JP2001328436A - グラスラン - Google Patents

グラスラン

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JP2001328436A
JP2001328436A JP2000150911A JP2000150911A JP2001328436A JP 2001328436 A JP2001328436 A JP 2001328436A JP 2000150911 A JP2000150911 A JP 2000150911A JP 2000150911 A JP2000150911 A JP 2000150911A JP 2001328436 A JP2001328436 A JP 2001328436A
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JP
Japan
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side wall
run
glass
door glass
pair
Prior art date
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JP2000150911A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nameki
伸幸 行木
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアガラスが全閉状態になる瞬間にグラスラ
ンがズレるのを防止する。 【解決手段】 グラスラン1は、ベース部2と、該ベー
ス部2の両側部に下方向に連設された一対の側壁部3,
3と、これら側壁部の先端部に連設された一対のリップ
部4,4とを備えていて、ドアサッシュ201のランチ
ャンネル202に嵌合して取付けられて、上昇してきた
ドアガラス301の内,外側面に上記一対のリップ部
4,4が接触して、上記ドアガラス301の間をシール
するようになっていると共に、上記上昇してきたドアガ
ラス301の上端面304が上記ベース部2に押し付け
られるようになっている。上記ベース部2は、上記ラン
チャンネル202の上面203から離間する方向に湾曲
形成されていて、上記ドアガラス301の端面で押され
ると上記湾曲状態から略一直線状に伸びてその端部に連
設されている上記側壁部3,3を上記ランチャンネル2
02の側面204に押し付けるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアサッ
シュ等に取付けられて、上昇してきたドアガラスの上端
を受け止めると共に、上記ドアガラスの内,外面とドア
サッシュの間をリップ部でシールするグラスランに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】グラスランとして図9に示したものが知
られている。上記グラスラン101は、ベース部102
と、該ベース部102の両側部に下方向に連設された一
対の側壁部103,103と、これら側壁部103,1
03の先端部に連設された一対のリップ部104,10
4とを備えている。そして、図10に示したようにドア
サッシュ201のランチャンネル202に嵌合して取付
けられて、上昇してきたドアガラス301の内,外側面
302,303に上記一対のリップ部104,104が
接触して、上記ドアガラス301との間をシールするよ
うになっていると共に、上記上昇してきたドアガラス3
01の端面304に上記ベース部102が押し付けられ
て、上記ドアガラス301との間をシールするようにな
っている。なお、105,105は、上記一対の側壁部
103,103の外面側に設けられた抜け防止用のリッ
プ部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
グラスラン101には次に述べるような問題点があっ
た。
【0004】ドアガラス301が全閉状態になる瞬間
に、グラスラン101がドアガラス301により引っ張
られて、ランチャンネル202の長さ方向にズレて(移
動して)、外観品質の低下やシール性能の低下、風切り
音の発生等を惹起する。
【0005】ドアガラス301は、自動車への組付けの
際に不可避的に発生する組付誤差等によって、図11
(A)に示したように、矢印A又はB方向にズレる。そ
して、図11(B)に示したように、上記ドアガラス3
01のズレに追従して、グラスラン101も矢印A又は
B方向にズレる。また、ドアガラス301が全閉状態か
ら開く瞬間においても、上記と同様の現象が起る。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決し、ド
アガラスが全閉状態になる瞬間や全閉状態から開く瞬間
においてもズレの発生を抑制することのできるグラスラ
ンを提供することを目的としなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース部と、
該ベース部の両側部に下方向に連設された一対の側壁部
と、これら側壁部の先端部に連設された一対のリップ部
とを備えていて、ドアサッシュのランチャンネルに嵌合
して取付けられて、上昇してきたドアガラスの内,外側
