JPH06111894A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH06111894A
JPH06111894A JP26155292A JP26155292A JPH06111894A JP H06111894 A JPH06111894 A JP H06111894A JP 26155292 A JP26155292 A JP 26155292A JP 26155292 A JP26155292 A JP 26155292A JP H06111894 A JPH06111894 A JP H06111894A
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JP
Japan
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contact
connector
insulating housing
metal
contact portion
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Withdrawn
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JP26155292A
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English (en)
Inventor
Ikuo Enomoto
郁夫 榎本
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンタクトの配列ピッチを狭くして高密度化で
きる共に多極コネクタにしても電気的接触の信頼性が高
く、しかも基板に良好に半田付けができるコネクタを提
供する。 【構成】第2のコネクタ20の第2のコンタクト24
を、電気的接続を担う接触部24Aと基板との半田接続
を担うタイン部24Bとを有する形状に金属平板を打ち
抜く。接触部24Aの金属平板面を、タイン部24Bの
延びる方向に向くように接触部24Aとタイン部24B
との間で折り曲げ、接触部24Aの金属平板面のうちの
一面を接触面24b、タイン部24Bの剪断面のうちの
一面を半田接続面24cとして形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属平板を打ち抜くこ
とにより形成される複数のコンタクトを備えた一対のコ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】互いに平行に配置された2枚の基板を電
気的に接続する一対のコネクタが従来から知られてい
る。この一対のコネクタは、それぞれ絶縁ハウジングと
この絶縁ハウジングに取り付けられたコンタクトとを備
えて構成されており、互いに嵌合することにより互いの
コンタクトどうしが電気的に接触し、これにより2枚の
基板が電気的に接続される。この一対のコネクタのそれ
ぞれのコンタクトは、一般に金属平板を打ち抜いて形成
されているため、この金属平板の平面を受け継ぐ金属平
板面と打ち抜くことにより形成される剪断面とを有して
いる。
【0003】従来のコネクタには、比較的広い面である
金属平板面どうしを電気的に接触させ、コンタクトの電
気的接触を担う接触面としたタイプ(実開昭3−119
981号公報参照)、板厚と同じ幅の狭い面である剪断
面どうしを電気的に接触させ、コンタクトの電気的接触
を担う接触面としたタイプ(実開平4−14382号公
報参照)の2種類のタイプがある。
【0004】金属平板面どうしを電気的に接触させるタ
イプは、それぞれのコンタクトの電気的接触面となる金
属平面板と直交する剪断面を互いに向き合わせて、それ
ぞれのコンタクトが絶縁ハウジングに配列されている。
このため金属平板面はコンタクトの配列方向に広がって
いる。また、基板と半田接続されるコネクタの半田接続
部(タイン部)は、金属平面板を折り曲げて形成されて
いる。
【0005】一方、剪断面どうしを電気的に接触させる
タイプは、それぞれのコンタクトが、コンタクトの金属
平面板を互いに向き合わせて絶縁ハウジングに配列され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記金属平板面どうし
を電気的に接触させるタイプのコネクタは、コンタクト
どうしが互いに接触する幅が比較的広くまた接触面が平
滑であるため、電気的接触の信頼性が高く、かつコネク
タどうしの嵌合離脱が容易に行えるという利点がある。
しかし、コンタクトの金属平面板がコンタクトの配列方
向に広がっているため、コンタクトの配列ピッチが広く
なり、高密度化の要請に反するという問題がある。さら
に、半田接続部(タイン部)は金属平面板が折り曲げら
れて形成されているため、折り曲げた方向にバネ性を有
し半田接続される面の位置が不均一となるおそれがあ
り、このため半田付け不良となるおそれがあるという問
