JP2849124B2 - 被覆電線用接続端子 - Google Patents

被覆電線用接続端子

Info

Publication number
JP2849124B2
JP2849124B2 JP1244490A JP24449089A JP2849124B2 JP 2849124 B2 JP2849124 B2 JP 2849124B2 JP 1244490 A JP1244490 A JP 1244490A JP 24449089 A JP24449089 A JP 24449089A JP 2849124 B2 JP2849124 B2 JP 2849124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
wire
contact
tongue pieces
core wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1244490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03108282A (ja
Inventor
秀孝 中野
幹也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EFU SHII AI KK
Original Assignee
NIPPON EFU SHII AI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON EFU SHII AI KK filed Critical NIPPON EFU SHII AI KK
Priority to JP1244490A priority Critical patent/JP2849124B2/ja
Publication of JPH03108282A publication Critical patent/JPH03108282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2849124B2 publication Critical patent/JP2849124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は心線が高密度に多数本並設された被覆電線
(フラットケーブル)の被覆層を突き破って、同心線と
電気的に接触するようにした被覆電線用接続端子に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、第9図のようにコネクタE内に接続端子Aが多
数本配設され、その対向する舌片Hの先端に形成された
突刺し刃Gが、心線Dを多数本並設させて被覆させてい
るフラットケーブルFの被覆層Cを突き破って、同舌片
H間に心線Dが挟着されて電気的に接続されるようにし
た被覆電線用接続端子は従来から種々開発されている。
この被覆電線用接続端子の主なものに特公昭56−3766
7号公報に記載のものがある。
この接続端子Aは第7図に示すように、先端に突刺し
刃Gが形成された三本以上の舌片Hが共通基板部Jの上
辺から上方に形成され、同舌片Hを交互に逆方向に屈曲
させて千鳥配列にしてある。この接続端子Aの舌片H間
に被覆電線Bを圧入すると、舌片Hの接触角部Kにより
被覆層Cが突き破られて第8図のように同角部Kが心線
Dと接触するようにしてある。しかしこの接続端子では
被覆電線Bの圧入時に、前記接触角部Kが心線Dに強く
擦れて同心線Dが傷ついたり、激しい場合は切れてしま
ったりすることがある。
そこで従来は前記接触角部Kに面取りを施して心線D
への押当を緩やかにする被覆電線用接続端子が開発され
ている。その主なものに特公昭57−53629号公報に記載
のものがある。
この被覆電線用接続端子は第10図に示すように三本の
舌片Hが千鳥配列され、各舌片Hの方向する接触角部K
を面取り加工して平面にしてなるものである。この接続
端子Aでは第11図のように心線Dに接触する面取り角部
M、Nが鈍角になるので、同心線Dが傷付きにくいとい
う利点がある。
なお前記面取り加工を容易にするために従来は各種の
接続端子が開発されている。その主なものとして実公昭
58−55574号公報に記載のものがあり、それは第12図に
示すように中間舌片Pの両側に第一及び第二舌片Q、R
が形成され、第13図に示すように両舌片Q、Rが共通基
板部Sから共に中間舌片P側に折曲げられている。この
ような接続端子Aでは第一及び第二舌片Q、Rを折曲げ
る前に、六箇所の接触角部Kを同一方向から同時に面取
り加工することができるという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら第10図、第11図のように接触角部Kが面
取りされた接続端子では、第11図bのように緩やかに屈
曲する被覆電線Bの心線Dと舌片Hの内側面Tとの間に
どうしても隙間Uができる。
このように隙間Uができると、面取り角部M、Nによ
って切断された被覆層Cが隙間Uに挟み込まれて接触不
良が生じるといった問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は心線と舌片との接触が確実で、しかも
同心線に傷が付きにくく、心線との接触が確実な被覆電
