JP2001330650A - 表示パネル基板およびその検査方法 - Google Patents

表示パネル基板およびその検査方法

Info

Publication number
JP2001330650A
JP2001330650A JP2000151419A JP2000151419A JP2001330650A JP 2001330650 A JP2001330650 A JP 2001330650A JP 2000151419 A JP2000151419 A JP 2000151419A JP 2000151419 A JP2000151419 A JP 2000151419A JP 2001330650 A JP2001330650 A JP 2001330650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
display panel
circuit
pixel electrodes
panel substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000151419A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Konda
信生 昆田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000151419A priority Critical patent/JP2001330650A/ja
Publication of JP2001330650A publication Critical patent/JP2001330650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検査箇所の数に対して検査用接続パッドの必要
数を低減する。 【解決手段】表示パネル基板は複数の画素電極と、これ
ら画素電極を駆動する駆動回路50と、この駆動回路5
0の検査を補助する検査補助回路とを備える。特に、検
査補助回路は複数の検査用接続パッドPDO、および各
検査用接続パッドPDOを駆動回路50内の互いに異な
る箇所に選択的に接続するスイッチ回路SWCを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば液晶表示パネ
ルの回路コンポーネントが形成される表示パネル基板、
およびその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、アクティブマトリクス型液晶
表示パネルが表示の美しさや、製品の信頼性の高さか
ら、ノートPCや携帯端末機器のモニタディスプレイと
して広く用いられるようになってきた。この液晶表示パ
ネルは一般に複数の画素電極がマトリクス状に配置され
るアレイ基板と、対向電極がこれら複数の画素電極に対
向して配置される対向基板と、これらアレイ基板および
対向基板間に保持される液晶層で構成される。アレイ基
板は複数の画素電極に加えて、これら画素電極の行に沿
って配置される複数の走査線、これら画素電極の列に沿
って配置される複数の信号線、およびこれら走査線およ
び信号線の交差位置近傍に配置される複数のスイッチン
グ素子を備える。各スイッチング素子は対応走査線を介
して駆動されたときに対応信号線の信号電圧を対応画素
電極に印加するように接続される。このスイッチング素
子の利用により、隣接画素間のクロストークを十分低減
して高コントラストの画像を得ることができる。
【0003】スイッチング素子は一般にアモルファスシ
リコンの半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタで構成さ
れる。最近では、製造技術の進歩により、アモルファス
シリコンよりも高いキャリア移動度を持つポリシリコン
の半導体薄膜を形成できるようになった。この薄膜形成
技術を利用すれば、画素電極用のスイッチング素子だけ
でなく例えば走査線および信号線の駆動回路をアレイ基
板に組み込むことができる。
【0004】ところで、液晶表示パネルが例えば走査線
数768本、信号線数1024×3(赤緑青用)本であ
るXGA用であるとすると、この液晶表示パネルは駆動
回路が従来のようにアレイ基板に組み込まれない場合に
少なくとも3840個の接続パッドを必要とする。これ
に対して、駆動回路がアレイ基板に組み込まれる場合、
必要な接続パッド数が200個程度に激減する。このメ
リットを生かせば、接続パッド全体のレイアウトを様々
な仕様の製品間で共通に利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近い将来、さ
らに高精細な製品が市場から要求された場合、現状の接
続パッド数では不足する状況に陥ってしまう可能性もあ
る。接続パッド全体のレイアウトがこのような状況で製
品毎に変更されると、モジュール組立工程および検査工
程を調整する必要が生じたり工程切替時間が生じたりす
る悪影響を受け易くなる。また、各接続パッドは比較的
大きな面積を占有するため、駆動回路用に残される領域
の面積を低下させ易く、設計上の制約となる。さらに、
