JP2001326557A - 弾性表面波装置 - Google Patents
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Abstract
を容易に取ることができ、かつ総合的な実装面積を低減
し得る弾性表面波装置を提供する。 【解決手段】 中心周波数が異なり、入力端子3及び出
力端子4が共通化されている第1,第2の弾性表面波フ
ィルタ1,2と、第1,第2の弾性表面波フィルタ1,
2のうち少なくとも一方の弾性表面波フィルタと入力端
子との間、または第1,第2の弾性表面波フィルタのう
ち少なくとも一方と出力端子との間に直列に接続された
少なくとも1つの一端子対弾性表面波共振子5,6,9
とを備え、一端子対弾性表面波共振子5,6,9の反共
振周波数が、一端子対弾性表面波共振子5,6,9が接
続されている側の弾性表面波フィルタ1,2の通過帯域
よりも高周波数側に位置されている、弾性表面波装置。
Description
て用いられる弾性表面波装置に関し、特に、複数の帯域
フィルタを組み合わせてなる弾性表面波装置に関する。
チバンド対応の携帯電話が検討されている。また、例え
ば日本のPDC800MHz帯のように、加入者の増加
に伴い、複数の周波数帯域を使用する携帯電話も登場し
ている。
をカバーするために、広帯域の段間用帯域フィルタが求
められている。また、近年の携帯電話では、送信側周波
数帯と受信側周波数帯が近いシステムが増えており、通
過帯域のごく近傍のフィルタ特性の急峻性を高めること
が必要となってきている。
の帯域をカバーし得るフィルタ装置の一例が開示されて
いる。図17は、この先行技術に記載のフィルタ装置を
説明するための回路図である。ここでは、弾性表面波フ
ィルタからなるフィルタ素子101,102の入力端子
及び出力端子が共通化されている。すなわち、入力端子
103にフィルタ素子101,102の入力端が接続さ
れており、出力端子104にフィルタ素子101,10
2の出力端が接続されている。このように複数のフィル
タ素子101,102の入力端子及び出力端子を共通化
することにより、無線信号部の小型化及び軽量化が図ら
れるとされている。
素子101との間、出力端子104と一方のフィルタ素
子101との間に、伝送線路105,106が接続され
ている。また、フィルタ素子102と入力端子103と
の間にはコンデンサ107が接続されており、入力端子
103とコンデンサ107との間の接続点とアース電位
との間にインダクタンス素子108が接続されている。
同様に、フィルタ素子102の出力端と出力端子104
との間にコンデンサ109が接続されており、コンデン
サ109と出力端子104との間の接続点とアース電位
との間にインダクタンス素子110が接続されている。
子103及び出力端子104との間には、それぞれ、伝
送線路105,106からなる位相調整回路が接続され
ている。また、フィルタ素子102と入力端子103及
び出力端子104との間には、それぞれ、コンデンサ1
07及びインダクタンス素子108からなる位相調整回
路並びにコンデンサ109及びインダクタンス110か
らなる位相調整回路が接続されている。
ィルタ素子101,102は、それぞれが必要としない
帯域において高インピーダンス状態とされ、それによっ
て良好な通過帯域特性が得られるとされている。
では、フィルタ装置のパッケージ内またはパッケージ外
に、上記コンデンサ107,109やインダクタンス素
子108,110を構成した構造、あるいはパッケージ
の積層部分に上記伝送線路105,106を形成した構
造が開示されている。
行技術に記載のように、フィルタ装置のパッケージ内や
パッケージ外に、位相調整回路を構成するためにインダ
クタンス素子やコンデンサを設けると、必然的にパッケ
ージそのものが大きくなるか、または、携帯電話などの
回路基板に実装した際の実装面積も大きくならざるを得
なかった。
を形成した場合には、別の弾性表面波フィルタが同じパ
ッケージに実装される場合、インピーダンスを微調整す
ることができず、結果的に実装される弾性表面波フィル
タごとに専用のパッケージを用いなければならなかっ
た。
を解消し、中心周波数が異なる複数の弾性表面波フィル
タのそれぞれの入力端子及び出力端子を共通化し、複数
の弾性表面波フィルタを並列接続してなる弾性表面波装
置において、パッケージ内外に設けるインダクタンス素
子やキャパシタンス素子の数を低減することができ、回
