JPH02195664A - ターミナル - Google Patents
ターミナルInfo
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- JPH02195664A JPH02195664A JP1014069A JP1406989A JPH02195664A JP H02195664 A JPH02195664 A JP H02195664A JP 1014069 A JP1014069 A JP 1014069A JP 1406989 A JP1406989 A JP 1406989A JP H02195664 A JPH02195664 A JP H02195664A
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Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、絶縁被覆を除去することなく、絶縁被覆が
付いたまま電線を圧入させることにより絶縁被覆を破っ
て芯線と電気的、機械的に接続するタイプの電線接続部
を備えたターミナルに関するものである。
付いたまま電線を圧入させることにより絶縁被覆を破っ
て芯線と電気的、機械的に接続するタイプの電線接続部
を備えたターミナルに関するものである。
(従来の技術)
絶縁被覆を破って芯線と電気的、機械的に接続するタイ
プの電線接続部を備えたターミナルとして、例えば第9
図乃至第11図に示すものが知られている(特公昭5g
−1514号公報参照)。
プの電線接続部を備えたターミナルとして、例えば第9
図乃至第11図に示すものが知られている(特公昭5g
−1514号公報参照)。
このターミナルによれば、電線接続部100が断面方形
状に形成され、そして電線接続部100の前壁110の
中央に上端から下端にかけて第1スロツト112が設け
られ、また後壁120の中央に上端から中間部にかけて
第2スロツト122が設けられ、さらに側壁130.1
40の上端が先鋭状にカットされている。そして、この
先鋭状にカットされた上端部130a、140aに切縁
131.141が設けられ、また前壁110、後壁12
0の上端に同じく切縁111.121が設けられている
。
状に形成され、そして電線接続部100の前壁110の
中央に上端から下端にかけて第1スロツト112が設け
られ、また後壁120の中央に上端から中間部にかけて
第2スロツト122が設けられ、さらに側壁130.1
40の上端が先鋭状にカットされている。そして、この
先鋭状にカットされた上端部130a、140aに切縁
131.141が設けられ、また前壁110、後壁12
0の上端に同じく切縁111.121が設けられている
。
上記ターミナルに平型ケーブル200を接続する場合、
まず電線接続部100の上端を平型ケーブル200に押
し当てると、側壁130.140の上端部130a、1
40aの頂点が平型ケーブル200の絶縁被覆210を
突き破り、この突き破った部分を切縁131.141が
切り開いて拡げる。次いで、さらに平型ケーブル200
を押し当てると、前壁110、後壁120の上端の切縁
111.121が芯線220付近の絶縁被覆210を切
り開き、芯線220が第1スロツト112、第2スロツ
ト122内に圧入して第1スロツト112、第2スロツ
ト122の内側面と接触する。
まず電線接続部100の上端を平型ケーブル200に押
し当てると、側壁130.140の上端部130a、1
40aの頂点が平型ケーブル200の絶縁被覆210を
突き破り、この突き破った部分を切縁131.141が
切り開いて拡げる。次いで、さらに平型ケーブル200
を押し当てると、前壁110、後壁120の上端の切縁
111.121が芯線220付近の絶縁被覆210を切
り開き、芯線220が第1スロツト112、第2スロツ
ト122内に圧入して第1スロツト112、第2スロツ
ト122の内側面と接触する。
これにより、芯線220が第1.2スロツト112.1
22と電気的、機械的に接続される。
22と電気的、機械的に接続される。
また、第13図乃至第15図に示すように構成したター
ミナルも知られている(USP4385794号公報参
照)。このターミナルによれば、電線接続部300が底
板310と両側壁3201330により断面3学状に形
成され、そして電線接続部300の長手方向両端に、両
側壁320.330の端部を適宜間隔をおいて対向する
ように内方に屈曲してなる接触片321.331が設け
られている。そして、この接触片321.331間にス
ロット340が形成され、また接触片321.331の
上端322.332がスロット340側が低くなるよう
に斜めにカットされている。
ミナルも知られている(USP4385794号公報参
照)。このターミナルによれば、電線接続部300が底
板310と両側壁3201330により断面3学状に形
成され、そして電線接続部300の長手方向両端に、両
側壁320.330の端部を適宜間隔をおいて対向する
ように内方に屈曲してなる接触片321.331が設け
られている。そして、この接触片321.331間にス
ロット340が形成され、また接触片321.331の
上端322.332がスロット340側が低くなるよう
に斜めにカットされている。
なお、電線接続部300の長手方向一端側には電線40
0を加締める加締め片350が設けられ、また長手方向
他端側には相手方のターミナルが嵌合する空間361を
有した雌型の接触部360が設けられている。
0を加締める加締め片350が設けられ、また長手方向
他端側には相手方のターミナルが嵌合する空間361を
有した雌型の接触部360が設けられている。
上記ターミナルに電線400を接続する場合、図示しな
いがブロック状の治具を使用して、電線接続部300内
に電線400の端部を圧入し、また同じく治具を使用し