面に上記一対のリップ部が接触して、上記ドアガラスと
の間をシールするようになっていると共に、上昇してき
たドアガラスの上端面で上記ベース部が上記ランチャン
ネルの上面に押されるようになっているグラスランにお
いて、上記ベース部を、上記ランチャンネルの上面から
離間する方向に湾曲形成し、上記ドアガラスの上端面で
押すと、上記ベース部が上記湾曲状態から略一直線状に
伸びて上記ベース部の両側部に連続する一対の側壁部を
上記ランチャンネルの内側面に押し付けて、上記グラス
ランの位置ズレを防止するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、本発明のグラスラ
ン1の第1実施例を示す。図1に示したように、上記グ
ラスラン1は、ベース部2と、該ベース部2の両側部に
下方向に連設された一対の側壁部3,3と、これら側壁
部3,3の先端部に上向きに連設された一対のリップ部
4,4とを備えていて、ドアサッシュ201のランチャ
ンネル202に嵌合して取付けられて、上昇してきたド
アガラス301の内,外側面302,303に上記一対
のリップ部4,4が接触して、上記ドアガラス301と
の間をシールするようになっていると共に、上記上昇し
てきたドアガラス301の上端面304で上記ベース部
2が上記ランチャンネル202の上面203に押し付け
られるようになっている。
【0009】上記ベース部2は、上記ランチャンネル2
02の上面203から離間する方向に湾曲形成されてい
て、上記ドアガラス301の上端面304で上記ランチ
ャンネル202の上面203に押し付けられたときに、
該上面203に沿って略直線状に伸びて、該ベース部2
の両端部に連設されている一対の側壁部3,3をランチ
ャンネル202の両側面204,204に押し付けるよ
うになっている。
【0010】上記側壁部3,3は、上記ベース部2の端
部に連続形成されていて上記ランチャンネル202の側
面204に接触している第1の側壁部3aと、該第1の
側壁部3aに連続形成されていて上記ランチャンネル2
02の側面204から離れる方向に略傾斜状に伸びる第
2の側壁部3bとを備えていて、該第2の側壁部3bの
外側面には、抜け止めリップ3cが設けられている。
【0011】上記第1の側壁部3aと第2の側壁部3b
の間にはノッチ5が設けられている。
【0012】図2に示したように、上記グラスラン1
は、上記ランチャンネル202に嵌合すると、上記第1
の側壁部3aがランチャンネル202の側面204に当
接し、上記第2の側壁部3bに設けた抜け止めリップ3
cが上記ランチャンネル202のリップ係合面205に
当接(係合)し、シールリップ3dが上記ランチャンネ
ル202の開口部周面206に当接した状態で、上記グ
ラスラン1は、ランチャンネル202内に取付けられる
ようになっている。
【0013】次に、上記第1実施例のグラスラン1の作
用について説明する。図3に示したようにドアガラス3
01が上昇して、上端面304が上記グラスラン1の一
対のリップ部4,4に接触すると、リップ部4,4はド
アガラス301を受け入れるように変形すると共に、上
記第2の側壁部3b,3bはリップ部4,4に引っ張ら
れて、2点鎖線で示したように内側に若干倒れた状態に
なる。
【0014】ドアガラス301が更に上昇すると、図4
に示したように上記一対のリップ部4,4間にドアガラ
ス301が侵入すると共に、上端面304が上記ベース
部2の下面に当接する。
【0015】ドアガラス301が更に上昇すると、図5
に示したように、ドアガラス301の上端面304は、
グラスラン1のベース部2を介してランチャンネル20
2の上面203に圧着された状態になる。
【0016】そして、図4に示すドアガラス301の端
面304がグラスラン1のベース部2に当接してから、
図5に示すドアガラス301の上端面304がベース部
2を介してランチャンネル202の上面203に圧着さ
れる迄の間において、上記第1の側壁部3a,3aを上
記ランチャンネル202の側面204,204に押し付
ける力Fは、徐々に増大していき、上記ドアガラス30
1の上端面304がベース部2を介してランチャンネル
202の上面203に圧着されるときに、上記押し付け
る力Fは最大となり、上記グラスラン1をランチャンネ
ル202内にしっかりと位置決め固定する。従って、上
記ドアガラス301が全閉状態になる瞬間、例えドアガ
ラス301が図11(A)に示すようにA又はB方向に
ズレたとしても、これに追従して、上記グラスラン1が
ズレるのを阻止するのである。なお、第1の側壁部3a
と第2の側壁部3bの間に形成されたノッチ5は、上記
押し付け力Fが減殺されないように、上記第1の側壁部
3aの弾力性、所謂腰を弱くする作用をなしている。
【0017】図6〜図8は、本発明のグラスラン1の第
2実施例を示す。この実施例のグラスラン1は、一対の
リップ部4,4がドアガラス301の上端面304で押
圧されたときに発生する第2の側壁部3bの内側への倒
れ(図3参照)を防止する側壁部倒れ防止手段11を有
している。
【0018】上記倒れ防止手段11は、上記第1の側壁
部3bと略平行に上記第2の側壁部3bから上方向に設
けられた第1の凸部12と、上記ベース部2の下面に下
方向に設けられていて、上記第1の凸部12の先端が係
合している第2の凸部13とで構成されている。
【0019】上記側壁部倒れ防止手段11は、図8に示
