JPH03256372A - 自己走査型発光素子アレイ - Google Patents

自己走査型発光素子アレイ

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JPH03256372A
JPH03256372A JP2054355A JP5435590A JPH03256372A JP H03256372 A JPH03256372 A JP H03256372A JP 2054355 A JP2054355 A JP 2054355A JP 5435590 A JP5435590 A JP 5435590A JP H03256372 A JPH03256372 A JP H03256372A
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幸久 楠田
Yasuhisa Kuroda
黒田 靖尚
Seiji Ono
誠治 大野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自己走査機能を付与した発光素子アレイに間
し、特に動作を安定化するための該発光素子の改良に間
するものである。
【従来の技術】
従来、a、  Llきい電圧もしくはしきい電流が外部
から制御可能な制御電極をそれぞれ有する発光素子を多
数個、一次元、二次元、もしくは三次元的に配列し、b
、各発光素子の制御電極を近傍に位置する少なくとも2
つの発光素子の制御電極と互いに電気的手段にて接続し
たネットワーク配線を形成し、C8各発光素子に、外部
から電圧もしくは電流を印加するクロックラインを接続
した、発光素子アレイが知られている。 (例えばEP
O335553A2) 該発光素子アレイは、発光素子アレイ自身に自己走査機
能を有し、発光素子アレイのワイヤボンディングの数を
減少し、駆動IC数を減じ、コンパクト化でき、発光素
子の間隔を短ピツチ化できる等の利点を有していた。 該自己走査機能を有する発光素子アレイの概略を説明す
ると、発光素子として発光機能を持つ負性抵抗素子を用
い、そのターンオン電圧または電流が、別の発光素子の
ON状態によって影響を受けるよう、即ち、相互作用を
生じしめるよう構成されたものである。 詳細には、発光機能を持つ負性抵抗素子として、発光サ
イリスタ、レーザサイリスタ等を用いる。 発光サイリスタとしては、化合物半導体でPNPN構造
を作ったものがあり、またシリコンではサイリスタとし
て実用化されている。 (例えば青木昌治編著、 「発
光ダイオード」工業調査会、167〜169頁参照) これらの発光サイリスタは外部からの電気的または光学
的情報によりそのしきい電圧が低下することが知られる
。 該自己走査機能を有する発光素子アレイの具体的構造の
一例を第5図に示す。該発光素子アレイは、各三端子サ
イリスタのゲート端子を各々抵抗素子RLを介してゲー
ト電圧供給電#VGにへ接続し、かつ該ゲート端子間を
抵抗素子R+で相互に接続した構成で、各発光素子には
3本の転送りロックφl、φ2.φ3のいずれか1本が
、φl、φ2.φ3の順番の繰り返して接続されている
。 今、クロックラインφ3がハイレヘル電圧となり発光素
子T(0)がON状態とする。このとき、ノードGOは
ほぼ零ボルトである。抵抗ネットワークから電流が流れ
ると、発光素子T(0)に近いノートが最も電圧が引き
下げられ、離れていくほど影響は少なくなる。次の転送
りロックφlに電圧が加わると発光素子T (1)とT
 (−2)等に電圧が加わるが、ノードG1のほうがノ
ードG−2より低い電圧で発光状態となる為、転送りロ
ックφlにかける電圧を発光素子T (1)はONL/
、発光素子T(2)はONL/ない電圧とすることによ
って、発光素子T (+)のみをONすることができる
。この転送りロックを制御する動作を繰り返すことによ
り、発光素子の発光状態の自己走査を行なうことができ
る。 また、ゲート端子間を接続する電気的手段としては、上
記抵抗素子の他、ダイオードもしくはトランジスタとい
った一方向性素子を用いたものも知られており、該一方
向性素子を用いると、転送りロックラインを減少させる