て加締め片350を屈曲して電線400を加締める。電
線接続部300内に圧入された電線400は上端322
.332に案内されてスロット340内に押し込まれ、
この押し込まれる過程で接触片321.331の切縁に
より絶縁液r11410が切り開かれて芯線420がス
ロット340の内側面(接触片321.331の端面)
と接触する。これにより、芯線420がスロット340
と電気的、機械的に接続される。
いがブロック状の治具を使用して、電線接続部300内
に電線400の端部を圧入し、また同じく治具を使用し
て加締め片350を屈曲して電線400を加締める。電
線接続部300内に圧入された電線400は上端322
.332に案内されてスロット340内に押し込まれ、
この押し込まれる過程で接触片321.331の切縁に
より絶縁液r11410が切り開かれて芯線420がス
ロット340の内側面(接触片321.331の端面)
と接触する。これにより、芯線420がスロット340
と電気的、機械的に接続される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前者のターミナル(第9図乃至第11図
参照)によれば、第1スロツト112、第2スロツト1
22はプレスにより打ち抜き加工して形成されているた
め、芯線220と接触する内側面は切断端面で、滑らか
でなく、パリ等があり、芯線200との安定した接触が
得られず、信頼性に乏しかった。
参照)によれば、第1スロツト112、第2スロツト1
22はプレスにより打ち抜き加工して形成されているた
め、芯線220と接触する内側面は切断端面で、滑らか
でなく、パリ等があり、芯線200との安定した接触が
得られず、信頼性に乏しかった。
このような問題を解決するには、芯線200と接触する
面、すなわち第1スロツト112、第2スロツト122
の内側面にそれぞれ錫(Sn)メッキを施して安定した
接触を得て、接触の信頼性向上を図る方法が知られてい
るが、上記従来技術の場合、同方法を採用するには、メ
ッキを施す面がプレスによる打ち抜き加工した切断端面
であることから、メッキ前に機械的、化学的な手段で滑
らかにする前処理が必要となり、またこの前処理後にメ
ッキ処理する以外の部分をマスキングしなければならず
、非常に手間がかかり、製造コストが高くなってしまう
。そこで、このような前処理等を省略するため、例えば
第12図(a)に示すように、素材段階で予め両端面5
10.510にメッキ処理を施したメッキ付き板材50
0を使用して、このメッキ処理した両端面510.51
0を第1スロツト112の内側面にすることが考えられ
る。このようにすれば、メッキ付き板材500をターミ
ナルの展開板形状にプレスにより打ち抜いて折り曲げ加
工するだけで済み、コスト高にならない。また、マスキ
ングについても簡単で済む。しかし、素材メーカーで供
給される板材500は、スリッターにより所要幅に切断
されるもので、その両端面510.510にはパリ等が
あり、第1スロツト112の内側面とすることは不適当
で、結局は同図(b)に示すように、両端面510.5
10を使用しないようにターミナルの展開板を打ち抜い
て、メッキ処理しなければならない。
面、すなわち第1スロツト112、第2スロツト122
の内側面にそれぞれ錫(Sn)メッキを施して安定した
接触を得て、接触の信頼性向上を図る方法が知られてい
るが、上記従来技術の場合、同方法を採用するには、メ
ッキを施す面がプレスによる打ち抜き加工した切断端面
であることから、メッキ前に機械的、化学的な手段で滑
らかにする前処理が必要となり、またこの前処理後にメ
ッキ処理する以外の部分をマスキングしなければならず
、非常に手間がかかり、製造コストが高くなってしまう
。そこで、このような前処理等を省略するため、例えば
第12図(a)に示すように、素材段階で予め両端面5
10.510にメッキ処理を施したメッキ付き板材50
0を使用して、このメッキ処理した両端面510.51
0を第1スロツト112の内側面にすることが考えられ
る。このようにすれば、メッキ付き板材500をターミ
ナルの展開板形状にプレスにより打ち抜いて折り曲げ加
工するだけで済み、コスト高にならない。また、マスキ
ングについても簡単で済む。しかし、素材メーカーで供
給される板材500は、スリッターにより所要幅に切断
されるもので、その両端面510.510にはパリ等が
あり、第1スロツト112の内側面とすることは不適当
で、結局は同図(b)に示すように、両端面510.5
10を使用しないようにターミナルの展開板を打ち抜い
て、メッキ処理しなければならない。
すなわち、メッキ付き板材を使用して、コストダウンを
図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上させることが
出来なかった。
図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上させることが
出来なかった。
換言すれば、芯線220と接触する面がプレスにより打
ち抜き加工された面であるため、芯線220との安定し
た接触が得られず、信頼性に乏しく、また信頼性向上の
ためメッキ処理を施すと製造コストが高くなり、さらに
この製造コストを下げるためにメッキ付き板材を採用し
ようとしても採用することが出来なかった。
ち抜き加工された面であるため、芯線220との安定し
た接触が得られず、信頼性に乏しく、また信頼性向上の
ためメッキ処理を施すと製造コストが高くなり、さらに
この製造コストを下げるためにメッキ付き板材を採用し
ようとしても採用することが出来なかった。
また、後者のターミナル(第13図乃至第15図参照)
の場合も、芯線420と接触するスロット340の内側
面(接触片321.331の端面)がプレスにより打ち
