JP2001326006A - 偏平導体用コネクタ - Google Patents

偏平導体用コネクタ

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JP2001326006A
JP2001326006A JP2000140955A JP2000140955A JP2001326006A JP 2001326006 A JP2001326006 A JP 2001326006A JP 2000140955 A JP2000140955 A JP 2000140955A JP 2000140955 A JP2000140955 A JP 2000140955A JP 2001326006 A JP2001326006 A JP 2001326006A
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JP
Japan
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terminal
flat conductor
contact
wiring
connector
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Application number
JP2000140955A
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English (en)
Inventor
Shigeru Mitsuzuka
茂 三塚
Shuhei Matsuta
周平 松多
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Taiko Denki Co Ltd
Original Assignee
Taiko Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏平導体用コネクタにおいて、偏平導体の斜
め引出し、こじり引出しによる端子接点部のめくれと配
線の削りを防止する。 【解決手段】 偏平導体7上に形成された配線7aと接
触する接触端子15の端子接点部15aに、接触面と逆
面側から打ち込みを入れて、厚みを増して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルフラ
ットケーブル(FFC)、フレキシブルプリント基板
(FPC)などの偏平導体を接続するためのコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの偏平導体用コネクタの一般例
を図3に示す。図3の(a)は平面図、(b)はE−E
線断面図である。偏平導体用コネクタ1は、複数の溝部
3aと偏平導体、例えばFFCを挿入する挿入口3bを
形成したハウジング3と、溝部3aに収納保持された複
数の接触端子4,5とを有する。この例での接触端子4
(曲げ端子),5(ストレート端子)は間隔ピッチが小
さいため、接触端子4に曲げ加工を行い、端子リード部
を千鳥配列にし構成しているが、両端子ともハウジング
3内の溝部3aに収納された部分及び挿入口3b付近の
端子接点部4a(図示せず),5aは、同形状である。
図3(b)には、接触端子5のみの形状が、示されてい
る。図4には、FFC7を挿入口3bから挿入した状態
を示しており、(a)は図3(b)と同様な断面図、
(a)は点線の円で囲まれた部分の拡大図である。FF
C7には、コネクタ1の接触端子4,5と同ピッチで端
末に多数の配線端子7aが露出しており、この配線端子
7aの露出側が端子接点部4a,5aと接触するよう矢
印Cのように押し込み挿入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、端子接点部4
a,5aは、型で押され、R形状の面打ち加工を行い丸
み付けされるが、接触端子4,5は、必要な弾性力によ
って、その厚みが決まってくるので、端子接点部4a,
5aは他の部分と同等かそれ以下の厚みとなる。図4
(a)は、挿入完了の状態を示しているが、端子接点部
5aが本来なら配線端子7aと接する状態にあるのを、
説明の便宜上配線端子7aから外れて非導電部に落ちた
状態を模式的に示している。図4(b)の拡大図も同様
で、端子接点5aと配線7aとの厚み関係を示してい
る。通常、平面的には図3(a)に、二点鎖線7Aとし
て示すように、直角にFFC7は押し込まれる。ここで
FFC7をコネクタ1から分離するため矢印Cと逆方向
に引き出す時に、不注意に、必ずしも正確に直角に引き
ださず一点鎖線7Bのように斜めにこじりながら引き出
されることがしばしば生じる。こじりつつ引き出される
と端子接点5aはFFC7端部の非導電部に外れて落ち
込み、図4(b)のように配線7aの厚みと端子接点5
a頭部の厚みがほとんど違わないため、図5に示すよう
に配線7aに端子接点5a頭部が食い込み端子接点部が
めくれてしまったり、FFCの接触部を削ってしまう。
このため、FFCとコネクタとの接続、離脱の僅かな繰
返しによって、使用が不可能となったり、削り取られた
配線の部分が、配線間のショートの原因になったりす
る。
【0004】そこで本発明では、このような斜め引出
し、こじり引出しにも対応できる偏平導体用コネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため
に、本発明では、ハウジングに複数の接触端子を収納保
持し、挿入口に挿入される偏平導体を前記接触端子の弾
性力を用いて保持可能とした偏平導体用コネクタにおい
