JP2001326113A - 電子部品実装用リードフレームおよび電子部品 - Google Patents

電子部品実装用リードフレームおよび電子部品

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JP2001326113A
JP2001326113A JP2000141999A JP2000141999A JP2001326113A JP 2001326113 A JP2001326113 A JP 2001326113A JP 2000141999 A JP2000141999 A JP 2000141999A JP 2000141999 A JP2000141999 A JP 2000141999A JP 2001326113 A JP2001326113 A JP 2001326113A
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lead
chip
terminal
lead frame
electronic component
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JP2000141999A
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Mitsuaki Ebina
光昭 蛯名
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OIZUMI SEISAKUSHO KK
Ohizumi Mfg Co Ltd
Original Assignee
OIZUMI SEISAKUSHO KK
Ohizumi Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップのリード端子と、ターミナルとの接続
を不要ならしめる。 【解決手段】 電子部品のチップ2を取付けるリード端
子部分3の対と外部の電気回路に接続するターミナル部
分4の対とをリードフレーム5の一部として一体に有し
ている。リード端子部分3の対は、それぞれリード端子
部分3に保持されて一定間隔を保っている。チップ2
は、リード端子部分3の対間に挟み込んで取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型のサーミ
スタのような微小な電子部品、特にターミナルを一体に
有する電子部品実装用リードフレームと、そのリードフ
レームを用いて組立てられた電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品、例えばチップ型のサーミスタ
は、温度センサとして多用されている。チップ型のサー
ミスタは、通常、素体であるチップにリード端子を取付
けて実装されるが、通常は、樹脂被覆されたリード端子
の対間に、チップを挟み、半田付けを行ない、さらにチ
ップ及び両リード端子の先端部の全体を絶縁コートする
ことによって製造されていた。
【0003】しかし、チップが微小であるため、両リー
ド端子の先端電極板間にチップを挟み込む操作が極めて
厄介であることから、リード端子には、リードフレーム
が用いられるようになった。このような目的に用いられ
るリードフレームとして図3(a)に示すように、複数
本のリード端子23と、これらリード端子23を互いに
平行間隔で結合するキャリア22とが一体に形成された
リードフレーム21を少なくとも2枚用意し、これら2
枚のリードフレーム21,21を互いに重ね合わせるよ
うに接近させて対向配置し、両リードフレーム21,2
1上のリード端子23を対として、この対間にチップ2
4を挟圧保持してその電極にそれぞれリード端子23,
23を接合したうえ、図3(b)のように、チップ24
とこれに接合された両リード端子23をガラスコート2
5したのち、両リード端子23,23の付け根部を切断
することにより電子部品を製造する方法が提案されてい
る(特開昭61−163602号参照)。
【0004】このような方法によるときには、リード線
間にチップを挟み込む作業が簡易化され、製造工程を自
動化することが可能となる。温度センサとして製品化す
るには、さらに、別途リードフレームにて作成された対
のターミナルにリード端子を溶接し、その後、ケースを
装着し、ターミナルを所要の形状に曲げ加工した後、合
成樹脂加工によってコネクタが組付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、サーミス
タのチップを用いて温度センサに加工するには、サーミ
スタのチップのリード端子に、ターミナル端子を接合し
なければならず、このため、チップにリード端子を取付
ける工程と、チップに取付けられたリード端子の対をさ
らにターミナルに取付ける工程とを必要としていた。