抜き加工した切断端面で形成されているため、芯線42
0との安定した接触が得られず、信頼性に乏しく、また
信頼性向上のためメッキ処理を施すと製造コストが高く
なり、さらにこの製造コストを下げるためにメッキ付き
板材を採用しようとしても採用することが出来なかった
。
の場合も、芯線420と接触するスロット340の内側
面(接触片321.331の端面)がプレスにより打ち
抜き加工した切断端面で形成されているため、芯線42
0との安定した接触が得られず、信頼性に乏しく、また
信頼性向上のためメッキ処理を施すと製造コストが高く
なり、さらにこの製造コストを下げるためにメッキ付き
板材を採用しようとしても採用することが出来なかった
。
この発明は上記従来技術の問題点を解消するもので、そ
の目的とするところは、メッキ付き板材を使用して、コ
ストダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上
させることが出来るターミナルを提供することである。
の目的とするところは、メッキ付き板材を使用して、コ
ストダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上
させることが出来るターミナルを提供することである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためこの発明の請求項(1)のター
ミナルでは、電線の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で
接触する電線接続部を備えたターミナルにおいて、前記
電線接続部を、中間部分に長手方向に延びる芯線接触溝
を形成した平板状の基板部と、この基板部の両側部分を
湾曲状に折り返して形成したバネ部と、このバネ部の各
端部を基板部に対してほぼ直角に起立するように折り曲
げて適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯
線接触部と、この一対の芯線接触部の電線圧入側の端部
に形成した刃部とから構成したことを特徴としている。
ミナルでは、電線の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で
接触する電線接続部を備えたターミナルにおいて、前記
電線接続部を、中間部分に長手方向に延びる芯線接触溝
を形成した平板状の基板部と、この基板部の両側部分を
湾曲状に折り返して形成したバネ部と、このバネ部の各
端部を基板部に対してほぼ直角に起立するように折り曲
げて適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯
線接触部と、この一対の芯線接触部の電線圧入側の端部
に形成した刃部とから構成したことを特徴としている。
また、この発明の請求項(2)のターミナルでは、電線
の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で接触する電線接続
部を装備したターミナルにおいて、前記電線接続部を、
底板と両側壁により断面ほぼコ字状に形成した本体部と
、この本体部の内方に突出して適宜間隔をおいて対向す
るように形成した一対の接触片と、この接触片の端部を
二つ折りして形成した芯線接触部と、前記一対の接触片
の端部の縁に形成した刃部とから構成したことを特徴と
している。
の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で接触する電線接続
部を装備したターミナルにおいて、前記電線接続部を、
底板と両側壁により断面ほぼコ字状に形成した本体部と
、この本体部の内方に突出して適宜間隔をおいて対向す
るように形成した一対の接触片と、この接触片の端部を
二つ折りして形成した芯線接触部と、前記一対の接触片
の端部の縁に形成した刃部とから構成したことを特徴と
している。
さらにこの発明の請′求項(3)のターミナルでは、少
なくとも芯線接触部に該当する部分にメッキを施した板
材により加工したことを特徴とする。
なくとも芯線接触部に該当する部分にメッキを施した板
材により加工したことを特徴とする。
またこの発明の請求項(4)のターミナルでは、少なく
とも芯線接触部にメッキを施したことを特徴とする。
とも芯線接触部にメッキを施したことを特徴とする。
(作用)
請求項(1)のターミナルでは、一対の芯線接触部間に
電線を圧入させると、芯線接触部の電線圧入側端部に形
成された刃部により絶縁被覆が切り開かれて、露出した
芯線がバネ部のバネ力により芯線接触部に挟まれ、これ
により芯線が芯線接触部に電気的、機械的に接続される
。
電線を圧入させると、芯線接触部の電線圧入側端部に形
成された刃部により絶縁被覆が切り開かれて、露出した
芯線がバネ部のバネ力により芯線接触部に挟まれ、これ
により芯線が芯線接触部に電気的、機械的に接続される
。
ここで、芯線接触部は、プレスにより打ち抜き加工され
た基板部の切断端面ではなく、滑らかな基板部両側部分
の表面(裏面)の一部により形成されている。したがっ
て、表面(裏面)に錫を部分メッキしたメッキ付き板材
を使用してターミナルを形成することが可能であり、そ
してこの部分メッキした個所を芯線接触部にすることが
可能となる。
た基板部の切断端面ではなく、滑らかな基板部両側部分
の表面(裏面)の一部により形成されている。したがっ
て、表面(裏面)に錫を部分メッキしたメッキ付き板材
を使用してターミナルを形成することが可能であり、そ
してこの部分メッキした個所を芯線接触部にすることが
可能となる。
また、請求項(2)のターミナルでは、本体部に電線を
圧入させると、接触片の端部の縁に形成した刃部により
絶縁被覆が切り開かれて、露出した芯線が接触片間の隙
間に入り、接触片間を押し拡げようとする力に抵抗する