て、偏平導体上に形成された配線と接触する前記接触端
子の端子接点部が、接触面と逆面側から打ち込みを入れ
て、厚みを増して形成されている偏平導体用コネクタと
した。これによって、FFCの斜め引出し、こじりの入
った引出し時に、端子接点部が偏平導体上に形成された
配線を削りとることが少なくなり、斜め引出し、こじり
引出しにも対応できる偏平導体用コネクタを得ることが
出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例とともに説明する。ここで上げる実施の形態における
偏平導体用コネクタの基本構成、すなわち、ハウジン
グ、接触端子からなっていることとその基本形状は、上
述の従来例と同じなので、ここでは、異なる部分のみを
中心に説明する。図1は、本発明によった接触端子15
の端子接点部15aを示し、(a)は平面図、(b)は
側面図、(c)は裏面図である。他の接触端子15全体
の形状は上述の従来例と同じであるので説明は省略す
る。端子接点部15aは、(c)に示すように裏面側か
ら打ち込みが入れられ打ち込み溝部15dが形成され
る。これによって、接点15b付近の厚みが増すことに
なる。領域15cは、曲げ加工によりRをつけた部分で
ある。
【0007】図2は、上述の図4に対応する図面であ
り、図4と同様の構成要素には同じ符号を付してある。
図2(a)は、FFC7の挿入完了の状態を示している
が、端子接点部15aが本来なら配線端子7aと接する
状態にあるのを、説明の便宜上配線端子7aから外れて
非導電部に落ちた状態を模式的に示している。図2
(b)の拡大図も同様で、端子接点15aと配線7aと
の厚み関係を示している。通常、平面的には図3(a)
に、二点鎖線7Aとして示すように、直角にFFC7は
押し込まれる。ここでFFC7をコネクタ1から分離す
るため矢印Cと逆方向に引き出す時に、不注意に、必ず
しも正確に直角に引き出さず一点鎖線7Bのように斜め
にこじりながら引き出されることがしばしば生じる。こ
じりつつ引き出されると端子接点15aはFFC7端部
の非導電部に外れて落ち込む。しかし、図2(b)のよ
うに配線7aの厚みに比べ端子接点15a頭部の厚みが
図1に基づいて説明したようにかなり厚くなっているの
で、上述の図5に示すように配線7aに端子接点5a頭
部が食い込み端子接点部がめくれてしまうことと、配線
7aをFFCから剥がしてしまうことは生じない。この
ため、FFCとコネクタとの接続、離脱の繰返しによっ
ても、使用が不可能となったり、削り取られた配線の部
分が、配線間のショートの原因になったりすることが防
止できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、偏平導体上に形成
された配線と接触する前記接触端子の端子接点部に、接
触面と逆面側から打ち込みを入れて、厚みを増して形成
することにより、偏平導体の斜め引出し、こじりの入っ
た引出し時に、端子接点部が偏平導体上に形成された配
線を削りとることが少なくなり、斜め引出し、こじり引
出しにも対応できる偏平導体用コネクタを得ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によった接触端子の端子接点部を示
し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は裏面図
である。
【図2】 偏平導体を挿入口から挿入した状態の本発明
によった偏平導体用コネクタにおける、接触端子の端子
接点部と偏平導体との接触および厚みの関係を説明する
図で、(a)は 断面図、(b)は(a)の点線の円で
囲まれた部分の拡大図である。
【図3】 従来の偏平導体用コネクタの例を示し、
(a)は平面図、(b)はE−E線断面図である。
【図4】 偏平導体を挿入口から挿入した状態の従来の
偏平導体用コネクタにおける、接触端子の端子接点部と
偏平導体との接触および厚みの関係を説明する図で、
(a)は 断面図、(b)は(a)の点線の円で囲まれ
た部分の拡大図である。
【図5】 従来の偏平導体用コネクタのこじり挿抜時に
おける、接触端子の端子接点部がめくれてしまうことと
偏平導体の配線を削る状況を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 偏平導体用コネクタ、3 ハウジング、3a 溝
部、3b 挿入口、4曲げ端子、5 ストレート端子、
5a 端子接点部、7 偏平導体、7a 配線端子、1
5 接触端子、15a 端子接点部、15b 接点、1
5c 領域、15d 打ち込み溝部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに複数の接触端子を収納保持
    し、挿入口に挿入される偏平導体を前記接触端子の弾性
    力を用いて保持可能とした偏平導体用コネクタにおい
    て、 偏平導体上に形成された配線と接触する前記接触端子の
    端子接点部が、接触面と逆面側から打ち込みを入れて、
    厚みを増して形成されていることを特徴とする偏平導体
    用コネクタ。
JP2000140955A 2000-05-12 2000-05-12 偏平導体用コネクタ Pending JP2001326006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010021200A1 (ja) * 2008-08-22 2010-02-25 シャープ株式会社 電子パッケージ、表示装置、および電子機器

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