こともできる。 (前記EPO335553A2)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の発光素子アレイにおいては、ゲ
ートに接続した抵抗R+、Rtに流れる電流分布が、各
発光サイリスタのゲート電位を規定する為、各ゲートに
他の論理素子や発光素子を繋ぐと、他の素子に流れる電
流の影響で抵抗ネットワークの電流分布が変化し、その
結果、自己走査に必要な電圧差(同一クロックラインに
接続された発光素子間の発光開始電圧の差)が狭くなり
、転送を行ないにくくなるという問題点があった。 また、ゲート端子間を一方向性素子を用いて接続した発
光素子アレイにおいては、上記問題がある程度解決され
るものの、走査方向がハード的に決定され、双方向への
走査を行なえないという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決する為になされたものであっ
て、a、  シきい電圧もしくはしきい電流が外部から
制御可能な制御電極をそれぞれ有する発光素子を多数個
、一次元、二次元、もしくは三次元的に配列し、b、各
発光素子の制御電極を近傍に位置する少なくとも2つの
発光素子の制御電極と互いに電気的手段にて接続したネ
ットワーク配線を形成し、C8各発光素子に、外部から
電圧もしくは電流を印加するクロックラインを接続した
、発光素子アレイにおいて、該電気的手段として、該電
気的手段における降下電圧が該電気的手段に流れるいず
れの方向に電流量にも依存せず一定となるような結合素
子を用いている。 誼結合素子としては、拡散電位や降伏電圧を有するダイ
オード、 トランジスタ等の一方向素子を双方向に結合
させたものが例示でき、またネットワーク配線の各ノー
ド上に接続することができる。 該電気的手段を発光素子アレイの配列の各方向に等価な
回路しておくと、双方向の転送を転送りロックのタイミ
ングの調整のみで実施できるので好ましい。 本発明に使用する発光素子としては、しきい電圧もしく
はしきい電流が外部から制御可能な発光素子であれば、
任意の素子が使用できる。中でも、P型半導体領域及び
N型半導体領域を複数積層した発光素子等の、負性抵抗
を有する発光素子を用いることが望ましい。 前記ダイオード、トランジスタ等は、発光素子を形成し
ている第1伝導型半導体部及び第2伝導型半導体部(P
型、N型層)を用いて(+II!み合わせて)形成する
ことにより製造することができ、集積化して実施するこ
ともできる。
【作用】
本発明においては、双方向へ転送動作を行なう事の出来
る抵抗素子を用いた発光素子アレイにおいて、該発光素
子に他の電気的素子を接続すると転送動作が行なわれな
くなったりする原因が、該発光素子として使用されてい
る三端子サイリスタのゲート電位が、ゲート電流の変化
なとの擾乱に対して変化するため、発光素子アレイのみ
の構造として設計した転送動作に必要な電位に設定され
ていないことによって生じていることに鑑みなされたも
のであって、本発明においては双方向素子として従来の
ような抵抗のみを介した電気的接続方法を取らず、素子
に流れる電流量によって降下電圧が変化しない、双方向
結合方法を用いている。 本発明によると、ダイオード、トランジスタ等の一方向
性素子の特性的な、拡散電位や降伏電圧の特性を利用し
、三端子サイリスタのゲート電位分布を、ゲート電流に
依存する事無く形成する事が可能となる。 そのため、該発光素子アレイに他の電気的素子を接続し
ても、転送に必要な電位差が確保され、確実な転送を実
現できる。
【実施例】
実施例−1 ここで説明する実施例−1は電気的接続の方法としてダ
イオードを用いるものである。 実施例−1の原理の等価回路図を第1図に示す。 これは発光しきい電圧、電流が外部から制御できる発光
素子の一例として、最も標準的な三端子の発光サイリス
タを用いた場合を表す0発光サイリスタT (−2)〜
T(3)は、−列に並べられた構成の一部として例示す
る。各発光サイリスタT (−2)〜T(3)にはそれ
ぞれゲート電極G−2〜G3が設けられ、−各ゲート電
極G−2〜G3間は、例えば発光サイリスタT(の、 
 T(1)閏を対向方向のダイオードE1およびダイオ
ードDOを用いて接続するという様に、負方向(第1図
左方向)のダイオードD−2〜D3、および正方向(第