反力(バネ力)で芯線が接触片端部の芯線接触部により
挟まれ、芯線が芯線接触部に電気的、機械的に接続され
る。
圧入させると、接触片の端部の縁に形成した刃部により
絶縁被覆が切り開かれて、露出した芯線が接触片間の隙
間に入り、接触片間を押し拡げようとする力に抵抗する
反力(バネ力)で芯線が接触片端部の芯線接触部により
挟まれ、芯線が芯線接触部に電気的、機械的に接続され
る。
ここで、芯線接触部は、プレスにより打ち抜き加工され
た接触片の切断端面ではなく、接触片の端部を二つ折り
した滑らかな湾曲状の外周面により形成されている。し
たがって、表面(裏面)に錫を部分メッキしたメッキ付
き板材を使用してターミナルを形成することが可能とな
り、そしてこの部分メッキした個所を芯線接触部にする
ことが可能となる。
た接触片の切断端面ではなく、接触片の端部を二つ折り
した滑らかな湾曲状の外周面により形成されている。し
たがって、表面(裏面)に錫を部分メッキしたメッキ付
き板材を使用してターミナルを形成することが可能とな
り、そしてこの部分メッキした個所を芯線接触部にする
ことが可能となる。
(実施例)
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第5図はこの発明の第1実施例を示す斜視図
である。図中符号Aは雌型のターミナルで、その長手方
向一端側(第1図の上側)に電線接続部10が設けられ
、またその長手方向他端側(第1図の下側)に電気接触
部20が設けられている。
である。図中符号Aは雌型のターミナルで、その長手方
向一端側(第1図の上側)に電線接続部10が設けられ
、またその長手方向他端側(第1図の下側)に電気接触
部20が設けられている。
電線接続部10は、中央部分に長手方向に延びる芯線接
触溝11を形成した平板状の基板部12と、この基板部
12の両側部分を表面側に湾曲状に折り返して形成した
バネ部13.13と、このバネ部13.13の端部を基
板部12表面に対してほぼ直角に起立するように折り曲
げて適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯
線接触部14.14と、この一対の芯線接触部14.1
4の電線圧入側の端部(第1図の上方に示す部分)を先
鋭状にカットして形成した刃部15.15とから構成さ
れている。
触溝11を形成した平板状の基板部12と、この基板部
12の両側部分を表面側に湾曲状に折り返して形成した
バネ部13.13と、このバネ部13.13の端部を基
板部12表面に対してほぼ直角に起立するように折り曲
げて適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯
線接触部14.14と、この一対の芯線接触部14.1
4の電線圧入側の端部(第1図の上方に示す部分)を先
鋭状にカットして形成した刃部15.15とから構成さ
れている。
ここで、芯線接触溝11は基板部12の長手方向一端(
第1図及び第3図の上方に示す部分)で開口して、この
開口部11aが電線圧入側端部となってほぼ扇形状に形
成されていると共に、電線30の絶縁被覆31を突き破
る刃部になっている。
第1図及び第3図の上方に示す部分)で開口して、この
開口部11aが電線圧入側端部となってほぼ扇形状に形
成されていると共に、電線30の絶縁被覆31を突き破
る刃部になっている。
また、芯線接触部14.14の内面には、第2図に示す
ように、錫メッキ16が施されている。また、芯線接触
部14.14間の間隔は、電線30の芯線32の直径よ
りも若干小さく設定されていて、芯線32を圧入したと
き芯線32により芯線接触部14.14が押し拡げられ
るようになっている。
ように、錫メッキ16が施されている。また、芯線接触
部14.14間の間隔は、電線30の芯線32の直径よ
りも若干小さく設定されていて、芯線32を圧入したと
き芯線32により芯線接触部14.14が押し拡げられ
るようになっている。
また、電気接触部20はほぼボックス状で、基板部12
の長手方向他端側(第1図の下側)に延長して形成した
底板部21と、この底板部21の両側に直角に起立して
形成した両側壁22.22と、この両側壁22.22の
上端部分をそれぞれ内方に直角に折り曲げて突き合わせ
た天井部23.23とから構成されている。そして、底
板部21、天井部23.23の電線接続部10から一番
離れた側の端部(第1図の下側)には、相手方ターミナ
ルの雄タブを挟持する挟持片21a、23a、23aが
延長して設けられている。なお、底板部21には、図示
しないが、挿入された相手方ターミナルの雄タブを天井
部23.23に押しつける接触舌片が切り起こしにより
設けられている。
の長手方向他端側(第1図の下側)に延長して形成した
底板部21と、この底板部21の両側に直角に起立して
形成した両側壁22.22と、この両側壁22.22の
上端部分をそれぞれ内方に直角に折り曲げて突き合わせ
た天井部23.23とから構成されている。そして、底
板部21、天井部23.23の電線接続部10から一番
離れた側の端部(第1図の下側)には、相手方ターミナ
ルの雄タブを挟持する挟持片21a、23a、23aが
延長して設けられている。なお、底板部21には、図示
しないが、挿入された相手方ターミナルの雄タブを天井
部23.23に押しつける接触舌片が切り起こしにより
設けられている。
上記ターミナルAの電線接続部10に電線30を接続す
るには、まず第3図に示すように電線30を芯線接触溝
11、芯線接触部14.14の電線圧入側端部上にセッ
トする。次いで、電線30をこれら芯線接触溝11、芯
線接触部14.14内に押し込むと、第4図(a)に示
すように開口部11a、刃部15が電線30の絶縁被覆
31を突き破り、そして同図(b)に示すように絶縁被
覆31が切り開かれ、特に刃部15により突き破られた
