JPH047571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH047571Y2
JPH047571Y2 JP1984116884U JP11688484U JPH047571Y2 JP H047571 Y2 JPH047571 Y2 JP H047571Y2 JP 1984116884 U JP1984116884 U JP 1984116884U JP 11688484 U JP11688484 U JP 11688484U JP H047571 Y2 JPH047571 Y2 JP H047571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
lead wires
needle
bottom plate
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984116884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6130972U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11688484U priority Critical patent/JPS6130972U/ja
Publication of JPS6130972U publication Critical patent/JPS6130972U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH047571Y2 publication Critical patent/JPH047571Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は多芯ケーブル同士を互いに結合するた
めの多芯ケーブルの接続装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、10芯またはそれ以上の多芯ケーブル同士
を互いに接続する場合には、第4図に示すよう
に、一方のケーブル1のリード線2a……2nは
ソケツト3の各端子に結合し、また、他方のケー
ブル4のリード線5aはプラグ6の各端子に結合
していた。
また、平坦なリボンケーブル21を互いに接続
する場合には、第5図に示すように、ハウジング
22に設けられた開口23,23にコ字型の接触
棒24を差し込み、かつこの接触棒24とハウジ
ング22の隙間に平坦なリボンケーブル21を挿
入し、ハウジング22に設けた横方向の空間25
に楔状の締め付け部材26を圧入して前記ケーブ
ル21を接触棒24に圧接するものがあつた。
さらに、特開昭53−33384号などに示されるよ
うに、先端が二又に分かれたテーパー状の溝を形
成した接続子を絶縁体に植設し、この溝に各リー
ド線を圧入することにより被覆を破つて各リード
線と各接続子を電気的に接続するものがあつた。
[考案が解決しようとする問題点] 前述の第4図に示す従来の接続方法では、ソケ
ツト3とプラグ6からなるコネクタ自体が複雑な
構造をなし極めてコスト高になること、また、リ
ード線2a……2n、5a……5nはその端末部
分の被覆を除去したり、被覆除去後にソケツト3
とプラグ6の各端子に接続したりする作業が極め
て面倒で手間がかかることなどの欠点があつた。
第5図に示すものは、締め付け部材26により
ケーブル21の表面を圧接しつつ、すなわち擦り
ながら圧入するため、ケーブル21が無理な変形
を強いられて破損しやすく、度重なる着脱には適
さない。また、同様の理由により、個々の断面が
丸型またはこれに準ずるものであつて、これを並
列に結合したリボンケーブル、あるいは、ばらば
らに分離しているケーブルは、締め付け部材26
に凹凸が引つ掛かり正常に圧入することができな
い。さらに、接触棒が24がコ字状であると、こ
の間にハウジング22の一部などを挟まねばなら
ず、この分薄型化が困難になる。さらに、コ字型
の接触棒24はプレスなどによる1工程で製造で
きるものではなく、また1つ1つハウジング22
に組み込まなければならないので高価になる、な
どの問題点があつた。
さらに、先端が二又に分かれたテーパー状の溝
を形成した接続子を用いると、絶縁体から突出さ
せる接続子の先端の長さがリード線の直径の数倍
は必要なため、この分全体が厚くなり薄型化の障
害となるという問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上述のような問題点を解決するた
め、一方のn本のリード線と他方のn本のリード
線の間にそれぞれ接続ピンを挟んで、この接続ピ
ンに設けた針状部により各リード線の被覆を突き
破り、対応するリード線を電気的に接続するよう
にしたものにおいて、前記接続ピンは、絶縁性基
板の上下に針状部を突出させて所定間隔で植設
し、前記一方と他方のn本のリード線を前記絶縁
性基板に植設された接続ピンの針状部に上下から
圧入する圧入装置を設け、この圧入装置は、一方
のn本のリード線を接続ピンの針状部に上から圧
入する天板部と、他方のn本のリード線を接続ピ
ンの針状部に下から圧入する底板部とからなり、
天板部の下面と底板部の上面に、前記接続ピンの
配置と同一ピツチでn本のリード線を保持する凹
部を設け、天板部と底板部の側面に、この天板部
と底板部を連結する連結部を設けてなるものであ
る。
このような構成とすることにより、多芯ケーブ
ルは、その端末を略平面状態に並べて接続ピンを
