JP2002358433A

JP2002358433A - コンテンツ販売管理システムおよびコンテンツ販売管理方法

Info

Publication number: JP2002358433A
Application number: JP2001166545A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Itabashi; 哲也板橋
Original assignee: Casio Computer Co Ltd; Casio Soft Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd; Casio Soft Co Ltd
Priority date: 2001-06-01
Filing date: 2001-06-01
Publication date: 2002-12-13

Abstract

(57)【要約】【課題】コンテンツ販売管理センタを介さなくても、コ
ンテンツを既に正規に購入しているユーザ端末から合法
的に取得することができ、人気コンテンツであっても即
座に入手することを可能とする。【解決手段】販売サービス事業者からインターネットを
介して正規に購入したユーザ側の端末５をコピー元端末
として、コピー先端末５に対して当該コンテンツをロー
カル配信する場合、コピー元端末５は、そのコピー対象
のコンテンツに無断利用を制限するアクセスガードを付
加してコピー先端末５へ送信する。コピー先端末５が販
売管理センタ１に対してコンテンツのガード解除を要求
すると、販売管理センタ１は、コピー先端末５に対して
コンテンツ利用の課金請求を行つた後、そのコピー先ユ
ーザの決済完了を確認したことを条件として、そのコピ
ー先端末５にコンテンツの利用を許可する為のアクセス
ガード解除キーを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークを
介してコンテンツを販売管理するコンテンツ販売管理シ
ステム、そのプログラム、コンテンツ販売管理方法に関
する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネット技術の高度化およ
びコンピュータ端末や通信料の低価格化に伴って、各家
庭のコンピュータ端末や携帯端末から業者側のコンテン
ツ販売管理センタを呼び出すことにより、インターネッ
トを利用して誰でも容易に音楽、映画等の各種コンテン
ツデータを購入可能であると共に、その決済もインター
ネットを介して行うことが可能となってきている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ンツの購入を希望する場合、ユーザはインターネットを
介してコンテンツ販売管理センタを呼び出してコンテン
ツをダウンロードしなければならない為、その都度、コ
ンテンツ購入料の他に、接続サービス料や通信料が課金
請求されるが、特に、人気コンテンツの場合には、通信
接続の込み具合によって通信時間が長くなり、所望する
コンテンツを即座に入手することができず、しかも、そ
れだけ通信料が高くなってしまう。そこで、コンテンツ
の購入を希望するユーザがそのコンテンツを既に正規に
購入しているユーザから直接コピーするようにすれば、
人気コンテンツであっても即座に入手可能となるが、コ
ンテンツ販売管理センタを介さないユーザ同士によるコ
ンテンツデータのやり取りは、不正コピーとなり、その
対策が要望されていた。

【０００４】この発明の課題は、コンテンツの購入を希
望するユーザにあっては、コンテンツを販売管理するシ
ステムを介さなくても、そのコンテンツを既に正規に購
入しているユーザ端末から合法的に取得することができ
ると共に、人気コンテンツであっても即座に入手可能な
仕組みを提供できるようにすることである。

【０００５】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第１記載の発明は、ネットワークを介してコンテンツ
を販売管理するコンテンツ販売管理システムにおいて、
コンテンツ販売によって正規に購入したユーザ側の端末
と他のユーザ端末とのデータ通信によってそのコンテン
ツが当該他のユーザ端末に対して利用制限付きでコピー
提供された場合に、そのコピー先のユーザ端末からのコ
ンテンツ利用要求により、そのコピー先のユーザに対し
てコンテンツ利用の課金請求を行う課金請求手段と、前
記課金請求に対する決済を確認した場合に、そのコピー
先のユーザ端末に対してコンテンツの利用を許可する許
可情報を送信する許可情報送信手段とを具備するもので
ある。したがって、請求項１記載の発明においては、コ
ンテンツの購入を希望するユーザにあっては、コンテン
ツを販売管理するシステムを介さなくても、そのコンテ
ンツを既に正規に購入しているユーザ端末から合法的に
取得することができると共に、人気コンテンツであって
も即座に入手することが可能となる。

【０００６】なお、この発明は次のようなものであって
もよい。コンテンツ販売によって正規に購入したユーザ
側の端末は、他のユーザ端末とのデータ通信によってそ
のコンテンツを当該他のユーザ端末にコピー提供する場
合には、そのコピー対象のコンテンツにその利用を制限
する制限情報を付加して送信する（請求項２記載の発
明）。

【０００７】前記正規購入のユーザ端末とのデータ通信
によってコンテンツのコピー提供を受けた前記他のユー
ザ端末は、当該コンテンツの供給元に対してコンテンツ
の利用要求を送信し、それに応答して前記コンテンツ供
給元から送信されて来た前記許可情報を受信した場合に
は、当該コンテンツの利用制限を解除する（請求項３記
載の発明）。

【０００８】前記各ユーザ端末は、ネットワークを介し
てデータ通信を行う広域通信手段の他に、ユーザ端末同
士間で無線通信を行う近距離無線通信手段を有し、コン
テンツ販売によって正規に購入したユーザ側の端末と他
のユーザ端末との間において近距離無線通信によってそ
のコンテンツを当該他のユーザ端末に対してコピー提供
する（請求項４記載の発明）。