接続パッド数が増大すると、接続パッド間隔が基板寸法
上の制限から狭くなって、静電気に対する回路耐圧を低
下させる原因となる。さらに実際の製造工程では、駆動
回路の検査がアレイ基板の製造後に行われる。この検査
は駆動回路内で発生される信号を外部で観測するための
検査用接続パッドを必要とするため、これがアレイ基板
上の接続パッド不足を深刻なものとしている。
【0006】本発明の目的は、上述のような技術的課題
に鑑み、検査箇所の数に対して検査用接続パッドの必要
数を低減できる表示パネル基板およびその検査方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
画素電極と、これら画素電極を駆動する駆動回路と、こ
の駆動回路の検査を補助する検査補助手段とを備え、検
査補助手段は複数の検査用接続パッド、および各検査用
接続パッドを駆動回路内の互いに異なる箇所に選択的に
接続するスイッチ回路を含むことを特徴とする表示パネ
ル基板が提供される。
【0008】さらに本発明によれば、複数の画素電極
と、これら画素電極を駆動する駆動回路と、駆動回路の
検査を補助する検査補助手段とを備え、検査補助手段は
複数の検査用接続パッド、および各検査用接続パッドを
駆動回路内の互いに異なる箇所に選択的に接続するスイ
ッチ回路を含む表示パネル基板の検査方法であって、各
検査用接続パッドが順次異なる箇所に接続されるようス
イッチ回路を制御し、異なる箇所の出力電圧をそれぞれ
観測することを特徴とする表示パネル基板の検査方法が
提供される。
【0009】これら表示バネル基板およびその検査方法
では、スイッチ回路が各検査用接続パッドを駆動回路内
の互いに異なる箇所に選択的に接続する。このため、単
一の検査用接続パッドがこれらの箇所から発生される複
数の出力信号を観測するために共通に利用できる。従っ
て、検査箇所の数に対する検査用接続パッドの必要数を
低減することができる。また、これにより検査用接続パ
ッド全体が占有する面積も低下するため、駆動回路の設
計においてサイズの制約を緩和できる。さらに一般的な
接続パッドにこれら検査用接続パッドを追加した状態
で、接続パッド間隔に余裕をもたせることができるた
め、静電気に対する回路耐圧を高めて静電破壊を防止で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
液晶表示パネルを、図面を参照して説明する。図1はこ
の液晶表示パネルの構成を概略的に示す。液晶表示パネ
ルは複数の画素電極ELがマトリクス状に配置されるア
レイ基板10と、これら複数の画素電極ELに対向して
配置される対向基板20と、これらアレイ基板10およ
び対向基板20間に挟持される液晶層30を備える。液
晶層30はアレイ基板10および対向基板20の間隙を
シール材で囲んだセルに液晶組成物を注入し封止するこ
とにより得られ、各画素電極ELと対向電極ET間の電
位差に応じた光透過率に設定される。
【0011】アレイ基板10は複数の画素電極ELに加
えて、これら画素電極ELの行に沿って配置される複数
の走査線Y、これら画素電極ELの列に沿って配置され
る複数の信号線X、これら走査線Yおよび信号線Xの交
差位置近傍に配置される複数のスイッチング素子W、お
よび各々複数の走査線Yを駆動する1対の走査線駆動回
路40、複数の信号線を駆動する信号線駆動回路50を
備える。各スイッチング素子Wは対応走査線Yを介して
駆動されたときに対応信号線Xの信号電圧を対応画素電
極ELに印加するように接続される。走査線駆動回路4
0および信号線駆動回路50はアレイ基板10の端部に
隣接して複数の画素電極ELの外側領域に配置される。
走査線駆動回路40および信号線駆動回路50はスイッ
チング素子Wと同様にポリシリコンの半導体薄膜を用い
た薄膜トランジスタをセグメントとして構成される。さ
らに、アレイ基板10は端部に沿って等間隔で並び走査
線駆動回路40および信号線駆動回路50に接続される
複数の接続パッドPDを備える。これら接続パッドPD
は例えば電源電圧、クロック信号CKV,CKH、走査
パルスSTV,STH、赤用映像信号R1〜R3、緑用
映像信号G1〜G3、青用映像信号B1〜B3等を入力
すると共に、アレイ基板10の製造後において検査用に
信号を入出力するために用いられる。アレイ基板10の
製造工程では、例えば図2に示すように複数のアレイ基
板10が1枚のガラス板に一体的に形成された大型の表
示パネル基板GLが得られる。これらアレイ基板10は
表示パネル基板GLを例えば図2に示す破線に沿って切
断することにより互いに分離され切出される。
【0012】図3は図1および図2に示すアレイ基板1
0の端部付近の回路を示す。このアレイ基板10では、
複数の画素電極ELが行方向において3グループに区分
され、信号線駆動回路50が各々対応グループの画素電
極ELを行方向において順次走査する第1から第3シフ
トレジスタSR、および各々対応シフトレジスタSRの
出力により所望の信号電圧をサンプリングし対応グルー
プの画素電極ELに供給するための第1から第3信号供
給部SOを含む。水平走査パルスSTHは水平走査パル
スSTH用の接続パッドPDから第1から第3シフトレ