圧入するだけで、何ら端末処理をすることなく結
合でき、接続ピンがリード線の上に突出したり、
連結部の一部が接続装置の上下に突出したりしな
いものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
7は絶縁性基板で、この絶縁性基板7には、上
下の突出した接続ピン8a……8nが所定間隔d
で構成されている。この間隔dは多芯ケーブル
1,4のリード線2a……2n、5a……5nの
直径と同一とする。また、接続ピン8n……の針
状部9には、リード線2a……2n、5a……5
nの被覆10に容易に突き刺さり、芯部11まで
達して電気的に結合するように、可能なかぎり先
鋭で、かつ上下とも複数本ずつ突出させることが
望ましい。また、これら接続ピン8a……を支持
する絶縁性基板7は、弾性材を用いると、リード
線2a……、5a……を圧接できて好都合であ
る。
つぎに多芯ケーブル1,4のリード線2a…
…、5a……を同時に接続するために、圧入装置
12が用いられる。この圧入装置12は、底板部
13と天板部14からなり、底板部13の上面と
天板部14の下面には、リード線2a……、5a
……の端末部をそれぞれ所定順序で平面的に並べ
るために、所定間隔dで凹部19a……、20a
……が形成されている。また、底板部13と天板
部14の側面には、一方の連結部としてのヒンジ
部15と、他方の連結部としての係合部17が設
けられ、係合部17は底板部13の側面に設けら
れた突部16と天板部14の側面に設けられた係
合孔17とで構成されている。
このような構成において、一方の多芯ケーブル
1のリード線2a……を底板部13の凹部19a
……上に1本ずつ所定の順序で載せ、つぎに接続
ピン8a……を上から当て、さらに他方の多芯ケ
ーブル4のリード線5a……を平面状にして配置
し、天板部14の凹部20a……に一致させつつ
上から押しつける。すると、接続ピン8a……が
上下のリード線2a,5a、2b,5b……間を
それぞれ短絡し、この状態で係合部18の突部1
6と係合孔17とを係合する。
なお第3図の例では、底板部13と天板部14
をヒンジ15で一体にした例を示しているが、別
体であつても良い。また、絶縁性基板7は、水平
でなく、中央部分を膨出せしめてもよい。さらに
絶縁性基板7が水平のときは、底板部13と天板
部14を中央が膨出するようにやや湾曲させるよ
うにしてもよい。このようにすれば、中央部分の
接続ピンも充分にリード線に圧入される。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したので、多芯ケー
ブルの各リード線を略平面状に配列して接続ピン
をそれぞれ圧入するだけで同時に接続でき極めて
能率的である。また、リード線の端末処理を全く
必要としないので作業性もすぐれている。
さらに、ピツチや太さのサイズさえあえばどの
ようなケーブルでも接続でき、特に個々の断面が
丸形またはこれに準じ、これを並列に結合したり
ボンケーブル、あるいは、ばらばらに分離してい
るケーブルを接続するのに適している。
さらに、接続ピンの間にものを挟まず、また、
絶縁性基板から突出する針状部は極めて低く、リ
ード線の直径より低く、さらに、天板部と底板部
を連結する連結部が上下に突出しないので、略限
界まで薄型化が可能である。
また、プレス加工による1工程で打ち抜かれた
ごく簡単な形状の接続ピンを絶縁性基板に一体に
モールド成形したので組み込みに手間がかからず
安価であるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による多芯ケーブルの接続装置
の第1実施例の縦断正面図、第2図は絶縁性基板
に接続ピンを植設した状態の斜視図、第3図は縦
断側面図、第4図は従来のコネクタ装置の正面
図、第5図は従来のケーブル接続装置の断面図で
ある。 1,4……多芯ケーブル、2a〜2n,5a〜
5n……リード線、3……ソケツト、6……プラ
グ、7……絶縁性基板、8a〜8n……接続ピ
ン、9……針状部、10……被覆、11……芯
部、12……圧入装置、13……底板部、14…
…天板部、15……ヒンジ部、16……突部、1
7……係合孔、18……係合部、19a……〜1
9n,20a〜20n……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方の多芯ケーブルのn本のリード線と他方
    の多芯ケーブルのn本のリード線との間にそれ
    ぞれ接続ピンを挟み、この接続ピンに設けた針
    状部により各リード線の被覆を突き破り、対応
    するリード線を電気的に接続するようにしたも
    のにおいて、 前記接続ピンは、絶縁性基板の上下に針状部
    を突出させて所定間隔で植設し、 前記一方と他方のn本のリード線を前記絶縁
    性基板に植設された接続ピンの針状部に上下か
    ら圧入する圧入装置を設け、 この圧入装置は、 絶縁性基板の上に突出した針状部を一方のn
    本のリード線に圧入する天板部と、絶縁性基板
    の下に突出した針状部を他方のn本のリード線
    に圧入する底板部とからなり、 天板部の下面と底板部の上面に、前記接続ピ
    ンの配置と同一ピツチでn本のリード線を保持
    する凹部を設け、 天板部と底板部の側面に、針状部のリード線
    への圧入時に天板部と底板部を合体させる連結
    部を設け、 てなることを特徴とする多芯ケーブルの接続装
    置。 (2) 天板部と底板部の一方の連結部は、側面に屈
