JP2001330284A - 加湿・除湿機 - Google Patents

加湿・除湿機

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JP2001330284A
JP2001330284A JP2000147292A JP2000147292A JP2001330284A JP 2001330284 A JP2001330284 A JP 2001330284A JP 2000147292 A JP2000147292 A JP 2000147292A JP 2000147292 A JP2000147292 A JP 2000147292A JP 2001330284 A JP2001330284 A JP 2001330284A
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air
humidifier
blower
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dehumidifier
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Yasuhiro Shindo
泰宏 進藤
Takeshi Senoo
健 妹尾
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿のための水を補給したり、除湿した水を
捨てに行ったりする必要がなく、加湿と除湿が自在に選
択できる加湿・除湿機を提供する。 【解決手段】 本体筐体1の前面に吸込口2を備え、本
体筐体1の下部に吹出口3を備え、前記本体筐体1内に
送風機4、加熱手段5、吸・放湿材層6と制御手段7と
を備えて成る加湿・除湿機において、前記吸込口2と送
風機4を結ぶ空気通路8に前記加熱手段5と吸・放湿材
層6とを配置し、前記送風機4の吐出通路9に風路切替
え手段10を配置し、前記風路切替え手段10の上流の
前記吐出通路9の一部に、野外に連通する排気管11を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加湿・除湿機に係
わり、より詳細には、加湿のための水を補給したり、除
湿した水を捨てに行ったりする必要がなく、加湿と除湿
が自在に選択できる加湿・除湿機を提供するための構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加湿機は、特開平10−3321
79号公報に示されるように、給水タンクが加湿機本体
の上部に配置され、顧客は水が少なくなるたびに加湿の
ための水を補給しなければならなかった。また従来の除
湿機は、特開平10−220806号公報に示されるよ
うに、排水タンクが除湿機本体の下部に配置され、顧客
は除湿した水を満杯になる都度捨てに行かなければなら
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、加湿のための水を補給したり、除湿
した水を捨てに行ったりする必要がなく、加湿と除湿が
自在に選択できる加湿・除湿機を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、本体筐体の前面に吸込口を備え、本体筐
体の下部に吹出口を備え、前記本体筐体内に送風機、加
熱手段、吸・放湿材層と制御手段とを備えて成る加湿・
除湿機において、前記吸込口と送風機を結ぶ空気通路に
前記加熱手段と吸・放湿材層とを配置し、前記送風機の
吐出通路に風路切替え手段を配置し、前記風路切替え手
段の上流の前記吐出通路の一部に屋外に連通する排気管
を備えた構成となっている。
【0005】また、前記吸・放湿材層を、ハニカムボー
ドと、前記ハニカムボード中に封入される無機質多孔質
体とより形成した構成となっている。
【0006】また、前記吸・放湿材層を形成する無機質
多孔質体が、ゼオライトで形成した構成となっている。
【0007】また、前記吸・放湿材層を形成する無機質
多孔質体が、シリカゲルで形成した構成となっている。
【0008】また、前記加熱手段が、フィン付き管を外
皮に配置した電気ヒーターで形成した構成となってい
る。
【0009】また、前記風路切替え手段を、風向板と駆
動モータで形成した構成となっている。
【0010】また、前記送風機の吐出通路の前記排気管
との接続部分に、前記排気管の開口部を開け閉めする開
閉ダンパーを配置した構成となっている。
【0011】また、前記吸・放湿材層と送風機を結ぶ空
