JP2001326078A - ポリメテン化合物を用いた有機薄膜el素子 - Google Patents

ポリメテン化合物を用いた有機薄膜el素子

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高輝度で安定に発光し、緑〜橙色の範囲で任意
の発光色を得ることができる有機薄膜EL素子を提供す
る。 【解決手段】一対の電極2、7間に、有機化合物からな
る正孔輸送層4、および電子輸送層5を少なくとも1層
有する有機薄膜EL素子において、一般式(1)で表さ
れるポリメテン化合物が当該正孔輸送層または電子輸送
層中に少なくとも1種ドープされたことを特徴とするポ
リメテン化合物を用いた有機薄膜EL素子。 【化1】 (ここで、R1 〜R12はそれぞれ独立に水素原子、アル
キル基またはアリール基から選択される。また、R13
よびR14はそれぞれ独立にベンゼン環または縮合芳香環
から選択される。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリメテン化合物
を用いたことを特徴とする有機薄膜EL素子に関する。
【0002】
【従来の技術】有機薄膜EL素子としては、一般的に
は、仕事関数の小さい金属から成る陰極と仕事関数が大
きく透明な陽極との間に、互いに積層された有機化合物
から成る電子輸送層、有機化合物から成る正孔輸送層、
および有機化合物から成る正孔注入層が配された3層構
造を有し、当該正孔輸送層または電子輸送層中に発光材
料として適当な割合で蛍光性有機材料をドープさせたも
のが知られている。
【0003】このタイプの素子は、ドーパントとして用
いる材料については成膜性を考慮する必要がないため、
強い蛍光を示す様々な材料を用いることができるという
利点を有する。
【0004】例えば、パイオニア社の脇本らにより、第
40回高分子討論会予稿集第40巻第10号第3600
頁(1991年)に発表された素子がある。当該素子
は、陽極としてITO 、正孔注入層として4,4',4''−トリ
ス(3−メチルフェニルフェニルアミノ)トリフェニル
アミン、正孔輸送層としてN,N'−ジフェニル−N,N'−ビ
ス(3−メチルフェニル)−1,1'−ビフェニル−4,4'−
ジアミン、電子輸送層としてトリス(8−ヒドロキシキ
ノリナト)アルミニウム(以下Alq3 と略す)、発光
材料としてAlq3 層中に 0.5重量%程度ドープさ
れたキナクリドン、陰極としてAlLi合金を用いてい
た。当該素子に順方向の直流電圧を印加すると、キナク
リドン由来の高輝度の緑色発光が得られる。
【0005】しかしながら、これまでのドーパントを用
いた素子では発光色毎に異なる発光材料を用いなければ
ならず、また、発光材料をドープさせる正孔輸送層また
は電子輸送層についても発光材料毎にホストとして最適
な材料を選択しなければならないという素子作製上の制
約があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記問題を解決するためになされたものであって、一対
の電極間に、有機化合物からなる正孔輸送層、および電
子輸送層を少なくとも1層有する有機薄膜EL素子にお
いて、一般式(1)で表されるポリメテン化合物が当該
正孔輸送層または電子輸送層中に少なくとも1種ドープ
されたことを特徴とする有機薄膜EL素子である。一般
式(1)で表されるポリメテン化合物をより具体的に挙
げれば、請求項2に記載の一般式(2)または請求項3
に記載の一般式(3)に記載のポリメテン化合物であ
る。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の発明を前提とし、前記ポリメテン化合物の前記正孔輸
送層または電子輸送層におけるホスト材料に対する濃度
が1〜10重量%であることを特徴とする有機薄膜EL素
子である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る有機薄膜EL素子に
用いるポリメテン化合物は、例えば、以下の方法に従っ
て容易に製造される。
【0009】一般式(1)で表されるポリメテン化合物
は、2当量の一般式(4)の化合物と1当量の一般式
(5)の化合物を、水酸化ナトリウム存在下、エタノー
ルと水の混合溶媒中で1昼夜攪拌して反応させることに
より容易に得られる。
【0010】
【化4】 (ここで、R25〜R29はそれぞれ独立に水素原子、アル
