JP2001328662A - 注出口組合体 - Google Patents

注出口組合体

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JP2001328662A
JP2001328662A JP2000147653A JP2000147653A JP2001328662A JP 2001328662 A JP2001328662 A JP 2001328662A JP 2000147653 A JP2000147653 A JP 2000147653A JP 2000147653 A JP2000147653 A JP 2000147653A JP 2001328662 A JP2001328662 A JP 2001328662A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液状の内容物を収納する容器の開口部にシール
する密封シール材が、包装体として輸送時の振動、取り
扱い中の落下等によっておこるウォーターハンマー現象
により剥離して内容物が漏れることのない注出口組合体
を提供することにある。 【解決手段】外周にキャップと螺合するおねじを設けた
円筒状筒部を有する注出口本体と、天板とその外縁部か
ら垂下させた第1スカート部の内壁には注出口本体と螺
合するめねじを設けたリクローズ可能なキャップと、円
筒状筒部の開口部を密封する密封シール材とからなり、
初期密封を前記密封シール材で、リクローズ時の密封
は、キャップの内天面から垂下させた環状の第2スカー
ト部外壁と注出口本体の筒部内壁との係合により行う注
出口組合体において、初期螺合時に開口部に熱接着した
密封シール材の表面に接する長さのシール抑え部材を、
前記キャップの第2スカート内に、内天面から垂設した
ことを特徴とする注出口組合体であり、前記注出口本体
とキャップとが不正開封防止手段を有していることを含
むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状の内容物を収
納する包装体の注出口組合体に関する。
【0002】
【従来の技術】リクローズキャップ付き包装体の容器本
体に液状の内容物を収納し、注出口本体の注出口に、初
期密封性を保持するため、前記容器本体の開口部にイン
ナーシールをシールすることがある。また、リクローズ
キャップとしては、種々の形状のものが用いられるが、
リクローズ時の密封性、すなわち、内容物が漏れないよ
うに、容器本体の注出口を形成する筒部とキャップの内
天面から垂下させた第2スカート部との係合、また、キ
ャップの内天面に、環状に設けられ、キャップの締め切
り時に注出口本体の開口部フランジ面に当接するコンタ
クトリングとによって液体密封性(以下、液密)を保持
する構造がされている。前記容器本体は、プラスチック
ボトル、ガラス容器、また、プラスチックフィルムや金
属箔等をラミネートした積層体からなるパウチ等であ
る。注出口組合体は注出口本体とキャップとからなる
が、前記プラスチックボトルやガラス瓶の場合には、前
記注出口本体は容器本体の成形特徴とする同時に形成さ
れて容器本体となる。また、前記パウチの場合には、注
出口本体を別体として成形してパウチに装着することに
より容器本体とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような包
装体は、図8(a)に示すように、液漏れ防止のみでな
く、容器としてのバリア性を高めるために、注出口本体
の開口部に密封シール材4を熱接着し、内容物の取り出
しは、キャップを開栓して、最初の開封時に前記シール
材4を剥離除去し、残余の内容物を保存するために、キ
ャップ5を初期の螺合位置よりも深く螺合し、キャップ
の内天面に垂設した第2スカート部13が前記注出口本
体2の筒部内壁と接することによって液漏れ防止をして
いた。しかし、商品の流通段階において、注出口本体の
開口部に熱接着した密封シール材は、流通過程での振動
あるいは衝撃等により、図8(b)に示すように、ウォ
ーターハンマー現象による力Fを受けて破壊またはヒー
トシール部を剥離して漏れの原因を作ることがあった。
本発明の課題は、液状の内容物を収納する容器の開口部
にシールする密封シール材が、包装体として輸送時の振
動、取り扱い中の落下等によっておこるウォーターハン
マー現象により剥離して内容物が漏れることのない注出
口組合体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、外周にキャップと螺合するおねじを設けた
