JPWO2003081399A1 - レンタルプログラム管理システム - Google Patents
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Abstract
ユーザの端末装置2からのコンテンツの配信要求に対して、配信センタ1は、ユーザの端末装置2にインストールプログラムをダウンロード・起動する。インストールが終了するとインストールプログラムは配信センタ1に完了通知を行い、レンタルデータベース12にレンタル情報が記録される。コンテンツの返却の際には、ユーザの端末装置2にアンインストールプログラムがダウンロード・起動され、アンインストールが終了するとアンインストールプログラムは配信センタ1に完了通知を行い、レンタルデータベース12にレンタル情報に返却されたことが記録される。
Description
技術分野
本発明は、ネットワークを介してソフトウエア等のコンテンツを配信する技術に関し、更に詳しくは配信するコンテンツをレンタルとする場合に必要となる技術に関する。
背景技術
近年インターネット等のネットワーク通信の高速化に伴い、ネットワークを介しての大容量のコンテンツの配信を行うサービスが現実化しつつある。
このようなサービスにおいて配信するコンテンツをレンタルとする場合、レンタル料金を如何にして課金するか、あるいは契約期間が終了したコンテンツを如何にして回収(アンインストール)するか等の問題がある。
本発明は、ネットワークを介してソフトウエア等のコンテンツを配信する形態の一つとして、コンテンツのレンタル配信を実現することを目的とする。またコンテンツをレンタルとして配信する場合に必要となる技術を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明によるレンタルプログラム管理システムは、ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われることを前提とし、そのサーバ装置はインストール手段、アンインストール手段及びレンタル情報管理手段を備える。
インストール手段は、上記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行う。
アンインストール手段は、上記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行う。
上記端末装置からの上記インストールの完了通知及び上記アンインストールの完了通知から上記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定する。
また上記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、上記料金を上記特定値とする課金処理手段を更に備える構成とすることも出来る。
上記インストール手段は、例えば上記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき上記インストールを行い、またインストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促す。
本発明に拠ればネットワークによってコンテンツのレンタルを実現することが出来る。
発明を実施するための最良の形態
以下に図面を参照しながら、本発明の一実施例を説明する。
尚以下の実施例は、アプリケーションソフトやオペレーションシステム等のソフトウエアをユーザに配信するコンテンツとした場合を例としている。尚このソフトウエアは、データを全てコピーしてもインストールは出来ない構成となっていることを前提としている。
第1図は、本実施例におけるシステムの構成を示す図である。
同図において、本システムは、ネットワーク3を介して顧客からの注文を受け付け、コンテンツを配信する配信センタ1がユーザの端末装置2−1〜2−nとインターネット等の公衆のネットワーク3によって接続されている。
配信センタ1は、配信センタ1は1乃至複数のサーバ装置を有しており、ネットワーク3を介してユーザの端末装置2と接続し、ユーザの登録及び登録したユーザに対するソフトウエアの配信を行う。
配信センタ1は、会員データベース11、レンタルデータベース12、商品データベース13、ソフトウエア群14、会員登録部15、レンタル処理部16、返却処理部17及び月次処理部18を備えている。
会員データベース11は、会員登録したユーザを登録するデータベースで、各会員を一意に識別する会員IDと各会員の名前や住所等の会員情報が対応付けられて記憶されている。レンタルデータベース12は、ソフトウエアの貸し出しを管理するデータベースで、貸し出されたソフトウエアや貸出先の会員や、貸し出し期間についての情報が記録されている。商品データベース13は、配信センタ1が会員に商品として配信し、販売したり貸し出したりされるソフトウエアについての情報を管理するデータベースである。ソフトウエア群14は、商品データベース13で商品として管理されている複数のソフトウエアを格納するもので、ソフトウエア本体とそのソフトウエアのインストールプログラム及びアンインストールプログラムが格納されている。
会員登録部15は、ソフトウエアの配信サービスを希望するユーザを会員登録する処理を行うものである。レンタル処理部16は、会員に対してソフトウエアをレンタルする際に行うインストール処理の処理を行うものである。返却処理部17は、貸し出されたソフトウエアが返却される際に行われる処理を担う。月次処理部18は、特定期間ごとに起動し、課金等の処理を行う。尚この会員登録部15、レンタル処理部16、返却処理部17及び月次処理部18が行う処理の詳細については後述する。
第2図は、配信センタ1が備える各データベースのデータ構成例を示す図である。
会員データベース11は、配信センタ1に会員として登録されているユーザの個人情報を管理するデータベースで、会員が配信センタ1にログインする際のユーザ認証処理や課金処理の際に用いられる。会員データベース11は、第2図(a)に示すように各会員毎にその会員の会員ID、パスワード、名前、住所、電話番号、メールアドレス及び料金引き落としの際に用いる銀行口座等の口座番号が関連付けられて記憶されている。
レンタルデータベース12は、ソフトウエアの貸し出しを記録、管理するデータベースで、ユーザの端末装置2にソフトウエアをインストールするインストール処理や、端末装置2からソフトウエアを削除する返却処理等で用いられる。レンタルデータベース12は、第2図(b)に示すようにソフトウエアを貸し出している相手を示す会員ID、貸し出しているソフトウエアの名称、レンタル開始日、貸し出し期間を示す契約期限、支払い料金、ソフトウエアが返却されたかどうかを示す返却フラグ及び買い取られたかどうかを示す買い取りフラグが関連付けられて記憶されている。尚このレンタルデータベース12内のレコードは、各ソフトウエアの貸し出し記録となるので、傾向分析等に用いられる。
商品データベース13は、ソフトウエア群14に格納されている、配信センタ1が配信可能なソフトウエアについての情報を管理するデータベースで、会員からのソフトウエアの貸し出しを受け付けるレンタル処理等で用いられる。商品データベース13は、第2図(c)に示すように各ソフトウエアを識別するための識別コードであるソフトコード、そのソフトウエアの名称、そのソフトウエアのレンタル料金として、1月貸し出した場合の料金、3月貸し出した場合の料金、半年貸し出した場合の料金、月単位の超過料金及び買い取り料金が関連付けられて記憶されている。
次に本実施例における、動作説明を行う。
第3図は、本実施例におけるレンタル処理において配信センタ1とユーザの端末装置2の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。尚以下の説明中の(1)〜(9)の数字は同図中の数字と対応する。
同図において、まずユーザは端末装置2をネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1にアクセスし、会員IDやパスワードを通知してログインする((1))。配信センタ1では、通知された情報を元にユーザの個人認証を行い、このユーザが会員として認証されればサービスを開始し、ユーザの端末装置2のネットワークアドレスを格納すると共に配信センタ1の使用許可をユーザの端末装置2に通知する((2))。
ユーザの端末装置2では、初期手続きとして、画面上に表示される選択画面上から希望のソフトウエアや貸し出し/買い取り、レンタル期間等の条件を順次選択してゆき、これらを配信センタ1に通知する((3))。配信センタ1では、これらの情報を元に買い取り/レンタル費用を算出し、買い取り/レンタル費用や期間を超過した時の超過費用や買い取り条件等の情報をユーザの端末装置2に提示して、ユーザに条件の確認を促す((4))。
ユーザは、条件を確認すると配信センタ1に確認の応答を行い((5))、これを受けると配信センタ1は、ユーザの端末装置2の環境チェックの為の環境情報取得プログラムを端末装置2にダウンロードする((6))。
この環境情報取得プログラムは、端末装置2の、インストールされている各種プログラムやファイル、ディレクトリ構成等の情報、プログラムをインストールする補助記憶装置の空き容量等ハードウエア環境に基づく情報等をチェックして配信センタ1に通知する((7))。
配信センタ1ではこの情報を元に、ユーザの端末装置2の環境チェックを行い、チェックの結果要求されたソフトウエアがインストールが可能ならば、インストールプログラムのダウンロード及び起動を行い、ソフトウエアのダウンロード処理及びインストール処理を行う((8a))。また、ユーザの端末装置2がそのままの状態でソフトウエアをインストールが出来る環境で無いならば、その旨をメッセージとしてユーザの端末装置2に通知する((8b))。
ユーザの端末装置2では、ソフトウエアのインストールが完了すると、インストールプログラムはインストール処理が完了したことを配信センタ1に通知し、配信センタ1ではこの通知を受けて、レンタルデータベース12の貸し出し情報を更新すると共に課金処理を実行する((9))。
このような処理により、ユーザの端末装置2には、レンタル希望したソフトウエアがネットワーク3を介して配信されて、インストールされ、また配信センタ1では、ユーザの端末装置2からソフトウエアのインストール処理の完了通知によって貸し出し情報が記録される。
次にレンタルしたソフトウエアの返却処理について説明する。
ユーザは、レンタル契約したソフトウエアを、使用契約期間内に返却しなければならない。この返却処理では、ソフトウエアがインストールされているユーザの端末装置2をネットワーク3を介して配信センタ1に接続し、インストールされているソフトウエアをアンインストールすると共に配信センタ1にレンタルしていたソフトウエアの返却を通知する。これにより、配信センタ1では、ソフトウエアを貸し出していた期間を確定し、この期間に基いてレンタル料金を課金する。
第4図は、本実施例における貸し出ししたソフトウエアの返却処理において配信センタ1とユーザの端末装置2の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。尚以下の説明中の(1)〜(9)の数字は同図中の数字と対応する。
同図において、ソフトウエアを返却するユーザはまず端末装置2をネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1にアクセスし、会員IDやパスワードを通知してログインする((1))。配信センタ1では、通知された情報を元にユーザの個人認証を行い、このユーザが会員として認証されればサービスを開始し、ユーザの端末装置2のネットワーク3でのネットワークアドレスを格納すると共に配信センタ1の使用許可をユーザの端末装置2に通知する((2))。
次に配信センタ1は、会員IDによってレンタルデータベース12を検索し、ユーザがレンタル中の全ソフトウエアの一覧をユーザの端末装置2に対して表示する((3))。
ユーザは、表示された一覧の中から返却するソフトウエアを選択して、配信センタ1に通知する((4))。これに対し、配信センタ1は、確認の為の通知を行い((5))、ユーザの端末装置2から確認が得られると((6))、返却処理を行うソフトウエアのアンインストールプログラムをユーザの端末装置2にダウンロードすると共にこれを実行して、アンインストール処理を行う((7))。