【０００９】前記正規購入のユーザ側の端末からコピー
提供を受けてそのコンテンツの利用を許可した場合に、
そのユーザを新たな正規購入ユーザとして登録すること
により、当該コンテンツの連鎖的なコピー提供を可能と
した（請求項５記載の発明）。

【００１０】前記正規購入のユーザ側の端末が他のユー
ザ端末にコンテンツをコピー提供した場合に、その正規
購入のユーザに対して販売補助に応じた特典を付与する
為の処理を行う（請求項６記載の発明）。

【０００１１】他の発明は、コンピュータに対して、上
述した請求項１記載の発明に示した主要機能を実現させ
るためのプログラムを提供し（請求項７記載の発明）、
また、上述した請求項１記載の発明に示した主要手順に
したがった処理を行うコンテンツ販売管理方法を提供す
るものである（請求項８記載の発明）。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図１〜図８を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図１は、この実施形態に
おけるコンテンツ販売管理システムの全体構成を示した
ブロック図である。このコンテンツ販売管理システム
は、文書、音楽、映画、画像等のコンテンツを販売対象
とし、ユーザ端末からコンテンツ購入が申し込まれた場
合に、申し込まれたコンテンツを要求元のユーザ端末へ
インターネットを介してダウンロード送信して販売する
コンテンツ販売サービスを全国規模で展開することによ
り、誰でも利用可能な広域通信システムを構築するもの
である。

【００１３】このコンテンツ販売サービスを行う事業者
側には、販売管理センタ１、Ｗｅｂ管理センタ２、デー
タベース（ＤＢ）サーバ３が備えられており、それらは
専用ケーブルを介してネットワーク接続されている。そ
して、この事業者側のネットワークには、広域ネットワ
ーク網（インターネット、移動体通信網）４を介して各
ユーザ端末５に接続されいる。コンテンツ販売サービス
を行う事業者側は、ユーザ端末５からコンテンツ購入要
求を受けた場合に、その要求元のユーザ端末５に対し
て、コンテンツ販売の課金請求を行い、その決済完了を
確認したことを条件として、そのユーザ端末５へ要望さ
れたコンテンツデータをインターネット経由で送信販売
すると共に、そのユーザを正規購入のユーザとして登録
管理するようにしている。

【００１４】ユーザ端末５は、モバイル型の情報処理装
置や携帯電話等であり、インターネットを介した広域通
信機能の他に、ユーザ端末同士で近距離無線通信を行う
通信機能を備えている。なお、この近距離通信手段とし
ては、微弱通信規格のＢｌｕｅｔｏｏｔｈ無線通信や赤
外線通信規格のＩｒＤＡ無線通信によってユーザ端末同
士の間でデータの送受信を行うようにしている。これに
よって、ユーザ端末５同士での近距離無線通信によって
コンテンツのローカル配信が可能となる。すなわち、販
売サービス事業者からインターネットを介して正規に購
入したユーザ端末５と他のユーザ端末５との間において
近距離無線通信によってそのコンテンツを当該他のユー
ザ端末５に対してコピー提供（ローカル配信）すること
ができるようになっている。

【００１５】この場合、販売サービス事業者からインタ
ーネットを介して正規に購入したユーザ端末５をコピー
元端末として、他のユーザ端末５に対して当該コンテン
ツを近距離無線通信によってローカル配信する場合、コ
ピー元端末５は、そのコピー対象のコンテンツにその無
断利用を制限する制限情報（アクセスガード）を付加し
て当該他のユーザ端末（コピー先端末）５に送信するよ
うにしている。このようなローカル配信処理プログラム
は、コンテンツリーダとして各ユーザ端末５に予め内蔵
されている。

【００１６】また、コピー先端末５は、そのコンテンツ
の供給元である販売管理センタ１に対してコンテンツの
利用要求（ガード解除要求）をインターネット経由で送
信するようにしている。この場合、販売管理センタ１
は、コピー先端末５に対してコンテンツ利用の課金請求
を行つた後、そのコピー先ユーザの決済完了を確認した
ことを条件として、そのコピー先端末５に対してコンテ
ンツの利用を許可する為の許可情報（アクセスガード解
除キー）を送信するようにしている。そして、コピー先
端末５は、ガード解除要求に応答して販売管理センタ１
から送信されて来たアクセスガード解除キーを受信する
と、当該コンテンツの利用制限を解除するようにしてい
る。このようにコピー先端末５と販売管理センタ１との
間で行われるガード解除要求やアクセスガード解除キー
の送受信処理およびアクセスガードを解除する処理プロ
グラムは、コンテンツリーダとして各ユーザ端末５に予
め内蔵されている。

【００１７】なお、この実施形態においては、例えば、
ＴＣＰ／ＩＰ通信プロトコルを利用したＨＴＴＰプロト
コル等によって、販売管理センタ１、Ｗｅｂ管理センタ
２とユーザ端末５との間でデジタル化（パケット化）さ
れたデータの送受信を行うようにしており、また、コー
ド化された制御情報を含むデータによって互いに必要な
処理内容を認識しながら連携し合ってデータ処理を行う
ようにしている。なお、ユーザ端末５は、Ｗｅｂブラウ
ザ機能を備えている。