路基板等に実装された際の実装面積を小さくし得る弾性
表面波装置を提供することにある。
ば、入力端子と出力端子との間に接続された第1の弾性
表面波フィルタと、第1の弾性表面波フィルタと中心周
波数が異なり、前記入力端子及び前記出力端子の間に、
かつ前記第1の弾性表面波フィルタと並列に接続された
第2の弾性表面波フィルタと、前記入力端子と第1及び
第2の弾性表面波フィルタのうち少なくとも一方の弾性
表面波フィルタとの間、及び前記出力端子と第1,第2
の弾性表面波フィルタのうちの少なくとも一方の弾性表
面波フィルタとの間の少なくとも一方において第1また
は第2の弾性表面波フィルタに直列に接続された少なく
とも1つの一端子対弾性表面波共振子とを備え、前記一
端子対弾性表面波共振子の反共振周波数が、該一端子対
弾性表面波共振子が直列接続されている側の弾性表面波
フィルタの通過帯域よりも高周波数側に位置している、
弾性表面波装置が提供される。
波フィルタが第1の弾性表面波フィルタよりも中心周波
数が高く、第2の弾性表面波フィルタと入力端子との間
に第1の一端子対弾性表面波共振子が、前記第2の弾性
表面波フィルタと出力端子との間に第2の一端子対弾性
表面波共振子が、それぞれ、直列に接続されている。
記一端子対弾性表面波共振子が多段直列接続されてい
る。本発明のさらに他の特定の局面では、前記第1また
は第2の弾性表面波フィルタと入力端子との間、並びに
第1または第2の弾性表面波フィルタと出力端子との間
の少なくとも一方に、少なくとも2つ以上の前記一端子
対弾性表面波共振子が直列接続されており、該複数の直
列接続された一端子対弾性表面波共振子においてインタ
ーデジタルトランスデューサ(以下、IDT)のピッチ
により決められる周波数がそれぞれ異ならされている。
性表面波フィルタが、表面波伝搬方向に沿って配置され
た3つのIDTを有する、縦結合型弾性表面波フィルタ
により構成されている。
IDTを有する第1、第2の縦結合型弾性表面波フィル
タにおいて、前記第1,第2の縦結合型弾性表面波フィ
ルタの表面波伝搬方向両側のIDTが入力(出力)端子
で共通となるように、かつ第1,第2の縦結合型弾性表
面波フィルタの中央のIDTが出力(入力)端子で共通
になるように第1、第2の縦結合型弾性表面波フィルタ
が並列接続されている。
子対弾性表面波共振子のうち、少なくとも1つの一端子
対弾性表面波共振子においてIDTが間引き重み付けさ
れている。
特定の局面では、前記入力端子及び出力端子にそれぞれ
並列に付加されたインダクタンス素子がさらに備えられ
る。好ましくは、前記入力端子に並列に付加されたイン
ダクタンス素子のインダクタンス値と、出力端子に並列
に付加されたインダクタンス素子のインダクタンス値が
異ならされている。
弾性表面波フィルタと第2の弾性表面波フィルタの電極
膜厚が異ならされている。本発明の別の特定の局面で
は、前記第1の弾性表面波フィルタと第2の弾性表面波
フィルタとが、 1つの圧電基板上で並列接続されてい
る。
子および/または出力端子が、平衡信号端子とされてい
る。本発明に係る通信機は、本発明に従って構成された
弾性表面波装置を帯域フィルタとして備えられているこ
とを特徴とする。
弾性表面波装置の実施例を説明することにより、本発明
を明らかにする。
波装置の回路構成を示す図である。本実施例の弾性表面
波装置は、日本のPDC800MHz帯の複数の受信側
周波数帯に対応し得る弾性表面波フィルタである。PD
C800MHz帯では、810〜843MHzの受信側
周波数帯と、870〜885MHzの受信側周波数帯が
用いられている。
波フィルタ1,2の入力端が共通化されて、入力端子3
に接続されている。同様に、第1,第2の弾性表面波フ
ィルタ1,2の出力端が共通化されて、出力端子4に接
続されている。言い換えれば、弾性表面波フィルタ1,
2は、入力端子3と出力端子4との間において並列に接
続されている。
電基板上に複数のIDTを形成した構造を有する。図2
に、弾性表面波フィルタ1の電極構造を略図的平面図で
示す。
るために、36°YカットX方向伝搬のLiTaO3 基
板が用いられている。もっとも、圧電基板材料として
は、他の圧電単結晶あるいは圧電セラミックスを用いて
もよい。
1cが形成されている。また、IDT1a〜1cの設け
られている領域の外側には、反射器1d,1eが設けら
れている。すなわち、弾性表面波フィルタ1は、縦結合