気通路に、前記吸・放湿材層通過後の空気の湿度を検知
する第一の湿度検知手段を配置した構成となっている。
【0012】また、前記本体筐体の一部に、前記本体筐
体の設置してある部屋の空気の湿度を検知する第二の湿
度検知手段を配置した構成となっている。
【0013】また、前記第一の湿度検知手段と第二の湿
度検知手段の検知値がほぼ近似の値を示した時に前記加
熱手段に通電し、前記第一の湿度検知手段の検知値が所
定の湿度以下を示した時に前記加熱手段の通電を停止す
るよう、前記制御手段を形成した構成となっている。
【0014】また、前記制御手段にタイマーを配置し、
前記加熱手段に一定時間ごとに通電するよう、前記制御
手段を形成した構成となっている。
【0015】また、前記制御手段に、顧客による「加
湿」、「除湿」の選択結果の入力手段を配置し、前記顧
客による選択結果が「加湿」の場合、前記加熱手段の通
電時に前記吐出通路が「開」になるように前記風路切替
え手段を切替え、前記顧客による選択結果が「除湿」の
場合、前記加熱手段の通電停止時に前記吐出通路が
「開」になるように前記風路切替え手段を切替えるよ
う、前記制御手段を形成した構成となっている。
【0016】また、前記風路切替え手段と前記開閉ダン
パーを結ぶリンク機構を設け、前記送風機の吐出通路が
「開」の時に前記排気管の開閉ダンパーを「閉」とし、
前記吐出通路が「閉」の時に前記排気管の開口部の開閉
ダンパーを「開」とするよう形成した構成となってい
る。
【0017】また、前記風路切替え手段と前記開閉ダン
パーを結ぶリンク機構を設け、前記送風機の吐出通路が
「開」の時に前記排気管の開閉ダンパーを「閉」とし、
前記吐出通路が「閉」の時に前記排気管の開口部の開閉
ダンパーを「開」とするよう形成した構成となってい
る。
【0018】また、前記制御手段に、顧客による「加
湿」、「除湿」、「換気」の選択結果の入力手段を配置
し、前記顧客による選択結果が「換気」の場合、前記加
熱手段の通電を停止し、前記第一の湿度検知手段と第二
の湿度検知手段の検知値の如何にかかわらず前記吐出通
路が「閉」になり、前記排気管の開口部の開閉ダンパー
が「開」になるように前記風路切替え手段を切替えるよ
う、前記制御手段を形成した構成となっている。
【0019】また、前記送風機を2個のシロッコファン
で形成し、前記吸込口と送風機を結ぶ空気通路を2組形
成し、それぞれの空気通路に加熱手段と吸・放湿材層と
第一の検知手段を設けた構成となっている。
【0020】また、前記2組の空気通路に配置された2
組の加熱手段が、常に一方の通電時には他方が通電停止
となるように、前記制御手段を形成した構成となってい
る。
【0021】また、前記送風機と吸・放湿材層を結ぶ空
気通路に熱交換器を配置した構成となっている。
【0022】また、前記熱交換器の下方にドレンパンを
配置し、前記ドレンパンの下方に屋外に連通する排水管
を配置した構成となっている。
【0023】さらに、前記送風機と吸・放湿材層を結ぶ
空気通路に第一の熱交換器を配置し、前記吸込口と加熱
手段を結ぶ空気通路に第二の熱交換器を配置し、前記第
一と第二の熱交換器を配管で連結し、前記配管内を水ま
たはブラインで循環させるよう形成した構成となってい
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による加湿・除湿機の一実施例を示す縦断面図であり、
図2は図1のA−A部分の横断面図、図3は背面方向か
ら見た斜視図である。図1と図2と図3において、1は
本体筐体であり、その前面には吸込口2が設けられ、本
体筐体1の下部には吹出口3が設けられている。前記本
体筐体1内には送風機4、加熱手段5、吸・放湿材層6
と制御手段7とが設けられている。前記吸込口2と送風
機4を結ぶ空気通路8には前記加熱手段5と吸・放湿材
層6とが配置され、前記送風機4の吐出通路9には風路
切替え手段10が配置されている。前記風路切替え手段
10の上流の前記吐出通路9の一部には、屋外に連通す
る排気管11が設けられている。
【0025】前記吸・放湿材層6は、ハニカムボード1
2と、前記ハニカムボード12中に封入される無機質多
孔質体とより形成されている。前記吸・放湿材層6を形
成する無機質多孔質体は、ゼオライトで形成されてい
る。なお、前記吸・放湿材層6を形成する無機質多孔質
体を、シリカゲルで形成してもよい。前記加熱手段5
は、フィン付き管13を外皮に配置した電気ヒーター1
4で形成されている。前記風路切替え手段10は、風向
板15と駆動モータ(図示せず)とで形成されている。
前記送風機4の吐出通路9の前記排気管11との接続部
