JP2001331230A - ソフトウエア試行提供装置及び方法並びにソフトウエア試行提供用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ソフトウエア試行提供装置及び方法並びにソフトウエア試行提供用プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001331230A
JP2001331230A JP2000152369A JP2000152369A JP2001331230A JP 2001331230 A JP2001331230 A JP 2001331230A JP 2000152369 A JP2000152369 A JP 2000152369A JP 2000152369 A JP2000152369 A JP 2000152369A JP 2001331230 A JP2001331230 A JP 2001331230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最新のソフトウエアプログラムを自分のコン
ピュータで購入前に簡単に試行すること。 【解決手段】 プログラムデータを実行するユーザ端末
10とネットワーク100を介して接続され当該ユーザ
端末10とのデータ送受信を制御するデータ送受信部2
4と、ユーザ端末10のユーザによって試行されるソフ
トウエアを管理するソフトウエア管理部25と、このソ
フトウエア管理部25によって管理される各ソフトウエ
アのそれぞれの試行プログラムデータをユーザ端末10
からの要求に応じて当該ユーザ端末10に送出する試行
プログラムデータ送出部26と、送出する試行プログラ
ムの種別に応じてユーザ端末10の動作環境を制御する
ための環境制御用プログラムデータをユーザ端末に送信
する環境制御用プログラムデータ送出部27とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウエア試行
提供装置に係り、特に、ソフトウエアの購入予定者がそ
のプログラムを自分のコンピュータで試行するソフトウ
エア試行提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、購入したいソフトウェアを調査す
る場合、カタログベースや雑誌記事などで機能などを確
認している。一部のソフトウエアについては、体験版や
お試し版を雑誌付録のCD―ROMに格納し、ユーザが
無料で試行できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、カタログベースでの確認では、購入予定のソ
フトウエアをいくつか実際に操作してみて、その操作性
を購入前に確認することができない、という不都合があ
った。
【0004】また、お試し版等のプログラムでは、印刷
や扱うファイルサイズなどについて制限を設けている場
合が多く、ソフトウエアの製造側では機能制限を加える
工数が必要となり、ユーザ側では本来使用する状態での
操作性を確認できない場合がある、という不都合があっ
た。そして、無料配布のCD―ROM等でソフトウエア
プログラムを供給する場合、CD―ROMはユーザの手
元に何時までも残っている可能性があるため、常に最新
のソフトウエアプログラムを直ちに提供することが難し
い。
【0005】実際の操作性を確認したい場合は、対象の
ソフトウェアを購入し実際に動作させるか、或いはソフ
トウェア提供メーカーに依頼してデモンストレーション
を依頼する必要があった。ショールームや展示会などで
の試行は、自分が使用しているコンピュータではないた
め、速度や周辺機器との関係での操作感を確認すること
はできない、という不都合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、最新のソフトウエアプログラムを自分の
コンピュータで購入前に簡単に試行することのできるソ
フトウエア試行提供装置を提供することを、その目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、プ
ログラムデータを実行するユーザ端末とネットワークを
介して接続され当該ユーザ端末とのデータ送受信を制御
するデータ送受信部と、ユーザ端末のユーザによって試
行されるソフトウエアを管理するソフトウエア管理部