    曲自在に連結したヒンジ部で形成し、 他方の連結部は、天板部または底板部の側面
    に設けた突部と、底板部または天板部の側面に
    設けられて前記突部に係合する係合孔からなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の多芯ケーブルの接続装置。 (3) 絶縁性基板は弾性材からなる実用新案請求の
    範囲第1項記載の多芯ケーブルの接続装置。
JP11688484U 1984-07-30 1984-07-30 多芯ケ−ブルの接続装置 Granted JPS6130972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11688484U JPS6130972U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 多芯ケ−ブルの接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11688484U JPS6130972U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 多芯ケ−ブルの接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130972U JPS6130972U (ja) 1986-02-25
JPH047571Y2 true JPH047571Y2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=30675805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11688484U Granted JPS6130972U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 多芯ケ−ブルの接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130972U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2788363B2 (ja) * 1991-08-26 1998-08-20 アルプス電気株式会社 導線の接続構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080489A (ja) * 1973-11-22 1975-06-30
JPS5333384A (en) * 1976-09-07 1978-03-29 Amp Inc Electric connector for flat electric cable

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953282U (ja) * 1972-08-16 1974-05-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080489A (ja) * 1973-11-22 1975-06-30
JPS5333384A (en) * 1976-09-07 1978-03-29 Amp Inc Electric connector for flat electric cable

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6130972U (ja) 1986-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0628791Y2 (ja) 電気コネクタにおける端子
JP3462077B2 (ja) 電気コネクタ及びこれに用いる接点の形成方法
US6017222A (en) Electrical connector assembly for connecting flexible connecting strips of a film circuitry and a main circuit board
JPH0741981U (ja) 電気端子付プリント配線回路構造
JPH09330754A (ja) プリント配線基板
JPS6110261A (ja) 集積回路用コネクタ及びその製造方法
JPH0451426Y2 (ja)
JPH047571Y2 (ja)
JPH0418215Y2 (ja)
JP3333936B2 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
US11296446B2 (en) Connector for a flat flexible cable
JPH0562742A (ja) 基板用接続コネクタ
JP2523663Y2 (ja) 導電端子
JPH0419736Y2 (ja)
JP2890820B2 (ja) フラットケーブル用コネクタとケーブル接続方法
JPS6114137Y2 (ja)
JPH0534685U (ja) 多芯l型同軸コネクタ
JPH0537433Y2 (ja)
JPS5848777Y2 (ja) 印刷回路基板用フラツトケ−ブル接続器
JPH0334061Y2 (ja)
JPH0414859Y2 (ja)
JPH0312226Y2 (ja)
JPS6342473Y2 (ja)
JPS6340850Y2 (ja)
JP2527946Y2 (ja) ホルダ−付きゴム状弾性異方導電コネクタ