ユーザの端末装置2内のアンインストールプログラムから、アンインストールの失敗(NG)の通知があると、配信センタ1は、必要に応じてアンインストールプログラムの再インストール、アンインストールプログラムの再実行を行う。
ソフトウエアのアンインストールが完了し、ユーザの端末装置2からアンインストールの成功(OK)の通知があると、料金の精算処理及びレンタルデータベース12の貸し出し情報を更新し、処理完了メッセージをユーザの端末装置2に出力する((9))。
これにより、ユーザは返却するソフトウエアのアンインストール処理を、自動的に行うことが出来る。また配信センタ1では、ユーザによる返却処理の実行によって、レンタル料金を精算することが出来る。
次に本実施例におけるシステムで行われる処理の詳細を処理手順に従って順番に説明する。
まず、本システムでは、ソフトウエアの配信サービスの享受を希望するユーザに対し会員登録を行う。そして登録した会員に対して、ソフトウエアの販売や貸し出し等のソフトウエアの配信サービスを行う。
第5図は、本実施例におけるユーザの会員登録時にユーザの端末装置2において行われる処理及び会員に対してソフトウエアをレンタルするレンタル処理の際にユーザの端末装置2において行われる処理を示すフローチャートである。
まず、会員登録時の処理を説明する。
ソフトウエアの配信サービスの享受を希望するユーザは、ネットワーク3を介して、端末装置2を配信センタ1の会員登録サイトに接続する。
そして、ユーザの端末装置2の画面上に表示される配信センタ1からの指示に従い、ステップS1としてユーザに個人情報を入力させてこれを配信センタ1に送信し、ステップS2として料金支払いのための支払い口座の口座番号を入力させて配信センタ1に口座の認証を行わせ、ステップS3としてユーザにパスワードを入力させてこれを配信センタ1に登録させ、ステップS4として会員IDを発行してもらい、これを表示してユーザに通知する。そしてこの個人情報、口座番号、パスワード及び会員IDは、会員登録部15が配信センタ1内の会員データベース11に第2図(a)に示したようなレコードとして登録する。
会員となったユーザは、次に配信センタ1のソフトウエアの配信サービスのサイトに接続する。ユーザの端末装置2からのソフトウエアの配信要求に対して配信センタ1ではレンタル処理部16を起動して、ソフトウエアの選択指示やインストール処理を行う。
ユーザの端末装置2のログイン(ステップS11)に対し、レンタル処理部16が起動され、配信センタ1は、ユーザの端末装置2から送信してきた会員ID及びパスワードから会員データベース11を参照し、照会処理を行う。
この結果、会員IDとパスワードが会員データベース11に登録されているものと一致し、会員として認証されれば、レンタル処理部16はユーザの端末装置2に対して、レンタル/買い取りの選択、ソフトウエアの種類等の条件の入力をユーザに対して要求するよう指示し、ユーザがこれらの条件を入力してゆくと、入力条件に対応するレンタル可能なソフトウエアのデータが配信センタ1からユーザの端末装置2に通知され、ユーザの端末装置2ではこれを画面上に一覧表示する。
ユーザは、このソフトウエアの一覧から希望のソフトウエアを選択し(ステップS13)、レンタルする期間を入力する(ステップS14)。
これらの情報がユーザの端末装置2から配信センタ1に送信されると、配信センタ1のレンタル処理部16は、ユーザの端末装置2に環境情報取得プログラムをインストールし、起動させる。
この環境情報取得プログラムは、端末装置2にインストールされている各種プログラムやファイル、端末装置2のディレクトリ構成等の情報、プログラムをインストールする補助記憶装置の空き容量等ハードウエア環境に基づく情報等を調べて配信センタ1に通知し、レンタル処理部16はこの情報を元に、ユーザの端末装置2の環境チェックを行い、ステップS15で選択されたソフトウエアのインストールが可能かどうかをチェックする。そしてチェックの結果、必要なソフトウエアが全てインストールされていない、必要なハードウエア環境が揃っていない等、ユーザの端末装置2がそのソフトウエアをインストールする条件を満たした環境に無い場合(ステップS15、NG)、ステップS16としてインストールできない理由を通知するメッセージを表示した後、ステップS12に処理を戻す。
ステップS15において、ユーザの端末装置2が、ソフトウエアをインストール出来る環境を満たしてれば(ステップS15、OK)、ステップS17としてインストール処理を行ってよいかユーザに確認を行う。この時、ユーザがソフトウエアのインストールを取り消した場合(ステップS17、NO)、ステップS12に処理を戻す。
ステップS17でユーザがソフトウエアのインストールを許可した場合(ステップS17、YES)、ステップS18としてステップS12で選択されたソフトウエアのインストールプログラムが配信センタ1からユーザの端末装置2にダウンロードされ、ステップS19としてこのインストールプログラムが実行されソフトウエアにインストール処理が行われる。
このインストール処理が完了すると、ユーザの端末装置2内のインストールプログラムは、課金処理として配信センタ1に対してインストール処理の完了を通知し(ステップS20)、配信センタ1内ではこの通知を受けて、レンタルデータベース12に、ソフトウエアをレンタルした会員を識別する会員ID等の会員情報、レンタル開始日や契約使用期間等のレンタル期間を示す期間情報、ソフトウエア名等のレンタルされたソフトウエアを識別するソフト情報、支払い金額等の課金情報を貸し出し情報として登録し、処理を終了する。
第6図は、ユーザがソフトウエアを選択する際にユーザの端末装置2の画面上に表示される表示画面例を示す図である。
同図は、第5図に示したソフトウエアレンタル処理のうち、ユーザがレンタルするソフトウエアを選択する際の表示画面及び貸し出し期間を設定する表示画面の例である。
同図(a)、(b)、(c)は、ソフトウエアを選択する際に表示される選択画面で、多くのソフトウエアの中からユーザが希望のソフトウエアを容易に選択出来るように階層化された選択画面構成を持つ。
ユーザの端末装置2にまず表示される図(a)の画面上の大まかなカテゴリから1つを選択すると、次に同図(b)の画面に示されたより細かな分類のカテゴリを示す画面が表示され、この中から1つを選択すると、同図(c)の画面に示すような具体的なソフトウエア名を表示した画面が表示され、ユーザは最終的にこの画面上からレンタルするソフトウエアを選択する。尚第6図では、ユーザは、同図(a)の表示画面上では「(1)OA関連」を選択し、同図(b)の表示画面上では「(1)表示画面」を選択し、同図(c)の表示画面上では「(1)AP001」を選択したものとする。
第6図(a)、(b)、(c)のような表示選択画面上からユーザが目的のソフトウエアを選択すると、配信センタ1では、商品データベース13を検索して選択されたソフトウエアのレンタル料金を調べ、ユーザの端末装置2に同図(d)のようなレンタル期間設定画面を表示する。このレンタル期間設定画面では、同図(c)で選択されたソフトウエアがレンタル使用可能な期間とそのレンタル料金、契約使用期間を越えた場合に課金される延長料金及びそのソフトウエアを買い取った場合の買い取り料金が表示され、ユーザは希望するレンタル期間を選択する。この貸し出しを希望するソフトウエアとその使用期間の選択結果は、ユーザの端末装置2から配信センタ1に通知され、レンタルデータベース12にレンタル記録として記録、管理される。
第7図は、第5図のステップS15の環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がインストール出来る環境を満たしていると判断された場合にユーザの端末装置2上に表示される表示画面の例を示す図である。
第7図の表示画面71は、インストール処理の実行の確認画面で、この画面71では、端末装置2がユーザが指定したソフトウエアがインストール可能であることを通知すると共に、ユーザにインストール処理を実行するかどうかの確認を行う。ユーザが、この画面上で「はい」ボタン711を選択すると、次の表示画面72が表示され、「いいえ」ボタン712を選択するとインストール処理の実行がキャンセルされる。
表示画面72は、インストールするソフトウエアの確認画面で、第7図中に示されるようにインストールされるソフトウエアの名称が表示され、ユーザにダウンロードを行ってよいかどうかの確認を促す。この画面上で「はい」ボタン721を選択すると、ソフトウエアのダウンロード、及びインストールが行われ、端末装置2にはその処理経過を示す表示画面73が表示される。また表示画面72上で「いいえ」ボタン722が選択されるとソフトウエアのインストールがキャンセルされる。
表示画面72で「はい」ボタン721が選択され、ソフトウエアのインストールが行われる際に表示される表示画面73は、ソフトウエアのダウンロードやインストールの処理の経過、インストール終了後にユーザが行う処理の案内やレンタル期間の通知等が表示されて、これらの情報をユーザに通知する。
第8図は、第5図のステップS15の環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がインストール出来る環境を満たしていないと判断された場合にユーザの端末装置2上に表示される表示画面の例を示す図である。
第8図の表示画面81は、環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がユーザが指定したソフトウエアをインストール出来る環境にない場合にその理由を通知する画面例で、同図の場合ユーザの端末装置2にユーザ指定されたソフトウエアをインストールするのに必要な複数のソフトウエアがインストールされていない旨を通知すると共に、必要なソフトウエアのインストールを促す画面例で、インストールできない理由と、不足しているソフトウエアについての情報(ソフトウエア名、ソフトコード、レンタル費用及び買い取り額)811、812が表示されている。
この不足しているソフトウエアについての情報811及び812にはリンクが張られてあり、ユーザが、この表示画面81上から不足しているソフトウエアについての情報(リンク)811若しくは812を選択すると、対応するソフトウエアのインストール処理に移り、デフォルトのレンタル期間を表示した第7図(d)に例示したようなレンタル期間設定画面がユーザの端末装置2に表示され、ユーザが表示画面上から希望するレンタル期間を選択すると、ユーザの端末装置2に対して環境チェック及びインストール処理が実行される。そしてこのインストール処理が完了すると、他に不足しているソフトウエアが存在する場合、表示画面82のような表示がユーザの端末装置2に対してなされ、不足しているソフトウエアのインストールをユーザに促す。第8図の表示画面82は、表示画面81でユーザがリンク811を選択して、ソフト1をインストールした後にユーザの端末装置2上に表示される画面例で、続いてソフト2のインストールをユーザに促している。
尚表示画面81若しくは82上からユーザが「キャンセル」ボタン813を選択すると、ソフトウエアのインストール処理が取り消されて、ユーザの端末装置2が配信センタ1にログインした時に表示される初期画面がユーザの端末装置2に表示され、ユーザはこの画面上から再度レンタル/買い取りの選択、ソフトウエアの種類等の条件の入力を行うか、ログオフして処理を終了する。
このソフトウエアのレンタル処理によって、ユーザ側ではレンタル希望したソフトウエアを自動的にインストールすることが出来る。また、この時インストール可能かどうかを自動的にチェックして、インストール可能な環境に無い場合には、必要なソフトウエアをインストールする等環境を整えてから再度インストールすることができる。また配信センタ1では、ユーザの端末装置2からソフトウエアのインストールの完了通知をレンタルの開始として、レンタル期限の管理を行うことが出来る。
次にレンタルしたソフトウエアの返却処理について説明する。
ユーザは、レンタルしたソフトウエアを契約使用期間内に返却しなければならない。そして返却しない限り、例え使用していなくてもその期間はソフトウエアをレンタルし続けているものとして、レンタル料金が課金されてしまう。