円筒状筒部を有する注出口本体と、天板とその外縁部か
ら垂下させた第1スカート部の内壁には注出口本体と螺
合するめねじを設けたリクローズ可能なキャップと、円
筒状筒部の開口部を密封する密封シール材とからなり、
初期密封を前記密封シール材で、リクローズ時の密封
は、キャップの内天面から垂下させた環状の第2スカー
ト部外壁と注出口本体の筒部内壁との係合により行う注
出口組合体において、初期螺合時に開口部に熱接着した
密封シール材の表面に接する長さのシール抑え部材を、
前記キャップの第2スカート内に、内天面から垂設した
ことを特徴とする注出口組合体であり、前記注出口本体
とキャップとが不正開封防止手段を有していることを含
むものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形体を図面
に示す実施例を基に説明する。本発明の円筒状筒部は容
器として一体成形されたものであっても良いし、また、
別体として成形注出口を容器本体に装着しても良い。以
下の説明においては、図面を含め、容器本体をサイドガ
セットパウチとし、本発明の注出口組合体の注出口本体
を該パウチの上辺に装着したものを容器本体としたもの
を例示して説明する。 ●図面の説明 図1は、本発明の注出口組合体の実施例を説明する図で
あって、(a)密封状態を示す正面図、(b)初期の密
封状態を示す断面図、(b)リクローズ時の状態を示す
部分断面図である。図2は、本発明にかかる注出口組合
体を用いた包装体の実施例を示す図であって、(a)包
装体の斜視図、(b)注出口組合体部分の拡大図、
(c)X1−X1部断面図、(d)X2−X2部の断面図で
ある。図3は、不正開封防止手段を説明する、(a)注
出口本体体の斜視図、(b)キャップのリング体部分と
注出口本体との初期螺合状態を示す断面概念図である。
図4は、注出口本体、密封シール材、キャップを説明す
る図で、(a)それぞれを個別に示す斜視図、(b)注
出口本体の上面図、(c)Y1部拡大図である。図5
は、注出口組合体をパウチに装着する方法を示す斜視図
である。図6は、パウチを構成する積層体の層構成を示
す図である。図7は、密封シール材を構成する積層体の
層構成を示す図である。
【0006】本発明において対象とする内容物として
は、スポーツドリンク、ジュース、スープ、めんつゆ等
の飲料やスープあるいは各種つゆなどの粘性の低い液状
物であり、用いられる包装容器としては、リクローズ可
能な注出口組合体を構成した成形容器か、あるいは、そ
れを装着したパウチ等である。
【0007】本発明者らは、前記包装容器の落下等によ
るウォーターハンマーによる密封シール材の破壊あるい
は剥離による液体内容物の漏れを防止する注出口組合体
の形状等について、鋭意研究の結果、外周にキャップと
螺合するおねじを設けた円筒状筒部を有する注出口本体
と、天板とその外縁部から垂下させた第1スカート部の
内壁には注出口本体と螺合するめねじを設けたリクロー
ズ可能なキャップと、からなり初期密封性を前記密封シ
ール材で、リクローズの密封は、キャップの内天面から
垂下させた環状の第2スカート部外壁と注出口本体の筒
部内壁との係合により行う注出口組合体であって、初期
螺合時に開口部に熱接着した密封シール材の表面に近接
する長さのシール抑え部材を、前記キャップの内天面か
ら垂設することによって、前記課題を解決し得ることを
見出して本発明を完成するに到った。 ◇発明の主部の詳細な説明
【0008】本発明の注出口組合体は、容器本体に内容
物を充填し、図1(a)に示すように密封シール材4に
より密封シールした容器本体2の筒部24にリクローズ
可能なキャップ5を冠着(螺着)したものであり、その
注出口組合体部分の断面構造は、図1(b)に示すよう
なものである。そして、リクローズによる密封状態は図
1(c)のようになる。 ●キャップの基本構造について 本発明の注出口組合体は、例えば、図2(b)および図
3(a)に示すように、おねじ26を有する円筒状注出
口と、注出口のおねじ26に係合するめねじ(図示しな
い)を有し、注出口に装着される円筒状キャップを備
え、キャップはキャップ本体6と、キャップ本体6に薄
肉部8を介して連結したリング体7とを有し、リング体
内面の上端に所定間隔をおいて複数のリングラチェット
(図示しない)が設けられるとともに、リング体7の下
端全周にない方に突出する環状突起17が設けられ、注
出口本体の外面には、注出口本体からキャップ5を取り