型の3IDT一段の回路構成を有する。もっとも、弾性
表面波フィルタ1は、他の構造の弾性表面波フィルタに
より構成されてもよい。
が、弾性表面波フィルタ2も同様に構成されている。も
っもと、第1,第2の弾性表面波フィルタ1,2の中心
周波数は異ならされており、弾性表面波フィルタ1が8
10〜843MHz帯をカバーするように、中心周波数
が828.5MHzとされており、弾性表面波フィルタ
2が、870〜885MHz帯をカバーするように中心
周波数が877.5MHzとされている。
端との間には、一端子対弾性表面波共振子5が弾性表面
波フィルタ1と直列に接続されている。同様に、入力端
子3と弾性表面波フィルタ2との間には、一端子対弾性
表面波共振子6が弾性表面波フィルタ2と直列に接続さ
れている。一端子対弾性表面波共振子5,6は、入力端
子3側で共通接続されている。すなわち、入力端子3に
接続されている接続点7に、弾性表面波共振子5,6の
一端が接続されている。
が共通接続されている接続点8と、弾性表面波フィルタ
2の出力端との間には、一端子対弾性表面波共振子9が
弾性表面波フィルタ2に直列に接続されている。
1つのIDTとそのIDTの弾性表面波伝搬方向両側に
反射器を配置した構造を有する。なお、一端子対弾性表
面波共振子5,6,9は、反射器を有しない構造であっ
てもよい。もっとも、一端子対弾性表面波共振子では、
IDTの両側に反射器を配置した構造の方がQ値が高く
なるので、好ましくは、上記のように反射器を有する一
端子対弾性表面波共振子が用いられる。
とアース電位との間に、インピーダンスを整合させるた
めのインダクタンス素子11が接続されている。同様
に、接続点8と出力端子4との間の接続点12とアース
電位との間に、同じくインピーダンス整合回路を構成す
るためのインダクタンス素子13が接続されている。本
実施例では、インダクタンス素子11及びインダクタン
ス素子13は、それぞれ、そのインダクタンス値が10
nH及び12nHとされている。すなわち、インダクタ
ンス素子11,13のインダクタンス値は異ならされて
いる。
の外縁を略図的に示しており、本実施例の弾性表面波装
置では、インダクタンス素子11,13以外の素子は、
全てパッケージ内の同一圧電基板上に構成されている。
もっとも、弾性表面波フィルタ1,2及び一端子対弾性
表面波共振子5,6,9を異なる圧電基板上に構成し、
パッケージ内に複数の圧電基板を配置してもよい。
面波フィルタ1の挿入損失周波数特性を図3に、一端子
対弾性表面波共振子5の挿入損失周波数特性を図4に示
す。なお、図3及び図4、並びに後述の図5、図7、図
9及び図10において、破線で示す周波数特性は、それ
ぞれ、実線で示す周波数特性を、縦軸の右側のスケール
で拡大して示す特性である。
1,2及び弾性表面波共振子の仕様は、下記の表1の通
りである。
は、弾性表面波フィルタ1のIDT部分の波長の8%、
すなわち0.08λ、となるように構成されている。本
実施例では、弾性表面波フィルタ1と弾性表面波フィル
タ2とでAl電極膜厚は同じとされているが、各弾性表
面波フィルタ1,2を最適なAl電極膜厚で構成するた
めに、各弾性表面波フィルタ1,2のAl電極膜厚を異
ならせてもよく、それによって、実現し得る特性の自由
度を高めることができる。
〜843MHzであるのに対し、一端子対弾性表面波共
振子5の反共振周波数faは866MHzとなってい
る。すなわち、弾性表面波共振子5の反共振周波数は、
弾性表面波共振子5が直列接続されている弾性表面波フ
ィルタ1の通過帯域の高周波数側端部よりも高く設定さ
れている。同様に、一端子対弾性表面波共振子6,9の
反共振周波数は922MHzであり、該一端子対弾性表
面波共振子6,9が接続されている弾性表面波フィルタ
2の通過帯域の高周波数側端部よりも高くされている。
数帯は、893〜898MHz帯及び925〜960M
Hz帯にある。従って、受信用弾性表面波装置では、こ
れらの送信側周波数帯における減衰量が大きいことが求
められる。
弾性表面波フィルタ2の入力側及び出力側に、一端子対
弾性表面波共振子6,9が該弾性表面波フィルタ2に直
列に接続されている。これらの一端子対弾性表面波共振
子6,9の反共振周波数を送信側周波数帯域に合わせる
ことにより、送信側周波数帯域における減衰量を大きく
することができる。
面波フィルタ2との間に直列に接続されている一端子対
弾性表面波共振子の数を増加させると、さらに減衰量を
大きくすることができる。そのため、本実施例では、中
心周波数が相対的に高い弾性表面波フィルタ2に対し、
2個の一端子対弾性表面波共振子6,9が直列に接続さ
れてインピーダンス整合が行われている。また、このよ
うな構成により、送信側周波数帯域において大きな減衰
量を得ることができる。
タンス値が異ならされているのは、それぞれの最適なイ
ンダクタンス値を選択したためである。弾性表面波フィ
ルタ1,2は、広帯域なフィルタ特性が要求される。従
って、一般的には、広帯域設計に適した3IDT型ある
いは5IDT型の弾性表面波フィルタが使用されること
が多い。これらの広帯域設計に適した弾性表面波フィル
タでは、入力側インピーダンスと出力側インピーダンス
とは異なる。従って、入力側及び出力側でインピーダン
ス整合を最適とするために、上記のように異なるインダ
クタンス値のインダクタンス素子11,13を用いるこ
とが望ましい。
図5に示す。また、比較のために、インダクタンス素子
及びコンデンサのみにより、弾性表面波フィルタ1,2
のインピーダンス整合を図った構造の弾性表面波装置を
用意した。この弾性表面波装置の回路構成を図6に示
す。図6において、弾性表面波フィルタ21,22は、
弾性表面波フィルタ1,2と同様に構成した。図6にお
いて、弾性表面波フィルタ21,22と入力端子3との
間に、それぞれ、コンデンサ23、インダクタンス素子
24からなるインピーダンス整合回路及びコンデンサ2
5及びインダクタンス素子26からなるインピーダンス
整合回路を配置した。また、弾性表面波フィルタ22と
出力端子4との間に、コンデンサ27及びインダクタン
ス素子28からなるインピーダンス整合回路を挿入し
た。
性表面波フィルタ1と同様に構成し、比較例の弾性表面
波装置を構成した。なお、上記比較例の弾性表面波装置
において、インダクタンス素子11,13,24,2
6,28のインダクタンス値は、それぞれ、10nH、
10nH、15nH、12nH及び15nHとした。ま
た、コンデンサ23,25,27の容量は3pF、3p
F及び8pFである。また、図6において、Aはパッケ
ージの外縁を示す。
面波装置の周波数特性を図7に示す。実施例の弾性表面
波装置を上記比較例の弾性表面波装置と比較すると、比
較例では8つの外部素子が用いられているのに対し、実
施例の弾性表面波装置では2つの外部素子しか用いられ
ていない。従って、実施例の弾性表面波装置では、一端
子対弾性表面波共振子5,6,9を用いているので、若
干弾性表面波装置自体は大きくなるが、総合的な実装面
積をかなり小さくすることができる。
うに、従来例に相当する比較例の弾性表面波装置の周波
数特性に比べて、本実施例の弾性表面波装置では、通過
帯域高域側における減衰量を大幅に改善し得ることがわ
かる。925〜960MHzの減衰量で比較すると、比
較例では約14dBであるのに対し、本実施例では約3
4dBと20dBも改善されている。
面積を小さくすることができ、さらに通過帯域高域側に
おける減衰量を大きくすることができる。さらに、本実
施例では、弾性表面波フィルタ1,2と入力端子3との
間に、それぞれ一端子対弾性表面波共振子5,6が挿入
されているので、耐電力性も高められる。
9のうち1つまたは2つの一端子対弾性表面波共振子を
省略し、その代わりにインピーダンスのずれを、比較例
のようにインダクタンス素子及びコンデンサを利用して
整合させてもよい。この場合においても、少なくとも1
つの一端子対弾性表面波共振子をパッケージ12内にお
いて構成するため、実装面積の低減、並びに上記比較例
に比べれば、通過帯域高域側における減衰量を大きくす
ることができる。
タ1,2と入力端子との間、あるいは弾性表面波フィル
タと出力端子との間の少なくとも1箇所において、少な
くとも1個の一端子対弾性表面波共振子を直列に接続す
ることにより、インダクタンス素子及びコンデンサある
いは伝送線路のみによりインピーダンス整合を図る場合
に比べて、通過帯域高域側における減衰量を大きくする
ことができる。
表面波装置を説明するための回路図である。第2の実施
例の弾性表面波装置は、第2の弾性表面波フィルタ2と
入力端子3との間に、2個の一端子対弾性表面波共振子
41,42が直列接続されていることを除いては、第1
の実施例の弾性表面波装置と同様に構成されている。従
って、同一部分については、同一の参照番号を付し、第
1の実施例の説明を援用することにより詳細な説明は省