この返却処理は、レンタルしたソフトウエアがインストールされている端末装置2をネットワーク3を介して、配信センタ1の返却サイトに接続して行う。
第9図は、この返却処理においてユーザの端末装置2によって行われる処理を示すフローチャートである。
同図において、まずユーザの端末装置2では、ネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1のソフトウエアの返却サイトにアクセスする。そしてこの返却サイトにおいて、ステップS31としてログイン処理を行い、ユーザが入力した会員番号及びパスワードを会員データベース11に照会してもらう。
この結果、会員として認証されれば、配信センタ1からレンタルデータベース12を参照した結果に基いた、現在レンタルされているソフトウエアを示すデータが通知され、これに基いてステップS32としてユーザの端末装置2は、現在レンタルしているソフトウエアの一覧を画面上に表示する。
この画面上からユーザが、返却(アンインストール)するソフトウエアを1乃至複数選択入力し(ステップS33)、最後に実行確認の為の「OK」を選択入力すると(ステップS34、OK)、ステップS35としてアンインストールプログラムが配信センタ1からユーザの端末装置2にインストールされ、実行される。
このアンインストールプログラムによって、返却対象のソフトウエアがアンインストールされ、無事にアンインストールされたことが配信センタ1に通知されると、配信センタ1ではこの通知を受けてレンタルデータベース12が更新されてレンタル料金が確定する。
第10図は、第9図のステップS35のアンインストール処理の結果に基いてユーザの端末装置2上に表示される表示画面例を示す図である。
同図(a)は、アンインストール処理が正常に完了した場合の表示画面例で、アンインストールが正常に完了した旨、かかった料金の明細及び料金の引き落とし日が表示されてユーザに通知されている。同図の画面表示例からは、最初のインストール処理時に行った6ヶ月のレンタル契約の時の初期契約料金として1200円、その後2回の1ヶ月のレンタル期間延長で200円ずつ料金が課金されており、最後の1月の延長料金200円のみが未払いで‘02年8月10に口座から引き落とされることが判る。この表示画面からユーザは、レンタルしていたソフトウエアの返却処理が終了したこと、及び課金される料金及びその引き落とし日を認識できる。
第10図(b)は、アンインストール処理が正常に完了しなかった場合の表示画面例で、ユーザにアンインストールに失敗した旨を通知して、再度アンインストール処理を実行するよう促している。この画面上から、ユーザが再実行ボタン101を選択すると、再度アンインストール処理が実行される。
第11図は、返却処理において配信センタ1によって行われる処理を示すフローチャートである。
同図の処理は、ユーザの端末装置2が配信センタ1にログインすると、返却処理部17によって実行される。
返却処理部17は、ユーザの端末装置2がログインしてくると、まずステップS41としてその端末装置2のネットワーク3でのネットワークアドレスやユーザID等の会員情報を端末装置2から取得する。そしてこの会員情報を用いてレンタルデータベース12を参照し、現在この会員がレンタルしているソフトウエアの一覧情報をユーザの端末装置2に通知する。
次に返却処理部17は、ステップS42としてユーザの端末装置2の表示画面上でユーザが選択した返却処理の対象となるソフトウエアをユーザの端末装置2から取得し、続いてステップS43としてユーザが確認画面上から選択したソフトウエアのアンインストールの実行を承認すると(ステップS43、YES)、ステップS44として配信センタ1はユーザの端末装置2のシステムにログインする。尚ステップS43において、ユーザがアンインストールの実行を承認しなければ(ステップS43、NO)、処理を終了する。
ステップS44でユーザの端末装置2にログインした配信センタ1は、ステップS45としてユーザが選択したソフトウエアのアンインストールプログラムを、商品データベース11を参照してソフトウエア群13から探して、ユーザの端末装置2にダウンロードし、ステップS46としてこのダウンロードしたアンインストールプログラムを実行する。
アンインストールプログラムが、ユーザの端末装置2からソフトウエアをアンインストールし、アンインストールプログラムからアンインストールの完了通知を受けると、返却処理部17は、ステップS47としてユーザの端末装置2内のアンインストールプログラムを削除し、ステップS48として、ユーザの端末装置2のシステムからログオフする。
そして、返却処理部17はステップS49としてレンタル料金として課金する料金の確定等の精算処理を行い、これをユーザの端末装置2に通知すると共に、ステップS50としてレンタルデータベース12の対応するレコードの返却フラグ又は/及び買い取りフラグに1を立てて更新する。
このソフトウエアの返却処理によって、ユーザの端末装置2では、返却するソフトウエアのアンインストールを自動的に行うことが出来る。また配信センタ1では、返却されるソフトウエアを確実にアンインストールすることが出来、またアンインストールプログラムからの処理完了通知をレンタルの返却と認識することによってレンタル期限の管理を行うことが出来る。
第12図は、配信センタ1の月次処理部18が特定期間毎に行う月次処理を示すフローチャートである。
この月次処理では、レンタル期間を過ぎた貸し出しに対して、超過課金を行う。尚本実施例では、レンタル期間を1月単位で設定している為、この月次処理を1月毎に行う構成となっているが、この月次処理を行う動作タイミングはレンタル期間や延長期間の設定の仕方や設定単位等の構成により適宜な期間や間隔を選択することが出来る。
配信センタ1では、特定期間毎や特定日毎に月次処理部18が起動される。月次処理部18は、ステップS61としてレンタルデータベース12内のレコードを参照する。そして参照したレコードに記録されているレンタル期限が既に過ぎているかどうか判断し、過ぎていなければ(ステップS62、YES)、レンタルデータベース12内に未参照のレコードがあるかどうか調べ、未参照の次のレコードがあれば(ステップS63、有)、ステップS61の処理に戻ってレンタルデータベース12から次のレコードを参照する。
ステップS61で参照したレコードがレンタル期限が既に過ぎているものであれば(ステップS62、NO)、超課金処理として、レンタルデータベース12及び商品データベース13を参照してこの貸し出しに対するこれまでの課金額及び超過料金を求め、この貸し出しに対してこれまで課金された課金額に新たに延滞した分の料金を加える(ステップS65)。そしてステップS65で求めた累積支払い金額がレンタルされているソフトウエアの買い取り金額以上であったなら(ステップS66、YES)、ステップS67としてその貸し出しでレンタルされているソフトウエアをレンタルから買い取りに変更してライセンスを発給すると共に、その旨をユーザの端末装置2に通知し、ステップS68としてレンタルデータベース12の対応するレコードの買い取りフラグ及び返却フラグを立て、ステップS63に処理を移す。またステップS66で累積支払額が買い取り額以上となっていなければ(ステップS66、NO)、単純に新たに延滞した分の料金を課金して、ステップS63の処理を移す。
ステップS63において、レンタルデータベース12の全てのレコードを参照し終わったと判断したならば(ステップS63、無)、ステップS64として処理完了メッセージをユーザの端末装置2に出力する等の終了処理を行った後、処理を終了する。
この月次処理によって、期限を過ぎたソフトウエアの貸し出しを、見つけ出し、追加の課金を行うことが出来る。
また特定の期間以上、レンタルしている貸し出しに対しては、そのソフトウエアを買取とすることにより、それ以上は課金しないようにするサービスを自動的に実現することが出来る。
尚上記実施例では、ユーザに配信するコンテンツとして、ソフトウエアを例としているが、本発明で扱うコンテンツはソフトウエアに限らず、映画等の動画像、絵画や写真等の静止画像、音楽等でも良い。この場合には、各コンテンツのデータにこれら専用の再生プログラムを付属させて配信し、返却時にはユーザの端末装置2にインストールされている再生プログラムをアンインストールすることとなる。またコンテンツとしては、ネットワーク3の情報サイトのアクセス権でも良い。
また本実施例では、誤ったアンインストールを実行されないよう返却処理時にアンインストールプログラムをユーザの端末装置2にダウンロードする構成としたが、アンインストールプログラムをソフトウエアのダウンロード時に共にユーザの端末装置2にダウンロードし、このアンインストールプログラムの起動をネットワーク3を介して配信センタ1によって行う構成としても良い。
更に本実施例で配信するコンテンツは、インストール後はオフラインで実行可能なものを前提として説明したが、このコンテンツを起動時に配信センタ1にアクセスしてから実行する構成とすることも出来る。この場合には、コンテンツの使用料金を、上記実施例のようにインストールしていた期間で課金するのではなく、使用回数によって課金する構成とすることも出来る。またこの構成の場合にはコンテンツを起動して配信センタ1と接続した際に、契約期間終了までの残り日数の通知や、追加料金やコンテンツの買い取りの通知を行う構成とすることも出来る。
また本実施例では、レンタル料金の課金は口座からの引き落としによって行っていたが、本発明では他の方法、例えばE−コマース等によって実現することも出来る。
第13図は、配信センタ1を構成するサーバ装置やユーザの端末装置2の情報処理システム環境図である。
この情報処理システムは、第13図の様にCPU131、各プログラムのワークエリアとなる主記憶装置132、各プログラムやデータベースが記録されるハードディスク等の補助記憶装置133、ディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)134、モデム等のネットワーク接続装置135及びディスク、磁気テープなどの可搬記録媒体から記憶内容を読み出す媒体読取り装置136を有し、これらが互いにバス138により接続される構成を備えている。
第13図の情報処理システムでは、媒体読取り装置136により磁気テープ、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO等の記録媒体137に記憶されているプログラム、データを読み出し、これを主記憶装置132または補助記憶装置133にダウンロードする。そして本実施例による各処理は、CPU131がこのプログラムやデータを実行することにより、ソフトウエア的に実現させることが出来る。
また、第13図の情報処理システムでは、フロッピーディスク等の記録媒体1147を用いてアプリケーションソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明は、レンタルプログラム管理システムやレンタル管理方法に限らず、コンピュータにより使用されたときに、上述した本発明の実施例の機能をコンピュータに行わせるためのコンピュータ読み出し可能な記録媒体137として構成することもできる。
この場合、「記録媒体」には、例えば第14図に示されるように、CD−ROM、フロッピーディスク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク等であってもよい)等の媒体駆動装置147に脱着可能な可搬記録媒体146や、ネットワーク回線143経由で送信される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベース等)142、あるいは情報処理装置141の本体144内のメモリ(RAM又はハードディスク等)145等が含まれる。可搬型記録媒体146や記憶手段(データベース等)142に記憶されているプログラムは、本体144内のメモリ(RAM又はハードディスク等)145にロードされて、実行される。
産業上の利用可能性
本発明に拠れば、ネットワークを介してコンテンツをレンタルとしてユーザに提供することが出来るので買取や他の販売経路を用いた場合に比して、安価にコンテンツを提供することが出来る。