と、このソフトウエア管理部によって管理される各ソフ
トウエアのそれぞれの試行プログラムデータをユーザ端
末からの要求に応じて当該ユーザ端末に送出する試行プ
ログラムデータ送出部と、送出する試行プログラムの種
別に応じてユーザ端末の動作環境を制御するための環境
制御用プログラムデータをユーザ端末に送信する環境制
御用プログラムデータ送出部とを備えた、という構成を
採っている。これにより前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0008】ユーザは、ユーザ端末を操作して、ネット
ワークを介してソフトウエア試行提供装置にアクセスす
る。ソフトウエア試行装置では、ソフトウエア管理部
が、ソフトウエアを構成するプログラムデータ及びその
一覧と、所定の環境制御用のプログラムデータとを管理
している。データ送受信部が、このユーザ端末とのデー
タの送受信を制御する。データ送受信部は、例えば、プ
ログラムデータや、ソフトウエアによって読み出される
データ等のデータをユーザ端末に送信し、選択や実行な
どの指令をユーザ端末から受信する。試行プログラムデ
ータ送出部は、ソフトウエア管理部によって管理される
各ソフトウエアのそれぞれの試行プログラムデータをユ
ーザ端末からの要求に応じて当該ユーザ端末に送出す
る。このとき、環境制御用プログラムデータ送出部は、
送出する試行プログラムの種別に応じてユーザ端末の動
作環境を制御するための環境制御用プログラムデータを
ユーザ端末に送信する。ユーザは、この環境制御用プロ
グラムデータを実行することで、ダウンロードした試行
プログラムの動作環境を設定する。そして、試行プログ
ラムのインストール等を行い、試行プログラムを実際に
使用する。試行プログラムとは別に、環境制御用プログ
ラムがダウンロードされているため、試行期間の制御
や、試行後の動作環境を元に戻す処理や、試行内容のロ
グの取得などを行いやすい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施形態によるソフトウ
エア試行提供装置の構成例を示すブロック図である。図
1に示すように、本実施形態によるソフトウエア試行提
供装置20は、プログラムデータを実行するユーザ端末
10とネットワーク100を介して接続され当該ユーザ
端末10とのデータ送受信を制御するデータ送受信部2
4と、ユーザ端末10のユーザによって試行されるソフ
トウエアを管理するソフトウエア管理部25と、このソ
フトウエア管理部25によって管理される各ソフトウエ
アのそれぞれの試行プログラムデータをユーザ端末10
からの要求に応じて当該ユーザ端末10に送出する試行
プログラムデータ送出部26と、送出する試行プログラ
ムの種別に応じてユーザ端末10の動作環境を制御する
ための環境制御用プログラムデータをユーザ端末に送信
する環境制御用プログラムデータ送出部27とを備えて
いる。
【0010】ネットワーク100インターネットである
場合には、ソフトウエア試行提供装置20は、ソフトウ
エアのダウンロードを行うWebサイト(ソフト提供者
サイト)である。ソフトウエア管理部25は、ユーザに
よる試行を行うソフトウエアの一覧表や、これらのソフ
トウエアを構成する試行用プログラムデータの格納位置
等を管理する。図1に示す例では、ソフトウエア試行提
供装置20が、記憶部29を備えている。この記憶部2
9に、ソフトウエアの一覧情報や、プログラムデータ等
を格納すると良い。この場合、ソフトウエア管理部25
は、記憶部から必要なデータを読み出してページ情報の
生成等を行い、データ送受信部に引き渡す。また、プロ
グラムデータをソフトウエア試行提供装置内に格納しな
いのであれば、ソフトウエア管理部25は、ネットワー
ク100等を介してソフトウエアの一覧情報を取得す
る。
【0011】試行プログラムデータ送出部26は、各ソ
フトウエアのそれぞれの試行プログラムデータをユーザ
端末10からの要求に応じて当該ユーザ端末10に送出
する。これは、圧縮した状態のプログラムデータでも良
いし、また、インストーラを付した状態でのプログラム
データとしても良い。一般的に、1つの名前で呼ばれる
ソフトウエアは、複数のプログラムの集合体である。す
なわち、ソフトウエアは、複数の試行プログラムの集合
である。本実施形態では、インストールプログラム等
も、この試行プログラムに含む。