部分は刃部15の傾斜面に沿って開口部11aにより突
き破られた部分よりも広い範囲で切り開かれて芯線32
が露出し、ついには同図(c)(d)に示すように芯線
32が芯線接触溝11の内面と芯線接触部14.14の
内面と接触する。
るには、まず第3図に示すように電線30を芯線接触溝
11、芯線接触部14.14の電線圧入側端部上にセッ
トする。次いで、電線30をこれら芯線接触溝11、芯
線接触部14.14内に押し込むと、第4図(a)に示
すように開口部11a、刃部15が電線30の絶縁被覆
31を突き破り、そして同図(b)に示すように絶縁被
覆31が切り開かれ、特に刃部15により突き破られた
部分は刃部15の傾斜面に沿って開口部11aにより突
き破られた部分よりも広い範囲で切り開かれて芯線32
が露出し、ついには同図(c)(d)に示すように芯線
32が芯線接触溝11の内面と芯線接触部14.14の
内面と接触する。
このとき、バネ部13.13のバネ力が働いて、芯線接
触部14.1−4の内面が芯線32に圧接する。これに
より、電線30が芯線接触溝11、芯線接触部14.1
4に電気的、機械的に接続される。 ここで、芯線接触
部14.14は、プレスにより打ち抜き加工された切断
端面ではなく、基板部12両側部分の表面の一部で形成
されていて、滑らかである。したがって、第5図(a)
、(b)に示すように芯線接触部14.14の内面を形
成する面側に錫メッキ16を施したメッキ付き板材40
を使用して形成することが可能となる。すなわち、第5
図(a)に点線で示すターミナルAの展開板形状にプレ
スにより打ち抜き加工し、次いで同図に示す二点鎖線に
沿って折り曲げ加工することにより形成することが可能
で、コストダウンを図ることが出来ると共に、安定した
接触が得られ、信頼性を向上させることが可能となる。
触部14.1−4の内面が芯線32に圧接する。これに
より、電線30が芯線接触溝11、芯線接触部14.1
4に電気的、機械的に接続される。 ここで、芯線接触
部14.14は、プレスにより打ち抜き加工された切断
端面ではなく、基板部12両側部分の表面の一部で形成
されていて、滑らかである。したがって、第5図(a)
、(b)に示すように芯線接触部14.14の内面を形
成する面側に錫メッキ16を施したメッキ付き板材40
を使用して形成することが可能となる。すなわち、第5
図(a)に点線で示すターミナルAの展開板形状にプレ
スにより打ち抜き加工し、次いで同図に示す二点鎖線に
沿って折り曲げ加工することにより形成することが可能
で、コストダウンを図ることが出来ると共に、安定した
接触が得られ、信頼性を向上させることが可能となる。
なお、メッキ付き板材40ではなく、通常の板材をプレ
スにより打ち抜き加工して、折り曲げ加工によりターミ
ナルAを形成した後に、芯線接触部14.14の内面に
メッキを施すことは出来る。
スにより打ち抜き加工して、折り曲げ加工によりターミ
ナルAを形成した後に、芯線接触部14.14の内面に
メッキを施すことは出来る。
この場合、従来技術のようにプレスによる打ち抜き加工
された切断端面にメッキを施すようなことをしないから
、機械的、化学的に表面を滑らかにする前処理が必要な
いものの、芯線接触部14.14の内面以外の部分をマ
スキングしなければならず、この点で手間がかかり、メ
ッキ付き板材40を使用して製造する場合よりも製造コ
ストは高くなる。
された切断端面にメッキを施すようなことをしないから
、機械的、化学的に表面を滑らかにする前処理が必要な
いものの、芯線接触部14.14の内面以外の部分をマ
スキングしなければならず、この点で手間がかかり、メ
ッキ付き板材40を使用して製造する場合よりも製造コ
ストは高くなる。
また、芯線接触部14.14が滑らかであることから、
そのままでも芯線32との安定した接触が得られる。
そのままでも芯線32との安定した接触が得られる。
さらに、バネ部13.13のバネ力を受けて芯線接触部
14.14が芯線32に接触するため、芯線接触部14
.14間に多少の寸法誤差があっても支障がなく、また
径の多少異なる芯線32でも接続が可能となる。
14.14が芯線32に接触するため、芯線接触部14
.14間に多少の寸法誤差があっても支障がなく、また
径の多少異なる芯線32でも接続が可能となる。
第6図乃至第8図はこの発明の第2実施例を示している
。図中符号Aは雌型のターミナルで、その長手方向一端
側(第6図の上側)に電線接続部50が設けられ、また
その長手方向他端側(第7図の下側)に電気接触部60
が設けられている。
。図中符号Aは雌型のターミナルで、その長手方向一端
側(第6図の上側)に電線接続部50が設けられ、また
その長手方向他端側(第7図の下側)に電気接触部60
が設けられている。
電線接続部50は、底板51と両側壁52.52により
断面ほぼコ字状に形成した本体部53と、この本体部5
3の軸方向両端位置において両側壁52.52の端部を
内方に適宜間隔をおいて対向するように突き合わせて形
成した一対の接触片54.54と、この接触片54.5
4の端部を密着状態で二つ折りして形成した芯線接触部
54a154aと、一対の接触片54.54の上端部を
内方に向かって低くなるように傾斜して形成した電線案
内部54b、54bと、芯線接触部54aと電線案内部
54bとの境界部分(接触片54端部の縁)に形成した
刃部54c、54cとから構成されている。なお、本体
部53の軸方向一端側(第7図の上側)には、電線30
を保持する円形状の保持孔56aを設けた保持片56が
設けられている。
断面ほぼコ字状に形成した本体部53と、この本体部5
3の軸方向両端位置において両側壁52.52の端部を
内方に適宜間隔をおいて対向するように突き合わせて形
成した一対の接触片54.54と、この接触片54.5
4の端部を密着状態で二つ折りして形成した芯線接触部