またコンテンツを提供する側は、コンテンツの返却時にアンインストール処理が完了した時に通知されるので、確実に削除されたことを認識することが出来る。
更にコンテンツを提供する側は、コンテンツのインストール時と返却時の通知によって、レンタルしていた期間の管理を行うことが出来る。
またコンテンツを提供される側は、ネットワークを介して容易にコンテンツを手に入れることが出来る。
更にコンテンツを提供される側は、従来より安価にコンテンツを入手することが出来る。
またコンテンツを提供される側は、コンテンツのインストール/アンインストール処理を自動で行うことが出来るので、初心者であっても容易に行うことが出来る。
更にコンテンツを提供される側は、結果的に長期に渡ってコンテンツをレンタルした場合においても、レンタル料金が一定値以上にはならないので、安心してサービスを教授することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例におけるシステムの構成を示す図である。
第2図は、配信センタが備える各データベースのデータ構成例を示す図である。
第3図は、本実施例におけるレンタル処理において配信センタとユーザの端末装置の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。
第4図は、本実施例におけるレンタルしたソフトウエアの返却処理において配信センタとユーザの端末装置の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。
第5図は、本実施例におけるユーザの会員登録時にユーザの端末装置において行われる処理及び会員に対してソフトウエアをレンタルする際に配信センタにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
第6図は、ユーザがソフトウエアを選択する際にユーザの端末装置の画面上に表示される表示画面例を示す図である。
第7図は、ユーザの端末装置がソフトウエアをインストール出来る環境を満たしていると判断された場合にユーザの端末装置上に表示される表示画面の例を示す図である。
第8図は、ユーザの端末装置がソフトウエアをインストール出来る環境を満たしていないと判断された場合にユーザの端末装置上に表示される表示画面の例を示す図である。
第9図は、ソフトウエアの返却処理においてユーザの端末装置によって行われる処理を示すフローチャートである。
第10図は、アンインストール処理の結果に基いてユーザの端末装置上に表示される表示画面例を示す図である。
第11図は、返却処理において配信センタによって行われる処理を示すフローチャートである。
第12図は、配信センタで特定期間毎に行われる月次処理を示すフローチャートである。
第13図は、配信センタを構成するサーバ装置やユーザの端末装置のシステムの環境図である。
第14図は、記憶媒体の例を示す図である。
本発明は、ネットワークを介してソフトウエア等のコンテンツを配信する技術に関し、更に詳しくは配信するコンテンツをレンタルとする場合に必要となる技術に関する。
背景技術
近年インターネット等のネットワーク通信の高速化に伴い、ネットワークを介しての大容量のコンテンツの配信を行うサービスが現実化しつつある。
このようなサービスにおいて配信するコンテンツをレンタルとする場合、レンタル料金を如何にして課金するか、あるいは契約期間が終了したコンテンツを如何にして回収(アンインストール)するか等の問題がある。
本発明は、ネットワークを介してソフトウエア等のコンテンツを配信する形態の一つとして、コンテンツのレンタル配信を実現することを目的とする。またコンテンツをレンタルとして配信する場合に必要となる技術を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明によるレンタルプログラム管理システムは、ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われることを前提とし、そのサーバ装置はインストール手段、アンインストール手段及びレンタル情報管理手段を備える。
インストール手段は、上記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行う。
アンインストール手段は、上記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行う。
上記端末装置からの上記インストールの完了通知及び上記アンインストールの完了通知から上記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定する。
また上記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、上記料金を上記特定値とする課金処理手段を更に備える構成とすることも出来る。
上記インストール手段は、例えば上記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき上記インストールを行い、またインストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促す。
本発明に拠ればネットワークによってコンテンツのレンタルを実現することが出来る。
発明を実施するための最良の形態
以下に図面を参照しながら、本発明の一実施例を説明する。
尚以下の実施例は、アプリケーションソフトやオペレーションシステム等のソフトウエアをユーザに配信するコンテンツとした場合を例としている。尚このソフトウエアは、データを全てコピーしてもインストールは出来ない構成となっていることを前提としている。
第1図は、本実施例におけるシステムの構成を示す図である。
同図において、本システムは、ネットワーク3を介して顧客からの注文を受け付け、コンテンツを配信する配信センタ1がユーザの端末装置2−1〜2−nとインターネット等の公衆のネットワーク3によって接続されている。
配信センタ1は、配信センタ1は1乃至複数のサーバ装置を有しており、ネットワーク3を介してユーザの端末装置2と接続し、ユーザの登録及び登録したユーザに対するソフトウエアの配信を行う。
配信センタ1は、会員データベース11、レンタルデータベース12、商品データベース13、ソフトウエア群14、会員登録部15、レンタル処理部16、返却処理部17及び月次処理部18を備えている。
会員データベース11は、会員登録したユーザを登録するデータベースで、各会員を一意に識別する会員IDと各会員の名前や住所等の会員情報が対応付けられて記憶されている。レンタルデータベース12は、ソフトウエアの貸し出しを管理するデータベースで、貸し出されたソフトウエアや貸出先の会員や、貸し出し期間についての情報が記録されている。商品データベース13は、配信センタ1が会員に商品として配信し、販売したり貸し出したりされるソフトウエアについての情報を管理するデータベースである。ソフトウエア群14は、商品データベース13で商品として管理されている複数のソフトウエアを格納するもので、ソフトウエア本体とそのソフトウエアのインストールプログラム及びアンインストールプログラムが格納されている。
会員登録部15は、ソフトウエアの配信サービスを希望するユーザを会員登録する処理を行うものである。レンタル処理部16は、会員に対してソフトウエアをレンタルする際に行うインストール処理の処理を行うものである。返却処理部17は、貸し出されたソフトウエアが返却される際に行われる処理を担う。月次処理部18は、特定期間ごとに起動し、課金等の処理を行う。尚この会員登録部15、レンタル処理部16、返却処理部17及び月次処理部18が行う処理の詳細については後述する。
第2図は、配信センタ1が備える各データベースのデータ構成例を示す図である。
会員データベース11は、配信センタ1に会員として登録されているユーザの個人情報を管理するデータベースで、会員が配信センタ1にログインする際のユーザ認証処理や課金処理の際に用いられる。会員データベース11は、第2図(a)に示すように各会員毎にその会員の会員ID、パスワード、名前、住所、電話番号、メールアドレス及び料金引き落としの際に用いる銀行口座等の口座番号が関連付けられて記憶されている。
レンタルデータベース12は、ソフトウエアの貸し出しを記録、管理するデータベースで、ユーザの端末装置2にソフトウエアをインストールするインストール処理や、端末装置2からソフトウエアを削除する返却処理等で用いられる。レンタルデータベース12は、第2図(b)に示すようにソフトウエアを貸し出している相手を示す会員ID、貸し出しているソフトウエアの名称、レンタル開始日、貸し出し期間を示す契約期限、支払い料金、ソフトウエアが返却されたかどうかを示す返却フラグ及び買い取られたかどうかを示す買い取りフラグが関連付けられて記憶されている。尚このレンタルデータベース12内のレコードは、各ソフトウエアの貸し出し記録となるので、傾向分析等に用いられる。
商品データベース13は、ソフトウエア群14に格納されている、配信センタ1が配信可能なソフトウエアについての情報を管理するデータベースで、会員からのソフトウエアの貸し出しを受け付けるレンタル処理等で用いられる。商品データベース13は、第2図(c)に示すように各ソフトウエアを識別するための識別コードであるソフトコード、そのソフトウエアの名称、そのソフトウエアのレンタル料金として、1月貸し出した場合の料金、3月貸し出した場合の料金、半年貸し出した場合の料金、月単位の超過料金及び買い取り料金が関連付けられて記憶されている。
次に本実施例における、動作説明を行う。
第3図は、本実施例におけるレンタル処理において配信センタ1とユーザの端末装置2の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。尚以下の説明中の(1)〜(9)の数字は同図中の数字と対応する。
同図において、まずユーザは端末装置2をネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1にアクセスし、会員IDやパスワードを通知してログインする((1))。配信センタ1では、通知された情報を元にユーザの個人認証を行い、このユーザが会員として認証されればサービスを開始し、ユーザの端末装置2のネットワークアドレスを格納すると共に配信センタ1の使用許可をユーザの端末装置2に通知する((2))。
ユーザの端末装置2では、初期手続きとして、画面上に表示される選択画面上から希望のソフトウエアや貸し出し/買い取り、レンタル期間等の条件を順次選択してゆき、これらを配信センタ1に通知する((3))。配信センタ1では、これらの情報を元に買い取り/レンタル費用を算出し、買い取り/レンタル費用や期間を超過した時の超過費用や買い取り条件等の情報をユーザの端末装置2に提示して、ユーザに条件の確認を促す((4))。
ユーザは、条件を確認すると配信センタ1に確認の応答を行い((5))、これを受けると配信センタ1は、ユーザの端末装置2の環境チェックの為の環境情報取得プログラムを端末装置2にダウンロードする((6))。
この環境情報取得プログラムは、端末装置2の、インストールされている各種プログラムやファイル、ディレクトリ構成等の情報、プログラムをインストールする補助記憶装置の空き容量等ハードウエア環境に基づく情報等をチェックして配信センタ1に通知する((7))。
配信センタ1ではこの情報を元に、ユーザの端末装置2の環境チェックを行い、チェックの結果要求されたソフトウエアがインストールが可能ならば、インストールプログラムのダウンロード及び起動を行い、ソフトウエアのダウンロード処理及びインストール処理を行う((8a))。また、ユーザの端末装置2がそのままの状態でソフトウエアをインストールが出来る環境で無いならば、その旨をメッセージとしてユーザの端末装置2に通知する((8b))。
ユーザの端末装置2では、ソフトウエアのインストールが完了すると、インストールプログラムはインストール処理が完了したことを配信センタ1に通知し、配信センタ1ではこの通知を受けて、レンタルデータベース12の貸し出し情報を更新すると共に課金処理を実行する((9))。
このような処理により、ユーザの端末装置2には、レンタル希望したソフトウエアがネットワーク3を介して配信されて、インストールされ、また配信センタ1では、ユーザの端末装置2からソフトウエアのインストール処理の完了通知によって貸し出し情報が記録される。
次にレンタルしたソフトウエアの返却処理について説明する。
ユーザは、レンタル契約したソフトウエアを、使用契約期間内に返却しなければならない。この返却処理では、ソフトウエアがインストールされているユーザの端末装置2をネットワーク3を介して配信センタ1に接続し、インストールされているソフトウエアをアンインストールすると共に配信センタ1にレンタルしていたソフトウエアの返却を通知する。これにより、配信センタ1では、ソフトウエアを貸し出していた期間を確定し、この期間に基いてレンタル料金を課金する。
第4図は、本実施例における貸し出ししたソフトウエアの返却処理において配信センタ1とユーザの端末装置2の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。尚以下の説明中の(1)〜(9)の数字は同図中の数字と対応する。
同図において、ソフトウエアを返却するユーザはまず端末装置2をネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1にアクセスし、会員IDやパスワードを通知してログインする((1))。配信センタ1では、通知された情報を元にユーザの個人認証を行い、このユーザが会員として認証されればサービスを開始し、ユーザの端末装置2のネットワーク3でのネットワークアドレスを格納すると共に配信センタ1の使用許可をユーザの端末装置2に通知する((2))。
次に配信センタ1は、会員IDによってレンタルデータベース12を検索し、ユーザがレンタル中の全ソフトウエアの一覧をユーザの端末装置2に対して表示する((3))。
ユーザは、表示された一覧の中から返却するソフトウエアを選択して、配信センタ1に通知する((4))。これに対し、配信センタ1は、確認の為の通知を行い((5))、ユーザの端末装置2から確認が得られると((6))、返却処理を行うソフトウエアのアンインストールプログラムをユーザの端末装置2にダウンロードすると共にこれを実行して、アンインストール処理を行う((7))。
ユーザの端末装置2内のアンインストールプログラムから、アンインストールの失敗(NG)の通知があると、配信センタ1は、必要に応じてアンインストールプログラムの再インストール、アンインストールプログラムの再実行を行う。
ソフトウエアのアンインストールが完了し、ユーザの端末装置2からアンインストールの成功(OK)の通知があると、料金の精算処理及びレンタルデータベース12の貸し出し情報を更新し、処理完了メッセージをユーザの端末装置2に出力する((9))。
これにより、ユーザは返却するソフトウエアのアンインストール処理を、自動的に行うことが出来る。また配信センタ1では、ユーザによる返却処理の実行によって、レンタル料金を精算することが出来る。
次に本実施例におけるシステムで行われる処理の詳細を処理手順に従って順番に説明する。
まず、本システムでは、ソフトウエアの配信サービスの享受を希望するユーザに対し会員登録を行う。そして登録した会員に対して、ソフトウエアの販売や貸し出し等のソフトウエアの配信サービスを行う。
第5図は、本実施例におけるユーザの会員登録時にユーザの端末装置2において行われる処理及び会員に対してソフトウエアをレンタルするレンタル処理の際にユーザの端末装置2において行われる処理を示すフローチャートである。
まず、会員登録時の処理を説明する。
ソフトウエアの配信サービスの享受を希望するユーザは、ネットワーク3を介して、端末装置2を配信センタ1の会員登録サイトに接続する。
そして、ユーザの端末装置2の画面上に表示される配信センタ1からの指示に従い、ステップS1としてユーザに個人情報を入力させてこれを配信センタ1に送信し、ステップS2として料金支払いのための支払い口座の口座番号を入力させて配信センタ1に口座の認証を行わせ、ステップS3としてユーザにパスワードを入力させてこれを配信センタ1に登録させ、ステップS4として会員IDを発行してもらい、これを表示してユーザに通知する。そしてこの個人情報、口座番号、パスワード及び会員IDは、会員登録部15が配信センタ1内の会員データベース11に第2図(a)に示したようなレコードとして登録する。
会員となったユーザは、次に配信センタ1のソフトウエアの配信サービスのサイトに接続する。ユーザの端末装置2からのソフトウエアの配信要求に対して配信センタ1ではレンタル処理部16を起動して、ソフトウエアの選択指示やインストール処理を行う。
ユーザの端末装置2のログイン(ステップS11)に対し、レンタル処理部16が起動され、配信センタ1は、ユーザの端末装置2から送信してきた会員ID及びパスワードから会員データベース11を参照し、照会処理を行う。
この結果、会員IDとパスワードが会員データベース11に登録されているものと一致し、会員として認証されれば、レンタル処理部16はユーザの端末装置2に対して、レンタル/買い取りの選択、ソフトウエアの種類等の条件の入力をユーザに対して要求するよう指示し、ユーザがこれらの条件を入力してゆくと、入力条件に対応するレンタル可能なソフトウエアのデータが配信センタ1からユーザの端末装置2に通知され、ユーザの端末装置2ではこれを画面上に一覧表示する。
ユーザは、このソフトウエアの一覧から希望のソフトウエアを選択し(ステップS13)、レンタルする期間を入力する(ステップS14)。
これらの情報がユーザの端末装置2から配信センタ1に送信されると、配信センタ1のレンタル処理部16は、ユーザの端末装置2に環境情報取得プログラムをインストールし、起動させる。
この環境情報取得プログラムは、端末装置2にインストールされている各種プログラムやファイル、端末装置2のディレクトリ構成等の情報、プログラムをインストールする補助記憶装置の空き容量等ハードウエア環境に基づく情報等を調べて配信センタ1に通知し、レンタル処理部16はこの情報を元に、ユーザの端末装置2の環境チェックを行い、ステップS15で選択されたソフトウエアのインストールが可能かどうかをチェックする。そしてチェックの結果、必要なソフトウエアが全てインストールされていない、必要なハードウエア環境が揃っていない等、ユーザの端末装置2がそのソフトウエアをインストールする条件を満たした環境に無い場合(ステップS15、NG)、ステップS16としてインストールできない理由を通知するメッセージを表示した後、ステップS12に処理を戻す。
ステップS15において、ユーザの端末装置2が、ソフトウエアをインストール出来る環境を満たしてれば(ステップS15、OK)、ステップS17としてインストール処理を行ってよいかユーザに確認を行う。この時、ユーザがソフトウエアのインストールを取り消した場合(ステップS17、NO)、ステップS12に処理を戻す。
ステップS17でユーザがソフトウエアのインストールを許可した場合(ステップS17、YES)、ステップS18としてステップS12で選択されたソフトウエアのインストールプログラムが配信センタ1からユーザの端末装置2にダウンロードされ、ステップS19としてこのインストールプログラムが実行されソフトウエアにインストール処理が行われる。
このインストール処理が完了すると、ユーザの端末装置2内のインストールプログラムは、課金処理として配信センタ1に対してインストール処理の完了を通知し(ステップS20)、配信センタ1内ではこの通知を受けて、レンタルデータベース12に、ソフトウエアをレンタルした会員を識別する会員ID等の会員情報、レンタル開始日や契約使用期間等のレンタル期間を示す期間情報、ソフトウエア名等のレンタルされたソフトウエアを識別するソフト情報、支払い金額等の課金情報を貸し出し情報として登録し、処理を終了する。
第6図は、ユーザがソフトウエアを選択する際にユーザの端末装置2の画面上に表示される表示画面例を示す図である。
同図は、第5図に示したソフトウエアレンタル処理のうち、ユーザがレンタルするソフトウエアを選択する際の表示画面及び貸し出し期間を設定する表示画面の例である。
同図(a)、(b)、(c)は、ソフトウエアを選択する際に表示される選択画面で、多くのソフトウエアの中からユーザが希望のソフトウエアを容易に選択出来るように階層化された選択画面構成を持つ。
ユーザの端末装置2にまず表示される図(a)の画面上の大まかなカテゴリから1つを選択すると、次に同図(b)の画面に示されたより細かな分類のカテゴリを示す画面が表示され、この中から1つを選択すると、同図(c)の画面に示すような具体的なソフトウエア名を表示した画面が表示され、ユーザは最終的にこの画面上からレンタルするソフトウエアを選択する。尚第6図では、ユーザは、同図(a)の表示画面上では「(1)OA関連」を選択し、同図(b)の表示画面上では「(1)表示画面」を選択し、同図(c)の表示画面上では「(1)AP001」を選択したものとする。
第6図(a)、(b)、(c)のような表示選択画面上からユーザが目的のソフトウエアを選択すると、配信センタ1では、商品データベース13を検索して選択されたソフトウエアのレンタル料金を調べ、ユーザの端末装置2に同図(d)のようなレンタル期間設定画面を表示する。このレンタル期間設定画面では、同図(c)で選択されたソフトウエアがレンタル使用可能な期間とそのレンタル料金、契約使用期間を越えた場合に課金される延長料金及びそのソフトウエアを買い取った場合の買い取り料金が表示され、ユーザは希望するレンタル期間を選択する。この貸し出しを希望するソフトウエアとその使用期間の選択結果は、ユーザの端末装置2から配信センタ1に通知され、レンタルデータベース12にレンタル記録として記録、管理される。
第7図は、第5図のステップS15の環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がインストール出来る環境を満たしていると判断された場合にユーザの端末装置2上に表示される表示画面の例を示す図である。
第7図の表示画面71は、インストール処理の実行の確認画面で、この画面71では、端末装置2がユーザが指定したソフトウエアがインストール可能であることを通知すると共に、ユーザにインストール処理を実行するかどうかの確認を行う。ユーザが、この画面上で「はい」ボタン711を選択すると、次の表示画面72が表示され、「いいえ」ボタン712を選択するとインストール処理の実行がキャンセルされる。
表示画面72は、インストールするソフトウエアの確認画面で、第7図中に示されるようにインストールされるソフトウエアの名称が表示され、ユーザにダウンロードを行ってよいかどうかの確認を促す。この画面上で「はい」ボタン721を選択すると、ソフトウエアのダウンロード、及びインストールが行われ、端末装置2にはその処理経過を示す表示画面73が表示される。また表示画面72上で「いいえ」ボタン722が選択されるとソフトウエアのインストールがキャンセルされる。
表示画面72で「はい」ボタン721が選択され、ソフトウエアのインストールが行われる際に表示される表示画面73は、ソフトウエアのダウンロードやインストールの処理の経過、インストール終了後にユーザが行う処理の案内やレンタル期間の通知等が表示されて、これらの情報をユーザに通知する。
第8図は、第5図のステップS15の環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がインストール出来る環境を満たしていないと判断された場合にユーザの端末装置2上に表示される表示画面の例を示す図である。
第8図の表示画面81は、環境チェックの結果、ユーザの端末装置2がユーザが指定したソフトウエアをインストール出来る環境にない場合にその理由を通知する画面例で、同図の場合ユーザの端末装置2にユーザ指定されたソフトウエアをインストールするのに必要な複数のソフトウエアがインストールされていない旨を通知すると共に、必要なソフトウエアのインストールを促す画面例で、インストールできない理由と、不足しているソフトウエアについての情報(ソフトウエア名、ソフトコード、レンタル費用及び買い取り額)811、812が表示されている。
この不足しているソフトウエアについての情報811及び812にはリンクが張られてあり、ユーザが、この表示画面81上から不足しているソフトウエアについての情報(リンク)811若しくは812を選択すると、対応するソフトウエアのインストール処理に移り、デフォルトのレンタル期間を表示した第7図(d)に例示したようなレンタル期間設定画面がユーザの端末装置2に表示され、ユーザが表示画面上から希望するレンタル期間を選択すると、ユーザの端末装置2に対して環境チェック及びインストール処理が実行される。そしてこのインストール処理が完了すると、他に不足しているソフトウエアが存在する場合、表示画面82のような表示がユーザの端末装置2に対してなされ、不足しているソフトウエアのインストールをユーザに促す。第8図の表示画面82は、表示画面81でユーザがリンク811を選択して、ソフト1をインストールした後にユーザの端末装置2上に表示される画面例で、続いてソフト2のインストールをユーザに促している。
尚表示画面81若しくは82上からユーザが「キャンセル」ボタン813を選択すると、ソフトウエアのインストール処理が取り消されて、ユーザの端末装置2が配信センタ1にログインした時に表示される初期画面がユーザの端末装置2に表示され、ユーザはこの画面上から再度レンタル/買い取りの選択、ソフトウエアの種類等の条件の入力を行うか、ログオフして処理を終了する。
このソフトウエアのレンタル処理によって、ユーザ側ではレンタル希望したソフトウエアを自動的にインストールすることが出来る。また、この時インストール可能かどうかを自動的にチェックして、インストール可能な環境に無い場合には、必要なソフトウエアをインストールする等環境を整えてから再度インストールすることができる。また配信センタ1では、ユーザの端末装置2からソフトウエアのインストールの完了通知をレンタルの開始として、レンタル期限の管理を行うことが出来る。
次にレンタルしたソフトウエアの返却処理について説明する。
ユーザは、レンタルしたソフトウエアを契約使用期間内に返却しなければならない。そして返却しない限り、例え使用していなくてもその期間はソフトウエアをレンタルし続けているものとして、レンタル料金が課金されてしまう。
この返却処理は、レンタルしたソフトウエアがインストールされている端末装置2をネットワーク3を介して、配信センタ1の返却サイトに接続して行う。
第9図は、この返却処理においてユーザの端末装置2によって行われる処理を示すフローチャートである。
同図において、まずユーザの端末装置2では、ネットワーク3に接続し、ネットワーク3を介して配信センタ1のソフトウエアの返却サイトにアクセスする。そしてこの返却サイトにおいて、ステップS31としてログイン処理を行い、ユーザが入力した会員番号及びパスワードを会員データベース11に照会してもらう。
この結果、会員として認証されれば、配信センタ1からレンタルデータベース12を参照した結果に基いた、現在レンタルされているソフトウエアを示すデータが通知され、これに基いてステップS32としてユーザの端末装置2は、現在レンタルしているソフトウエアの一覧を画面上に表示する。
この画面上からユーザが、返却(アンインストール)するソフトウエアを1乃至複数選択入力し(ステップS33)、最後に実行確認の為の「OK」を選択入力すると(ステップS34、OK)、ステップS35としてアンインストールプログラムが配信センタ1からユーザの端末装置2にインストールされ、実行される。
このアンインストールプログラムによって、返却対象のソフトウエアがアンインストールされ、無事にアンインストールされたことが配信センタ1に通知されると、配信センタ1ではこの通知を受けてレンタルデータベース12が更新されてレンタル料金が確定する。
第10図は、第9図のステップS35のアンインストール処理の結果に基いてユーザの端末装置2上に表示される表示画面例を示す図である。
同図(a)は、アンインストール処理が正常に完了した場合の表示画面例で、アンインストールが正常に完了した旨、かかった料金の明細及び料金の引き落とし日が表示されてユーザに通知されている。同図の画面表示例からは、最初のインストール処理時に行った6ヶ月のレンタル契約の時の初期契約料金として1200円、その後2回の1ヶ月のレンタル期間延長で200円ずつ料金が課金されており、最後の1月の延長料金200円のみが未払いで‘02年8月10に口座から引き落とされることが判る。この表示画面からユーザは、レンタルしていたソフトウエアの返却処理が終了したこと、及び課金される料金及びその引き落とし日を認識できる。
第10図(b)は、アンインストール処理が正常に完了しなかった場合の表示画面例で、ユーザにアンインストールに失敗した旨を通知して、再度アンインストール処理を実行するよう促している。この画面上から、ユーザが再実行ボタン101を選択すると、再度アンインストール処理が実行される。
第11図は、返却処理において配信センタ1によって行われる処理を示すフローチャートである。
同図の処理は、ユーザの端末装置2が配信センタ1にログインすると、返却処理部17によって実行される。
返却処理部17は、ユーザの端末装置2がログインしてくると、まずステップS41としてその端末装置2のネットワーク3でのネットワークアドレスやユーザID等の会員情報を端末装置2から取得する。そしてこの会員情報を用いてレンタルデータベース12を参照し、現在この会員がレンタルしているソフトウエアの一覧情報をユーザの端末装置2に通知する。
次に返却処理部17は、ステップS42としてユーザの端末装置2の表示画面上でユーザが選択した返却処理の対象となるソフトウエアをユーザの端末装置2から取得し、続いてステップS43としてユーザが確認画面上から選択したソフトウエアのアンインストールの実行を承認すると(ステップS43、YES)、ステップS44として配信センタ1はユーザの端末装置2のシステムにログインする。尚ステップS43において、ユーザがアンインストールの実行を承認しなければ(ステップS43、NO)、処理を終了する。
ステップS44でユーザの端末装置2にログインした配信センタ1は、ステップS45としてユーザが選択したソフトウエアのアンインストールプログラムを、商品データベース11を参照してソフトウエア群13から探して、ユーザの端末装置2にダウンロードし、ステップS46としてこのダウンロードしたアンインストールプログラムを実行する。
アンインストールプログラムが、ユーザの端末装置2からソフトウエアをアンインストールし、アンインストールプログラムからアンインストールの完了通知を受けると、返却処理部17は、ステップS47としてユーザの端末装置2内のアンインストールプログラムを削除し、ステップS48として、ユーザの端末装置2のシステムからログオフする。
そして、返却処理部17はステップS49としてレンタル料金として課金する料金の確定等の精算処理を行い、これをユーザの端末装置2に通知すると共に、ステップS50としてレンタルデータベース12の対応するレコードの返却フラグ又は/及び買い取りフラグに1を立てて更新する。
このソフトウエアの返却処理によって、ユーザの端末装置2では、返却するソフトウエアのアンインストールを自動的に行うことが出来る。また配信センタ1では、返却されるソフトウエアを確実にアンインストールすることが出来、またアンインストールプログラムからの処理完了通知をレンタルの返却と認識することによってレンタル期限の管理を行うことが出来る。
第12図は、配信センタ1の月次処理部18が特定期間毎に行う月次処理を示すフローチャートである。
この月次処理では、レンタル期間を過ぎた貸し出しに対して、超過課金を行う。尚本実施例では、レンタル期間を1月単位で設定している為、この月次処理を1月毎に行う構成となっているが、この月次処理を行う動作タイミングはレンタル期間や延長期間の設定の仕方や設定単位等の構成により適宜な期間や間隔を選択することが出来る。
配信センタ1では、特定期間毎や特定日毎に月次処理部18が起動される。月次処理部18は、ステップS61としてレンタルデータベース12内のレコードを参照する。そして参照したレコードに記録されているレンタル期限が既に過ぎているかどうか判断し、過ぎていなければ(ステップS62、YES)、レンタルデータベース12内に未参照のレコードがあるかどうか調べ、未参照の次のレコードがあれば(ステップS63、有)、ステップS61の処理に戻ってレンタルデータベース12から次のレコードを参照する。
ステップS61で参照したレコードがレンタル期限が既に過ぎているものであれば(ステップS62、NO)、超課金処理として、レンタルデータベース12及び商品データベース13を参照してこの貸し出しに対するこれまでの課金額及び超過料金を求め、この貸し出しに対してこれまで課金された課金額に新たに延滞した分の料金を加える(ステップS65)。そしてステップS65で求めた累積支払い金額がレンタルされているソフトウエアの買い取り金額以上であったなら(ステップS66、YES)、ステップS67としてその貸し出しでレンタルされているソフトウエアをレンタルから買い取りに変更してライセンスを発給すると共に、その旨をユーザの端末装置2に通知し、ステップS68としてレンタルデータベース12の対応するレコードの買い取りフラグ及び返却フラグを立て、ステップS63に処理を移す。またステップS66で累積支払額が買い取り額以上となっていなければ(ステップS66、NO)、単純に新たに延滞した分の料金を課金して、ステップS63の処理を移す。
ステップS63において、レンタルデータベース12の全てのレコードを参照し終わったと判断したならば(ステップS63、無)、ステップS64として処理完了メッセージをユーザの端末装置2に出力する等の終了処理を行った後、処理を終了する。
この月次処理によって、期限を過ぎたソフトウエアの貸し出しを、見つけ出し、追加の課金を行うことが出来る。
また特定の期間以上、レンタルしている貸し出しに対しては、そのソフトウエアを買取とすることにより、それ以上は課金しないようにするサービスを自動的に実現することが出来る。
尚上記実施例では、ユーザに配信するコンテンツとして、ソフトウエアを例としているが、本発明で扱うコンテンツはソフトウエアに限らず、映画等の動画像、絵画や写真等の静止画像、音楽等でも良い。この場合には、各コンテンツのデータにこれら専用の再生プログラムを付属させて配信し、返却時にはユーザの端末装置2にインストールされている再生プログラムをアンインストールすることとなる。またコンテンツとしては、ネットワーク3の情報サイトのアクセス権でも良い。
また本実施例では、誤ったアンインストールを実行されないよう返却処理時にアンインストールプログラムをユーザの端末装置2にダウンロードする構成としたが、アンインストールプログラムをソフトウエアのダウンロード時に共にユーザの端末装置2にダウンロードし、このアンインストールプログラムの起動をネットワーク3を介して配信センタ1によって行う構成としても良い。
更に本実施例で配信するコンテンツは、インストール後はオフラインで実行可能なものを前提として説明したが、このコンテンツを起動時に配信センタ1にアクセスしてから実行する構成とすることも出来る。この場合には、コンテンツの使用料金を、上記実施例のようにインストールしていた期間で課金するのではなく、使用回数によって課金する構成とすることも出来る。またこの構成の場合にはコンテンツを起動して配信センタ1と接続した際に、契約期間終了までの残り日数の通知や、追加料金やコンテンツの買い取りの通知を行う構成とすることも出来る。
また本実施例では、レンタル料金の課金は口座からの引き落としによって行っていたが、本発明では他の方法、例えばE−コマース等によって実現することも出来る。
第13図は、配信センタ1を構成するサーバ装置やユーザの端末装置2の情報処理システム環境図である。
この情報処理システムは、第13図の様にCPU131、各プログラムのワークエリアとなる主記憶装置132、各プログラムやデータベースが記録されるハードディスク等の補助記憶装置133、ディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)134、モデム等のネットワーク接続装置135及びディスク、磁気テープなどの可搬記録媒体から記憶内容を読み出す媒体読取り装置136を有し、これらが互いにバス138により接続される構成を備えている。
第13図の情報処理システムでは、媒体読取り装置136により磁気テープ、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO等の記録媒体137に記憶されているプログラム、データを読み出し、これを主記憶装置132または補助記憶装置133にダウンロードする。そして本実施例による各処理は、CPU131がこのプログラムやデータを実行することにより、ソフトウエア的に実現させることが出来る。
また、第13図の情報処理システムでは、フロッピーディスク等の記録媒体1147を用いてアプリケーションソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明は、レンタルプログラム管理システムやレンタル管理方法に限らず、コンピュータにより使用されたときに、上述した本発明の実施例の機能をコンピュータに行わせるためのコンピュータ読み出し可能な記録媒体137として構成することもできる。
この場合、「記録媒体」には、例えば第14図に示されるように、CD−ROM、フロッピーディスク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク等であってもよい)等の媒体駆動装置147に脱着可能な可搬記録媒体146や、ネットワーク回線143経由で送信される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベース等)142、あるいは情報処理装置141の本体144内のメモリ(RAM又はハードディスク等)145等が含まれる。可搬型記録媒体146や記憶手段(データベース等)142に記憶されているプログラムは、本体144内のメモリ(RAM又はハードディスク等)145にロードされて、実行される。
産業上の利用可能性
本発明に拠れば、ネットワークを介してコンテンツをレンタルとしてユーザに提供することが出来るので買取や他の販売経路を用いた場合に比して、安価にコンテンツを提供することが出来る。
またコンテンツを提供する側は、コンテンツの返却時にアンインストール処理が完了した時に通知されるので、確実に削除されたことを認識することが出来る。
更にコンテンツを提供する側は、コンテンツのインストール時と返却時の通知によって、レンタルしていた期間の管理を行うことが出来る。
またコンテンツを提供される側は、ネットワークを介して容易にコンテンツを手に入れることが出来る。
更にコンテンツを提供される側は、従来より安価にコンテンツを入手することが出来る。
またコンテンツを提供される側は、コンテンツのインストール/アンインストール処理を自動で行うことが出来るので、初心者であっても容易に行うことが出来る。
更にコンテンツを提供される側は、結果的に長期に渡ってコンテンツをレンタルした場合においても、レンタル料金が一定値以上にはならないので、安心してサービスを教授することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本実施例におけるシステムの構成を示す図である。
第2図は、配信センタが備える各データベースのデータ構成例を示す図である。
第3図は、本実施例におけるレンタル処理において配信センタとユーザの端末装置の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。
第4図は、本実施例におけるレンタルしたソフトウエアの返却処理において配信センタとユーザの端末装置の間で行われる情報のやり取りの概要を示すシーケンス図である。
第5図は、本実施例におけるユーザの会員登録時にユーザの端末装置において行われる処理及び会員に対してソフトウエアをレンタルする際に配信センタにおいて行われる処理を示すフローチャートである。
第6図は、ユーザがソフトウエアを選択する際にユーザの端末装置の画面上に表示される表示画面例を示す図である。
第7図は、ユーザの端末装置がソフトウエアをインストール出来る環境を満たしていると判断された場合にユーザの端末装置上に表示される表示画面の例を示す図である。
第8図は、ユーザの端末装置がソフトウエアをインストール出来る環境を満たしていないと判断された場合にユーザの端末装置上に表示される表示画面の例を示す図である。
第9図は、ソフトウエアの返却処理においてユーザの端末装置によって行われる処理を示すフローチャートである。
第10図は、アンインストール処理の結果に基いてユーザの端末装置上に表示される表示画面例を示す図である。
第11図は、返却処理において配信センタによって行われる処理を示すフローチャートである。
第12図は、配信センタで特定期間毎に行われる月次処理を示すフローチャートである。
第13図は、配信センタを構成するサーバ装置やユーザの端末装置のシステムの環境図である。
第14図は、記憶媒体の例を示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うインストール手段と、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うアンインストール手段と、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項2】 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とする課金処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のサーバ装置。
【請求項5】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールするインストール手段と、
前記インストール手段がインストールしたコンテンツのレンタルしている期間を管理するレンタル情報管理手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項6】 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段を更に備え、前記レンタル情報管理手段は、前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段と、
前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項8】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知する手段と、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する手段と
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項9】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続する手段と、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項10】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行い、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行い、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項11】 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とすることを特徴とする請求項10に記載のレンタル管理方法。
【請求項12】 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項10又は11に記載のレンタル管理方法。
【請求項13】 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1つに記載のレンタル管理方法。
【請求項14】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールし、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項15】 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、当該アンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項14に記載のレンタル管理方法。
【請求項16】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項17】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知し、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。
【請求項18】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続し、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する、
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。
【請求項19】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項20】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項21】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項22】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
【請求項23】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
【請求項24】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記ことをサーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
【請求項1】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うインストール手段と、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うアンインストール手段と、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項2】 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とする課金処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
【請求項4】 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のサーバ装置。
【請求項5】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールするインストール手段と、
前記インストール手段がインストールしたコンテンツのレンタルしている期間を管理するレンタル情報管理手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項6】 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段を更に備え、前記レンタル情報管理手段は、前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段と、
前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項8】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知する手段と、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する手段と
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項9】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続する手段と、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項10】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行い、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行い、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項11】 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とすることを特徴とする請求項10に記載のレンタル管理方法。
【請求項12】 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項10又は11に記載のレンタル管理方法。
【請求項13】 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1つに記載のレンタル管理方法。
【請求項14】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールし、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項15】 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、当該アンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項14に記載のレンタル管理方法。
【請求項16】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。
【請求項17】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知し、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。
【請求項18】 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続し、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する、
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。
【請求項19】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項20】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項21】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。
【請求項22】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
【請求項23】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
【請求項24】 ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記ことをサーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記サーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。
Claims (27)
- ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うインストール手段と、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うアンインストール手段と、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とする課金処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
- 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
- 前記インストール手段は、前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のサーバ装置。
- ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールするインストール手段と、
前記インストール手段がインストールしたコンテンツのレンタルしている期間を管理するレンタル情報管理手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段を更に備え、前記レンタル情報管理手段は、前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
- ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してコンテンツを配信する情報処理システムにおいて行われるコンテンツレンタルシステムのサーバ装置であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするアンインストール手段と、
前記アンインストール手段がアンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するレンタル情報管理手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知する手段と、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する手段と
を備えることを特徴とする端末装置。 - 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続する手段と、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行い、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行い、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。 - 前記貸し出し期間に基いて料金を決定し、該貸し出し期間に基いた料金が特定値以上のとき、前記料金を前記特定値とすることを特徴とする請求項10に記載のレンタル管理方法。
- 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にあるとき前記インストールを行うことを特徴とする請求項10又は11に記載のレンタル管理方法。
- 前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツが該端末装置にインストール可能な環境にあるかどうかを調べ、インストール可能な環境にないとき、該端末装置のユーザに必要なプログラムのインストールを促すことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1つに記載のレンタル管理方法。
- ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールし、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理することを特徴とするレンタル管理方法。 - 前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、当該アンインストールしたとき、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とする請求項14に記載のレンタル管理方法。
- ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムにおいて行われるソフトウエアのレンタル管理方法であって、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定することを特徴とするレンタル管理方法。 - 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記コンテンツの配信要求を前記配信センタに通知し、
前記配信要求したコンテンツのインストールが完了した時、完了通知を前記配信センタに通知する
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。 - 通信ネットワークを介して配信センタからコンテンツを配信される端末装置で行われるレンタルソフト管理方法であって
前記通信ネットワークを介して前記配信センタと接続し、
インストールされているコンテンツのアンインストールが完了した時、前記配信センタに通知する、
を備えることを特徴とするレンタルソフト管理方法。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラム。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記ことをサーバ装置に行わせる為のプログラム。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行うステップと、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記コサーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行うステップと、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理するステップとを前記サーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記コサーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。 - ユーザの端末装置に通信ネットワークを介してソフトウエアを配信する情報処理システムのサーバ装置において使用されたとき
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールするステップと、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定するステップとを前記ことをサーバ装置に行わせる為のプログラムを記憶した前記コサーバ装置が読み出し可能な記憶媒体。 - 伝送媒体に具備され、制御ソフトウエアを表すコンピュータデータ信号であって、前記制御ソフトウエアに以下の処理を行わせる:
端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行い、
前記端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールを行い、
前記端末装置からの前記インストールの完了通知及び前記アンインストールの完了通知から前記コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定する。 - 伝送媒体に具備され、制御ソフトウエアを表すコンピュータデータ信号であって、前記制御ソフトウエアに以下の処理を行わせる:
端末装置からのレンタル要求に対して、レンタル要求されたコンテンツを該端末装置にインストールを行い、
前記インストールしたコンテンツのレンタルしている期間を記憶して管理する。 - 伝送媒体に具備され、制御ソフトウエアを表すコンピュータデータ信号であって、前記制御ソフトウエアに以下の処理を行わせる:
端末装置からのレンタルしたコンテンツの返却要求に対し、該端末装置から該コンテンツをアンインストールし、
前記アンインストールを行ったときに、該コンテンツを貸し出していた貸し出し期間を確定する。
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