【0012】プログラムを実行するには、種々の初期化
や、データファイルとプログラムファイルとの関係や、
プログラムが依存するオペレーティングシステムの機能
やバージョンなどの動作環境を設定(環境設定)し、必
要なファイルのコピーや更新等を行う必要がある。本実
施形態では、環境制御用プログラムデータ送出部27
は、送出する試行プログラムの種別に応じてユーザ端末
10の動作環境を制御するための環境制御用プログラム
データをユーザ端末に送信する。ユーザは、この環境制
御用プログラムデータを実行することで、当該ダウンロ
ードした試行プログラムの動作環境設定を行うことがで
きる。この環境制御用プログラムデータは、インストー
ルプログラムの一部としても良い。
【0013】環境制御用プログラムでは、ある実施形態
では、ユーザ端末10にダウンロードされた試行プログ
ラムの試行が完了した後に、当該ユーザ端末の環境を元
に戻させる指令を備えると良い。この例では、試行プロ
グラム内に一定期間経過後にプログラムの実行を不可能
とするための機能を含ませる必要がなくなるため、販売
用プログラムの製造者は、プログラムを改変することな
く、ユーザに対する試行提供を行いやすくなる。
【0014】試行用プログラムデータと、環境制御用プ
ログラムデータは、ソフトウエア試行提供装置20内の
記憶部29か、または、ネットワーク100を介して接
続された記憶部に格納され、ユーザ端末10にダウンロ
ードされた場合に、そのユーザ端末10を駆動するプロ
グラムデータである。各送出部26,27は、その記憶
部から直接又はネットワークを介して各プログラムデー
タを読み出して、ユーザ端末へ送信する。
【0015】ソフトウエア試行提供装置を、Webサイ
トを用いて行う場合には、記憶部29を試行プログラム
等のデータベースとする。ソフトウエア管理部25は試
行できるソフトウエアの全リストを記憶部29から読み
出してhtml等のページを生成する。このマークアッ
プランゲージによるページ(MLページ)が、ソフトウ
エアの一覧メニューとなる。この一覧メニュー生成時
に、各ソフトウエアの名称等をダウンロード用のリンク
とする。この場合、試行プログラムデータ送出部26
は、ユーザによってソフトウエアの名称等が選択された
ときに、記憶部29に格納されている試行プログラムデ
ータをユーザ端末に送信する。環境制御用プログラムデ
ータ送出部27は、例えば、この試行プログラムデータ
の種別に基づいて、当該試行プログラムデータに続い
て、対応する環境制御用プログラムデータをユーザ端末
10に送出する。
【0016】試行プログラムの動作環境をどのように設
定するかについては、種々の態様がある。まず、有料の
ソフトウエアを試行するのであるから、試行プログラム
データの入手によって有料ソフトウエアの購入が不要と
なることを防止しなければならない。一般的は、試用期
間を定め、この期間を過ぎた場合には試行プログラムの
起動をできなくすることが行われている。本実施形態で
は、環境制御用プログラムをコンピュータの起動時に自
動的に立ち上げるようにして、試行開始からの日数を計
数し、一定日数が経過した場合に試行プログラムデータ
の削除や、アンインストールを実行する。そして、試行
プログラムデータの削除後、さらに一定期間経過後に購
入がなければ、当該試行プログラムデータによって生成
されたファイルを削除する。また、試行の開始時にオペ
レーティングシステムに含まれる設定用ファイルなどを
編集または更新した場合には、編集対象のファイル等を
別の名前で保存しておき、試行の完了時に試行前の環境
へ戻すようにしても良い。
【0017】図1に示す例では、ネットワークに販売セ
ンタ端末30を接続している。この例では、試行が完了
し、購入する場合には、ソフトウエア管理部25によっ
て生成されるメニューに、購入ボタン等を付して、販売
センタ端末30への購入申込をサポートすると良い。ま
た、販売センタ端末30では、一般に価格情報や、商品
のカタログ情報を備えている。このため、ある実施形態
では、ソフトウエア管理部25が、各ソフトウエアプロ
グラムの1又は複数の販売センタ端末から各ソフトウエ
アのカタログ情報又は価格情報を読み出す詳細情報読出
機能25Aを備える。これにより、日々変動する価格情
報やカタログ情報をソフトウエア管理部25にて扱うこ
とができる。
【0018】上述したように本実施形態によると、市販