1図右方向)のダイオードE−1〜E4により各々で電
気的相互作用を行なう様接続される。ダイオードD・2
〜D3、およびダイオードE−1−E4は同一構造同一
特性のダイオードであり、各発光素子間を電気的に双方
向で接続する。また、各ゲート電極は各々の負荷抵抗R
Lを介してゲート電圧供給電源vGにと接続される。ま
た、各単体発光サイリスタのアノード電極には、3本の
転送りロックライン(φ1、φ2、φ3)のいずれか1
本が、長手方向にφ1、φ2、φ3の繰り返しで接続さ
れている。 動作を説明する。まず転送りロックφ3がハイレベルと
なり、転送りロックφ3に接続する発光素子T(0)が
ON状態になっているとする。この時、三端子サイリス
タの特性から発光素子T (0)のゲート電極GOの電
圧VgOは零ボルト近くまで引き下げられる。 (シリ
コンサイリスタの場合約1ボルトである) いまゲート電圧供給電源vGKとして5Vを印加してい
るとすると、抵抗RL、  ダイオードD−2〜D3、
E−1〜E4のネットワーク配線の各特性値により発光
素子T(0)の近傍の発光サイリスタのゲート電圧が決
まる。そのとき発光素子T (0)に近い素子のゲート
電圧が最も低下し、以降、順に発光素子T(0〉から離
れるに従いゲート電圧は上昇する。このとき・ ゲート
電極Gl、  G−1の電圧はゲート電極GOに対し、
ダイオードの拡散電位Vdfだけ高く、ゲート電極G−
2,G2はそれぞれ、ゲート電極G−1、G1に対し、
さらにダイオードの拡散電位Vdfたけ高い電圧となる
。次の転送りロックパルスφlは、発光素子T (1)
、  T (−2)及び発光素子T(4)等に加わるが
、これらの中で最もON電圧が低い素子は発光素子T(
1)で、VgO+Vdfである。次に低い素子は発光素
子T (−2)テあり、V go+ 2 V dfどな
る。 そこで、転送りロックパルスφ1のハイレベル電圧をV
 go+ V dfからV gO+ 2 V df(0
間に設定L/Tおけば、転送りロックパルスφ1に接続
する発光素子のうち、発光素子T (+)のみONする
ことができ、転送動作を行なうことができる。 また、本実施例の場合、ゲート電圧を決定するダイオー
ドの拡散電位Vdfは、ダイオードに流れる電流に依存
しない、そこで例えばゲート電、極の負荷抵抗RLにば
らつき等あったとしても、該ばらつきは発光素子アレイ
の転送動作に影響を与えない。 また、ゲート間の結合素子が抵抗素子である場合に比べ
、ゲート電圧分布は安定となる。さらに、抵抗素子結合
の特徴である双方向転送についても、本実施例において
は、転送りロックを逆相にする、すなわち転送りロック
φ3の次に転送りロックφ2をハイレベルにすれば、転
送りロックφ2に接続する発光素子のうち、発光素子T
 (−1)のオン電圧が最も低くなるため、転送方向が
逆転する。 本実施例では、第1図のように発光素子を一列に並べて
いるが、配列を直線にする必要はなく、応用によって蛇
行させてもよいし、途中から二列以上に増やすことも可
能である。また、この説明では発光サイリスタに限定し
て説明したが、同様な機能を持つデバイスであればこれ
に限られず何であっても良い。また、発光素子もレーザ
サイリスタであってもよい、この駆動方法は、発光素子
を単体部品で構成してもよく、まに1  以下に示すよ
うに集積化して実施することができる。 上記説明においては等価回路図を示し説明したが、以下
に上記発光素子アレイを集積化して作成する場合の構成
についての構造例を説明する。 構造概略断面図を第2図に示す、接地したN型GaAs
基板(1)上にN型半導体層(24〉、P型半導体層(
23)、N型半導体層(22)、P型半導体層(21)
の各層を形成する。そしてホトリソグラフィ等及びエツ
チングにより基板(1)に達する分離溝(50〉を形成
し、各単体発光素子に分離する。 分離させた各半導体層の一部には、N型半導体層(22
)の露出部を形成し、3つの島状P型半導体層(21)
を形成する。N型半導体層(22)の露出部にゲート電
極(41)を形成し、1つの島状P型半導体層(21)
にはアノード電極(40)を形成する。 これらの単体発光素子T (−1)〜T(2)のアノー
ド電極(40)は、P型半導体層(21)とオーミック
接触を示す材質とし、またゲート電極(41〉は、N型