キル基またはアリール基から選択される。また、R30
ベンゼン環または縮合芳香環から選択される。)
【0011】
【化5】 (ここで、R31およびR32はそれぞれ独立に水素原子、
アルキル基またはアリール基から選択される。)
【0012】一般式(2)で表されるポリメテン化合物
は、2当量の一般式(6)の化合物と1当量のアセトン
を、水酸化ナトリウム存在下、エタノールと水の混合溶
媒中で1昼夜攪拌して反応させることにより容易に得ら
れる。
【0013】
【化6】 (ここで、R33およびR34はそれぞれ独立に水素原子、
アルキル基またはアリール基から選択される。また、R
35はベンゼン環または縮合芳香環から選択される。)
【0014】一般式(3)で表されるポリメテン化合物
は、2当量の一般式(7)の化合物と1当量のアセトン
を、水酸化ナトリウム存在下、エタノールと水の混合溶
媒中で1昼夜攪拌して反応させることにより容易に得ら
れる。
【0015】
【化7】 (ここで、R36およびR37はそれぞれ独立に水素原子、
アルキル基またはアリール基から選択される。)
【0016】本発明に係る有機薄膜EL素子に用いるポ
リメテン化合物の代表例を表1に具体的に例示するが、
本発明に係る有機薄膜EL素子に用いるポリメテン化合
物は以下の代表例に限定されるものではない。
【0017】
【表1】
【0018】上記の手順で得られたポリメテン化合物
は、最終的に真空昇華法にて精製した後に、発光材料と
して使用することができる。
【0019】本発明のポリメテン化合物を発光材料とし
て用いた有機薄膜EL素子は、具体的には、(イ)陽極
/ 正孔輸送層/ 陰極、(ロ)陽極/ 正孔輸送層/ 電子輸
送層/ 陰極、(ハ)陽極/ 正孔注入層/ 正孔輸送層/ 電
子輸送層/ 陰極、(ニ)陽極/ 正孔注入層/ 正孔輸送層
/ 電子輸送層/ 電子注入層/ 陰極、(ホ)陽極/ 正孔輸
送層/ 電子輸送層/ 電子注入層/ 陰極、(ヘ)陽極/ 電
子輸送層/ 陰極などの構造を有し、一般式(1)、
(2)、または(3)で表されるポリメテン化合物が上
記正孔輸送層または電子輸送層中に少なくとも1種ドー
プされたことを特徴とする。該素子は石英、ガラス、透
明プラスチックなどから成る透明絶縁性基板に支持され
ていることが望ましい。
【0020】次に、本発明の有機薄膜EL素子の実施の
形態について上記(ニ)の構成を基に、図1を用いて説
明する。まず、透明絶縁性基板(1)上に形成される陽
極(2)に用いられる材料としては酸化インジウムスズ
( 以下ITO と略す) 、SnO2、ZnO などの透明酸化物材料
が挙げられる。陽極(2)は、これらの電極材料を蒸着
やスパッタリングなどの方法により薄膜状に形成する。
【0021】次に、正孔注入層(3)に用いられる化合
物としては電界を印加した一対の電極間に配置され、陽
極から正孔を注入し得る化合物であり、かつ陽極との密
着性が高い化合物が選ばれる。具体的には銅フタロシア
ニン、4,4',4''−トリス(3−メチルフェニルフェニル
アミノ)トリフェニルアミンなどの化合物が挙げられ
る。正孔注入層(3)はこれらの化合物を陽極(2)上
に蒸着することにより形成する。
【0022】正孔輸送層(4)に用いられる化合物とし
ては、正孔を適切に輸送し得る材料から選ばれる。電子
写真用材料で正孔伝達材料として慣用的に用いられてい
る材料や、有機薄膜EL材料の正孔輸送材料として公知
のものの中から選択してもよい。具体的にはN,N'−ジフ
ェニル−N,N'−ビス(1−ナフチル)−1,1'−ビフェニ
ル−4,4'−ジアミン(以下α−NPD と略す)、N,N'−ジ
フェニルN,N'−ビス(3−メチルフェニル)−1,1'−ビ
フェニル−4,4'−ジアミンなどが挙げられる。正孔輸送
層(4)はこれらの化合物を正孔注入層(3)上に蒸着
することにより形成する。
【0023】電子輸送発光層(5)とは、ここでは電子
を適正に輸送し得る電子輸送性材料に本発明の発光材料
を1〜10重量%の濃度でドープしたことにより、有機
薄膜EL素子の一対の電極間に電圧を印加した際、該素
子の発光を担う層のことをいう。ここで電子輸送性材料
としてはAlq3 が挙げられる。ドーパントとして使用
される発光材料としては一般式(1)、(2)、または
(3)で表されるポリメテン化合物のうち少なくとも1
種が挙げられる。電子輸送発光層(5)は電子輸送性材
料および発光材料を正孔輸送層(4)上に共蒸着するこ
とにより形成する。さらに(5)の電子輸送発光層上に