54a154aと、一対の接触片54.54の上端部を
内方に向かって低くなるように傾斜して形成した電線案
内部54b、54bと、芯線接触部54aと電線案内部
54bとの境界部分(接触片54端部の縁)に形成した
刃部54c、54cとから構成されている。なお、本体
部53の軸方向一端側(第7図の上側)には、電線30
を保持する円形状の保持孔56aを設けた保持片56が
設けられている。
ここで、芯線接触部54aは、接触片54の端部を密着
状態で二つ折りして形成した湾曲状の滑らかな外周面で
あり、錫メッキ55が施されている。また、芯線接触部
54 a、54 a間の間隔(接触片54.54間の間
隔)は、電線30の芯線32の直径よりも若干狭く形成
されていて、芯線32を圧入したときに芯線32により
押し拡げられるようになっている。
状態で二つ折りして形成した湾曲状の滑らかな外周面で
あり、錫メッキ55が施されている。また、芯線接触部
54 a、54 a間の間隔(接触片54.54間の間
隔)は、電線30の芯線32の直径よりも若干狭く形成
されていて、芯線32を圧入したときに芯線32により
押し拡げられるようになっている。
なお、電気接触部60については、上記第1実施例で示
した電気接触部20と同じ構成になっている。すなわち
、ほぼボックス状で、底板51の長手方向他端側(第7
図の下側)に延長して形成した底板部61と、この底板
部61の両側を直角に起立して形成した両側壁62.6
2と、この両側壁62.62の上端部分をそれぞれ内方
に直角に折り曲げて突き合わせた天井部63.63とか
ら構成されている。そして、底板部61、天井部63.
63の電線接続部50から一番離れた側の端部(第7図
の下側)には、相手方ターミナルの雄タブを挟持する挟
持片61a、63a、63aが延長して設けられている
。
した電気接触部20と同じ構成になっている。すなわち
、ほぼボックス状で、底板51の長手方向他端側(第7
図の下側)に延長して形成した底板部61と、この底板
部61の両側を直角に起立して形成した両側壁62.6
2と、この両側壁62.62の上端部分をそれぞれ内方
に直角に折り曲げて突き合わせた天井部63.63とか
ら構成されている。そして、底板部61、天井部63.
63の電線接続部50から一番離れた側の端部(第7図
の下側)には、相手方ターミナルの雄タブを挟持する挟
持片61a、63a、63aが延長して設けられている
。
上記ターミナルAの電線接続部50に電線30を接続す
るには、電線30の端部を本体部53の電線案内部54
b、54b上にセットし、また電線30の端部寄りの部
分を保持孔56aに通す。
るには、電線30の端部を本体部53の電線案内部54
b、54b上にセットし、また電線30の端部寄りの部
分を保持孔56aに通す。
そして、ブロック状の治具等(図示せず)を使用して電
線30の端部を芯線接触部54 a、 54 a間(接
触片54.54間)に押し込むと、刃部54 c z
54 cが電線30の絶縁被覆31を突き破り、絶縁被
覆31を切り開いて、芯線32を露出させる。そして、
第8図に示すように、芯線接触部54 a、54 aと
芯線32とが接触する。このとき、芯線32により押し
拡げられた接触片54.54(両側壁52.52)の反
力(バネ力)を受けて芯線接触部54a、54aが芯線
32に圧接する。これにより、芯線32が芯線接触部5
4a154aに電気的、機械的に接続される。
線30の端部を芯線接触部54 a、 54 a間(接
触片54.54間)に押し込むと、刃部54 c z
54 cが電線30の絶縁被覆31を突き破り、絶縁被
覆31を切り開いて、芯線32を露出させる。そして、
第8図に示すように、芯線接触部54 a、54 aと
芯線32とが接触する。このとき、芯線32により押し
拡げられた接触片54.54(両側壁52.52)の反
力(バネ力)を受けて芯線接触部54a、54aが芯線
32に圧接する。これにより、芯線32が芯線接触部5
4a154aに電気的、機械的に接続される。
ここで、芯線接触部54 a s 54 aは、プレス
により打ち抜き加工された切断端面ではなく、接触片5
4の端部を密着状態で二つ折りして形成した湾曲状の滑
らかな外周面である。したがって、芯線接触部54 a
s 54 gの内面を形成する面側に錫メッキ55を
施したメッキ付き板材を使用して形成することが可能と
なる。すなわち、メッキ付き板材をターミナルAの展開
いた形状にプレスにより打ち抜き加工し、次いで折り曲
げ加工することにより形成することが可能で、コストダ
ウンを図ることが出来ると共に、安定した接触が得られ
、信頼性の向上を図ることが可能であるわなお、メッキ
付き板材ではなく、通常の板材をプレスにより打ち抜き
加工して、折り曲げ加工によりターミナルAを形成した
後に、芯線接触部54 a % 54aにメッキを施す
ことは出来る。この場合、従来技術のようにプレスによ
る打ち抜き加工された切断端面にメッキを施すようなこ
とをしないから、機械的、化学的に表面を滑らかにする
前処理が必要ないものの、芯線接触部54 a s 5
4 a以外の部分をマスキングしなければならず、この
点で手間がかかり、メッキ付き板材を使用して製造する
場合よりも製造コストは高くなる。
により打ち抜き加工された切断端面ではなく、接触片5
4の端部を密着状態で二つ折りして形成した湾曲状の滑
らかな外周面である。したがって、芯線接触部54 a
s 54 gの内面を形成する面側に錫メッキ55を
施したメッキ付き板材を使用して形成することが可能と
なる。すなわち、メッキ付き板材をターミナルAの展開
いた形状にプレスにより打ち抜き加工し、次いで折り曲
げ加工することにより形成することが可能で、コストダ
ウンを図ることが出来ると共に、安定した接触が得られ
、信頼性の向上を図ることが可能であるわなお、メッキ
