JPH0419736Y2 - - Google Patents

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JPH0419736Y2
JPH0419736Y2 JP1987107417U JP10741787U JPH0419736Y2 JP H0419736 Y2 JPH0419736 Y2 JP H0419736Y2 JP 1987107417 U JP1987107417 U JP 1987107417U JP 10741787 U JP10741787 U JP 10741787U JP H0419736 Y2 JPH0419736 Y2 JP H0419736Y2
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JP1987107417U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種電気機器への複数本のリード線
を接続するために使用される電線コネクターであ
つて、電線の端部にもコネクター内にも接続用端
子を用いることなく、電線そのものを直接接続端
子体として利用し、しかも電線挿入方向と出力方
向とが直角方向に曲折されている無端子型の電線
コネクターに関するものである。
〈従来の技術〉 従来、電線挿入方向と出力方向とが直角に屈曲
され、しかも電線そのものを直接接続端子体とし
て利用した電線コネクターとして、例えば実開昭
58−170883号や実開昭59−2077号に示すようなも
のが提案されている。この提案によれば、コネク
ター本体に複数平設された孔に電線を夫々挿入し
て嵌合蓋体を上方からコネクター本体に押し込む
ことにより、電線の被覆を除去した裸電線部分を
下方に直角に屈曲させて接続端子体を形成するよ
うにしている。電線そのものを直接出力端子体と
して利用したものであるから、コネクター本体に
予め金属接続体を埋設することを省略できて構造
を簡潔化できる利点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、この従来手段によれば、コネクター本
体に押し込まれる嵌合蓋体が一体物で形成されて
いて複数の電線を同時に屈曲するように構成され
ているから、例えば接続不良等により1本の電線
を取り外したいときでも全部の電線を押し付けて
いる嵌合蓋体を取り外さなければならず、嵌合蓋
体の着脱が面倒であると共に正常な電線の接続状
態を損なうことにもなる等の問題点がある。加え
て電線を単に直角に折り曲げただけでは電線に対
する保持力が小さく、電線引き抜き方向に対して
充分な対抗力が期待出来ない。
そこで本考案は、電線挿入方向と出力方向とが
直角に屈曲され、しかも電線そのものを直接接続
端子体として利用するものでありながら、複数の
電線を押し付ける嵌合体を夫々独立して動作でき
るようにして個別に電線を着脱出来るようにし、
しかも嵌合体を嵌め込んだときに電線の被覆部に
食い込む抜け止め体を設けることによつて電線を
堅固に保持して電線の抜け止めを確実に阻止する
ことのできる無端子型の電線コネクターを提供す
ることを主たる目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図乃至第3図を用いて説明する
と、本考案は、被覆電線Kの被覆端部kの挿入孔
11…を基端側10に複数個並設させてあるコネ
クター本体1と、該コネクター本体1に対して嵌
合固定自在な嵌合体2とからなり、コネクター本
体1には、前記挿入孔11…の電線挿入方向の奥
側に、被覆電線Kの被覆を除去した裸電線s部分
は通過させるが、被覆部分kの通過は阻止する突
起部12が形成され、その先端部19には裸電線
s部分の下部方向への移動を許す空間部13が形
成され、その上方には前記嵌合体2を嵌合させる
空隙部14が設けられている構造とされ、該嵌合
体2は前記空隙部14内に嵌入する主体部分21
とその下面側に突出した前記空間部13へ嵌入す
る嵌入部22とを有する電気コネクターであつ
て、前記嵌合体2は折曲部25′を介してコネク
ター本体1に折曲げ自在に連結され且つコネクタ
ー本体1の空間部13及び空隙部14のそれぞれ
に対して個々に嵌合出来るように独立して形成さ
れており、更に嵌合体2の前記折曲部寄りの下面
には電線の被覆部kに係合する抜け止め体27が
設けられている構造としたものである。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるか
ら、先端の被覆を剥離した電線Kをコネクター本
体1の挿入孔11から挿入し、裸電線s部分をコ
ネクター本体1の空間部13上に突出させたの