【0006】このようにチップにリード端子を取付け、
さらにそのリード端子をターミナルに取付けるときに
は、単に製造工数に2工程を要するだけでなく、その部
分の品質的保証が必要であり、さらには、リード端子を
ターミナルに取付ける作業に付随してリード端子をター
ミナルに接続するためのリード端子のフォーミングが必
要となり、さらには、リード端子のフォーミングによっ
てガラスコートが破損するという問題点が生じていた。
【0007】本発明の目的は、チップのリード端子と、
ターミナルとの接続を不要とした電子部品実装用リード
フレームおよびこのリードフレームを用いた電子部品を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による電子部品実装用リードフレームにおい
ては、電子部品のチップを取付けるリード端子部分と外
部の電気回路に接続するターミナル部分とをリードフレ
ームの一部として一体に有するものである。
【0009】また、対のリード端子部分は、それぞれタ
ーミナル部分に保持されて、一定の間隔に保たれている
ものである。
【0010】また、リード端子部分は、ターミナル部分
の延長線上に互いに向き合わせに形成され、ターミナル
部分をつなぐタイバーは、リード線間に一定の間隔を保
持させるものである。
【0011】また、本発明による電子部品においては、
サーミスタのチップを取付けたリード端子部分と外部の
電気回路に接続するターミナル部分とを有する電子部品
であって、チップは、その両面電極がリード端子部分に
電気的に接続され、リード端子部分と、ターミナル部分
とは、リードフレームの一部として一体に形成されてい
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。図1(a),(b)に、本発明の電子
部品実装用リードフレームを用いて製造される電子部
品、例えば温度センサの一例を示す。温度センサ1は、
サーミスタのチップ2を取付けたリード端子部分3,3
と外部の電気回路に接続するターミナル部分4,4とを
有するものである。
【0013】チップ2は、その両面電極がリード端子部
分3,3に電気的に接続され、リード端子部分3,3
と、ターミナル部分4,4とは、図2に示すリードフレ
ーム5の一部として一体に形成されているものである。
チップ2はリード端子部分3,3と共にケース6内に収
容され、ターミナル部分5,5は、ケース6に組付けら
れたカプラー7の空間内に臨ませてある。
【0014】図2に、本発明のターミナル一体型電子部
品に用いるリードフレームの形状を示す。図2(a)に
おいて、本発明のターミナル一体型電子部品に用いるリ
ードフレーム5は、キャリア8に形成されるパターンと
して、リード端子部分3,3と、ターミナル部分4,4
とがリードフレーム5の一部として予め一体に形成され
ているものである。
【0015】ターミナル部分4,4は、対をなし、キャ
リア8に対し、直角方向に延び、両ターミナル部分4,
4は、タイバー9でつながれて一定間隔に保形され、そ
れぞれの基部には、切り離し線10が付されている。ま
た、対をなすリード端子部分3,3は、ターミナル部分
4,4の延長線上に互いに向き合わせに形成され、ター
ミナル部分4,4をつなぐタイバー9によって、リード
端子部分3,3間には一定の間隔が確保されている。
【0016】キャリア8には、一定間隔毎にパターンと
してターミナル部分とリード端子部分との対が形成され
ているのであるが、図は、パターンとして一対のターミ
ナル部分4,4とリード端子部分3,3とが形成された
部分のみを示している。ターミナル部分4は、さらに、
後にケース6内に収容される配線部分11と、ケース外
で外部の電気回路に接続される端子部分12とからなっ
ている。
【0017】対をなす配線部分11,11は、幅が細
く、両部分間の間隔は狭い。対をなす端子部分12,1
2は、電気回路に接続するに充分な幅と間隔が確保され
ている。リード端子部分3は、ターミナル部分4の配線
部分11の延長上に一体形成されたものであるが、その
幅は配線部分11よりさらに細く、その間隔は、対のリ
ード端子部分3,3間に挟み込むべきチップ2の厚みに
あわせて設定されたものである。
【0018】図2(b)において、対をなすリード端子
部分3,3間に、チップ2を挟み、その両面電極をそれ
ぞれ対応するリード端子部分3,3に溶接または導電性
接着剤を用いて接合する。
【0019】次に図2(c)のように、チップ2を含ん
で対をなすリード端子部分3,3をガラスチューブ14
に挿入し、ガラスチューブ14を溶融させて図2(d)
のようにチップ2を固化したガラスビーズ14a内に封
じ込め、その後、図2(e)のように、ターミナル部分
4の配線部分11と端子部分12との境に予め密栓13
を差し込み、さらにガラスビーズ14aに封じ込めたチ
ップ2とリード端子部3,3分を含め、ターミナル部分