ジスタSRに共通に供給される。水平クロック信号CK
Hは水平クロック信号CKHの接続パッドPDから第1
から第3シフトレジスタSRに共通に供給されると共
に、インバータRVを介して反転水平クロック信号CK
Bとして第1から第3シフトレジスタSRに共通に供給
される。各シフトレジスタSRは水平走査パルスSTH
を水平クロック信号CKHに同期してシフトするために
カスケード接続される複数のD型フリップフロップDF
から構成され、この水平走査パルスSTHのシフト出力
位置に基づいて対応グループの画素電極ELにサンプリ
ングされた信号電圧を供給する。各D型フリップフロッ
プDFは図4に示すようにクロックドインバータ51、
インバータ52、およびクロックドインバータ53によ
り構成される。クロックドインバータ51は入力端IN
からの入力信号を反転水平クロック信号CKBの立ち上
りに応答して反転する。インバータ52はクロックドイ
ンバータ51およびクロックドインバータ53の出力信
号の論理和を反転して出力端OUTに供給すると共にク
ロックドインバータ53に供給する。クロックドインバ
ータ53は入力信号を反転水平クロック信号CKHの立
ち上りに応答して反転する。すなわち、各シフトレジス
タSRの全D型フリップフロップDFは図5に示すよう
にクロック信号CKB,CKHのクロック周期で入力信
号をラッチして保持する。
【0013】第1信号供給部SOは第1グループの画素
電EL極用の信号線XおよびRGB映像信号R1,G
1,B1の配線間に接続され第1シフトレジスタSRの
フリップフロップDFの出力端からそれぞれ供給される
シフト出力に応答して導通する複数のアナログスイッチ
ング素子SWで構成される。すなわち、赤用映像信号R
1が3i+1(ここで、i=0,1,2,3…)番目の
信号線Xに供給され、緑用映像信号G1が3i+2(こ
こで、i=0,1,2,3…)番目の信号線Xに供給さ
れ、青用映像信号B1が3i+3(ここで、i=0,
1,2,3…)に供給される。
【0014】第2信号供給部SOは第2グループの画素
電EL極用の信号線XおよびRGB映像信号R2,G
2,B2の配線間に接続され第2シフトレジスタSRの
フリップフロップDF出力端からそれぞれ供給されるシ
フト出力に応答して導通する複数のアナログスイッチン
グ素子SWで構成される。具体的には、赤用映像信号R
2が3i+1(ここで、i=0,1,2,3…)番目の
信号線Xに供給され、緑用映像信号G2が3i+2(こ
こで、i=0,1,2,3…)番目の信号線Xに供給さ
れ、青用映像信号B2が3i+3(ここで、i=0,
1,2,3…)に供給される。第3信号供給部SOは第
3グループの画素電EL極用の信号線XおよびRGB映
像信号R3,G3,B3の配線間に接続され第3シフト
レジスタSRのフリップフロップDFの出力端からそれ
ぞれ供給されるシフト出力に応答して導通する複数のア
ナログスイッチング素子SWで構成される。具体的に
は、赤用映像信号R3が3i+1(ここで、i=0,
1,2,3…)番目の信号線Xに供給され、緑用映像信
号G3が3i+2(ここで、i=0,1,2,3…)番
目の信号線Xに供給され、青用映像信号B3が3i+3
(ここで、i=0,1,2,3…)に供給される。各ア
ナログスイッチング素子SWはポリシリコン薄膜トラン
ジスタで構成される。
【0015】ちなみに、走査線駆動回路40では、単一
のシフトレジスタが複数の画素電極ELを列方向におい
て順次走査する。このシフトレジスタは垂直走査信号S
TVを垂直クロック信号CKVに同期してシフトするた
めにカスケード接続される複数のD型フリップフロップ
から構成され、垂直走査パルスSTVのシフト位置に基
づいて複数の画素電極ELを順次走査する。
【0016】アレイ基板10はさらに駆動回路検査を補
助する検査補助手段を備える。この検査補助手段は複数
の接続パッドPDの一部で構成される制御用接続パッド
PDI、複数の検査用接続パッドPDO、および各検査
用接続パッドを例えば信号線駆動回路50内の互いに異
なる箇所に選択的に接続するスイッチ回路SWCを含
む。このスイッチ回路SWCは各々対応シフトレジスタ
SRの最終フリップフロップDFの出力端および対応検
査用接続パッドPDO間に接続される複数の第1スイッ
チング素子TW1、各々対応シフトレジスタSRの最終
フリップフロップDFを除く残りのフリップフロップD
Fの出力端および対応検査用パッドPDO間に接続され
る複数の第2スイッチング素子TW2、およびこれら第
1スイッチング素子および第2スイッチング素子TW
1,TW2の一方を選択して導通させる選択回路SEL
を含む。第1および第2スイッチング素子TW1,TW
2はポリシリコン薄膜トランジスタで構成される。選択
回路SELは制御用接続パッドPDIおよびグランド間
に接続される抵抗Rと、制御用接続パッドPDIおよび
各第1スイッチング素子TW1のゲート間に接続される
配線と、制御用接続パッドPDIおよび各第2スイッチ
ング素子TW2のゲート間に接続されるインバータIV
とにより構成される。
【0017】ここで、製造工程で上述の表示パネル基板
GLから切出されたアレイ基板10に含まれる駆動回路
の検査方法を説明する。この検査では、高速動作が要求