電子輸送性の有機材料から成る電子注入層(6)を蒸着
法により形成する。
【0024】陰極(7)としては、仕事関数の小さい
(4.0eV 以下)金属、合金、電気伝導性化合物を電極材
料として用いる。具体的な例としては、アルミニウム、
マグネシウム−インジウム合金、銀−マグネシウム合
金、アルミニウム−リチウム合金、フッ素−リチウム合
金およびこれらの組み合わせから選ばれる。さらに、こ
の陰極(7)の上部に封止層や保護層など大気中の水
分、酸素を遮断する機能を有する層があってもよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0026】[実施例1] 化合物(I) の合成 水酸化ナトリウム10gをエタノール/ 水=1/1 混合溶
媒100mlに溶解させた。室温で攪拌しながらアセト
ン0.8g(0.014mol)を加え、そのまま15
分間攪拌した。その後、式(8)で表される4−ジメチ
ルアミノシンナモイルアルデヒド5g(0.029mo
l)を溶媒をさらに加えて完全に溶解させ、そのまま室
温にて1昼夜攪拌した。反応液をろ過して得た沈殿物を
クロロホルムから再結晶することにより、目的化合物を
黒色結晶として2.6g得た。その後、さらに真空昇華
法にて精製した。
【0027】
【化8】
【0028】化合物(I) の重クロロホルム溶液について
測定した1H−NMR スペクトルの結果は次のようになっ
た。1 H−NMR(400MHz, CDCl3)δ[ppm] :3.01(12H, CH3), 6.
45(1H, CH), 6.48(1H, CH), 6.67-6.69(4H, CH), 6.74-
6.80(2H, CH), 6.88-6.92(2H, CH), 7.37-7.39(4H, C
H), 7.44-7.51(2H, CH)
【0029】[実施例2] 表1に記載した(I) で表されるポリメテン化合物を1重
量%ドープした有機薄膜EL素子 図1は実施例2〜4に係る有機薄膜EL素子の断面図で
ある。
【0030】本実施例において、図1の(2)はITO か
ら成る陽極(ITO は透明であり、光の取り出し窓を兼ね
る)、(3)は銅フタロシアニンから成る正孔注入層で
あり、(4)は式(9)で表されるα−NPDから成る
正孔輸送層、(5)は式(10)で表されるAlq3
ら成る電子輸送材料に(I) で表されるポリメテン化合物
を1重量%ドープすることにより構成される電子輸送発
光層、(6)はAlq 3 単独成分から成る電子注入層、
(7)はLiFとAlを順に積層して成る陰極である。
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】本実施例に係る有機薄膜EL素子の作製
は、以下のようにして行った。
【0034】まず、透明絶縁性基板(1)として用いた
厚さ1.1mm の青板ガラス板上に、厚さ120nm のITOを
スパッタリング法で被覆させ陽極(2)とした。この陽
極(2)の上に、正孔注入層(3)として銅フタロシア
ニンを膜厚10nm、正孔輸送層(4)として式(9)で表
されるα−NPDを膜厚40nmとなるように順に真空蒸
着した。
【0035】次に、式(10)で表されるAlq3
(I) で表されるポリメテン化合物を蒸着速度比100:
1で共蒸着し、膜厚20nmの電子輸送発光層(5)とし
た。
【0036】次に、式(10)で表されるAlq3 を蒸
着し、膜厚30nmの電子注入層(6)とした。
【0037】次に、LiFを約0.5nm積層させた後、
最後にAlを約200nm蒸着し、陰極(7)とした。
【0038】この素子に導線(8)、直流電源(9)を
接続し、順方向に電圧を印加したところ、図2に示すよ
うに、電圧3Vから発光し始め、電圧が13Vに達する
と、34,600 cd/m2の輝度で安定に発光した。この素子
は、図3に示すように、541nmにピークを持つ、(I)
で表されるポリメテン化合物由来の緑色光を発する。
【0039】[実施例3] 表1に記載した(I) で表されるポリメテン化合物を5重
量%ドープした有機薄膜EL素子 (I) で表されるポリメテン化合物のドープ濃度を5重量
%とする以外は実施例2と同様な方法により、有機薄膜
EL素子を作製した。
【0040】本実施例に係る有機薄膜EL素子に、実施
例2と同様に、電圧を印加したところ、図4に示すよう
に電圧3Vから発光し始め、電圧が14Vに達すると、
16,800 cd/m2の輝度で安定に発光した。この素子は、図
