JPH03108282A - 被覆電線用接続端子 - Google Patents

被覆電線用接続端子

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JPH03108282A
JPH03108282A JP1244490A JP24449089A JPH03108282A JP H03108282 A JPH03108282 A JP H03108282A JP 1244490 A JP1244490 A JP 1244490A JP 24449089 A JP24449089 A JP 24449089A JP H03108282 A JPH03108282 A JP H03108282A
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JP
Japan
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covered electric
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Hidetaka Nakano
中野 秀孝
Mikiya Ishii
幹也 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は心線が高密度に多数本並設された被覆電線(フ
ラットケーブル)の被覆層を突き破って、同心線と電気
的に接触するようにした被覆電線用接続端子に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、第9図のようにコネクタE内に接続端子Aが多数
本配設され、その対向する舌片Hの先端に形成された突
刺し刃Gが、心線りを多数本並設させて被覆されている
フラットケーブルFの被覆層Cを突き破って、同舌片H
間に心線りが挟着されて電気的に接続されるようにした
被覆電線用接続端子は従来から種々開発されている。
この被覆電線用接続端子の主なものに特公昭56−37
667号公報に記載のものがある。
この接続端子Aは第7図に示すように、先端に突刺し刃
Gが形成された三本以上の舌片Hが共通基板部Jの上辺
から上方に形成され、同舌片Hを交互に逆方向に屈曲さ
せて千鳥配列にしである。
この接続端子Aの舌片8間に被覆電線Bを圧入すると、
舌片Hの接触角部Kにより被覆層Cが突き破られて第8
図のように同角部Kが心線りと接触するようにしである
。しかしこの接続端子では被覆電線Bの工大時に、前記
接触角部Kが心線りに強く擦れて同心線りが傷ついたり
、激しい場合は切れてしまったりすることがある。
そこで従来は前記接触角部Kに面取りを施して心線Dへ
の押当を緩やかにする被覆電線用接続端子が開発されて
いる。その主なものに特公昭57−53629号公報に
記載のものがある。
この被覆電線用接続端子は第1O図に示すように三本の
舌片Hが千鳥配列され、各舌片Hの対向する接触角部K
を面取り加工して平面にしてなるものである。この接続
端子Aでは第11図のように心線りに接触する面取り角
部M、Nが鈍角になるので、同心線りが傷付きにくいと
いう利点がある。
なお前記面取り加工を容易にするために従来は各種の接
続端子が開発されている。その主なものとして実公昭5
8−55574号公報に記載のものがあり、それは第1
2図に示すように中間舌片Pの両側に第−及び第二舌片
Q、Rが形成され。
第13図に示すように両舌片Q、Rが共通基板部Sから
共に中間舌片P側に折曲げられている。このような接続
端子Aでは第−及び第二舌片Q、 Rを折曲げる前に、
六箇所の接触角部Kを同一方向から同時に面取り加工す
ることができるという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら第1O図、第11図のように接触角部Kが
面取りされた接続端子では、第11図すのように緩やか
に屈曲する被覆電線Bの心線りと舌片Hの内側面Tとの
間にどうしても隙間Uができる。
このように隙間Uができると、面取り角部M。
Nによって切断された被覆層Cが隙間Uに挟み込まれて
接触不良が生じるといった問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は心線と舌片との接触が確実で、しかも同
心線に傷が付きに<<、心線との接触が確実な被覆電線
用接続端子を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の被覆電線用接続端子は、接続端子Aの上端部に
向い合う二以上の舌片1a、1bが形成され、同舌片1
a、1bの先端に形成された突刺し刃2が被覆電線Bの
被覆層Cを突き破って、同舌片1a、1bが同電線Bの
心線りに接触するようにした被覆電線用接続端子におい
て、第2図のように前記心線りへの舌片1a、1bの押
当面3が心線りに面接触する曲面に形成されてなること
を特徴とするものである。
(作用) 本発明の被覆電線用接続端子を使用したコネクタに、フ
ラットケーブルFを圧入する場合は以下のようにする。
先ず、第4図に示すように挿入ピッチ毎にキャリア4に
連設された接続端子Aを端子ブロック5の挿入孔6に挿
入し、同キャリア4を切断部分Cから切断する。
このようにして多数本の接続端子Aが装着された端子ブ
ロック5の上方から、第5図のように整列ブロック7と
カバーブロック8との間に挟んだフラットケーブルFを
圧入する。このとき第6図のように前記舌片1a、1b
の先端に形成された突刺し刃2によってフラットケーブ
ルFの被覆層Cが突き破られ、同舌片1a、1b間にそ
の心線りが挟着される。
このとき第2図すに示すように、同心線りを接触挟着す
る舌片1a、1bの押当面3が心MDに面接触する曲面
に形成されているので、心IIDが押当面3に沿って湾
曲し、両者の間に隙間が生じない、しかも隙間がないの
で、舌片1a、1bによって突き破られて剥離した被覆
層Cが心線りと押当面3との間に挟み込まれて接触不良
になることがない。
(実施例) 第1図〜第6図は本発明の被覆電線用接続端子の一貫施
例である。
これらの図に示すlOは例えばプリント基板などに差込
まれる差込み脚である。この差込み脚IOの上方には接
続端子Aを第4図の端子ブロック5に係止する係止突部
12が形成されている。
この係止突部12は第6図に示すように同端子ブロック
5の挿入孔6の側壁6aに食い込み易くなるようにテー
パー状に形成されている。
この係止突部12の上方には相互に対向する舌片1a、
1bが形成されている。この実施例では第3図の展開図
に明示するように前記係止突部12の上方に共通基板部
20が形成され、同基板部20の幅方向−側方には一方
の舌片1aが突設され、同基板部20の幅方向他側方に
は他方の舌片1bが突設されている。このうち、舌片1
aは第3図の仮想線aから、舌片tbは第3図の仮想m
bから、第1図のようにお互いに対向するように90度
ずつ直角に折曲げられている。この実施例では舌片1a
、1bの数を三本とし、第2図に明示するようにそれら
が互いに斜向かいに対向する千鳥配列にしであるが、こ
の舌片の数は前記以外であっても良く、またその配列状
態も前記以外であっても良い。
また、第3図の実施例では舌片1aの折曲げ線の仮想!