ち、嵌合体2を本体1の空隙部14に圧入嵌合さ
せると、裸電線s部分はこの圧入力によつて嵌合
体2の嵌入部22により空間部13内にL字形に
折曲されると同時に、これら両体1,2によつて
形成された間隙部23内に強制的に位置させら
れ、その先端部分がコネクター本体1の下面側に
突出し、出力端子の作用を果たすのである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
コネクター本体1と嵌合体2とは共に合成樹脂
材料で射出成型されたもので、コネクター本体1
は概形が偏平長方形状に形成され、その略中央か
ら一側(基端側)10に偏して、長手方向に沿つ
て並設された二つの電線K被覆端部k挿入用の挿
入孔11…を有し、中央から他端側(先端側)1
9に厚さ方向上半部が長方形状の空隙部14とさ
れ、その下半部のうち前記電線挿入孔11…のそ
れぞれに連なる中央部分が、電線Kの被覆を剥離
した裸電線s部分の径に等しい幅だけ切除された
空間部13…に形成され、残余底部の基端部分が
前記裸電線s部分は通過させるが、被覆部分kの
通過は阻止する突起部12に形成され、被覆電線
Kの先端部への移行を制限するようにしてある。
また、該本体1の長手方向両側の下端部には後
述する電気的接続体としてのプリント基板Pへの
嵌合用フツク付突起17,17が突出形成されて
いる。
前記嵌合部2は、前記空隙部14に嵌入する長
方形状の主体部分21と、前記空間部13に嵌入
する嵌入部22とからなつていて、該嵌入部22
は本体1の基端側に面する部分が第1図に示すよ
うに円弧面26に形成されていて、本体1側に設
けた折曲受面18と協同して、本体1に嵌合した
時に裸電線s部分を所定のアールで折り曲げるよ
うに形成されている。更に、前記嵌合体2は折曲
部25′を介してコネクター本体1に折曲げ自在
に連結され且つコネクター本体1の空間部13及
び空隙部14のそれぞれに対して個々に嵌合出来
るように独立して形成されている。更に嵌合体2
の前記折曲部寄りの下面には電線の被覆部kに係
合する抜け止め体27が設けられている。
尚、前記嵌合体2のコネクター本体1に対する
固定は、嵌合体1の強制圧入による嵌合や、係合
凹凸部による係合等によつて行うようにすればよ
い。
このような構造とした電線コネクター本体1の
前記二つの挿入孔11…内に被覆電線K…をそれ
ぞれ挿入し、第2図に示したように裸電線s部分
を空隙部14内に突出させ、次いで嵌合体2を第
2図のように該空隙部14内に嵌入し、嵌合体2
の嵌入部22…を空間部13…内に嵌入させると
同時に、この嵌入部22…によつて裸電線sを下
方に向けて曲折させ、前記嵌合体2の円弧面26
と本体1の折曲受面18との間に裸電線sの曲折
された部分を収容し、同裸電線sの先端部をコネ
クター本体1の下方に向けて突出させる。
このように、コネクター本体1に対して嵌合体
2を嵌合させることによつて、複数の電線K…
を、その挿入方向と直交する方向に接続極を有す
る形にコネクター接続することができるのであ
る。
而して、裸電線sの先端部はコネクター本体1
の各空間部13…の基部に下方向きに突出した接
続極として使用されるのである。
次に、このようにした電線接続コネクターを、
接続するプリント基板Pに取付けるには、第6図
に示したように、コネクター本体1に形成されて
いる係止突起17,17をプリント基板Pにあけ
た孔に挿入し係止させればよい。このときコネク
ター本体1の下方に突出した各裸電線sはプリン
ト基板Pに設けられた接続孔に自動的に貫通し、
その突出した部分をプリント基板背面側のプリン
ト線pとハンダ付けすることによつて電気結線を
行なう。
このようにして、電線Kと接続されたプリント
基板Pは、所要機器へのシヤーシSに取付けられ
て使用される。
尚、前記コネクター本体1に形成した空間部1
3は各電線K毎に個々に独立した空間である必要
はなく、裸電線s部分がコネクター本体1の正し
い位置に下方に突出するものであれば、全体とし
て一連の空間部13になつていてもよいことは言
うまでもない。
以上本考案の代表的と思われる実施例について
説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構
造のみに限定されるものではなく、本考案にいう
構成要件を備え、かつ本考案にいう目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜
改変して実施することができるものである。
〈考案の効果〉 上記の説明から既に明らかなように、本考案に
於ける嵌合体はコネクター本体の空間部及び空隙
部のそれぞれに対して個々に嵌合出来るように独