線用接続端子を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の被覆電線用接続端子は、接続端子Aの上端部
に向い合う二以上の舌片1a、1bが形成され、同舌片1a、
1bの先端に形成された突刺し刃2が被覆電線Bの被覆層
Cを突き破って、同舌片1a、1bが同電線Bの心線Dに接
触するようにした被覆電線用接続端子において、第2図
のように前記心線Dへの舌片1a、1bの押当面3が心線D
に面接触する曲面に形成されてなることを特徴とするも
のである。
(作用) 本発明の被覆電線用接続端子を使用したコネクタに、
フラットケーブルFを圧入する場合は以下のようにす
る。
先ず、第4図に示すように挿入ピッチ毎にキャリア4
に連設された接続端子Aを端子ブロック5の挿入孔6に
挿入し、同キャリア4を切断部分cから切断する。
このようにして多数本の接続端子Aが装着された端子
ブロック5の上方から、第5図のように整列ブロック7
とカバーブロック8との間に挟んだフラットケーブルF
を圧入する。このとき第6図のように前記舌片1a、1bの
先端に形成された突刺し刃2によってフラットケーブル
Fの被覆層Cが突き破られ、同舌片1a、1b間にその心線
Dが挟着される。
このとき第2図bに示すように、同心線Dを接触挟着
する舌片1a、1bの押当面3が心線Dに面接触する曲面に
形成されているので、心線Dが押当面3に沿って湾曲
し、両者の間に隙間が生じない。しかも隙間がないの
で、舌片1a、1bによって突き破られて剥離した被覆層C
が心線Dと押当面3との間に挟み込まれて接触不良にな
ることがない。
(実施例) 第1図〜第6図は本発明の被覆電線用接続端子の一実
施例である。
これらの図に示す10は例えばプリント基板などに差込
まれる差込み脚である。この差込み脚10の上方には接続
端子Aを第4図の端子ブロック5に係止する係止突部12
が形成されている。この係止突部12は第6図に示すよう
に同端子ブロック5の挿入孔6の側壁6aに食い込み易く
なるようにテーパー状に形成されている。
この係止突部12の上方には相互に対向する舌片1a、1b
が形成されている。この実施例では第3図の展開図に明
示するように前記係止突部12の上方に共通基板部20が形
成され、同基板部20の幅方向一側方には一方の舌片1aが
突設され、同基板部20の幅方向他側方には他方の舌片1b
が突設されている。このうち、舌片1aは第3図の仮想線
aから、舌片1bは第3図の仮想線bから、第1図のよう
にお互いに対向するように90度ずつ直角に折曲げられて
いる。この実施例では舌片1a、1bの数を三本とし、第2
図に明示するようにそれらが互いに斜向かいに対向する
千鳥配列にしてあるが、この舌片の数は前記以外であっ
ても良く、またその配列状態も前記以外であっても良
い。
また、第3図の実施例では舌片1aの折曲げ線の仮想線
aの上下に円形の折曲げ補助孔14が形成され、同舌片1a
の折曲げが容易になるようにしてある。勿論、この折曲
げ補助孔14を他方の舌片1bの折曲げ線bに形成しても良
い。
前記舌片1a、1bのうち、被覆電線Bの心線Dに接触す
る押当面3は、同心線Dに面接触するように曲面に形成
されている。この実施例では押当面3が曲率の大きな曲
面にしてあり、更に舌片1a、1bの側面と押当面3との接
触角部15が曲面取りされている。この押当面3及び接触
角部15の曲率は心線Dに対する舌片1a、1bの接圧、及び
同心線Dの曲げ剛性などにより適宜選定すれば良い。ま
た前記押当面3の曲面は前記以外の曲面でも良く、例え
ば楕円弧でも長円弧でも良い。この実施例では前記押当
面3の曲面を接続端子Aの打抜き加工時に、同方向から
同時にプレス成形してあるが、機械加工によって後加工
してもよい。
前記舌片1a、1bの上方には突刺し刃2が形成されてい
る。この突刺し刃2は従来と同様に被覆電線Bの被覆層
Cを突き破るためのものであり、この実施例では第3図
のように先端に向けて先細りにして被覆層Cを突き破り
易くしてある。また、両舌片1a、1bの突刺し刃2を対向
させると第6図のように下方に向けて谷状になるように
して心線Dを圧入し易くしてある。
第1図,第3図の4はキャリアである。このキャリア
4は接続端子Aを等ピッチで連設するためのものであ
り、第4図のように同端子Aを前記端子ブロック5に挿
入し易くするためのものでもある。ちなみに同ブロック
5に挿入した後は第3図の切断部分cにおいて切断され
る。
(発明の効果) 本発明の被覆電線用接続端子は以下のような効果があ
る。
.心線Dを接触挟着する舌片1a、1bの押当面3が心線
Dに面接触する曲面に形成されているので、従来のよう
に心線Dと押当面3との間に被覆層Cが挟み込まれて接
触不良になることがない。
.前記曲面の曲率を変更するだけで、心線Dに対する
舌片1a、1bの接圧を変えることができるので、実用化が
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明の被覆電線用接続端子の一実施例
を示す斜視図、第2図a、bは同接続端子の舌片と心線
との接触状態図、第3図は同接続端子の展開正面図、第
4図は同接続端子を使用したコネクタの組立て説明図、
第5図はコネクタの使用説明図、第6図は同接続端子に
よる被覆電線の接続状態の説明図、第7図は従来の被覆