付き板材ではなく、通常の板材をプレスにより打ち抜き
加工して、折り曲げ加工によりターミナルAを形成した
後に、芯線接触部54 a % 54aにメッキを施す
ことは出来る。この場合、従来技術のようにプレスによ
る打ち抜き加工された切断端面にメッキを施すようなこ
とをしないから、機械的、化学的に表面を滑らかにする
前処理が必要ないものの、芯線接触部54 a s 5
4 a以外の部分をマスキングしなければならず、この
点で手間がかかり、メッキ付き板材を使用して製造する
場合よりも製造コストは高くなる。
また、芯線接触部54a、54gは滑らかな面であり、
そのままでも芯線32との安定した接触が得られる。
そのままでも芯線32との安定した接触が得られる。
さらに、接触片54.54(両側壁52.52)の反力
(バネ力)を受けて芯線接触部54a、54aが芯線3
2に圧接するため、芯線接触部54a、54a間に多少
の寸法誤差があっても支障がない。
(バネ力)を受けて芯線接触部54a、54aが芯線3
2に圧接するため、芯線接触部54a、54a間に多少
の寸法誤差があっても支障がない。
なお、上記第1.2実施例では、電気接触部20.60
をボックス状に形成した場合を示したが、これに限定さ
れるものではなく、雄型にした場合にはタブ状に形成さ
れる。
をボックス状に形成した場合を示したが、これに限定さ
れるものではなく、雄型にした場合にはタブ状に形成さ
れる。
以上説明したように請求項(1)の発明によれば、電線
接続部を、中間部分に長手方向に延びる芯線接触溝を形
成した平板状の基板部と、この基板部の両側部分を湾曲
状に折り返して形成したバネ部と、このバネ部の各端部
を基板部に対してほぼ直角に起立するように折り曲げて
適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯線接
触部と、この一対の芯線接触部の電線圧入側の端部に形
成した刃部とから構成したので、メッキ付き板材を使用
して、コストダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼
性を向上させることが出来る。また、バネ部により多少
径の異なった芯線でも接続することが可能となる。
接続部を、中間部分に長手方向に延びる芯線接触溝を形
成した平板状の基板部と、この基板部の両側部分を湾曲
状に折り返して形成したバネ部と、このバネ部の各端部
を基板部に対してほぼ直角に起立するように折り曲げて
適宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯線接
触部と、この一対の芯線接触部の電線圧入側の端部に形
成した刃部とから構成したので、メッキ付き板材を使用
して、コストダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼
性を向上させることが出来る。また、バネ部により多少
径の異なった芯線でも接続することが可能となる。
また、請求項(2)の発明によれば、電線接続部を、底
板と両側壁により断面ほぼコ字状に形成した本体部と、
この本体部の内方に突出して適宜間隔をおいて対向する
ように形成した一対の接触片と、この接触片の端部を二
つ折りして形成した芯線接触部と、前記一対の接触片の
端部の縁に形成した刃部とから構成したので、請求項(
1)の場合と同様に、メッキ付き板材を使用して、コス
トダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上さ
せることが出来る。
板と両側壁により断面ほぼコ字状に形成した本体部と、
この本体部の内方に突出して適宜間隔をおいて対向する
ように形成した一対の接触片と、この接触片の端部を二
つ折りして形成した芯線接触部と、前記一対の接触片の
端部の縁に形成した刃部とから構成したので、請求項(
1)の場合と同様に、メッキ付き板材を使用して、コス
トダウンを図ると共に、芯線との接触の信頼性を向上さ
せることが出来る。
第1図乃至第5図はこの発明の第1実施例を示し、第1
図は斜視図、第2図は電線接続部の平面図、第3図は電
線を接続する状態を示す説明斜視図、第4図(a)〜(
e)は絶縁被覆を破って芯線と接続する状態を説明する
部分側断面図、同図(d)は同部分横断面図、第5図(
a)はメッキ付き板材からターミナルを形成する作業を
説明する部分平面図、同図(b)は同断面図、第6図乃
至第8図はこの発明の第2実施例を示し、第6図は全体
の斜視図、第7図は電線接続部を示す部分斜視図、第8
図は芯線を接続した状態を示す部分断面図、第9図乃至
第11図は従来技術を示し、第9図は正面側から見た斜
視図、第10図は後面側から見た斜視図、第11図は部
分斜視図、第12図(a)、(b)はメッキ付き板材を
使用してターミナルを形成出来るか否かを説明する説明
部分平面図、第13図乃至第15図は別の従来技術を示
し、第13図は電線を接続する前の状態を示す斜視図、
第14図は電線を接続した後の状態を示す斜視図、第1
5図は同状態を示す断面図である。 A・ 10. 12・ 13・ 14・ ・ターミナル 50・ ・電線接続部 ・基板部 ・バネ部 ・芯線接触部 ・刃部 ・本体部 ・接触片 ・芯線接触部 ・刃部 ・電線 ・芯線 ・底板 ・両側壁
図は斜視図、第2図は電線接続部の平面図、第3図は電
線を接続する状態を示す説明斜視図、第4図(a)〜(
e)は絶縁被覆を破って芯線と接続する状態を説明する
部分側断面図、同図(d)は同部分横断面図、第5図(
a)はメッキ付き板材からターミナルを形成する作業を
説明する部分平面図、同図(b)は同断面図、第6図乃
至第8図はこの発明の第2実施例を示し、第6図は全体
の斜視図、第7図は電線接続部を示す部分斜視図、第8
図は芯線を接続した状態を示す部分断面図、第9図乃至
第11図は従来技術を示し、第9図は正面側から見た斜
