JP2630746B2 - 全熱交換換気装置 - Google Patents

全熱交換換気装置

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JP2630746B2 JP25164294A JP25164294A JP2630746B2 JP 2630746 B2 JP2630746 B2 JP 2630746B2 JP 25164294 A JP25164294 A JP 25164294A JP 25164294 A JP25164294 A JP 25164294A JP 2630746 B2 JP2630746 B2 JP 2630746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は除加湿機能と全熱交換
換気機能を有する全熱交換換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来除加湿機能と全熱交換換気機能を有
する換気装置としては、例えば特開昭61−29184
5号公報や、特開平5−346253号公報に記載され
たものが公知である。
【0003】前者公報の換気装置は、回転駆動される除
湿ロータと、2個の電気ヒータ、2個のファン、該2個
のファンの内の1個により室内側から吸い込んだ空気を
該2個の電気ヒータの内の1個及び該除湿ロータの通気
部を通過して室内側に送り出す空気通路部及び該2個の
ファンの内の1個により室外側から吸い込んだ空気を該
2個の電気ヒータの内の他の1個及び該除湿ロータの通
気部を通して前記室内側空気通過部とは異なる部分を通
過して室外側に送り出すための空気通路とからなり、電
気ヒータの入切切換で加湿器及び除湿器として機能させ
ると共に、室内へ吸気され室外空気と、室外へ排出され
る室内空気の間で熱交換を行わせるための顕熱交換器を
備え、空気通路を切換えることにより、顕熱と潜熱の全
熱交換器として機能するように構成されている。
【0004】また後者公報の換気装置は、室外、室内空
気をそれぞれ吸い込む送風手段と、空気中の湿気を吸脱
着し、回転駆動する固体吸着材ロータと、室内外の空気
通路に跨がって前記固体吸着材ロータの空気通路上流に
配置される加熱手段と、前記加熱手段の上流で、室外、
室内空気との間に、潜熱と顕熱を同時に交換する全熱交
換器を設け、室外空気と室内空気の通路が異なるように
構成し、加熱手段及び固定吸着材ロータの作動または停
止により、除湿、加湿兼用の換気装置、または全熱交換
器となり、全熱交換器の上流に、室内、室外の空気通路
切換手段を設けて、除湿器と加湿器が兼用可能になって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者公報の換気
装置では、除湿ロータと顕熱交換器の2種類の熱交換器
と、これらを駆動するための駆動機構が必要なため、構
造が複雑で、かつ高価となる不具合があった。
【0006】また後者公報の換気装置も、上記公報の換
気装置と同様2種類の熱交換器を必要とするため、構造
が複雑で、かつ高価となる不具合があった。この発明は
かかる従来の不具合を改善するためになされたもので、
1個の全熱交換器により除加湿と、全熱交換換気を可能
にした全熱交換換気装置を簡単な構成で安価に提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、本体内に設けられ、かつ複数の空気通路
を互いに交差するよう交互に積層することにより構成さ
れた1個のプレート式全熱交換器と、室内空気取入れ口
及び室外空気取入れ口の近傍に設置され、室内空気及び
室外空気を本体内へ吸入する少なくとも2基の送風手段
と、室内空気の加湿及び除湿における全熱交換器の加熱
再生時上記送風手段で本体内へ吸入された室内空気及び
室外空気をそれぞれ加熱する加熱手段と、全熱交換換気
時、上記全熱交換器を通過した室内空気を室外側へ室内
空気を室外側へそれぞれ排出し、室内空気の除湿時及び
加湿時、上記全熱交換器を通過した室内空気を室内側へ
排出し、全熱交換器の加湿及び除湿における加熱再生
時、上記全熱交換器を通過した室外空気を室外へ排出す
るよう流路を切換える流路切換え手段とを具備してな
る。
【0008】
【作用】上記構成により、送風手段及び加熱手段のオ
ン、オフ制御と、流路切換え手段の切換えにより、1個
の全熱交換器で全熱交換換気と除湿及び加湿機能が得ら
れるようになる。
【0009】
【実施例】この発明の第1実施例を図1ないし図3に示
す図面を参照して詳述する。図1は全熱交換換気装置の
一部切欠斜視図、図2及び図3は同作用説明図を示す。
【0010】これら図において1はこの装置の本体で、
長方体状のケース1aを有しており、このケース1aの
ほぼ中央部にプレート式全熱交換器2が収容されてい
る。上記プレート式全熱交換器2は、複数の空気通路2
a、2bを互いに直行する方向に交互に積層した構造
で、端面は通常長方形に形成されており、上記ケース1
a内には、互いに対向する角部がケース1aの上面と底
面に気密に内接するよう設置されていると共に、この全
熱交換器2よりケース1aの両端側開口部は仕切壁1
b、1cにより上下に区割されていて、それぞれ流路1
1 、12 、13 、14 が形成されている。上記各流路1
1 ないし14 のうち流路11 の開口部は室内空気取入れ
口3となっていて、この空気取入れ口3に室内空気を吸
入する吸気ファン4が、そして流路11 の全熱交換器2
側にはヒータ8が設置されている。
【0011】また上記流路11 の上側に上記流路12
設けられていて、この流路12 の開口部は室内側空気排
出口5となっていると共に、これら流路11 、12 を区
割する仕切壁1bには、空気流通口6が開口されてい
て、この空気流通口6には、流路切換えバルブ7が設け
られている。上記流路切換えバルブ7は板状をなしてい
て、中間部両側に突設された支軸7aが仕切壁1bに回
動自在に支承されており、一端側に重錘7bが取付けら
れていて、この重錘7bの重量により、吸気ファン4の
不作動時にはほぼ垂直状態に起立して流路11 、12
閉塞すると共に、吸気ファン4の動作時には、風圧によ
り水平状態に倒伏して空気流通口6を閉鎖するようにな
っている。
【0012】なお上記流路切換えバルブ7は、吸気ファ
ン4の動作に連動して上記動作を行うものであれば、モ
ータや形状記憶合金などの駆動源を使用してもよい。
【0013】一方上記流路13 は全熱交換器2を挟んで
流路11 の反対側に位置していて、開口部が室外空気取
入れ口10となっていて、この室外空気取入れ口10に
室外空気を吸入する吸気ファン11が、そして流路13
の全熱交換器2側には、ヒータ12が設置されている。
【0014】また上記流路13 の上側には上記流路14
が設けられていて、この流路14 の開口部は室外側空気
排出口13となっていると共に、これら流路13 、14
を区割する仕切壁1cには、空気流通口14が開口され
ていて、この空気流通口14には、流路切換えバルブ1
5が設けられている。上記流路切換えバルブ15も流路
切換えバルブ7と同様中間部両側が支軸15aにより仕
切壁1cに回動自在に支承されていて、吸気ファン11
の不作動時には重錘15bの作用で流路13 、14 を閉
塞しており、吸気ファン11の動作時風圧により水平状
態に倒伏して空気流通口14を閉鎖するようになってい
る。
【0015】次に図2及び図3に示す図面を参照して第
1実施例の作用を説明する。図2の(イ)は全熱交換換
気の状態を示すもので、この状態では各吸気ファン4、
11が動作され、ヒータ8、12は非通電状態にある。
一方の吸気ファン4で吸入された室内空気は、全熱交換
器2の空気通路2aを通過して室外側空気排出口13よ
り室外へ排出され、他方の吸気ファン11で吸入された
室外空気は、全熱交換器2の空気通路2bを通過して室
内側空気排出口5より室内へ排出される。このときヒー
タ8、12は非通電状態にあるため、全熱交換器2の空
気通路2a、2b間で室内空気と室外空気の全熱交換が
行われ、室内空気の温湿度に近い状態の新鮮な外気が室
内へ排出される。
【0016】次に除湿処理を行う場合は、外気を吸入す
る吸気ファン11側を停止し、室内空気を吸入する吸気
ファン4を動作させる。これによって空気流通口14を
閉鎖していた流路切換えバルブ15が重錘15bの作用
で起立して図2の(ロ)に示すように通路13 、14
閉鎖するため、吸気ファン4で吸入された室内空気は、
全熱交換器2の空気通路2aより流路14 に達し、さら
に空気流通口14より流路13 を経て空気通路2bに達
し、空気通路2a、2bを通過する際空気中の水蒸気が
全熱交換器2に吸着されて、除湿された乾燥空気が室内
側空気排出口5より室内へ排出されるようになり、これ
によって室内の除湿が可能になる。
【0017】次に除湿によって水蒸気を含んだ全熱交換
器2を再生する場合は、室内空気を吸入する吸気ファン
4側を停止し、室外空気を吸入する吸気ファン11を動
作させる。これによって空気流通口6を閉鎖していた流
路切換えバルブ7が重錘7bの作用で起立して図2の
(ハ)に示すように通路11 、12 を閉鎖するため、吸
気ファン11で吸入された室外空気は通電されたヒータ
12を通過する際ヒータ12により加熱された後全熱交
換器2の空気通路2bへ流入して、このとき全熱交換器
2を除湿再生する。
【0018】その後流路12 より空気流通口6を経て流
路11 へ達し、さらに全熱交換器2の空気通路2aを経
て室外側空気排出口13より室外へ排出されるが、空気
通路2aを通過する際にも、全熱交換器2の除湿再生を
行う。これによって除湿によって全熱交換器2に吸着さ
れた水蒸気は全て室外へ排出されるため、再び全熱交換
器2による室内空気の除湿が可能になる。
【0019】一方室内空気を加湿する場合は、まず図3
の(イ)に示すようにヒータ8、12を非通電の状態で
室外空気を吸入する吸気ファン11を動作させて、水蒸
気の含まれた室外空気を全熱交換器2の通路2a、2b
へ通過させ、空気中の水蒸気を全熱交換器2へ吸着させ
る。その後、ヒータ8に通電した状態で室内側空気を吸
入する吸気ファン4を動作させて、室内空気を図3の
(ロ)に示すようにヒータ8を経て全熱交換器2の通路
2a、2bへ流通させる。
【0020】これによって全熱交換器2に吸着された水
蒸気は、ヒータ8により加熱された空気により再び蒸発
されて空気とともに室内側空気排出口5より室内へ排出
され、室内空気の加湿が行われるようになると共に、全
熱交換器2内は再び乾燥状態に再生される。
【0021】なお上記第1実施例では流路11 及び13
内にそれぞれヒータ8、12を設けたが、図4の(イ)
ないし(ハ)及び図5の(イ)、(ロ)に示す第2実施
例のように通路13 側にのみヒータ12を設けるか、図
6の(イ)ないし(ハ)及び図7の(イ)、(ロ)に示
す第3実施例のように通路11 のみにヒータ8を設ける
ようにしてもよい。次に上記第2、第3実施例の作用を
説明する。なお上記第1実施例と同一部分は図1符号を
付してその説明は省略する。
【0022】図4の(イ)は第2実施例の全熱交換換気
状態を示すもので、この状態では各吸気ファン4、11
が動作され、ヒータ12は非通電状態にある。一方の吸
気ファン4で吸入された室内空気は、全熱交換器2の空
気通路2aを通過して室外側空気排出口13より室外へ
排出され、他方の吸気ファン11で吸入された室外空気
は、全熱交換器2の空気通路2bを通過して室内側空気
排出口5より室内へ排出される。このときヒータ12は
非通電状態にあるため、全熱交換器2の空気通路2a、
2b間で室内空気と室外空気の全熱交換が行われ、室内
空気の温湿度に近い状態の新鮮な外気が室内へ排出され
る。
【0023】次に除湿処理を行う場合は、外気を吸入す
る吸気ファン11側を停止し、室内空気を吸入する吸気
ファン4を動作させる。これによって空気流通口14を
閉鎖していた流路切換えバルブ15が重錘15bの作用
で起立して図4の(ロ)に示すように通路13 、14
閉鎖するため、吸気ファン4で吸入された室内空気は、
全熱交換器2の空気通路2aより流路14 に達し、さら
に空気流通口14より流路13 を経て空気通路2bに達
し、空気通路2a、2bを通過する際空気中の水蒸気が
全熱交換器2に吸着されて、除湿された乾燥空気が室内
側空気排出口5より室内へ排出されるようになり、これ
によって室内の除湿が可能になる。
【0024】次に除湿によって水蒸気を含んだ全熱交換
器2を再生する場合は、室内空気を吸入する吸気ファン
4側を停止し、室外空気を吸入する吸気ファン11を動
作させる。これによって空気流通口6を閉鎖していた流
路切換えバルブ7が重錘7bの作用で起立して図4の
(ハ)に示すように通路11 、12 を閉鎖するため、吸
気ファン11で吸入された室外空気は、通電されたヒー
タ12を通過する際ヒータ12により加熱された後全熱
交換器2の空気通路2bへ流入して、このとき全熱交換
器2を除湿再生する。その後流路12 より空気流通口6
を経て流路11 へ達し、さらに全熱交換器2の空気通路
2aを経て室外側空気排出口13より室外へ排出される
が、空気通路2aを通過する際にも、全熱交換器2の除
湿再生を行う。これによって除湿によって全熱交換器2
に吸着された水蒸気は全て室外へ排出されるため、再び
全熱交換器2による室内空気の除湿が可能になる。
【0025】一方室内空気を加湿する場合は、まず図5
の(イ)に示すようにヒータ12を非通電の状態で室外
空気を吸入する吸気ファン11を動作させて、水蒸気の
含まれた室外空気を全熱交換器2の通路2a、2bへ通
過させ、空気中の水蒸気を全熱交換器2へ吸着させる。
その後、ヒータ12に通電した状態で室内側空気を吸入
する吸気ファン4を動作させて、室内空気を図5の
(ロ)に示すようにヒータ12を経て全熱交換器2の通
路2a、2bへ流通させる。これによって全熱交換器2
に吸着された水蒸気は、ヒータ12により加熱された空
気により再び蒸発されて空気とともに室内側空気排出口
5より室内へ排出され、室内空気の加湿が行われるよう
になると共に、全熱交換器2内は再び乾燥状態に再生さ
れる。
【0026】図6の(イ)は第3実施例の全熱交換換気
状態を示すもので、この状態では各吸気ファン4、11
が動作され、ヒータ8は非通電状態にある。一方の吸気
ファン4で吸入された室内空気は、全熱交換器2の空気
通路2aを通過して室外側空気排出口13より室外へ排
出され、他方の吸気ファン11で吸入された室外空気
は、全熱交換器2の空気通路2bを通過して室内側空気
排出口5より室内へ排出される。このときヒータ8は非
通電状態にあるため、全熱交換器2の空気通路2a、2
b間で室内空気と室外空気の全熱交換が行われ、室内空
気の温湿度に近い状態の新鮮な外気が室内へ排出され
る。
【0027】次に除湿処理を行う場合は、外気を吸入す
る吸気ファン11側を停止し、室内空気を吸入する吸気
ファン4を動作させる。これによって空気流通口14を
閉鎖していた流路切換えバルブ15が重錘15bの作用
で起立して図6の(ロ)に示すように通路13 、14
閉鎖するため、吸気ファン4で吸入された室内空気は、
全熱交換器2の空気通路2aより流路14 に達し、さら
に空気流通口14より流路13 を経て空気通路2bに達
し、空気通路2a、2bを通過する際空気中の水蒸気が
全熱交換器2に吸着されて、除湿された乾燥空気が室内
側空気排出口5より室内へ排出されるようになり、これ
によって室内の除湿が可能になる。
【0028】次に除湿によって水蒸気を含んだ全熱交換
器2を再生する場合は、室内空気を吸入する吸気ファン
4側を停止し、室外空気を吸入する吸気ファン11を動
作させる。これによって空気流通口6を閉鎖していた流
路切換えバルブ7が重錘7bの作用で起立して図6の
(ハ)に示すように通路11 、12 を閉鎖するため、吸
気ファン11で吸入された室外空気は通電されたヒータ
8を通過する際ヒータ8により加熱された後全熱交換器
2の空気通路2bへ流入して、このとき全熱交換器2を
除湿再生する。その後流路12 より空気流通口6を経て
流路11 へ達し、さらに全熱交換器2の空気通路2aを
経て室外側空気排出口13より室外へ排出されるが、空
気通路2aを通過する際にも、全熱交換器2の除湿再生
を行う。これによって除湿によって全熱交換器2に吸着
された水蒸気は全て室外へ排出されるため、再び全熱交
換器2による室内空気の除湿が可能になる。
【0029】一方室内空気を加湿する場合は、まず図7
の(イ)に示すようにヒータ8を非通電の状態で室外空
気を吸入する吸気ファン11を動作させて、水蒸気の含
まれた室外空気を全熱交換器2の通路2a、2bへ通過
させ、空気中の水蒸気を全熱交換器2へ吸着させる。そ
の後、ヒータ8に通電した状態で室内側空気を吸入する
吸気ファン4を動作させて、室内空気を図7の(ロ)に
示すようにヒータ8を経て全熱交換器2の通路2a、2
bへ流通させる。これによって全熱交換器2に吸着され
た水蒸気は、ヒータ8により加熱された空気により再び
蒸発されて空気とともに室内側空気排出口5より室内へ
排出され、室内空気の加湿が行われるようになると共
に、全熱交換器2内は再び乾燥状態に再生される。
【0030】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、1個の
プレート式全熱交換器の近傍に、室内空気及び室外空気
を加熱する加熱手段と、流路を切換える流路切換え手段
を設けると共に、室内空気取入れ口及び室外空気取入れ
口の近傍に送風手段を設けたもので、送風手段及び加熱
手段のオン、オフ制御と、流路切換え手段の切換え操作