【００１８】図２は、コンテンツのデータ構造を示した
図で、そのヘッダー部分には、「コンテンツＩＤ」、
「コンテンツシリアル番号」、「アクセスガード」、
「コンテンツ配給元」が格納されており、このヘッダー
部分に続いて、実コンテンツデータ（コンテンツ内容）
が格納されているデータ構造となっている。ここで、
「コンテンツＩＤ」、「コンテンツシリアル番号」、
「コンテンツ配給元」は、販売サービス事業者からイン
ターネットを介して正規に購入した場合に、Ｗｅｂ管理
センタ２からコンテンツデータと共に送信されて来た情
報である。「コンテンツＩＤ」は、そのコンテンツ固有
の識別情報であり、「コンテンツシリアル番号」は、そ
の正規購入ユーザに対して発行された固有の識別情報で
あり、「コンテンツ配給元」は、販売サービス事業者固
有の識別情報である。「アクセスガード」は、正規購入
ユーザがコンテンツを他のユーザに対してローカル配信
する場合に、そのコンテンツの不正利用（無断利用）を
制限する為に、そのコピー元端末５側でそのコンテンツ
に付加されたアクセス制限情報である。

【００１９】図３は、販売サービス事業者側に設けられ
ている各種のデータベースを示したもので、（Ａ）は、
ユーザデータベース１１、（Ｂ）は、コンテンツ購入デ
ータベース１２、（Ｃ）は、請求データベース１３、
（Ｄ）は、コンテンツデータベース１４の内容を示して
いる。ユーザデータベース１１は、会員登録されたユー
ザ情報を記憶管理するもので、ユーザ毎に「ユーザＩ
Ｄ」、「ユーザ名」、「メールアドレス」、「クレジッ
ト番号」、「ポイント」の各項目を有している。「ユー
ザＩＤ」は、予め割当てられたユーザ識別情報であり、
「メールアドレス」は、そのユーザ宛の電子メールアド
レスであり、「クレジット番号」は、配信サービス利用
料を決済する際に使用されるクレジット会社側のユーザ
番号である。「ポイント」は、コンテンツをローカル配
信したユーザを販売協力者として特典を付与する為のサ
ービスポイントであり、コピー提供数に応じてそのユー
ザのサービスポイントを更新するようにしている。な
お、例えば、この「ポイント」に応じて次回のコンテン
ツ購入代金を割り引いたり、旅行券、サービス券等を贈
呈したり、キャッシュバック等により販売協力者に特典
を付与するようにしている。

【００２０】コンテンツ購入データベース１２は、コン
テンツの正規購入者に関する情報を記憶管理するもの
で、コンテンツ別に「コンテンツＩＤ」、「コンテンツ
シリアル番号」、「端末ＩＤ」、「ユーザＩＤ」の各項
目を有している。すなわち、コンテンツ別に正規購入者
を特定する為の情報として「コンテンツシリアル番
号」、「端末ＩＤ」、「ユーザＩＤ」を記憶管理するも
ので、販売サービス事業者からインターネットを介して
正規に購入した通常ルートでの購入ユーザの他に、その
ユーザからローカル配信を受けてそのコンテンツの利用
が許可されたユーザも新たな正規購入ユーザとしてコン
テンツ購入データベース１２内に登録管理するようにし
ている。

【００２１】請求データベース１３は、コンテンツ販売
によってユーザに課金請求した請求金額を記憶管理する
もので、ユーザ別に「ユーザＩＤ」、「請求■」、「請
求日」、「請求金額」の各項目を有している。なお、
「請求金額」は、販売したコンテンツの種類や数等に応
じた請求額であり、販売サービス事業者側では、この請
求データベース１３の内容に基づいてユーザデータベー
ス１１からユーザ別「クレジット番号」を取得し、その
クレジット会社に対してその金額を徴収する徴収手続き
を行うようにしている。

【００２２】コンテンツデータベース１４は、コンテン
ツに関する情報を記憶管理するもので、コンテンツ別に
「コンテンツＩＤ」、「アクセスガード解除キー」、
「購入代金」、「コピー代金」の各項目を有している。
「購入代金」は、販売サービス事業者からインターネッ
トを介して正規に購入した場合の代金であり、「コピー
代金」は、ローカル配信を受けた場合のコピー代金であ
り、「購入代金」よりも格安にしている。なお、コンテ
ンツデータベース１４内の「コンテンツＩＤ」に基づい
て対応するコンテンツファイル（図示せず）から実コン
テンツデータが呼び出される。