立して形成されているものであるから、接続不良
等により1本の電線を取り外したいときは全部の
電線を押し付けている嵌合体を取り外すことなく
必要な嵌合体のみを外して不良電線を差し替える
ことができ、これにより操作が容易になると共に
正常な電線に触れることがないからこれの接続状
態を損なうようなことを未然に防止することが出
来ると共に、嵌合体の前記折曲部寄りの下面には
電線の被覆部に係合する抜け止め体が設けられて
いるので、嵌合体をコネクター本体に嵌合した時
に電線の被覆部に抜け止め体が食い込んで電線を
堅固に保持して電線の抜け止めを確実に阻止する
ことのできるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電線接続前の
中央縦断面図であり、第2図は電線接続後を示す
第1図同様の断面図、第3図は第2図におけるA
−A線に沿つた断面図、第4図は使用例を示す説
明図である。 図中、1はコネクター本体、2は嵌合体、10
は基端側、11は挿入孔、12は突起部、13は
空間部、14は空隙部、19は先端側、21は主
体部分、22は嵌入部、27は抜け止め体、Kは
被覆電線、kは被覆端部、sは裸電線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被覆電線Kの被覆端部kの挿入孔11…を基端
    側10に複数個並設させてあるコネクター本体1
    と、該コネクター本体1に対して嵌合固定自在な
    嵌合体2とからなり、コネクター本体1には、前
    記挿入孔11…の電線挿入方向の奥側に、被覆電
    線Kの被覆を除去した裸電線s部分は通過させる
    が、被覆部分kの通過は阻止する突起部12が形
    成され、その先端部19には裸電線s部分の下部
    方向への移動を許す空間部13が形成され、その
    上方には前記嵌合体2を嵌合させる空隙部14が
    設けられている構造とされ、該嵌合体2は前記空
    隙部14内に嵌入する主体部分21とその下面側
    に突出した前記空間部13へ嵌入する嵌入部22
    とを有する電気コネクターであつて、前記嵌合体
    2は折曲部25′を介してコネクター本体1に折
    曲げ自在に連結され且つコネクター本体1の空間
    部13及び空隙部14のそれぞれに対して個々に
    嵌合出来るように独立して形成されており、更に
    嵌合体2の前記折曲部寄りの下面には電線の被覆
    部kに係合する抜け止め体27が設けられている
    無端子型の電線コネクター。
JP1987107417U 1987-07-13 1987-07-13 Expired JPH0419736Y2 (ja)

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JP1987107417U JPH0419736Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JPS6412377U JPS6412377U (ja) 1989-01-23
JPH0419736Y2 true JPH0419736Y2 (ja) 1992-05-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5981058B2 (ja) * 2016-01-12 2016-08-31 株式会社シマノ コネクタハウジング、電気コネクタ、および自転車用の照明装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592077B2 (ja) * 1978-12-18 1984-01-17 松下電器産業株式会社 煙感知器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170883U (ja) * 1982-05-08 1983-11-15 松下電器産業株式会社 電線クランプ
JPS592077U (ja) * 1982-06-28 1984-01-07 大宏電機株式会社 コネクタ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS592077B2 (ja) * 1978-12-18 1984-01-17 松下電器産業株式会社 煙感知器

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JPS6412377U (ja) 1989-01-23

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