題がある。
【0007】一方、剪断面どうしを電気的に接触させる
タイプのコネクタは、それぞれのコンタクトが、コンタ
クトの金属平面板を互いに向き合わせて絶縁ハウジング
に配列されているため、コンタクトの配列ピッチを狭く
できるという利点がある。また、金属平板を打ち抜いた
剪断面がタイン部の半田付け面とされるため、前述のバ
ネ性が生じるという問題はなく良好な半田付けが行える
という利点もある。一方、多極のコネクタを構成すると
コンタクトの配列ピッチのずれが累積し相手コネクタの
コンタクトとの間でコンタクトどうしの位置ずれが生じ
るが、剪断面どうしを電気的接触面としたタイプのもの
は剪断面の幅が狭いため位置ずれにより実際に接触する
面積が狭まり、極端な場合位置ずれにより非接触となっ
てしまうという問題があり、多極化が困難である。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、コンタクトの
配列ピッチを狭くでき高密度化を達成できると共に、多
極コネクタを構成した場合も電気的接触の信頼性が高
く、しかも基板に良好に半田付けができるコネクタを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のコネクタは、絶縁ハウジングと、嵌合される
相手コネクタとの電気的接続を担う嵌合方向に延びる接
触部、及び基板との半田接続を担う、接触部の延びる方
向に対し直角方向に延びるタイン部を有する形状に金属
平板が打ち抜かれると共に、接触部の、金属板の平面を
受け継ぐ金属平板面が、タイン部の延びる方向に向くよ
うに接触部とタイン部との間で折り曲げられ、接触部の
金属平板面のうちの一面が嵌合される相手コネクタとの
間の電気的接触を担う接触面、及び前記タイン部の剪断
面のうちの一面が基板と半田付けされる半田接続面とし
て形成され、タイン部の金属平板面を互いに向き合わせ
て絶縁ハウジングに配列された複数のコンタクトとを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の一対のコネクタは、本発明
の上記コネクタを第2のコネクタとして用いるものであ
り、互いに嵌合する第1及び第2のコネクタから成る一
対のコネクタにおいて、第1のコネクタが、第1の絶縁
ハウジングと、金属平板の打ち抜きにより、嵌合方向に
延びる剪断面が第2のコネクタとの間の電気的接触を担
う接触面、及びこの接触面に直交する方向に延びる剪断
面が基板に半田付けされる半田接続面として形成され、
金属平板の平面を受け継ぐ金属平板面を互いに向き合わ
せて第1の絶縁ハウジングに配列された複数の第1のコ
ンタクトとを備え、第2のコネクタが、第2の絶縁ハウ
ジングと、第1のコネクタとの電気的接続を担う嵌合方
向に延びる接触部、及び基板との半田接続を担う、接触
部の延びる方向に対し直角方向に延びるタイン部を有す
る形状に金属平板が打ち抜かれると共に、接触部の金属
平板面が、タイン部の延びる方向に向くように接触部と
タイン部との間で折り曲げられ、接触部の金属平板面の
うちの一面が第1のコネクタとの間の電気的接触を担う
接触面、及びタイン部の剪断面のうちの一面が基板と半
田付けされる半田接続面として形成され、タイン部の金
属平板面を互いに向き合わせて第2の絶縁ハウジングに
配列された複数の第2のコンタクトとを備えたことを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の一対のコネクタの第1のコンタクト
は、金属平板の打ち抜きにより形成された金属平面板が
互いに向き合わされて第1の絶縁ハウジングに配列され
ているため、コンタクトの配列ピッチは十分狭めること
ができ、この第1のコネクタの第1のコンタクトの配列
ピッチが高密度化のネックとなることはない。また、半
田接続面は曲げ加工により形成されずに、金属平板の打
ち抜きにより形成された剪断面を半田接続面としてい
る。このため、曲げ加工によるバネ性が生じることは無
く、半田接続面の位置が均一になり、基板に良好に半田
接続できる。
【0012】また、第2のコンタクトは、接触部の金属
平板面がタイン部の延びる方向に向くように接触部とタ
イン部との間で折り曲げられ、かつタイン部の金属平板
面を互いに向き合わせて第2の絶縁ハウジングに配列さ
れている。この接触部と第1のコンタクトの接触部との
接触圧は第1のコンタクトが剪断面を接触面としている
ためこの第1のコンタクト側に担わせることができ、し
たがって第2のコンタクトの接触部にバネ性をもたせる
必要はなく、この第2のコンタクトの接触部の金属平板
面の、配列方向の幅は、前述した、コンタクトどうしの
位置ずれを吸収できる程度のかなり狭い幅であってよ
く、したがって従来の金属平板面どうしを接触させるタ
イプに比べコンタクトの配列ピッチを狭くすることがで
き高密度化が可能である。また、半田接続面は曲げ加工
により形成されずに、このタイン部の剪断面のうちの一
