末装置は前記保守装置が接続される接続手段
    と、前記端末装置の動作を保守点検動作に切り替えるた
    めの切替情報を入力する切替情報入力手段と、前記直並
    列変換装置に接続され、前記切替情報入力手段に入力さ
    れた切替情報に従つて前記直並列変換装置との接続を前
    記通信回線側から前記接続手段側に切り替える切替手段
    とを有し、通常の監視動作時に前記監視センタに送信さ
    れる前記動作情報と保守点検動作時に前記保守装置に転
    送される前記動作情報とは共通の前記直並列変換装置を
    介して前記切替手段に出力されるようにしたことを特徴
    とする遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遠隔監視装置において、切
    替手段の直並列変換装置との接続が切替情報に従つて接
    続手段側に切り替えられた後、所定時間が経過した時、
    中央処理装置は前記切替手段を制御して直並列変換装置
    との接続を通信回線側に切り替えさせるようにしたこと
    を特徴とする遠隔監視装置。
JP1990072913U 1990-07-11 1990-07-11 遠隔監視装置 Expired - Lifetime JP2513339Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60125620U (ja) * 1984-01-31 1985-08-24 株式会社ニコン 閃光装置
JPH0632148B2 (ja) * 1988-02-10 1994-04-27 ニッタン株式会社 火災警報装置
JP2524631B2 (ja) * 1988-11-08 1996-08-14 株式会社日立ビルシステムサービス 遠隔監視システムの検査装置

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