略する。
計の静電容量は、第1の実施例で用いられている一端子
対弾性表面波共振子6の容量と同じとなるように構成さ
れている。すなわち、表面波共振子41,42のIDT
の対数はいずれも100対とした。また、一端子対弾性
表面波共振子41,42の反共振周波数は922MHz
であり、一端子対弾性表面波共振子9の反共振周波数と
同じである。
表面波装置の詳細を示す模式的平面図である。図9に示
した弾性表面波装置では、第1の弾性表面波フィルタ1
が、表面波伝搬方向に沿って配置された3個のIDT1
01〜103を有し、第2の弾性表面波フィルタ2が、
表面波伝搬方向に沿って配置された3個のIDT104
〜106を有する。図9から明らかなように、弾性表面
波フィルタ1,2の入力が圧電基板Aで共通化されてお
り、ボンディングワイヤー107を介してパッケージに
設けられた入力端子117に接続されている。
1,2の出力側はボンディングワイヤー108,109
を介してパッケージに設けられた出力端子123に接続
され、共通化されている。なお、110〜115はアー
ス電位に接続されるボンディングワイヤーを示し、11
6,118〜122,124及び125は、パッケージ
に設けられたアース端子である。
性表面波フィルタ1のIDT101,103及び第2の
弾性表面波フィルタ2のIDT104,106、すなわ
ち表面波伝搬方向両側に配置されたIDTが入力端子に
接続されている。また、第1の弾性表面波フィルタ1の
中央のIDT102と第2の弾性表面波フィルタ2の中
央のIDT105とが出力端子に接続されている。
の周波数特性を示す。図10を、第1の実施例の弾性表
面波装置の周波数特性を示す図5と比較すれば明らかな
ように、両者の通過帯域付近の特性はほとんど変わらな
い。もっとも、第2の実施例では、通過帯域高域側の減
衰量がさらに改善されており、925〜960MHzに
おける減衰量が、第1の実施例の弾性表面波装置の場合
に比べて約1dB改善されている。
子対弾性表面波共振子を多段直列接続することにより、
第1の実施例の弾性表面波装置よりもさらに耐電力性を
高めることができる。
する。本変形例は、回路構成は第2の実施例と同様であ
る。異なるところは、一端子対弾性表面波共振子9,4
1,42の各IDTの電極指ピッチで定められる周波数
が異ならされていることにある。第2の実施例では、一
端子対弾性表面波共振子9,41,42の反共振周波数
は、すべて922MHzとされていた。これに対して、
本変形例では、一端子対弾性表面波共振子9,41,4
2の反共振周波数が、それぞれ、926MHz、918
MHz及び922MHzとなるように、一端子対弾性表
面波共振子9,41,42の各IDTの電極指ピッチ
が、それぞれ、4.396μm、4.406μm及び
4.399μmに設定されている。
波数特性を示す。図11を、図10と比較すれば明らか
なように、本変形例によれば第2の実施例の弾性表面波
装置に比べて、さらに通過帯域高域側の急峻性が高めら
れる。すなわち、第2の実施例では、919MHz以上
の周波数帯域で30dB以上の減衰量が得られているに
対し、本変形例では、916MHz以上の周波数帯域で
30dB以上の減衰量が得られている。従って、より広
い周波数帯域で高い減衰量の得られることがわかる。
帯域中のリップルが、変形例では、第2の実施例の場合
に比べて少なくなっていることがわかる。これは、一端
子対弾性表面波共振子9,41,42の反共振周波数を
異ならせることにより、一端子対弾性表面波共振子の共
振周波数付近に発生する小さなリップルが互いに打ち消
されるためである。
2の変形例を説明する。第2の変形例の弾性表面波装置
の回路構成は、第2の実施例と同様である。第2の変形
例では、一端子対弾性表面波共振子9,41,42の各
IDTが以下のように間引きされている。すなわち、I
DTにおいては、表面波伝搬方向と直交する方向に延び
る電極指が表面波伝搬方向に沿って複数本配置されてい
るが、この複数本の電極指が、正規型のIDTでは交互
に異なる電位に接続される電極指が配置され、その場
合、隣り合う2本の電極指の配置を「1」と表すことと
し、間引きにより隣り合う2本の電極指が同電位に接続
される場合「0」と表すこととする。本変形例では、こ
のような表現方法を用いた場合、IDTの表面波伝搬方
向中央部が、「1,0,0,1,0,0,1,0,0,
1,0,0,1」と表されるように間引きされており、
表面波伝搬方向両端近傍が「1,0,0,1,0,0,
1,0…」と表されるように間引きされており、これら
の表面波伝搬方向中央部と、表面波伝搬方向端部との間
の部分が「1,1,1,1…」と表されるように構成さ
れている。
41,42の各IDTの電極指を間引きすることによ
り、反共振周波数が共振周波数側に近づいていく。従っ
て、通過帯域近傍においてより大きな減衰量を得ること
ができる。また、間引きにより一端子対弾性表面波共振
子の容量値が小さくなるので、それに応じて、一端子対
弾性表面波共振子9,41,42及び弾性表面波フィル
タ1,2が第2の実施例とは異なるように設計されてい
る。
性を図12に示す。図12の周波数特性を図10に示し
た第2の実施例の弾性表面波装置の周波数特性と比較す
れば、第2の変形例では、通過帯域高域側における急峻
性及び減衰量が改善されていることがわかる。15dB
以上の減衰量が得られている周波数帯域で比較すると、
第2の実施例では911MHz以上で15dB以上の減
衰量が得られているのに対し、第2の変形例の弾性表面
波装置では892MHz以上の周波数帯域で15dB以
上の減衰量が得られている。従って、より広い周波数範
囲でより大きな減衰量の得られることがわかる。従っ
て、第2の変形例の弾性表面波装置によれば、893〜
898MHzの周波数帯域においても大きな減衰量を得
ることができる。
において、上記第2の変形例の弾性表面波装置と同じよ
うに各弾性表面波フィルタ1,2を構成し、弾性表面波
フィルタ2のIDT104,106を出力端子に、ID
T105を入力端子側に接続し、かつ弾性表面波フィル
タ1のIDT101,103及び第2の弾性表面波フィ
ルタ2のIDT105を入力端子にかつ第1の弾性表面
波フィルタ1のIDT102と弾性表面波フィルタ2の
IDT104,106とを出力端子に接続した場合の周
波数特性を図13に示す。
した周波数特性と比較すれば、通過帯域内の挿入損失が
悪化している。これは、インピーダンス整合の関係上、
2つの縦結合型弾性表面波フィルタ1,2が並列接続さ
れる場合、表面波伝搬方向両側のIDT同士と中央のI
DT同士を並列接続した方が望ましいことを示す。
面波装置のさらなる変形例を図14に示す。図9に示し
た弾性表面波装置では、第1,第2の弾性表面波フィル
タ1,2の出力端がボンディングワイヤーを介してパッ
ケージの出力端子において共通化されていたのに対し、
図14に示す変形例では、弾性表面波フィルタ1,2の
入力端側及び出力端側のいずれもが圧電基板A上で共通
化されている。
ディングワイヤー201を介してパッケージに設けられ
た入力端子210に接続されており、弾性表面波フィル
タ1,2の出力端はボンディングワイヤー202を介し
てパッケージに設けられた出力端子216に接続されて
いる。なお、203〜208はアース電位に接続される
ボンディングワイヤーであり、209,211〜21
5,217及び218は、アース電位に接続されるパッ
ケージに設けられた電極パッドである。
第2の弾性表面波フィルタ1,2の入力端同士及び出力
端同士をそれぞれ共通化することにより、ウエハ状態に
おいてプローブで電気的特性を確認することができる。
また、フェイスダウン工法によりパッケージに圧電基板
を固定・接続する場合圧電基板上において、弾性表面波
フィルタ1,2の入力端同士及び出力端同士がそれぞれ
共通化されていることにより、パッケージ側の電極設計
を簡略化することができる。
例のさらに他の変形例を示すブロック図である。ここで
は、出力端子が平衡信号端子とされている。図8に示し
た構成との相違点は、図15に示した変形例では、弾性
表面共振子9の交差幅が図8に示した弾性表面共振子9
の場合の半分とされており、さらに同じ設計の弾性表面
共振子9aが接続されている。弾性表面波フィルタ1,
2の2個の平衡信号端子は、それぞれ、出力端子4,4
aに接続されており、出力端子4,4a間に並列にイン
ダクタンス13が接続されている。図15に示した構成
では、平衡信号端子を出力する弾性表面波装置を得るこ
とができる。本変形例とは逆に、入力側が平衡信号端子
とされてもよい。
域フィルタとして用いられる。次に本発明に係る弾性表
面波装置を帯域フィルタとして用いた、通信機を図16
を参照して説明する。
プレクサ162が接続されている。ディプレクサ162
と受信側ミキサ163との間に、RF段を構成する弾性
表面波フィルタ164及び増幅器165が接続されてい