面を半田接続面としているため、上記第1のコンタクト
と同様に曲げ加工によるバネ性が生じることは無く、基
板に良好に半田接続できる。
【0013】上記第1及び第2のコンタクトを多極化し
て一対のコネクタを構成した場合、このコンタクトの配
列ピッチのずれが累積し相手コネクタのコンタクトとの
間でコンタクトどうしの位置ずれが生じたときであって
も、第1及び第2のコンタクトのそれぞれの電気的接触
面が幅の狭い剪断面及び幅の比較的広い金属平板面で形
成されているため、この剪断面と金属平板面との接触は
保たれる。このため、配列ピッチのずれの累積により電
気的接触の信頼性は低下せず、多極コネクタにすること
ができる。
【0014】
【実施例】本発明のコネクタの一実施例を、図面を参照
して説明する。図1は第1のコネクタの概略構成を示す
概略図であり、(a)は側面図、(b)は(a)のA−
A矢視図、(c)は平面図である。第1のコネクタ10
には、第1の絶縁ハウジング12とこの第1の絶縁ハウ
ジング12の長手方向に配列された複数の第1のコンタ
クト14とが備えられている。
【0015】第1の絶縁ハウジング12には、第1のコ
ネクタ10が取り付けられる基板(図示せず)上の位置
を決めるための位置決め用ボス16、基板に第1の絶縁
ハウジング12を固定するハウジング固定金具18が備
えられている。このハウジング固定金具18の固定部1
8aは、その底面部分が半田付けされることによりハウ
ジング12を基板に固定する。この固定部18aは、図
1(c)に示すように、第1の絶縁ハウジング12の長
手側に設けられている。このため、第1のコネクタ10
の長手方向の長さが不必要に長くなることがない。ま
た、固定部18aの半田付けされる底面部分が、後述す
る半田接続面14cと同様に第1の絶縁ハウジング12
の長手側に配置されるため、半田接続の検査をカメラ等
で行う際には、第1の絶縁ハウジング12の長手側を観
察するだけで済み、第1の絶縁ハウジング12の短手側
の観察は不要となる。このため、迅速に半田接続の検査
が行える。また、第1の絶縁ハウジング12には、後述
する第2の絶縁ハウジングのインデント22a(図4参
照)と係合するディテント12aが形成されている。こ
のインデント22aとディテント12aは、後述する図
7〜図9に示すように、第1のコネクタ及び後述する第
2のコネクタが互いに嵌合される際に互いに係合し、第
1及び第2のコネクタをロックする。従って、第1及び
第2のコネクタをロックするためのロック部材を別途備
える必要がない。しかも、このインデント22aとディ
テント12aが互いに係合される際にはクリック感があ
る。このため、第1及び第2のコネクタがロックされた
ことが作業者に容易にわかる。
【0016】第1のコンタクト14は金属平板の打ち抜
きにより形成され、この金属平板の平面を受け継ぐ金属
平板面14aが互いに向き合わされて、第1の絶縁ハウ
ジング12に配列されている。また、この第1のコンタ
クト14は、金属平板の打ち抜きにより形成される剪断
面で形成された、後述する第2のコネクタとの間の電気
的接触を担う接触面14bと、基板と半田付けされる半
田接続面14cとを有している。半田接続面14cが剪
断面で形成されているため、曲げ加工により半田接続面
を形成した従来のコネクタのように半田接続面の部分に
曲げ加工によるバネ性が生じることが無い。このため、
半田接続面14cの位置が不均一になることが無く、良
好な半田付けが行える。また、後述する図7に示すよう
に、第1のコンタクト14の半田接続面14c近傍の部
分は、絶縁ハウジング12に密着して隙間が無い。この
結果、半田接続の際のフラックスが接触面14bに上が
ってくるフラックス上りを防止できる。
【0017】次に図1に示す第1のコネクタ10と互い
に嵌合する第2のコネクタについて、図面を参照して説
明する。図2は第2のコネクタの概略構成を示す概略図
であり、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B矢視
図、(c)は底面図、図3は図2(c)に示す第2のコ
ネクタの図2(c)における右側端部を示す部分拡大
図、図4は図3のC−C断面図である。
【0018】第2のコネクタ20には、第2の絶縁ハウ
ジング22とこの第2の絶縁ハウジング22の長手方向
に配列された複数の第2のコンタクト24とが備えられ
ている。第2の絶縁ハウジング22の構成は、図1に示
す第1の絶縁ハウジング12の構成に似ており、この第
2の絶縁ハウジング22には、第2のコンタクト20が
取り付けられる基板(図示せず)上の位置を決めるため
の位置決め用ボス26、基板に第2の絶縁ハウジング2
2を固定するハウジング固定金具28が備えられてい
る。このハウジング固定金具28の固定部28aは、そ
の底面部分が半田付けされることにより基板に固定され
る。この固定部28aが設けられる位置や、この位置に
よる半田接続の検査の迅速化という効果は、図1に示す