4,4の配線部分11の一定範囲をケース6内に差込
み、ケース6の開口を前記密栓13に結合し、その後、
ターミナル部分4,4間をつなぐタイバー9を切り取
り、さらに、パターンをキャリア8から分離し、要所で
屈曲し、合成樹脂成形体によるカプラー7を組付けて図
1に示す温度センサ1に完成する。
【0020】本発明においては、チップ2を挟み込むべ
きリード端子部分3,3は、リードフレーム5としてタ
ーミナル部分4,4と一体に成形されているため、従来
のようにチップに取付けたリード端子をさらにターミナ
ルに接続する必要がなく、製造ラインに沿ってリードフ
レーム5を一方向に送りを与えつつ対のリード端子3,
3間へのチップ2の挟み込み、対のリード端子3,3間
へのチップ2の接着、チップ2へのガラスチューブ14
の挿入、ガラスチューブ14の溶融によるガラスビーズ
14aの封入処理を含めて一貫作業で電子部品の組立て
を行なうことが可能となる。
【0021】特に、対のリード端子部分3,3は、対の
ターミナル部分4,4をつなぐタイバー9によって、一
定の間隔に保形され、しかも、対のリード端子部分3,
3はリードフレーム5のキャリア8に保持されて安定
し、対のリード端子部3,3間へのチップ2の挟み込
み、接着、ガラスチューブ14の挿入等の作業を含めて
一連の作業が容易となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によるときには、
電子部品のチップを取付けるリード端子部分と外部の電
気回路に接続するターミナル部分とをリードフレームの
一部として一体化したため、チップに取付けたリード端
子をターミナルに接続する作業が不要となり、あわせて
チップにリード端子を接続する際に、従来必要とされて
いたリードフォーミングの作業が不要となり、リードフ
レームに支えられて一定間隔を保つ対のリード端子間に
容易かつ確実にチップを挟み込んで取付を行なうことが
できる。また、リードフォーミングの作業が不要となる
ためにチップを封止するガラスビーズの破損をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明によるリードフレームを用い
て組立てた温度センサーの一例を示す一部断面正面図、
(b)は、同側面図である。
【図2】(a)は、本発明によるリードフレームの形状
を示す図、(b)は、対のリード端子部分にチップを挟
んだ状態を示す図、(c)は、チップにガラスチューブ
を挿入した状態を示す図、(d)は、チップを固化した
ガラスビーズ内に封じ込めた状態を示す図、(e)は、
ケースを装着した状態を示す図である。
【図3】(a),(b)は、リードフレームを用いてチ
ップを取りつける従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 温度センサー 2 チップ 3 リード端子部分 4 ターミナル部分 5リードフレーム 6 ケース 7 カプラー 8 キャリア 9 タイバー 10 切り離し線 11 配線部分 12 端子部分 13 密栓 14 ガラスチューブ 14a ガラスビーズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品のチップを取付けるリード端子
    部分と外部の電気回路に接続するターミナル部分とをリ
    ードフレームの一部として一体に有することを特徴とす
    る電子部品実装用リードフレーム。
  2. 【請求項2】 対のリード端子部分は、それぞれターミ
    ナル部分に保持されて、一定の間隔に保たれているもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装
    用リードフレーム。
  3. 【請求項3】 リード端子部分は、ターミナル部分の延
    長線上に互いに向き合わせに形成され、ターミナル部分
    をつなぐタイバーは、リード線間に一定の間隔を保持さ
    せるものであることを特徴とする請求項1に記載の電子
    部品実装用リードフレーム。
  4. 【請求項4】 電子部品のチップを取付けたリード端子
    部分と外部の電気回路に接続するターミナル部分とを有
    するターミナル一体型電子部品であって、チップは、そ
    の両面電極がリード端子部分に電気的に接続され、リー
    ド端子部分と、ターミナル部分とは、リードフレームの
    一部として一体に形成されているものであることを特徴
    とする電子部品。
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KR102138269B1 (ko) * 2020-01-07 2020-07-28 (주) 래트론 충격흡수 구조의 글라스 밀봉형 서미스터

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