る。さらにミキサ163にIF段の表面波フィルタ16
9が接続されている。また、ディプレクサ162と送信
側のミキサ166との間には、RF段を構成する増幅器
167及び弾性表面波フィルタ168が接続されてい
る。
フィルタ164又は168として本発明に従って構成さ
れた弾性表面波装置を好適に用いることができる。
1,第2の弾性表面波フィルタの入力端子及び出力端子
が共通化されており、入力端子と少なくとも一方の弾性
表面波フィルタとの間及び出力端子と少なくとも一方の
弾性表面波フィルタとの間の少なくとも一方に、少なく
とも1つの一端子対弾性表面波共振子が第1または第2
の弾性表面波フィルタに対して直列に接続されているの
で、第1,第2の弾性表面波フィルタが並列接続されて
いる構成においてインピーダンス調整を容易に行うこと
ができる。
反共振周波数が、該一端子対弾性表面波共振子が直列に
接続されている側の弾性表面波フィルタの通過帯域より
も高周波数側に設定されているので、一端子対弾性表面
波共振子が接続されている側の弾性表面波フィルタの通
過帯域高域側の減衰量を大きくすることができる。
合用の素子を多数接続する必要があったのに対し、本実
施例では外部に接続する素子の数を低減することがで
き、実装面積を低減することができる。
子との間に一端子対弾性表面波共振子が接続されている
場合には、耐電力性を高めることができる。複数の一端
子対弾性表面波共振子を多段直列接続した場合には、耐
電力性をさらに高めることができる。
力端子との間、並びに第1または第2の弾性表面波フィ
ルタと出力端子との間の少なくとも一方に、少なくとも
2つ以上の一端子対弾性表面波共振子が直列接続されて
おり、複数の直列接続された一端子対弾性表面波共振子
においてIDTのピッチにより定められる周波数が異な
っている場合には、耐電力性が高められるだけでなく、
通過帯域よりも高域側の急峻性を高めることができ、か
つ通過帯域に表れるリップルを低減することができる。
も1つの一端子対弾性表面波共振子においてIDTが間
引きされている場合には、反共振周波数が共振周波数側
に近づいていき、通過帯域高域側近傍においてより大き
な減衰量を得ることができる。
フィルタは、表面波伝搬方向に沿って配置された3つの
IDTを有する縦結合型弾性表面波フィルタで構成され
ている場合には、縦結合型の弾性表面共振子フィルタを
用いて第1,第2の弾性表面波フィルタの小型化を図る
ことができる。
縦結合型弾性表面波フィルタにおいて、第1,第2の縦
結合型弾性表面波フィルタの表面波伝搬方向両側のID
Tが入力(出力)端子で共通化され、第1,第2の縦結
合型弾性表面波フィルタの中央のIDTが出力(入力)
端子で共通化されるように、第1,第2の縦結合型弾性
表面波フィルタが並列接続されている構成では、通過帯
域の挿入損失をより一層低減することができる。
ンダクタンス素子をさらに備える場合には、該インダク
タンス素子によりインピーダンスをより一層最適に整合
させることができる。
クタンス素子のインダクタンス値と、出力端子に並列に
付加されたインダクタンス素子のインダクタンス値が異
なる場合には、入力端子側及び出力端子側のそれぞれに
おいて、インピーダンス整合を最適化することができ
る。
厚は等しくともよいが、各弾性表面波フィルタ特性に応
じて最適化するように異ならせてもよく、それによって
最終的に得られる特性の自由度を高めることができる。
弾性表面波フィルタとが、一つの圧電基板上で並列接続
されている構成においては、本発明に係る弾性表面波装
置の小型化を図ることができるとともに、圧電基板上お
よびパッケージ側の電極設計の簡略化をすすめることが
できる。
構成を示す図。
の電極構造を説明するための模式的平面図。
性表面波フィルタ1の周波数特性を示す図。
る一端子対弾性表面波共振子の周波数特性を示す図。
示す図。
回路構成を説明するための図。
性を示す図。
す図。
明するための平面図。
を示す図。
置の周波数特性を示す図。
波装置の周波数特性を示す図。
の弾性表面波フィルタの表面波伝搬方向両側のIDT及
び第2の弾性表面波フィルタの中央のIDTを入力端
に、第1の弾性表面波フィルタの中央のIDT及び第2
の弾性表面波フィルタの表面波伝搬方向両側のIDTを
出力端側に接続した場合の周波数特性を示す図。
変形例を説明するための模式的平面図。
変形例を説明するための概略ブロック図。
の一例を説明するための概略ブロック図。