のみで全熱交換換気と除湿及び加湿機能が得られるよう
になる。これによって従来の2種類の熱交換器とこれを
駆動するための駆動機構を設けたものに比べて構造を大
幅に簡素化できるため、製作が容易でかつ安価に提供で
きると共に、熱交換器の数の削減により小型化が可能な
ため、少ないスペースにも容易に設置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例になる全熱交換換気装置
の一部切欠斜視図である。
【図2】(イ)この発明の第1実施例になる全熱交換換
気装置の全熱交換換気時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第1実施例になる全熱交換換気装置の
除湿吸着時の作用説明図である。 (ハ)この発明の第1実施例になる全熱交換換気装置の
除湿再生時の作用説明図である。
【図3】(イ)この発明の第1実施例になる全熱交換換
気装置の加湿吸着時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第1実施例になる全熱交換換気装置の
加湿再生時の作用説明図である。
【図4】(イ)この発明の第2実施例になる全熱交換換
気装置の全熱交換換気時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第2実施例になる全熱交換換気装置の
除湿吸着時の作用説明図である。 (ハ)この発明の第2実施例になる全熱交換換気装置の
除湿再生時の作用説明図である。
【図5】(イ)この発明の第2実施例になる全熱交換換
気装置の加湿吸着時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第2実施例になる全熱交換換気装置の
加湿再生時の作用説明図である。
【図6】(イ)この発明の第3実施例になる全熱交換換
気装置の全熱交換換気時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第3実施例になる全熱交換換気装置の
除湿吸着時の作用説明図である。 (ハ)この発明の第3実施例になる全熱交換換気装置の
除湿再生時の作用説明図である。
【図7】(イ)この発明の第3実施例になる全熱交換換
気装置の加湿吸着時の作用説明図である。 (ロ)この発明の第3実施例になる全熱交換換気装置の
加湿再生時の作用説明図である。
【符号の説明】
1 本体 11 〜14 流路 2 プレート式全熱交換器 3 室内空気取入れ口 4 送風手段 7 流路切換え手段 8 加熱手段 10 室外空気取入れ口 11 送風手段 12 加熱手段 15 流路切換え手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体1内に設けられ、かつ複数の空気通
    路2a、2bが互いに交差するよう交互に積層すること
    により構成された1個のプレート式全熱交換器2と、室
    内空気取入れ口3及び室外空気取入れ口10の近傍に設
    置され、室内空気及び室外空気を本体1内へ吸入する少
    なくとも2基の送風手段4、11と、室内空気の加湿及
    び除湿における全熱交換器2の加熱再生時、上記送風手
    段4、11で本体1内へ吸入された室内空気及び室外空
    気をそれぞれ加熱する加熱手段8、12と、全熱交換換
    気時上記全熱交換器2を通過した室内空気を室外側へ室
    外空気を室内側へそれぞれ排出し、室内空気の除湿時及
    び加湿時、上記全熱交換器2を通過した室内空気を室内
    側へ排出し、全熱交換器2の加湿及び除湿における加熱
    再生時、上記全熱交換器2を通過した室外空気を室外へ
    排出するよう流路11 〜14 を切換える流路切換え手段
    7、15とを具備したことを特徴とする全熱交換換気装
    置。
  2. 【請求項2】 室内空気及び室外空気をそれぞれ加熱す
    る加熱手段8、12を1個にして、1個の加熱手段8、
    12で室内空気と室外空気を加熱するようにしてなる請
    求項1記載の全熱交換換気装置。
  3. 【請求項3】 流路切換え手段7、15を送風手段4、
    11に連動させて切換え制御してなる請求項1記載の全
    熱交換換気装置。
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