外す際、円周方向においてリングラチェットに係合する
とともに軸方向において円周突部に係合する複数の注出
口ラチェットが設けられている、不正開封防止機能を有
する注出口組合体である。
【0009】注出口本体2のおねじ26を有する円筒状
注出口は、その外面に設けられた複数の注出口ラチェッ
トと、その注出口ラチェット間に設けられた止め具とを
有する注出口である。
【0010】本発明によれば、キャップを取り外す際、
注出口本体2に対してキャップ5のキャップ本体6を緩
める方向(開方向)に回転させる。この場合、注出口本
体2側の注出口ラチェットとリング側のリングラチェッ
トとが係合し、リングが注出口に係止される。更にキャ
ップ本体6を回転させると、リング本体2とキャップ本
体6との間に設けられた薄肉部8が破断し、リング体7
とキャップ本体6とが分離する。リング体7を分離した
キャップ本体6をさらに開方向に回転してキャップを取
り外すと密封シール材4に被覆された注出口本体2の開
口部が現れ、密封シール材4を剥離除去するることによ
って、開口部が露出する。そして、内容物が飲料である
場合等においては、次に注出口をひっくり返して開口部
を使用者の口にあてる。この場合、リングの円周突部に
注出口ラチェットが係合するので、リングが注出口の先
端側へ落下することはない。
【0011】以上説明した、注出口組合体の注出口本体
と密封シール材及びキャップのそれぞれの場合の状態を
説明する。初期密封実施例には、実施例は、図1(a)
に示すように、密封シール材4は、開口部フランジ面に
密封シールされており、キャップ5の第2スカート部1
3の下端及び密封シール材抑え部材(以下、抑え部材)
14の下端はいずれも密封シール材4の上部に位置して
いる。前記抑え部材14の存在により、図1(b)に示
すように、包装体Pが落下した際に内容物によるウォー
ターハンマーによって密封シール材4に加えられる力F
は、密封シール材4から前記抑え部材14にかかり、該
抑え部材4は、前記ウォーターハンマーによる力Fを受
けても変形破壊されることがないため、密封シール材4
のシール状態もウォーターハンマーによる剥離、破壊か
ら守られることになり、包装体Pとして、落下衝撃に対
して液漏れのないものとすることができた。初期開封後
にリクローズする際には、図1(C)に示すように、キ
ャップ本体6を閉方向に回転することによって、第2ス
カート部13の外壁と注出口本体2の筒部内壁とが係合
することによって密封され、かつ、閉方向への回転によ
る締め切りの状態になると、キャップ5の内天面に設け
られたコンタクトリング15が、注出口本体2の開口部
のフランジ部に当接することによってリクローズにおけ
る密封は更に確実なものになる。
【0012】さらに具体的に説明する。本発明の注出口
組合体を有するまたは装着した容器の注出口から容器内
に飲料水等の内容物が充填され、その後注出口側のおね
じとキャップ側のめねじとを係合させて注出口にキャッ
プがねじ込まれ、キャップが注出口のフランジ側に接近
する。その後注出口側の注出口ラチェット上を、キャッ
プ側のリングラチェットが乗り越えて、キャップが注出
口に対して確実に装着される。注出口へキャップをねじ
込む場合、上述のように、キャップ本体の係合突起18
とリング体の係合突起19が係合するので、キャップ本
体6とリング体7との間に設けられた薄肉部8を破断す
ることはない。
【0013】また、注出口本体2へキャップ5をねじ込
む場合、薄肉部8がわずかに伸びてキャップのリング体
7に対してキャップ本体6が相対的に回転するが、この
際キャップ本体6からリング体7側へ突出するスペーサ
がリングに当接してキャップ本体とリングとの間隙を規
制する。
【0014】本発明による注出口組合体1を用いた包装
体の使用に際しては、まず使用者がキャップ5のキャッ
プ本体6を把持し、キャップ5を注出口から緩める方向
(ねじ込み方向と逆方向)に回転させる。この場合、注
出口側の注出口ラチェットとキャップ側のリングラチェ
ット(いずれも図示しない)とが円周方向において係合
し、リング体7が注出口本体2側に係止される。このた
め、キャップ本体6のみが注出口本体2から緩める方向
に回転し、キャップ本体6とリング体7との間の薄肉部
8が破断してキャップ本体6とリング体7とが分離す
る。
【0015】この場合、薄肉部8はキャップ本体6から
リング体7側へ向って先細状となる柱状部材からなるの
で、薄肉部8は、リング体の台座部側において破断す
る。このため薄肉部8の破断部はキャップ本体6側に残
り、リング体7の台座部側へ突出するので、リング体7