半導体層(22)とオーミック接触を有する材質とする
。 各発光素子の残り2つの島状P型半導体層(21〉は、
各々別方向の隣接する発光素子のゲート電極(41)と
金属薄膜配線により接続され、これによって各ゲート電
極(41〉間は、P型半導体層(21)とN型半導体層
(22)とで形成されるダイオードによって、双方向に
結合される。 絶縁層(30)が発光素子および結合用ダイオード上に
被覆されるが、該絶縁層(3o)は素子と配線との短絡
を防ぐためのものであり、同時に特性劣化を防ぐための
保護膜てもある。また、発光サイリスタの発光波長の光
がよく通る材質をもちいることが望ましい。 N型GaAs基板(1)は、このサイリスタのカソード
として働く。 各単体発光素子のアノード電極(4o)に3本の転送り
ロックライン(φ1、φ2、φ3)のうちの1本をφ1
、φ2、φ3の繰り返しの順番で接続する。 また、ゲート電極は負荷抵抗RLを介してゲート電圧供
給電源VGKと接続される。 各素子間にて光結合が起こると、本実施例の転送動作に
影響を及ぼすことがあるので、これf−止するため、ゲ
ート電極の一部を発光素子間の分離溝の中に入れ形で配
線する。 本実施例の構成は、実施例−1(第1図)に示した等価
回路と同じ構成であり、同じ動作をする。 従って、転送りロックφl、φ2、φ3のハイレベル電
圧を順番に相互が少しづつ重なるようにすれば、発光サ
イリスタのON状態が順次転送する。即ち、発光点が順
次転送する。 上記構造は、発光サイリスタと同じ工程で、ダイオード
まで形成することのできる構造となっている。 ここでは、PNPNのサイリスタ構成を例に説明したが
、しきい電圧の低下を利用した転送動作を行なう構成は
、PNPN構成のみに限らず、その動作が達成できる素
子であれば特に限定しない。 例えば、PNPNa層構成でなく、6層以上の構成でも
同様な効果を期待でき、同様な自己走査機能を達成する
ことが可能である。さらに、静電誘導(Sl)サイリス
タまkは電界制御サイリスタ(FCT)と呼ばれるサイ
リスタを用いても同様であり、本発明に含まれる。この
SlサイリスタまたはFCTは電流ブロックとして働く
中央のP型半導体層を空乏層で置き換えた構造となる(
S。 M、Sze  著、 Physics  of  Se
m1conductor  Devices。 2nd Edition pp238−240)。 第3図および第4図にさらに現実的な構造図を示す。第
3図に本実施例の平面図を、第4図に第3図のY−Y’
ラインの概略断面図を示す0発光素子T (−5)〜T
(4)は−列に並んだ発光素子の代表の素子を表す。 各発光サイリスタのゲートには、発光サイリスタを構成
する半導体層を流用した負荷抵抗RL(63)を介して
ゲート電圧供給電源VGKと接続している。ダイオード
D−s〜D4は発光サイリスタT(−5)〜T (4)
に繁かり、そのアノード側をゲート電極(41)を介し
て、次の発光サイリスタのゲート及び負荷抵抗(63)
に接続する。ダイオードE−s〜E4についても同様に
、発光サイリスタT(−5〉〜T(4)に繋ぎ、そのア
ノード側をゲート電極(43)を介して、前の発光サイ
リスタのゲート及び負荷抵抗(63)に接続する。 半導体層と電極は、コンタクト孔である接続孔C1て接
続する。スルーホールC2は、発光サイリスタのアノー
ド電極(40)と転送りロックラインφl、φ2、φ3
との接続孔である。電源ライン(42)は、電源電圧V
GKおよび負荷抵抗RLに接続する。電源ライン(42
)とゲート電極(41,43)は同時に形成する。ここ
で、ゲート電極(43)は、発光素子T (−5)〜T
 (4)がその発光により相互に影響しあう事を防ぐた
めの遮光層をも兼ねている。 第4図に断面構造図を示す。発光素子はN型GaAs基
板上にN型GaAs層(24b)、N型AlGaAs層
(24a)、 P型GaA’s層(23)、 N型Ga
As層(22〉、 P型AlGaAs層(2l b)、
P型GaAs* (21a)の各層を形成する。そして
ホトリソグラフィ等及びエツチングにより分離溝(50
)を形成し、各単体発光素子に分離する。 負荷抵抗(63)RLは発光素子のN型GaAs層(2