5に示すように、561nmにピークを持つ、(I) で表さ
れるポリメテン化合物由来の黄色光を発する。
【0041】[実施例4] 表1に記載した(I) で表されるポリメテン化合物を10
重量%ドープした有機薄膜EL素子 (I) で表されるポリメテン化合物のドープ濃度を10重
量%とする以外は実施例2と同様な方法により、有機薄
膜EL素子を作製した。
【0042】本実施例に係る有機薄膜EL素子に、実施
例2と同様に、電圧を印加したところ、図6に示すよう
に電圧4Vから発光し始め、電圧が14Vに達すると、
10,200 cd/m2の輝度で安定に発光した。この素子は、図
7に示すように、580nmにピークを持つ、(I) で表さ
れるポリメテン化合物由来の橙色光を発する。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、ポリメテン
化合物をドーパントとして用いることにより、高輝度で
安定に発光する有機薄膜EL素子を得ることができる。
さらに、ドープ濃度を1〜10重量%の範囲とすること
により、緑〜橙色の範囲で任意の発光色を得ることがで
きる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有機薄膜EL素子の一構成、およ
び本発明の実施例2〜4に係る有機薄膜EL素子の断面
図である。
【図2】本発明の実施例2で作製した有機薄膜EL素子
における、駆動電圧と発光輝度の関係を示すグラフ図で
ある。
【図3】本発明の実施例2で作製した有機薄膜EL素子
における発光スペクトル図である。
【図4】本発明の実施例3で作製した有機薄膜EL素子
における、駆動電圧と発光輝度の関係を示すグラフ図で
ある。
【図5】本発明の実施例3で作製した有機薄膜EL素子
における発光スペクトル図である。
【図6】本発明の実施例4で作製した有機薄膜EL素子
における、駆動電圧と発光輝度の関係を示すグラフ図で
ある。
【図7】本発明の実施例4で作製した有機薄膜EL素子
における発光スペクトル図である。
【符号の説明】
(1)・・・透明絶縁性基板 (2)・・・陽極 (3)・・・正孔注入層 (4)・・・正孔輸送層 (5)・・・電子輸送層 (6)・・・電子注入層 (7)・・・陰極 (8)・・・導線 (9)・・・直流電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の電極間に、有機化合物からなる正孔
    輸送層、および電子輸送層を少なくとも1層有する有機
    薄膜EL素子において、一般式(1)で表されるポリメ
    テン化合物が当該正孔輸送層または電子輸送層中に少な
    くとも1種ドープされたことを特徴とするポリメテン化
    合物を用いた有機薄膜EL素子。 【化1】 (ここで、R1 〜R12はそれぞれ独立に水素原子、アル
    キル基またはアリール基から選択される。また、R13
    よびR14はそれぞれ独立にベンゼン環または縮合芳香環
    から選択される。)
  2. 【請求項2】一般式(1)で表されるポリメテン化合物
    が、一般式(2)で表されるポリメテン化合物であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポリメテン化合物を用い
    た有機薄膜EL素子。 【化2】 (ここで、R15〜R18はそれぞれ独立に水素原子、アル
    キル基またはアリール基から選択される。また、R19
    よびR20はそれぞれ独立にベンゼン環または縮合芳香環
    から選択される。)
  3. 【請求項3】一般式(1)で表されるポリメテン化合物
    が、一般式(3)で表されるポリメテン化合物であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のポリメテン化合物を用い
    た有機薄膜EL素子。 【化3】 (ここで、R21〜R24はそれぞれ独立に水素原子、アル
    キル基またはアリール基から選択される。)
  4. 【請求項4】前記ポリメテン化合物の前記正孔輸送層ま
    たは電子輸送層におけるホスト材料に対する濃度が1〜
    10重量%であることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載のポリメテン化合物を用いた有機薄膜EL素子。
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