のキャップ本体6側の面に薄肉部8の破断部が残ること
はない。
【0016】更にキャップ本体6を注出口に対して緩め
る方向に回転させることによって、注出口側のおねじと
キャップ本体側のめねじとの係合が解除してキャップ本
体6のみが注出口本体2から取外される。
【0017】この間、キャップ本体6から分離したリン
グ体7は、その自重により注出口の外側筒部に沿って摺
動しながらフランジ側へ落下する。この場合、リングの
リングラチェットおよび台座部は、注出口側の止め具お
よび注出口ラチェットのいずれとも円周方向に関してず
れて配置されているため、リングはその自重によってス
ムーズにフランジ側へ落下することができる。また注出
口側には止め具及び注出口ラチェットから延びる突起が
設けられているので、リングがフランジ側へ落下する
際、リング内面がこの突起にガイドされることになる。
このためリングの落下時にリングが注出口外周において
ガタついて外れることはない。
【0018】以上説明した注出口組合体は、不正開封防
止効果を有するものであって、キャップ本体を開方向に
回転することによって、キャップ本体とリングとの連結
部である薄肉部8が破壊されて、開封済みであることが
確認できる構造であり、悪戯防止注出口組合体、または
タンパープルーフキャップとも言われる形式である。
【0019】前記注出口組合体1の開口の前後における
密封性は、その初期密封は、図1(b)に示すように、
密封シール材により保持され、一次開口して内容物を取
り出し、残余の内容物に対する密封性は、図1(c)に
示すように、第2スカートの外壁と筒部の内壁との係合
および/または筒部の天面とキャップの内天面に設けた
環状突起(コンタクトリング)との接触により保持され
る。前記コンタクトリングは、図示しないが、第2スカ
ート部とキャップ本体の内側面との間の内天面には、高
さが約0.3mm程度の突起としてが形成されている。
【0020】本発明の注出口組合体においては、そのキ
ャップの前記第2スカートの内側にシール抑え部を設け
る。該シール抑え部は、キャップ内天面から垂設し、そ
の長さは、注出口組合体のキャップの初期締め付け状態
において、抑え部の下端が密封シール材に達するか、近
接するものとする。このようなシール抑え部を設けるこ
とにより、ウォーターハンマー現象により、内容物によ
る密封シール材を突き上げてシールを剥離させたり、シ
ール材を破壊する力を抑える効果を示す。その結果、ウ
ォーターハンマーによるシール材の破壊またはシール部
での剥離を完全に防止できるようになった。
【0021】つぎに使用者は注出口を容器ごとひっくり
返し、注出口を口にあてて内容物を注出口から飲みほ
す。この場合、リングの内周突起が注出口の止め部およ
び注出口ラチェットに係合するので、容器を引繰り返し
た場合に、リングが注出口の先端から使用者の口側へ落
下してしまうことはない。また薄肉部はリングのリング
ラチェット側において破断するので、リング側に薄肉部
の破断部が残ることはない。このためこのため使用者が
注出口を口にあてた場合でも、リングに残った薄肉部の
破断部が口部に当接するということはない。
【0022】その後使用者は、容器を注出口が上方を向
く元の状態まで戻し、次に注出口に対してキャップ本体
を再度装着する。この場合キャップはキャップ本体とリ
ングとが分離した状態となっているので、外部からキャ
ップを一度取り外したことを容易に認識することができ
る。W−T
【0023】本発明にかかるパウチ用注出口組合体は、
プラスチックボトル、ガラス瓶の開口部を注出口本体と
して一体形成する場合と、図2(a)で示すように、主
に液体などの流動物を入れるパウチ型の容器すなわち、
ガセット型、スタンド型等のパウチ等の辺縁部(図示は
サイドガセットパウチ)、もしくは隅角部をカットした
部分の上辺縁部の2辺間に挟着されるようにして設けら
れる場合とがある。そして、前記パウチに装着する注出
口組合体の場合には、図4(a)で示すように、注出口
本体2は、キャップに螺合する筒部と、パウチの内部に
挿入される横断面十字型のリブからなる閉塞防止部と、
パウチの辺縁部に挟着される接着基部23とからなる。
【0024】また、注出口組合体を装着するサイドガセ
ットパウチ3について説明すると、このパウチ3は、図
2(a)、図2(b)および図2(c)で示すように、
前面部材61と後面部材62及び側面部材63、64と
で構成されており、側面部63、64の内面側周縁部と
前面部材61及び後面部材62の内面側周縁部を接着す