第1の絶縁ハウジング12の場合と同様である。また、
第2の絶縁ハウジング22には、前述した第1の絶縁ハ
ウジングのディテント12aと係合するインデント22
aが形成されている。このインデント22aとディテン
ト12aによる効果は、前述のとおりである。
【0019】第2のコンタクト24は、図5、図6を参
照して後述するように、金属平板を打ち抜いて一部を曲
げ加工することにより形成される。この第2のコンタク
ト24は、この第2のコンタクト24の半田接続面24
cを有するタイン部の金属平板面24aが互いに向き合
わされて、第2の絶縁ハウジング22に配列されてい
る。また、第1のコネクタ10との電気的接触を担う接
触面24bが、曲げ加工により、金属平板面のうちの一
面で形成されている。この接触面24bは、第1のコン
タクト14の接触面14bとの間の位置ずれを吸収でき
る程度の幅さえあればよく、したがってコンタクトの配
列ピッチを狭くできる。また、半田接続面24cは金属
平板の打ち抜きにより形成される剪断面で形成されてい
る。このため、前述の第1のコンタクト14(図1参
照)の場合と同様に、良好な半田付けが行える。また、
後述する図7に示すように、第2のコンタクト24の半
田接続面24cの近傍の部分は、絶縁ハウジング22に
密着して隙間が無い。このため、前述の第1のコンタク
ト14(図1参照)の場合と同様に、フラックス上りを
防止できる(図7参照)。
【0020】図5、図6を参照して、金属平板を打ち抜
き曲げ加工を行って第2のコンタクト24を製造する工
程を説明する。図5は金属平板を打ち抜いて面取りを行
い切り込みを入れた状態を示す平面図、図6は切り落と
される部分を省略して図5に示すコンタクトを折り曲げ
た状態を示した、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図、(d)は(c)のE−E断面図であ
る。
【0021】先ず、図5に示すように、第1のコネクタ
10との電気的接続を担う嵌合方向(矢印Dの方向)に
延びる接触部24Aと、基板(図示せず)に半田接続さ
れる半田接続面24cが形成されたタイン部24Bを有
する形状に金属平板が打ち抜かれ、嵌合を容易にするた
めの面取り部24dが形成される。続いて、接触部24
Aの金属平板面が紙面に対して直角になるように、接触
部24Aとタイン部24Bとの間の切り込み24eを利
用してこれらの接触部24Aとタイン部24Bとの間が
折り曲げられる。これにより、接触部24Aの金属平板
面のうちの一面が第1のコネクタ14との間の電気的接
触を担う接触面24bとして形成され、タイン部24B
の剪断面のうちの一面が基板と半田付けされる半田接続
面24cとして形成される。また、図5に示すように第
2のコンタクトの接触面24bの幅は比較的広いため、
コンタクトの配列ピッチがずれてこのずれが累積して
も、一定の範囲までは第1及び第2のコンタクト14、
24のそれぞれの接触面14b(図1参照)、24bの
電気的接触は保持される。このため、電気的接触の信頼
性が低下することはなく、多極化が可能である。尚、金
属平板を打ち抜いた時点においては、図5に示すように
複数のコンタクト24が同時に形成され、これら複数の
コンタクト24は保持部25(図5参照)により互いに
接続されているが、この保持部25は図6(b)に示す
ように、最終的には切り落とされる。
【0022】次に図7〜図9を参照して、上記した第1
及び第2のコネクタ10、20が互いに嵌合される工程
について説明する。図7は嵌合初期の状態を示す断面
図、図8は嵌合途中の状態を示す断面図、図9は嵌合が
終了した状態を示す断面図である。第1のコネクタ10
には半田接続面14cに、第2のコネクタ20には半田
接続面24cにそれぞれ基板が取り付けられているが、
図7〜9には記載されていない。
【0023】図7に示す状態から、互いに嵌合する方向
へ移動し、第1の絶縁ハウジング12が第2の絶縁ハウ
ジング22内に挿入される。すると、図8に示すよう
に、第1のコンタクト14の接触面14bを含む部分
が、第2のコンタクト24の接触面24bの先端部によ
って絶縁ハウジング12a側に押し広げられる。このよ
うに接触面14bの部分が押し広げられ、そのバネ性で
接触面14bが接触面24bに所定の強さで当接し、こ
れにより確実に電気的接触が図られる。また、接触面2
4bは金属平板面で形成されており滑らかな面となって
いるため、嵌合離脱は容易に行える。嵌合が終了した状
態では、図9に示すように、インデント22aとディテ
ント12aにより、第1及び第2の絶縁ハウジング1
2、22が互いにロックされるため、前述のように係合
部材を別途備える必要がない。また、このロック時に、
クリック感があるため、作業者はロックが終了したこと
を容易に判断できる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のコネ
クタによれば、比較的広い金属平板面を第2のコンタク