される信号線駆動回路50のシフトレジスタが主として
検査対象となる。アレイ基板10の電源投入後、まず第
1から第3シフトレジスタSRが水平走査パルスSTH
を最終フリップフロップDFにシフトできるか確認され
る。このため、高レベルの制御信号が外部検査装置から
制御用接続パッドPDIに供給される。選択回路SEL
はこのとき制御用接続パッドPDIに設定される電位状
態で全ての第1スイッチング素子TW1を導通させる。
続いて外部検査装置は水平走査パルスSTHおよび水平
クロック信号CKHを対応接続パッドPDに供給して第
1から第3シフトレジスタSRを動作させ、さらに水平
クロック信号CKHのクロック数をカウントする一方で
第1から第3シフトレジスタSRの最終フリップフロッ
プDFから第1スイッチング素子TW1をそれぞれ介し
て検査用接続パッドPDOに微分波形として出力される
出力電圧を観測する。これにより、シフトレジスタ動作
の正常または異常を確認する。
【0018】この後、第1から第3シフトレジスタSR
の各フリップフロップDFで規定以上の遅延が発生して
いないことが確認される。このため、低レベルの制御信
号が外部検査装置から制御用接続パッドPDIに供給さ
れる。選択回路SELはこのとき制御用接続パッドPD
Iに設定される電位状態で全ての第1スイッチング素子
TW1に代って全ての第2スイッチング素子TW2を導
通させる。続いて外部検査装置は水平走査パルスSTH
および水平クロック信号CKHを対応接続パッドPDに
供給して第1から第3シフトレジスタSRを動作させ、
さらに水平クロック信号CKHのクロック数をカウント
する一方で第1から第3シフトレジスタSRの各フリッ
プフロップDFから第2スイッチング素子TW1をそれ
ぞれ介して検査用接続パッドPDOに微分波形として出
力される出力電圧を観測する。これにより、残りフリッ
プフロップDFの正常または異常を確認する。尚、フリ
ップフロップDFおよびスイッチング素子TW1,TW
2間の検査用配線は通常のシフトレジスタ動作に影響を
与えないよう検査完了後にレーザトリミングされる。
【0019】上述の表示バネル基板GLでは、スイッチ
回路SWCが各検査用接続パッドPDOを信号駆動回路
50内の互いに異なる箇所に選択的に接続する。このた
め、各検査用接続パッドPDOがこれらの箇所から発生
される複数の出力信号を観測するために共通に利用でき
る。従って、検査箇所の数に対する検査用接続パッドP
DOの必要数を低減することができる。従来であれば、
第1から第3シフトレジスタSRの各々について2個の
検査用接続パッドを設け、合計で6個の接続パッドが駆
動回路検査に必要とされる。これに対して本実施形態の
場合、第1から第3シフトレジスタSRの各々について
1個の検査用接続パッドPDOを設けることから制御用
接続パッドPDIを含めても合計で4個の接続パッドし
か駆動回路検査に必要とされない。また、これにより検
査用接続パッドPDOおよび制御用接続パッドPDI全
体が占有する面積も低下するため、駆動回路50の設計
においてサイズの制約を緩和できる。さらに接続パッド
PDOおよびPDIを一般的な接続パッドPDの一部と
して追加した状態で、接続パッドPD間隔に余裕をもた
せることができるため、静電気に対する回路耐圧を高め
て静電破壊を防止できる。
【0020】尚、本発明は上述の実施形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能であ
る。例えば上述の実施形態のスイッチ回路は検査用接続
パッドPDOを信号線駆動回路50のシフトレジスタS
R内の互いに異なる箇所に選択的に接続するよう構成さ
れたが、検査用接続パッドPDOを別の互いに異なる箇
所に選択的に接続するよう構成されてもよい。また検査
用接続パッドPDOはシフトレジスタSR内の互いに異
なる箇所からの出力電圧を観測するためだけでなく、検
査用の信号を必要に応じて入力するためにも利用でき
る。
【0021】また、上述の実施例では、制御用接続パッ
ドPDIおよび検査用接続パッドPDOが他の接続パッ
ドと共にアレイ基板の端部に沿って並べられたが、制御
用接続パッドPDIおよび検査用接続パッドPDO全体
を他の接続パッドからせり出すように形成し、検査後に
他の接続パッドを残して接続パッドPDIおよびPDO
を全て取除くようアレイ基板の端部をさらに切り落して
もよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検査箇所
の数に対して検査用接続パッドの必要数を低減できる表
示パネル基板およびその検査方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示パネルの構
成を概略的に示す平面図である。
【図2】図1に示すような複数のアレイ基板が1枚のガ
ラス板に一体的に形成された表示パネル基板を示す平面
図である。
【図3】図1および図2に示すアレイ基板の端部付近の
回路図である。
【図4】図3に示すD型フリップフロップの構成を示す
回路図である。
【図5】図3に示すシフトレジスタの通常動作において