電線用接続端子の斜視図、第8図は同接続端子の舌片と
心線との接触状態図、第9図は同接続端子を使用したコ
ネクタの使用説明図、第10図は従来の異なる接続端子の
斜視図、第11図a、bは同接続端子の舌片と心線との接
触状態図、第12図は従来の他の接続端子の展開正面図、
第13図aは同接続端子の完成状態の正面図、同図bは同
図aの側面図、第14図は同接続端子の折曲げを表わす説
明図である。 1a、1bは舌片、2は突刺し刃 3は押当面、Aは接続端子 Bは被覆電線、Cは被覆層 Dは心線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続端子Aの上端部に向い合う二以上の舌
    片1a、1bが形成され、同舌片1a、1bの先端に形成された
    突刺し刃2が被覆電線Bの被覆層Cを突き破って、同舌
    片間1a、1bが同電線Bの心線Dに接触するようにした被
    覆電線用接続端子において、前記心線Dへの舌片1a、1b
    の押当面3が心線Dに面接触する曲面に形成されてなる
    ことを特徴とする被覆電線用接続端子。
JP1244490A 1989-09-20 1989-09-20 被覆電線用接続端子 Expired - Fee Related JP2849124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244490A JP2849124B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 被覆電線用接続端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1244490A JP2849124B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 被覆電線用接続端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03108282A JPH03108282A (ja) 1991-05-08
JP2849124B2 true JP2849124B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=17119447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1244490A Expired - Fee Related JP2849124B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 被覆電線用接続端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2849124B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03108282A (ja) 1991-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0628791Y2 (ja) 電気コネクタにおける端子
US3881796A (en) Terminal for flat conductor
JPH0412595B2 (ja)
JPH0411346Y2 (ja)
US6254440B1 (en) Terminal having contact portion with reduced thickness
JPS6022473B2 (ja) はんだ不要電気接触子
US4113338A (en) Insulation-piercing contact
JP2520951Y2 (ja) 圧接端子
EP0021730A1 (en) Electrical contact capable of receiving a mating contact in either of two mutually perpendicular orientations
JP3016045B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2001015187A (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP2849124B2 (ja) 被覆電線用接続端子
JP3523030B2 (ja) 端子構造
JPH0561752B2 (ja)
JP2933929B2 (ja) 電気接続子
US6116948A (en) Electrical connector for terminating discrete electrical wires
JP2892398B2 (ja) 被覆電線用接続端子
JP2606117B2 (ja) コネクタ
JP3665968B2 (ja) コネクタ
US4533206A (en) Flexible printed circuit connector
JPH0327336Y2 (ja)
JPH02195664A (ja) ターミナル
JPH0424832B2 (ja)
JPH025485Y2 (ja)
JP2511926Y2 (ja) プラグ型コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees