JP2001328295A - 自己走査型発光素子アレイ - Google Patents

自己走査型発光素子アレイ

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JP2001328295A JP2000152908A JP2000152908A JP2001328295A JP 2001328295 A JP2001328295 A JP 2001328295A JP 2000152908 A JP2000152908 A JP 2000152908A JP 2000152908 A JP2000152908 A JP 2000152908A JP 2001328295 A JP2001328295 A JP 2001328295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧3Vで動作可能な抵抗結合型の自己
走査型発光素子アレイを提供する。 【解決手段】 抵抗ラダーは、第2のn型層12のパタ
ーンと、矩形状の電極72,73とによって形成され、
n型層の長方形状部分76の幅をWL で、長さをLL
表し、n型層の長方形状部分77の幅をWC で、長さを
C で表すものとする。この構造において、LL /WL
=3、LC /WC =0.3とした。このような寸法設定
により、0.01<RC /RL <0.15を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己走査型発光素
子アレイ、特に、3ボルト駆動が可能な自己走査型発光
素子アレイに関する。
【0002】
【従来の技術】多数個の発光素子を同一基板上に集積し
た発光素子アレイは、その駆動用ICと組み合わせて光
プリンタヘッド等の書き込み用光源として利用されてい
る。本発明者らは、発光素子アレイの構成要素としてp
npn構造を持つ3端子発光サイリスタに注目し、発光
点の自己走査が実現できることを既に特許出願(特開平
1−238962号公報、特開平2−14584号公
報、特開平2−92650号公報、特開平2−9265
1号公報)し、光プリンタ用光源として実装上簡便とな
ること、発光素子ピッチを細かくできること、コンパク
トな自己走査型発光素子アレイを作製できること等を示
した。
【0003】さらに本発明者らは、スイッチ素子(発光
サイリスタ)アレイをシフト部として、発光部である発
光素子(発光サイリスタ)アレイと分離した構造の自己
走査型発光素子アレイを提案している(特開平2−26
3668号公報)。
【0004】これらの提案に係る自己走査型発光素子ア
レイは、5V系の駆動用ICで駆動されるように構成さ
れている。
【0005】しかし、駆動用ICの動作電圧は5V系か
ら3.3V系へ、さらに低電圧へと変化している。これ
は、電源電圧を下げることで消費電力を下げることがで
きるためである。このため、発光素子アレイも3.3V
電源化できることが望ましい。3.3V電源では、±1
0%程度の電圧変動を許すとして、3.0Vでの動作可
能な発光素子アレイが要求されている。
【0006】図1に、5Vで駆動され、かつ、シフト部
と発光部を分離したタイプの自己走査型発光素子アレイ
のチップの等価回路図を示す。チップ1は、スイッチ素
子(発光サイリスタ)T1,T2,T3…、発光素子
(発光サイリスタ)L1,L2,L3…を有している。
シフト部の構成は、ダイオード結合を用いている。シフ
ト部のスイッチ素子1個が、発光部の発光素子1個を制
御するために、対応するスイッチ素子Tのゲートと発光
素子Lのゲートとが相互接続され、負荷抵抗RLを介し
て電源に接続される。
【0007】チップ1の端子φ1,φ2(クロックパル
ス用)、端子φS (スタートパルス用)、端子φI (書
込み信号用)は、それぞれ電流制限抵抗用R1,R2,
S,RI を介してΦ1,Φ2,ΦS ,ΦI ドライバ端
子に接続されている。vGK端子は、バイアス電源V
GK(例えば、+5V)に接続される。
【0008】このような構成の自己走査型発光素子アレ
イにおいて、今、シフト部のφ2 ラインがHレベルで、
スイッチ素子T4がオン状態にあるとする。このとき、
スイッチ素子T4のゲート端子GT(4)の電位は、V
GON ≒0Vとなっている。このゲート端子GT(4)
に、VGKの電位となっているvGKラインから、負荷抵抗
L および結合ダイオードDを介して電流が流れ込み、
図2のような電圧分布を形成する。横軸にスイッチ素子
アレイの番号nを、縦軸にスイッチ素子のゲート端子の
電圧VGT(n) を示す。スイッチ素子のゲート端子は、ダ
イオードDで相互に接続されており、ダイオードの一方
向性により、図において、オンしているスイッチ素子T
4の右方向のスイッチ素子のゲート電圧VGT(n) は、段
階的に増大する。スイッチ素子T4の左方向のスイッチ
素子のゲート電圧は、電圧VGK(+5V)となる。
【0009】なお、図2には、比較のために、電源電圧
を+3Vとした場合の電圧分布を点線で示してある。
【0010】次に、発光部の書き込み信号ラインφI
を、Hレベルとすると、φ1ラインにつながっているサ
イリスタのうち、ゲート電圧の最も低いサイリスタT5
を選択的に点灯できる。サイリスタT5のゲート電圧V
GT(5) =VGON +VD である(VD はpn接合の順方向
電圧である)。
【0011】サイリスタの点弧電圧Vthは、一般に以下
のように表される。
【0012】Vth=VG +VD +Ith×RPG ただし、VG はゲート電圧、Ithはしきい電流、RPG
ゲート寄生抵抗である。したがって、サイリスタT5が
オンするのに必要なアノード電圧V(5)は、 V(5)=VGON +2VD +Ith×RPG となる。
【0013】サイリスタが作製される材料がGaAsの
場合、VD =1.3V程度であり、VGON も0.2V程
度は存在する。また、Ith×RPGも0にはできない。こ
のため、サイリスタT5を3Vでオンさせることは、ぎ
りぎり可能ではあるかもしれないが、ほとんど余裕がな
い。このため、外来ノイズなどによる誤動作の危険性が
あり、実用上3Vでの動作は困難であった。
【0014】なお、φ1ラインに接続されているサイリ
スタのうち、サイリスタT5の次にゲート電圧の高いサ
イリスタは、T7であり、VGK=+5Vであるので、サ
イリスタT7がオンするのに必要なアノード電圧V
(7)は、 V(7)=VGON +4VD +Ith×RPG となり、V(5)よりも2VD だけ高い電圧でないとオ
ンできない。すなわち、ゲート電圧順位1位と2位のオ
ン電圧の差は、2VD ≒2.6Vと、かなり大きな差が
ある。この差が大きいことが、ダイオード結合自己走査
型発光素子アレイの動作の安定性を保証している。
【0015】一方、結合素子としてダイオードではなく
抵抗を用いた、図3に示される3相駆動抵抗結合型自己
走査型発光素子アレイにおいて、φ2ラインがHレベル
でスイッチ素子T4がオンしているときのスイッチ素子
のゲート電極の電圧分布を、図4に示す。なお図3にお
いて、2は発光素子アレイチップを示している。この発
光素子アレイチップ2が図1のチップ1と異なる点は、
結合ダイオードDを結合抵抗RC に置き換えたことのみ
であり、その他の構成は同じである。
【0016】負荷抵抗RL と結合抵抗RC とからなる無
限抵抗ラダーの合成抵抗値をRt として、無限に続いて
いると仮定すると、電圧分布はVGT(n+1) /VGT(n)
t/(RC +Rt )なる、等比数列となる。図4に示
すように、電源電圧VGK(+5V)との電位差をΔで表
すと、各電位差は、Δn+1 /Δn =RL /(RL +R
t )のように等比数列になっている。
【0017】なお、図4には、比較のために、電源電圧
を+3Vとした場合の電圧分布を点線で示してある。
【0018】次のタイミングで、φ2ラインがHとなる
と、φ2ラインに接続されているサイリスタのうち最も
ゲート電圧の低いサイリスタT5がオンする。次に低い
のは、サイリスタT2である。サイリスタT5とサイリ
スタT2との電位差を最も大きく取るには、RC /RL
=0.5に取ればよい。このとき、電源電圧を+3V、
GON =0.2Vとすると、VGT(5) =1.6V,V
GT(2) =2.3Vとなる。したがってサイリスタT5が
オンするのに必要なアノード電圧V(5)は、 V(5)=1.6+VD +Ith×RPG となり、VD =1.3Vとすると、やはり3Vでの動作
は困難である。
【0019】本発明の目的は、RL とRC の値を適当に
選ぶことで、電源電圧3Vで動作可能な抵抗結合型の自
己走査型発光素子アレイを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】図3に示した抵抗結合型
3相駆動自己走査型発光素子アレイ、および、4相駆
動,5相駆動の自己走査型発光素子アレイにおいて、V
GK=+3Vの時の抵抗R C とRL の比率と、最近接ゲー
ト電圧、および、最近接/第2近接ゲート電位差を図5
に示す。横軸は比RC /RL を、縦軸は電圧を示す。
【0021】図5のグラフによれば、最近接ゲート電圧
が小さいほど動作可能なアノード電圧V(n)は低くで
きるが、RC /RL <0.5では、これに伴って動作の
安定性を示す「最近接/第2近接ゲート電位差」が小さ
くなるため、むやみと小さくはできない。
【0022】電源電圧3Vの10%程度のノイズをを想
定すると、最近接/第2近接電位差が0.3V以上が望
ましい。すなわち、3相駆動ではRC /RL >0.0
1、4相ではRC /RL >0.003、5相ではRC
L >0.001が望ましい。
【0023】また、同様に、φ1,φ2ラインのHレベ
ル電圧3Vに対し、0.3V程度のマージンを持って駆
動させるには、隣接ゲート電圧は1.0V以下が望まし
い。したがって、相数に関わらずRC /RL <0.15
が望ましい。
【0024】さらに、3V以下の電圧で動作させるに
は、上記のRC /RL 比率の範囲よりも狭い範囲を選ぶ
必要がある。
【0025】したがって、本発明の自己走査型発光素子
アレイは、しきい電圧もしくはしきい電流が外部から電
気的に制御可能な3端子スイッチ素子多数個を、一次元
的に配列し、前記スイッチの一方の端子を、負荷抵抗を
介して電源ラインに接続し、隣接する前記スイッチ素子
のしきい電圧もしくはしきい電流を制御する制御電極
を、結合抵抗にて互いに接続し、前記一次元的に配列さ
れた各スイッチ素子の残りの2端子のうちの一方に、外
部からn相(nは3以上の整数)のクロックパルスライ
ンを、それぞれn素子毎に順繰りに接続し、ある相のク
ロックパルスにより、あるスイッチ素子がオンしている
とき、そのスイッチ素子近傍のスイッチ素子のしきい電
圧もしくはしきい電流を、前記抵抗を介して変化させ、
他の相のクロックパルスにより、前記あるスイッチ素子
に隣接するスイッチ素子をオンさせ、発光のためのしき
い電圧もしくはしきい電流が外部から電気的に制御可能
な3端子発光素子多数個を、一次元的に配列し、前記ス
イッチ素子の各制御電極を、1対1に対応する前記発光
素子の制御電極に接続し、前記一次元的に排列された各
発光素子の残りの2端子のうちの一方を、発光のための
電流を印加する書込み信号ラインに接続した自己走査型
発光素子アレイにおいて、前記負荷抵抗の値をRL 、前
記結合抵抗の値をRC とした場合に、RC /RL <0.
15であり、かつ、前記nが3の場合に、RC /RL
0.01であり、前記nが4の場合に、RC /RL
0.003であり、前記nが5の場合に、RC /RL
0.001である、ことを特徴とする。
【0026】前記3端子スイッチ素子および前記3端子
発光素子は、3端子発光サイリスタであり、このような
サイリスタは、第1導電型の基板上に、第1導電型の第
1の半導体と、第2導電型の第1の半導体と、第1導電
型の第2の半導体と、第2導電型の第2の半導体とが積
層されてなるpnpn構造を有し、前記負荷抵抗および
結合抵抗は、パターニングされた前記第1の導電型の第
2の半導体と、この第2の半導体上に形成された電極と
により形成される。
【0027】この場合、前記負荷抵抗の値は、前記第1
の導電型の第2の半導体のパターニングにより調整し、
前記結合抵抗の値は、前記電極の形状を変えることによ
り調整される。
【0028】
【発明の実施の形態】
【0029】
【実施例1】RC =6kΩ、RL =60kΩとして、図
3の抵抗結合タイプの3相駆動自己走査型発光素子アレ
イを作製した。図6および図7に、作製された自己走査
型発光素子アレイの平面図および断面図を示す。断面図
は、平面図のA−A′線における断面を示している。
【0030】まず、n型GaAs基板18上に、第1の
n型層16,第1のp型層,第2のn型層12,第2の
p型層10を順次積層し、pnpn構造を作る。最上層
の第2のp型層10をエッチングして、発光部アノード
50とシフト部アノード60とを形成する。次に、対と
なるスイッチ素子と発光素子を単位として素子分離を行
い、負荷抵抗RL と結合抵抗RC とからなる抵抗ラダー
部は、pnpn構造の第2のn型層12を用いて形成す
る。
【0031】次に、発光部アノード50上にアノード電
極を、シフト部アノード60上にアノード電極62を、
発光部およびシフト部に共通のゲート電極を形成する。
また、抵抗ラダー部に電極72,73を形成する。
【0032】次に、絶縁層(図示せず)を被覆して、コ
ンタクトホールをあけ、最後に、V GK配線100,φ1
ライン110,φ2 ライン112,φ3 ライン114,
φIライン120を形成し、n型GaAs基板の裏面に
電極20を形成する。
【0033】抵抗ラダーは、図6に示すように、第2の
n型層12のパターンと、矩形状の電極72,73とに
よって形成されるが、図6において、電極72と電極7
3との間に位置する長方形状のn型層部分を76で、隣
接する電極73間の長方形状n型層部分を77で示す。
今、長方形状部分76の幅をWL で、長さをLL で表
し、長方形状部分77の幅をWC で、長さをLC で表す
ものとする。
【0034】この構造において、第2のn型層12のシ
ート抵抗は20kΩ/□であったので、LL /WL
3、LC /WC =0.3とした。
【0035】このような寸法設定により、0.01<R
C /RL <0.15を実現した。
【0036】
【実施例2】さらに、低い電圧で動作可能とするため
に、RC /RL を小さく取りたい場合、図6および図7
の構成で、RC を大きくすると、ゲートの充放電時定数
が大きくなり、転送速度が遅くなる。また、長さLL
大きくなると素子の面積が大きくなる。そこで、RC
小さくする必要がある。このような抵抗結合タイプの3
相駆動自己走査型発光素子アレイを作製した。図8およ
び図9に、作成された自己走査型発光素子アレイの平面
図および断面図を示す。この断面図は、平面図のA−
A′線における断面を示している。基本的な構造は実施
例1と同じであり、図6および図7と同一の要素には、
同一の番号を付して示してある。
【0037】実施例2では、図8および図9に示すよう
に、抵抗電極78の形状を階段状とし、これら電極78
間の第2のn型層12のパターンを折れ曲がり形状とし
た。このパターンの長さをLC 、幅をWC とすると、L
C /WC =0.03を実現でき、RC の値を小さくで
き、 0.01<RC /RL <0.15 を満たすことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイオード結合型の自己走査型発光素子アレイ
のチップの等価回路図である。
【図2】図1のスイッチ素子アレイのゲートの電圧分布
を示す図である。
【図3】抵抗結合型の自己走査型発光素子アレイのチッ
プの等価回路図である。
【図4】図3のスイッチ素子アレイのゲートの電圧分布
を示す図である。
【図5】VGK=+3Vの時の抵抗RC とRL の比率と、
最近接ゲート電圧、および、最近接/第2近接ゲート電
位差を示す図である。
【図6】実施例1の自己走査型発光素子アレイの平面図
である。
【図7】実施例1の自己走査型発光素子アレイの断面図
である。
【図8】実施例2の自己走査型発光素子アレイの平面図
である。
【図9】実施例2の自己走査型発光素子アレイの断面図
である。
【符号の説明】
1 ダイオード結合自己走査型発光素子アレイチップ 2 抵抗結合自己走査型発光素子アレイチップ 10 第2のp型層 12 第2のn型層 14 第1のp型層 16 第1のn型層 18 n型GaAs基板 20 裏面電極 50 発光部アノード 52 発光部アノード電極 60 シフト部アノード 62 シフト部アノード電極 64 ゲート電極 72,73,75 抵抗電極 76,77 抵抗を形成する長方形状部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】しきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    電気的に制御可能な3端子スイッチ素子多数個を、一次
    元的に配列し、 前記スイッチの一方の端子を、負荷抵抗を介して電源ラ
    インに接続し、 隣接する前記スイッチ素子のしきい電圧もしくはしきい
    電流を制御する制御電極を、結合抵抗にて互いに接続
    し、 前記一次元的に配列された各スイッチ素子の残りの2端
    子のうちの一方に、外部からn相(nは3以上の整数)
    のクロックパルスラインを、それぞれn素子毎に順繰り
    に接続し、 ある相のクロックパルスにより、あるスイッチ素子がオ
    ンしているとき、そのスイッチ素子近傍のスイッチ素子
    のしきい電圧もしくはしきい電流を、前記抵抗を介して
    変化させ、他の相のクロックパルスにより、前記あるス
    イッチ素子に隣接するスイッチ素子をオンさせ、 発光のためのしきい電圧もしくはしきい電流が外部から
    電気的に制御可能な3端子発光素子多数個を、一次元的
    に配列し、 前記スイッチ素子の各制御電極を、1対1に対応する前
    記発光素子の制御電極に接続し、 前記一次元的に排列された各発光素子の残りの2端子の
    うちの一方を、発光のための電流を印加する書込み信号
    ラインに接続した自己走査型発光素子アレイにおいて、 前記負荷抵抗の値をRL 、前記結合抵抗の値をRC とし
    た場合に、 RC /RL <0.15であり、かつ、 前記nが3の場合に、RC /RL >0.01であり、 前記nが4の場合に、RC /RL >0.003であり、 前記nが5の場合に、RC /RL >0.001である、
    ことを特徴とする自己走査型発光素子アレイ。
  2. 【請求項2】前記3端子スイッチ素子および前記3端子
    発光素子は、3端子発光サイリスタであることを特徴と
    する請求項1記載の自己走査型発光素子アレイ。
  3. 【請求項3】第1導電型の基板上に、第1導電型の第1
    の半導体と、第2導電型の第1の半導体と、第1導電型
    の第2の半導体と、第2導電型の第2の半導体とが積層
    されてなるpnpn構造を有し、 前記負荷抵抗および結合抵抗は、パターニングされた前
    記第1の導電型の第2の半導体と、この第2の半導体上
    に形成された電極とにより形成されることを特徴とする
    請求項1記載の自己走査型発光素子アレイ。
  4. 【請求項4】前記負荷抵抗の値は、前記第1の導電型の
    第2の半導体のパターニングにより調整し、 前記結合抵抗の値は、前記電極の形状を変えることによ
    り調整する、ことを特徴とする請求項3記載の自己走査
    型発光素子アレイ。
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