得られる出力電圧の波形を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10…アレイ基板 20…対向基板 30…液晶層 40…走査線駆動回路 50…信号線駆動回路 X…信号線 Y…走査線 EL…画素電極 PD…接続パッド SR…シフトレジスタ SWC…スイッチ回路 PDO…検査用接続パッド PDI…制御用接続パッド TW1…第1スイッチング素子 TW2…第2スイッチング素子 SEL…選択回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1368 G02F 1/136 500 2H093 Fターム(参考) 2G014 AA02 AB21 2G032 AB01 AK02 AK15 AL05 2G036 AA19 BA33 BB12 CA10 2H088 FA13 HA06 HA08 MA20 2H092 GA40 JA24 KA04 KA05 MA30 MA55 NA30 PA01 PA06 2H093 NA16 NC22 ND50 ND56 ND60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素電極と、これら画素電極を駆
    動する駆動回路と、前記駆動回路の検査を補助する検査
    補助手段とを備え、前記検査補助手段は複数の検査用接
    続パッド、および各検査用接続パッドを前記駆動回路内
    の互いに異なる箇所に選択的に接続するスイッチ回路を
    含むことを特徴とする表示パネル基板。
  2. 【請求項2】 前記検査補助手段は前記スイッチ回路を
    外部から制御するための制御用接続パッドをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル基板。
  3. 【請求項3】 前記複数の画素電極は複数グループに区
    分され、前記駆動回路は各々走査パルスをシフトするよ
    うカスケード接続される複数のフリップフロップから構
    成されこの走査パルスのシフト位置に基づいて対応グル
    ープの画素電極を順次走査する複数のシフトレジスタ、
    および各々対応シフトレジスタにより順次走査される対
    応グループの画素電極に信号電圧をそれぞれ供給する複
    数の信号供給部を含み、前記スイッチ回路は各々対応シ
    フトレジスタの最終フリップフロップの出力端および対
    応検査用接続パッド間に接続される複数の第1スイッチ
    ング素子、各々対応シフトレジスタの最終フリップフロ
    ップを除く残りのフリップフロップの出力端および前記
    対応検査用パッド間に接続される複数の第2スイッチン
    グ素子、およびこれら第1スイッチング素子および第2
    スイッチング素子の一方を選択して導通させる選択回路
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示パネル基
    板。
  4. 【請求項4】 前記検査補助手段は前記選択回路を外部
    から制御するための制御用接続パッドをさらに含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の表示パネル基板。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2スイッチング素子は
    ポリシリコン薄膜トランジスタで構成されることを特徴
    とする請求項3に記載の表示パネル基板。
  6. 【請求項6】 複数の画素電極と、これら画素電極を駆
    動する駆動回路と、前記駆動回路の検査を補助する検査
    補助手段とを備え、前記検査補助手段は複数の検査用接
    続パッド、および各検査用接続パッドを前記駆動回路内
    の互いに異なる箇所に選択的に接続するスイッチ回路を
    含む表示パネル基板の検査方法であって、各検査用接続
    パッドが順次前記異なる箇所に接続されるよう前記スイ
    ッチ回路を制御し、前記異なる箇所の出力電圧をそれぞ
    れ観測することを特徴とする表示パネル基板の検査方
    法。
JP2000151419A 2000-05-23 2000-05-23 表示パネル基板およびその検査方法 Pending JP2001330650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000151419A JP2001330650A (ja) 2000-05-23 2000-05-23 表示パネル基板およびその検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000151419A JP2001330650A (ja) 2000-05-23 2000-05-23 表示パネル基板およびその検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001330650A true JP2001330650A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18656981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000151419A Pending JP2001330650A (ja) 2000-05-23 2000-05-23 表示パネル基板およびその検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001330650A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227505A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