Claims (13)
- 【請求項1】 入力端子と出力端子との間に接続された
第1の弾性表面波フィルタと、 第1の弾性表面波フィルタと中心周波数が異なり、前記
入力端子及び前記出力端子の間に、かつ前記第1の弾性
表面波フィルタと並列に接続された第2の弾性表面波フ
ィルタと、 前記入力端子と第1及び第2の弾性表面波フィルタのう
ち少なくとも一方の弾性表面波フィルタとの間、及び前
記出力端子と第1,第2の弾性表面波フィルタのうちの
少なくとも一方の弾性表面波フィルタとの間の少なくと
も一方において第1または第2の弾性表面波フィルタに
直列に接続された少なくとも1つの一端子対弾性表面波
共振子とを備え、 前記一端子対弾性表面波共振子の反共振周波数が、該一
端子対弾性表面波共振子が直列接続されている側の弾性
表面波フィルタの通過帯域よりも高周波数側に位置して
いることを特徴とする、弾性表面波装置。 - 【請求項2】 第2の弾性表面波フィルタが第1の弾性
表面波フィルタよりも中心周波数が高く、第2の弾性表
面波フィルタと入力端子との間に第1の一端子対弾性表
面波共振子が、前記第2の弾性表面波フィルタと出力端
子との間に第2の一端子対弾性表面波共振子が、それぞ
れ、直列に接続されている、請求項1に記載の弾性表面
波装置。 - 【請求項3】 複数の前記一端子対弾性表面波共振子が
多段直列接続されている、請求項1または2に記載の弾
性表面波装置。 - 【請求項4】 前記第1または第2の弾性表面波フィル
タと入力端子との間、並びに第1または第2の弾性表面
波フィルタと出力端子との間の少なくとも一方に、少な
くとも2つ以上の前記一端子対弾性表面波共振子が直列
接続されており、該複数の直列接続された一端子対弾性
表面波共振子においてインターデジタルトランスデュー
サのピッチにより決められる周波数がそれぞれ異なって
いることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
の弾性表面波装置。 - 【請求項5】 前記一端子対弾性表面波共振子のうち、
少なくとも1つの一端子対弾性表面波共振子においてイ
ンターデジタルトランスデューサが間引き重み付けされ
ている、請求項1〜4のいずれかに記載の弾性表面波装
置。 - 【請求項6】 前記第1,第2の弾性表面波フィルタ
が、表面波伝搬方向に沿って配置された3つのIDTを
有する、縦結合型弾性表面波フィルタであることを特徴
とする、請求項1〜5のいずれかに記載の弾性表面波装
置。 - 【請求項7】 前記3つのIDTを有する第1,第2の
縦結合型弾性表面波フィルタにおいて、前記第1、第2
の縦結合型弾性表面波フィルタの表面波伝搬方向両側の
IDTが入力(出力)端子で共通となるように、かつ第
1,第2の縦結合型弾性表面波フィルタの中央のIDT
が出力(入力)端子で共通になるように、第1,第2の
縦結合型弾性表面波フィルタが並列接続されていること
を特徴とする、請求項6に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項8】 前記入力端子及び出力端子にそれぞれ並
列に付加されたインダクタンス素子をさらに備える、請
求項1〜7のいずれかに記載の弾性表面波装置。 - 【請求項9】 前記入力端子に並列に付加されたインダ
クタンス素子のインダクタンス値と、出力端子に並列に
付加されたインダクタンス素子のインダクタンス値が異
なる、請求項8に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項10】 前記第1の弾性表面波フィルタと第2
の弾性表面波フィルタの電極膜厚が異なることを特徴と
する、請求項1〜9のいずれかに記載の弾性表面波装
置。 - 【請求項11】 前記第1の弾性表面波フィルタと第2
の弾性表面波フィルタとが、 1つの圧電基板上で並列接
続されていることを特徴とする、請求項1〜10のいず
れかに記載の弾性表面波装置。 - 【請求項12】 前記入力端子および/または出力端子
が、平衡信号端子とされていることを特徴とする、請求
項1〜11のいずれかに記載の弾性表面波装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の弾
性表面波装置を帯域フィルタとして備えることを特徴と
する通信機。
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