2)を用いる。これは別の層を用いてもよい。 例えば2層(23)を用いる、あるいは別の抵抗領域を
設け、これを用いてもよい。 本実施例の製造工程を説明する。まずN型GaAs基板
上にN型GaAs層(24b)、N型AlGaAs層(
24a)、 P型GaAs層(23)、 N型GaAs
層(22)、 P!!!AlGaAs層(21b)、 
P型G aA s層(21a)の各層を順次形成する。 そしてN型GaAs基板上に達する分112$1(50
)を形成し、発光素子及び抵抗間の分離を行なう0次に
抵抗(63〉の形成を行なう。即ちP型GaAs層(2
1a)、P型AlGaAs層(21b)の一部除去を行
なう、基板上全体に絶縁II (30)を形成し、各発
光素子の電極位置上にコンタクト孔(C1)を設ける。 電極(40)(41)(42)を形成する。基板上全体
に層間絶縁l1l(31)を形成して、クロックライン
接続用引出し線上にスルーホールC2を設け、電極φ1
、φ2、φ3を形成する0以上の工程により本実施例の
構造が完成する。 この工程の順序は、必ずしも上記のとおりである必要は
なく、第4図の上に、さらに、透光性絶縁膜を設け、信
頼度を向上させるようにしてもよい0発光素子上の絶m
1llが厚くなり、光透過率が低下することを嫌うなら
ば、発光素子の上部絶縁膜の一部または全部をホトエツ
チング等の方法により除去してもよい。 以上の実施例にて説明してきた自己走査可能な発光素子
アレイは、各種応用が期待できる。例として、光走査の
密着イメージセンサ、光プリンタの書き込みヘッド、デ
イスプレィ等が挙げられ、これらの機器の低価格化、高
性能化に大きな寄与をすることができる。 上記実施例においては、各々隣接する発光素子の制御電
極を、互いに電気的手段にて接続してネットワークを形
成して1いるが、例えば各々接続する発光素子を1つお
きの発光素子として、1つの発光素子アレーに2系列の
走査機能を設けることもできる。また、2次元、三次元
の発光素子アレーの場合には、各発光素子は近傍の4つ
または6つ以上の発光素子と電気的手段にて接続される
【発明の効果】 本発明は、発光素子アレイ間を双方向のダイオードまた
はトランジスタで結合することにより、三相の転送りロ
ックで発光点の転送を任意の方向に、しかも安定に行な
うことができる。 本発明の発光素子アレイは、密着イメージセンサ、光プ
リンタ、デイスプレィ等へ応用でき、これらの機器の信
頼性向上に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で説明した発光素子アレイの等価回路図
、第2図は同実施例の構造概念図、第3図および第4図
は各々実施例で説明した発光素子アレイの具体的構造の
平面図および断面図、第5図は従来の発光素子7レイの
等価回路図である。 図中、符号40はアノード電極、符号41はゲート電極
を各々示す。 第4 図 115図 手続補正書(自発) 平底2年7月4日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a、しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制
    御可能な制御電極をそれぞれ有する発光素子を多数個、
    一次元、二次元、もしくは三次元的に配列し、 b、各発光素子の制御電極を近傍に位置する少なくとも
    2つの発光素子の制御電極と互いに電気的手段にて接続
    したネットワーク配線を形成し、c、各発光素子に、外
    部から電圧もしくは電流を印加するクロックラインを接
    続した、発光素子プレイにおいて、 該電気的手段として、該電気的手段における降下電圧が
    該電気的手段に流れるいずれの方向に電流量にも依存せ
    ず一定となるような結合素子を用いた事を特徴とする発
    光素子プレイ。
  2. (2)該結合素子がダイオードもしくはトランジスタの
    双方向結合素子であり、かつ該結合素子をネットワーク
    配線の各ノード上に接続し、かつ該電気的手段を発光素
    子プレイの配列の各方向に対して等価な回路とした請求
    項1記載の発光素子アレイ。
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