したように一対のリップ部4,4がドアガラス301の
上端面304で押圧されたときに、上記第1の凸部12
が第2の凸部13に押し付けられて、これら第1,第2
の凸部12,13が所謂つっかい棒になって上記第2の
側壁部3bの内側への倒れを防止するようになってい
る。
【0020】そして、上記第2の側壁部3bの倒れを防
止することにより、リップ部4,4の巻き込みによるシ
ール不良及び上記抜け止めリップ3cと上記ランチャン
ネル202のリップ係合面205との係合が外れること
による上記グラスラン1のランチャンネル202からの
脱落を未然に防止するようになっている。他の構成、作
用は第1実施例の場合と同じであるので同一構成部分に
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0021】
【発明の効果】本発明のグラスランには次に述べるよう
な効果がある。 (1)請求項1のグラスランは、ドアガラスの上端面で
ベース部が押圧されたときに、該ベース部に端部に連続
する側壁部をランチャンネルの側面に強く押し付けて、
グラスランをランチャンネル内に固定するので、上記ド
アガラスの全閉状態になる瞬間等におけるドアガラスの
ズレに追従してグラスランがズレるのを抑制することが
できる。 (2)請求項2のグラスランは、第1の側壁部はノッチ
の存在によって、ランチャンネルの側面に押し付けやす
いものになる。 (3)請求項3のグラスランは、側壁倒れ防止手段によ
って、側壁部の倒れを防止し、該側壁部の倒れが原因で
起こるリップ部の巻き込みによるシール不良及び抜け止
めリップとランチャンネルのリップ係合部の係合離脱を
防止することができる。 (4)請求項4のグラスランは、側壁部倒れ防止手段
を、第2の側壁部に設けた第1の凸部と、ベース部に設
けた第2の凸部で構成したので、簡単な構造で確実に第
2の側壁部の倒れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図。
【図2】第1実施例の断面図。
【図3】第1実施例の作用を示す断面図。
【図4】第1実施例の作用を示す断面図。
【図5】第1実施例の作用を示す断面図。
【図6】第2実施例の断面図。
【図7】第2実施例の断面図。
【図8】第2実施例の作用を示す断面図。
【図9】従来例の断面図。
【図10】従来例の断面図。
【図11】(A)と(B)は、従来例の問題点を示す説
明図。
【符号の説明】
1…グラスラン、2…ベース部、3,3…一対の側壁
部、3a…第1の側壁部、3b…第2の側壁部、4,4
…一対のリップ部、5…ノッチ、11…側壁部倒れ防止
手段、12…第1の凸部、13…第2の凸部、201…
ドアサッシュ、202…ランチャンネル、301…ドア
ガラス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、該ベース部の両側部に下方
    向に連設された一対の側壁部と、これら側壁部の先端部
    に連設された一対のリップ部とを備えていて、ドアサッ
    シュのランチャンネルに嵌合して取付けられて、上昇し
    てきたドアガラスの内,外側面に上記一対のリップ部が
    接触して、上記ドアガラスとの間をシールするようにな
    っていると共に、上記上昇してきたドアガラスの上端面
    が上記ベース部に押し付けられるようになっているグラ
    スランにおいて、 上記ベース部は、上記ランチャンネルの上面から離間す
    る方向に湾曲形成されていて、上記ドアガラスの上端面
    で押されると上記湾曲状態から略一直線状に伸びて、そ
    の端部に連設されている上記側壁部を上記ランチャンネ
    ルの側面に押し付けるようになっていることを特徴とす
    るグラスラン。
  2. 【請求項2】 上記側壁部は、上記ベース部の端部に連
    続していて、上記ランチャンネルの側面に接触している
    第1の側壁部と、該第1の側壁部に連続していて、上記
    ランチャンネルの側面から離れる方向に傾斜状に伸びる
    第2の側壁部とを備えていて、 上記第1の側壁部と第2の側壁部の間にはノッチが形成
    されている請求項1に記載のグラスラン。
  3. 【請求項3】 上記リップ部が上記ドアガラスの上端面
    で押圧されたときに発生する上記第2の側壁部の内側へ
    の倒れを阻止する倒れ防止手段を有している請求項1又
    は請求項2に記載のグラスラン。
  4. 【請求項4】 上記倒れ防止手段は、上記第1の側壁部
    と略平行に上記第2の側壁部に上向きに設けられた第1
    の凸部と、上記ベース部の下面に下向きに設けられてい
    て上記第1の凸部の先端が係合している第2の凸部と、
    で構成されている請求項3に記載のグラスラン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017159807A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 豊田合成株式会社 自動車用ウエザストリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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