【００２３】図４は、販売管理センタ１の全体構成を示
したブロック図である。なお、Ｗｅｂ管理センタ２の構
成要素も基本的には、販売管理センタ１と同様であるた
めにその説明は省略する。ＣＰＵ１０１は、記憶装置１
０２内のオペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンソフトにしたがってこの販売管理センタ１の全体動
作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置１０２
は、オペレーティングシステムや各種アプリケーション
ソフト等が格納され、磁気的、光学的、半導体メモリ等
によって構成されている記録媒体１０３やその駆動系を
有している。この記録媒体１０３はハードディスク等の
固定的な媒体若しくは着脱自在に装着可能なＣＤ−ＲＯ
Ｍ、フロッピィデスク、ＲＡＭカード、磁気カード等の
可搬型の媒体である。また、この記録媒体１０３内のプ
ログラムやデータは、必要に応じてＣＰＵ１の制御によ
りＲＡＭ（例えば、スタティックＲＡＭ）１０４にロー
ドされたり、ＲＡＭ１０４内のデータが記録媒体１０３
にセーブされる。更に、記録媒体はサーバ等の外部機器
側に設けられているものであってもよく、ＣＰＵ１０１
は伝送制御部１０５を介してこの記録媒体内のプログラ
ム／データを直接アクセスして使用することもできる。

【００２４】また、ＣＰＵ１０１は記録媒体１０３内に
格納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝送
制御部１０５を介して取り込み、記録媒体１０３に新規
登録あるいは追加登録することもできる。更に、プログ
ラム／データはサーバ等の外部機器側で記憶管理されて
いるものであってもよく、ＣＰＵ１０１は伝送制御部５
を介して外部機器側のプログラム／データを直接アクセ
スして使用することもできる。一方、ＣＰＵ１０１には
その入出力周辺デバイスである伝送制御部１０５、入力
部１０６、表示部１０７がバスラインを介して接続され
ており、入出力プログラムにしたがってＣＰＵ１０１は
それらの動作を制御する。

【００２５】次に、この実施形態におけるコンテンツ販
売管理システムの動作アルゴリズムを図５〜図８に示す
フローチャートを参照して説明する。ここで、これらの
フローチャートに記述されている各機能は、読み取り可
能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されてお
り、このプログラムコードにしたがった動作を逐次実行
する。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプ
ログラムコードにしたがった動作を逐次実行することも
できる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外
部供給されたプログラム／データを利用してこの実施形
態特有の動作を実行することもできる。

【００２６】図５は、Ｗｅｂ管理センタ２側の動作を示
したフローチャートである。先ず、Ｗｅｂ管理センタ２
は、ユーザ端末５からのアクセス要求を受信すると、メ
ニューページを要求元のユーザ端末５へ送信した後（ス
テップＡ１）、ユーザからの選択メニューの要求待ち状
態となる（ステップＡ２）。ここで、選択メニューを受
信すると、その選択内容に基づいてコンテンツ購入要求
か（ステップＡ３）、ページ送信要求かを判別し（ステ
ップＡ４）、ページ送信要求であれば、ステップＡ１に
戻り、指定されたページを送信する。

【００２７】いま、コンテンツ購入要求を受信した場合
には（ステップＡ３）、ユーザＩＤ入力ページを要求元
のユーザ端末５へ送信した後（ステップＡ５）、そのユ
ーザ端末５からの返信内容に基づいてその入力ページに
ユーザＩＤが入力されたか、つまり、新規ユーザからの
要求かを判別する（ステップＡ６）。この場合、登録済
みユーザ（会員ユーザ）からのコンテンツ購入要求であ
れば、そのユーザから入力されたユーザＩＤを受信する
処理に移るが（ステップＡ７）、新規ユーザからのコン
テンツ購入要求であれば、ユーザ登録を行う為にユーザ
登録要求ページを送信する（ステップＡ８）。

【００２８】このユーザ登録要求ページは、「ユーザ
名」、「メールアドレス」、「クレジット番号」等を入
力する為のページで、この登録要求ページに必要事項が
記入されて返信されて来た場合には、そのユーザ登録内
容を受信した後（ステップＡ９）、そのユーザに割当て
るべきユーザＩＤを生成してユーザ端末５へ送信する
（ステップＡ１０、Ａ１１）。そして、受信したユーザ
登録内容「ユーザ名」、「メールアドレス」、「クレジ
ット番号」と、生成した「ユーザＩＤ」とを１レコード
分のデータとしてユーザデータベース１１に新規登録す
る（ステップＡ１２）。

【００２９】なお、上述したＷｅｂ管理センタ２側の動
作は、コンテンツ購入要求を受信した場合において、そ
のユーザが新規ユーザであれば、ユーザ情報を登録する
登録処理を実行するようにしたが、上述したメニューペ
ージの中にはユーザ登録メニューの項目が含まれてお
り、この登録メニューがユーザ指定された場合には、通
常と同様、ユーザ登録処理のみを実行するようにしてい
る。なお、この実施形態においては、販売サービス事業
者を介さずに、ユーザ端末５同士のローカル配信によっ
てコンテンツの購入が可能なコピー先のユーザであって
も、事前にユーザ登録メニューを選択してユーザ登録を
行っておくようにしている。

【００３０】次に、Ｗｅｂ管理センタ２は、要求元のユ
ーザ端末５へコンテンツ購入契約ページを送信した後
（ステップＡ１３）、この契約ページ内に必要事項（購
入対象コンテンツの指定等）が記入されて返信されて来
た場合には、この契約内容を受信して（ステップＡ１
４）、その内容をチェックし、販売可能なコンテンツか
を調べる（ステップＡ１５）。その結果、チェックＯＫ
（肯定）であれば、そのユーザ端末５に対して端末ＩＤ
（例えば、電話番号）を送信すべきことを要求し（ステ
ップＡ１６）、それに応答して送信されて来た端末ＩＤ
を受信すると（ステップＡ１７）、そのユーザ固有の
「コンテンツシリアル番号」を新規生成する（ステップ
Ａ１８）。

【００３１】そして、購入対象としてユーザ指定された
コンテンツを識別する為の「コンテンツＩＤ」をコンテ
ンツデータベース１４から取得し、この「コンテンツＩ
Ｄ」、「端末ＩＤ」、「ユーザＩＤ」、「コンテンツシ
リアル番号」をコンテンツ購入データベース１２に登録
すると共に（ステップＡ１９）、購入対象としてユーザ
指定されたコンテンツデータをコンテンツファイル（図
示せず）から読み出し、要求元のユーザ端末５へダウン
ロード送信して販売する（ステップＡ２０）。ここで、
コンテンツ送信が終了すると（ステップＡ２１）、今回
分の販売内容に基づいて請求レコードを作成して請求デ
ータベース１３に追加登録する（ステップＡ２２）。

【００３２】このようにして販売サービス事業者から正
規に購入したユーザ側の端末５をコピー元端末として、
他のユーザ端末５に対して当該コンテンツをローカル配
信する場合、コピー元端末５は、図６のフローチャート
にしたがった動作を行う。図６は、コピー元端末５側に
おいて、それに内蔵されているコンテンツリーダのコン
テンツコピーメニューが選択された場合に実行開始され
るコピー動作を示したフローチャートである。先ず、コ
ピー元端末５は、コピー対象コンテンツを選択指定した
後（ステップＢ１）、コピー先端末５を指定して呼び出
す（ステップＢ２）。この状態において、コピー対象コ
ンテンツデータに「アクセスガード」を付加し（ステッ
プＢ３）、図２で示したデータフォーマットのコンテン
ツを近距離無線通信によってコピー先端末５へコピー送
信する（ステップＢ４）。

【００３３】図７は、コンテンツがアクセスされた場合
に実行開始されるユーザ端末５側の動作、主にコピー先
端末５の動作を示したフローチャートである。先ず、ユ
ーザ端末５は、コンテンツがアクセスされると、そのコ
ンテンツのヘッダを読み出して（ステップＣ１）、「ア
クセスガード」有無を判別し（ステップＣ２）、「アク
セスガード」が付加されていなければ、無条件にそのコ
ンテンツ内容の読み出しを許可する。したがって、販売
サービス事業者から正規に購入したユーザ側の端末５に
おいては、コンテンツがアクセスされると、そのコンテ
ンツ内容を無条件に読み出すことができる。一方、「ア
クセスガード」付きコンテンツであれば（ステップＣ
２）、コンテンツの購入をユーザに問い合わせる購入画
面を表示出力させる（ステップＣ３）。いま、購入希望
した場合には（ステップＣ４）、コンテンツのヘッダか
ら「コンテンツＩＤ」、「コンテンツシリアル番号」、
「コンテンツ配給元」を読み出すと共に（ステップＣ
５）、自己の「端末ＩＤ」を読み出し（ステップＣ
６）、コンテンツ配給元である販売管理センタ１に対し
て「コンテンツＩＤ」、「コンテンツシリアル番号」、
「端末ＩＤ」をアクセスガード解除要求と共に送信する
（ステップＣ７）。

【００３４】これに応答して販売管理センタ１から送信
されて来る課金請求ページを受信すると、それを表示出
力させる（ステップＣ８）。この課金請求ページ画面に
は、代金を支払うべき旨を宣言する支払い確認のチェッ
ク項目を有し、その項目がチェックされると、自己のユ
ーザＩＤを付けた支払い確認を販売管理センタ１へ返信
する（ステップＣ９）。そして、販売管理センタ１から
コンテンツの利用を許可する許可応答があった場合には
（ステップＣ１０）、販売管理センタ１から送信されて
来る「アクセスガード解除キー」、「新規コンテンツシ
リアル番号」を受信し（ステップＣ１１）、この「解除
キー」に基づいて当該コンテンツのアクセスガードを解
除する処理を行うと共に（ステップＣ１２）、コンテン
ツシリアル番号を今回受信した「新規コンテンツシリア
ル番号」に変更する処理を行う（ステップＣ１３）。こ
れによって当該コンテンツの読み出しが可能となる。

【００３５】図８は、コピー先端末５からのアクセスガ
ード解除要求に応じて実行開始される販売管理センタ１
側の動作を示したフローチャートである。販売管理セン
タ１は、コピー先端末５からのアクセスガード解除要求
と共に送信されて来た「コンテンツＩＤ」、「コンテン
ツシリアル番号」、「端末ＩＤ」を受信すると（ステッ
プＤ１）、この「コンテンツＩＤ」に基づいてコンテン
ツデータベース１４をアクセスしてその「コピー代金」
を読み出し（ステップＤ２）、この「コピー代金」を含
めた課金請求ページを作成送信する（ステップＤ３）。

【００３６】これに応答してコピー先端末５から代金支
払い確認を受信すると（ステップＤ４）、それにユーザ
ＩＤが付加されているかを判別し（ステップＤ５）、ユ
ーザＩＤが付加されていること、つまり、会員登録済み
のユーザあることを条件として、次のステップＤ６に進
み、そのユーザ固有の「新規コンテンツシリアル番号」
を生成する。そして、受信した「コンテンツＩＤ」、
「端末ＩＤ」、「ユーザＩＤ」と、今回生成した「新規
コンテンツシリアル番号」とに基づいてコンテンツ購入
レコードを作成してコンテンツ購入データベース１２に
登録する（ステップＤ７）。また、今回分の販売内容に
基づいて請求レコードを作成して請求データベース１３
に追加登録する（ステップＤ８）。そして、要求元のコ
ピー先端末５に対してコンテンツ利用を許可する許可応
答を行うと共に（ステップＤ９）、そのコンテンツ対応
の「アクセスガード解除キー」をコンテンツデータベー
ス１４から読み出して（ステップＤ１０）、そのコピー
先端末５へ送信する（ステップＤ１１）。

【００３７】このようにしてコピー先ユーザに対してコ
ンテンツの利用を許可した後においては、そのコピー元
ユーザに対して特典を付与する処理を行う。すなわち、
受信した「コンテンツシリアル番号」に基づいてコンテ
ンツ購入データベース１２を検索してその「ユーザＩ
Ｄ」を取得する（ステップＤ１２）。つまり、「コンテ
ンツシリアル番号」対応のコピー元ユーザを特定し、こ
の「ユーザＩＤ」に基づいてユーザデータベース１１を
検索し、該当するユーザレコードを特定する（ステップ
Ｄ１３）。そして、このユーザレコード内の「ポイン
ト」を加算するポイント更新処理を行った後（ステップ
Ｄ１４）、コピー元ユーザ宛に販売促進のお礼メッセー
ジをメール送信する（ステップＤ１５）。

【００３８】以上のように、この実施形態においては、
コンテンツをローカル配信する場合、コピー元端末５
は、そのコピー対象のコンテンツに無断利用を制限する
アクセスガードを付加してコピー先端末５へ送信し、コ
ピー先端末５が販売管理センタ１に対してコンテンツの
ガード解除を要求すると、販売管理センタ１は、コピー
先端末５に対してコンテンツ利用の課金請求を行つた
後、その課金請求に対する決済を確認したことを条件と
して、そのコピー先端末５にコンテンツの利用を許可す
る為のアクセスガード解除キーを送信するようにしたか
ら、コンテンツの購入を希望するユーザにあっては、販
売管理センタ１を介さなくても、そのコンテンツを既に
正規に購入しているユーザ端末５から取得できると共
に、そのコンテンツを利用する権限を販売管理センタ１
から取得することで、所望するコンテンツを合法的に取
得することができ、また、人気コンテンツであっても即
座に入手することが可能となる。

【００３９】この場合、コピー元端末５側でコンテンツ
にアクセスガードを付加するようにしたから、コンテン
ツのローカル配信時には、販売管理センタ１を介さずに
行うことができる。また、ユーザ端末５同士間で近距離
無線通信によってコンテンツをコピー提供するようにし
たから、販売管理センタ１を介さずにコンテンツを即座
に入手できる他、通信料は不要となり、ユーザの負担額
を軽減することが可能となる。

【００４０】更に、コンテンツの利用が許可されたユー
ザを新たな正規購入ユーザとしてコンテンツ購入データ
ベース１２に登録するようにしたから、当該コンテンツ
の連鎖的なコピー提供が可能となる。つまり、販売サー
ビス事業者からインターネットを介してコンテンツを正
規に購入したユーザＡがそのコンテンツを他のユーザＢ
にローカル配信した後において、そのユーザＢに対して
コンテンツの使用が許可された場合には、ユーザＢは正
規購入ユーザとして更にそのコンテンツを他のユーザＣ
に対してローカル配信することができる。このような連
鎖的なローカル配信によってコンテンツを広く利用させ
ることが可能となる。

【００４１】また、コンテンツを保有するコピー元のユ
ーザに対しては、販売協力者として特典を付与するよう
にしたから、他のユーザにコンテンツをローカル配信す
る意欲が増し、また、販売サービス事業者にあっては、
ローカル配信によってコンテンツを広く頒布することが
でき、販売促進上、極めて有効なものとなる。この場
合、「購入代金」よりも「コピー代金」の方を格安とし
ているが、最初の購入者には、特典を付与するようにし
ている為、実質的には同様もしくはローカル配信を受け
た者よりも有利なものとなる。また、ローカル配信によ
ってコンテンツを広く頒布することができる為に、販売
管理センタ１側の負担、回線の負担も大幅に軽減するこ
とができる。

【００４２】なお、上述した実施形態においては、販売
サービス事業者が販売するコンテンツは、インターネッ
トを介して送信販売可能な音楽等のコンテンツデータを
例示したが、コンテンツが記録されているＣＤ、ＭＤ、
フロッピィデスク等の記録媒体を宅配等によって販売す
るようにしてもよい。このように記録媒体を販売したと
しても、記録媒体内のコンテンツデータを他のユーザ端
末にローカル配信した際には、上述した実施形態と同
様、そのコンテンツの無断利用を制限するアクセスガー
ドを付加するようにすればよい。

【００４３】また、ユーザ端末５同士のローカル配信に
よってコンテンツの購入が可能なコピー先のユーザであ
っても、事前にユーザ登録を行っておくようにしたが、
この販売サービスを利用する会員ユーザ同士のローカル
配信に限らず、コピー先端末５が販売管理センタ１に対
してコンテンツのガード解除を要求した際に、そのユー
ザ登録を行うようにしてもよい。この場合、コンテンツ
がローカル配信される毎に新たな会員ユーザを増やすこ
とができ、顧客獲得上、極めて有効なものとなる。

【００４４】また、上述の実施形態においては、ユーザ
端末５同士間で近距離無線通信によってコンテンツをロ
ーカル配信するようにしたが、移動体通信網や公衆回線
網を介してコンテンツをローカル配信するようにしても
よい。また、上述の実施形態においては、コピー元端末
５側でコンテンツにアクセスガードを付加するようにし
たが、販売サービス事業者側でコンテンツにアクセスガ
ードを付加するようにしてもよい。

【００４５】更に、上述の実施形態においては、コンテ
ンツをローカル配信する毎に、コピー元端末５は、その
コピー対象のコンテンツに無断利用を制限するアクセス
ガードを付加してコピー先端末５へ送信するようにした
が、アクセスガードを一定の条件で付加するようにして
もよい。すなわち、販売サービス事業者側は、コンテン
ツを送信販売する際に、そのユーザとコピー契約が交わ
されている場合、例えば、他の端末へのコンテンツコピ
ーを許可する契約が交わされている場合には、その契約
枚数分（コピー許容数）を予め当該端末に対して設定し
ておき、この状態でコンテンツをローカル配信する場
合、コピー元端末は、その契約枚数“ｎ”分のコピーが
行われるまではアクセスガードを付加せず、契約枚数
“ｎ”分のコピーが行われた後においては、つまり、契
約切れの場合には、アクセスガードを付加してコピー先
端末へ送信するようにしてもよい。このようにコンテン
ツ購入時に他の端末へのコピーを許可するコピー権を一
緒に購入しておけば、そのコピー契約が切れるまでは、
販売管理センタ側の許諾を得なくても、コピー先端末で
はそのコンテンツを利用することができる。この場合、
コピー契約が切れた時点で課金請求を行えばよい。

【００４６】また、更に、上述の実施形態においては、
コンテンツをローカル配信する際に、コピー元端末は、
そのコピー対象のコンテンツに無断利用を制限するアク
セスガードを付加してコピー先端末へ送信するようにし
たが、コピー対象のコンテンツデータを暗号化して送信
し、コピー先端末では、販売管理センタ側から暗号解除
許キーを取り寄せてそれを解凍するようにしてもよい。

【００４７】一方、コンピュータに対して、上述した各
手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記
録した記録媒体（例えば、ＣＤ−ＲＯＭ、フロッピィデ
スク、ＲＡＭカード等）を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコ
ードを有する記録媒体であって、コンテンツ販売によっ
て正規に購入したユーザ側の端末と他のユーザ端末との
データ通信によってそのコンテンツが当該他のユーザ端
末に対して利用制限付きでコピー提供された場合に、そ
のコピー先のユーザ端末からのコンテンツ利用要求によ
り、そのコピー先のユーザに対してコンテンツ利用の課
金請求を行う機能と、前記課金請求に対する決済を確認
した場合に、そのコピー先のユーザ端末に対してコンテ
ンツの利用を許可する許可情報を送信する機能とを実現
させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み
取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。

【００４８】

【発明の効果】この発明によれば、コンテンツ販売によ
って正規に購入したユーザ側の端末と他のユーザ端末と
のデータ通信によってそのコンテンツが当該他のユーザ
端末に対して利用制限付きでコピー提供された場合に、
そのコピー先のユーザ端末からのコンテンツ利用要求に
より、そのコピー先のユーザに対してコンテンツ利用の
課金請求を行い、その課金請求に対する決済を確認した
場合に、そのコピー先のユーザ端末に対してコンテンツ
の利用を許可する許可情報を送信するようにしたから、
コンテンツを販売管理するシステムを介さなくても、コ
ンテンツを既に正規に購入しているユーザ端末から合法
的に取得することができると共に、人気コンテンツであ
っても即座に入手することが可能となり、また、販売サ
ービス事業者にあっては、端末間でのコピー提供によっ
てコンテンツを広く頒布させることができ、販売促進
上、極めて有効なものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】コンテンツ販売管理システムの全体構成を示し
たブロック図。