ると共に前面部材61及び後面部材62の内面側上辺縁
部及び内面側下辺縁部を互いに接着し、更に側面部材6
3、64の外面側上隅角部と外面側下隅角部とを接着し
て構成したものである。また、このときの接着方法は、
内容物が液体であることを考慮して、接着剤、熱、超音
波シール等、適宜の方法で液密が保てるように接着する
ものである。
【0025】なお、パウチ3の上辺縁部の中央には、注
出口本体(20)の接着基部(23)を挟着できるよう
に、図5で示すような未シール部9しておくもので、注
出口本体2をその未シール部9挿入した後、接着剤、
熱、超音波シール等の適宜の接着方法によって、パウチ
3の前面部材61の内面及び後面部材62の内面と接着
基部23の外面とをそれぞれ接着して液密を保つように
するものである。
【0026】次に、キャップ3について説明すると、こ
のキャップ3は、高、中、低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等によって射出成形されるもので、図2(b)
で示すように、キャップ本体6とリング体7とで構成さ
れている。キャップ本体6とリング体7は、複数(好ま
しくは4つ)の薄肉部8で連結されている。
【0027】また、キャップ本体の外側面に多数の溝部
が設けられているキャップ本体6の内天面には、注出口
本体2の筒部の内周面に当接しながら嵌入して内容物の
液漏れを防止するリング状の第2スカート部13が垂設
されており、そして、キャップ本体6を注出口本体2に
完全に螺合したときに、注出口本体(20)の筒部(2
1)の上面(初期開封までは密封シール材)を押圧し
て、更に液漏れを防止するためのコンタクトリングが形
成されている。
【0028】次に、注出口本体(20)について、前記
の密封シール材及び不正開封防止機能等の形状以外につ
いて説明すると、図4(a)で示すように、上から順
に、キャップ5が螺合される筒部21と、機械等で注出
口本体2を搬送するときに把持する把持部22と、パウ
チ3の未シール部(挿入孔)に挟着される断面シャトル
形状の接着基部23と、パウチ3の内部に挿入されてパ
ウチ3の閉塞を防止する閉塞防止部(24)とで構成さ
れている。
【0029】把持部22は、図4(a)で示すように、
第1フランジ部29と、第2フランジ部30との間に形
成され、注出口本体2を、図示しない機械等で搬送され
るときに、ガイド棒、案内板等により該把持部を把持し
て搬送するようになっている。
【0030】接着基部23の下方に垂下させた2ケ所
(4ケ所でもよい)の延長板24からそれぞれの対面す
る延長板24に向うリブにより相互に連架させたリブを
した方に延長させることにより形成される延長十字リブ
は断面十字状をなし、その延長長さは、前記注出口を装
着するパウチに内容物を充填したときに、前記延長十字
リブの先端が前記パウチの底部に近接するものが望まし
い。
【0031】前記十字リブの存在により、使用者が注出
口に口をつけて内容物を吸引する際に、閉塞防止リブ部
においてパウチ内に空隙部を形成し、注出口の延長筒部
に連通するので、吸引時におけるパウチの閉塞を防止す
ることができる。閉塞防止リブの断面形状を十字とする
ことにより、成形性がよく、該リブ部の検査においては
目視により異物の検査がし易く、また、充填前の洗浄工
程においても洗い易い等の利点がある。また、図4
(a)および図4(c)に示すように、延長十字リブの
先端部4片の角部は、円弧状として、リブの先端突起に
よりパウチの内面を損傷しないようにすることが望まし
い。前記延長十字リブは、舟形状のフランジ部の両側片
面に対して平行又は直角に形成されなくともよく、言い
換えれば、接着基部内の円周のいかなる位置に設けた延
長板であっても、対面する延長板同士を連架するリブと
該リブを延長して延長十字リブを形成すれば内容物を吸
引する時のパウチの閉塞を防止することができる。本発
明の目的の一つである、前記パウチの閉塞を防止可能で
あれば、前記延長十字リブのリブ4片の巾はその延長の
長さ方向において、一定の巾である必要はなく、例え
ば、その先端に向って連続的に巾狭としたり、階段状に
巾狭くしてよく、あるいは、一部切り欠きが形成されて
いてもよい。また、延長リブの断面は前記のように十字
(4枚リブ)であることが望ましく、3枚リブの形状で
はリブ間の角度が開きすぎて閉塞防止効果に支障を来す
おそれがあり、5枚以上の形状とすると成形性が悪くな
り、反面、閉塞防止効果は4枚リブと変わらない。ま
た、閉塞防止リブとして、前記のような断面十字リブの