用のソフトウエアを大きく改変することなく、ソフトウ
エアの試行を提供することができ、また、CD―ROM
等による試行プログラムの提供と比較して、ソフトウエ
ア管理部25及び慣用制御用プログラムデータを用いる
場合には、ユーザの了承のもと、ユーザの操作ログや略
同時に選択するソフトウエアの関係など、より有用なソ
フトウエアの開発に役立つ情報を体系的に入手すること
ができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1を参照すると、本実施例は、ユーザ端末10
と、製品提供者サーバ20と、販売センタ端末30と、
配送センタ端末40と、これらを相互に接続するインタ
ーネット等の通信ネットワーク100とから構成されて
いる。
【0020】図2において、ソフトウェア製品試行者は
自分のユーザ端末10を用いて、製品提供者サーバ20
に登録している試行ソフトウェアをブラウザ11に表示
されたメニュー(ソフトウエア一覧表)から選択する。
選択したソフトウェアは、ユーザ端末10へロードさ
れ、ユーザはソフトウェアの試行を実施する。試行実施
後、購入申請書を使用して、購入注文情報及び配送先を
ネットワーク100を介して販売センタ30へ送出す
る。販売センタ端末30は、購入注文情報及び配送先を
受け取ると、購入者の確認及び口座確認を実施後、配送
センタ40へ配送先を送出する。配送センタ40は配送
先入手後、配送先へ製品を配送する。支払は、購入者の
口座より、決められた日時に引き落とす。
【0021】ユーザ端末10は、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置である。ユーザ端末10は、製品提
供者サーバ20がネットワーク100上に提供している
ホームページのメニューににアクセスし、試行ソフトウ
ェアをロードして実行する機能を備えている。ユーザ端
末10は、販売センタ端末30に格納されている購入申
請書を使用して製品注文情報を送付することができる。
ユーザ端末10は、ネットワーク上で参照できるメニュ
ーを表示するためのブラウザ11及びソフトウェアの動
作に必要なディスク12を有している。
【0022】製品提供者サーバ20は、製品提供者によ
り使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理
装置によって構成される。製品提供者サーバ20は、試
行ソフトウェアが登録されており、カテゴリ毎に分類さ
れたホームぺージのメニューで選択可能になっている。
メニューを選択する事により、選択されたソフトウェア
をユーザ端末10に送信する機能を備えている。この製
品提供者サーバ20は、ネットワーク上で参照できるメ
ニュー21及び試行ソフトウェア送出機能22、環境設
定/解除ツール23を有している。
【0023】ソフトウエア一覧メニュー21は、図1に
示す例では、ソフトウエア管理部25によって生成さ
れ、ユーザ端末10のブラウザに表示される。試行ソフ
トウエア送出機能22は、図1に示す例では、試行プロ
グラムデータ送出部26の機能を実現する。環境設定/
解除ツール23は、環境制御用プログラムデータを含ん
でいる。環境設定/解除ツール23は、製品提供者サー
バ20に登録されていて、ユーザ端末10にダウンロー
ドされ、ユーザ端末の環境の設定及び解除を行う。この
ツール23は、図1に示す例では、環境制御用プログラ
ムデータ送出部27に対応する。
【0024】環境設定/解除ツール23は、選択された
ソフトウエア用の環境設定と、試行終了時の環境の戻し
処理を行う。例えば、iniファイルや、レジストリなど
を操作する。処理例としては、実行ファイル(試行プロ
グラムの集合)、データファイル、iniファイルなどの
登録したファイルを削除し、更に、レジストリ情報を元
に戻す作業を実施する。
【0025】そして、試行ソフトウエアのダウンロード
時に、環境設定/解除ツール23も一緒にダウンロード
する。環境設定/解除ツール23は、試行の完了後、試
行の終了か継続を選択させるようにする。もし、終了の
場合、ダウンロードした環境設定/解除ツールを起動し
て、環境を元に戻す。一方、継続を選択しても、ある一
定期間(試行期間)を経過した場合は、試行ソフトウエ
アの解除処理を行う。
【0026】販売センタ端末30は、製品の販売者によ
り使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理
装置によって構成される。
【0027】販売センタ端末30は、購入申請書入力の
画面を持っており、製品提供者サーバ20のメニューか
らリンクされている。購入申請書画面を使用した購入者
の操作によりユーザ端末10が送出した購入注文情報と
配送先とを受け取り、購入者の確認と口座を確認する機
能を備えている。購入者確認後は、配送センタ40へ配
送先を送付する。販売センタ端末30は、購入申請書3
1、購入者及び口座確認機能32、配送先送付機能を有
している。
【0028】この販売センタ端末30を用いる例では、
販売センタ端末で定められた価格情報を製品提供者サー
バ20のメニュー21に加えるようにしても良いし、ま
た、製品提供者サーバのソフトウェア一覧メニューから
販売センタ端末30が有する製品のカタログを参照でき
るようにしても良い。
【0029】配送センタ端末40は、製品の配送者によ
り使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理
装置によって構成される。配送センタ端末40は、販売
センタ端末30からの配送指示を受け取る。配送指示と
は、製品の配送先情報である。配送先入手後、配送先に
製品を配送する。
【0030】<動作例>次に図2及び図4を参照して本
実施例の動作について詳細に説明する。なお、以降の説
明では、ネットワーク100はインターネットであると
する。図3を参照すると、ソフトウェア試行希望者は、
自分のユーザ端末10を介して製品提供者がインターネ
ット100に開設している製品試行ホームページにアク
セスする(ステップA1)。これに応答して、製品提供
者サーバ20に登録している、ソフトウェア一覧で構成
されたメニュー21をユーザ端末10へ表示する(ステ
ップA2,ソフトウエア一覧メニュー生成工程)。
【0031】ユーザ端末10には、まず、図4に示すよ
うな各種製品一覧がカテゴリに分類されて表示される。
製品試行者は、ユーザ端末10の画面に表示されたメニ
ュ−を見て、試行したい製品をマウスで選択する(ステ
ップA3)。選択された試行ソフトウェアは、製品提供
者サーバ20に格納されており、インターネットを介し
て試行ソフトウェア送出機能22により、ユーザ端末1
0のメモリ上へロードされる(ステップA4,試行プロ
グラムデータ送信工程)。ロード時に、環境設定/解除
ツール23は、試行ソフトウェアが動作するための環境
を設定する(ステップA4,環境制御用プログラムデー
タ送信工程)。この時、ユーザ端末10の元の環境はセ
ーブしておく。ロードされた後は、ユーザ端末10を使
用して選択したソフトウェアの機能を試行する事ができ
る(ステップA5)。試行完了後ソフトウェアを終了さ
せる(ステップA6)と、環境設定/解除ツール23が
セーブしておいた環境でユーザ端末10の環境を元の状
態に戻す(ステップA7,実行環境復帰工程)。
【0032】試行したソフトウェアを購入する場合、図
3に示すように、ソフトウェア一覧メニュー21の製品
名横のチェックBOXをチェックし、購入ボタンを選択
する(ステップA8)。購入ボタンを選択すると、図4
に示すような販売センタ端末30に格納されている購入
申請書31が送出される(ステップA9)。この購入申
請書31の必要事項をユーザ端末10から入力し、購入
注文情報を販売センタ端末30へ送付する(ステップA
10)。確定ボタンを押下する事により、購入注文情報
が送出される。販売センタ端末30は、購入注文情報を
元に、予め登録してあったユーザ及び口座を確認(ステ
ップA11)し、配送センタ端末40へ配送先を通知す
る(ステップA12)。配送センタは、配送先入手後、
指定の配送先へ製品を配送する(ステップA13)。
【0033】図3に示した製品提供者サーバ(実施形態
では、ソフトウエア試行提供装置)は、ソフトウエア試
行提供用プログラムをサーバ等の機能を有する情報処理
装置にて実行することで実現できる。
【0034】ソフトウエア試行提供用プログラムは、試
行用のソフトウエアを複数有する製品提供者サーバ20
を使用して、この製品提供者サーバ20とネットワーク
を介して接続され所定のプログラムデータを実行するユ
ーザ端末10にて試行用ソフトウエアの試行を行わせ
る。このプログラムは提供者サーバーを動作させる指令
として、ユーザ端末へ試行可能なソフトウエアの一覧を
提供させるソフトウエア一覧メニュー生成指令(ステッ
プA2に対応)と、このソフトウエア一覧メニュー中の
試行ソフトウエアがユーザ端末のユーザによって選択さ
れる場合に当該試行ソフトウエアの試行プログラムデー
タを当該ユーザ端末へ向けて送信させる試行プログラム
データ送信指令(ステップA4の一部に対応)と、送出
する試行プログラムデータの実行環境をユーザ端末に設
定させる環境制御用プログラムデータをユーザ端末に向
けて送信させる環境制御用プログラムデータ送信工程
(ステップA4の一部に対応)とを備えている。
【0035】ここで、「動作させる指令」というとき
は、その指令のみで特定の処理を実現する場合と、オペ
レーティングシステム等の他のプログラムに依存して処
理を実現する場合とを含む。例えば、試行プログラムデ
ータ送信指令は、ftpプロトコルで通信を行うサービ
スに対してファイル名を引き渡す指令のみであってもよ
い。
【0036】これら各指令を備えるプログラムを実行す
ることで、図3に示すステップA2及びA4の処理が実
行される。また、これにより、サーバ20は、図1又は
図2に示す試行プログラムデータ送出部26等の各部と
して動作する。そして、他の構成又は工程を実現するに
は、その機能又は処理内容を実現するための指令を備え
ると良い。例えば、環境制御用プログラムデータが、ユ
ーザ端末を動作させる指令として、試行プログラムの試
行が完了したときに変更した実行環境を変更前戻させる
実行環境復帰指令を備えると、ステップA7の解除処理
を実現できる。
【0037】このようなソフトウエア試行用プログラム
は、例えば、図1に示すCD―ROM等の記憶媒体10
1に格納されて、サーバである情報処理装置20に搬送
される。サーバは、ディスクドライブ28を備え、この
記憶媒体101に格納されたプログラムを記憶部29へ
導入する。
【0038】上述したように本実施例によると、購入し
たい機能を備えたソフトウェアを調査した上で購入した
い場合、その本人のユーザ端末からネットワークを介し
てソフトウェアを確認し購入することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、試行プログラムデータ送出部が、
ユーザによって選択された試行プログラムデータをユー
ザ端末に送出し、これに並行して、環境制御用プログラ
ムデータ送出部が、送出する試行プログラムの種別に応
じて環境制御用プログラムデータをユーザ端末に送信す
るため、ユーザは、この環境制御用プログラムデータを
実行することで、ダウンロードした試行プログラムの動
作環境を設定することができ、その後、試行プログラム
を実際に使用し、このとき、試行プログラムの試行期間
や動作環境の設定を環境制御用プログラムで行うことが
できるため、試行プログラム自体を販売用のプログラム
から大きく改変する必要がなく、ユーザは購入するプロ
グラムそのものを実行することができ、さらに、ユーザ
の了承の下で、試行プログラムの操作履歴など、ソフト
ウエアの開発に役立つユーザの使用状態の情報を環境制
御用プログラムの実行にて得ることができ、さらに、試
行後の動作環境を元に戻す処理や、試行プログラムの消
去や、試行により生成したファイルの消去などを行いや
すく、また、ネットワークに接続されたソフトウエア管
理部が試行プログラムデータを管理するため、試行ソフ
トウエアを最新のものに維持しやすく、このため、最新
のソフトウエアプログラムを自分のコンピュータで購入
前に簡単に試行することができる、という従来にない優
れたソフトウエア試行提供装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2に示す構成での動作を示すシーケンス図で
ある。
【図4】図2に示す構成で使用する購入申し込みデータ
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 20 ソフトウエア試行提供装置(製品提供者サーバ) 24 データ送受信部 25 ソフトウエア管理部 25A 詳細情報読出機能 26 試行プログラムデータ送出部 27 環境制御用プログラムデータ送出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 302 G06F 17/60 502 502 9/06 660A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムデータを実行するユーザ端末
    とネットワークを介して接続され当該ユーザ端末とのデ
    ータ送受信を制御するデータ送受信部と、前記ユーザ端
    末のユーザによって試行されるソフトウエアを管理する
    ソフトウエア管理部と、このソフトウエア管理部によっ
    て管理される各ソフトウエアのそれぞれの試行プログラ
    ムデータを前記ユーザ端末からの要求に応じて当該ユー
    ザ端末に送出する試行プログラムデータ送出部とを備え
    たソフトウエア試行提供装置において、 前記試行プログラムデータ送出部に、前記送出する試行
    プログラムの種別に応じて前記ユーザ端末の動作環境を
    制御するための環境制御用プログラムデータを前記ユー
    ザ端末に送信する環境制御用プログラムデータ送出部を
    併設したことを特徴とするソフトウエア試行提供装置。
  2. 【請求項2】 前記環境制御用プログラムデータは、前
    記ユーザ端末にダウンロードされた試行プログラムの試
    行が完了した後に当該ユーザ端末の環境を元に戻させる
    指令を備えたことを特徴とする請求項1記載のソフトウ
    エア試行提供装置。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウエア管理部は、前記各ソフ
    トウエアの1又は複数の販売センタ端末から各ソフトウ
    エアのカタログ情報又は価格情報を読み出す詳細情報読
    出機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    ソフトウエア試行提供装置。
  4. 【請求項4】 プログラムデータを実行するユーザ端末
    へ試行可能なソフトウエアの一覧を提供するソフトウエ
    ア一覧メニュー生成工程と、このソフトウエア一覧メニ
    ュー中の試行ソフトウエアが前記ユーザ端末のユーザに
    よって選択された場合に当該試行ソフトウエアの試行プ
    ログラムデータを送出する試行プログラムデータ送信工
    程と、この試行プログラムデータ送信工程に前後して、
    当該試行プログラムデータの実行環境を前記ユーザ端末
    に設定させる環境制御用プログラムデータを前記ユーザ
    端末に送信する環境制御用プログラムデータ送信工程
    と、前記試行プログラムの試行が完了したときに前記変
    更した実行環境を変更前に戻す実行環境復帰工程とを備
    えたことを特徴とするソフトウエア試行提供方法。
  5. 【請求項5】 試行用のソフトウエアを複数有するソフ
    ト提供者サイトを使用して、前記ソフト提供者サイトと
    ネットワークを介して接続され所定のプログラムデータ
    を実行するユーザ端末にて前記試行用ソフトウエアの試
    行を行わせるためのソフトウエア試行提供用プログラム
    を記憶した記憶媒体であって、 該プログラムは前記提供者サーバーを動作させる指令と
    して、 前記ユーザ端末へ試行可能なソフトウエアの一覧を提供
    させるソフトウエア一覧メニュー生成指令と、 このソフトウエア一覧メニュー中の試行ソフトウエアが
    前記ユーザ端末のユーザによって選択される場合に当該
    試行ソフトウエアの試行プログラムデータを当該ユーザ
    端末へ向けて送信させる試行プログラムデータ送信指令
    と、 前記送出する試行プログラムデータの実行環境を前記ユ
    ーザ端末に設定させる環境制御用プログラムデータを前
    記ユーザ端末に向けて送信させる環境制御用プログラム
    データ送信工程とを備えたことを特徴とするソフトウエ
    ア試行提供用プログラムを記憶した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記環境制御用プログラムデータが、前
    記ユーザ端末を動作させる指令として、試行プログラム
    の試行が完了したときに前記変更した実行環境を変更前
    戻させる実行環境復帰指令とを備えたことを特徴とする
    請求項5記載のソフトウエア試行提供用プログラムを記
    憶した記憶媒体。
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