トの電気的な接触面としたため、コンタクトの配列ピッ
チがずれてこのずれが累積しても、一定の範囲までは第
1及び第2のコンタクトのそれぞれの接触面の電気的接
触は保持される。このため、電気的接触の信頼性が低下
することはなく、コンタクトの多極化が可能である。
【0025】また、第1のコンタクトは金属平板面が互
いに向き合わされて、第1の絶縁ハウジングに配列され
ているため、この第1のコンタクトにバネ性をもたせる
ことができ、第2のコンタクトの接触面は、位置ずれを
補償するだけの幅があればよく、したがってコンタクト
の配列ピッチを狭くでき高密度化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のコネクタの構成を示す概略図であり、
(a)は側面図、(b)は(a)のA−A矢視図、
(c)は平面図である。
【図2】第2のコネクタの概略構成を示す概略図であ
り、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B矢視図、
(c)は底面図である。
【図3】図2(c)に示す第2のコネクタの図2(c)
における右側端部を示す部分拡大図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【図5】金属平板を打ち抜いて面取りを行い切り込みを
入れた状態を示す平面図である。
【図6】図5に示すコンタクトを折り曲げた状態を示し
ており、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側
面図、(d)は(c)のE−E断面図である。
【図7】嵌合初期の状態を示す断面図である。
【図8】嵌合途中の状態を示す断面図である。
【図9】嵌合が終了した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 第1のコネクタ 12 第1の絶縁ハウジング 14 第1のコンタクト 14b、24b 接触面 14c、24c 半田接続面 20 第2のコネクタ 22 第2の絶縁ハウジング 24 第2のコンタクト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合する第1及び第2のコネクタ
    から成る一対のコネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、 第1の絶縁ハウジングと、 金属平板の打ち抜きにより、嵌合方向に延びる剪断面が
    前記第2のコネクタとの間の電気的接触を担う接触面、
    及び該接触面に直交する方向に延びる剪断面が基板に半
    田付けされる半田接続面として形成され、金属平板の平
    面を受け継ぐ金属平板面を互いに向き合わせて前記第1
    の絶縁ハウジングに配列された複数の第1のコンタクト
    とを備え、 前記第2のコネクタが、 第2の絶縁ハウジングと、 前記第1のコネクタとの電気的接続を担う嵌合方向に延
    びる接触部、及び基板との半田接続を担う、該接触部の
    延びる方向に対し直角方向に延びるタイン部を有する形
    状に金属平板が打ち抜かれると共に、前記接触部の金属
    平板面が、前記タイン部の延びる方向に向くように前記
    接触部と前記タイン部との間で折り曲げられ、前記接触
    部の金属平板面のうちの一面が前記第1のコネクタとの
    間の電気的接触を担う接触面、及び前記タイン部の剪断
    面のうちの一面が基板と半田付けされる半田接続面とし
    て形成され、前記タイン部の金属平板面を互いに向き合
    わせて前記第2の絶縁ハウジングに配列された複数の第
    2のコンタクトとを備えたことを特徴とする一対のコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジングと、 嵌合される相手コネクタとの電気的接続を担う嵌合方向
    に延びる接触部、及び基板との半田接続を担う、該接触
    部の延びる方向に対し直角方向に延びるタイン部を有す
    る形状に金属平板が打ち抜かれると共に、前記接触部
    の、金属板の平面を受け継ぐ金属平板面が、前記タイン
    部の延びる方向に向くように前記接触部と前記タイン部
    との間で折り曲げられ、前記接触部の金属平板面のうち
    の一面が嵌合される前記相手コネクタとの間の電気的接
    触を担う接触面、及び前記タイン部の剪断面のうちの一
    面が基板と半田付けされる半田接続面として形成され、
    前記タイン部の金属平板面を互いに向き合わせて前記絶
    縁ハウジングに配列された複数のコンタクトとを備えた
    ことを特徴とするコネクタ。
JP26155292A 1992-09-30 1992-09-30 コネクタ Withdrawn JPH06111894A (ja)

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