1iIaの上下に円形の折曲げ補助孔14が形成され、
同舌片1aの折曲げが容易になるようにしである。勿論
、この折曲げ補助孔】4を他方の舌片tbの折曲げ1!
bに形成しても良い。
前記舌片1a、1bのうち、被覆電線Bの心線りに接触
する押当面3は、同心線りに面接触するように曲面に形
成されている。この実施例では押当面3が曲率の大きな
曲面にしてあり、更に舌片1a、1bの側面と押当面3
との接触角部15が曲面取りされている。この押当面3
及び接触角部I5の曲率は心線りに対する舌片1a、1
bの接圧、及び同心線りの曲げ剛性などにより適宜選定
すれば良い、また前記押当面3の曲面は前記以外の曲面
でも良く、例えば楕円弧でも長円弧でも良い、この実施
例では前記押当面3の曲面を接続端子Aの打抜き加工時
に、同方向から同時にプレス成形しであるが、機械加工
によって後加工してもよい。
前記舌片1a、1bの上方には突刺し刃2が形成されて
いる。この突刺し刃2は従来と同様に被覆量isBの被
覆層Cを突き破るためのものであり、この実施例では第
3図のように先端に向けて先細りにして波層層Cを突き
破り易くしである。
また1両舌片1a、1bの突刺し刃2を対向させると第
6図のように下方に向けて谷状になるようにして心線り
を圧入し易くしである。
第1図、第3図の4はキャリアである。このキャリア4
は接続端子Aを等ピッチで連設するためのものであり、
第4図のように同端子Aを前記端子ブロック5に挿入し
易くするためのものでもある。らなみに同ブロック5に
挿入した後は第3図の切断部分Cにおいて切断される。
(発明の効果) 本発明の被覆電線用接続端子は以下のような効果がある
■、心線りを接触挟着する舌片1a、1bの押当面3が
心線りに面接触する曲面に形成されているので、従来の
ように心@Dと押当面3との間に被覆層Cが挟み込まれ
て接触不良になることがない。
■、前記曲面の曲率を変更するだけで、心線りに対する
舌片1a、1bの接圧を変えることができるので、実用
化が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明の被m電線用接続端子の一実施例
を示す斜視図、第2図a、bは同接続端子の舌片と心線
との接触状態図、第3図は同接続端子の展開正面図、第
4図は同接続端子を使用したコネクタの組立て説明図、
第5図はコネクタの使用説明図、第6図は同接続端子に
よる被覆電線の接続状態の説明図、第7図は従来の被覆
電線用接続端子の斜視図、第8図は同接続端子の舌片と
心線との接触状態図、第9図は同接続端子を使用したコ
ネクタの使用説明図、第1O図は従来の異なる接続端子
の斜視図、第ti図a、bは同接続端子の舌片と心線と
の接触状態図、第12図は従来の他の接続端子の展開正
面図、第13図aは同接続端子の完成状態の正面図、同
図すは同図aの側面図、第14図は同接続端子の折曲げ
を表わす説明図である。 1a、1bは舌片   2は突刺し刃 3は押当面      Aは接続端子 Bは被覆電線     Cは被覆層 りは心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  接続端子Aの上端部に向い合う二以上の舌片1a、1
    bが形成され、同舌片1a、1bの先端に形成された突
    刺し刃2が被覆電線Bの被覆層Cを突き破って、同舌片
    間1a、1bが同電線Bの心線Dに接触するようにした
    被覆電線用接続端子において、前記心線Dへの舌片1a
    、1bの押当面3が心線Dに面接触する曲面に形成され
    てなることを特徴とする被覆電線用接続端子。
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