替わりに筒状のリブとしてもよい。
【0032】キャップおよび注出口本体(20)は高、
中、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等によって射
出成形することができる。
【0033】次に、本発明の容器本体をパウチタイプと
する場合、注出口組合体を装着するパウチ3の材質につ
いて説明する。パウチに使用する材料は、充填する内容
物の保存性および注出口本体への接着に適応するもので
あれば公知の組み合わせの積層体を用いてもよい。
【0034】通常、パウチの構成材料としては積層フィ
ルムを用いるが、その積層構成は、外面から順に、基材
層、ヒートシール層、又は、基材層、中間層、ヒートシ
ール層のように積層したものである。この構成におい
て、基材層および中間層はそれぞれ単独のフィルムなど
の層でもよいが、2層以上の多層で構成してもよい。ま
た、上記各層の間には必要に応じて接着層を設けること
ができる。例えば、図6(a)のような基材層41、接
着層44(1)、中間層42、接着層(2)、ヒートシ
ール層43のように接着層を含めて5層、さらに、図6
(b)に示すように、中間層42を2層とし、基材層4
1、接着層44(1)、中間層42(1)、接着層44
(2)、中間層42(2)、接着層44(3)、ヒート
シール層43のような接着層を含め7層とすることもで
きる。
【0035】前記基材層41は、印刷適性、ラミネート
適性に優れ、引張強度、衝撃強度、耐殺傷性等の通常の
用途において必要とされる総合的な機械強度を有すると
共に、耐溶剤性、耐薬品性のほか、前記レトルト工程に
おける加熱および製袋時におけるヒートシールの際の加
熱に対する耐熱性等が必要である。このような要求され
る性能に対応した性質を有し、あるいは条件を満たすフ
ィルムとしては、例えば、2軸延伸ポリエステルフィル
ム、2軸延伸ナイロンフィルム、2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム、などのほか、これらのフィルムに防湿性や
ガスバリヤー性を付与するためにポリ塩化ビニリデン等
をコーティングしたり、または、金属あるいはシリカ等
の酸化物を蒸着したフィルム等を使用することができ
る。そして、これらの基材層41として用いるフィルム
の厚さとしては9〜50μmが適当である。 前記基材
層41の厚さが9μm未満の場合は、強度が不足し、印
刷やラミネートの加工適性も低下するため好ましくな
い。また、50μmを超える厚さの基材層41は本発明
の場合、包装体自体が小型でもあり、強度も十分である
ためその必要がなく、材料コストが高くなる点で好まし
くない。
【0036】中間層42は、積層フィルムの機械的強度
の向上、あるいは、水蒸気や各種のガスバリア性を向上
させるために設けるものであり、目的に応じて例えばナ
イロン、ポリビニルアルコール、エチレンー酢酸ビニル
共重合体のケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン
などのフィルムやアルミニウム箔や合金箔としてアルミ
ニウムに他の金属例えば鉄等を混入させて展延性を改良
するこことにより得られるピンホール等の少ない加熱殺
菌に適した金属箔を用いてもよく、あるいは、アルミニ
ウムや酸化珪素、アルミナなどの薄膜(厚さ400Å〜
600Å)を真空蒸着などにより、表面に被覆した樹脂
フィルム等が用いられる。中間層の厚さは、通常7〜5
0μm程度が適当である。前記中間層42の厚さが7μ
m未満の場合は、強度や各種バリア性等の必要な性能が
得られず、ラミネートなどの加工適性も低下するため好
ましくない。また、前記中間層42の厚さが50μmま
での厚さがあれば前記の強度の向上、バリア性等の性能
は十分に満足するので、それ以上の厚さは必要がなく、
材料コストも高くなるため好ましくない。
【0037】本発明の注出口組合体における密封シール
材の材質は、注出口本体の開口部のフランジ部にヒート
シール可能であり、内容物の保存に必要なバリア性、通
常の流通における振動、衝撃に対して十分な強度を有す
るものとする。これらの条件に適した材質としては、図
7(a)に示すように、少なくとも、基材層51とヒー
トシール層53とからなる積層体とすることが望まし
い。また、図7(b)に示すように基材層51とヒート
シール層53との間に中間層52を積層してもよい。密
封シール材の積層体を構成する各層の材質は、前記パウ
チの積層体とほぼ同様に用いられるが、包装体を購入し