【図２】コンテンツのデータ構造を示した図。

【図３】販売サービス事業者側に設けられている各種の
データベースを示したもので、（Ａ）は、ユーザデータ
ベース１１、（Ｂ）は、コンテンツ購入データベース１
２、（Ｃ）は、請求データベース１３、（Ｄ）は、コン
テンツデータベース１４の内容を示した図。

【図４】販売管理センタ１の全体構成を示したブロック
図。

【図５】Ｗｅｂ管理センタ２側の動作を示したフローチ
ャート。

【図６】コピー元端末５側において、コンテンツコピー
メニューが選択された場合に実行開始されるコピー動作
を示したフローチャート。

【図７】コンテンツがアクセスされた場合に実行開始さ
れるユーザ端末５側の動作、主にコピー先端末５の動作
を示したフローチャート。

【図８】コピー先端末５からのアクセスガード解除要求
に応じて実行開始される販売管理センタ１側の動作を示
したフローチャート。

【符号の説明】

１販売管理センタ２Ｗｅｂ管理センタ３データベースサーバ４広域ネットワーク網５コピー元端末１１ユーザデータベース１２コンテンツ購入データベース１３請求データベース１４コンテンツデータベース１０１ＣＰＵ１０２記憶装置１０３記録媒体１０５伝送制御部１０６入力部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークを介してコンテンツを販売管
理するコンテンツ販売管理システムにおいて、コンテン
ツ販売によって正規に購入したユーザ側の端末と他のユ
ーザ端末とのデータ通信によってそのコンテンツが当該
他のユーザ端末に対して利用制限付きでコピー提供され
た場合に、そのコピー先のユーザ端末からのコンテンツ
利用要求により、そのコピー先のユーザに対してコンテ
ンツ利用の課金請求を行う課金請求手段と、前記課金請
求に対する決済を確認した場合に、そのコピー先のユー
ザ端末に対してコンテンツの利用を許可する許可情報を
送信する許可情報送信手段と、を具備したことを特徴と
するコンテンツ販売管理システム。
【請求項２】コンテンツ販売によって正規に購入したユ
ーザ側の端末は、他のユーザ端末とのデータ通信によっ
てそのコンテンツを当該他のユーザ端末にコピー提供す
る場合には、そのコピー対象のコンテンツにその利用を
制限する制限情報を付加して送信する、ようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のコンテンツ販売管理システ
ム。
【請求項３】前記正規購入のユーザ端末とのデータ通信
によってコンテンツのコピー提供を受けた前記他のユー
ザ端末は、当該コンテンツの供給元に対してコンテンツ
の利用要求を送信し、それに応答して前記コンテンツ供
給元から送信されて来た前記許可情報を受信した場合に
は、当該コンテンツの利用制限を解除する、ようにした
ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ販売管理シ
ステム。
【請求項４】前記各ユーザ端末は、ネットワークを介し
てデータ通信を行う広域通信手段の他に、ユーザ端末同
士間で無線通信を行う近距離無線通信手段を有し、コン
テンツ販売によって正規に購入したユーザ側の端末と他
のユーザ端末との間において近距離無線通信によってそ
のコンテンツを当該他のユーザ端末に対してコピー提供
する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載のコン
テンツ販売管理システム。
【請求項５】前記正規購入のユーザ側の端末からコピー
提供を受けてそのコンテンツの利用を許可した場合に、
そのユーザを新たな正規購入ユーザとして登録すること
により、当該コンテンツの連鎖的なコピー提供を可能と
した、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ販売
管理システム。
【請求項６】前記正規購入のユーザ側の端末が他のユー
ザ端末にコンテンツをコピー提供した場合に、その正規
購入のユーザに対して販売補助に応じた特典を付与する
為の処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項1
記載のコンテンツ販売管理システム。
【請求項７】コンピュータに対して、コンテンツ販売に
よって正規に購入したユーザ側の端末と他のユーザ端末
とのデータ通信によってそのコンテンツが当該他のユー
ザ端末に対して利用制限付きでコピー提供された場合
に、そのコピー先のユーザ端末からのコンテンツ利用要
求により、そのコピー先のユーザに対してコンテンツ利
用の課金請求を行う機能と、前記課金請求に対する決済
を確認した場合に、そのコピー先のユーザ端末に対して
コンテンツの利用を許可する許可情報を送信する機能
と、を実現させるためのプログラム。
【請求項８】ネットワークを介してコンテンツを販売管
理するコンテンツ販売管理方法であって、コンテンツ販
売によって正規に購入したユーザ側の端末と他のユーザ
端末とのデータ通信によってそのコンテンツが当該他の
ユーザ端末に対して利用制限付きでコピー提供された場
合に、そのコピー先のユーザ端末からのコンテンツ利用
要求により、そのコピー先のユーザに対してコンテンツ
利用の課金請求を行い、前記課金請求に対する決済を確
認した場合に、そのコピー先のユーザ端末に対してコン
テンツの利用を許可する許可情報を送信する、ようにし
たことを特徴とするコンテンツ販売管理方法。