分には、前記排気管11の開口部を開け閉めする開閉ダ
ンパー16が配置されている。前記風路切替え手段10
と前記開閉ダンパー16の間には、両者を結ぶリンク機
構20が設けられ、前記送風機4の吐出通路9が「開」
の時に前記排気管11の開閉ダンパー16を「閉」と
し、前記吐出通路9が「閉」の時に前記排気管11の開
口部の開閉ダンパー16を「開」とするよう形成されて
いる。前記吸・放湿材層6と送風機4を結ぶ空気通路8
には、前記吸・放湿材層6通過後の空気の湿度を検知す
る第一の湿度検知手段17が配置されている。前記本体
筐体1の一部には、前記本体筐体1の設置してある部屋
の空気の湿度を検知する第二の湿度検知手段18が配置
されている。
【0026】図2、図3に示すごとく、前記送風機4は
2個のシロッコファンで形成され、前記吸込口2と送風
機4を結ぶ空気通路8は2組形成されている。それぞれ
の空気通路8には、加熱手段5と吸・放湿材層6と第一
の検知手段17とが設けられている。前記送風機4の2
組の吐出通路9には、風路切替え手段10がそれぞれ配
置されている。前記風路切替え手段10の上流の前記吐
出通路9の一部には、屋外に連通する排気管11がそれ
ぞれ設けられている。前記排気管11は、屋内外を区切
る壁(図示せず)の手前でまとめられ、壁に開けられた
1個の連通穴(図示せず)を通過可能な排気口19とし
て、形成される。
【0027】このように形成されているため、本発明に
よる加湿・除湿機は次のように作用する。すなわち、湿
気を含んだ空気は、前記本体筐体1の吸込口2から吸込
まれ、未通電の前記加熱手段5を通過したのち前記吸・
放湿材層6に接触する。前記吸・放湿材層6に接触した
空気は水分を吸着され、吸着後の乾燥空気は前記送風機
4を通って吐出通路9中に吐出される。以上が水分吸着
の過程であり、水分放出の過程は次のようである。すな
わち、水分放出の過程においては、前記加熱手段5は通
電され、通過する空気は高温に加熱される。水分を十分
に吸着した前記吸・放湿材層6は、前記加熱手段5を通
る空気によって加熱されて放湿する。湿気を多量に含ん
だ空気(湿潤空気)は、前記送風機4を通って吐出通路
9中に吐出される。
【0028】室内の加湿は次のように行われる。すなわ
ち、水分吸着の過程において吐出通路9中に吐出された
乾燥空気は、前記風路切替え手段10を前記吐出通路9
が「閉」になるように切替え、前記開閉ダンパー16を
前記排気管11の開口部が「開」となるように形成する
ことにより、前記排気管11より屋外に排出される。水
分放出の過程において吐出通路9中に吐出された湿潤空
気は、前記風路切替え手段10を前記吐出通路9が
「開」になるように切替え、前記開閉ダンパー16を前
記排気管11の開口部が「閉」となるように形成するこ
とにより、前記吹出口3より室内に吹き出される。上述
の水分吸着と放出の過程を繰り返すことにより、室内の
加湿が行われる。室内の除湿は次のように行われる。す
なわち、水分吸着の過程において吐出通路9中に吐出さ
れた乾燥空気は、前記風路切替え手段10を前記吐出通
路9が「開」になるように切替え、前記開閉ダンパー1
6を前記排気管11の開口部が「閉」となるように形成
することにより、前記吹出口3より室内に吹き出され
る。水分放出の過程において吐出通路9中に吐出された
湿潤空気は、前記風路切替え手段10を前記吐出通路9
が「閉」になるように切替え、前記開閉ダンパー16を
前記排気管11の開口部が「開」となるように形成する
ことにより、前記排気管11より屋外に排出される。上
述の水分吸着と放出の過程を繰り返すことにより、室内
の除湿が行われる。
【0029】図4と図5は本発明による加湿・除湿機の
他の実施例を示すもので、図4は横断面図、図5は縦断
面図である。図4と図5において、前記送風機4と吸・
放湿材層6を結ぶ空気通路8には熱交換器21が配置さ
れている。前記熱交換器21の下方にはドレンパン24
が配置され、前記ドレンパン24の下方には屋外に連通
する排水管25が配置されている。他の記号は図1、図
2と同内容である。本発明による実施例は次のように作
用する。すなわち、水分放出の過程において前記吸・放
湿材層6を通過する高温、湿潤な空気は、前記熱交換器
21に触れて温度を低下し前記送風機4に吸込まれた
後、吐出通路9内に吹出される。また同時に、湿潤な空
気に含まれる水分が熱交換器21に触れて結露し、ドレ
ンパン24に滴下する。ドレンパン24に溜まった水は
前記排水管25を通って屋外に排出される。このように
形成することにより、前記送風機4に高温の空気を吹き
付けることがないので、送風機の過熱を防止できる。ま
た、前記熱交換器21によって湿潤な空気に含まれる水
分を除去できるので、前記吐出通路9以降において水分
が筐体の各部に結露して前記本体筐体1から滴下するよ
うな事故の発生を防止できる、という効果がある。
【0030】図6は本発明による加湿・除湿機のさらに
別な実施例を示すもので、前記送風機4と吸・放湿材層
6を結ぶ空気通路8には第一の熱交換器22が配置さ
れ、前記吸込口2と加熱手段5を結ぶ空気通路8には第
二の熱交換器23が配置されている。前記第一の熱交換
器22と第二の熱交換器23とは配管26で連結され、
前記配管26内を水またはブライン(図示せず)で循環
させるよう形成されている。27は、前記水またはブラ
インを循環させるための循環ポンプである。このように
形成することにより、水分放出の過程において前記吸・
放湿材層6を通過する高温空気が前記第一の熱交換器2
2を加熱した際に、水またはブラインが前記第二の熱交
換器23内を循環するよう形成されているため、前記第
二の熱交換器23が加熱される。その結果、前記吸込口
2を通って加熱手段5に入る空気が加熱されるため、前
記加熱手段5の加熱のための消費電力が極めて少なくて
すむという効果がある。
【0031】図7は本発明による制御手段7の概念図を
示すものである。図7において、前記制御手段7は、制
御回路28、第一の湿度検知手段17、第二の湿度検知
手段18、「加湿」、「除湿」の選択結果入力手段29
などから構成されており、前記加熱手段5、送風手段
4、風路切替え手段10、循環ポンプ27と連結されて
いる。さらに、スイッチ32、表示手段33を介して電
源31と連結されている。本発明による制御手段7は、
次のような制御を行うよう形成されている。すなわち、
前記第一の湿度検知手段17と第二の湿度検知手段18
の検知値がほぼ近似の値を示した時に前記加熱手段5に
通電し、前記第一の湿度検知手段17の検知値が所定の
湿度以下を示した時に前記加熱手段5の通電を停止する
よう、形成されている。なお、図中に破線のブロックで
示すように、前記制御手段7にタイマー34を配置し、
前記加熱手段5に一定時間ごとに通電するよう、前記制
御手段7を形成してもよい。また、前記制御手段7に
は、顧客による「加湿」、「除湿」の選択結果の入力手
段29が配置されており、前記顧客による選択結果が
「加湿」の場合、前記加熱手段5の通電時に前記吐出通
路9が「開」になるように前記風路切替え手段10を切
替え、前記顧客による選択結果が「除湿」の場合、前記
加熱手段5の通電停止時に前記吐出通路9が「開」にな
るように前記風路切替え手段10を切替えるよう、形成
されている。なお、図中に破線のブロックで示すよう
に、前記制御手段7に顧客による「加湿」、「除湿」、
「換気」の選択結果の入力手段30を配置し、前記顧客
による選択結果が「換気」の場合、前記加熱手段5の通
電を停止し、前記第一の湿度検知手段17と第二の湿度
検知手段18の検知値の如何にかかわらず前記吐出通路
9が「閉」になり、前記排気管11の開口部の開閉ダン
パー16が「開」になるように前記風路切替え手段10
を切替えるよう、前記制御手段7を形成してもよい。
【0032】図8は、本発明による制御手段7の他の実
施例としての概念図を示すものである。図8において、
前記制御手段7は、制御回路28、第一の湿度検知手段
17、17´、第二の湿度検知手段18、「加湿」、
「除湿」の選択結果入力手段29などから構成されてお
り、前記加熱手段5、5´、送風手段4、4´、風路切
替え手段1010´、循環ポンプ27などと連結され
ている。前記2組の空気通路8に配置された2組の加熱
手段5、5´は、常に一方の通電時には他方が通電停止
となるように、前記制御手段7が形成されている。すな
わち、加熱手段5が通電になる時には、他方の加熱手段
5´は通電停止となる。前記「加湿」、「除湿」の選択
結果の入力手段29による入力が例えば「加湿」の場合
で説明すると、前記加熱手段5の通電時に前記吐出通路
9が「開」になるように前記風路切替え手段10を切替
え、他方の加熱手段5´は通電停止とし、かつ前記風路
切替え手段10を前記吐出通路9が「閉」になるように
切替え、前記送風機4、4´には共に通電するよう、形
成されている。このように形成することにより、前記加
熱手段5の通電されている側の吹出口3からは水分を含
んだ湿潤空気が吹出され、他方の通電停止となっている
加熱手段5´の側からは、前記排気管11より乾燥空気
が屋外に排出される。次に一定の時間が経過し、前記通
電停止となっている加熱手段5´の側の吸・放湿材層6
の水分吸着が飽和に達すると、前記第一の湿度検知手段
17と第二の湿度検知手段18の検知値がほぼ近似の値
を示すので、前記加熱手段5´が通電されて、前述の加
熱手段5と5´の関係が逆転し、前記加熱手段5の側か
らは前記排気管11より乾燥空気が屋外に排出され、前
記加熱手段5´の側からは吹出口3から水分を含んだ湿
潤空気が吹出される。以下これらの過程が繰り返され
て、連続的に室内の加湿が行われる。以上は「加湿」に
ついて説明したが、「除湿」についても同様に連続的に
室内の除湿が行われるという効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によると、加湿のた
めの水を補給したり、除湿した水を捨てに行ったりする
必要がなく、加湿と除湿が自在に選択できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加湿・除湿機の一実施例を示す、
縦断面図である。
【図2】本発明による加湿・除湿機の、図1におけるA
−A部分の横断面図である。
【図3】本発明による加湿・除湿機の、背面方向から見
た斜視図である。
【図4】本発明による加湿・除湿機の、他の実施例を示
す横断面図である。
【図5】本発明による加湿・除湿機の、他の実施例を示
す縦断面図である。
【図6】本発明による加湿・除湿機の、他の実施例を示
す横断面図である。
【図7】本発明による制御手段の実施例を示す概念図で
ある。
【図8】本発明による制御手段の、他の実施例を示す概
念図である。
【符号の説明】
1 本体 2 吸込口 3 吹出口 4、4´ 送風機 5、5´ 加熱手段 6 吸・放湿材層 7 制御手段 8 空気通路 9 吐出通路1010´ 風路切替え手段 11 排気管 12 ハニカムボード 13 フィン付き管 14 電気ヒータ 15 風向板 16 開閉ダンパー 17、17´ 第一の湿度検知手段 18 第二の湿度検知手段 19 排気口 20 リンク機構 21 熱交換器 22 第一の熱交換器 23 第二の熱交換器 24 ドレンパン 25 排水管 26 配管 27 循環ポンプ 28 制御回路 29 「加湿」、「除湿」の選択結果入力手段 30 「加湿」、「除湿」、「換気」の選択結果入力手
段 31 電源 32 スイッチ 33 表示手段 34 タイマー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体筐体の前面に吸込口を備え、本体筐
    体の下部に吹出口を備え、前記本体筐体内に送風機、加
    熱手段、吸・放湿材層と制御手段とを備えて成る加湿・
    除湿機において、 前記吸込口と送風機を結ぶ空気通路に前記加熱手段と吸
    ・放湿材層とを配置し、前記送風機の吐出通路に風路切
    替え手段を配置し、前記風路切替え手段の上流の前記吐
    出通路の一部に、屋外に連通する排気管を備えて成る加
    湿・除湿機。
  2. 【請求項2】 前記吸・放湿材層を、ハニカムボード
    と、前記ハニカムボード中に封入される無機質多孔質体
    とより形成したことを特徴とする請求項1に記載の加湿
    ・除湿機。
  3. 【請求項3】 前記吸・放湿材層を形成する無機質多孔
    質体が、ゼオライトで形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の加湿・除湿機。
  4. 【請求項4】 前記吸・放湿材層を形成する無機質多孔
    質体が、シリカゲルで形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の加湿・除湿機。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段が、フィン付き管を外皮に
    配置した電気ヒーターで形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の加湿・除湿機。
  6. 【請求項6】 前記風路切替え手段を、風向板と駆動モ
    ータで形成したことを特徴とする請求項1に記載の加湿
    ・除湿機。
  7. 【請求項7】 前記送風機の吐出通路の前記排気管との
    接続部分に、前記排気管の開口部を開け閉めする開閉ダ
    ンパーを配置したことを特徴とする請求項1に記載の加
    湿・除湿機。
  8. 【請求項8】 前記吸・放湿材層と送風機を結ぶ空気通
    路に、前記吸・放湿材層通過後の空気の湿度を検知する
    第一の湿度検知手段を配置したことを特徴とする請求項
    1に記載の加湿・除湿機。
  9. 【請求項9】 前記本体筐体の一部に、前記本体筐体の
    設置してある部屋の空気の湿度を検知する第二の湿度検
    知手段を配置したことを特徴とする請求項1に記載の加
    湿・除湿機。
  10. 【請求項10】 前記第一の湿度検知手段と第二の湿度
    検知手段の検知値がほぼ近似の値を示した時に前記加熱
    手段に通電し、前記第一の湿度検知手段の検知値が所定
    の湿度以下を示した時に前記加熱手段の通電を停止する
    よう、前記制御手段を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の加湿・除湿機。
  11. 【請求項11】 前記制御手段にタイマーを配置し、前
    記加熱手段に一定時間ごとに通電するよう、前記制御手
    段を形成したことを特徴とする請求項1に記載の加湿・
    除湿機。
  12. 【請求項12】 前記制御手段に、顧客による「加
    湿」、「除湿」の選択結果の入力手段を配置し、前記顧
    客による選択結果が「加湿」の場合、前記加熱手段の通
    電時に前記吐出通路が「開」になるように前記風路切替
    え手段を切替え、前記顧客による選択結果が「除湿」の
    場合、前記加熱手段の通電停止時に前記吐出通路が
    「開」になるように前記風路切替え手段を切替えるよ
    う、前記制御手段を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の加湿・除湿機。
  13. 【請求項13】 前記風路切替え手段と前記開閉ダンパ
    ーを結ぶリンク機構を設け、前記送風機の吐出通路が
    「開」の時に前記排気管の開閉ダンパーを「閉」とし、
    前記吐出通路が「閉」の時に前記排気管の開口部の開閉
    ダンパーを「開」とするよう形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の加湿・除湿機。
  14. 【請求項14】 前記制御手段に、顧客による「加
    湿」、「除湿」、「換気」の選択結果の入力手段を配置
    し、前記顧客による選択結果が「換気」の場合、前記加
    熱手段の通電を停止し、前記第一の湿度検知手段と第二
    の湿度検知手段の検知値の如何にかかわらず前記吐出通
    路が「閉」になり、前記排気管の開口部の開閉ダンパー
    が「開」になるように前記風路切替え手段を切替えるよ
    う、前記制御手段を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の加湿・除湿機。
  15. 【請求項15】 前記送風機を2個のシロッコファンで
    形成し、前記吸込口と送風機を結ぶ空気通路を2組形成
    し、それぞれの空気通路に加熱手段と吸・放湿材層と第
    一の検知手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の加湿・除湿機。
  16. 【請求項16】 前記2組の空気通路に配置された2組
    の加熱手段が、常に一方の通電時には他方が通電停止と
    なるように、前記制御手段を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の加湿・除湿機。
  17. 【請求項17】 前記送風機と吸・放湿材層を結ぶ空気
    通路に熱交換器を配置したことを特徴とする請求項1に
    記載の加湿・除湿機。
  18. 【請求項18】 前記熱交換器の下方にドレンパンを配
    置し、前記ドレンパンの下方に屋外に連通する排水管を
    配置したことを特徴とする請求項1に記載の加湿・除湿
    機。
  19. 【請求項19】 前記送風機と吸・放湿材層を結ぶ空気
    通路に第一の熱交換器を配置し、前記吸込口と加熱手段
    を結ぶ空気通路に第二の熱交換器を配置し、前記第一と
    第二の熱交換器を配管で連結し、前記配管内を水または
    ブラインで循環させるよう形成したことを特徴とする請
    求項1に記載の加湿・除湿機。
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JP4525218B2 (ja) * 2004-07-14 2010-08-18 パナソニック株式会社 浴室サウナ装置

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