た使用者が、密封シール材を手指によって剥離して開封
するため、易開封可能な材質が好ましい。
【0038】
【発明の効果】本発明の注出口組合体は容器本体に内容
物を充填した包装体であれば、包装体として市場に流通
させ、振動や衝撃によって内容物の液面挙動によるウォ
ーターハンマーを受けても密封シール材は、キャップの
フィルム抑え部によりシール状態に抑えられているた
め、ウォーターハンマーによる密封シール材の持ち上げ
力が働かず、従って、密封シール材の剥離や破壊が起こ
る心配がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出口組合体の実施例を説明する図で
あって、(a)密封状態を示す正面図、(b)初期の密
封状態を示す断面図、(c)リクローズ時の密封状態を
示す部分断面図である。
【図2】本発明にかかる注出口組合体を用いた包装体の
実施例を示す図であって、(a)包装体の斜視図、
(b)注出口組合体部分の拡大図、(c)X1−X1部断
面図、(d)X2−X2部の断面図である。
【図3】不正開封防止手段を説明する、(a)注出口本
体体の斜視図、(b)キャップのリング体部分と注出口
本体との初期螺合状態を示す断面概念図である。
【図4】注出口本体、密封シール材、キャップを説明す
る図で、(a)それぞれを個別に示す斜視図、(b)注
出口本体の上面図、(c)Y1部拡大図である。
【図5】注出口組合体をパウチに装着する方法を示す斜
視図である。
【図6】パウチを構成する積層体の層構成を示す図であ
る。
【図7】密封シール材を構成する積層体の層構成を示す
図である。
【図8】従来技術による注出口本体の密封状態を説明す
る図であり、(a)初期の密封状態、(b)ウォーター
ハンマー現象による衝撃を受けた密封シール材の状態、
(c)リクローズ時の状態を示すそれぞれの部分断面図
であり、(d)は、Y2部の拡大図である。
【符号の説明】
P 包装体 F ウォーターハンマーによる衝撃(力) 1 注出口組合体 2 注出口本体 3 パウチ 4 密封シール材 5 キャップ 6 キャップ本体 7 リング体 8 薄肉部 9 未シール部 11 天板部 12 第1スカート部 13 第2スカート部 14 密封シール材抑え部 15 コンタクトリング 17 環状突起 18 係止部 21 筒部 22 把持部 23 接着基部 24 延長板 25 閉塞防止リブ 26 ねじ 27 係止フランジ部 28 環状突起 29 第1フランジ部 30 第2フランジ部 40 パウチを形成する積層体 41 基材層 42 中間層 43 ヒートシール層 44 接着層 50 密封シール材を形成する積層体 51 基材層 52 中間層 53 ヒートシール層 54 接着層 61 パウチの前面部材 62 パウチの後面部材 63 パウチの側面部材 64 パウチの側面部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA06 AA12 AA24 AA32 AA37 AB01 BA08 BA09 CA01 CC03 CC08 DA01 DB03 DB06 DB12 DC03 EA04 EC03 FA09 FB01 FD13 GA01 GB01 GB08 GB12 GB13 HA03 HB08 HC08 HD01 KA13 KA14 KA15 LA07 LA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にキャップと螺合するおねじを設けた
    円筒状筒部を有する注出口本体と、円形の天板とその外
    縁部から垂下させた第1スカート部の内壁には注出口本
    体と螺合するめねじを設けたリクローズ可能なキャップ
    と、円筒状筒部の開口部を密封する密封シール材とから
    なり、初期密封を前記密封シール材で、リクローズ時の
    密封は、キャップの内天面から垂下させた環状の第2ス
    カート部外壁と注出口本体の筒部内壁との係合により行
    う注出口組合体において、初期螺合時に開口部に熱接着
    した密封シール材の表面に近接する長さのシール抑え部
    材を、前記キャップの内天面から垂設したことを特徴と
    する注出口組合体。
  2. 【請求項2】前記注出口本体とキャップとが不正開封防
    止手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    注出口組合体。
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