視図、第10図は後面側から見た斜視図、第11図は部
分斜視図、第12図(a)、(b)はメッキ付き板材を
使用してターミナルを形成出来るか否かを説明する説明
部分平面図、第13図乃至第15図は別の従来技術を示
し、第13図は電線を接続する前の状態を示す斜視図、
第14図は電線を接続した後の状態を示す斜視図、第1
5図は同状態を示す断面図である。 A・ 10. 12・ 13・ 14・ ・ターミナル 50・ ・電線接続部 ・基板部 ・バネ部 ・芯線接触部 ・刃部 ・本体部 ・接触片 ・芯線接触部 ・刃部 ・電線 ・芯線 ・底板 ・両側壁
Claims (4)
- (1)電線の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で接触す
る電線接続部を備えたターミナルにおいて、前記電線接
続部を、中間部分に長手方向に延びる芯線接触溝を形成
した平板状の基板部と、この基板部の両側部分を湾曲状
に折り返して形成したバネ部と、このバネ部の各端部を
基板部に対してほぼ直角に起立するように折り曲げて適
宜間隔をおいて対向するように形成した一対の芯線接触
部と、この一対の芯線接触部の電線圧入側の端部に形成
した刃部とから構成したことを特徴とするターミナル。 - (2)電線の絶縁被覆を破って芯線と圧接状態で接触す
る電線接続部を装備したターミナルにおいて、 前記電線接続部を、底板と両側壁により断面ほぼコ字状
に形成した本体部と、この本体部の内方に突出して適宜
間隔をおいて対向するように形成した一対の接触片と、
この接触片の端部を二つ折りして形成した芯線接触部と
、前記一対の接触片の端部の縁に形成した刃部とから構
成したことを特徴とするターミナル。 - (3)少なくとも芯線接触部に該当する部分にメッキを
施した板材により加工したことを特徴とする請求項(1
)及び(2)記載のターミナル。 - (4)少なくとも芯線接触部にメッキを施したことを特
徴とする請求項(1)及び(2)記載のターミナル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014069A JPH02195664A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ターミナル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014069A JPH02195664A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ターミナル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02195664A true JPH02195664A (ja) | 1990-08-02 |
Family
ID=11850814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1014069A Pending JPH02195664A (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | ターミナル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02195664A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5934928A (en) * | 1997-03-19 | 1999-08-10 | Yazaki Corporation | Press-connecting terminal and method for manufacturing the same |
EP1168503A1 (en) * | 2000-06-29 | 2002-01-02 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | An insulation-displacement terminal fitting and production method therefor |
US6737372B2 (en) | 2000-12-06 | 2004-05-18 | Japan Vilene Company, Ltd. | Powders-affixed nonwoven fabric, process for manufacturing same, and sheet material containing same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49132590A (ja) * | 1972-09-14 | 1974-12-19 | ||
JPS5823182A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-10 | 株式会社日立製作所 | 電気接触子の製造方法 |
JPS6016707A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-28 | Murata Mfg Co Ltd | モジユレ−タの音声搬送波周波数の調整方法 |
JPS60189884A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | 日本コネツクス株式会社 | 電気コネクタの接触端子の製造方法 |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1014069A patent/JPH02195664A/ja active Pending
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