JP2007206440A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置用基板、電気光学装置および検査方法
WO2010143336A1 (ja) * 2009-06-09 2010-12-16 シャープ株式会社 電子装置
KR101146526B1 (ko) 2005-11-21 2012-05-25 엘지디스플레이 주식회사 라인 온 글래스형 액정표시장치의 데이터 구동부 및 이를포함하는 액정표시장치

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005227505A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
KR101146526B1 (ko) 2005-11-21 2012-05-25 엘지디스플레이 주식회사 라인 온 글래스형 액정표시장치의 데이터 구동부 및 이를포함하는 액정표시장치
JP2007206440A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Seiko Epson Corp 電気光学装置用基板、電気光学装置および検査方法
JP4561647B2 (ja) * 2006-02-02 2010-10-13 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置用基板、電気光学装置および検査方法
WO2010143336A1 (ja) * 2009-06-09 2010-12-16 シャープ株式会社 電子装置
CN102460680A (zh) * 2009-06-09 2012-05-16 夏普株式会社 电子装置
JP5350475B2 (ja) * 2009-06-09 2013-11-27 シャープ株式会社 電子装置
US9177521B2 (en) 2009-06-09 2015-11-03 Sharp Kabushiki Kaisha Electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4006304B2 (ja) 画像表示装置
US7508479B2 (en) Liquid crystal display
KR102004710B1 (ko) 표시 장치 및 이의 제조 방법
US6636194B2 (en) Electrooptic device and electronic equipment
US7425942B2 (en) Liquid crystal display apparatus and driving method thereof
WO2020215906A1 (zh) 阵列基板、其驱动方法及显示装置
KR100235590B1 (ko) 박막트랜지스터 액정표시장치의 구동방법
US7420534B2 (en) Display apparatus
US11662865B2 (en) Array substrate and driving method, display panel and touch display device
KR100384214B1 (ko) 평면표시장치, 표시제어장치 및 표시제어방법
JP2003043980A (ja) 表示装置の基板、アレイ基板、検査用回路、検査方法および液晶セルの製造方法
CN110687731A (zh) 一种显示面板、驱动方法以及显示装置
US20060103414A1 (en) Method of inspecting array substrate
JP4637868B2 (ja) 画像表示装置
JP2001330650A (ja) 表示パネル基板およびその検査方法
KR19980065362A (ko) 박막트랜지스터 액정표시장치의 구동방법.
JP3146959B2 (ja) 液晶表示装置及びそのシフトレジスタ回路
JP3779279B2 (ja) 画像表示装置
JPH0990411A (ja) アクティブマトリクス表示装置
KR100474056B1 (ko) 회로기판 및 평면표시장치
JPS5958479A (ja) アクテイブ・マトリツクス表示体用ic基板
JPH11149092A (ja) 液晶表示装置及びその検査方法
JP3520422B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
JP2023142982A (ja) 表示装置
JP2583374B2 (ja) 周辺回路内蔵液晶表示装置